2011年1月 3日 (月)

バルサ×エスパニョール 00-01 Liga 第14節

バルサ 4-2 エスパニョール

【得点】
B:リバウド2(14分、57分PK)、チャビ(43分)、ルイスエンリケ(60分)
E:ポッセ(52分)、アルテアガ(88分)

【メンバー】
バルセロナ:レイナ、ガブリ、アベラルド、フランク デ ブール、セルジ(C)、チャビ、コクー(71分、ジェラール)、シモン(HT、オーフェルマルス)、ルイス エンリケ、リバウド(59分、グァルディオラ)、クライフェルト
SUB:バルデス、プジョル、プティ、アルフォンソ

エスパニョール:モラ、ナバス、ソルデビジャ、ポチェッティーノ、ロジェール・ガルシア(トレド)、セルヒオ、ガルカ、トニ・ベラマサン、アルテアガ(C)、デルカス(ポッセ)、ラウールタムード(セラーノ)
SUB:アルヘンス、クリストパル、イバンディアス、モラレス


【感想】
年末年始で暇なので、昔のバルサの試合をピックアップです。
今回は2000年12月の試合。
もうかれこれ10年も前の試合ですわ。
なのでペリコに当時在籍していて今も所属している選手は1人もいません。
現役続けてる選手は何人かいますが、セルヒオにしてもデポルで一時代を築いた後は今レバンテにいてるし、タムードは昨季までいましたが今季追われるようにしてラレアルへ。
バルサはチャビ、バルデス、プジョルが未だにバリバリでやってますが、むしろこれだけ多い方が特殊かな?
なにせペップとポチェッティーノは、それぞれ監督やってますからね。

さて試合自体はカタルーニャデルビーの重々しさもなく、バルサの圧勝でした。
ペリコからは強さを微塵も感じませんでした。
試合を支配し、ボールを支配し、サイドを崩し、中央を突破し、で余裕の完勝。

得点もキレイなのが多かったね。
先制点のクライフェルトからのスルーパスを受けたリバウドのゴールが、まずは御見事。
クライフェルトは狭い所を良く通しましたよ。
やっぱり彼はセンスの塊。
今振り返ってみても得点を取る能力よりも、得点を取らせる能力の方が高かったんではないでしょうか?
この日も簡単なシュートは外してましたが、難しいパスや難しいドリブルは何度も成功させていましたからね。

2点目のチャビのミドルシュートも爽快でしたね。
相手のクリアをダイレクトで叩き込む、っていう選手なら一度はやってみたいプレー。
「チャビのこれまで」みたいなVTRでは必ず出てくるゴールなんで、観たら思い出す人も多いでしょう。
まぁそれぐらいチャビにとっても、カタランデルビー的にも記録にも記憶にも残るスカッとしたゴールでした。

3点目のPK判定はいささか厳しい気もしましたが、クライフェルトのドリブルが勝ったって事で。
ただリバウドのPKは豪快で、これも気持ちが良いもの。
リバウドも結構ドリブルが冴え渡ってましたね。
交代には不満げでしたが、余裕の展開やったし良いんじゃないでしょうか。

そして最も美しかったゴールが4点目。
コクーのスルーパスを受けたクライフェルトがエリア内へ侵入。
GKを吊り出してヒールキックでバックパス。
これをダイレクトでエンリケ兄貴がゴールへネジ込みました。
GKがいないゴールだったとはいえ、距離もあったしカバーリングのDFも来ていたので非常に難易度高しですよ。

と、華麗なゴールショウでの圧勝劇。
71分以降は、ペップ、チャビ、ジェラールのカタラン人3人で中盤を構成するというデルビーならではな布陣で観るものも湧かせていました。
こういうのは盛り上がるよね。

個人的に一番盛り上がったのは、オーフェルマルスの登場なのは言うまでもありませんが。
シモンが故障したみたいで後半頭から登場。
途中消えまくってる時間帯もありましたが、キレのあるドリブル、正確なパス、鋭いクロスで楽しませてくれました。

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2009年7月21日 (火)

ミラン×バルサ 00-01 CL 1次GL第4節

ミラン 3-3 バルサ
G:アルベルティーニ2(26分、39分(直接FK))、ホセマリ(45分)  リバウド3(19分(直接FK)、43分(直接FK)、68分)


