2007年6月28日 (木)

06-07バルサ総括

ショッキングな結末から1週間。
ようやく気分も落ち着いてきたので、バルサの今季を振り返ってみたいと思います。
毎年恒例のWSDのヨーロッパ総括号も発売された事やしね。

さて、今季のバルサですが開幕前は希望に満ち溢れていました。
圧倒的な強さでリーガ連覇を果たしたチームに更に強力なメンバーが加わったからです。
そうザンブロッタとテュラムです。
(その他の新加入選手にグジョンセンとサビオラがいますが、彼等については後ほど・・・)
最強バルサの中にアラを探すとなると出てくる問題としては、やはり守備でしたからね。
攻撃志向のチームなのでこれは当然。
そんなチームに加わったディフェンスのスペシャリスト達。
これによって本気で穴の無いチームが出来上がったと感じさせられました。

そんな訳でチームもメディアもクレも自信満々状態だった今季のバルサ。
メディアが掲げた今季の目標は「6冠達成」でありました。
6冠とは、

1.CL
2.リーガ
3.国王杯
4.トヨタ杯
5.欧州・スーパー杯
6.スペイン・スーパー杯

であります。
ちなみにこの1〜6の順番ですが、私の中でプライオリティが高い順に書きました。

正直開幕前の私は1番のCLさえ獲れれば良いと思ってました。
今季の望みは「CL連覇!」これのみでした。
89-90シーズンのミラン以降、どのチームも成し遂げていないチャンピオンズの連覇。
高い目標である事は解っていました。
しかし今季のバルサならイケるのでは?
そんな夢を託していました。
ですが、この意識そのものが間違っていたのです。
「CLさえ獲れれば良い」という気持ちの中には「他のタイトルなんて余裕で獲れる」という驕りがありました。

「選手達の中に驕りたかぶる意識があったんじゃないか?」
優先順位として最も低いであろう6番のスーペルコパしか獲得出来なかった今シーズンを終えて、メディアの意見は一致しています。
ホントに選手にそういう気持ちがあったのか?
こんな議論は推測の域を出ないので無駄だと思います。
でも連覇、つまり続ける事の難しさっていうのはソコなんですよね。
いかに傲慢にならないか、いかにハングリーさを保てるか。

言い訳のある状態だと中々良い結果は出せません。
それは何もフットボル界に限った事ではありませんがね。
昨季の欧州5大リーグの優勝チームは全て連覇でした。
しかし今季も連覇を続けれたのはリヨンのみ。
セリエはユーベそのものが制裁で2部リーグへ降格。
そんなユーベの空席はインテル、ローマ、ミランが争うと見られてましたが、結果はインテルの独走でありました。
「充分な補強が出来なかったから」「勝ち点剥奪されてのスタートだったから」という言い訳があったローマ、ミランに対して、インテルはバッシングを受ける程の巨大補強を敢行。
退路を断った事が吉と出た様に思います。(優勝して当たり前というプレッシャーに苦しんだ時期もありましたが)
プレミアも無敵の強さを誇っていたチェルシーが今季は脱落。
「金満オーナーの好みでスター選手を使わなくてはいけなかったから」。
ブンデスのハリウッドチームも「バラックが抜けてしまったから」という立派な言い訳。
そして我等がバルサは「日本まで行かなくてはいけなかった過密日程」「エトー、メッシの長期離脱」「W杯後のシーズンでロナウジーニョのコンディションが悪かった」などなどでしょうか。

う〜ん、「継続は力なり」とはよく言ったものです。

今季のバルサの得点は78、失点は33。
これは連覇を果たした過去2シーズンと比べても、遜色ない数字なんです。
04-05:73得点29失点
05-06:80得点35失点
数字が変わらないのに結果が出なかったってのが、余計に今季のバルサの勝負弱さを物語っています。
マドリー、セビージャ、バレンシア、ビジャレアル、サラゴサ。
この上位6チーム相手のアウェイ戦の成績は、なんと全敗。
更にはデルビーであるエスパニョールにも負けています。
この6試合の成績は0勝6敗の得点3失点13であります。
データだけ見ても単なる敗戦以上のモノが感じられますね。
相手のホームの大観衆を黙らせる、こういう勝ち方が出来るのが王者ですからね。
ちょっとアウェイで勝てなさすぎでした。

今季のバルサに強さを感じなかった理由がもう1つ。
それは連勝の少なさです。
連勝があるとチームに活気が漲りますし、追いかける方の絶望感にも繋がります。
終盤マドリーは6連勝した訳ですが、その間って「いつまでも勝ち続けるんじゃないのか??」って雰囲気があったじゃないですか。
今季のバルサの大型連勝は、3連勝が2回あったのみであります。
ちなみに、
04-05:5連勝1回、4連勝2回、3連勝2回
05-06:14連勝1回、4連勝1回、3連勝1回
でした。これでは強さに違いを感じるのも当然でしょ。
他国リーグでも、ユナイテッドは7連勝を2回もやってるし、インテルは破竹の17連勝、シュツットガルトも終盤の8連勝が優勝に繋がり、リヨンは序盤に9連勝と6連勝を畳み掛けて他チームに格の違いを見せつけました。
今季のバルサに安定を感じなかったのも、こういう理由だと思います。

さてさてそんな無念のシーズンが終わった今、私達の胸にある想いは唯一つ
「今シーズンの悔しさをバネに!」
です。
でもこの想いって今季は何度も胸に抱いたんですよね。
開幕前スーパーカップでセビージャに惨敗した時も「これが良い薬になる」って思ったし。
チェルシー、マドリーに続け様に完封負けした時も「きっと10倍返しにしてくれる」って思ったし。
日本でインテルさんに敗れた時も「遠征の苦しみを怒りに変えて戦ってくれる」って思ったし。
レッズにカンプノウで沈められた時も「アンフィールドで奇跡を起こしてくれる」って思ったし。
不甲斐ないロスタイムの失点を繰り返した末に迎えた最終節でも「ドラマがきっとある」って思ってました。
こういう想いと限りなくニアリーイコールな想いを抱いて、また私は来季の開幕を迎えるのです。
最高やん!!
これぞ醍醐味やん!!!
ホンマに来季は頼むよ!また暗黒期に逆戻りなんて嫌よ!!
楽しく美しく、そして勝つフットボルを期待してますよ!!!

最後に主要選手への寸評をば。


バルデス
今季はかなりの成長を感じました。レッズ戦のズリズリ失点(´Д`;)の様な興醒めなプレーも相変わらずあったのですが、それ以上にビッグセーブが多かった。彼がいなかったらバルサの優勝の芽はもっと早くに無くなっていたでしょう。エラーを少なくしていけば、カシージャス、レイナの牙城を崩す日も近いよ

ジョルケラ
バルデス君がリーガ、CLの全46試合にフルタイム出場した為にメジャー大会では出番無し。その代わりといってはなんだけどコパデルレイでは起用され続けた。まぁコパ観れないのでコメントのしようがない・・・・。

ザンブロッタ
開幕当初はバアついてましたが最終的には完全にフィットした。昨季のバルサの右ラテラルは「攻」のベレッチ「守」のオレゲールという棲み分けだったが、ザンビーは攻守両面において両者を圧倒。世界有数のラテラルである事を異国の地の1年目で証明してみせました。しかも左右遜色なくプレー出来るのでライカーの戦術の幅も広がりました。う〜ん、移籍金安かったなぁ。

オレゲール
短命に終わった3-4-3では右CBの1stチョイスだった。しかしクラシコの退場に代表される様に、今季は自慢の守備にマズさが目立った。政治的発言が誤解されるなど、ピッチ外での話題の方が多かった気も。

ベレッチ
「パリの主役」も今季は苦しんだ。ザンビーの加入によって今季は右ラテラルの3rdチョイスに降格。怪我があったり、3バックでラテラルがいらなくなったりで少ない出番もより限られてしまった。

テュラム
開幕前は年齢的な事もあって獲得を疑問視する声も多かった。"マルケスープジョル"というCBコンビが昨季は盤石やったしね。そんな雑音を振り払ったのは他でもないテュラム自身のパフォーマンスでありました。エレガントで正確で、そして力強いディフェンスはまだまだ健在でありました。守備の上手さだけならば未だにプジョル、マルケスよりは数段上。ただバルサは攻撃が求められるクラブです。そういう意味ではマルケスほどの信望をクレから集められていないのは事実でしょう。でもテュラムの加入は色んな波及効果ももたらしたので大正解だったと個人的には思いますよ。

プジョル
今季も魂のプレーでチームを牽引しました。ライカーのローテーションシステム導入によって先発しなかった試合もありましたが、やはり「外せない」という判断に最終的には至ったようです。そりゃそうでしょ。

マルケス
怪我が長引いてしまったのとローテーションシステムによって過去2シーズンと比べると出場試合数は激減。出た試合でも過去2シーズンほどのパフォーマンスは見せれなかった印象です。ただ彼が出てる試合と出てない試合では最終ラインからの攻撃力が雲泥の差なんですよね〜。やっぱりバルサ浮沈の鍵はこの男が握ってるといっても過言では無いでしょう。

ジオ
当初はローテーションシステムによってシウビーニョと交代で試合に出ていたが最終的には確固たるレギュラーとして君臨した。ただ2シーズン連続のノーゴールは淋しい数字。ダイナミックな切り崩しや正確なクロスも激減した。あらゆる点でザンビーよりも劣っており(勝っているのは前線とのコンビネーションぐらいか?)、噂にあがっているD・アウベスやアビダルが加入すると一気に苦しい立場に追い込まれそう。でも漏れはジオ好きなんだけどなぁ〜。

シウビーニョ
そんなジオよりも苦しい立場なのがシウビーニョ父さん。出場試合数が減った理由は怪我が長引いたからだけでは無いでしょう。年々パフォーマンスが低下してるのは本人も否定出来ない事実だと思いますよ。もう1、2年はやれる気もしますが、「バルサ」というクラブではチョット迫力不足な気もします。

イニエスタ
今季のチーム内MVPは間違い無く彼でしょう。タフネスぶりは今季も相変わらずで、ほぼ全試合でフル稼働。代表にも定着してしまったので、見ているコッチが可哀想になるぐらい休みが無かった。その中でのハイパフォーマンスでしたので余計に評価が高くなります。得点能力が上がったのが最大の成長の証でしょう。ペップの予言が確実に現実のモノとなってるので嬉しい。

エヂミウソン
昨季の働きが最高すぎたので今季のパフォーマンスは、どうしても見劣りしてしまいました。故障もあったので仕方ない部分も多かったのですが、強さも迫力も無く、軽さばかりが目立ってしまいましたよね。とりあえず手術するみたいで来季の開幕には間に合わない事が確定。しっかり治して昨季の様な輝きを取り戻してくれい!

