2006年7月15日 (土)

ドイツ大会総括

ドイツ06をさらりと検証したいと思います。

まずは恒例の一言感想から。

準決勝 ドイツ 0-2 イタリア

延長後半ロスタイムにイタリアが立て続けに2点を奪いファイナルへ。
全く興味をそそられなかったカードなのでハイライト観戦。
まぁ予想通りというかなんというか・・・・・。

準決勝 ポルトガル 0-1 フランス

ポルトガル自慢のアタッキングフットボールは炸裂せず。
ジズーの神通力でフランスがファイナル進出。
あまり期待していなかったが、その通りのあまりおもしろくない試合でした。

3位決定戦 ドイツ 3-1 ポルトガル

シュヴァ坊の実質ハットトリックの活躍でドイツが名誉を勝ち取りました。
基本的に消化試合なんで勿論ハイライト観戦。
両チーム共にメンバー落としてきたしね。
まぁ3決ってのは勝ちたい気持ちだけの戦いなんで、ドイツが勝って当たり前ですわ。

決勝 イタリア 1-1(PK 5-3) フランス

眠さ満載の決勝。
色々ありましたが、結果的には今大会を象徴する様な内容のゲーム。


さてさてそれでは総括しましょう。
64試合中8試合しか見てないので総括もくそも無い訳ですが。。。。
大会前に危惧していた事が実際に起こった大会でした。
具体的にもう一度書くと試合内容の質の低下。
選手のコンディション、暑さ、ハードスケジュールを懸念していましたが、実際その通りになりました。

やはり選手は激しいリーグ戦を終えたばかりで体が非常に重い状態。
そういう時は怪我をしやすく、また治りにくいもので、大会の主役と期待されていたルーニー、オーウェン、ベッカム、ランパード、リケルメ、メッシ、ロナウジーニョ、アドリアーノ、プジョル、トッティ、トーニ、バラック、ズラタン、マルケス、デコ、アンリ、シェフチェンコらは、いづれもコンディションの不良からベストなパフォーマンスを見せる事は出来ませんでした。
特にオーウェンなんかは病み上がりで出場し、更に大きな怪我を負ってしまった最悪のパターンでしょう。

次に暑さ。これは予想以上でした。画面観てるだけで暑そう。
名波もスタンドで観てるだけで暑くていやになると言ってたし。現役選手がプレーしてない状態でそういう発言をするんだから相当なもんだったんでしょう。
で、これに輪をかけるのが詰まった日程。
特にGLを終わってからはよりキツくなり、興味深いカードになればなるほどベストな状態からは遠くなっていく悪循環。

元々ナショナルチームの試合の質はクラブチームに及ばないのに、選手がネームバリュー通りのプレーを見せれないのなら、クラブチームの質には程遠く、つまりおもしろくない訳です。

で、意外だったのは大きな番狂わせが全く起きなかった事。
ここまで書いた内容は韓日大会でも全く同じだった訳ですが、違ったのがその点。
何故番狂わせが起きなかったのか?
1つは列強が韓日大会を教訓にして油断しなかった事。
もう1つが強豪国と途上国の差が無くなった事。
そう一見、「強豪国vs途上国」のカードで強豪国が勝ったんだから差があるように思えますが実はそうでは無い。
途上国のチームも強豪国と同じ状態になってるから負けたんです。
途上国の選手がどんどんヨーロッパのメガリーグ、メガクラブに移籍出来る様になった(つまり実力の差は狭まっている)事によって、強豪国の選手と同じ様に疲弊してしまった訳ですよ。
だから結果的には番狂わせが起きなかった。
そして途上国までもフレッシュな状態では無いので余計に試合の質が低下した。
全体的なゴール数の減少もその結果だと思うし、ハットトリックが無かったのもその結果だと思う。
突出したストライカーが弱小国をタコ殴り、ってシチュエーションが産まれなかった訳ですからね。
まぁ全てあくまでも個人的な意見ですが。

そんな大会を勝ち上がって行ったのは、八百長疑惑払拭に燃えるイタリアと有終の美を飾りたいジダン率いるフランス、そして開催国ドイツ。
つまり負けられない気持ちが強いチームが勝ち上がって行きました。
ポルトガルは単純に強かった。EURO04で成功したチームがそのままバージョンアップした様なメンバー構成ですから、ある意味完成度では大会トップだったかも知れません。

さてこれからW杯はどうなっていくのか?
現状は98年大会からドンドン下り坂な訳ですが、このまま堕ちて行くのか、それともクラブチームとの逆転現象が起こるのか。
こればっかりは全く読めないですからね。
4年後に期待しましょう。
ナショナルチームもクラブチームもどっちもおもしろくなれば最高なんですが・・・・。

最後に大会ベスト11とMVPを選びたいと思います。
試合観てないんで目立った選手中心になり、かなりニワカっぽくなりそうですが・・・・。
一応ベスト8進出チームから選びたいと思います。

GK

レーマン、ブッフォン、リカルド辺りが候補かな。
この中だとやはり目立ったのはブッフォン。

右SB

ザンブロッタ、ミゲウ、サニョル辺りが候補かな。
っつうかミゲウが今大会でブレイクした、って言われてるけど正直ハァ??って感じですよね。
EURO04で確固たる地位を築き、移籍したバレンシアでも順応。そんな選手を今更ブレイク、って・・・。
ロッベンにしてもメッシにしてもラームにしてもベストヤングプレーヤー賞を受賞したポドルスキにしても、もう誰もが知ってる選手ばっかりでしょ?むしろ「ブレイク」って彼等に喧嘩売ってんの?って感じ。
尚、ベストヤングプレーヤー賞最終候補選手は、受賞したポドルスキの他にC・ロナウド、バレンシア、メッシ、バルネッタ、セスクです。
全員真新しくないでしょ?予想通りのプレーでしょ??
え〜と、話が逸れましたね。
ザンブロッタもハイパフォーマンスでしたが、最初コンディション不良で試合出てなかったし、左SBもやってたし。で、ミゲウで良いかな。

CB

カンナバロとカルバリョで決まりでしょ。
ルシオも評価高かったけど、前述の2人は実際試合でも別格でした。
アジャラ、テュラムも捨て難いですがね。

左SB

ラーム、ソリン、グロッソ、コール、アビダル辺りが候補かな。
得点に絡み結果を残したグロッソが一番インパクトありますが、全体で見るとラームが頑張ってたんじゃないでしょうか?
っつうかラームも「新星」なんて言われてるけど、オマイラ何年試合観てないの??
シュツットガルトでブレイクしたの何年前よ??EURO04でもバリバリのレギュラーやったぞ!!!

センターハーフ

フリングス、マスチェラーノ、カンビアッソ、ピルロ、ガットゥーゾ、ペロッタ、ジェラード、マニシェ、ゼロベルト、マケレレ、ビエラ辺りが候補かな。
とにかくマケレレ、ビエラのコンビが突出しまくってたけど、他にも良い選手が一杯いますなぁ。
本来左ウィンガーながらセレソンではセンターハーフという新境地を予選から開いたゼロベルトも本大会でも継続してそのパフォーマンスを見せたし、フリングス、ピルロは完全にチームの心臓でした。
まぁそれでもマケレレ、ビエラでしょ。

オフェンシブハーフ/アタッカー

マキシ、コール、リベリ、ジダン、フィーゴ、C・ロナウド

大会MVPを受賞したジダンの最期の輝きも御見事でしたが、それに負けず劣らずキレていたのがフィーゴ。
やはりギャラクティコですよ。
リベリはリーグアンの好調をそのまま維持し、マキシ、コールはそれぞれアルゼンチン、イングランドの攻撃の核となっていた。栗坊に関してはフィーゴに触発された面が大きいか。
ジズー、フィーゴ、マキシで良いのでは。

FW

クローゼ、サビオラ、クレスポ、アンリ、ヴォローニン

大会得点王のクローゼが5得点。
2位が3得点でズラリと並んだ今大会の得点ランキング。
全体的なゴール数も少なかったですが、ストライカーも活躍出来ませんでした。
クレスポ、アンリは3得点しましたが、動きが全く本来のものでは無かった。
ロナウド、ラウルに関しては、もう限界??
選ぶとしたらクローゼやわな。


そんな訳でベスト11決まりました。

       ブッフォン
ミゲウ カンナバロ カルバリョ ラーム
    マケレレ  ビエラ
 マキシ    ジダン   フィーゴ
       クローゼ


でMVPですが、これはジダンで良いと思いますよ。
なんか剥奪みたいな話も出てますが、結局はジダンの大会でしたからね。
カンナバロでも良いけどね。

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決勝 イタリア×フランス

イタリア 1 - 1(PK 5-3) フランス
G: マテラッツィ(19分)         ジダン(7分、PK)
PK戦:ピルロ○、マテラッツィ○、デロッシ○、デルピエロ○、グロッソ○
         ヴィルトール○、トレゼゲ×、アビダル○、サニョル○

イタリア:ブッフォン、ザンブロッタ、F・カンナヴァロ、マテラッツィ、グロッソ、カモラネージ(86分、デルピエロ)、ピルロ、ガットゥーゾ、ペッロッタ(61分、ヤクインタ)、トッティ(61分、デロッシ)、トーニ

フランス:バルテズ、サニョル、テュラム、ギャラス、アビダル、ヴィエラ(56分、A・ディアッラ)、マケレレ、リベリ(100分、トレゼゲ)、ジダン(110分、退場)、マルダ、アンリ(107分、ヴィルトール)


さぁ遂に決勝戦です。
残念ながら結果を知ってからの観戦となりました。
流石に決勝ともなると、こちらの情報遮断力よりも向こうの報道力の方が上回ってしまいます。
それにジダンの頭突き退場、っていうインパクトのある出来事があったしね。
そういう事情もあってか、全くおもしろくないファイナルでした。

史上最も退屈な決勝戦だったんではないでしょうか?
両チームともに足が止まりまくりで、全っ然アクションが無く非常に眠たい試合。
全体的に間延びしまくりだし、イタリアなんて決定機何回あったよ??

マルダのダイブで得たPKをジダンがチップキックで決めて早々に先制したフランスですが、ペースを掴む事は出来ませんでした。
むしろセットプレーの対応が甘過ぎで、簡単にマテラッツィやトーニに競り負ける有様。
そこから同点に追いつかれたしね。
ビエラやテュラムは常に彼等と対戦してるんだから、ピルロのキック精度やマテラッツィの高さ等を知らなかったとは思えません。

同点の状態になってから更に試合は停滞。
まだどちらかが負けている状態ならば、一方が無理に攻める展開も見られたやろうけどそれも無く。
基本的に終始ユルユル。
調子が悪いアンリの個人技頼りのフランスと、自慢のカウンターすら繰り出せなくピルロのセットプレー頼りのイタリア。
イタリアはトッティが全くフィットせず当然の途中交代。アレックスも周囲のサポートが皆無の状況では持ち味を発揮するには至りませんでした。

そしてダラダラと緊迫感の無いまま延長へ。
そこで事件は起きます。
ジダン引退試合で退場。

まぁジダンらしい最期であります。
ラフプレーでの退場はしょっちゅうしてた選手だけに驚きは無い(まぁ知ってたからってのもあるけど)が、あんなダイナミックなヘッドバットは中々お目にかかれませんよ。
マテラッツィが何を言ったのかは知りませんが、ジズーもマテラッツィがそんな選手である事は百も承知の筈だったろうに。
ただこれでマテラッツィがフットボール界の悪役から全国区の悪役になった事だけは事実。

大ブーイングのまま試合はPK戦へ。
ジダン、アンリというPKキッカーがいないフランスとピルロ、デルピエロというPKキッカーがいたイタリア。
ブッフォンとバルテズというGKの差もあり、まぁイタリアが順当なPK勝利でしょう。

消耗戦を制する精神力と八百長疑惑に対する反発力が産んだ優勝でしょうか。

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2006年7月 8日 (土)

SF ポルトガル×フランス

ポルトガル 0 - 1 フランス
G:ジダン(33分、PK)

ポルトガル:リカルド、ミゲウ(63分、P・フェレイラ)、F・メイラ、R・カルヴァーリョ、ヌーノ・ヴァレンテ、コスティーニャ(75分、H・ポスティガ)、マニシェ、デコ、フィーゴ、C・ロナウド、パウレタ(68分、シモン)

フランス:バルテズ、サニョル、テュラム、ギャラス、アビダル、ヴィエラ、マケレレ、リベリ(72分、ゴヴ)、ジダン、マルダ(69分、ヴィルトール)、アンリ(85分、サア)


さて準決勝最後のカードです。
試合が行われてからもう3日も経ってますが、まだ情報遮断に成功出来ています。
もはや日本からは完全にW杯台風は過ぎたと言って良いでしょう。
「ドイツ×イタリア」は退屈すぎるカードなんで観ませんでしたが、コッチは期待出来そうでしょ?
ポルトガルがなんかやってくれそうな、そんな予感がして観ました。
EURO2000の恨みもあるしね。

しかし期待は裏切られた。
序盤こそ両チーム攻勢をかけていたが、その後は停滞。
ポルトガルは疲れとフランスのゲーム運びと審判の笛に完全にやられ、フランスはゲームを殺す事に終始。
まぁセミファイナルともなれば手堅くはなるけど、非常に退屈なゲームでした。

なにせフランスの守備ブロックが堅すぎる。
良く言えば堅守ですが、悪く言えば眠い。
4バックは最後まで集中を切らさずラインコントロールが出来ていたし、その前のビエラ、マケレレについてはもう書く必要も無いぐらいパーフェクト。
ロナウドのドリブルもすぐに複数人数に囲まれ、パウレタもテュラムが完全ブロック、フィーゴ&ミゲウの右サイドの崩しも悪く無かってんけど、それ以上にディフェンスが光っていた。
あとはポルトガルの疲れね。
ここまで退場者2人を出して戦ったり、PK戦まで行ったり、とタフな戦いを強いられてきました。
楽だったのはGLだけですからね。
動きたくても最後は動けなかったよね。
そして審判。
EURO2000でも審判問題で揉めたポルトガルですが、またしてもその悲劇が起こりました。
当時フィーゴは「フランスを勝たせようというチカラが働いていた・・・・」って言ってましたが、今回それは大いに感じた。
やっぱりジダン絡みですわ。
大会の盛り上がりを考えるとジズーですわ。
明らかな誤審ってのは無かったし、PKも正当なものでしたが試合全体を通してフランス寄りだった事は揺るぎない事実でしょ。

さてさて決勝はフランスとイタリアの対決になりました。
これはもう全くファンタジーを期待出来ない決勝ですね。
CLの準決勝が最高におもしろいのは、やっぱりH&Aやからですね。一発勝負やとどうしても守備的になってしまうのが心情ってもんです。
まぁもう決勝はどっちが勝ってもエエわ(笑)

最後にジダンを褒めときましょ。
あのPKは相当なプレッシャーがかかっていたと思います。
決めたら先制の場面にも関わらず、蹴る側の方がプレッシャーがかかるという特殊なPK。
それはやっぱり今のジダンの状況があるから。
でも、それでも蹴りに行ったジダンの勇気。そして決めた技術力。
ましてやリカルドはPK戦で止めまくってた訳ですからね。
いやいや世界最高の名に相応しい男ですよ。