ACミラン(3-4-3):12アッビアッティ、5コスタクルタ、25ロッキ・ジュニオール、3マルディーニ(C)、8ガットゥーソ、4アルベルティーニ、23アンブロジーニ、77ココ、11ホセ・マリ(69分、10ボバン)、20ビアホフ、7シェフチェンコ
Sub:32ヂーダ、2ヘルベグ、18.レオナルド、21ジュンティ、24グーリー、26サーラ


FCバルセロナ(3-2-3-2):1デュトルエル、24プジョール、5アベラルド、17プティ(25分、2レイツィハー)、16チャヴィ、8コクー(HT、3F・デブール)、20シモン、21ルイス・エンリケ、12セルジ(C)、7アルフォンソ(62分、19ダニ)、10リバウド
Sub:25アルナウ、6デ・ラ・ペーニャ、15リトマネン、18ガブリ

シーズンオフなんで、バルサTVで過去の試合をプレイバックであります。
今回は9年前のCL。
セラ フェレール政権でイマイチだった頃のバルサですわ。
このCL1次グループステージでも開幕戦で勝ったきり勝ち点すら取れず連敗。
前の節ではカンプノウでミランに負けてしまってます。
その雪辱戦となっていたであろう折り返しのこの試合。
結果的には意地を見せた格好になってますが、「リバウド頼み」なのよね〜。
全てがリバウドで始まりリバウドで完結しておりました。
ペップ、クライフェルト、オーフェルマルスといった怪我で出場出来なかった違いを作れるタレントがいれば、多少は展開も変わったかもしれんけどね。
まぁリバウドがスペシャル過ぎますよ。
2つFK決めたんですが、そもそもが2つ共リバウドが獲得したものなんですよね。
しかも個人技で。
んでもって1本目は壁の下を抜くサブマリン弾丸ショットで、2本目は壁の上を巻いて落とす芸術的なもの。
どちらもスピードが半端無く、尚かつキックまでのフォームが一緒だからアビアーティでも止める事は出来ませんよ。
素晴らしすぎます。

でもリバウドの奮闘空しくバルサは逆転されちゃうんですよね。
ただリバウドは諦めません。
セルジのクロスをド根性ダイビングヘッドで合わせてハットトリック達成と共に貴重な同点ゴール。
神過ぎるよ。ってか他の皆も頑張れ〜。
アルフォンソ前線で存在感無さすぎるよ!
3-2-3-2っつうか、3-4-1-2つうか、3-4-2-1的な布陣もどうかと思いましたよ。
サイド攻撃も中央突破もどれも中途半端やったからね。
ザッケローニミランが3-4-3できてたから、どうしても中盤の選手が最終ラインカバーせなアカンしね。
シェヴァはプジョルやライジハーが良く抑えていたと思いますが、シェヴァだけのチームじゃないしね。

この試合バルサにとって不運だったのは、リバウドの先制点直後の衝突事故。
プティとコクーが激突してしまったのですが、これでプティは負傷交代。
気合で戦ったコクーも前半だけでアウト。
2人も交代枠使わざるを得なかったのも痛いけど、2人がピッチ外で治療受けてる間にデミにミドルを叩き込まれて同点に追い付かれてしまったのも痛かった。
11人×9人やもんね。
これで先取点の勢いが消えるどころか、相手に流れもってかれちゃったし。
まぁデミのシュートは美しかったけどね。
リバウドとFK合戦みたいになったのもオモロかったし。

あと、この日のバルサTVはゲストが名波だったんですが、「日本にも発煙筒を」って発言はチョット意外でした。
日本では禁止されてる事項を公共の電波で奨励するような発言をするとはね。
「やべっちFC」で言うのと「バルサTV」で言うのとじゃ影響力の差はあるとは思いますが、どちらも公共ですからね。
しかも「選手からしたらボールが見えにくくなる」という経験がありながらも、の発言ですからね。
いや個人的には名波好きなので、全然OKなんですが意外やったっていうだけです。

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2009年3月29日 (日)

ビジャレアル×バルサ 00-01 Liga 第29節

ビジャレアル 4-4 バルサ
G:ビクトル2(10分、19分)、カジェハ(17分)、ホルヘ ロペス(64分)
クライフェルト3(37分、53分、90+2分)、リバウド(60分)

ビジャレアル(4-4-2):1ロペス バジェホ、20チャビ ロカ、5キケ メディーナ(C)、16キケ アルバレス、3アルアバレーナ、17アモール、6ガルシア、18ホルヘ ロペス、22カジェハ(55分、15タセフスキー)、23パレルモ(84分、9モイセス)、21ビクトル(89分、8クライオベアヌ)
SUB:13ウナヌア、12ハイメ、14ガルバン、19シェロット 監督:ビクトル ムニョス