モッタ
今季の一番のニュースが「行方不明」ってのはどうよ?自分自身への怒りから迷走してしまった今季のモッタ。エトー舌禍事件の時に代表される様にロッカールームのムードメーカーとしては必要なキャラクターなのですが、ピッチの上では依然輝きを放てず。出ればファウルを繰り返し、黄紙貰って退場の雰囲気を振りまく。ほぼこれの連続でしたね。かつて見られた豪快なミドルや力強いヘディングも鳴りを潜めました。

チャビ
正確なパスワークによるゲームメイキングは今季も健在でした。活躍のインパクトとしてはイニエスタの方があったけど、イニが伸び伸びとプレー出来たのもチャビの存在があってからこそ。レバノン2000の頃の代表に例えるならイニが俊輔でチャビが名波ですな。ってスケール小さい方に例えてもしゃ〜ないな。

デコ
なにかと戦犯にされがちな我等が卓球さん。確かにラスト数試合の様な気合いは開幕当初は全く見られませんでしたからね。リーガでたった1得点ってのも彼のポテンシャルから考えると淋しすぎる数字です。出来てる試合は抜群なので、余計に「継続して欲しい」って想いは募るわなぁ

エトー
彼の長期戦線離脱がバルサにもたらした影響は計り知れませんでした。しかも絶好調の状態での負傷でしたからね。この負傷で色々歯車が狂いました。負傷さえなければ、いらん事も言わんかったやろうし。

グジョンセン
やはりラーションにはなれなかった。元々タイプが違うので比較する事自体が間違いではあるのですが、それにしても迫力不足でした。序盤戦は結構役に立っていたのですが、エトー離脱によってサブからスタメンへ格上げされると途端に実力不足を露呈。リーガでは12月以降音無しですからね。終盤戦では中盤で起用されるなどマルチロールっぷりも仇に

サビオラ
シーズン前は完全に構想外でベンチに入れる日も来ないんじゃないのか?と言われてましたが、エトー、メッシの故障とグジョンセンの空回りによってチャンスが訪れました。その好機を逃さなかった所が流石コネーホでした。特に2007年に入ってからが怒濤で、1月は公式戦8試合で8得点と大暴れ。出場機会さえあればグジョンセン、エスケーロとの格の違いはハッキリと証明出来るのです。ただこの世界は指揮官に嫌われるとどうしようもないですからね。いままでありがとう、コネーホ。

エスケーロ
開幕前の予想通り、残念なシーズンとなってしまいました。エトー、メッシの怪我がなかったら出場機会があったのかさえ今となっては疑わしい限りです。試合に出てないので連携不足は仕方無いのですが、どうしても悪い面ばかり目立ってしまいました。実力に疑いの余地は無いのですがね・・・。

メッシ
飛躍的に増加したゴール数(6→14)が今季のメッシの成長ぶりを物語っていると思います。長期戦線離脱が無かったらいったいどこまで数字を伸ばしていたことやら。ブレーメン戦の終了間際の同点ゴールやクラシコでのハットトリック、5人抜き、神の手ゴールなど印象に残る得点も多かった。まさに記憶にも記録にも残るシーズンとなりました。ネガティブな事が多かった今季ですが、メッシとイニエスタの成長ぶりは正に希望の星でありました。

ジュリ
昨季はメッシが怪我してる間に印象的な活躍をしたのですが、今季は再現ならずでした。開幕当初はローテーションシステムもあって貢献度の高いプレーも多かったのですが、終盤戦は完全なるベンチ要員となってしまいました。ただ現在も多くのオファーが届いている事からも解る通り揺るぎない実力を持っている選手なのであります。アンリ加入で前線のポジション争いは更に激化してますが、どの選手ともタイプが違うので活かせる場はきっとある筈です

ロナウジーニョ
批判という批判で彩られた今季ではありましたが、なんだかんだでリーガ21得点ですからね。文句を言われる数字じゃないんですけどね。負担が彼ばかりにかかって可哀想な面もありましたし。それにオーバーヘッドや壁の下抜きFKなど相変わらずファンタジーも披露してくれました。エースの宿命とはいえ、あまりにも期待値が高すぎる気も・・・アンリの加入はガウショの負担を減らせれる意味でも大賛成ですわ

ライカールト
迷走3バックや意味不明な交代、審判への抗議、ベンチ破壊など、今季は「?」な行動が目立ちまくった。開幕前にテンカーテ離脱の影響が議論されていましたが、結果的には"不安的中"といった所でしょう。個人的には来季もパイナポーでホントに大丈夫なの?ってのが本音

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ナスティック×バルサ 06-07 Liga 第37節

ヒムナスティク 1 - 5 バルセロナ  
G:グラーン(83分)   プジョル(21分)、メッシ2(35分、51分)、ロナウジーニョ(38分)、ザンブロッタ(90+1分)
 
ナスティク:ルベン、カルボ、セサル・ナバス、マテジャン、マルコ、シャボー、モラーレス(72分、メリノ)、ヘネレーロ(56分、ピニージャ)、ポルティージョ、イルルスン、クエージャル(64分、グラーン)

SUB:ピサーリ、ルス、カンパーノ、ルベンカストロ

バルサ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム(73分、オレゲル)、プジョル、ジオ、イニエスタ、シャビ、デコ(72分、モッタ)、エトー、メッシ(82分、エスケーロ)、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、マルケス、サビオラ


終戦でございます。
ドッキドキの最終節ではありましたが、残念ながらWOWOWでのLIVE放送はマドリー。
これは当然ですよ。だって首位だもんね。
バルサ戦はWOWOW3で生放送だった訳ですが、契約していないので視聴不可。
試合を観る為には、次の日の18時の再放送を待たなければなりませんでした。
んで、今回は最悪なコトに情報遮断に失敗。。。。
つまりは最悪の結末を知った上での観戦となった訳です。
なのでドッキドキの最終節になる筈も無く、至極冷静な観戦となりました。

シーズン総括はまた別の機会に纏めて書きたいので、今回のレポはあくまでもナスティック戦の事のみに触れたいと思います。

立ち上がり元気だったのはナスティック。
もう既にダントツでの最下位が決定しており、この日は失うものなんて何も無い試合だった訳です。
そんなホーム最終戦ですから、目一杯戦うのは当然の成り行きでしょ。
逆にバルサもといクレ達は目の前の試合よりもベルナベウでの試合の方が気になりますからね。
しかもバルサには勝たなければいけない、というプレッシャーもありました。
「勝てば優勝」ってのと「勝っても何も無いかもしれないけど、負けたら絶対に何も無い」ってのとは、心境にどんな違いがあるんでしょうかね。
そりゃ選手によっても違うとは思いますが。
この日のバルサの立場は後者だった訳で、私が見た感じ雰囲気は激重でした。

そんな暗雲を振り払ったのが、やっぱり頼れる男、カピタン・プジョルでした。
気合いのスライディングで無人のゴールにボールを流し込んで、バルサ先制。
実際はメッシの崩しや、その前のパスが素晴らしく、プジョルは「ごっつぁん」の立場なんですけど、もうこういう試合では気合いですよ!魂ですよ!!
それを改めて証明したプジョル。
流石です。

これで確実に振っ切れたバルサはメッシ、ガウショの連続ゴールで前半だけで試合を決めました。
メッシのエリア横断ドリブルミドルシュートは、今季「型」になりましたなぁ。
それにガウショ。FK蹴る前から決まる雰囲気バッシバシ出てましたよ。
顏が武田鉄矢全盛期の頃の金八顏になってる時は十中八九決まりますなぁ。

バルサとナスティックでは勝ち点に約50の開きがあります。
試合序盤の勢いは確かにナスティックにありましたが、この50の差を覆す程のチカラはありませんでした。
順位表通りのチカラの差がピッチ内に繰り広げられ続けます。

後半に入ってもバルサがあっさり追加点。
99%デコのゴールでしたが、最後にメッシがPUSHしてメッシこの日2点目。
ゴールを強奪されたデコでしたが、大人の笑顔で応えます。
そう、この時はまだ余裕があった。
それはマジョルカがリードしていたから。

後半23分までマジョルカがリードするという奇跡的な展開。
結果知らんかったらアドレナリン出まくってたであろう展開。
しかし結果を知ってるので、そんな状態にはなりませんでした。
そんな私に出来る事はバルサの最後を見届ける事。

ピッチ上の選手達はエトーを除きガムシャラにゴールは狙っていませんでした。
もう目の前の試合は決している訳ですからね。
どうしても視線はベンチにいってしまいます。

そしてマドリー同点の報。
確実に動きが落ちるバルサイレブン。
更にマドリー逆転の報。
更に動きが落ちるバルサイレブン。
これまでどんな事があっても気持ちを切らさなかったプジョルですら、集中力が切れているのが手に取る様に解りました。
そして無抵抗にナスティックに得点を献上です。
こりゃもうしゃーないよね。

更にマドリー追加点の報が入ってくると、一気に葬式モードに突入してしまいました。
そんな中でも最後の最後にゴールを奪ったのはザンブロッタ。
やはりイタリア人の精神力なのか。
そんなイタリア人率いるチームに覇権を譲ってしまったのは必然なのか?

なんとも空しいゴレアーダ。
私はその全てを見届けましたよ。
シーズン当初は「リーガなんて楽勝、問題はCL」なんて風に思ってました。
それが今日の落胆ぶりは、どうよ!
悔しい。あ〜悔しい!!!!


バルデス:丸刈りで登場。彼に似合う髪型はあるのか!?
ザンブロッタ:クロスの質は悪かったが、前半から上下動を繰り返し右サイドを制圧
テュラム:ナスティックに格の違いをみせつけた
プジョル:唯一の脅威ポルティージョも完封。圧倒的な存在感でチームを牽引
ジオ:フル稼働でサイドの主導権を握っていた
イニエスタ:段違いのキープ力と広い視野でボールを回し続けた
チャビ:相手も4-3-3だったので非常に楽だったと思います。中盤で負ける筈が無い
デコ:エトーにチャンスを供給し続け、メッシにはゴールをプレゼント。
エトー:力み過ぎで無得点。能力の高さは見せまくってたのですが・・・
メッシ:強引に2試合連続の2ゴール。現在のバルサでは完全なるエースですな。
ガウショ:マークも甘く自由自在にプレー。オーバーヘッドも惜しかった

モッタ:これで見納め?ってのは残念すぎる
オレゲール:弛緩しまくってた時間帯に投入される。なので特に無し
エスケーロ:彼も見納めか?悪くない選手なんだけどなぁ〜

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2007年6月16日 (土)

バルサ×エスパニョール 06-07 Liga 第37節

バルセロナ 2 - 2 エスパニョール 
G:メッシ2(43分、57分)  タムード2(29分、90分)

バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、ジオ(HT、オレゲル)、イニエスタ、シャビ、デコ、エトー、メッシ、グジョンセン(77分、モッタ)

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、マルケス、ジュリ、エスケーロ

エスパニョール:カメニ、ラクルス、トレジョン、ジャルケ、チカ、モイセース(61分、アンヘル)、デ・ラ・ペーニャ、コロ(63分、ジョナタス)、リエラ(37分、ルフェテ)、ルイス・ガルシア、タムード

SUB:イライソス、ベラスコ、イト、ジュリアン


正直レポを書く気力すら沸いてきませんが・・・・。

今季のバルサを象徴する様な結末でしたね。
チェルシー戦、ベティス戦に続き、またも繰り返された終了間際の失点。
しかも聖地カンプノウで。

ほぼ手中に収めていた首位の座がこぼれ落ちた瞬間。
バルサにとっては"悲劇"の89分でしたが、マドリーにとっては"歓喜"の89分になりました。
マドリーはマドリーで、ここ最近のマドリーを象徴するかの様な劇的な同点劇。

リーガの行方は十中八九決したと言って良いでしょう。
セビージャまでもが引き分けるなんて、あまりにも出来過ぎています。
バルサにとっては完全なる"自滅"での終わり方。
うん、今季のバルサには相応しい終わり方ですよ。


と、ネガティブな事ばっかり書いてても始まらないので、超ポジティブシンキングで考えてみよ〜〜。
・ドリームチームの頃のバルサは4連覇しましたが、その内の3回が最終節での逆転優勝!
・更にその内の2回はマドリーを逆転しての優勝

こんな事が今季起きたら確実に奇跡ですが、起こらないとも言えないでしょ??
それにマドリーはこの日の劇的な勝利で、すっかり優勝した気分になってる筈。
足元をすくわれろ!!頑張れマジョルカ!!!