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2006年7月 5日 (水)

QF 終了

さて準々決勝も終了しました。
トーナメントでは通常一番おもしろいのがベスト8。
その期待通りの試合もあれば、そうで無かったのもありますが、4試合中3試合をフルタイム観戦しました。
しかし驚くほどの日本列島の冷めよう。
日本が敗退した途端に一気にW杯熱は冷めたようです。
それを一番実感出来たのは、結果を知らずに見れた事。
3試合とも試合翌日の観戦だったにも関わらず情報は一切漏れてこなかった。
日本が生き残ってる時はそう簡単にはいかなかったからね。
いやいや日本人の熱し易く冷め易い体質は何年経っても変わらないようです。
そしてこれはまだまだサッカーが文化になっていない証拠でもありますね。

さてさて御託は置いといて一言感想行ってみます。
4試合中3試合は詳細なレポがあるので、そっちを見て下さい。

ドイツ 1-1(PK 4-2) アルゼンチン

開催国と優勝候補筆頭チームの対戦でしたが、クオリティが低く退屈な試合でした。

イタリア 3-0 ウクライナ

イタリアの退屈なサッカーを見たくなかったのと、ウクライナに可能性を感じれなかったのでベスト8唯一のハイライト観戦。
その判断は間違ってなかったと思いました。

イングランド 0-0(PK 1-3) ポルトガル

白熱したのは最初だけ。意地だけのイングランドと手負いのポルトガル。
どっちが進んでもおかしくは無かったが、まだポルトガルの方がファンタジーが残ってるので良かった

ブラジル 0-1 フランス

ベスト8唯一の好ゲームと言っても過言では無いでしょう。
やっと昔のW杯らしい試合に巡り会えました。
それでもクラブチームのLVの試合に比べると物足りないけどね。それはひとえにブラジルの不調が原因です。


さてベスト4に駒を進めたのは全て欧州のチーム。
つまりここからは「EURO06」な訳であります。
実に24年ぶりの出来事らしいのですが、私は大会前に予想してました!!!!!!!
スゲーーーーーーーーー!!!!!!!!
でも予想はドイツ、チェコ、オランダ、ウクライナですからね。ドイツしか当たってない。。。。。。
まぁ予想なんてそんなもんです。

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2006年7月 2日 (日)

QF ブラジル×フランス

ブラジル 0-1 フランス
G:アンリ(57分)

ブラジル:ジーダ、カフー(76分、シシーニョ)、ルシオ、ファン、ロベルト・カルロス、ジウベルト・シウヴァ、ジュニーニョ(63分、アドリアーノ)、ゼ・ロベルト、カカ(79分、ロビーニョ)、ロナウジーニョ、ロナウド

フランス:バルテズ、サニョル、テュラム、ギャラス、アビダル、マケレレ、ヴィエラ、リベリ(77分、ゴヴ)、ジダン、マルダ(81分、ヴィルトール)、アンリ(85分、サア)


準々決勝最後の試合はフランス98決勝と同じカードになりました。
つまり因縁の対決。前々回大会王者と前回大会王者の対戦でもあります。
ブラジルは怪我のエメルソンと不調のアドリアーノを外し、4-3-2-1風な布陣。
一方のフランスはスペイン戦の勢いそのままな布陣です。
そうフランスには勢いがあります。大会前の評価は最悪だったフランスですが今となっては一丸となって戦っています。
対するブラジルは何となく勝ち上がって来た印象。
悪いながらも勝てる事は良い事ですが、優勝候補の呼び声が圧倒的に多かったブラジルからすると物足りない出来。
初めて強豪国と当たるこのクォーターファイナルが真価を問われる一戦になりそうです。

さてキックオフ。
立ち上がり良い感じで入れたのはブラジル。
ガウショにやっとキレが?!前にいるのがロナウドだけでスペースがあるのが良いのか?
しかしブラジルが良かったのは立ち上がりだけ。その後はフランスにペースを握られます。
まずブラジルは全然中盤がなっていない。
もうね、ビエラとマケレレ(特にマケレレ!!!)が目立ちまくりなんですよ。
華麗なるパスカットからバシバシ前線にボールを送られます。
そしてジダンにも自由を与えまくり。
絶対に警戒してる筈なのにフリーにさせすぎなんですよね。
ブラジルの管理が甘いのと、ビエラ、マケレレの働きが素晴らしいのと、2つ理由はありますが目立ったのはブラジルの甘さです。
ここまでの戦いも内容よりも結果重視できたらしいですが、そのツケをいよいよ払う時がきたようです。
でもブラジルは本気で中盤の構成に取り掛かったとしても難しかったやろうな。
この日もカカが明らかにコンディション悪そうやったし、ゼロベルトは元々ウィンガーやしね。
ペルナン君やエメルソン、エヂミウソン、ジウベルト・シウヴァ等々のファイター系を中盤に配置すれば纏まるやろうけど、そうすると「カルテット・マジコ」を起用出来なくなっちゃいますからね・・・・。
だからこういう風になっちゃったんやろね。
結局「カルテット・マジコ」を使っても魅力的な内容に出来なかったが、使わなきゃ批判の嵐やったろうし。
ガウショはこの試合は最初こそキレが戻った様に見えましたが、結局はコンディション不良のまま。
原因は明らかに栄光に満ちたシーズンをバルサでおくったせいです。
アドリアーノ、カカも確実にカルチョでの激しいシーズンで疲弊していました。
そして今回のブラジルにはそんな疲労を乗り越えるような目標が無かった(目標はそりゃ連覇やろうけど)。
ここまでの4試合が楽だったのも負けた原因。
フランスの様に大会中も苦しんで結束してきたチームとは温度差が違いすぎた。
実際フランスは良かったよ。
例えブラジルが最高の状態でも、この日のフランスとは難しい試合になったでしょう。
ジズーが世界最高のプレーをしている時に勝てるチームなんてそうそうないですよ。
そのジズーとブラジルに枠内シュート1本しか許さなかった最高のディフェンス陣。
負ける要素なんて全く無かった。

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QF イングランド×ポルトガル

イングランド 0-0(PK 1-3) ポルトガル

PK戦:シモン○、H・ヴィアナ×、ペティート×、ポスティガ○、C・ロナウド○
ランパード×、ハーグリーヴス○、ジェラード×、カラガー×

イングランド:ロビンソン、G・ネヴィル、テリー、R・ファーディナンド、As・コール、ハーグリーヴス、ベッカム(51分、A・レノン)(118分、カラガー)、ジェラード、ランパード、J・コール(65分、クラウチ)、ルーニー(62分、退場)

ポルトガル:リカルド、ミゲウ、F・メイラ、R・カルヴァーリョ、ヌーノ・ヴァレンテ、ペティート、ティアゴ(74分、H・ヴィアナ)、マニシェ、フィーゴ(86分、ポスティガ)、C・ロナウド、パウレタ(63分、シモン)


まさに死闘という名に相応しい戦いでした。
EURO2000、EURO2004といずれも記憶に残る好勝負を演じた両者。
この日もその期待を裏切らなかった。
イングランドは守備的、守備的と言われてましたがこの試合に関しては積極的に戦っていた。
いやルーニーが退場してからは攻撃的に行くのは流石に無理でしたが、闘争心は最後の最後まで衰えませんでした。
まずテリーとリオの真ん中の守備が凄く良かったよね。
数的不利になってからは基本的に攻められ続けていた訳ですが、完封出来たのはやはり中央の堅さによるもの。
そしてハーグリーヴスの活躍も見逃せませんでした。
バイエルンではベンチを暖める事も多く、メンバー選出に疑問符を投げつけられていたハーグリーヴスとエリクソンでしたが、そんな声をこの日は吹き飛ばしましたよ。
いや俺はハーグリーヴスを信じていたので、この活躍も全く驚きでは無かったですがね。
4-1-4-1の中盤の底に入ったハーグリーヴスは、こぼれ球拾いまくり〜の、ディフェンスラインのカバーリングしまくり〜の、オーバーラップはしまくり〜の、攻撃を遮断しまくり〜の、ってな感じで、もう1人で中盤を完全制圧ですわ。
これは是非デコとの対決が見たかった。
イングランドはベッカムの体調不良、ルーニーのロハ、ジョー・コールの不調、と色々誤算はありましたが、逆に時間が経つにつれてドンドン結束していった。
「守ってクラウチに放り込む」という明確なビジョンがあったからでしょう。
そのクラウチですが、今まで見た中で最もハイパフォーマンス。
ボールも収まらないし、競り合いにも勝てないし、ボールを拾っても何も出来ない、ってのがアンフィールドでのクラウチ君。
しかしこの日は普段出来ていない事が全て出来ていた。
ベニテスにとっては嬉しい誤算でしょうか。
レノンの突破も光っていたね。

ポルトガルは相手が10人になってから完全にリズムを崩しちゃいました。
それまでず〜と張り詰めていた緊迫感が一瞬取れた、そしてそれを戻す事が出来なかった、って感じかな。
それまではフィーゴと栗坊のサイドアタックが抜群で、故障上がりのネビル兄やベッカム、Wコールをモノともしてませんでしたからね。
しかし数的優位になってからはそういう雰囲気が消えた。
イングランドの結束力とイングランド大サポーターの前で気持ちで負けていた感じがあった。
レノン、クラウチが効果的に働いたイングランドに対し、シモン、ポスティガ、ビアナの貢献は低く、交代カードでも負けていた。

こういう状態でPK戦に入ると通常勝つのは劣勢だったチーム。
しかし今回に関してはGKの差がそのまま結果に表れてしまったPK戦でした。
いやロビンソンも2本「外させた」ので悪くは無かったのですが、それ以上にリカルドが光っていた。
全てのコースを読んだうえに3本ストップ!!
EURO04ではグローブを外し、「気合い」で止めていた印象が強かったが、この日は冷静そのものでした。
これが2年間の成長か、それとも2年前にPK戦を制した自信か。
前回はホームでしたが、今回は完全なアウェー状態。イングランド大サポーターの目の前でそれをやってのけた精神力に軍配は上がりポルトガルは正々堂々と準決勝進出です。

イングランドはルーニーのラフプレーと共に大会からサヨナラ。
ルーニーの若さが悪く出てしまった非常にわかりやすい結果です。
この経験を糧にルーニーが「ベッカム」になるのか、それとも「オルテガ」になるのか。
今後が楽しみですね。
でも昨季のCLでも既にしょうもない事で退場してるしな・・・。いまんとこは「オルテガ」か・・・。

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QF ドイツ×アルゼンチン

ドイツ 1 - 1(PK 4-2) アルゼンチン
G:クローゼ (80分)              アジャラ(49分)
PK戦:ノイヴィル○、バラック○、ポドルスキ○、ボロウスキ○
  クルス○、アジャラ×、マクシ・ロドリゲス○、カンビアッソ×

ドイツ:レーマン、A・フリードリヒ、メルテザッカー、C・メツェルダー、ラーム、フリングス、バラック、シュナイダー(62分、オドンコール)、シュヴァインシュタイガー(77分、ボロウスキ)、クローゼ(85分、ノイヴィル)、ポドルスキ


アルゼンチン:アボンダンシエリ(71分、レオ・フランコ)、コロッチーニ、アジャラ、エインセ、ソリン、マスケラーノ、マクシ・ロドリゲス、L・ゴンサレス、リケルメ(72分、カンビアッソ)、クレスポ(78分、クルス)、テベス


さてここからは準々決勝です。
まずは開催国として絶対に負けられないドイツと、大会が始まってから更に評価を上げいまや優勝候補筆頭とさえ言われているアルゼンチンの対決。
これは見逃せませんよね、どちらも先に進みたくてしょうがない状態ですから。
今大会4試合目のフルタイム観戦です。
この試合は金曜の夜中だったので情報を遮断する必要も無く土曜にスカパー観戦を決行出来ました。

さてキックオフ。
予想以上に両者気合いが入りまくりで好試合を期待させる立ち上がり。
例えば今大会でも「チェコ×イタリア」の立ち上がりは凄く両チーム共に失点を恐れていました。
上に勝ち上がりたいが故に致命傷となる失点を恐れる戦い方になってしまう、これは非常にありがちなケースです。
しかしこの試合はそうでは無かった。失点よりも得点を先に奪って試合を決めてやろう、って思惑がプンプンでした。
でもワクワクさせられたのは、この立ち上がりだけでした。
試合が終わった今でもそれは不思議に思います。
何故あれだけ最高のスタートだったのに、おもしろくなくなってしまったのか?
答えは出ません。ただハッキリ言える事は、ホントにおもしろくない試合だった。
特に前半が最悪。

原因はドイツです。
前述した序盤を除けば前半のドイツは、
DFクリア→FWキープ出来ず→攻め込まれる→DFクリア→FW拾えず→攻め込まれる→DFクリア→・・・・、
が延々繰り返されただけ。
もうひたすら同じ展開。
まず問題なのはDFがクリアしか出来ない事。最終ラインでボールを奪った場合でもそこから組み立てる事は一切無かった。
攻められている状態でクリアしても数的不利なドイツFWがルーズボールを拾える確率は極端に低く、また拾えたとしてもクローゼ、ポドルスキの脆弱なキープ力と周りのフォローの皆無さではボールを奪われて当然なんですよ。
で、また攻められて、またクリア・・・・。ってな感じ。
つまりディフェンスラインのビルドアップ能力の低さと中盤の構成力の悪さに原因があった訳ですよ。
最終ラインで余裕を持った状態でボールを回していても、最終的には前線にロングボールばっかり入れてたからね。
中盤もサイドアタッカー不在なので、真ん中に寄り過ぎて簡単にアルゼンチンの網にかかってしまってました。
そして上に書いた様にクローゼ、ポドルスキにあまりにも収まらなさすぎ。
本来クローゼはもっとポストプレーとか上手いんですが、この日はホントにグダグダでした。
1ゴール出来たのが不思議なぐらいで、もっと早々に変えられてて当然なぐらい。

そしてそんな糞ドイツの内容にお付き合いしてしまったのがアルゼンチン。
上に書いた様にドイツは殆どクリアしていただけ、それ以外はず〜とアルヘンティーナの攻めの時間だった訳です。
実際ポゼッションも65%を越え、本来のやりたいフットボールが思う存分披露出来る状況下にあった。
しかしアルゼンチンにファンタジーは無かった。
ファンタジーどころか攻めの形すら作れなかった。
今大会実際にアルゼンチンの試合をハイライトでは無くフルタイムで観るのは初めてなので正直驚きました。
どこもかしこも絶賛の評価だったので、どれだけおもしろいフットボールしてるのかと思いきや全くもって評価出来る所が無い。
危険性のかけらも無いドイツ相手に中盤でゆったりパスを回しているだけ。
突破も無く、決定的なパスも無く、何とかしようと思っているのはマクシぐらいに思えました。
リケルメが不調だと何も出来ないのか?チームとしてコンディションが底なのか??この日のアルゼンチンが全てを出し切ったとは思えないのでコキ下ろしはしませんが、あまりにも退屈な前半45分間。
それはスタッツにも表れていて、両チーム枠内シュートはたったの1本ずつ。オフサイドは揃って無し。
裏への仕掛けも、GKを脅かすシュートも無かったんですから退屈な訳です。
クラッキーも前半は一度も声を張らんかったからね。