バルサ(4-2-3-1):35レイナ、18ガブリ(HT、20シモン)、2ライジハー、3F.デ ブール、12セルジ(HT、24プジョル)、4グァルディオラ(C)、8コクー、21ルイス エンリケ、10リバウド、11オーフェルマルス(71分、6デ ラ ペーニャ)、9クライフェルト
SUB:1デュトルエル、16チャビ、17プティ、19ダニ  監督:セラ フェレール

今週は代表ウィークで試合も無いので、過去の試合をプレイバックであります。
今から8年前の試合ですね。
なんでもこの試合がバルサにとってはエルマドリガル初見参だったみたいです。
彼の地では、あんまり楽に勝った記憶が無いのですが、果たしてデビューマッチからそうでした。

いきなりの3失点。
前半20分までにですからね。
もうリアルタイムで観てたら、匙を投げてる試合ですね。
バルサTVでの再放送なんで、ここからバルサが粘りを見せるのは明白だったけど。
しかしながら3失点共にアッサリと献上してしまったのは如何なもんか。
バジャドリのイメージが強いビクトルが技術の高さを示しての2得点、と良い風にも書けますが、3失点目なんてペップの完全なミスやからね。
2失点目もバタバタしまくりで完璧に崩されてたし。

でもビジャレアルのディフェンスも良くなかった。
だからこそ4-4の試合になったんですけどね。
クライフェルトがCKからダイビングヘッドで決めた追撃の1点目。
これは仕方無い気がしましたが、その後はDFラインのウラを取られまくり。
あと大量リードでチェックも甘くなってたしね。
2点目なんてエンリケ兄貴がいとも簡単にドリブル突破した事によって産まれた得点でしたから。
3点目のリバウドの胸トラップからのジャンピングボレーも防ぎようがない気がしますが、結局フィニッシュのカタチは違えどロスタイムのクライフェルトの同点弾も同じ様なカタチ。
他にも似たような場面は何回かあって、クライフェルトはハットトリックながらも自分自身で「5点は決められた」と話す程の悔いが残る出来。
だって普通アウェイでロスタイムに同点に追い付いたら、かなりの歓喜の輪が出来そうなものなのに雰囲気としては「ようやく追い付けた」って感じでしたからね。
それだけ決めなきゃいけないチャンスを外しまくってた、って事ですよ。
やはりクライフェルトの決定力の低さは、こういう試合観る度に露見しますね。
まぁリバウドもPK外したけど。
あとペップも結果的には3アシストですが、ミスから2点を献上したので印象としては悪いよね。
チームとしても、後半頭から両ラテラルを代えて攻撃的にいった事でエンパテに持ち込めた、というよりはむしろ最初からしっかりと戦っていれば楽に勝てたんじゃないかと。
ある意味バルサらしい試合でしたけどね。

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2008年12月28日 (日)

バルサ×バレンシア 00-01 Liga 第38節

バルサ 3-2 バレンシア
G:リバウド3(3分、45+1分、88分)  バラハ2(25分、46分)

バルサ(3-4-3):1デュトルエル、24プジョル、3F デ ブール、12セルジ、4グァルディオラ(C)(65分、17プティ)、18ガブリ、8コクー、10リバウド、9クライフェルト(77分、23ゼンデン)、20シモン(HT、16チャビ)、11オーフェルマルス
SUB:35レイナ、2ライジハー、6デ ラ ペーニャ、7アルフォンソ

バレンシア(4-2-3-1):1カニサレス(C)、20アングロマ、12アジャラ、2ペジェグリーノ、16F アウレリオ、23アルベルダ、19バラハ、10アングロ、22アイマール(84分、5ジュキッチ)、18キリー(69分、14ビセンテ)、7カリュー(86分、11イリエ)
SUB:25パロップ、15カルボーニ、17ファン サンチェス、21ミジャ


これは歴史に残る試合であります。
バルサTVでこれをやるのも当然、っていうかこれをやらなくて何をやる?ぐらいの勢いですよね。
伝説のリバウド大先生ハットトリック試合です。
試合前の状況としては、バレンシア4位、バルサ5位。
バレンシアは引き分け以上で4以上つまりCL権獲得が決定し、一方のバルサは勝たなくては5位以下が決定してしまいます。
という「勝てば天国、負ければ地獄」試合なんですね。
そりゃ燃えるでしょ、んでそういう試合でのハットトリック&ゴラッソ3連発だったのでリバウドは大聖人として崇められた訳であります。
やっぱりゴールの価値ってのは、その試合の重要性で決まりますからね。

