2009年1月19日 (月)

バルサ×デポル 01-02 Liga 第26節

バルサ 3-2 デポルティーボ デ ラ コルーニャ
G:ルイスエンリケ(16分)、サビオラ(72分)、クライフェルト(86分)  トリスタン(9分)、セルヒオ(66分)

バルサ(4-3-3):13レイナ、24プジョル、17クリスタンバル(61分、4P.アンデション)、3F.デ ブール、12セルジ(C)、8コクー、21ルイスエンリケ(68分、15ロッシェンバック)、28モッタ、7サビオラ(90+1分、2ライジハー)、9クライフェルト、10リバウド
SUB:1ボナーノ、6チャビ、18ガブリ、22ジェオバンニ  監督:レシャック

デポル(4-2-3-1):1モリーナ、12スカローニ、5セサール、4ナイベト、15カブデビラ、23ドゥシェル、6マウロシルバ、18ビクトル(82分、8ジャウミーニャ)、21バレロン(61分、16セルヒオ)、11アマビスカ、9D.トリスタン(80分、7マカーイ)
SUB:13ヌーノ、3ロメロ、24エクトル、14エメルソン  監督:イルレタ


大変おもしろい試合でした。
リアルタイムで当時この試合を観た気もするのですが、特にレポも残ってないし、コパデルレイ対アトレティコ2nd legの放送まで時間もあったので観戦してみました。
なんつっても、この時代のデポル大好きですしね。
もうデポルのメンバー見ただけでもワクワクします。
一方の我がバルサといえば暗黒時代真っただ中な訳でありまして、この試合でも良い場面と悪い場面が多数見られました。

やっぱディフェンスが良くないよね。
この日の2失点も完全なミスですから。
1失点目はクリスタンバルの対応がユルユル。
軽過ぎで、あっさりとトリスタンにシュート撃たせてしまいました。
2失点目もフランク兄さんとアンデションの呼吸が全く合ってませんでした。
2人の間にポッカリと空いたスペースを突かれてセルヒオにヘディングを許してしまいます。
バレロンに代わって中盤の守備力強化で入ったセルヒオに簡単にスペース使われてしまってますからね。。。。

ただ一応バルサTVなんで、この試合の主旨は「バルサの逆転勝利」であります。
常に先手を取られる試合展開の中で、最終的には逆転したよ〜、って試合です。
まず先制点を奪われてからは、割とすぐに追いつけました。
リバウドのFKをエンリケ兄貴が縺れながらも合わせて同点に。
兄貴があんまり喜んでいなかったところを見ると狙いではなく当たっちゃったみたいな感じでしたが、まぁ兄貴の気合いで入ったのですよ。
ただこのままの勢いで逆転出来ない所が、この時期のバルサでしてね。
デポルの堅陣を破れないというよりは、バルサのアイディア不足な感じでした。
サビオラ、クライフェルト、リバウドという懐かしの「トリデンテ」は息が合ってるようで合ってないですし、セルジとプジョルは上がりまくるのですが、最後の所が迫力不足。
珍しくコクーが目立たず、モッタ、エンリケ兄貴と構成する中盤も、スーペルデポルの中盤と比べると贔屓目に見ても落ちる。

まぁそれでも逆転出来たのはトリデンテの能力とサイドのオーバーラップが効いたからでした。
コネホの得点は99%リバウドのゴラッソでして、2度ボールを宙に浮かせてDFとGKをかわした時点で勝負アリ。
サビオラはただ入れるだけでした。
決勝弾は珍しくプジョルのアタックが上手くいった産物。
DFをかわして左足でのセンタリングがクライフェルトのダイビングヘッドを呼び込みました。
クライフェルトは単独ドリブル突破とか相変わらずスーパーなプレーをこの日も見せていましたが、終了間際ようやく苦労が実りました。

イルレタは何とも言えん顔してたなぁ・・・・。

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2008年8月14日 (木)

リヨン×バルサ 01-02CL グループF 第5節

リヨン 2-3 バルサ
G:リュインドゥラ(66分)、キャリエール(88分)   クライフェルト(9分)、リバウド(18分)、ジェラール(90+4分)

リヨン:1クペ、19シャネレ(53分、15デルモット)、3エヂミウソン(26分、31カサーパ)、20ミュラー、13ブレシェ(78分、8レーグル)、6ヴィオロー(C)、17フォエ、12ジュニーニョ、10キャリエール、14ゴヴ、18リュインドゥラ
SUB:26ウグー、4ラヴィユ、22リナレ、21ネー  監督:サンティニ

バルサ:1ボナーノ、24プジョル、17クリスタンバル、3F.デブール、23ココ(58分、2ライジハー)、8コクー、18ガブリ、6チャビ、9クライフェルト、10リバウド(87分、22ジェオバンニ)、21ルイスエンリケ(C)(73分、14ジェラール)
SUB:13レイナ、7サヴィオラ、20アルフォンソ  監督:レシャック