さて後半。
監督からありったけの気合いを注入される筈だと少し期待。
その期待にいきなり応えてくれたのはアジャラ。
リケルメのCKからドンピシャヘッドを叩き込みました。
これは嬉しかった。
いや、この試合別にどっちを応援してる訳でも無いのです。ドイツが勝とうがアルゼンチンが勝とうがどっちでも良い。
だから自然と興味は、「どうなれば試合がおもしろくなるか」に集中します。
で、個人的におもしろくなる展開の第1位は、アルゼンチン先制というシナリオ。
ドイツが先制すると、最低の内容のままでも守り切って終わりそうですが、アルゼンチンが先制するとこれはもう目を覚まさない訳にはいかんのですよ。
それに試合っていうのは、基本的に追いかける側のペースで進んで行きます。
だから力の差があるドイツでも失点すれば逆に攻める時間を作れる訳です。

果たして試合はそういう展開になった。
でも相変わらず迫力不足のドイツアタック。
どう考えてもサイドアタッカーが必要なのでクリンスマンは取り敢えずオドンコールを入れてきました。
まぁ素人でも考えつく采配ですよ。っつうかもっとハヨ入れろYO。それに変えるとしたら絶不調クローゼか全く効果的な仕事が出来ていないシュヴァ坊か、今にも赤紙貰いそうなポドルスキやろ!
その考えは後々届く訳ではあるが。

さてオドンコールを入れた事で僅かながら攻撃に厚みが出たドイツ。
オドンコール自身も無鉄砲に勝負を挑む姿勢が良かった。ソリンの攻め上がりを抑えれるという副産物まであるしね。
フリードリヒは全く上がらず、ラームは上がってもVfB時代のキレが無い状態だったので、ようやくサイドアタックが有効になってきたのです。
でもこれだけでは最後までアルゼンチンゴールを割る事は出来なかったでしょう。
ドイツにとって幸運な要素は2つありました。
1つ目はアボンダンシエリの負傷退場。
実力的にはレオ・フランコも遜色無いのですが、やはりGKの交代ってのはそこかしこに影響が出るものです。
これによってペケルマンのシナリオは大きく崩れたでしょう。
2つ目はドイツが弱過ぎた事。
これは推測でしか無いのですが、ドイツは弱過ぎたから勝てた。
ペケルマンに全く脅威を与えれてなかったと思うんですよ。
そうじゃないとペケルマンもターンオーバーを1発勝負でやるなんて事はしないでしょう。
R-16で延長戦をやった影響もあってか、この日は先発からしてターンオーバー。
そして選手交代もターンオーバーを意識したものでした。
リケルメは調子悪かったのでローテーションに関係無く代えられて当然だとは思いますが、もしローテーションを意識しなかったら交代の選択肢としてメッシなりサビオラなりアイマールなりが上がってきていた筈でしょ。
結果論でしか無いので、それはそれでどういう結果が産まれていたか、ってのは想像でしか無いけどね。

そんな幸運にも恵まれてドイツは同点に追いつきます。残り時間10分の時点で。
もうこの時点でPK戦を確信しました。
だってもう両チームとも疲れで動き悪かったもん。これ以上スコアが動くとは思えんかった。
まぁPK戦はPK戦であって、試合とは関係無い部分も多いのですが、アジャラ、カンビアッソといかにも止められそうなメンツが止められてしまってアルゼンチンは終焉です。

全てを出し切った訳では無い終焉なので、アルゼンチン国民のリアクションはどうなんでしょうね。
アメリカではマラドーナと共に大会を去り、フランスではオルテガと共に終戦をむかえた。韓日ではチーム全体がボロボロになっての敗戦。
では今回は??
完全に余力を残した状態での帰国です。なんだか不思議です。
でも今後こういうのがスタンダードになっていくかもしれません。そうなるとW杯は私が予想するよりも早く有名無実な大会になっちゃいます。
今回のアルゼンチンはサネッティやサムエルが外れたので、あんまり素直に応援出来なかった。
この日の試合でもボールを持ってはCBに戻すしか能が無かったコロ助を見る度に、「この膠着状態でサネッティなら絶対ドリブルで切り裂いてるよな」とか、ファウルでしか止めれないエインセを見る度に、「サムエルならファウル無しでエースを潰せるよ」とか思ってしまっていたのです。
これも結果論ではあるが、やはりベテランのチカラ無しで大会制圧は不可能だったって事ですよ。
オランダに続いてアルゼンチンが証明してくれました。
でもベテランがいたら予選も突破出来なかった、とも言える訳でようするに何とでも言えるんですけどね。

さてドイツ。
準決勝進出で一応のノルマは達成と言えるかもね。次で負けても3位決定戦あるから最後まで戦える訳やし。
とりあえずこんな最低な内容で優勝出来るとはとても思えんが、「そんな時でも勝つのがドイツ」ってのを改めて痛感させられた気もします。
弱い時や前評判が悪い時ほど勝つのがドイツですからね。

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2006年6月29日 (木)

R-16 終了

非常に順当な結果ばかりで辿り着いたベスト16。
やはりここでも波乱はありませんでした。

ドイツ 2-0 スウェーデン

ドイツが前半15分までで2点を奪取し試合を決めました。
2得点のポドルスキはようやくエンジンがかかってきたか?
スウェーデンは前半に退場者を出し、後半はラーションがPK失敗。
ズラタンも最後まで本調子になる事なく途中交代。
まぁ開催国の順当な勝利と言えるでしょう。

アルゼンチン 2-1 メキシコ

120分間の死闘も結局はアルヘンティーナの順当勝ち。
セットプレーからマルケスのゴールで早々に先制したメヒコでしたが、5分も経たない内に同点にされたのが痛かった。
それにしてもマクシの決勝ミドルは鮮烈。
NHKに続きTBSも「ロドリゲスのゴール」と言っていたが、ロドリゲスじゃ誰かワカンネーYO!!

イングランド 1-0 エクアドル

キャリックを中盤アンカーの位置に置く4-1-4-1の新布陣で挑んだイングランド。
ベッカムの直接FKの1点をエクアドルの決定力不足に助けられた格好で守り切りました。
まぁ世界中(エクアドル除く)が望んでいた結果ですよ。

ポルトガル 1-0 オランダ

今大会2試合目の観戦。詳細は別記事参照。
まぁ4人も退場者が出る大味な試合でしたよ。
結果としては、これまた順当と言える。

イタリア 1-0 オーストラリア

後半ロスタイムのトッティのPKでアズーリが劇的勝利。
マテラッツィが予想通りバカな事をしてくれましたが、1人少ないぐらいが丁度良かったのか?
豪州はキューウェルが故障で出られず。

スイス 0-0(PK 0-3) ウクライナ

どちらが勝っても不思議では無い対戦だったので、結果的に順当と言えるかは微妙ですが。
無失点のまま大会を去る事になったスイスですが、PK戦で3人が決められなかったのですから負けを認めざるを得ないでしょう。

ブラジル 3-0 ガーナ

ロナウドが大会最多ゴール記録を樹立した試合。
しかしアドリアーノのゴールは完全にオフサイド、ガーナが退場者を出したから勝てた、守備的過ぎる、と何かと批判が多いセレソン。
実際試合観てないんで解りませんが、どうもファンタジーが少な過ぎるらしい。
前の4人があまりにも魅力的過ぎるので、期待しすぎた方々が多いのも原因だとは思いますけど、そもそもパレイラが監督なんで仕方ないやん。
ガーナはエッシェンの出場停止に悔いが残るか。

スペイン 1-3 フランス

今大会3試合目の観戦。詳細は別記事を参照あれ。
下馬評ではスペインの方が高かったので、順当とは言えないかも知れませんがフランス勝利も大いに可能性がある結果だった訳で。

そんな感じで強豪が順調に勝ち上がって来たと言えるでしょう。
ベスト8は、欧州6、南米2の構成となりました。
つまり一昔前に言われていた、「W杯 = EURO + ブラジル + アルゼンチン」っていう方程式が復活です。
フランス98でも同様の方程式が成立しましたが、日韓大会では大きく崩れましたからね。
ダークホース、台風の目、と呼ばれるチームが無い事も今大会の特徴か。
ウクライナが次イタリアを倒すとそう呼ばれるでしょうが、今の所は無しです。
ウクライナにしても、ここまで番狂わせで勝ち上がって来た訳では無いので。
方程式が成立したフランス大会では、クロアチアがアウトサイダーだったし、韓日大会ではトルコ、韓国、セネガルね。
まぁ毎回毎回強豪国が敗れ去ったら、FIFA的にもイタイので今大会は(悪く言うと)最初からこういうベスト8になる事は決まっていた様にも思えます。
まぁおかげ様で準々決勝は4試合中3試合が絶対に見逃せない試合になりましたよ。

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2006年6月28日 (水)

R-16 スペイン×フランス

スペイン 1 - 3 フランス
G:ビジャ(28分、PK)             リベリ(41分)、ヴィエラ(82分)、ジダン(90+2分)


スペイン:カシージャス、セルヒオ・ラモス、パブロ、プジョル、ペルニア、シャビ・アロンソ、シャビ(72分、マルコス・セナ)、セスク、ラウール(54分、ルイス・ガルシア)、ビジャ(54分、ホアキン)、F・トーレス

フランス:バルテズ、サニョル、テュラム、ギャラス、アビダル、マケレレ、ヴィエラ、リベリ、ジダン、マルダ(74分、ゴヴ)、アンリ(88分、ヴィルトール)


さて、R-16の中では2つ目の注目カードです。
今回フランスはハイライトを観る限り大しておもしろい試合はしてないが、ジズーのラストマッチになる可能性があるので見逃す訳にはいきません。
一方のスペインは、こちらもハイライトで観る限りですが非常にファンタスティックなフットボールをしております。
GLの相手が弱かった事もあるけど、メンバーだけ観ても納得の内容です。
ピークを過ぎたベテランばかりでチームとしても明らかに下降線状態のフランスと、若手中心で昇り調子のスペイン。
下馬評は言うまでも無くスペイン。
でもこういう大一番に弱いのがスペインであって、こういう大きな試合に強いのがフランス。
さてどうなりますか??

例によって情報を遮断し、スカパー観戦に成功。
生観戦と同様の状態で試合に挑みました。

立ち上がりからペースを握ったのはスペイン。
独特のリズムでボールをキープし続けます。フランスはボール奪取に苦労し、また奪ってからの組み立てにも苦労しました。
とにかくアンリがオフサイドにかかりまくり。
これはアンリだけの問題で無くチームとしての問題。
もうこのメンバーで何十試合もやってるのに、なんか常にギクシャクしてるなぁ。
リズムを掴んだスペインが当然の様に先制します。
CKからパブロが後ろから倒されPK奪取。
ビジャがハイプレッシャーの中ポストギリギリのコースに決めました。
いつものテュラムらしくないタックルがフランスの焦りを伺わせました。

正直フランスはこれで終わったと思ったよ。
得点出来る雰囲気が全然無かったから。
でもフランスは逆転した。
スペインが不甲斐なかったのか、フランスが試合巧者だったのか。
いまだに答えは見つかりませんが、簡単に言うと両方だったのかもね。
スペインは折角先発した誕生日のラウルが全く存在感を見せれず、プジョルも「らしくない」プレーで戦犯になりました。
ペルニーアは守備面の不安をつつかれまくり、ビジャは右サイドで音無し。
シャビアロンソ、シャビ、セスクのスリーセンターはビエラ、マケレレのコンビに完敗。
そしてトーレスは大きな試合ではやはり結果を出せなかった。。。。
結果論だが最終的にトーレスに全権を預けてしまったのが敗因かと。終盤にこそラウルのチカラが必要だった。
ドリブルで抜きまくってたホアキンにもっと時間を与えたかった。
対して絶対的なアンリが絡む事無く3得点を奪ったフランス。
アンリがダメでもジダンがいるし、ビエラがいる。これがスペインとの大きな差。
特にビエラは気合いが入っていた。これはCLでセスクに敗れ去ってしまった悔しさからでしょう。
実際はフットボールはチームとチームの戦いなのでユーベがアーセナルに負けたといってもビエラがセスクに負けた訳では無いが、あの試合はメディアが煽るまでもないぐらいわかりやすい結果が出てしまったからね。
ビエラはその想いをぶつけるかの様な活躍を魅せ、1得点1アシスト以上の存在感。
ガナーズの頃の、全盛期のビエラの姿がそこにはあった。
ジズーの運動量が極端に少なく、マケレレは守備専従なので、必然的にゴール前に飛び出す役割を求められた事がハイパフォーマンスに繋がったとも言える。
そんなジズーも消えてる時間は多くても結果は残した。
スペインにとってはジズーが顔を出す「少しの」時間がとてつもなく危険だった。
まぁ昔はこれが「少し」じゃなかったから世界で最も偉大なプレーヤーだった訳だが。

それにしてもスペインの勝てない病はいつまで続くのか?
本気で分裂した方が良いかもね。

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2006年6月26日 (月)

R-16 ポルトガル×オランダ

ポルトガル 1-0 オランダ

G:マニシェ(23分)

ポルトガル:リカルド、ミゲル、R・カルヴァーリョ、F・メイラ、ヌーノ・ヴァレンテ、コスティーニャ(44分、退場)、マニシェ、デコ(78分、退場)、フィーゴ(84分、ティアゴ)、C・ロナウド(34分、シモン)、パウレタ(HT、ペティート)


オランダ:ファン・デル・サール、ブラールズ(63分、退場)、オーイェル、J・マタイセン(56分、ファン・デル・ファールト)、ファン・ブロンクホルスト(90+5分、退場)、スナイデル、ファン・ボメル(68分、ハイティンハ)、コクー(84分、フェネホール・オフ・ヘッセリンク)、ファン・ペルシー、ロッベン、カイト