いや〜しかし、それにしてもドキドキの90分間でしたなぁ。
今季一番ドキドキしたかも。
相変わらずWOWOWの放送体系がイケてないので、土曜夜の試合を何と月曜早朝まで待たないといけない始末。
つまりその間は情報遮断。
そして気合いの早朝観戦。
情報を遮断しつつも、マドリーとセビージャが引き分けた事は知っていた。
なので、目の前の試合に全集中力を注ぎ込んでの観戦。
勝利あるのみ!!
しかし勝てなかった。
相手は決して強くないエスパニョール。
デルビーなので確かに気合いは入っていた。
でも強さは感じなかった。
やられる気配は無かった。
バルサにカタさがあった時間帯はエスパニョールペースにはなっていたけど、基本的には圧していた。
だから祈る様な気持ちで観てはいたが、正直「貰った」とも思っていた。
でもその反面、試合終了のホイッスルが近づくにつれて不安にもなった。
「ここで失点したら奪い返す時間が無い」
そしてその不安が現実となった瞬間・・・・。

今季のバルサはチャンピオンに相応しくないチームです。
「勝たなければいけない試合」を落とし過ぎてる。
アウェイで勝てなさ過ぎる。
でもマドリーだって優勝に相応しいチームとは思えない。
序盤完全に崩壊してたし。
セビージャだって大事な試合を落としまくってる。
なので、来週どういう結果になろうとも真のチャンピオンは今季産まれなかったとも言えるでしょう。
どのチームも来季テコ入れが必要だと感じます。
でもその中でもバルサはリーガ最多得点チームで最少失点チームなんですよ。
だから、優勝させてよ。せめてもの今季の慰めに・・・・。


バルデス:何度もチームを救ったが、最後の場面は軽かったなぁ・・・
ザンブロッタ:右に左にフル稼働
テュラム:跳ね返す強さは見せたが、2度もタムードにウラを取られた
プジョル:テュラムと同じ
ジオ:怪我もあって前半だけでお役御免
イニエスタ:スーパーなプレーは無かったが、悪くは無かった
チャビ:中盤を支配しペースを手繰り寄せた
デコ:気合い充分に躍動。フィニッシュさえ決まっていれば・・・
エトー:決定的な3点目が決まっていればなぁ、って今季何度思った事でしょう
メッシ:またもやマラドーナを再現。どこまで伸びるよ??
グジョンセン:前半は左、後半は中央でプレー。2点は決めれた筈

オレゲル:最後の最後でライン揃えれず
モッタ:中盤の砦にはなれませんでした

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バルサ×ヘタフェ 06-07 Liga 第36節

バルセロナ 1 - 0 ヘタフェ
G:ロナウジーニョ(2分)
 
バルセロナ:バルデス、ベレッチ(62分、オレゲル)、テュラム、プジョル、ジオ、エジミウソン、シャビ(90+3分、イニエスタ)、デコ、エトー、メッシ(89分、モッタ)、ロナウジーニョ(40分、退場)

SUB:ジョルケラ、シウビーニョ、グジョンセン、ジュリ

ヘタフェ:アボンダンシエリ、コントラ、プリド、ベレンゲル、パレデス、チェレスティーニ、カスケロ、マリオ・コテロ、ナチョ(60分、アルビン)、マヌ、ヴェルパコフスキス(60分、パチョン)

SUB:ルイスガルシア、テナ、レドンド、アルベルト、ソウサ


いや〜苦しい苦しい苦しい試合でしたよ。
立ち上がり2分で先制点が産まれた時には、これは前節に引き続いてのフィエスタか!!
と、盛り上がったもんです。
しかしヘタフェはアトレティコよりも強かった。
時間が続くにつれて前節の再現を期待するよりも前々節の悪夢が脳裏をよぎる展開。
ヘタフェよ、何の為に頑張ってるの?
既にUEFA杯の出場権は手にしてるし、勿論降格の心配も無ければCL出場権獲得のチャンスも無いという順位のヘタフェ。
つまりは勝っても負けても何もない位置な訳ですよ。
それなのに、バルサに負けず劣らずの気合いを90分間出しまくり、勝ち点への執念を見せ続けたヘタフェ。
マドリーから勝利ボーナスが出るという噂がスペインでは絶えないみたいですが、金で買える様な頑張りじゃなかったよ。

シュスターは良いチームを作りましたね。
パス回しも流れるようでした。リズムも良かったし、人の動きも抜群でした。
中盤でのチェックの連動性も見事で、バルサの攻撃を狙い通りに遮断していました。
ラフプレーが多かったのは残念でしたが、これは審判にも責任がある事やからね。
で、冒頭の疑問に戻る訳なんですよ。
自らのスタイル通りに綺麗に戦う事も出来た筈やのに、なにゆえ必死にガムシャラになる必要があるの?と。

まぁへっぽこヘタフェに勝っての勝ち点3よりも、この日の様なヘタフェを倒しての勝ち点3の方が純粋に嬉しいけどね。
ただ90分間気が抜けなかったので、チョット疲れたよ(´Д`;)
この試合、何よりも良かったのは選手達の気合いでしょう。
間違いなく今シーズン一番気持ちが入った試合を披露してくれました。
審判のせいで中盤以降荒れ気味になってしまいましたが、それまではナイスゲームでした。
この気持ちを続けれれば、とりあえず残り試合全勝はカタイでしょう!!!
と、思ってたら来週は代表ウィークなんで1週お休み。
う〜ん、水を差された感じやなぁ。
ただマドリーも勢いにノッてるから、丁度良いのかも知れませんね。
ポジティブに考えましょう。
そんな事よりも頼むよWOWOW!!
土曜の夜の試合を月曜の朝まで待たないといけないなんて・・・。

バルデス:日に日に風貌が怪しくなっていってるが、チームを救う好セーブ
ベレッチ:ザンブロッタ故障で急遽出番。まぁ及第点かな
テュラム:マルケスの故障が長引いてるので、ここんとこず〜とフル出場やね。ドメネクそろそろ休ませてあげて〜。
プジョル:気合い充分のイレブンの中でも彼の気合いはやはり別格でした
ジオ:攻守ともに可も無く不可も無く。たまにはシウビーニョでも良いのでは?
エヂミウソン:中盤の底で踏ん張る。ようやく昨季のパフォーマンスに近づいてきたと思ったら次節出場停止orz
チャビ:鬼キープでヘタフェの執拗なチェックをかいくぐりまくり
デコ:丸坊主で闘魂注入。ただ退場しそうでヒヤヒヤしたよ
エトー:「決めてくれ〜」ってのが何本かありましたが、チームを牽引したのでOK
メッシ:デフォルトで2人抜きはイケルね。数的不利な状況でも1人で仕事が出来るのはデカイ
ガウショ:先制点だけでなくファンタスティックなプレーが幾度となく出ていたので上機嫌だと思っていたのですが・・・。簡単な罠に引っ掛かっちゃいましたね


オレゲール:圧されていたので必要な人材でした
モッタ:最終局面を気合い充分にセーブ。ようやく戻って来た
イニエスタ:僅か1分の出場時間でも存在感まざまざ。もっと早くに出そうよ〜

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バルサ×アトレティコ 06-07 Liga 第35節

アトレティコ・マドリード 0 - 6 バルセロナ
G:メッシ2(39分、80分)、ザンブロッタ(43分)、エトー(45+1分)、ロナウジーニョ(58分)、イニエスタ(90分)


アトレティコ・マドリード:クエージャル、セイタリディス、ゼ・カストロ、ファビアーノ・エレル(74分、退場)、アントニオ・ロペス、リュクサン、マニシェ(41分、マクシ・ロドリゲス)、ガジェッティ(53分、アグエロ)、フラード、M・ペトロフ(71分、ミスタ)、フェルナンド・トーレス

SUB:ロベルト、ペルニーア、ペレア、コスティーニャ

バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、ジオ、エジミウソン(78分、モッタ)、シャビ(81分、グジョンセン)、デコ(68分、イニエスタ)、エトー、メッシ、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、オレゲール、ジュリ


バルサの試合前の状況は最低最悪なものでした。
1.前節ベティスに引き分けてしまった為に首位陥落
2.試合開始直前にマドリーが劇的勝利
3.マドリー以外の上位陣(セビージャ、バレンシア、サラゴサ)も全て勝利
4.負けられない一戦なのに相手は天敵アトレティコ。しかもアウェイ
と、まぁ大きなものだけで4つも精神的苦痛を受けるものがあった訳であります。

正直苦しい試合になると思ってました。
本音を言うと、終戦すら覚悟していました。
その気持ちは試合が始まってからも続いていました。
序盤は後手後手に回っていたバルサ。
雨で重くなったピッチだったので速いパス回しが出来なかった面もありましたが、それ以上にアトレティコの出足の速さとトーレス君の俊足にやられていた。
前線にボールがいってもエトーに収まらないので、マイボールに出来ない。
デコの孤軍奮闘ばかりが目立つ状態でした。

一言で簡単に言うと、あまり期待できない状態だった訳です。
それが何故試合終了のホイッスルが鳴った時に6点もの差がついていたのか?
これはもう選手達の気合いでしょ!!!
精神論をふりかざすのもどうかと思うのですが、もう気合い勝ちとしか言いようがない。
それほど全ての選手に気合いが漲っていたし、顏も充実していた。
前節も危機感には溢れていましたよ。
ヘタフェにデポられた後やったからね。
でも今節はそれをも更に上回る気合いだったのです。
前節不甲斐ない引き分けを喫っしてしまった事と、この日も全然イケてなかった事が更に気合いを充実させたのでしょう。
先制点に満足する事なく、2点目、3点目を続けざまに取れた事がとてつもなく大きかった。

この勝利には運もありました。
メッシの先制点はマニシェが負傷の治療で外に出ている隙を突いたものでした。
中盤の空きスペースを見逃さなかったドリブル突破が効きました。
勝負を決めた2点目、3点目はどちらもクエージャルの判断ミス。
特に2点目はお粗末でした。
後半アトレティコサポから大ブーイングを浴びてましたが、当然でしょう。
レオフランコが怪我しててラッキーでした。

ただ運を結果に結びつけるチカラがこの日のバルサにあったのも事実。
先制点のメッシとエトーのワンツーも鮮やかすぎるし、2点目のザンブロッタのループもGKミスとはいえ美しい軌道でした。
3点目のロニー引きつけ→デコ飛び出し→デコシュート気味の折り返し→コボレ球エトー泥臭くPUSHの流れも綺麗でした。

勝負が決着し、また退場者も出て楽な状態だったとはいえ後半のゴールも美しかった。
エトーのスルーパス、メッシのループは大量得点に埋もれさすには勿体無いゴールです。
オフサイドっぽいのも2個あったけど、まぁ試合が決まってからのもんやからね。

とりあえず予想を良い意味で裏切る形でのバルサの快勝劇。
まさかこの時期に今季最多ゴールの試合が産まれるとはね。
まだ内容的に完璧とは言い難い面もありましたが、後半には相手ゴール前でのパス回しも出来たし、何より無失点に抑えれた事が大きい。
あと残り1ヶ月、この日の様な気合いと集中力を持続出来れば、自然と勝利の女神は微笑んでくれる筈です。
それでも微笑んでくれなければ、それはその時。
美しく散るのもバルサらしくて良いじゃありませんか。


バルデス:前半のピンチを危なげなく防ぎ、チームに勇気をもたらした
ザンブロッタ:値千金のバセリーナ!!守備でもペトロフを完封
テュラム:フィード面で再三マルケスと比較されていましたが、鬱憤を晴らすようなザンブロッタへのアシスト!
プジョル:最後まで気合いを保ちトーレスに競り勝つ。5点目が入ってもまだ怒ってたからね
ジオ:上下動を繰り返し攻撃の活力に
エヂミウソン:フラードに仕事をさせず、攻撃面でも効いていた
チャビ:スペースが潤沢にある状況ならば彼の独壇場であります
デコ:リズムが悪かった序盤に孤軍奮闘。欠かせない選手である事を証明
エトー:泥臭いゴール以上に3つのアシストが素晴らしかった。バーに当ててしまったシュートも強烈でした
メッシ:首都チーム相手に2度目のハットトリックはならず。ただ前節から完全に復調したね
ガウショ:ポストに当たってしまった強烈なFKや久々に1対1を決めれた4点目から復調の気配が伺えます

イニエスタ:4点差がついてから投入される。休ませたったら良いのに、と思いましたが最後の最後でオイシイ所持って行きました。オフサイド気味やったけどね
モッタ:試合が決まっていたので殆ど目立てませんでしたが、とりあえず元気そうで良かった
グジョンセン:すっかり中盤要員になっちゃった様子。悪くはないねんけどねぇ〜

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バルサ×ベティス 06-07 Liga 第34節

バルセロナ 1 - 1 ベティス
G:ロナウジーニョ(6分、PK) ラファエウ・ソビス(89分)

バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ(HT、ベレッチ)、テュラム、プジョル、ジオ、イニエスタ、シャビ、デコ、エトー、メッシ(75分、サビオラ)、ロナウジーニョ(67分、エジミウソン)

SUB:ジョルケラ、オレゲール、グジョンセン、エスケーロ

ベティス:コントレーラス、イリッチ、メッジ、ファニート、イシドロ、カピ、フォーゲル、オドンコール(71分、ホベルチ)、リベラ(60分、M・アスンソン)、フェルナンド(62分、ラファエウ・ソビス)、エドゥー

SUB:ドブラス、ナノ、ベガ、ミゲル・アンヘル


予測出来た展開だったので、衝撃はありませんでした。
しかし、こうして時間が空いてから思い出すとショッキングなロスタイムの被弾でした。

前半のバルサは良かったよ。
ヘタフェ戦でデポられた屈辱を跳ね返そうと懸命にプレーしていました。
それが良い方向に循環して、チーム全体に活力が漲りベティスを完全に圧倒。
開始早々に得点出来た事も良かったしね。
エトーのギリギリ外れたヘッド、イニエスタのコネーホばりのトラップ&抜け出しからの左足シュート、そしてエトーの決まれば超ゴラッソになったであろうオーバーヘッドキック。
「入った!」と思ったシーンだけでも3つありましたからね。
それにエトーのオーバーヘッドは思わず立ち上がった程の衝撃でした。
惜しいフィニッシュ以外のシーンでも基本的にリズミカルにボールが回り、人もボールも良く動けていました。
最後のフィニッシュが決まらない、ってのはここ数試合のバルサの慢性的な傾向ではありましたが、そんな心配を吹き飛ばす程の良い内容だった前半。

「この試合は問題無く3ポイント取れるだろう」とハーフタイムまでは思っていました。

しかし後半。
状況は一変します。
ベティスの動き自体は変わっていないのに、バルサが途端にグダグダになります。
正に一気に落ちました。
この状況を見かねたプジョルが魂の中央ドリブル突破を試みて、チームに闘魂を注入しようとしましたが、それも絶大な効果は産めず。
ベティスがアスンソン、ホベルチ、ソビスという攻撃に変化をつけれる3枚を投入した事によりバルサは更に苦しくなります。
もうこの時点で失点は覚悟しました。
明らかにバルサよりもベティスの方が得点の臭いがしていたからね。
なので冒頭に書いた様に、勝利まで後数分ってトコでの失点にも「やっぱり」という思いの方が強かった。

この痛恨のエンパテによって、遂にバルサは首位を明け渡す事になりました。
変わりに首位に立ったのは宿敵マドリー。
エスパニョールに対しての勝ち方を見ても、今のマドリーは完全に勢いに乗っておりまする。
悔しいですが、今のバルサには1-3から4-3に出来るチカラは正直無いからね。
残りは4試合。
今の状態から考えるとマドリーが最後まで突っ走る可能性が残念ながら非常に高そう。
ただもうここまで来て諦める訳にはいかんからね。
カペッロにトロフィーを持ってかれるのは、やはり気に喰わない。
もう余裕を持っての優勝、ってのは無くなったので、こうなったら最終節にドラマを見せてくれバルサ!!!!
それぐらいの気持ちで待ってるよ!!!!!!