さて試合経過を、ざっと振り返ってみます。
まずはバルサが幸先良く開始3分に先制します。
リバウドがFKを直接決めたのですが、このシュートの速さと正確性っていったらもう!!
バレンシアも負けじとアイマールのCKからバラハが頭で合わせて同点に追い付きます。
勝たなければいけないバルサは前半ロスタイム、またもリバウドが個人技で決めて試合の流れを引き寄せます。
今度はミドルシュートを突き刺しました。
シュートを放った後に倒れ込んでしまう程の振り抜きでしたからね。
これもカニサレスは責められませんよ。
バルサがリードして前半を終了。
しかしながら、バレンシアも必死。
現在リバプールのアウレリオ君のセンタリングを、またもバラハが頭で決めて試合を振り出しに戻します。
後半始まって直後の出来事でした。
粘るバレンシアに苦しむバルサ。
このシーズンここまで5位という成績が表すように、実際試合内容は芳しいものではありませんでした。
クライフェルトは仕事出来ないし、中盤も機能していない。
サイドアタック重視のシステムなのに、そこを使う意図もあんまり見られず。
何故かシモンを代えてチャビを入れたりするしね。
この日がバルサラストマッチのペップも何故か途中交代。
しかもプティに代えるという意図の不明さ。
代わりにFWを入れたりする訳でもなく、勝たなければいけない状況でペップよりも守備的なプティを入れる必要性が解らない。
しかもペップは最期の試合なんですよ。
感傷的になる訳ではないですけど、代えてはいけない選手の1人な筈。
別に出来が悪かった訳でも無いし。
それに4-2-3-1のバレンシア相手に3バックってのは噛み合わせが悪過ぎる。
カリューを見るのに3人もいらないわりに、相手サイドのアングロとキリーを見るべき人間が誰もいない。

バレンシアも良いチームだしね。
なにせ2年連続CLファイナリストだった頃のチームですから。
アジャラは誰も観てないと解って平気で肘打ちするし、アイマールも若く活力に溢れてるし、キリーは抜群だし。

結果を知らないで観ていたら絶望的な気持ちになっていたであろう、そんな終了間際でした。
何も無い所からでも何かが出来る男、いや漢。
それがクラックと呼ばれる所以です。
それをリバウドは証明してみせました。
デブール兄さんの浮き球パスが出た時点では得点の臭いは0。
リバウドがトラップした時点でも、まだ10も無かった筈。
それがいきなりのバイシクルで、次の瞬間にはカニサレスが伸ばした手も届かいていないのです。
爆発するスタンド、歓喜に湧くピッチ、そして絶叫するガスパー。
有名な映像です。
しかしながら、やはり90分の試合の流れの中で観ると判っていても鳥肌が立ちました。
すげーよリバウド!やっぱ好きだよリバウド!!!

試合全体としては抜群にオモシロい試合!って訳ではなかったけど、やっぱ最後の瞬間を味わうだけでも価値がある試合ですね。
それにペップの最期っていうクレにとっては、大変意義がある試合でもあるし。
まぁ観て良かったよ。

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バルサ×マドリー 00-01 Liga 第6節

バルサ 2-0 マドリー
G:ルイス エンリケ(26分)、シモン(79分)

バルサ(4-4-1):1デュトルエル、2ライジハー、5アベラルド、8コクー、24プジョル、12セルジ(C)、16チャビ、20シモン、21ルイス エンリケ(73分、7アルフォンソ)、10リバウド(86分、14ジェラール)、19ダニ(66分、3F デ ブール)
SUB:25アルナウ、6デ ラ ペーニャ、18ガブリ、28サンタマリア
監督:セラ フェレール

マドリー(4-2-3-1):25カシージャス、15ジェレミ、4イエロ(C)、18カランカ、3ロベルトカルロス、24マケレレ(73分、9モリエンテス)、20セラデス、10フィーゴ、14グティ(57分、11サビオ)、17ムニティス、7ラウル
SUB:1セサル サンチェス、12イバン カンポ、6エルゲラ、8マクマナマン、21ソラーリ
監督:デル ボスケ