さてR-16。
ここまで来たら見逃せない試合も出てきます。
予定としてはこのポルトガル×オランダとフランス×スペインだけやけどね・・・。
我等がオランダ代表の死に様を観ようと思い観戦しました。
ポルトガルは因縁の相手です。最近では韓日W杯の予選で敗れ参加の途を絶たれ、EURO04では決勝の途を絶たれました。
よもやここでも負ける訳にはいかないのです。
じゃぁ何故死に様を、と書いているかというと、勝てる気がしなかったから。
EURO04の準優勝メンバーを殆どイジらずにこの大会にも連れて来たフェリペに対して、我等がオランダ代表はあまりにも若過ぎる。
ぶっちゃけ試合は観てないが、ハイライト観戦でも完成度の違いは伺い知れる所でした。
それにダービッツ、セードルフ、マカーイらが外れたオレンジ軍団に魅力を感じていないのも事実。
チームプレーに重きを置いてる感じは伝わってきますが悪ガキ共(って歳でも無いですが)の方が何倍もギラギラしておるのです。
いやわかるよ、ファンバステンの気持ちは。結局魅力的な世代ではあったが何のタイトルも取れなかったのも事実なんで、どっかで変えなアカンそれなら今やと。そんな気持ちは痛い程わかる。
でも実際こうして試合が終わってオランダの敗北を味わっても昔の様な苦しみは無いのです。
EURO04の時はそりゃあもうアドフォカートのバカに心底腹が立ったもんやけど、今回は無かった。
終盤ヘネゴールを目掛けたパワープレイに終始しても怒りは産まれなかった。
ハイティンハがフェアプレーを無視してドリブルを始めても「気付いてないんやろな」ぐらいにしか思わなかった。
ホントにこんなに冷静でいられるのが不思議です、負けた後やのに。
ファンバステン就任後、初めてやもんなオランダを90分観るのは。そりゃ感情移入も出来へんわ。
心はすっかりバルセロナな俺です。
好きな選手達も何だか弾けれなかった。
例えばラフィ。数的優位にたっていたオランダが攻めまくっていた時間帯に投入されたにも関わらず全く仕事が出来なかった。
いや仕事が出来なかった以前にボールにすら絡めなかった。かなり怪我の影響、コンディションの悪さが伺われる。
俺でも「そろそろラフィ入れよ」って思った時間帯だっただけにラフィ自身もそれを感じ取り心の準備は出来ていた筈なんやけど。
例えばコクー。この日も中盤の前から最終ラインまで様々なポジションをこなしチームに欠かせない存在だったが、ラスト5分であっさり交代させられてしまった。一番大事な時間に一番大切なコクーを外す意味が解らん。バーに当ててしまったシュートが気に喰わなかったのか??どうもベテランを軽視している様に感じる。自分がベテランの年齢の時はプレー出来なかったから???
例えばニステルローイ。カイトが素晴らしい選手である事は認めるけど、戦犯はカイト。カイトには酷だがニステルなら決めてたよ。でもファンバステンは最後までベンチに座らせる事を選択した。オランダの美学を捨ててまでヘネゴールを投入しパワープレイに懸けてしまった。何かしらの意地が見えた。でもどうせ内紛やろ?って思ってしまう。
例えばスネイデル。底知れない才能があるし、正確なキックはこの代表の中でもトップでしょう。アヤックスという事もあり大好きな選手だが、この試合はまだまだ荷が重過ぎたか。冷静さを失い、いつものキック精度は鳴りを潜め、中盤を仕切れなかった。どうしてもダービッツやセードルフと比べてしまうが、彼等なら何かアクションを起こせたハズ。EURO04プレーオフの絶対負けられない大一番で最も輝いたスネイデル。あの経験をあの活躍ぶりを幻影にしてはいけません。

「チェコ×イタリア」に続き今回も結果を知る事無く帰宅出来、情報無しのまま観る事に成功出来た訳ですが、まさかイエロー16枚、退場者が3人も出る試合になるとは想像もしてなかった。
ここまでカードが多いと審判への批難は避けられないでしょうが、途中までは悪くない判定ばかりだった。
序盤ジャッジがポルトガルよりだなぁ〜、とかロッベンがこけたら全部ダイブだと先入観に凝り固まってるなぁ〜、とかは思ったけどそんなに酷いもんじゃなかった。
今思えば予兆の様に感じるが・・・。
ポルトガルのMVPは間違い無くフィーゴ。
そうオランダに無くってポルトガルにあったのはフィーゴの様な別格の選手の存在感。
取られないキープ力、取られないドリブル、ワンタッチでかわせるトラップ、広過ぎる視野、冷静なマインド、豊富なアイディア。
全てにおいて卓越していた。
だからこそニステルだろっ!!!と余計に思ってしまうのです。攻撃の選手の中でフィーゴ並に別格なのはニステルぐらいですから。
ロッベンもまだまだその域には達していない。
この日も段違いのドリブル突破を見せましたが、ドリブル→ファウルで止められる→ノーホイッスル→イラつく、のパターンを前半に繰り返し、後半は完全にゲームから消えちゃいました。
数的不利になったポルトガルが引いてスペースが無かった、ってのもあったけど、ファンペルシーはそれでもアクションを起こせていたし、ミゲウは上がりまくってたからね。
あとファンバステンの采配で疑問を感じたのは、ブラールズとファンボメルの起用。
ブラールズはファンバステンの期待通り栗坊を削りまくり負傷退場に追い込んだが、荒れ試合の着火マンとなってしまい、自身もツマらないファウルで退場。
ファンボメルはバルサで観てるから思うねんけど、ミドルシュートは入らない。
この試合もバンバン撃ってたけど入らない。珍しく惜しいのあったけどね。
基本的に肉体系プレーヤーなので、もっと早目にラフィを出すとか、もしくはスネイデルを1列上げるとか。
結局荒れ試合の主役にまたしてもなったファンボメル。ファンバステンの守備的な狙いがなければこうはならなかったでしょう。

ってな訳でポルトガルの順当勝ちといえば順当勝ち。
コスティーニャ、デコが準々決勝サスペンションで出れず栗坊の怪我も心配ですが、この試合で得た結束力は次に活きてくる事でしょう。
まぁ普通にやってもイングランドには勝てるよ。

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2006年6月25日 (日)

GL3巡終了

遂にGLも最終節を迎えました。
ようやく私も90分間試合を観たいと思えるカードが出てきました。
まぁその話は後ほど・・・・。

それでは順番に振り返っていきたいと思います。

コスタリカ 1-2 ポーランド

既に両チーム共に敗退が決まっておりますので、ただただプライドのみを懸けた試合。
ここまで無得点のポーランドの方がより事態は深刻です。
そんなポーランドは先に失点したもののセットプレーからボサツキが2ゴールを挙げ逆転勝利。
なんとか面目だけは保ちました。

ドイツ 3-0 エクアドル

連勝で既に突破を決めている両チームですが、この試合への取り組み方は対照的でした。
開催国のプライドからか怪我のメッツェルダーを外した以外はベストの布陣で臨んできたドイツ。
対するエクアドルは主力を温存し、あくまでもR-16以降を睨んだ布陣。
結果はクローゼの2ゴールとポドルスキの大会初ゴールでドイツが快勝したが、重要なのは今後の結果です。
消化試合も休めなかったドイツに今後どんな影響が出るんでしょうか??

スウェーデン 2-2 イングランド

スウェーデンにとっては2つの狙いがあった試合。
まず1つ目はGL突破。
引き分け以上で自力突破が可能です。逆に言うと負けてしまうとTTの結果次第で敗退の可能性もある訳です。
2つ目は首位奪取。
1位で突破したい、というのはイングランドにも言える事ですがね。なにせ2位突破ならR-16の対戦相手はドイツ。
過剰に恐れる相手では無いのは事実ですが、開催国を敵に回すよりもエクアドルの方が良いに決まってる。
つまりスウェーデンはこの試合に勝てば2つの目標を達成出来ます。
イングランドは引き分け以上で首位通過が可能。
なので既に突破を決めているイングランドですが、ジェラード以外はベストの布陣を敷いてきました。
逆にスウェーデンは怪我でズラタンが出れませんでしたが、イングランドへの「負けないよ」意識はMr.REDS福田さんよりも高かった。
ロスタイムのラーションの同点ゴールが正にその象徴と言えるでしょう。
逆にイングランドは「勝てないよ」意識が高過ぎ??
オーウェンが帰国する程の大怪我を負ってしまったりと踏んだり蹴ったりです。
まぁ首位にはなれたけどねぇ。

パラグアイ 2-0 トリニダード・トバゴ

勝てばスウェーデンの結果次第でチャンスがあるTTでしたが地力に勝るパラグアイが順当勝ち。
最後まで戦ったTTですが、結果的にはノーゴールのまま大会を去る事になりました。
パラグアイもここまでノーゴールだったので、ゴール&勝利は必須命題だったんでしょうな。

ポルトガル 2-1 メキシコ

引き分け以上で突破を決めれるメキシコ。
ポルトガルは連勝で突破を決めてる事もあって1.5軍の様な陣容。
このポルトガル相手ならメヒコにも勝機は充分に有る様に思えたが、退場者を出したりPKを浮かしたりで半ば自滅の様な敗北劇。
アンゴラが勝つと敗退もありえたが、イランが引き分けてくれたので他力突破であります。

イラン 1-1 アンゴラ

3点差をつけた勝利でメヒコの結果を待ちたいアンゴラ。
しかしアンゴラはそんなに強いチームじゃ無いので先制してもイランに追いつかれちゃいました。
まぁ実力、って事で。

オランダ 0-0 アルゼンチン

黄金カードも連勝で突破を決めている両チームにとっては単なる消化試合でしかありません。
メンバーも適度に落としてきました。まぁ落としてもベンチも強力ですが。
絶対の自信を持つ両チームにとっては「2位になると次はポルトガル」って条件も恐れには繋がりません。
ポルトガルだろうがメキシコだろうがど〜んと来い、って感じでしょう。
なので予想通りのスコアレスドロー。

コートジボワール 3-2 セルビアモンテネグロ

2点を先行したものの後半を10人で戦ったセルビアモンテネグロは、ドログバがいないコートジボワールに3発叩き込まれ逆転負け。
3戦全敗10失点という不名誉な結果でサヨナラです。

チェコ 0-2 イタリア

今大会初観戦となった試合。詳細は別途記載しております。
あまり思い出したくない試合です。

ガーナ 2-1  アメリカ

勝てば突破のガーナと勝てば「チェコ×イタリア」の結果次第でチャンスがあるアメリカ。
こちらもガチンコ勝負となりましたが、レイナのプレゼントとPKのプレゼントがあったガーナが競り勝ちました。

クロアチア 2-2 オーストラリア

クロアチアは勝利が最低条件、オーストラリアは勝てば自力突破を決められる、そんな最終節。
3人の退場者が出る死闘になったみたいですが、ハリキュー様の劇的同点弾でオージーが夢を叶えた。
っていうかクロアチアは今時3-4-1-2なんで前時代のフォーメーションで勝てるとでも思っていたのか?

日本 1-4 ブラジル

2点差以上の勝利が最低条件の日本。消化試合のブラジル相手なんで可能性は無い事は無い。
先制ゴールを奪えたまでは良かったが、結局は大量失点で虐殺されました。
今回は夜中っつうか明け方の試合やったから周りも五月蝿くなくて良かったわ。ぐっすり安眠出来ました。

サウジアラビア 0-1 スペイン

連勝でR-16進出を決めているスペインはスタメンを総入れ替え。
気持ち良いぐらいに前節から11人変えてきました。まぁ本来こうあるべきだよね。あれだけ暑そうなんですから。
サウジは3点差勝利&「ウクライナ×チュニジア」の結果次第でチャンスはあったが、ホアキンに切り裂かれる度に現実を教えられたのでしょう。

ウクライナ 1-0 チュニジア

引き分け以上で安全圏なウクライナと、勝利&「サウジ×スペイン」の結果次第なチュニジア。
デフォルトでも厳しいチュニジアでしたが、後半を1人少ない状況で戦わなくてはいけなくなったので勝てる筈もありません。
シェヴァのPKで沈みました。

トーゴ 0-2 フランス

2点差以上の勝利で自力GL突破可能なフランス。
まぁ最終節までそんな状況ってのが本来ダメなんですが、注文通りの結果を残し突破です。
ジズーがいなくても、リベリが外しまくっても、チーム内でゴタゴタしまくってるトーゴなんかに負けてる場合じゃないからね。

スイス 2-0 韓国

アジア勢で唯一現実的な可能性を残して最終節を迎えた韓国。
ここまで奮闘してきただけに、組み分けに恵まれなかったとしか言いようが無い。


と、こんな訳でR-16進出チームが出揃いました。
北中米、オセアニア、アフリカから1チームずつ残りましたが、それ以外は全て欧州、南米がトーナメント表を埋める結果となりました。
一番グダグダだったのはアジア勢で、韓国以外の3チームは勝ち点1止まり総得点も仲良く2点止まり、と全くインパクトすら残せませんでした。
アフリカ、アジアは出場枠をもっと削られても当然でしょ?
最多得点チームはドイツ、アルゼンチン、スペインの8。
最多失点はセルビアモンテネグロの10。
最少得点はトリニダードトバゴの0で、最少失点もスイスの0。
3戦全勝はドイツ、ポルトガル、ブラジル、スペインの4チームで、全敗はコスタリカ、セルビアモンテネグロ、トーゴの3チーム。
ここまでの得点王はクローゼの4得点で、未だハットトリックは出ていません。

今回のGLはほぼ全て順当な結果に落ち着きました。
なので大体下馬評通りの予想で結構当たる結果になったのですが、さて私の予想がどれぐらい当たったかと言うと・・・・。
12勝4敗です。
ポーランド、アンゴラ、チェコ、日本を突破予想に掲げておりましたが、そうはなりませんでした。
特にチェコは優勝、アンゴラはベスト8、と期待していたのですがね。
日本を突破予想にした理由は前に散々書いたので、詳しくはそこを読んでもらうとして誤算だったのは想像以上に日本が弱かった事。
コンディションや気象面、対戦順では日本の有利さばかりが目立ったのにそれでも勝てなかったのは致命的。
実際日本代表の試合を全く観て来なかったのでこんな予想をしてしまいましたが、1試合でも観てたらこうは思わなかったかも。

さてさてR-16。観たいカードはポルトガル×オランダとスペイン×フランスの2つだけ。
オランダにとってポルトガルは因縁の相手。これは外せません。オーフェル世代の仇を取ってくれ!
フランスは恐らくここで終戦でしょう。つまりジズー最終章。これは観なきゃね。

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2006年6月23日 (金)

グループE 第3節 チェコ×イタリア

チェコ 0 - 2 イタリア
G:マテラッツィ(26分)、F・インザーギ(87分)

チェコ:チェフ、グリゲラ、ロゼフナル、コヴァーチ(78分、ハインツ)、ヤンクロフスキ、ポラーク(44分、退場)、ポボルスキー(HT、シュタイネル)、ロシツキー、ネドヴェド、プラシル、バロシュ(64分、ヤロリーム)

イタリア:ブッフォン;ザンブロッタ、F・カンナヴァロ、ネスタ(17分、マテラッツィ)、グロッソ、ピルロ、ペッロッタ、ガットゥーゾ、カモラネージ(73分、バローネ)、トッティ、ジラルディーノ(60分、F・インザーギ)