バルデス:この日もファインセーブでチームを救う
ザンブロッタ:悪くも無かったが良くも無く。ハーフタイムでの交代は妥当
テュラム:一度ミスからピンチを招いたが、それ以外は無難
プジョル:90分間いつもの1.5倍の気合いを見せまくった
ジオ:前半はロニーとのコンビが冴え渡り、左サイドは彼の独壇場と化した
イニエスタ:この日もスーパーなプレーを連発。もう中盤の中心でしょ!
チャビ:前半は良かったんですが、やはり後半ダウンしてしまった
デコ:PKゲットで前半のチームに勢いをもたらした
エトー:衝撃のチレーナの他にも随所に気合い充分のプレーを披露。ただ気合いは入り過ぎてシュートが力みまくってた
メッシ:明らかに調子悪そうだった。それでも違いを見せれてたけどね。だから代えにくい、ってのはある意味悪循環かも
ロナウジーニョ:後半ガタ落ちで交代も必然の策。ただ前半は気合いのPKの他にも華麗なプレーを連発し、懐疑的だったクレの信頼を取り戻すのに充分な動きだったと思う


ベレッチ:果敢にシュートを放つ等、後半のバルサに不足していた部分を補った
エヂミウソン:中盤の底でフィルターとなる事は出来ず
サビオラ:悪い状態で投入され、良いボール来ず。流れを取り戻す事は出来無かった

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2007年5月 6日 (日)

レアルソシエダ×バルサ 06-07 Liga 第33節

ラレアル 0-2 バルサ  
G:イニエスタ(47分)、エトー(88分)

ラレアル:クラウディオ・ブラボ、ミケル・ゴンサレス、ファニート、ビクトル・ロペス、ガリド、ガリタノ(62分、ディエゴ・リバス)、アランブル、シャビエル・プリエト(75分、エストラーダ)、サビオ、ロペス・レカルテ(59分、ディアス・デ・セリオ)、コバチェビッチ

SUB:リエスゴ、アンソテギ、ノボ、エレーラ

バルサ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、ジオ、エヂミウソン、チャビ、イニエスタ(84分、グジョンセン)、ロナウジーニョ、メッシ(88分、オレゲール)、エトー

SUB:ジョルケラ、シウビーニョ、モッタ、ジュリ、サビオラ


リーガの残り試合数も少なくなってきてますが、相変わらず苦しい状態にあるバルサ。
王者らしい、バルサらしい戦いが殆ど出来ていません。
それでも首位なのですから、今季のリーガの混戦ぶりが伺い知れる所であります。

さて、この日の相手は降格圏を彷徨うラレアル。
今季のバルサはアウェイでとことん勝ててません。
尚且つこの時期に残留争いをしているチームと対戦する事は喜ばしい事ではありません。
相手は死に物狂いで必死やからね。
そしてベレッチ、マルケス、デコが故障で出られない台所事情。
中盤の構成は苦しいなぁ。

と、ネガティブなイメージでキックオフであります。
予想通り立ち上がりからバルサに躍動感はあまり見られませんでした。
それでもソシエダに迫力が無かったので、そこそこチャンスは作りました。
メッシ→エトー(スルー)→ジオ→チャビとピッチを広く使っての攻撃からネットを揺らしましたが、これはギリギリオフサイド。
更にガウショからの浮き球スルーパスをウラへ抜き出したチャビがフィニッシュ!
これはGKのファインセーブに合います。
チャビの前への姿勢が目立ちましたね。
悪いながらも「最悪」では無かった前半。

選手達も感触を掴んだのか、後半いきなり試合を動かします。
ガウショからのスルーパスをイニエスタがウラへ抜け出し反応。
GKをあっさりとかわし、無人のゴールへ流し込んでの先制ゴールであります。
この立ち上がり早々の得点でバルサはググッと楽になりました。
イニエスタは前半のチャビの動きそのままのゴールでしたな。
中盤の選手が代わる代わる前に出てくるのは非常に良い事であります。

流れを掴んだバルサはここから幾度と無くチャンスを作ります。
しか〜〜し、追加点は奪えません。
微妙にシュートがフィットしなかったり、ズレたり、僅かにオフサイドだったり。
もうこの辺りの展開は最近のバルサでは見慣れた光景であります。
まるでVTRを見ているかのよう。
ホントにこういう展開が多いよね。

普通は決めるべき所を決めないと手痛いシッペ返しを喰らうモノなのですが、この日はラッキーでした。
それ程までにソシエダにインパクトがありませんでした。
流石リーガ最少得点チームです。
「ヤバイ!!」って場面が1回も無かったもんね。
ソシエダの拙攻に助けられた部分も多かったと思います。

バルサの勝利を決定付ける2点目が入ったのは終了間際でありました。
ガウショのロングスルーパスにスピードで勝る江藤さんが追い付いてのフィニッシュ。
いや〜、ようやくって感じ。
やっと安心ですわ。
この得点がもっと早くに産まれていれば落ち着いて試合を観れたのですが、最近のバルサはハラハラドキドキがお好きみたいですからね。
とりあえず久々の複数得点とポジティブに考えますか。
この試合で目立った課題はセットプレーの質。
CKが9本もあったにも関わらず1本もシュートに結びつけれませんでしたからね。
チームスタイル的に重要視していない部分ではありますが、やっぱりチェルシーのCKとかと比べると期待感が違い過ぎます。
せめてシュートにはもっといきたい。
昨季や一昨季はもっと可能性を感じた記憶があるねんけどなぁ。


バルデス:見せ場が全くと言って良いほど無かったね
ザンブロッタ:殆どオーバーラップせず守備に専念。指示か判断かは解らないけど
テュラム:読み予測と強さ高さでこの日も壁として君臨。文句のつけようが無い
プジョル:コバチェビッチを危なげなく完封。
ジオ:効果的なオーバーラップで攻めに厚みをもたらした
エヂミウソン:お久しぶりの登場。怪我上がりという事を考えると問題無い出来
チャビ:前半のチャンスを決めてりゃ相当盛り上がったのになぁ
イニエスタ:相変わらずフル稼働させられてますが、仕事はキッチリやります。負傷退場で少しは休めたかな
ロナウジーニョ:CFとしてプレーする筈でしたが、下がる場面が多くて中央のFWと言うよりは中央のMFって感じ。ただその分パスが活き結果的には2アシスト
メッシ:止められる気配も無いドリブルでラレアルDFを混乱に陥れた。シュートが決まってりゃ100満点でしたね
エトー:再三のチャンスを外したが、ようやく最後にゲット。ラストスパートにはこの男のチカラが絶対に必要なので頼むよホンマに


グジョンセン:イニエスタの負傷退場により中盤へ投入される。チェルシー時代もやってたので普通にこなしていたが、僅か4分後オレゲールの投入によって忙しなく右FWへ移動
オレゲール:ロスタイムを含めても数分間のプレーだったので特に書く事無し。ただ彼の投入によってザンビーが右SBから左SBへ。左SBのジオが中盤左へ。中盤左だったグジョンセンが右FWへ、と大移動が行われました。ライカーよ、2点差だったからいいけど、残り数分でこんなにグルグルとポジションを変える必要があるの???

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2007年4月30日 (月)

バルサ×レバンテ 06-07 Liga 第32節

バルサ 1-0 レバンテ
G:エトー(28分)

バルサ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、ジオ(61分、オレゲール)、イニエスタ、チャビ、デコ、エトー、メッシ、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、シウビーニョ、グジョンセン、ジュリ、エスケーロ、サビオラ

レバンテ:モリーナ、デスカルガ、アウヴァロ、アレクシス、ルビアレス、カマーチョ、トンマージ(58分、エティヤン)、ベルソン(72分、ヌディアイエ)、リガ、カポ、サルバ(76分、レッジ)

SUB:テヘラ、ゼマリア、デウ、クルトワ

さて、前節グダグダな試合内容だったバルサ。
ライカーに喝を入れられて、エジプト遠征でのお祭り試合を経てどう変わったのか注目です。
この日の相手は残留争いにドップリと浸かっちゃってるレバンテ。
王者としては降格しそうなチーム相手にホームで戦うんで、圧倒して勝たなければいけません。
しかしこの時期に残留争いしているチームが、ある意味厄介である事は理解しています。
なので単純に大楽勝出来るか、って言うとそれは結構難しかったりするんですよ。
だからこの日のバルサの内容、結果はまぁ及第点じゃないでしょうか。

前半はビジャレアル戦の内容そのまま、って感じで褒められた点はあまりありませんでした。
しかし後半からは地力の差を発揮出来たと思います。
ガウショがセンターに移動した事によってスムーズさが産まれた点もあるとは思いますけどね。
以前までは後半になると足が止まっていたので、後半に加速出来たのは良い点。
最後のフィニッシュが決まらなかっただけで、チャンスは幾度となく作ったしね。
そのチャンスも単発のモノでは無く、2人3人が連動してのものなのでバルサスタイルだと言えますしね。
ただまだ100%じゃないけどね(´Д`;)
ゴールシーンに兆しは見られたけど、やはり良い時のバルサならこの日決まらなかったシュートもポンポン入ってたやろうし。

まぁとりあえず先週よりは後退していないのでOKでしょう。


バルデス:安定感抜群の守りで失点の臭いが一切しなかった
ザンブロッタ:攻撃面でもっと貢献出来る筈。それは左に移ってからも変わらず
テュラム:強さを発揮し、格の違いを見せつけた
プジョル:サルバを難なく零封
ジオ:攻守にキレなく途中交代
イニエスタ:連戦連投で疲れもピークの筈なのに突出したパフォーマンス。マルケス、エヂミウソン、モッタが負傷中で代わりがいないから休めないよねぇ〜
チャビ:パスがバシバシ決まりチャンスを演出しまくり
デコ:まだピリッとしない。ただ代わりがいない
エトー:結果的には決勝ゴール男なんですが、ハットトリック以上を達成出来るチャンスがあった。決めてくれ〜〜
メッシ:キレッキレのドリブルでレバンテDFを翻弄。
ガウショ:最近GKとの1対1が決めれないねぇ。ただフィニッシュ以外は悪く無かった。久々に背中パスも出せたしね

オレゲル:チャビから絶好のパスを貰ったが決めれず。ただあそこまで上がった事が大事です

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ビジャレアル×バルサ 06-07 Liga 第31節

ビジャレアル 2 - 0 バルセロナ
G:ピレス(56分)マルコス(85分)
 
ビジャレアル:ビエラ、ハビ・ベンタ、フエンテス、シガン、ホセ・エンリケ、ホシコ(62分、タッキナルディ)、マルコス・セナ、カニ、マルコス、ピレス(70分、ホセ・マリ)、フォルラン(89分、アルアバレーナ)