さて因縁のクラシコです。
2000年代以降では、この時のクラシコが最も憎悪にまみれていたんじゃないかな?
なにせフィーゴが移籍した直後のシーズンですからね。
このシーズン以降も、色々なモノを投げられたり、途中で試合が中断になったりとかありましたが、
やっぱクレの怒りはこの時が最も高かった筈。
クレーム処理の鉄則として「時間をおく」というのがありますが、この時のフィーゴは正に時間をおけていない状態でしたから。

とにかくブーイングが凄かった。
怒りに満ちた横断幕も半端なかった。
それでプレーし続けたフィーゴは、やっぱ偉大だなと改めて思う部分もありますけどね。
流石にCKは蹴らんかったなぁ。
後々のシーズンではCKを蹴ったばかりにエライ目に遭わされたりもしたけど、この時は流石に自重してましたね。

いや〜、色んな意味でエゲツない試合でしたね。
もう試合展開は観る前から知ってたんですよ。
プジョルがスッポンマークでフィーゴを完封した事も。
元マドリーのルーチョが先制点を決め、フィーゴの後継者と目されたシモンが追加点を決めた事も。
それぐらいに、この試合は色んな所で語り草になってますからね。
ただ、試合自体を90分間観るのは今回が実は初めてで、それはそれは凄く楽しみでしたよ。
そして期待に応えてくれたよ、クラシコは。
これは間違いなく永久保存モノです。

プジョルは伝えられていたとおりにフィーゴにベタ付きでしたね。
上のメンバー表にも敢えて4-4-1と1人少なく書いてますが、それぐらいにプジョルはポジション関係無く付いて行ってました。
こんなマンマーク、最近では全く観られなくなりましたね。
フィーゴが左サイドとか真ん中の後ろとかに移動した際は、セルジが下がって左SBの位置を埋めてましたね。
でもそれ以外の場面はセルジは基本的に左サイドハーフ。
だったので、左からの攻撃力は少し見劣りしていましたね。
でもマドリーもフィーゴを封じられて攻撃に迫力が無かったので、これはバルサの作戦勝ちと言えるでしょう。

っていうか、バルサもといクレにとって、この日の最悪のシナリオはフィーゴが活躍してバルサが負ける事やからね。
もしくはバルサは勝ったけれども、フィーゴが点決めちゃったとか。
その次にフィーゴは消えてたけどマドリーが勝った、ぐらいの最悪順位だった筈。
としたら、このマンマーク作戦は至極当然の選択ですよね。

いや〜、なんかすっごいパワーを使っちゃった試合でしたわ。
ある意味疲れた疲れた。

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2008年12月13日 (土)

バルサ×ビルバオ 00-01 Liga 第21節

バルサ 7-0 ビルバオ
G:ルイスエンリケ3、コクー2、アベラルド、オーフェルマルス

バルサ:35レイナ、18ガブリ、5アベラルド、3フランク デ ブール、12セルジ、4グアルディオラ(C)(16チャビ)、8コクー(14ジェラール)、21ルイス エンリケ、10リバウド、11オーフェルマルス(7アルフォンソ)、9クライフェルト
SUB:1デュトルエル、2ライジハー、17プティ、19ダニ   監督:セラ フェレール

ビルバオ:1ラフエンテ、11ラクルス、21ララインサル、3オスカル バレス、10ララサバル、6ウルティア、24オルバイス、17エチェベリア、8ゲレーロ(C)、16ジェステ、20ウルサイス
SUB:25アランスビア、5フェリペ、7イマス、14リオス、18アルキサ、27デルオルノ、37クエジャル   監督:ロホ


クラシコを前にして高まる気持ちを抑えるべく、過去の試合をチェックです。
しっかしとんでもない大勝ゲームでしたね。
ポンポンポンポンパスが繋がり、ポンポンポンポン点が入りました。
前半だけで6点ですからね。
不当なオフサイドで取り消されてしまったエンリケ兄貴の4点目もカウントすると、実に7回もゴールマウスにボールが吸い込まれていきました。
いや〜、とんでもない試合でした。
とにかくパスが通る通る。
左サイドで大好きなオーフェルマルスが絶好調だったのも、大量得点の要因でしょう。
結局アシスト2つにゴール1つですか。
リバウドやペップから簡単にスルーパスが通り、オーフェルが切り裂き、中盤から飛び出したコクーやエンリケ兄さんが中で簡単に決めるというパターンが繰り返されました。
セットプレーからデブール兄がオシャレヒールで繋ぎ、アベラルドが空のゴールに決めるという異色なのもありましたけどね。
ペップやリバウドにとっては、ビルバオのDFラインは緩過ぎたでしょうね。
エンリケ兄貴にとってはオイシ過ぎる試合だったでしょうね。
いや〜、ゴールの詳細を書くのも憚れるぐらいなゴールSHOWでしたよ。
そんな中でクライフェルトだけが厄日。
GKと1対1のチャンスも何回かあってんけどね。
簡単なのは決められない仕様なので、仕方無いです。
コクーへの見事なアシストとかは、流石だったんですけどね。