ドイツ大会初の90分観戦であります。
というのもイタリアとチェコどっちかが死んでしまう戦いだから。
これは観なきゃいけません。
チェコを優勝予想にあげている俺としては、こんなトコでチェコにくだばってもらっては困るんです。
もし死ぬとしても、その死に様は見届けてあげないといけません。
イタリアはチェコに関係無く負けて欲しい存在でありますが、ガーナが上がるよりはマシなので願望としては両チーム上がって欲しい。
ですが、その為にはガーナが勝ってはダメなんです。
でもガーナは勝っちゃいました。
キックオフは日本時間で23時からですが、糞フジテレビの実況、解説でこんなビッグファイトを観る訳にはいきません。
いくら生とはいえ。
でもスカパーの中継で観るには情報を完全に遮断しなくてはいけません。
ネット、仕事に行く途中での電車内での見えてしまう新聞、仕事場の話題、これらを全て遮断しなくてはいけません。
果たして俺はこれに成功した。
生中継と同じ状況でキックオフの時間を迎える事に成功した。
でもガーナ×アメリカの結果は知ってる方が燃えると思ったので、敢えて知った。
だからガーナが勝った事は知ってる。
つまりチェコとイタリアの両チームが上がるパターンは無くなったのだ。
ならばチェコには勝ってもらわないと。
チェコは勝つ以外に可能性は無い。
一方のイタリアはエンパテでもOK。
そういう状態でいよいよキックオフ。

前置きは長くなりましたが、ここからは試合の感想。
チェコはいつもの4-1-4-1。
何故かガラセクが出てなくて、中盤の底にはポラクを起用。
コレル負傷、ロクベンツ出場停止の1トップにはバロシュが起用されました。
そのバロシュにしてもここまで出場無し。そう怪我してたからね。
ガーナ戦のロハでウィファルシもサスペンション。代わりはコバチだが、イマイチなので不安です。

一方のイタリアは4-1-3-1-1とでも言う様な布陣。
レジスタの位置はいつものピルロですが、その前にカモラネージ、ガットゥーゾ、ペロッタの活動量抜群の働き蜂たちを配置。デロッシは出場停止ですが、まぁ全く影響無いでしょ、このメンツなら。
王様ポジションにトッティを置き、不調のトニを外してジラルディーノの1トップです。

序盤からペースを握ったのはチェコ。
っつうか圧倒的やった。
イタリアは全くボールが収まらず、攻めの形も作れず、キープすら出来なかった。
チェコの完成度の高さばかりが目立った立ち上がり。
しかしチェコにも誤算があった。
それはバロシュの出来。
いやバロシュを責める事は出来ません。前述した様に故障上がりやからね。
万全の状態のバロシュなら、もしくはコレルがいれば、先制点は確実にチェコに転がりこんでいたでしょう。
それぐらいフィニッシュの部分とトップでの収まりだけがチェコは悪かった。
俺は焦りを感じた。
それは予想を遥かに超越する程にイタリアの立ち上がりは最悪だったからだ。
しかもそれに輪をかけるようにネスタが負傷退場。しかも代わりに入ったのはマテラッツィ。歴然たる実力差。
だからこそ不安に感じた。
得てしてこういう時は劣勢のチームに得点が入るものだ。

そしてそんなイヤな予感は的中した。
前半26分、CKからマテラッツィが頭で先制のゴール。
絶句した。
よりによって一番鬱陶しい選手に取られてしまった。

でもまだ1点。今日のチェコの出来なら2点3点取れる。
しかし相変わらずバロシュはカンナバロに軽くあしらわれ、イタリアの調子は依然上がらない。
そうこのイタリアの出来が最後の最後まで最悪だったのがチェコの逆転の芽を摘んだとも言える。
イタリアの出来の悪さの原因は誰が見てもトッティ。
全くローマでのキレは無く、確実に故障の影響を引き摺ってる様子。
ループシュートも全くループせず、キラーパスも全く殺せないパスばかりだった。
ポラークの不必要なファウルによって後半は4-0-4-1で戦ったチェコ。
相変わらずブリュックネル爺は退場者を出しても守備的な選手を投入する姿勢すら見せませんでした。
なんて最高な監督なんだ!!!
この事からもわかる通り、トッティは後半常にフリーだったのです。
対峙する選手がいなくなったからね。
万全の状態のトッティならば瞬く間にチェコを沈める事が出来たでしょう。
しかしこの日のトッティはそうでは無かった。
リッピはそれでも代える様子を見せなかった。
ブリュックネルとは真逆の采配で、俺のイタリアへの敵対心を煽りまくってくれたよ。
俺なら確実にトッティとジラルディーノは即代えしてた。
いやむしろ試合に出さねぇ。
相変わらずジラルディーノは全く怖さを感じさせないFWです。
リッピはCL観てないのか?
大勝負での勝負強さ、存在感の違いをピッポは証明したじゃないか。
ジラルディーノの青二才ぶりがあれだけ顕著に表れてしまったのに何故ピッポをベンチに座らす??
現地TVでもピッポは再三抜かれてたので、ようやくリッピも重い腰を浮かしたようだが。。。
もしヤクインタが怪我してなかったら、この起用も無かったかもしれんし。
でトッティ。彼もすぐにデルピエロに代えるべきでしょ。
チェコの側で90分間試合を観てた訳ですが、「デルピッポ」を出されたら終わりだと、ず〜と思ってた。
リッピはユーベ時代に何度も助けられた「デルピッポ」を全く信頼していない御様子であります。
あと一番唖然とした交代カードはバローネの投入。
1点リードしてて数的優位で残り20分弱で、って状況で更に守備を固める意味がワカラン!!!
いやイタリアらし過ぎる。
どんだけ不安やねん。
その5分後、ブリュクネル爺は2バックにして攻めに出るという期待通りの采配を揮ってくれたよ。
結局ディフェンスが薄過ぎて終了間際にピッポに決定的な2点目を取られて終わってしまったけど・・・・。
でも1点差負けでも3点差負けでも同じやからね。当然の采配ですよ。

いや〜、ハイライト観戦じゃ見えない部分ってのは非常に多いけどイタリアがここまで糞サッカーをしてるとは想像してなかった。
ブッフォン、ザンブロッタ、カンナバロのディフェンス能力が高過ぎるので、それに頼りたいスタイルになってしまうのはワカランでもないがね。
俺がイタリア代表監督なら3倍はおもしろく出来るよ。でもこの日のチェコに勝てたかどうかは微妙だけどね。
そういう意味ではイタリアがイタリアのスタイルで勝ったのも久しぶりじゃない?
ユーロ2000ファイナルから続く悪い流れを断ち切った勝利とも言える。

チェコは自分達のスタイルを最後まで貫き通して負けたので悔いは無いでしょう。
美しく散ったよ。
FWがいなかった、ってのは不運でした。
ネドベドは最後の最後まで鋭いシュートを放ち続け存在感抜群でした。間違い無くこの試合のMOM。
逆にロシツキーは少々消えてしまっていたが、4-0-4-1の0の部分を否応無しにカバーしなきゃいけなかったから仕方無いか。
チェコはメディアで散々言われてる通り「2年前がピーク」でした。
否定したい気持ちの方が強かったが、この眼で観てしまっては認めざるを得ません。
予選でオランダとの立場が入れ替わった時ぐらいから不安に思ってはいたが、本大会では意地を見せてくれると思っていた。
しかし2年前0-2から3-2にしたチカラは残っていなかった。
スタイルは依然確立されており、その点は嬉しかったが新しい血が無いと組織ってのは衰退してしまうんですね。
一方のイタリアは2年前から進化も衰退も無く、相変わらずの糞サッカー。
リッピになって攻撃的になった、って噂は噂でしかなかったのかね??
ヒディングに負けちまえ、って感じ。

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2006年6月21日 (水)

GL2巡終了

さてさて1節終了時と同じ様な感じでさらさら〜、と一言感想を書いていきたいと思います。
第2節も結局90分観た試合は1試合も無かったなぁ。

ドイツ 1-0 ポーランド

開催国ドイツは10人のポーランドから決定機は作るものの得点は奪えず。
そんな危機を救ったのは我等がノイビル帝王。途中出場ながら背番号10は見事にダイスラーの代わりを果たした。
連勝のドイツはこれでGL突破決定。
連敗のポーランドは敗退決定。しかも未だ無得点。

エクアドル 3-0 コスタリカ

カビエデスが被り物パフォーマンスをするぐらいの余裕の試合。
とにかくコスタリカはサイドから崩され過ぎ。
連勝のエクアドルはGL突破決定。
連敗のコスタリカは2試合で7失点の守備では敗退も当然。
グループAは全くの無風のまま最終節を待たずして決着した。

イングランド 2-0 トリニダードトバゴ

ルーニーが途中出場で遂に復帰。
しかしルーニーを出さないといけない状況に追い込まれた事がそもそもエリクソンにとっては誤算か?!
終了間際にやっと決めれたクラウチですが、それまで外し過ぎね。ロボットダンスする余裕も無しか。
余計にその分ベッカムの正確なクロスが目立った。
連勝のイングランドは突破決定。
TTは最終節に数字の上では望みアリ。

スウェーデン 1-0 パラグアイ

終了間際にやっとこさユンベリが決めて辛くも勝利。
ズラタンが前半だけで退き、ラーションもシーズン中の決定力が陰を潜めては苦しい試合になるのも当然か。
突破を決めてるイングランド相手に最終節は引き分け以上で自力突破決定。
イングランドに苦手意識無いからほぼ間違いないでしょう。
無得点の連敗で敗退が決まってしまったパラグアイが最終節TTにエンパテ以上の結果を残せばスウェーデンは負けても突破出来ます。

アルゼンチン 6-0 セルビアモンテネグロ

予想だにしないスコアでアルヘンチーナが爆勝。
連勝で「死のグループ」を脱出しました。
ケズマンが退場したとはいえ、その前までに既に3点取ってたから数的優位もあんまり関係無いしね。
メッシも復帰戦で早速ゴール。
テベスも意地を見せ、クレスポは2試合連発。
そして何よりもサビオラのチャンスメイクが光る、というもう理想的な内容と結果。
セルビアモンテネグロの「セルビアモンテネグロ」としての最後の大会は連敗で終わってしまった。

オランダ 2-1 コートジボワール

2試合連続オール白人のスタメンを敷いてきたファンバステン。
もう人種間の内紛も今の御時世では無いと思うねんけどファンバステンとオランダ代表の過去を考えると色々勘繰ってしまいます。
絶好調ファンペルシーのドッカンFKとエース・ニステルの貫禄ゴールで結果的には無難に勝利。
「死のグループ」も結果だけ見ればグループA同様の無風で決着が着きました。
つまり「オランダ×アルゼンチン」の黄金カードは消化試合に。
「コートジボワール×セルビアモンテネグロ」の極上カードも連敗同士の傷の舐め合い試合に。

メキシコ 0-0 アンゴラ

メキシコの攻勢を10人になりながらも凌ぎきったアンゴラが最終節に望みを繋ぐ勝ち点1を獲得。
それにしてもメキシコの決定力不足が目についた。
ファインセーブを披露していたアンゴラのGKは現在無所属。ポルトガル3部リーグで練習させてもらってるぐらいのLVの選手やからね。
W杯の地盤沈下の象徴的選手か?

ポルトガル 2-0 イラン

復帰したデコのスーペルミドル(珍しく人に当たらずゴール)と栗坊のPKでポルトガルが突破を決める勝利。
フィーゴのPKゲットは確実にダイブだったけど、それまでフィーゴを全く止めれず抜かれまくってたイランDFの印象が悪過ぎたとも言える。
イランは連敗でドイツからさよなら。チャンスが無かった訳では無いので余計に悔やまれる事でしょう。

チェコ 0-2 ガーナ

予想外の結果ですが必然の結果とも言える。
ミズジャッジからウィファルシを失った上にPKを献上、コレル、バロシュ、スミチェルが怪我で出れない、参加チーム中平均年齢が最高と最低のチームの対決で最高チームに降り掛かる灼熱の太陽。
こういう試合で負ける事は必然さ。
それにチェコは攻撃的なチームですから。ウィファルシを失い普通の監督ならCBを投入するでしょうがブリュックネルは相変わらずこういうシチュエーションで攻撃的な選手を投入します。
結果的には薄くなった最終ラインを突かれた終了間際の得点で万事休した訳ですけどね。
でも戦って負けたんですから、しゃーないでしょ。
俺の優勝予想はチェコなんで、GL敗退だけは勘弁して下さい。

イタリア 1-1 アメリカ

まさかまさかのドロー、って訳でも無いですけどね。
ローマ伝統の暴挙をデロッシが働き30分も経たない内にロハっちゃったり、万全では無いトッティが前半持たずに交代したりでは、そりゃ勝てませんわ。
アメリカが「数合わせ」の退場で後半の殆どの時間を9人で戦わされたので、勝つ要素もあったけどね。
さてさてこれでグループEは大混戦。全チームに可能性があります。
イタリア、チェコ、ガーナは勝てば無条件で突破決定。
アメリカは勝ちが最低条件で「チェコ×イタリア」の結果によって運命が変わる。
そう最もアツイのは「チェコ×イタリア」です。
この試合はもしかしたら観るかも。。。。
でも民放のクソ実況&クソ解説で観ても盛り下がるなぁ。。。
かといってスカパーの録画放送待ってたら結果知っちゃうかもやし。。。
う〜ん、微妙。

日本 0-0 クロアチア

さてさてまたまた鬱陶しい日本戦です。
宮本のありえないタックルからのPK献上、川口のPKストップ、へなぎ沢の伝説のシュートミス、撃たない玉田、撃てない高原、撃ってもへっぽこ小笠原、キレる中田、と色々あったみたいです。
とにもかくにもクロアチアの皆様が暑さでヘバってたのが印象に残りました。

ブラジル 2--0 オーストラリア

余裕の2ゴールで楽々と突破を決めたセレソン。
派手に勝たず、それでも結果が出てるのでR-16以降も期待出来そう。

フランス 1-1 韓国

勝ち切れないフランス。
っつうかロスタイムにトレゼゲ出してどうしたいの?
へっぽこ監督ぶりを世界にアピールですか??
ハイライトからも強さが感じられないフランス。選手の質は高いのは一目瞭然なので、ピレスの件、クペの件も含め監督の無能ぶりが目立つ。
空気読めない審判によって最終節ジズーは出場停止。
フランスに万が一の事があったら、これがジズーのラストマッチになっちゃいます。

トーゴ 0-2 スイス

ボーナス問題で試合をボイコットしようとする選手や、出て行ったり帰って来たりする監督。
そんなトーゴが勝てる程に世の中は甘くなくってよ。
連敗で大会からオサラバです。
勝ったスイスは韓国と並ぶ勝ち点4。
最終節その韓国相手にエンパテ以上でR-16へ駒を進める事が出来ます。

サウジアラビア 0-4 ウクライナ

ウクライナが実力でサウジを圧倒。
なにせサウジはマークが甘過ぎやで。折角サウジ祭り開催してもらってんのに。
大味な試合ばかりのウクライナはこの大勝で得失点差0に。
怪我から復帰後シェヴァが初ゴールを決めたのも明るい材料か。

スペイン 3-1 チュニジア

逆転勝ちでスペインがR-16へ。
先行され苦しい展開でしたが、苦しい時こそラウル。
この試合もスタメンを外れたが存在価値を証明する同点弾でした。
突き放しはトーレス君の2発。
アトレティコで溜まってるストレスをこの大会で爆発させてる印象。
シャビアロンソのゲームメイクも相手が弱いとハイライトでも目立ちまくりでしたわ。