SUB:バルボサ、ゴンサロ・ロドリゲス、ホセミ、ジョナタン

バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、シウヴィーニョ(74分、グジョンセン)、イニエスタ、シャビ、デコ、エトー、メッシ、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ジオ、オレゲル、ジュリ、エスケーロ、サビオラ


もう、ホントに何やってんだか。
情けないったらありゃしないよ、全く。
もうアレですか?CL無くなったからテンション下がってるんですか?
リーガぐらいテキトーにやってても勝てると思ってるんですか?
勝てなくても、どうせセビージャもマドリーも負けるだろう、とか思ってるんですか?
もう正直このままじゃ非常〜〜にマズイですよ。
今季ノータイトルも現実味を帯びてきましたよ。
なんだろ、この覇気の無さは。
全くヤル気が感じられない。
闘志が感じられない。
試合の序盤から勝てる気配がさらさらしていませんでした。

ぶっちゃけビジャレアルなめてたでしょ?
確かに今季のビジャレアルの状態は良くありません。
昨季の今頃はCLでも準決勝に残って、毎週毎週痺れる試合やってましたよ。
そりゃもう、このエルマドリガルも燃えてたよ。
それがたったの1年で様変わりですよ。
現在は欧州カップ圏内にも微妙に届かないし、かといって降格する心配も無いという宙ぶらりんな状態。
流石にバルサ戦なので満員となっていたエルマドリガルですが、それでも昨季の様な異様なまでの興奮感は無く、静か〜なスタンド。
儚いもんです。
この日も私が見たかったマティアス・フェルナンデス、トマソン、ニハトは揃って負傷欠場。
昨季の栄光の主役リケルメも勿論いません。

そんなビジャレアル、そしてスタンドの雰囲気から簡単に勝てると思ったでしょ?
カンプノウではロナウジーニョのオーバーヘッドなんかで爆勝ちした相手やし。
前半の内容がそんなバルサの慢心を更に加速させます。
普通にチャンス作りまくるんですよね。
アクセルを全開に踏み込んでいないにも関わらず、決定機を量産。
決めれなかった事が結局は敗因になったのですが、この時点では「楽にチャンスも作れるし、いつか取れる」なんて思ってたんじゃないんですかね?
これでドツボにハマってしまった。

後半ピレス様の華麗な先制ゴールが決まると、さぁ大変。
2点取らなきゃいけない。
しかもライカーの迷采配が再び発動で、チームを余計に苦しめます。
イニエスタを左ラテラルに下げての4-2-4で、更にチームは路頭に迷います。
バランスを失ったチームが2点目を失うのは当然の成り行き。
またここからエンジンがかからないのも当然。
冷えていた様に見えたスタンドは正反対に燃えてたけどね。

ってな感じで、消化不良たっぷりな敗戦です。
別に全戦全勝しろなんて言う気は無いですよ。
でも負ける時でも美しく、ってのがバルサのポリシーじゃないですか。
今季はこういう美しさの欠片も無い負けが多過ぎる。
リーガここ3試合の成績は0-1、1-0、0-2ですよ。
唯一のゴールも自殺点やし。
これは深刻です。
こんな深刻やのに、何故覇気が無い。
直前の国王杯で5点奪ってるから?
メッシドーナがいるから??
こういう時こそ、中盤に気合いの入った選手が欲しい。
ファンボメルとかダービッツとかコクーがいればなぁ・・・。
って全員オランダ人やん。

最後にピレスについて触れておきたいと思います。
いやぁ好きな選手なんですよ。
ビジャレアルに移籍して期待してたんですけど、すぐに大怪我をしてしまって最近ようやくの戦線復帰。
どれぐらい回復してるのかな?って思って見てたのですが、コンディションはまだ7割ぐらいでしょうか。
しかし技術は全く衰えていません。
ピッチ上で異彩を放つ、独特のボールコントロールと「間」。
絶妙なコース取りのドリブルと、取られないキープ力。
そして決勝ゴールのおまけ付きまで。
やはりワールドクラスの選手だよなぁ、LV高いよなぁ。
バルサに関しては不満な試合でしたが、ピレスに関しては大満足な試合でありました。


バルデス:罪なき2失点
ザンブロッタ:オフサイドトラップをかけ損なったり、ホセエンリケに振り切られたり。こんなに守備脆かったっけ?
テュラム:結局2列目から飛び出してくる選手を捕まえ切れなかった印象
プジョル:フォルランとのマッチアップは見応え充分。彼の気合いがチーム全体に伝われば良いのですが・・・
シウビーニョ:クロス精度を欠き、攻撃面で貢献出来ないまま交代。ただ守備面ではカバーリングの良さが目立っててんけどなぁ
イニエスタ:マルケス休養、エヂミウソン、モッタ怪我により疲労困憊な彼がピボーテを任される事に。そればかりか試合終盤にはラテラルにも回される。ライカーは彼を潰したいのか?
チャビ:珍しく危険ゾーンでボールを奪われるなど、リズムを失う出来。ただエトーとガウショへ決定的なパスを送っており、決めてくれてりゃヒーローだった
デコ:彼の場合は闘志はあるんだけど、それがファウルに繋がってしまう悪循環
エトー:再三の決定機を決めれず、またいつものゴールへの貪欲な姿勢も見られなかった
メッシ:伝説となるであろうゴールを決めた直後の試合なので雑音に苦しめられたか?ただドリブルを囮にしてパスを出す動きは効果的だったと思う。調子にのっても良い年頃なのにね
ロナウジーニョ:病み上がりのせいか、やはり本来のキレは無かった。それでも普通にプレー出来てしまうのが、悪循環になってる気がする

グジョンセン:なんか良く無い時にばっかり投入されるね。巡り合わせの悪さを感じる

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2007年4月22日 (日)

バルサ×マジョルカ 06-07 Liga 第30節

バルセロナ 1 - 0 マジョルカ  
G:OG=F・ナバーロ(88分)
 
バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ(81分、ベレッチ)、テュラム(59分、シャビ)、プジョル、ジオ、マルケス、イニエスタ、デコ、エトー、ジュリ(59分、サビオラ)、メッシ

SUB:ジョルケラ、シウビーニョ、エヂミウソン、グジョンセン

マジョルカ:モヤ、エクトル・ベレンゲル、バジェステロス、ジョゼ・ヌネス、F・ナバーロ、G・ペレイラ、バシナス、フェルナンド・バレーラ、ホナース・グティエレス、イバガサ(87分、ヤンコヴィッチ)、アランゴ(74分、ビクトル)

SUB:プラッツ、ラミス、トゥニ、トレホ、マクシ・ロペス


やはり簡単な試合にはなりませんでした。
この日の相手は降格の危機をほぼ回避出来たが欧州カップ戦圏内に入るのは厳しいだろうという、いわば目標の無いチームであるマジョルカでした。
本来ならばこういうチーム相手にサクッと勝たなければいけません。
リーガ王者としてはね。
しかし昨季までの圧倒的な爆発力が鳴りを潜めている現在のバルサでは先制点を取る時間が後になればなるほど苦しくなります。
これはロナウジーニョがいるいないに関わらずです。
そんな訳である意味予想出来た試合展開ではありました。
正直前半を0-0で終えた時点でエンパテを覚悟しました。

バルサの攻撃自体はそんなに悪くは無かった。
悪い時に起こりがちな"中央に人集まり過ぎ現象"も"運動量少な過ぎ現象"も見られませんでした。
最終局面でのインパクトに欠けていたのは事実でしたが、それ以外はそんなに悪くは無かった。
ただ先日ローマ相手に7点取ったユナイテッドの攻撃と比べると明白な差がありました。
それはミドルシュートの少なさです。
引いて守る相手を崩すパターンとして遠目からのシュートが有効である事は誰もが知っている事ですが、この日のバルサにはそれが欠けていました。
いやこの日のっつうかシーズン通して欠けておる。
どうしたデコ??
キャリックなんかより巧いでしょアナタ。
今季リーガでまだ1得点ってデコのポテンシャルから考えると有り得ない数字ですよね。
しかもこの1点も直接FKからのものだし。
バルサ移籍初年度はミドルシュートをDFに当てて決めるというお得意のパターンで8点も荒稼ぎしてたじゃないですか。
CLのチェルシー戦やCWCでは豪快なミドルを突き刺してるので能力が落ちてる訳じゃぁないんでしょうし。
引いた相手を崩すのにはセットプレーも重要になってきます。
しかしバルサは"CKから頭でズドン"みたいなゴールを期待出来ないチームです。
それはクレがそんな得点を求めてないからっていう要素もあるけど。
だからこそデコやチャビにはもっともっとGKを脅かす様なミドルを放ってほしいのです。
それが出来てたらもっと楽に勝ててたんじゃないんかな〜って思ってしまうのです。
まぁエンターテイメントとしては終了間際までドキドキ感を味わわせてくれたので100点満点の試合ではありましたが・・・。


バルデス:自ら与えてしまったPKをキッチリ止めた
ザンブロッタ:マジョルカが攻めて来なかったので上がりまくり。ジュリのフォローは出来ていたがクロスの精度は欠いていた
テュラム:時折訪れた危機も未然に対処
プジョル:セットプレーからのシュートは惜しかったね
ジオ:デコと同じ事が言えますね。決めれる能力あるんだからもっとミドルを!
マルケス:最初ピボーテ途中からはCBへ。最後の最後で競り勝ったので残しといて良かった
イニエスタ:ここ数試合は疲れが目立っている気がします。少し休ませては?
デコ:攻撃を牽引していたのは事実。でももっと出来るやろ?って思ってしまうのは私だけ??
エトー:古巣相手には強かった筈なんですが前線で軸となれず
ジュリ:前半は右サイドを完全に制圧。しかし後半左に移ると途端に目立たなくなった
メッシ:ジュリとは違って右でも左でも存在感は変わらず。ただ右の方が良さげな感じはしますけどね


チャビ:切れ味鋭いスルーパス等で攻撃を活性化。普通にイニエスタを休ませた方が良かったと思われ
サビオラ:お久しぶりの登場で劇的決勝弾を演出。自分のゴールにならないあたりが相変わらずツキが無い
ベレッチ:こちらもお久しぶり。投入直後にミドルシュートを放ちベンチからの指示を伝達。シュートが宇宙開発じゃなかったら尚良かった( ノ ̄∇ ̄)ノ

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2007年4月 8日 (日)

サラゴサ×バルサ 06-07 Liga 第29節

サラゴサ 1 - 0 バルセロナ  
G:ディエゴ・ミリート(57分)
 
レアル・サラゴサ:セサル、ディオゴ、ジェラール・ピケ、G・ミリート、ファンフラン、サパテル、セラデス(58分、モビージャ)、セルヒオ・ガルシア(77分、グスタヴォ・ネリー)、アイマール(87分、ラフィタ)、ダレッサンドロ、D・ミリート

SUB:ミゲル、チュス・エレーロ、オスカル、エベルトン

バルセロナ:バルデス、オレゲル(72分、ジオ)、テュラム、プジョル、マルケス(HT、ザンブロッタ)、シャビ、イニエスタ、デコ、ロナウジーニョ、ジュリ(66分、グジョンセン)、メッシ

SUB:ジョルケラ、シウビーニョ、エヂミウソン、サビオラ


ライカールトはまたもや愚行を犯してしまいました。
ホンマに頭おかしいんちゃうか!?
失敗続きだった3-4-3を再びこの試合で試して来たのです。
この大一番で!!
もうアフォかと。
国王杯の再現?ホントにそうなると思っていたとしたらもう監督辞めたほうがエエわ。
これがテンカーテがいなくなってしまった影響なのでしょうか。

序盤から当然の如くペースを握ったのはサラゴサ。
バルサは当然の様にアタフタアタフタ(´Д`;)
もう試合やる前から目に見えてた展開やん。
もう誰もがバルサの3-4-3の弱点はサイドだって解ってる訳で、当然の様にサラゴサもそこを突いてきました。
右サイドのディオゴ、セルヒオガルシア。
左サイドのファンフラン、ダレッサンドロ。
彼等が目立ちまくってたのが、バルサがサイドを制圧されてた証拠でしょう。
一方バルサで前半目立った選手は、というと考えても見つからない。
なにせ中盤が全然機能せず前線までボールが殆どいかなかったからね。
こんな展開でもエトーがいれば少しは収まるのでしょうが、それも叶わず。
前半は完全にバルサの自滅の様な格好で圧されまくったまま終了。
無失点だったのがむしろ不思議なぐらい。