色んな意味でオモシロかった試合でした。
流石バルサTV。これを放送するとは、やりますなぁ。

まず、この時点での勝ち点状況は、といいますと、バルサが9でリヨンが6。
その他はレバークーゼンが9でフェネルバフチェが0でした。
バルサはカンプノウでのリヨン戦に勝利しているので、この試合は引き分けでも突破が決まります。
リヨンは勝とうが負けようが引き分けようが、とりあえずは他会場のレバークーゼン戦次第です。
でもリヨンはホームだし、引き分けなんて頭には無い。
なのでとりあえず前半開始直後からガンガンにトバしてきたのは勿論リヨンでした。
前からの激しいプレッシングと鋭い動き出しでチャンスを量産します。
非常にスピーディーでワクワクする展開。

だったのですが、当然攻めているとウラが空くわけでして、そこをバルサに突かれてしまいます。
バルサにとっては「らしくない」カウンターですが、この状況でやらないチームもいないでしょ?
ルイスエンリケが抜け出したコボレをクライフェルトが難なく詰めて、攻められっぱなしだったバルサが先制します。
しかも9分という早い時間帯に。

先制されてしまったリヨンですが、これによってより攻めに拍車はかかりました。
となると、またウラが空く訳で・・・。
先制から僅か9分後、再びルイスエンリケが抜け出し、今度はリバウドが空のゴールに流し込みました。
2回の攻撃で2点を取るという効率の良さで一気に点差を広げました。
まぁこの得点はリヨンの右SBシャネレのミスとも言えますが、いずれにしてもエンリケ兄貴の飛び出しは光っていました。

これで随分楽になったバルサ、無理をする必要が無くなったバルサ。
このままでは引き下がれないリヨン。
試合展開は自然とリヨンが攻め、バルサが守るという流れになっていきます。

んで、この流れは最後まで続きましたからね。
リヨンはかなりのハイペースだったので、いつか体力が底を尽きるだろうと思っていたのですが精神力が上回ったのでしょうか?
後半になってもむしろ上がってるぐらいの勢いでしたからね。
もう後半なんて殆どハーフコートマッチでしたよ。
バルサの選手で一番画面に映っていたのはボナーノなんじゃないかな?
「ボナーノって良いGKやん」って勘違いしかけたほどにね。

それにしてもリヨンのアタッキングは魅力的でした。
ジュニーニョ、キャリエールという2人の稀代のゲームメイカーがいたからでしょうか。
リュインドゥラ(期待していたのにいつのまにか・・・)とゴヴというスピード豊かなアタッカーがいたからでしょうか。
とにかくバルサは苦しめられ続けます。
もうココなんてジュニーニョに子供扱いされて交代させられてしまったからね。
フランク兄さんとクリスタンバルなんて常に冷や汗かいてましたし、その中でもプジョルの1対1は光ってたりもしたし。
CKなんて20本近くありましたからね、因みにバルサは0本だし。
CKが数多くあったことによってクライフェルトが殆ど前線に顔を出せなくなってしまいました(CKの守りの際に必要な高さだったから)。
なので終盤はもうリバウド大先生が1人で前線にいるような感じ。
そりゃぁ余計攻められるわ。

リヨンに唯一無かったのは、高さかなぁ。
ターゲットマンが1人でもいたら、20本近くあったCKを活かす事が出来たやろうに。
そういう意味でもエヂミウソンの早々の負傷退場は痛かったかもしれません。
それでもリヨンはなんとか同点に追い付きました。
しかも88分に追い付くなんて劇的な展開じゃないですか。
しかしリヨンは勝利が必要になったようです。
他会場でレバークーゼンが勝っているという一報が入ったのでしょう。
レバークーゼンが勝利した場合、もうリヨンは引き分けでも敗退が決まってしまうのです。
そしてCK、最後のCK。
当然クペは上がります。
しかし合わなかった。そしてクリアを拾ったのはバルサ。
ゴールにはGKはいない。
おいしい所をもっていったのはジェラール(笑)
なんちゅう試合や・・・。

もうリヨンにとっては引き分けも負けも一緒なので、この失点は大した意味をもちません。
だからクペにとっても上がったのはリスクでも何でもない。
バルサにとっても引き分けでも勝ちでも同じ結果。だからこの得点はUEFAからの賞金が上がるだけのものとも言える。
冷静に言えばね。

でもなんか試合終了間際に逆転があると、なんか盛り上がるよね。
これがあったからバルサTVも放送したんやろうし。
それじゃなかったら、一方的にバルサが攻められる試合なんて改めて放送しないでしょ。
リヨンの攻撃を見習え、っていう皮肉がこめられていたら別ですがね。

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