さて2節が終わった訳ですが、ここまでも滅茶苦茶大きな波乱ってのは無いね。
このまま普通に終わりそうです。

関係無い話やけどスカパーを観てて気になった点が2つ。

まず1つ目が名波のレポーター。
キャラクターから考えて、引退後もTV的な仕事はしないだろうと勝手に思ってたので予想外の仕事ぶり。
現地に飛び嬉しそうにレポートしております。完全にサッカー小僧の顔です。
まだ現役なんであんまりやって欲しくないねんけど名波の意外な一面が見れて良かったです。

2つ目は「データスタジオ」の存在意義。
生中継が出来ないスカパーの苦肉の策か何かは知らないが、この企画どうなの?
どんな内容か、って言うと生中継の時間帯にスカパーが誇る「豪華解説陣」がその試合を観てる様子を中継してるだけ。
ハイライトですらVTRを流せないのでひたすらに観てるだけ。雑談しながら。
滅茶苦茶ユルイです。
解説もVTR使えないのでホワイトボードで解説。
逆に新鮮です。
う〜ん、実際「ワールドカップ観た〜〜〜〜い」ってアフォがこんな放送観るとは思えん。
だってね、「うわ〜〜〜」とか「いいシュート!!」とか「ジダンうますぎっ」とか言う訳ですよ。
普通にチャンネル変えてどんなプレーやったか観たくなるでしょ?フツーは。
民放でバンバンやっとる訳やから。
時々こんなん観てるの俺だけちゃうんか?って思ってしまいます。
別に俺も観てる訳じゃ無くて、例えば今でもこんな駄文を書きながら「流してる」感じやからね。
試合中継の方流せばいいやん、って思うかもしれませんが、NHKや民放の実況は聞こえてくるだけでストレスになる様な実況なんで画が無くてもコッチの方がマシなんです。
俺にとってはそんな需要でつけてる訳なんですけど、他にどんな需要があるのか。全く思いつきません。

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2006年6月15日 (木)

GL1巡終了

さてさてW杯のGLも、一回り終了しましたね。
街にはニワカが溢れかえり、何処もかしこもW杯の話題ばかり。
おまいら、そんなにサッカー好きやったっけぇ??
日本人のミーハーぶりには辟易しますが、俺も社会人なんで、そんな世の中をいきていかなくてはいけません。
会社での話題に素人っぽく答えるのは正直しんどいです。
でも盛り上がってる皆さんを尻目にW杯の真実を語ってもしょうがないですからね。

では本題。
今までの試合を一言感想します。
ぶっちゃけ1試合も90分間観てないです。全てハイライト観戦です。
なので語る資格ありません。
あくまでもダイジェストを観ただけの感想。
ハイライト観戦方法はスカパーでとりあえず全試合録画して、そこから前後半のハイライトを観てます。
でも今日、新たな事実に気付いた。
「デイリーハイライト」って番組の方がハイライト時間も長いし、スカパー実況もそのままで上手く纏まってる。
録画時間も3試合でたったの1時間で済む。3試合で9時間も録る必要が無い。
HDDなんで大量録画は苦にならないが、それでもコッチの方が効率的だわ。
なので2巡目からは「デイリーハイライト」オンリーでいこうかと思てます。

ドイツ 4-2 コスタリカ

開幕戦。クローゼ、ワンチョペの両エースがそれぞれ2ゴール。
っつうか両国ともに守備がザルすぎ。
ラームの先制ゴールは嬉しかったよ。ラームには世界最高のラテラルに育って欲しいからね。
フリングスのスーペルミドルは圧巻でしたね。
バラックは欠場。もう視線はチェルシーのみ?無理をしたくない気持ちは解るけどね。

ポーランド 0-2 エクアドル

普通の試合。普通にエクアドルが勝利。
ロングスローなんかからやられんなよ、って感じ。

イングランド 1-0 パラグアイ

開始早々のセットプレーからのオウンゴールでイングランドが貴重な勝ち点3。
っつうか、とにかく熱そう。現地時間15時やからね。
フットボールする時間ちゃうで。
ランパードがミドルシュート撃ちまくってたのが印象的。

トリニダードトバゴ 0-0 スウェーデン

TTに退場者が出て後半を殆ど数的優位で戦ったのにスコアレスドローに終わってしまったスウェーデン。
ズラタンのコンディションが悪そうで悪そうで。

アルゼンチン 2-1 コートジボワール

コートジボワールの善戦が驚きの様に報道されてますが、これだけ良いメンバー揃ってるんだから戦えて当然でしょ。
でもアイマールをロスタイムの時間稼ぎに使える程にアルゼンチンの方が戦力充実してる、ってハナシですわ。
スコア通りにね。

セルビアモンテネグロ 0-1 オランダ

決勝点を挙げたロッベンの事を民放のニュースは「今大会注目のストライカー」と報道。
戦慄が走ったわ。もう書き切れない程にこんな事は日常的に山盛りやからね。ホンマ頼むで。

メキシコ 3-1 イラン

イランがミスから自滅。途中までは可能性あったのにね。

アンゴラ 0-1 ポルトガル

開始早々のゴールで無難にポルトガルが勝利。
スピードが武器では無いフィーゴにあっさりとスピードで抜かれたアンゴラDFの姿はW杯のレベルの低さを露呈するものでした。
しかもスタート位置はフィーゴの方が後ろやったからね。

アメリカ 0-3 チェコ

チェコの圧勝劇。
コレルの高さ、ロシツキーのファンタジーが炸裂した結果。
ロシツキーのミドルは素人目にも素晴らしかったが、GKの鼻先で決めた2点目の方が秀逸。
いかにもロシツキーらしい。

イタリア 2-0 ガーナ

ザンブロッタやガットゥーゾ等ケガ人続出のアズーリですが、問題無く勝ち点3を獲得。
まぁイタリア相手にミスしちゃ勝てねえべ。
ペッロッタがセリエでの好調そのまま、って感じやね。

オーストラリア 3-1 日本

日本中が騒がしかった日本戦。
負けてザマアミロ、って思ってる俺は相当病んでますが何か??
誤審のまま1-0で勝ってもおもしろかったけど、宮本があたふたして2失点する姿が見れたので、実際の結果の方が良かった。
日本では「PK見逃された」って騒いでますがハァ????
これでPKまで獲得したら完全にユベントスでしょ。それは無理やで。
1点目とチャラで。

ブラジル 1-0 クロアチア

無理をせずカナリア軍団が勝利。
ロナウド、アドリアーノの2トップが元気無かったと報道されてますが、初戦からエンジン全快の方がおかしいやろ?
あくまで目標は決勝やからね。
カカーのミドルだけで充分です。
それにしても同じグループのオーストラリア×日本から1日以上遅らせてのキックオフ。
これはもうゴールデンタイムにブラジル戦を!って空気がアリアリに伝わってきます。

韓国 2-1 トーゴ

数的優位に立ってからの2ゴールで韓国が逆転勝利。
FKとミドルの2ゴール。つまり中距離弾2発ですわ。
電車の前のオッサンの新聞で「韓国アウェー初勝利」って大見出し出てたけど、それは違うやろ?
前回は確かにホームやったけど、今回はアウェーじゃないぞ。あくまで中立地ですから。
まだ韓日大会の事引きずってるのか、この国民は?

フランス 0-0 スイス

予想的中のスコアレスドロー。
別にフランスもスイスも焦る必要ないんじゃない?
アンリが明らかに重そうで、本来のキレが全く無かった。
それでもトレゼゲを最後まで温存したのは余裕?怪我??

スペイン 4-0 ウクライナ

まさかまさかの大量得点でスペインが完勝。
確かに3点目のPKは誤審やし、それでロハやからね。
数的優位にまでなっちゃったんですから、この結果も幸運と言えば幸運。
GL最大の敵を相手にラウールを外した監督は英断と言えるでしょう。
今の調子なら完全にトーレス、ビジャの方が良いからね。
それにしてもプジョルのマルセイユルーレットからのダイレクトヘッドアシストはお見事。
今までの今大会ベストゴールじゃないかな。

チュニジア 2-2 サウジアラビア

ロスタイムに追いつかれたサウジが惜しくも勝利を逃した。
途中出場から2分後に一旦は逆転のゴールを決めたアルジャバー33歳はお見事ですな。
94、98、02、そして06と4大会出てるだけの事はあります。

以上でとりあえず1節終了です。
ここまでの感想としては予想以上に日本でW杯が大きく取り沙汰されている事、ミドルシュートがバンバン決まっている事、昼間の試合は観ててもありえないぐらいに暑そうな事であります。
ここまではとりあえず「強豪国」と呼ばれるチームが負けるような波乱は出てないですな。
平和な大会になるんでしょうか?

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2006年5月20日 (土)

代表漏れメンバー

さてさてドイツW杯に向けて全出場国の登録メンバーが発表された訳ですが、色々サプライズやら何やらがありましたね。
で、今回は選ばれなかった有望な選手達をピックアップしたいと思います。
怪我で選ばれなかったプレイヤーは対象外です。ダイスラーとかビセンテとかね。
こんな企画ここでやらなくても雑誌とか有名サイトとかでやってそうですが、まぁ自己満足の為にやります。
23人選んで1つのチームを作りたいと思います。
とりあえず思いつくまま選手をピックアップ。
基準は日本代表に入れそうな選手です。

V・バルデス(スペイン バルセロナ)
フレイ(フランス フィオレンティーナ)
デュデク(ポーランド リバプール)
ゴメス(ブラジル PSV)
ロスト(ドイツ シャルケ04)

レベイエール(フランス リヨン)
オボモイエラ(ドイツ ブレーメン)
ベレッチ(ブラジル バルセロナ)
サネッティ(アルゼンチン インテル)
ダニエル・アウベス(ブラジル セビージャ)
パヌッチ(イタリア ローマ)
ラフィーニャ(ブラジル シャルケ04)
ヒンケル(ドイツ シュツットガルト)
アレックス(ブラジル PSV)
サムエル(アルゼンチン インテル)
キング(イングランド トテナム)
メクセス(フランス ローマ)
スキラチ(フランス モナコ)
アントン・ファーディナンド(イングランド ウェストハム)
オレゲール(スペイン バルセロナ)
イスマエル(フランス バイエルン)
アルビオル(スペイン バレンシア)
ボルドン(ブラジル シャルケ04)
ヴェアンス(ドイツ ドルトムント)
デデ(ブラジル ドルトムント)
ペルニーア(スペイン ヘタフェ)
コンチェスキ(イングランド ウエストハム)
エブラ(フランス ユナイテッド)
カプデビラ(スペイン デポル)

エルンスト(ドイツ シャルケ04)
バウマン(ドイツ ブレーメン)
デミチェリス(アルゼンチン バイエルン)
バラハ(スペイン バレンシア)
エルゲラ(スペイン マドリー)
フラミニ(フランス アーセナル)
ダービッツ(オランダ トテナム)
ブロッキ(イタリア フィオレンティーナ)
デヨング(オランダ HSV)
ペドレッティ(フランス リヨン)
ダクール(フランス ローマ)
タッキナルディ(イタリア ビジャレアル)
グティ(スペイン マドリー)
ラウール・ガルシア(スペイン オサスナ)
マレスカ(イタリア セビージャ)
パーカー(イングランド ニューカッスル)
セードルフ(オランダ ミラン)
ベロン(アルゼンチン インテル)
フィオーレ(イタリア フィオレンティーナ)
リベラーニ(イタリア ラツィオ)
ダレッサンドロ(アルゼンチン ポーツマス)
マルセリーニョ(ブラジル ヘルタベルリン)
リンコルン(ブラジル シャルケ04)
バチスタ(ブラジル マドリー)
アレックス(ブラジル フェネルバフチェ)
ミクー(フランス ブレーメン)
マンシーニ(ブラジル ローマ)
マルキオンニ(イタリア パルマ)
ショーン・ライト・フィリップス(イングランド チェルシー)
ムニティス(スペイン デポル)
ジュリ(フランス バルセロナ)
フライヤー(ドイツ レバークーゼン)
クァレスマ(ポルトガル ポルト)
セルジーニョ(ブラジル ミラン)
ピレス(フランス アーセナル)
ゴブ(フランス リヨン)
エスポージト(イタリア カリアリ)

フェルナンド・バイアーノ(ブラジル セルタ)
ディエゴ・ミリート(アルゼンチン サラゴサ)
エベルトン(ブラジル サラゴサ)
ディバイオ(イタリア モナコ)
ダレン・ベント(イングランド チャールトン)
アンディ・ジョンソン(イングランド クリスタルパレス)
デフォー(イングランド トテナム)
アネルカ(フランス フェネルバフチェ)
カッサーノ(イタリア マドリー)
ルカレッリ(イタリア リボルノ)
マカーイ(オランダ バイエルン)
クラニー(ドイツ シャルケ04)
モリエンテス(スペイン リバプール)
フンテラール(オランダ アヤックス)


自分で選んでおきながら、こんなにいるとは驚きです。
最初は23人もいるかな?とか思ってたんですが、余裕でいますね。むしろ絞り込みの方が大変な作業になりそうです。
ここに羅列した選手以外でも私が見落としてる素晴らしい才能を持った選手はまだまだいるだろうし。
そう考えると恐ろしいです。ド忘れしてる選手もいるだろうし。

さてさて23人に絞ります。
公平に各ポジション2人ずつぐらいで選びたいと思います。FWばっかり多くなっても「チーム」として機能しないからね。
あくまでも目標はドイツでカップを掲げれるチームを作る事です。

ではまずGK。

V・バルデス(スペイン バルセロナ)
フレイ(フランス フィオレンティーナ)
デュデク(ポーランド リバプール)
ゴメス(ブラジル PSV)
ロスト(ドイツ シャルケ04)

意外とGKは選出漏れはあまりいなかった。
各国3人ずつ登録するから、大物が外れる事もあまり無いしね。
デュデクの代表落ちは結構騒がれてましたけど、実際試合出てないし当然と言えば当然。
さてこの中ではバルデス君は文句無しでしょう。
贔屓眼抜きにこの中でも正GKになれると思います。
他の4人はそんなに変わらない気がしますけど、1人だけ選ぶならゴメスかなぁ。

続いてDF。
まずは右ラテラル。

レベイエール(フランス リヨン)
オボモイエラ(ドイツ ブレーメン)
ベレッチ(ブラジル バルセロナ)
サネッティ(アルゼンチン インテル)
ダニエル・アウベス(ブラジル セビージャ)
パヌッチ(イタリア ローマ)
ラフィーニャ(ブラジル シャルケ04)
ヒンケル(ドイツ シュツットガルト)