後半オーフェルのミドルシュートによる1点だけだったのは、まぁしょうがないでしょ。
前半で大量得点した試合の後半なんて、まぁこんなモンです。

ビルバオには貴公子ゲレーロや若き日のジェステ、それからエチェベリアやウルサイスと書ききれない魅力的な選手が一杯いたのですが、残念ながら彼等が輝く試合ではありませんでした。
ブレイク前のデルオルノ君もベンチにいてますがね。
そういえばチェルシー移籍以降デルオルノ君は、パッとしないですね・・・。

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2008年8月22日 (金)

バルサ×リーズ 00-01 CL1次グループH 第1節

バルサ 4-0 リーズ
G:リバウド(10分)、F デ ブール(20分、直接FK)、クライフェルト(75分、84分)

バルセロナ:1デュトルエル、5アベラルド、3F デ ブール、12セルジ(C)、14ジェラール、8コクー(54分、17プティ)、20シモン、10リバウド(73分、7アルフォンソ)11オーフェルマルス、19ダニ(65分、デラペーニャ)、9クライフェルト
SUB:25アルナウ、2レイツィハー、32F ナバーロ、28サンタマリア  監督:セラ フェレール

リーズ・ユナイテッド:1ナイジェル・マーティン、2ケリー、22デュベリー、5ラデベ(90分、24ヘイ)、18ミルズ、11ボウヤー、14マックフェイル(73分、38ハックワース)、4ダクール、3ハート、8ブリッジズ、17スミス
SUB:13ロビンソン、12ハッカビー、20ジョーンズ、25バーンズ、31エヴァンズ   監督:オレアリー


正直ね、試合前楽しみにしていたのはリーズの方。
だってこのシーズンのヤングリーズはミラクルな結果を残しましたからね。
ベスト4ですよ!!CLで!!!

だから見慣れたバルサよりもむしろ、あまり観る機会が無いリーズの方に期待していました。
しかしながら、メンバーを見てまずガックリ。
ファーディナンドもウッドゲイトもヴィドゥカもキューウェルもロビーキーンもいねぇ・・・。
それでもハートやスミスやボウヤーやダクールやミルズはいるしな!!と思い気を取り直して観戦。

だったのですが、試合は一方的なバルサペースでした。
結論から申し上げますと、リーズの良かった所なんて数える程、っつうか思い出すのも大変なぐらい。
最初はリーズに期待していましたけれども、オーフェルがケリーをブチ抜いた瞬間からクレの血が騒ぎ、リバウドがネットを揺らすともう心は完全にバルサに傾いてしまいました。

っていうか、この日のバルサは最高すぎ!!!!!
解説のヒロミも言ってたけど、バルサは悪い所が無く、リーズは良い所が無かったです。
正にそんな試合でした。
だから滅茶苦茶楽しめましたよ。
これはもう永久保存版です。
なにせオーフェルがキレッキレやったからね。
縦に中にパスにシュートにクロスにと、もう縦横無尽って言葉じゃあらわせないぐらいでしたよ。
これ加入したてのシーズンで、リーガもまだ開幕したばっかりやってのに、なんであんなにフィットしてたのでしょ?
直前のEUROでも激闘を繰り広げたのにね。コンディション悪いのが普通やと思うねんけど。

まぁそのおかげで楽しめましたよ。
やっぱこの時代のオランダ代表とかバルサは好きな選手が多過ぎます。
リバウドのまたぎフェイントからの先制弾も、フランク兄さんの弾丸FKもクライフェルトの難易度強な2得点も全て最高でした。
システムも前掛かりやしね。
3-2-3-2なんて、この試合から8年後の現代ではお目にかかれなくなりましたからね。
シモンとオーフェルの両WGは2人共ドリブルが得意な勝負出来るWGで、これにクライフェルトとダニの2トップだけでなく、ほぼFWと言っていいトップ下のリバウドと中盤の底からジェラールとコクーが上がってくる訳ですから、そりゃ攻撃に厚みも出るし、ポゼッションも7割超えますわ。
それに、あまりフィットしてなかったダニをデラペーニャに代えると余計に攻撃が多彩になりましたしね。
相変わらず彼のパスは芸術品でしたよ。