さて後半。ようやくパイナポーは4-3-3に戻して来ました。
まだ人並みの知恵はあったみたいで安心しました。
4-3-3に戻した事でようやくまともな試合になりました。
が、前半45分間を無駄にしてしまった代償はあまりに大きかった。
一度明け渡してしまったリズムを取り戻すのは簡単では無かった様です。
ミリートに技ありのゴールを決められてから、ようやく攻めの形が見えてきましたが、「惜しい!」と思ったチャンスはたったの2回。
その2回も良いリズムの時ならば入ったのかもしれませんが、苦しんで苦しんで作ったチャンスだとやはり気持ち的にも余裕が無くなってしまいますわなぁ。
逆にミリートのシュートなんて悪いリズムの時だったら絶対に入りそうに無いもんね。

結局戦術的にも最悪だった上に、気持ちの面でも「CL圏内入るぞ!」っていう気合いが目立ったサラゴサに遠く及ばず、何も良い所が無いままの敗戦。
大敗です。
完敗です。
唯一の収穫は、これでいくらバカパイナポーでも3-4-3に見切りをつけてくれるだろうという事ぐらいでしょうか。


バルデス:失点も致し方なく、よく1失点に抑えたという印象
オレゲール:相変わらずブーイング受けまくり
テュラム:3バックでも4バックでも問題無いライン統率能力は素晴らしいよね
プジョル:ミリートとのマッチアップは結果的に負けか
マルケス:4バックに変える為に前半だけのプレー
チャビ:前半はシステムの犠牲者となり沈黙。後半も盛り返せず
イニエスタ:全く彼らしいプレーを発揮出来ず。ライカーの責任もあるけどね
デコ:決定機もありましたが、負傷明けで本調子になかったか
ガウショ:エトー負傷によりCFを任されるが、完全に潰された
ジュリ:サイドから崩そうにもそこまで良い感じでパスが来ないんだもんなぁ
メッシ:時折キレのあるドリブルを魅せたが、基本的にはディオゴに完封された


ザンブロッタ:後半から左SBに入り、途中からは右へ。前半の悪かった所を消してたのは流石
グジョンセン:結局インパクトを残せないままシーズンを終えてしまうのか!?
ジオ:すぐに試合のリズムに乗り能力の高さを見せた。

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2007年4月 1日 (日)

バルサ×デポル 06-07 Liga 第28節

バルセロナ 2 - 1 デポルティボ

G:メッシ(44分)、エトー(51分)  アドリアン(69分)

バルサ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、ジオ(90+1分、モッタ)、エヂミウソン、シャビ、イニエスタ(75分、オレゲル)、エトー、メッシ(85分、ジュリ)、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、シウビーニョ、グジョンセン

デポル:アワテ、コロッチーニ、ロポ、アンドラーデ、カプデビラ、デ グスマン(83分、セルヒオ)、ファン ロドリゲス、エストジャノフ、ベルドゥー、クリスティアン、リキ(61分、アドリアン)

SUB:ムヌア、マヌエル パブロ、バラガン、ファンマ、フィリペ ルイス

お久しぶりのリーガです。
代表戦で1週飛んだだけなんですけど、凄く空いた様な間隔です。

さて混戦のリーガで一応首位に立っているバルサが、この日カンプノウに迎えたのはデポル。
現在のデポルは降格争いをしてる訳でも欧州カップ戦圏内を争っている訳でもない微妙な位置。
つまり試合に対するモチベーションが見つけにくいポジションです。
でもこういう状態のクラブでもマドリーやバルサが相手だと燃えてくるから厄介なんですよね。
まぁ燃えてくれた方が観てるコッチとしてはオモシロイのでOKだし、バルサとデポルが戦えばハズレ無し!ってのは最早定説だし、とりあえず期待を持っての観戦です。

前半序盤からハイペースで攻めたのはバルサでした。
基本的にロースターターのバルサにしては珍しい展開。
なんて悪い風に考えていたら、アッという間にペースダウン。
攻守に組織的なデポルに苦しめられます。
審判の笛にも敏感になり悪いムードのカンプノウ。

それでも一瞬の閃きで勝負を決めれる選手がバルサには揃っています。
ロスタイム投入直前、ガウショの浮き球パスをディフェンスラインの裏に抜け出したメッシが決めて、ようやくバルサ先制。
この場面、まず素晴らしかったのはガウショのトラップ&フェイク&パス。
チャビからのロングフィートを胸で完璧にトラップし、迫り来るコロッチーニに対しては右足アウトサイドでの切り返しで勝負を決めました。
最後のスルーパスもデポルディフェンスの陣形、メッシの飛び出しを見計らった絶妙のタイミングのものでした。
メッシのトラップ&冷静なフィニッシュもGOOD!!
クラシコ以来3試合連続ゴールですか。
得点に関する自信がクラシコのハットでより一層ついた感じですなぁ。

暗雲を振り払い良い感じで後半へ。

後半立ち上がりのゴールも華麗でした。
これぞバルサスタイル!!と言える最高のフィニッシュ。
ワンタッチでパス交換を繰り返した末のゴール。
最後のエトーの場面こそアンドラーデがカットしようとしたボールが転がった幸運なモノでしたが、もしアンドラーデがカット出来てなかったら、メッシに決定的なパスが渡っていた訳であって、これはアンドラーデが責められる様なものでは無いでしょう。

完璧にデポルディフェンスを崩し去った2点目。
カンプノウを「勝負が決まった」という空気が包みます。
デポルは良い戦いをしていましたが、前半45分観る限り攻撃のインパクトは殆ど感じられませんでしたからね。
だからここから2点は返せねぇだろ〜、って誰もが判断しちゃった訳です。
それは多分選手も一緒だった事でしょう。

ハッキリ言って2-0にしてからは完全に集中力を欠いてたし、プレーも流してた。

その象徴的場面が後半24分の失点シーンです。
ジオの適当なバックパスがアドリアン君に渡り、元気一杯のアドリアン君のドリブルをテュラムもプジョルもバルデスも止めれずゴールを許してしまいました。
完全にダレてたとしか思えない。

まぁこの失点があったから最後まである意味試合を楽しめましたがね。
ハラハラドキドキ感をくれてありがとう!なんて余裕をかまして言ってる様なリーガの状況じゃないからね。
余計な労力を使わずにしっかり勝ちましょうよ〜。
代表で2試合やって疲れてるジオをわざわざスタメン起用する必要なかったんじゃないの??
別にシウビーニョでOKやん。
それはジオだけじゃなくてザンブロッタにもテュラムにもプジョルにもチャビにもイニエスタにもエトーにもロナウジーニョにも言えるねんけどね。
マルケス、サビオラを休ませて彼等を休ませない意味がわからん。
エトーとガウショは現状代えがきかず、デコが出場停止なのでチャビ、イニエスタの交代要員がいない事も理解出来る。
でもザンブロッタとテュラムとジオは無理して出さんでも良かったんと違う?
代表帰りメンバーは明らかに疲れてたしなぁ〜。
次節のアウェイでのサラゴサ戦の方が今日のデポル戦よりキツイと思うし。
ライカーはどんな考えでやってんのかなぁ。


バルデス:失点シーン以外は厳しい場面も無く・・・
ザンブロッタ:途中からは左に回り両SBをこなした
テュラム:リキに結構苦戦
プジョル:流石のカピタンでもダレる時はあるのね
ジオ:代表決勝ゴール男に似つかわしくないミス
エヂミウソン:オーバーヘッドや華麗なインターセプトなど魅せる場面が多かった
チャビ:疲れもあったろうが懸命にゲームメイキング。もっとシュートを狙っても良かったように思う
イニエスタ:一番疲れが目立った選手。珍しくボールを失う場面多数
エトー:2試合連続決勝ゴールでエースの貫禄充分
メッシ:今一番キレてる選手。栗坊が来たとしてもポジションがないよ
ロナウジーニョ:2点共彼の得点と言っても過言では無い。代表で10番剥奪されたのが良い影響を及ぼしてる?

オレゲル:疲れてないよ!ってのをアピールする様に上下動を繰り返した
ジュリ:残り5分の投入で、ほとんど画面にも映らず・・・
モッタ:失踪事件以来の復帰戦。2分ぐらいのプレーだったけど出た事が重要ですな

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レクレアティーボ×バルサ 06-07 Liga 第27節

レクレアティボ・ウエルバ 0 - 4 バルセロナ

G:エトー2(4分、42分)、ザンブロッタ(40分)、メッシ(87分)

レクレアティーボ:ロペス・バジェホ、メリノ、ベト、マリオ、ダニ・バウティスタ、バルベール(69分、セサール・アルソ)、ヘスース・バスケス、ファンマ(73分、チェリ)、アイトール、ウチェ、シナマ=ポンゴル(HT、ロシュ)

SUB:ラケ、エドゥ・モヤ、パブロ・アモ、ポリ

バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、シウビーニョ(85分、エジミウソン)、イニエスタ、デコ(67分、ジオ)、シャビ、エトー、メッシ、ロナウジーニョ(80分、グジョンセン)

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、ジュリ、サビオラ


結果に内容が伴った最高の勝利でした。
試合前は結構不安要素もありました。
なにせレクレが元気ですからね。
この久々にプリメーラ復帰を果たしたリーガ最古のクラブは、現在7位と絶好調なのです。
首位のバルサとのポイント差はたったの9。
昇格チームなので当初の目標は1部残留でしたが、現在ではUEFA杯出場権内も現実的な目標となり、CL出場権内も夢ではありません。
レアルとアトレティコという2つのマドリッドのチームを倒している事からも快進撃がフロックでは無い事を伺わせます。

そんなレクレに対するバルサといえば、CLは敗退するわ、カーサでのクラシコで勝てないわ、と決して良い状態とは言えません。
そして何よりアウェイで勝てない。
リーガではもう3ヶ月以上もアウェイで勝ってません。

試合前の状況がこんな感じだったので、楽なゲームなんて予想出来なかったんですよ。
しか〜し、最終的には4点差以上の内容での大楽勝ゲーム。
こういう試合に出来た要因は色々ありましたけど、なによりもまずエトーの先制点が大きかったわな。

開始4分での先制ゴールはバルサに大きな推進力をもたらし、逆にレクレに与えたダメージは殊の外大きかった。
ロングシュートをカーブをかけて決めた訳ですが、このシュートだけ見てもエトーの存在の大きさが判りますよね。
慎重に試合に入ったバルサだったので、個人技で得点を奪ってくれたのは意味がありました。

早々に失点を許してしまったレクレはこの後攻勢に出ます。
快進撃を支えているウチェとシナマの2トップは、やはり縦に速く恐さがありました。
でもこの時間帯に同点に追い付けなかった事で、最後までネットを揺らす事が出来ませんでした。
完全にリズムを掴んでいた時間帯、そこでウチェとシナマ以外の選手に2度決定機があった訳ですが、いずれもヘナヘナ。
層の薄さと簡単に片付けてしまうのもアレですが、サンティ・カソルラなんかがいれば試合の趨勢は変わったでしょうね。

この時間帯を乗り切ったバルサはもう勝利を掴んだも同然。
バルサらしい2点目3点目のゴールで一気に試合を決定付けます。
ザンビー→エトー→ガウショ→デコ→ザンビーとエリア内で繋ぎ完全にレクレ守備陣を切り裂いての2点目。
イニエスタ→チャビ→イニエスタ→デコ→メッシ→シウビーニョと2タッチ以内でエリア外でボールを回してからのシウビーニョのクロスをボレーでエトーが決めた3点目。
ザンビーのループシュート、エトーの角度が無い所からのボレーといずれもフィニッシュも素晴らしかったですが、それ以上に得点前の繋ぎがお見事。
例え得点に繋がらなくてもこういう事が出来ればバルサのアイデンティティーは保たれる訳ですが、それが得点に繋がったので正に最高な訳であります。

前半を終えて3-0。
これで完全に勝負は決しました。
カンプノウでもないので後半無理に大量得点を狙う必要が無かったバルサ。
後半は完全に流してプレーしてましたな(((-。-*;)
長いリーグ戦ですから抜く所は抜いとかんとね。

それでも無失点で終えたのは収穫でしょう。
終了間際のメッシの個人技でのゴールは最後まで観ていたサポへのプレゼントになりましたね。

今後キツそうなアウェイ戦はサラゴサ、ビジャレアル、アトレティコといった所。
今回の勝利で苦手意識が無くなれば幸いであります。
あと、やっぱ4-3-3の方が安心して観てれます。


バルデス:ピンチは少なかったが集中力を保ち完封
ザンブロッタ:リーガ初ゴールは連携プレーからの見事なループ弾
テュラム:ビルトアップは未だに拙いが、それ以外は安定
プジョル:ウチェ、シナマの快速ぶりにも無難に対応
シウビーニョ:絶妙クロスで好調さをアピール
イニエスタ:マルケス休養で中盤の底でのプレー。高さ以外でマルケスに劣る点は見当たらない
デコ:そんなに目立ってなかったけど結果的には2アシスト
チャビ:7割近いポゼッションの獲得に貢献
エトー:やはりエース。と思わせる仕事ぶり
メッシ:ペナルティエリア横断ドリブルでの4点目はさながらウイイレ
ガウショ:後半は完全に気が抜けてたなぁ(  ̄∇ ̄)ハーフタイムで休ませても良かったんじゃない??