素晴らしいラインアップですね。
とりあえずサネッティは余裕で当確。
間違い無く世界でも五指に入る右サイドですからね。
尽きる事の無い運動量、強烈なキャプテンシー、止められないドリブル、鉄壁のディフェンス、比類なき経験、好不調の波が殆ど無い安定したパフォーマンス、鉄人の名に相応しいコンディショニング。
ベタ褒めですが、ホントにそんな選手です。
監督が10人いれば9人は選ぶ選手です。
で、その選ばない1人の監督ってのがペケルマンな訳ですが・・・。
いやある意味アリやとは思うよ、ペケルマンのやり方は。
自分の子飼いの選手だけでチームを構成する、ってやり方は短期決戦には向いてると思う。
だからサネッティにしてもサムエルにしても今回の落選に対して別に不満は無いし、ショックも無いでしょう。
スカローニ?ブルディッソ??どう見てもサネッティの方が上じゃないですか。
コロッチーニ?ミリート??比較するまでも無くサムエルが圧倒してます。
監督の哲学によって実力に関係無く選手は選ばれます。それがフットボールってスポーツです。
そしてそれは正解とか間違いとかは無いんです。
だからこそ今やってるような企画が成り立つんです(^^)

さて話がそれてしまいましたが、もう1人の右サイドですが、パヌッチで良いと思われ。
リッピとソリが合わず選ばれてないだけですからね。
相変わらずローマでのパフォーマンスも落ちてない様だし、ディフェンスラインなら全てこなせるし、非常に重宝する選手ですからね。
他ではドイツとブラジルが凄いですね。
オボモイエラ、ヒンケルといった実力者がフリードリッヒの壁を破れず落選してます。
クリンスマンはフリードリッヒの控えを招集せず、メッツェルダー、ラーム、シュナイダー、フリングスといった「右もこなせる」選手達で大会を乗り切ろうという腹づもりの様です。
マルチロールな選手の多さに敗れた、って感じですがそれでも彼等の実力に疑いはありません。
ブラジルのアウベス、ラフィーニャ、ベレッチの3人も大変素晴らしい選手達ですが、ここは単純にカフー、シシーニョとの比較で落選の憂き目にあってます。
実際カフー、シシーニョの方が良い感じですが、この3人が日本人なら加地はベンチ行きでしょう。

続いてセンターバックを。
ここからは4人選びたいのですが、

アレックス(ブラジル PSV)
サムエル(アルゼンチン インテル)
キング(イングランド トテナム)
メクセス(フランス ローマ)
スキラチ(フランス モナコ)
アントン・ファーディナンド(イングランド ウェストハム)
オレゲール(スペイン バルセロナ)
イスマエル(フランス バイエルン)
アルビオル(スペイン バレンシア)
ボルドン(ブラジル シャルケ04)
ヴェアンス(ドイツ ドルトムント)

大変なメンバーです。世界中の壁という壁が集まってます。
まずサムエルは議論の余地も無く当確。
アレックス、ボルドンのブラジル勢も間違い無いでしょう。
バイエルンでガッチリとレギュラーを掴み、ブレーメン時代からも含めてもここ数年安定しているイスマエル、モナコの支柱スキラチ、そして才能だけならこの中でもトップであろうメクセス、といった所がノーマルで落選しているフランス代表はそんなに凄いのか?っていうとそうでも無いのがまた不思議な所です。
ブームソンやシルベストルにそんなに圧倒的な凄さは感じませんが。
オレゲール、アルビオルと今季数段伸びたスペインの2人やキング、ファーディナンド弟は単純に分厚い国の壁を超えれませんでした。
特にイングランドはリオ、テリー、キャラガー、キャンベル、と世界に誇れるCBが4人もいちゃってますからね。
クリンスマンに見切りをつけられた感じのヴェアンスですが、不安定なドイツのディフェンスラインを考えると必要な戦力だと思うし、日本なら直ぐに宮本の代わりで出れます。

ラストは左ラテラル

デデ(ブラジル ドルトムント)
ペルニーア(スペイン ヘタフェ)
コンチェスキ(イングランド ウエストハム)
エブラ(フランス ユナイテッド)
カプデビラ(スペイン デポル)

ここは圧倒的にペルニーアがとりあえず当確。
リーガ屈指の左足の破壊力よりもA・ロペスの安定感やデルオルノの攻撃性が重視された結果です。
今季ハイパフォーマンスを見せたカプデビラを含め、層の厚さを見せたスペイン代表。
本大会でも期待出来るかもしれません。
もう1人は勢いを買ってコンチェスキでも長年の安定感を買ってデデでも前述のカプデビラでも良いですが、やはりエブラでしょう。
モナコ時代の彼のプレーは忘れられないし、来季ユナイテッドで爆発する事も間違い無いでしょう。


さて次は中盤です。
まずはセンターハーフ系から。

エルンスト(ドイツ シャルケ04)
バウマン(ドイツ ブレーメン)
デミチェリス(アルゼンチン バイエルン)
バラハ(スペイン バレンシア)
エルゲラ(スペイン マドリー)
フラミニ(フランス アーセナル)
ダービッツ(オランダ トテナム)
ブロッキ(イタリア フィオレンティーナ)
デヨング(オランダ HSV)
ペドレッティ(フランス リヨン)
ダクール(フランス ローマ)
タッキナルディ(イタリア ビジャレアル)
グティ(スペイン マドリー)
ラウール・ガルシア(スペイン オサスナ)
マレスカ(イタリア セビージャ)
パーカー(イングランド ニューカッスル)
セードルフ(オランダ ミラン)
ベロン(アルゼンチン インテル)
フィオーレ(イタリア フィオレンティーナ)
リベラーニ(イタリア ラツィオ)

なんちゅう豪華メンバー!!
それぞれタイプが違うと比較も難しいので、まずは守備的な潰し屋系から。
今季のバイエルンでのパフォーマンスを見るにつけ、デミチェリスの落選は最大のサプライズと言えるかもしれません。
ウォルコット選出以上のね。
これもペケルマンだからこそ成せる業か。
ダービッツはスパーズで輝きを取り戻したがファンバステンとは完全に合ってなく、逆にリッピと合ってそうなタッキナルディは復調を認めてもらえませんでした。
エルゲラはマドリーで監督に干された為に代表にも自然に縁遠くなってしまった最悪のパターン。
バウマンやエルンストはケールよりも遥かに良いパフォーマンスを披露していたが、クリンスマンの思考とは外れていたのか。

攻撃的なレジスタ系に目を向けると、最大のスターはベロン。
彼やセードルフは今季もミラノの地で輝きを放っていたが、例えバロンドールを取ったとしても招集される事は無いんじゃないかな、監督が代わらない限り。
それぐらい合ってない印象。
アヤックス、HSVでダイナモとして多大な活躍をしたマルチロールなデヨング、復活したグティ、マレスカ、パーカー、リベラーニ、フィオーレ、成長著しいR・ガルシア、実力が落ちないバラハ、と惜しい選手達はホントに惜しかった。

トップ下や1.5列目、FW色が強いMFとしては

ダレッサンドロ(アルゼンチン ポーツマス)
マルセリーニョ(ブラジル ヘルタベルリン)
リンコルン(ブラジル シャルケ04)
バチスタ(ブラジル マドリー)
アレックス(ブラジル フェネルバフチェ)
ミクー(フランス ブレーメン)

見事にブラジルです。
それ程に王国の選手層は厚い。
ヘルタでファンタジーを披露し続けるマルセリーニョやシャルケ、フェネルバフチェでそれぞれ絶対的な存在であるリンコルンとアレックス、そして「野獣」バチスタ、彼等をもってしても当落線上に入る事すら難しいのです。

最後にサイドで活きるウィンガー、サイドハーフ的な選手達を。

マンシーニ(ブラジル ローマ)
マルキオンニ(イタリア パルマ)
ショーン・ライト・フィリップス(イングランド チェルシー)
ムニティス(スペイン デポル)
ジュリ(フランス バルセロナ)
フライヤー(ドイツ レバークーゼン)
クァレスマ(ポルトガル ポルト)
セルジーニョ(ブラジル ミラン)
ピレス(フランス アーセナル)
ゴブ(フランス リヨン)
エスポージト(イタリア カリアリ)

ここでもブラジル勢は猛威を奮ってます。
ローマ躍進の原動力マンシーニやミランをギリギリの所で支えセリエでも屈指の左SBになったセルジーニョ。
彼等でも候補にすら入れません。
ピレスは監督と喧嘩したから入れませんが、クァレスマやSWP、ジュリの突破力、クロス、スピードは参加すれば大会屈指の存在になる事は保証されてる様なものなんですが。

いよいよ最後の最後はFWです。

フェルナンド・バイアーノ(ブラジル セルタ)
ディエゴ・ミリート(アルゼンチン サラゴサ)
エベルトン(ブラジル サラゴサ)
ディバイオ(イタリア モナコ)
ダレン・ベント(イングランド チャールトン)
アンディ・ジョンソン(イングランド クリスタルパレス)
デフォー(イングランド トテナム)
アネルカ(フランス フェネルバフチェ)
カッサーノ(イタリア マドリー)
ルカレッリ(イタリア リボルノ)
マカーイ(オランダ バイエルン)
クラニー(ドイツ シャルケ04)
モリエンテス(スペイン リバプール)
フンテラール(オランダ アヤックス)

最大の衝撃はマカーイの落選。
ニステルローイがいる以上は入っても先発は難しいけど、調子悪いと言われながらもバイエルンのチーム内得点王だし、総合ランキングでも4位。
ヘネゴールよりも使える存在である事は揺るぎない筈なんですが・・・。
オランダでは大爆発したフンテラールも選から漏れてしまいました。彼がいなかったらアヤックスは悲惨なシーズンを送っていたであろうから、他の国なら喉から手が出る程に欲しい存在。
クラニー、モリエンテス、ルカレッリも多くの国で看板FWになれます。
サラゴサで爆発したミリート、エベルトンのコンビ、マラガ、セルタの救世主であるバイアーノ、イングランド人で最多のゴールを挙げながらもプレミア出場すらないウォルコットに枠を奪われたベントなんかも選ばれてしかるべき選手達です。

さてさて23人の選手が出揃いました。
選出に漏れた選手達から更に選出するのがこんなに大変だとは。
もしW杯で日本が勝ち進んだとしても、この事実を忘れてはいけません。
世界との差はまだまだありすぎます。
それでは勝手に背番号付きで羅列してみたいと思います。

12   ゴメス
1     バルデス

2     パヌッチ
4     サネッティ
5     ボルドン
13   メクセス
19   サムエル
22   アレックス
3     ペルニーア
18   エブラ

6     デミチェリス
16   ダービッツ
14   ベロン
20   セードルフ
23   バチスタ
7     ピレス
8     ジュリ
11   マンシーニ
21   S=W・フィリップス

9     フンテラール
10   マカーイ
15   モリエンテス
17   エベルトン


いや〜、普通にベスト4も射程圏内のメンバーでしょ、コレは。
基本布陣はこんな感じで

        バルデス

サネッティ  ボルドン  サムエル  ペルニーア

        デミチェリス

     セードルフ   ダービッツ

  ジュリ            ピレス

      マカーイ

3センターが圧巻の構成力を誇れるでしょう。
セットプレーでも右ならボルドン、左ならペルニーア、とどちらでも直接狙えます。
ピレスやセードルフに蹴らせて合わせさせてもOK。
PKもマカーイ、ピレスがいるので無問題。
右をジュリがエグり、左はピレスが中に入るとダービッツ、ペルニーアが突破出来る構図。
デミチェリスがいるのでセードルフ、ボルドンもドンドン攻め上がれる。
オプションとしては中盤をベロン入れてフラットな4人にしてもおもしろいし、マンシーニ、SWP入れてウィングでゴリゴリ行っても良いし、バチスタ、モリエンテスで力勝負をしても良いし、エベルトンとフンテラールで掻き回しても良いし。
ってな具合に色んな戦い方が可能。
年齢も若手からベテランまで幅広いし。書く前に想像してた以上のドリームチームが出来ました。
日本の代わりに出場して欲しいです。
これにW杯に出場してない国の選手、例えばエトーとかギグスとかレコバとかリーセとかフレブとかを加えたら、更にとんでもなくなるね。
っていうか、この発想はもう既にクラブチームの発想であって、やっぱり全ての選手をカバー出来るクラブチームが代表よりもおもしろいのは当然、って結論に再度到りました。
監督と喧嘩したら移籍すりゃ良いし、弱いチーム(W杯で言えば国)に居ても実力があれば引き抜かれるし。
で、そんなチーム同士が戦う各国国内リーグもといCLがW杯よりレベルが高くなるのは至極当然の話ですわ。
っていうのを今回これやって、今再び気付いた。
前に今回のW杯はあんまり試合観ないだろう、ってのを書いたけど、スカパーは全試合録画放送らしく、前書いたよりもっと試合観る数が少なくなると思われ。
もしかしたら1試合も観ないかも・・・。
でもそれで後悔する事は無いでしょうね。所詮お祭り大会、金儲け大会ですから。

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2006年4月18日 (火)

W杯展望 決勝ラウンド編

さて、グループリーグでは結局どのカードにも興味が湧きませんでした。
多分とてつもなくドラマティックな第3戦。とかにならない限り1試合も見ないでしょう。
続いては決勝ラウンド。
ここからは「見たい!見たい!!」と思えるカードが来る事を期待したいです。
で、実際どんなカードになるか?これは誰にもわかりません。
が、先程の予想通りの突破国の場合どういう組み合わせになるのか?ってのを見てみたいと思います。

順番に行くと。
まずはドイツ×イングランド

いきなり来ました因縁対決。
これは観るしかないでしょ。やっとドイツ大会デビューです。
地元の利とイングランドのバテバテさでドイツ勝利です。

アルゼンチン×アンゴラ

今回台風の目になりそうなアンゴラが勝利します。
このあたりでリケルメが負傷退場とかしてそう。

チェコ×日本

コンディションの良さで勝ってきた日本だけど、チェコも同様にコンディション良いので。
ガチンコで戦ったら勝てる訳もないんです。

スイス×スペイン

毎回スペインはこれぐらいが限界でしょ。
アーセナルで酷使されたセスクの離脱とシャビアロンソの不調、ラウルの限界、セルヒオラモスのミス、トーレスの不発、ビセンテの怪我、故障上がりチャビの不完全燃焼、みたいな感じで負けるんちゃうかな。

ポーランド×スウェーデン

ラーション最後の意地でポーランドに勝利!!みたいな展開キボン。

オランダ×ポルトガル

ドイツ大会2試合目の観戦になりそうです。なんだかんだでオランダ応援しちゃうでしょう。

イタリア×ブラジル

これがきたら観るよね。ここでブラジルは散るでしょうね。

フランス×ウクライナ

シェヴァにズタズタにされるフランスが目に浮かびます。


さてベスト8。アンゴラ以外全部ヨーロッパ。

ドイツ×アンゴラ

旋風を巻き起こして来たアンゴラですが地元ドイツの前に屈します。

スイス×チェコ

チェコが3-0ぐらいの快勝で準決勝へ。

スウェーデン×オランダ

EUROのPK戦再び。またもオランダが勝つ。

イタリア×ウクライナ

同僚シェヴァにガットゥーゾは振り切られ、ネスタのスライディングは届かず

準決勝。EURO06って感じね。こうはならんやろなぁ。

ドイツ×チェコ

準決勝まで来たら観るよね。通算4試合目。ここで地力に劣るドイツが力尽きます。

オランダ×ウクライナ

ウクライナはここまでが限界。3位決定戦でも地元ドイツに名誉を渡す名脇役ぶりを披露。

決勝。チェコ×オランダ

そんな訳でドイツ大会は僅か6試合の観戦になりそうです。
1ヶ月で6試合ってのは凄く平和な数字ですね。
もっと一杯「観たい!!」って思わせる試合が溢れてくれる大会になれば最高です。
優勝はチェコです。
じゃぁチェコが2006年時点での世界最強の国なの?
答えはNOです。
94年のブラジルや98年のフランス、それからEURO2000のフランスもあの時点で最強だったと思います。
しかしそれ以降、世界の流れはクラブチームへと完全に変わりました。
いや徐々にですが、この頃も変わっていたと思います。
02年のブラジルは最強だったのか?韓国は世界4位のチーム?トルコやドイツは3番目、2番目に強いの??ギリシャはヨーロッパで最も強いの?