と、まぁこれだけオフェンシブな布陣だったのが、やっぱり結果を残せなかった要因なんかな。
この日の様に一方的に攻める事が出来る試合やったら、その特性は光りますが、相手に研究され弱い所を突かれると途端にカバー出来なくなる事は想像出来ます。

この日の試合だけ観れば、とても楽勝だったチームが1次リーグで敗退し、ボロ負けしたチームがベスト4まで進めるとは予言出来ませんが、現実はそんなもんなんですよね。
だからシーズン通したフットボールがおもしろいわけなんですけどね。
まぁリーズは前述した名選手達の上積みもあったわけやし。

それにしてもオレアリーは今なにしてるんかな〜・・・

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2008年8月12日 (火)

バルサ×セルタ 00-01 UEFA杯 QF 1st leg

バルサ 2-1 セルタ
G:クライフェルト2(13分、56分)  コイラ(70分)

バルサ:35レイナ、18ガブリ(HT、7アルフォンソ)、2ライジハー、3F.デブール、12セルジ、4グアルディオラ(C)(HT、16チャビ)、8コクー、23ゼンデン、14ジェラール(85分、17プティ)、11オーフェルマルス、9クライフェルト
SUB:1デュトルエル、26クァドラード、28サンタマリア、19ダニ   監督:セラ・フェレール

セルタ:13ピント、23ヤーゴ、4F.カセレス、32ベリッソ、14ファンフラン(HT、18コイラ)、7ヴァグネル(22分、退場)、35ハーヨ、8カルピン、10モストボイ(C)、11G.ロペス(73分、5ジオバネーラ)、17マッカーシー(61分、22エドゥ)
SUB:26ロベルト、9パブロ、16ノゲェロ、20ヘスーリ  監督:ビクトル・フェルナンデス


シーズンオフなので、昔の試合をプレイバックであります。
丁度Jspoでやってたので、ナイス番組編成!!

さてさてUEFA杯。
リバウドがブラジル代表の親善試合に招集された関係で出場していないぐらいのプライオリティの大会です。
アルナウ、プジョル、デラペーニャ、シモン、ルイスエンリケといったところは怪我らしく欠場。
という面々を除いても好きな面子が揃っております。
システムは4-2-3-1、または4-3-3とも言える感じ。
クライフェルトを1トップにして、ゼンデンとオーフェルがウィングですからね。
中盤センターをペップ、コクー、ジェラールの3人で仕切ってると言って良いでしょう。
ジェラールは基本的に前目です。リバウドがこの位置に入るとセカンドストライカー色が増すので、より攻撃的になると思いますがね。
まぁとにもかくにも、この日の前線のトリオはEURO2000のオランダ代表そのままです。
あの時はゼンデン左サイドでオーフェル右が多かったけれども。
個人的には好きなトリオなのですが、現地クレ的にはオランダ人ばかりで「どうなの??」って感じでしょうね。
なにせこの日もスタメンに6人もオランダ人がいてますから。
まぁ一時期に比べたらマシですけどね。

さて、そんなオランダ人ウィンガーが両サイドを切り裂きまくる姿は観ていて非常に楽しかった。
特に我がオーフェル(現役復帰おめでとう!!!!)は、対面のヤーゴを完全に子供扱い。
トラップ1つでかわしていたし、向かい合ってもスピードで一気に抜き去っていた。
股抜きなども含めてやりたい放題。
右のゼンデンも先制点をアシスト。
ガブリのスルーパスからの抜け出しが絶妙でした。
左サイドでパスを繋ぎ、右サイドに展開してから一気に決めるという展開も「らしい」。
先制点の後、理性を失ったヴァグネルが連続イエローカードで退場し、バルサは数的有利に。
セルタにとってはカンプノウで1点失ったうえに、味方まで失い、更に残り時間は1時間以上もあるという絶望的な状態。

という訳でこの時点で誰もが勝利を確信した事でしょう。
中盤で優位に立ったバルサは、それまで以上にパスを回せる様になり、それまで以上にサイドでも有利な局面を作れるようになりました。
後半になり、またしてもゼンデンの折り返しをクライフェルトが決めたあたりの時間帯は、もう完全なワンサイドゲームでした。
何点入るんやろうな!?って感じ。