ジオ:最初中盤、シウビーニョ下がってからは左SBでプレー。弛緩したチームの中では異彩を放つ気合いやったよ
グジョンセン:余裕の展開での残り10分だったので特に見せ場無し
エヂミウソン:余裕の展開での残り5分だったので特に見せ場無し

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2007年3月17日 (土)

バルサ×マドリー 06-07 Liga 第26節

バルセロナ 3 - 3 レアル・マドリード

G:メッシ3(11分、28分、90+1分) ニステルローイ2(5分、13分PK)、セルヒオラモス(73分)

バルセロナ:V・バルデス、オレゲル(44分、退場)、テュラム、プジョル、マルケス(81分、グジョンセン)、シャビ、イニエスタ、デコ(71分、ベレッチ)、エトー(HT、シウヴィーニョ)、メッシ、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、エヂミウソン、エスケーロ、サビオラ

レアル・マドリード:カシージャス、M・サルガド、セルヒオ・ラモス、I・エルゲラ、M・トーレス、M・ディアッラ、ガゴ、グティ(82分、デ・ラ・レー)、ラウール(61分、ロビーニョ)、イグアイン、ファン・ニステルローイ

SUB:ディエゴロペス、マルセロ、メヒーア、エメルソン、カッサーノ


ライカーは何故3-4-3にこだわっているのでしょうか?
試合前に疑問に思っていたのですが、結局その答えは出ませんでした。

国王杯のサラゴサ戦で突如始めた3-4-3をこの日も継続してきたライカー。
結果的に良かったのはサラゴサ戦だけで、セビージャ戦でもレッズ戦でも失敗しているにも関わらずです。
レッズが突いてきた様にマドリーも3バックの弱点であるサイドを攻めてきました。
ここからアッサリと先制点を献上。
レッズ戦で何を学んだの??と小一時間問い詰めたくなる気分。

2失点目も同じパターン。
オレゲルのプレーがファウルだったのか、PKに値したのかは別として、リプレイを観ているかの様な失点シーン。
リプレイという意味では、さながらレッズ戦の前半を観ているかのよう。
幸運が無ければゴールラッシュを喰らっている様な内容でしたからね。

それでもレッズ戦と違ったのは相手がマドリーだった事。
バイエルン戦もそうでしたが、マドリーは全然良くない。
いやむしろ悪い。
そんなマドリーだったからこそ、2点取られても2点返すことが出来た。

得点こそ互いに奪い合うスリリングな展開ではありましたが、クラシコの名に相応しくない両チームのグズグズっぷり。
それを象徴するかの様な前半終了間際でのオレゲールの退場劇。
必要の無いファウルでしたからね。

そんな前半が終わり、ゲームは後半へ。
ハーフタイムにまたもライカーは迷走します。
エトーに代えてシウビーニョを投入しました。
シウビーニョが悪い訳じゃなくって、投入の意図がわからん。
前半2点取れたのも、前線のREMの圧力があってのものだったじゃないですか。
オレゲルが退場になりディフェンスの人数が少なくなったとはいえ、マルケスを最終ラインに下げての3-3-3で対応してくるものと思ってました。
決勝点を奪う為にはREMは欠かせない要素だと感じていたからです。
そんなエトーを代えてまでライカーがしたかったのは中途半端な4バックでした。
3-4-3にこだわってる様に見えて、実はそうでも無い。この辺がよくわからん。
中途半端な4バックと書きましたが、どの辺が中途半端かと言うと右SBの扱いです。
マルケスがやるのかイニエスタがやるのか。
右サイドのカバーを誰がやるのかが、非常に不明確でした。

んでもって、こんな所をカペッロが見逃す筈も無く。
逆転ゴールを狙わなくてはいけないのに、右サイドを重点的に突かれまくったバルサは攻撃のモードにすら入れません。
これでは3点目がバルサでは無くマドリーに入るのも時間の問題、って感じでした。
ようやくライカーもこの事態に気付いたのか、ベレッチを投入し本来の4バックに変更。
アクションが常に後手後手ですわ。
そんなライカーを嘲笑うかの様に、セルヒオラモスのゴールが決まります。
しかもベレッチ投入直後に・・・。
も〜う、グダグダ。

この後バルサは前傾姿勢で攻めに入りますが、これによって広大なスペースをマドリーに提供する事になり、しかも人数少ないので逆に決定機作られまくり。
3点は取られていてもおかしくなかった。
テュラムとバルデスがいなかったらマドリーに屈辱のゴールラッシュを喰らっていた事でしょう。
これを決められなかったり、ロスタイムに同点に追いつかれてしまったりするのが、いかにも今季のマドリーって感じ。

メッシの個人技が無ければ最悪の事態となっていたであろうクラシコ。
それは免れたものの課題が解消された訳ではありません。
もう3月なのにこんな状態ってのは、全然王者らしくないのですがリーガはまだまだチャンスが残されています。
この試合が良い薬になったと思うので、頑張って立て直してくれパイナポー。
こんな試合続けていたらリーガ連覇&CL制覇の功績も結局はテンカーテの旦那に持ってかれちゃいますよ。


バルデス:神懸かったセーブで大量失点の危機を免れた
オレゲル:序盤から不安定なプレーを繰り返す。「交代させるべき」と思っていた矢先の退場劇でした。まぁ私にどうこうするチカラなんて無い訳ですが・・・
テュラム:読みと強さでディフェンスラインを支えた。彼がいなかったらと思うと・・・
プジョル:気合の攻め上がりも披露したりと、役目は果たしたかな
マルケス:強烈なドライブシュートもあったりと攻撃面で機能していた
チャビ:中盤を制圧するまでには至らず。ガゴやディアラの方が目立ってたからなぁ
イニエスタ:この日も損な役回りが多かった。ようやく終了間際になって攻撃的な位置へ。そこからのパフォーマンスは流石
デコ:退場しそうで怖かった。彼の交代だけは正解かな
エトー:マドリーディフェンスの恐怖となっていただろうから、前半だけでの交代は勿体無すぎる。1点目のアシスト、2点目に繫がったガウショとのワンツー以外にも見せ場盛り沢山でしたからね
メッシ:偉大
ガウショ:ドリブル、パス、シュートにキレがあり全得点に絡む活躍


シウビーニョ:投入されたがチームの意識が中央に寄りすぎで殆ど使って貰えなかった
ベレッチ:ザンブロッタ、ジュリが出場停止なのでサイドアタックの重責を担う人材だったのですが、なにせチーム全体が中央に寄りすぎ
グジョンセン:短い時間だったし、パワープレーが行われた訳でも無いので見せ場殆ど無し。ただレッズ戦のゴールで少し信頼感が増したんだなという印象

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2007年3月 4日 (日)

セビージャ×バルサ 06-07 Liga 第25節

セビージャ 2 - 1 バルセロナ

G:ケルジャコフ(39分)、ダニエウアウベス(61分)   ロナウジーニョ(14分)

 
セビージャ:パロップ、ダニエウアウベス、A・オシオ(28分、退場)、ドラグティノヴィッチ、ダビド・カステド、ポウルセン、レナト(36分、マルティ)、ヘスース・ナバス、アドリアーノ(63分、プエルタ)、カヌーテ、ケルジャコフ(75分、アルファロ)

SUB:コベーニョ、エスキュデ、ドゥダ、チェバントン

バルセロナ:バルデス、オレゲル、マルケス(69分、エトー)、プジョル、ザンブロッタ(76分、退場)、シャビ、イニエスタ、ジオ、ロナウジーニョ(79分、エジミウソン)、ジュリ(62分、退場)、メッシ(71分、サビオラ)

SUB:ジョルケラ、シウビーニョ、グジョンセン、エスケーロ


首位バルサと2位セビージャ。
勝ち点2差の中での首位攻防戦です。シーズンはまだ13試合も残っていますが、いわゆる大一番です。
この天下分け目の決戦へ向けて、両チームには少し温度差がありました。
バルサにとっては、この後に控えるレッズ戦とクラシコの方が重要。
つまり首位攻防の直接対決とはいえ、あくまでもリーガ38試合の中の1つとして捉えていました。
それがデコとテュラムの温存、エトー控えスタートに証明されていました。
一方のセビージャにとっては38分の1と考える余裕はありませんでした。
なにせホームやし、この後これ以上に重要な試合が待っている訳でも無いし、ここで負けてしまったら一気に差は5に開いてしまうし、逆に勝てば首位奪還出来るし、なのです。
つまり全心全力、150%の集中力をもって勝ちにきました。

エンパテを良しとするバルサと、勝利以外の結果を求めていなかったセビージャ。
試合前の状態を1行で表すとこんな感じでしょうか。

セビージャはいつも通りの4-4-2のスタメンでしたが、バルサは変えてきました。
モッタ、ベレッチを負傷で欠くバルサのシステムは3-4-3。
ミッドウィークの国王杯でも試したらしいですが、この日も継続してきました。
今季なかなか勝てなかったアウェイ戦、しかも苦手のサラゴサ相手に良い結果を出せた3-4-3。
コパデルレイの映像を実際観てないのでハッキリとした事は言えませんが、良い感触を掴めたのでしょうか?
しかし3-4-3は3-4-3でも中盤の構成を若干変えて来た様です。
国王杯ではマルケス、チャビ、デコ、イニエスタで構成するダイヤモンド型だったらしいですが、この日はザンビー、チャビ、イニ、ジオによるフラットな構成。
4バックと3バックではどちらが攻撃的か?
一概には言えませんが、ディフェンスの人数が少ない3バックの方が一般的には攻撃的と言えます。
しかし3バックってのは結構曖昧な定義で、殆どのチームが3バックと名乗りつつ実態は中盤のサイドの選手が最終ラインまで下がってしまう5バック。
だから個人的には3バックと4バックどちらが好きかと問われると断然4バックだったのです。
しかし国王杯で見せたバルサの3バックは5バックにならない3バックだった事でしょう。
なにせ中盤にSB出来る選手がいなかった訳ですから。
このようなドリームチームの頃のような3バックは断然支持致します。
だからこの日の試合前は少し不安でした。
なにせザンビーとジオが中盤を務める訳ですから、押し込まれたら必然的に5バックになってしまうじゃないかと。
そうなったらバルサの哲学はどこへ?それで勝利してもホントに喜べるの??