答えが全てNOである事は誰もが知ってます。
本気で最強を決めようと思ったら、やっぱり1年間リーグ戦しないと決まらないですよ。
でもそれは無理です。
ならそれなりの結果を求めてしまうってのがサガ。それなりの内容を求めてしまうってのがサガ。
今回が「お祭り大会」にならない事を大いに期待したい。
でもそれ以上にやっぱり不安なんだよなぁ・・・。

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W杯展望

さ〜て今日はCL準決勝、ミランとバルサの大一番ですよ〜。
これは凄い試合になりそうですねぇ。
と、そんなテンションでドイツW杯の展望を書いてみる。
正直、全く集中がそっちにいきません。ドイツはぁ?って感じ。
今大会は特に期待と不安で言うと不安の割合がかなり大きい。
日本でやる、という事で超不安(世界に恥をかかないかと)だった韓日大会よりも不安が大きい。
それは何故か?
韓日大会に関しては大会運営に対する不安だったが、今回はドイツなんでそれは問題ないでしょう。
っていうかドイツが大会運営に失敗してもしったこっちゃねぇし。
じゃぁ何が不安か、って言うとこれはもう試合内容です。
正直、韓日大会、EURO04とここの所の代表レベルの試合の世界大会は悉く質が低下している。
いや、質が低下しているというよりもクラブチームのレベルが上がりすぎて代表チームのレベルが下がったように見えてしまう。
そう最初に言ったバルサ×ミランの様な試合の後でスペイン×イタリアを見ると、これはもはや見れない。

EURO04で味わった失望。
今回のドイツでその傷が深くなるようなら、もはや代表戦、しいてはW杯に興味持てなくなっちゃうよ。
だから今回のドイツは勝負なんですよ。勝手に自分的には。

さてさてじゃぁグループリーグの展望いきますか。

グループA:ドイツ、コスタリカ、ポーランド、エクアドル

開催国ドイツと地味な3チームの対戦ですね。
ドイツの為に仕組まれた組み合わせ(言ったらダメですね)みたいです。
正直興味をそそるカードは1つも無いね。
地味な3チームもそれぞれ特徴のある選手はいるし、曲者だし、実際強いけど、90分を割く気は起こりません。
普通にドイツとポーランドが突破でしょ。

グループB:イングランド、パラグアイ、トリニダードトバゴ、スウェーデン

またイングランドとスウェーデンかよ、って感じですね。
今回のイングランドはかなり期待出来ます。
なにせ中盤がアツすぎる。ジェラード、ランパード、ジョーコール、SWP、ジェナス、ベッカム。
豪華でしょ。ハーグリーヴスとかも呼んでやって下さいよ、って感じ。
スコールズは代表引退したけど、引退してなくてもポジション無いでしょ、ってのが凄い。
これスコールズ好きの俺が言うねんからね。
CBもリオ、テリーが盤石だしキャラガーまでいる。怪我もあってかキャンベルが呼ばれてないぐらいやからね。
そしてFW。ルーニーが増々存在感を増してます。彼の大会になる可能性もある。
オーウェンが間に合うのか微妙やけど、そんなんに関係無くルーニーが凄い。
と、ここまで褒めておきながらもイングランドの試合は見ません。
だって披露困憊でしょ。
ランパード今季プレミアで何点取ってるの?15点以上でしょ。凄すぎですよ。
しかもフルで試合に出まくってるんでしょ?疲れてない筈がない。
ジェラードにしてもレッズの試合見てても疲れが目立つし、それはベッカムやルーニーにも言える。
特にベッカム、ルーニー、リオは苦しいチーム状態だったので肉体的にも精神的にも疲れている筈。
彼等にかかる負担、ってのは絶大やったからね。
そしてそれはスウェーデンにも言える。
ラーション、リュンベリ、ズラタン、と魅惑のアタッカー陣で予選でもゴールを量産したスウェーデン。
じゃぁ本大会でも期待出来るか。これは否です。
実際ズラタンも調子を落としてるし、ユンベリ、ラーションはそれぞれ怪我がち。万全の状態とは言えません。
なのでパラグアイやトバゴが勝つチャンスも充分にあると思います。
特にトバゴはあんまり疲れてないやろ。モチベーションも高いやろうし。
ただ予想としては希望も含めてイングランドとスウェーデンに突破してもらいたいもんです。

グループC:アルゼンチン、コートジボワール、セルビアモンテネグロ、オランダ

ここが「死のグループ」と言われているグループですね。
確かに。何処が上がって来てもおかしくない。
実際コートジボワールなんてドログバ以上に目立つ選手がわんさかヨーロッパリーグにいたしね。
ユーゴ(国名長いから旧国家名で書きます)も試合巧者だし。
オランダ、アルゼンチンが1つ抜け出てる様に思われてますが、そうでもないでしょう。
じゃぁ見たいか?ってなるとこれまた否。
正直ペケルマンの「リケルメと心中スタイル」は魅力感じません。
確かに今季もリケルメは素晴らしい。
ビジャレアルがCLの準決に残ってるのも彼のおかげだし、元々今季CLに出れてるのも彼のチカラ。
バルサ時代にベンチを温めていたアノ頃と比べても雲泥の出来。
今や世界を代表する選手になったのは間違いない。
ただ個人的にはアイマールやベロンの方が好きなんですよね。それにサビオラやサネッティも。
ハマれば優勝までいく可能性もあるけど、リケルメがダメだった時は一気に敗退もあるんじゃない?
で、そのリケルメがダメな可能性って非常に高いと思うんですよ。
だったCLの準決まで来てるんですよ?極限の心理状態で戦ってる訳です。
ただでさえ怪我の多い選手なんで、果たしてドイツにコンディション合わせれるのか?
で、彼がダメだった場合でも豪華絢爛な攻撃陣がいますけど結局クレスポにしてもメッシにしてもリケルメと同様の事が言えます。
ドイツにパーフェクトなコンディションで来れるの?と。
オランダは微妙ですよね。
代表チームで一番好きなのはオランダなんですけど、今回は興味湧かない。
ダービッツもセードルフもいない代表なんて・・・。
ファンバステンの国内組中心のチーム構成は正解だと思うし、今回も結果残してくれると思います。
しかしなんか見る気が起きないよね。
せめてスネイデルぐらいは使ってほしいけど。
ま、勝ち抜け予想はアルゼンチンとオランダで。
ペケルマンの唯一良い所はソリンをキャプテンにしてる所。それだけは素晴らしい。
なのでアルゼンチンには勝ってほしいよね。

グループD:メキシコ、イラン、アンゴラ、ポルトガル

これまた微妙なグループですね。
アンゴラあたりが大会を賑わしてくれそうな気もするけど。
ポルトガルも地元開催のEUROの時より迫力落ちてるし。
こういうグループはこういうグループでおもしろいし、実際見たら楽しいんやろうけど、そんな暇じゃない。
普通にポルトガルとアンゴラかな。

グループE:イタリア、ガーナ、アメリカ、チェコ

チェコは結構やると思います。
EURO04を御覧になられた方はチェコのあの頃の強さを良く御存知だと思います。
あれから2年。
チームは熟成されたのか衰退したのか。
予選の結果だけを見れば「衰退」と取れるかもしれません。
しかしその悔しさはチカラとなって本大会で発揮される筈です。
久々のW杯ってのも良いモチベーションだろうし、主力が疲れてないのも良い!!
今季のヨーロッパ戦を見てても多分あんまり疲弊してないで、チェコ人は。
ロシツキーやバロシュは国内リーグのみの戦いやったし、ヤンクロフスキはミランで干されてたし。
ネドベドは参加するのかどうか不明やけど、彼にしても途中まで代表戦出てなかったのは大きなアドバンテージ。
チェコは優勝もありえるで。
そのチェコに対抗するのがイタリア、ガーナ、アメリカ。
この3カ国は正直横一線やと思う。
イタリアは多分トッティ怪我で出れないやろうし、ジラルディーノはへっぽこやし、トニもビオラであんだけ点取ってたら正直本大会の頃はガス欠でしょ。
それにもはやリッピのフットボールで世界を制覇出来るとは思えん。
ブッフォンとチェフの世界NO.1GK対決は見物ですがね。
アメリカに喰われる可能性もあると思いますよ。

グループF:ブラジル、クロアチア、オーストラリア、日本

さて日本。
正直今回の日本は結構やると思いますよ。
なにせ欧州組があんまり試合に出てない。
殆どフルに出てたのは俊輔と松井ぐらいのもんでしょ。
その俊輔も(乱暴な言い方をすれば)楽なスコットランドリーグだし、しかも2冠に輝いた訳ですから悪い疲れじゃない。
尚かつもうこの時点で消化試合に入っとる訳です。6月に向けてコンディション整えれます。
松井はかなりハードだったと思うので疲れてるとは思いますが、多分彼は先発じゃない。
なので限られた時間の中でチカラを発揮出来ればOKなんです。
リーグアンでの疲れもそんなに代表にとってマイナスじゃない。
で、中田英、中田浩、高原、稲本、大黒、大久保、平山、鈴木、更に直前に帰って来た柳沢、伸二も入れましょか、彼等海外組は最高です。
最高のコンディションです。試合してないから。
ヤナギが怪我、鈴木、平山、大久保あたりはメンバー入りも微妙だけど、それでも入ったら大きなチカラを出せるでしょう。
高原なんて殆ど試合に出てないから、そんなドイツの地で大暴れ出来る筈です。
そして国内組。3月にJリーグが開幕して、6月ってのは丁度良いタイミング。
ピークの状態で試合出来ます。
欧州でプレーする選手が殆どの割合を占め疲れきってるブラジル、クロアチア、オーストラリアに勝つ可能性は充分過ぎる程にあります。
だから日本の突破はかなりカタイ!!
正直日本代表の試合なんて何年も見てないし、今回も応援する気無いし、試合も見ないけど。
ただこの勝利で浮かれ上がる日本の姿は正直ウザい。
ある意味今回日本が勝ってしまうと、それはW杯の終焉をも意味するのです。
現在でもCLに「世界最高の大会」は譲ってしまっているが、それを取り戻せるか否かの大事な大会。
今回日本が躍進するようだとそれは単なる「お祭り大会」に成り下がってしまった事を意味します。
ただそんな事を伝える日本のメディアは皆無でしょう。
だから試合を見る人達は冷静な目で見てほしいもんです。

そしてブラジル。
参加国の中で最も魅力的なメンバーを揃えてます。
ロナウド、アドリアーノ、ロナウジーニョ、カカ、ゼロベルト、ロビーニョ、エメルソン、ジュニーニョ、ロベカル、カフー、ルシオ、シシーニョ・・・。
キリがありません。
そして代表に入れなかった無数の優秀なブラジル人選手達。
どうか忘れないでほしい。彼等を集めて日本代表と試合したとします。
両チーム共にトップコンディションと仮定して10回試合やったら9回はブラジルB代表勝てると思います。
それぐらいにレベルが高い。
その中でも群を抜いてるのが前線の4人。
こんなカルテットありえません。
最高にワクワクします。
しかしそんなカルテットも残念ながら輝けないでしょう。

ロナウジーニョ・・・誰もが認める現在世界最高のクラッキ。しかし6月の彼はフラフラでしょうね。
アドリアーノ・・・最強の破壊力を持つ怪物。ただコンディション悪い時の彼はインテルに於いてもただの塊になってしまいます
カカ・・・タイトなミラン、タイトなセリエ、タイトなCL、そして栄冠無し。このツケが一気に6月に襲うでしょう。
ロナウド・・・唯一不気味な存在。確実にW杯に向けてコンディション合わせてきてます。怪我が多いからね。しかしその怪我がもし重症だった場合は。。。

思えば前回大会。私の優勝予想はブラジルでした。
その理由はまず守備的な戦術。
守れないチームはこの短期間のトーナメント戦じゃ勝てないでしょ。
次にブラジル国内の選手中心の選考。
国内組は丁度6月はコンディション最高やからね。
攻撃の核となるロナウド、リバウドの絶好調さ。
当時世界でも最高のユニットだった2人。
この2人が共に直前のシーズン疲弊してなかった!!
インテルとバルサで共に怪我をしておったからね。
以上の理由でブラジル予想は鉄板だと予想しました。

実際大会前の各誌の優勝予想はアルゼンチンとフランスで二分してました。
たしかに01年の両チームは最高の強さでした。
が、97年の最高チームもブラジル。
W杯前年にピークを迎えたチームは本番で勝てない、っという直感がありました。
まぁアルゼンチンとフランスがまさか予選グループで落ちるとは正直予想外でしたが。
で、今回のブラジル。
それがものの見事に当てはまっちゃう気がするんです。
こんな最高のカルテット、アブラモビッチがいくら金を積んだって集めるのは至難のワザです。
だからこそ負けます。ブラジルの優勝はない。
逆にブラジルが優勝すれば、それはもうW杯の復権です。

勝ち抜け予想:ブラジル、日本

グループG:フランス、スイス、韓国、トーゴ

予選に続いてまたもフランスとスイスが同居。
恐らくこの2チームがそのまま突破するでしょう。
フランスはかなり限界が来てます。
ジズーは最高だけど、それ以外がここまでギクシャクするとは正直思わなかった。
1人1人の選手は「10年に1人」っていうレベルの選手ばかりなのに何故でしょう。
今季アーセナルで規格外の活躍を続けるアンリも代表チームだと何故かスケールダウン。
トレゼゲもユーベの様にゴールを量産出来ません。
監督と喧嘩したピレスが代表落ちしてますが、監督クビにしろよ。ピレスとか関係無く(まぁそれも含めてだが)全然イケてないやん。
もう今更遅いけど。だから優勝もない。

グループH:スペイン、ウクライナ、チュニジア、サウジアラビア

EURO予選に続いてスペインとウクライナが同居。
まぁスペインにしてもウクライナにしても予選より本大会の方が楽なグループってのは複雑やね。
特にウクライナはトルコ、デンマーク、ギリシャと同組、っていうとんでもない死のグループをくぐり抜けて来た訳ですから。
はっきり言って予選の方が凄いってどうなんよ?


とりあえず長くなってきたのでここで一旦切ります。
続いては決勝ラウンドの展望です。

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