でもフットボールってのはそう簡単ではないのですよね。
残り30分で投入されたエドゥが前線で素晴らしい活躍を見せます。
彼の動き出しの良さでバルサは何度か冷や汗をかき、70分遂にネットを揺らされてしまいます。
決めたのは右SBの位置から駆け上がってきたコイラでしたが、まぁエドゥの賜物ですよ。
懐かしのロシアコンビ(モストボイ&カルピン)とも息ピッタリだし、やっぱエエ選手だわ。

この失点でカンプノウは不穏な空気に。
普通の試合なら全然問題無い失点なのですが、カップ戦やからね。
10人の相手に貴重なアウェイゴールを献上してしまった訳ですから、何をやっとんねんって話ですよ。
セルジが滅茶苦茶悪かったとも思えないのですが、これ以降セルジはボール持つ度にブーイングされてました。
逆に途中から入ってきたプティは大拍手。
プティ、バルサではあんまり活躍したイメージなかってんけど、なんかしましたっけ??

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2007年8月11日 (土)

マドリー×バルサ 00-01リーガ第25節

マドリー 2-2 バルサ
G:ラウル2(6分、36分) リバウド2(35分、69分)

マドリー:25カシージャス、2サルガド、4イエロ(C)、18カランカ、3ロベルトカルロス、24マケレレ、6エルゲラ、10フィーゴ、8マクマナマン(75分、17ムニティス)、9モリエンテス(59分、14グティ)、7ラウル

SUB:13セサール サンチェス、15ジェレミ、20セラデス、11サビオ、21ソラリ  監督:デルボスケ

バルサ:35レイナ、18ガブリ、2ライジハー、3F・デブール、12セルジ、4グァルディオラ(C)(80分、16チャビ)、8コクー、21ルイスエンリケ(68分、7アルフォンソ)、11オーフェルマルス(84分、14ジェラール)、10リバウド、9クライフェルト

SUB:1デュトリエル、17プティ、23ゼンデン、19ダニ   監督:セラ・フェレール


シーズンオフ中で暇なので、バルサTVにて伝説の試合を視聴。
いわずもがななリバウドによる幻のハットトリックゲームです。
そんなオチが判っていても、おもしろい試合でした。
マドリーでいえば、ロベカルもエルゲラもフィーゴもラウルも滅茶苦茶元気やからね。
正に"全盛期"って感じで大いに楽しめました。
この頃のマドリーは良かったよね〜。
ロナウド、ベッカムが入り出してから、おかしくなっていってしまったけど、この頃はスタープレーヤーと縁の下プレーヤーとが上手く共存していた感じです。
マッカも懐かしいなぁ〜。

試合はそんなマドリーが先制。
ロベカルのミドルシュートをラウルが詰めるという形。
果敢に長距離砲を狙う姿勢もロベカルらしいし、それに詰めてるラウルも実にラウルらしい。
またラウルのPUSHを全く警戒していなかったフランク兄さんのディフェンスも実に彼らしい・・・。
この時点で首位マドリーとの勝ち点差が9ポイントにまで広がっていた我等がバルサ。
このクラシコで負けてしまうと一気に差は12ポイントにまで広がってしまいます。
3月でその状態は優勝を狙うには不味過ぎるので、バルサとしては是が非でも勝ち点3が欲しい。
そんなバルサの攻撃の中心は、やはり神様リバウド。
う〜ん、絶頂期でしたなぁ。
フィールド上に世界のトッププレイヤーばかりが集っているクラシコですが、その中でも格の違いがまざまざでした。
シュート力が違う!キープ力が違う!!威圧感が違う!!!

オーフェルも元気だったのは嬉しかったね。
対面のサルガドなんて全然敵じゃなかったもんね。
でもこの日もクライフェルトが外しまくりだったのでオーフェルにアシストはつかず・・・。
なので一際「リバウド依存症」が目立つ訳なんですけどね。
この年のバルサはやはり優勝には相応しくないチームだったのは明らかですわ。
だって、この日もリバウドの同点弾の直後に逆転ゴールを許すダメダメっぷり。
しかも致し方ない失点ではなく、明らかに集中力が欠如してのものでしたからね。
魅力的な選手は揃っていたんですけどねぇ。。。。。

しかしそれにしてもロスタイムのリバウドの幻の決勝ゴール。。。。
今わかってて見ても、やっぱり。。。。

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