しかーし、そんな不安は杞憂に終わりました。
ザンビーもジオも"決して最終ラインは吸収されないぞ"という姿勢を前面に出し、上がりまくり。
更には右CBのオレゲールの位置取りも、殆ど右SBの時の様なもの。
これにより右サイドは活気に溢れていました。
特にザンビーの上下動は出色で、先制点もその形から。
リプレイで観てもオフサイドかオンサイドか意見が分かれる様なギリギリのタイミングでウラへ抜け出したザンビーは、これまたタッチラインギリギリで中へ折り返し。
待っていたこの日CFのガウショが打点の高いコントロールヘッドで合わせました。
ウラへの走力、クロスの質が共に最高な先制ゴールでした。
それに3-4-3の良い所も出ました。
4-3-3よりも中盤の人数が多いのでポゼッションをより高めれるし、サイドプレーヤーがより高い位置取りを出来るので、ウィングとの連携もスムーズな上、より攻撃的に出来る。
この日はジュリが意図的に中に絞ったり、逆サイドに流れたりしてザンビーにスペースを提供。
この辺りの関係が凄く良かった。

そんな訳でバルサの攻勢はまだまだ続きます。
7割以上のポゼッションでセビージャを圧倒します。
そうなるとセビージャのミスも誘発出来る訳でして、続いての決定機は28分でした。
ディフェンスラインでのパスミスを突いたガウショが素早く抜け出して、GKと1対1に!!
の、直前抜かれたアイトール・オシオが後ろから激しいスライディング。
先制ゴールは微妙な判定とも取れましたけど、こちらは文句無しの1発レッド&PKでありました。

これをガウショが決めて2-0、一気にフィエスタモードに突入です!!!
と、書きたかったのですが残念ながらパロップに止められてしまいました。
珍しく真ん中に蹴ったのですが、珍しくボールが浮きませんでした。

ただ、この失敗は問題無いと思っていました。
リードしている状況に変わりは無いし、相手は1人少なくなったし、内容的にも勝っているし。

こんな風なお気楽な考えをバルサイレブンもしていたかどうかは解りませんが、こんな甘い考えは通用しませんでした。
バルサはこの時間帯をピークに下降線を辿り、最終的には逆転を喫っして負けてしまいます。
この敗北には色んな要素がありましたが1つはバルサの意識。
シーズン開幕前の欧州スーパーカップでもモチベーションの歴然たる差からセビージャに惨敗を喫したバルサでしたが、この日もそれを繰り返してしまいました。
1人少ないにも関わらずセビージャはまるで2、3人多いかの様な活力溢れるフットボールを披露。
ホームの大声援も見逃せませんでしたが、それ以上に勝ちたい意欲でバルサを上回っていたという事でしょう。
そういう状況を観ると、冒頭に述べた事が影響しているのか?と色眼鏡で観てしまうので余計にそう観えてしまいます。
ライカーはマズイと思ったのか、後半から慣れ親しんだ4-3-3に戻しましたが事態は好転しませんでした。

2つ目は審判。
審判についてどうこう言うのは好きじゃないのですが、この日の審判はどう客観的に観ても評価出来ない審判でした。
退場者が出ると、もう一方のチームも帳尻合わせで退場させられるのは良くある事です。
しかしそれは微妙な判定の時のみに適用されるべきものであって、今回のはそれに当てはまらないモノだったじゃないですか。
なので犠牲者となったジュリは可哀想すぎる。
赤紙を出された時、全てを悟ったジュリは抗議もしなかったけどね。
裁定委員会でこれは確実に取り消されるでしょう。
だって黄紙にも値しないなんでもないプレーでしたから。
そしてザンビー。
こちらは完全に被害者、って訳じゃない。
でもスライディングは至極正当なモノでした。
あれだけ綺麗に決まったのですからカーサなら拍手もののプレー、それがこの審判にかかればイエロー。
納得のいかないザンビーが抗議した気持ちは良く解る。
しかしこの審判にかかればその抗議がカードの対象になる事は明白。
冷静なプジョールが止めに入りましたが、熱くなっていたザンビーにそこまでの冷静さはありませんでした。

1人多い状態で逆転されたバルサが9人で追い付くのは至難の業。
終了間際はもう前掛かりになりすぎてて、2、3点入れられかねない展開でしたしね。

ただまぁ試合自体は凄くおもしろかったですよ。
審判のおかげで皮肉にも盛り上がった所もありますし。
セビージャのパフォーマンスも素晴らしかったし、バルサの新システムも見応え手応え充分。
敗北?首位陥落??
美しく負ける分には一向に構いません。早朝からスリリングな試合を魅せて貰ったので充分満足であります。


バルデス:ケルジャコフの反転シュートもダニエウのFKもどうしようも無いLVでしたな
オレゲール:CBながら攻撃的姿勢を打ち出し攻守に躍動
マルケス:3バックの中央でカヌーテをチェック。退場しててもおかしくない危なっかしさもあった
プジョル:左サイドの広範囲をカバー。最初の失点の場面はなんとかなった気が・・・
ザンビー:こういうのを戦術理解度の高さって言うのかね?どんな戦い方にも直ぐに順応出来るよね
チャビ:惜しいミドル、FKを連発。中盤のエースとして君臨
イニエスタ:苦しい時にファウルを貰ったり、スペースを埋めたりとかが凄く上手い
ジオ:フラットな4センターに若干戸惑いをみせてしまったか。ダニエウにいいようにやられまくり
ガウショ:PK失敗でまた批判を浴びるのでしょうか。先制点以外のプレーも見事なモノが多かったんですけどね
ジュリ:周囲との連携も効果的で、サイドの切り崩しも抜群。ロハが不運すぎる
メッシ:キッレキレのドリブルだけで無く、鋭いミドルも披露。ファウルでしか止めれないLVに戻って来た


エトー:ロスタイムの好機にシュート放てず。100%じゃない象徴的なシーン
サビオラ:サンチェスビスファンから大きな拍手。何処行っても人気者だな
エヂミウソン:短い時間ながら存在感充分のプレー。これが継続出来れば昨季の状態に戻れる

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バルサ×ビルバオ 06-07 Liga 第24節

バルセロナ  3 - 0 アスレティック・ビルバオ  

G:OG=アモレビエタ(23分)、シャビ(30分)、エトー(41分)

 
バルセロナ:V・バルデス、オレゲル、テュラム、プジョル、ファン・ブロンクホルスト、エジミウソン(82分、シウヴィーニョ)、シャビ、イニエスタ、エトー(67分、メッシ)、ジュリ(77分、サビオラ)、ロナウジーニョ

SUB:ルベン、モッタ、グジョンセン、エスケーロ

ビルバオ:アランスビア、ウナイ・エスポシト、サリギ(76分、ベルガラ)、アモレビエタ、カサス、イラオラ、ムリージョ(HT、アドゥリス)、ハビ・マルティネス、ジェステ、ガビロンド、ウルサイス(54分、ジョレンテ)

SUB:アルバ、スビアウレ、タニョペイティア、エチェベリア

お久しぶりのフィエスタになりました。
その立役者となったのが、エトーとテュラムの2人の復帰組でした。
2人とも長期の戦線離脱からの復帰戦とは思えないプレーぶり。

エトーは3試合前に5分間プレーしてるけど、あれはホントに雰囲気だけみたいな感じで、この日が実質的には復帰戦と言えるでしょう。
んで、いきなりの先発。
レッズ戦での悪い雰囲気を断ち切る為のカンフル剤的な起用に思え、そう易々と事は運ばないだろうと試合前は考えていました。
しかしエトーの動きはキレていた。
3試合前に5分間プレーした時はホントに「ゆっくりゆっくり」って感じだったけど、この日は完全に試合モード。
試合勘がどうして戻っているのか不思議なぐらいです。

そんなエトーの前線からのチェイシングで序盤からリズムを掴んだのは勿論バルサ。
エトーに牽引される様な形で、この日は3トップが絶好調でもありました。
まずはジュリが魅せます。
お得意の縦への突破から先制ゴールをアシスト。
決めたのは残念ながらエトーではなく、相手DFでしたがこれは責められない自殺点です。
ミスでの自殺点では無く、どうしようもない部類の自殺点。
だから賞賛されるべきはクロスを上げたジュリと中に詰めてディフェンスを慌てさせたエトーであるべきです。

この先制点でバルサは一気に楽になりました。
しかしレッズ戦の嫌な空気を振り払う為にはもう1点必要。
レッズ戦は2点目が取れずに悲惨な事になってしまいましたからね。
そんな重要な2点目をバルサは事も無げにゲットします。
そうあの日ピッチにいなかった男エトーがこの日はピッチにいたからです。
先制点から僅か7分後、絶妙のタイミングでウラへ走り込むとワンタッチで自らが空けたスペースへ完璧なるポストプレー。
駆け上がったチャビは後はネットを揺らすだけでした。
バルサらしいカタチでの2点目でカンプノウは一気にお祭り騒ぎとなります。

これに主役が応えない訳はありません。
待ちに待った瞬間は、前半41分に訪れます。
ロナウジーニョからのスルーパスにオフサイドギリギリで抜け出した黒豹は、GKとの1対1をまるで問題とせずネットを揺さぶってみせました。
復帰戦でのゴール。
これ以上ない最高の雰囲気でハーフタイムに突入です。

後半は前半以上にファンタスティックに試合が進んでいきます。
これはビルバオが諦めた、ってのも大きかった。
ただ得てしてこういう状態はゴールってのは生まれないもんです。
3度ポスト、バーに嫌われ、ロナウジーニョは2度GKとの1対1がありましたが、いずれも決めれず。
まぁゴールっていう結果は無くとも観てるコチラとしては存分に楽しめましたよ。
特にガウショのタッチライン際3人抜きからのループシュート(惜しくもポスト!)は語り草になるでしょうなぁ。

あと冒頭に書いたように、この日の勝利への立役者としてテュラムの働きも見逃せませんでした。
コチラも結構なブランクが開いての復帰戦だったのですが、全くそんな気配感じられず。
相変わらずの読みの良さと美しいタックル、負けないフィジカルと落ち着きを与えるラインコントロール。
はっきり言って別格でしょ。レベルが違いすぎるように感じました。
だから失点する気配全然ナッシングでしたよ。

さてさて圧勝でとりあえずはレッズ戦の暗雲を振り払ったバルサ。
しかしビルバオの弱さを考えるとここで手放しで喜んでる場合でもありません。
バレンシア(A)リバプール(H)ビルバオ(H)サラゴサ(A)セビージャ(A)リバプール(A)マドリー(H)ってのがバルサの地獄の3週間の全容です。
この中では、この日のビルバオ戦が一番楽なのは言わずもがな。
次からのアウェイ3連戦がホントの勝負です。
ここでの勝利がホントの勝利です。
だからまだまだ気を抜けません。
そんな中でエトーが明るい話題を振りまいてくれたのはデカイ。
クラシコぐらいまでコンディション戻らんかな、って思ってたぐらいやからね。
シウビーニョも戻ってきて現在の怪我人は軽症のベレッチみたい。
ようやくフルメンバーになりそう。
レッズ追撃モードのスイッチは入ったかな??

バルデス:全く慌てる場面も無くヒマヒマな90分間だった事でしょう
オレゲール:ドリブル突破、ドリブルキープに成長のあとが!
テュラム:手放しで褒めてしまうパーフェクトさ。安定感が違い過ぎる
プジョル:負傷しかけても90分間やり通す。タフさに脱帽
ジオ:何故か最近めっきり出場機会が無かった。この日もザンブロッタが出場停止やったから出場出来た?
でもエトー、ガウショと抜群の呼吸を披露したよ
エヂミウソン:マルケスに休養を与えた為、先発。ほぼノーミスで攻撃の起点にもなっていた
チャビ:この男が決めると盛り上がる!!得点以外にもイニエスタとのコンビで遊び続けた
イニエスタ:後半のポスト直撃弾は惜しかった。でもそれを補って余りある活躍でした
エトー:実際のところ60%ぐらいの状態やと思う。それでこの存在感。感謝感謝
ジュリ:キレのある動きで右サイドを制圧。最近は良いパフォーマンスが継続されている印象
ガウショ:得点だけは決まらなかったが、もうそれ以外は満点。ファンタジーも存分に披露していました


メッシ:フィエスタに乗り遅れまいと積極的にプレーしていた。もうすぐトップコンディションになりそう
サビオラ:一連の怒涛のアタックが落ち着いた頃に出場だったので好機無かったなぁ。全体的にちょっとマッタリムードやったもんなぁ
シウビーニョ:怪我から復帰。溜まっていた鬱憤を一気に吐き出したかの様なドリブル突破にはワロタ

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2007年2月20日 (火)

バレンシア×バルサ 06-07 Liga 第23節

バレンシア 2 - 1 バルセロナ
G:アングロ(52分)、シルバ(55分)   ロナウジーニョ(90+1分)

バレンシア:ビュテル、ミゲル、ラウール・アルビオル、アジャラ、モレッティ、アルベルダ(61分、退場)、マルチェナ、アングロ、シルバ(84分、ホルヘ・ロペス)、ビジャ(71分、ホアキン)、モリエンテス(65分、パジャルド)

SUB:モラ、D・ナバーロ、C・トーレス、ウーゴ・ビアナ

バルセロナ:バルデス、オレゲール、エジミウソン(71分、ジュリ)、プジョル、ザンブロッタ、マルケス、シャビ、デコ(61分、退場)、グジョンセン(55分、メッシ)、イニエスタ、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、ジオ、モッタ、サビオラ

後半戦最初の大一番でした。
現在首位のバルサは、バレンシアに7ポイントの差をつけています。
終盤になればなる程に存在感を示してくる厄介な蜜柑ですから、ここで倒せば今後の展開が非常に楽になります。
勝てば10ポイントの差をつけれる訳ですからね。
引き分けでも7ポイント差をキープ出来るので、まずまず。
問題は負けちゃった時で、この場合一気に4ポイント差に詰められてしまいます。

んでもって結果は一番サイアクなものになってしまったのです。
う〜ん、今季のバルサを象徴する様な結果。
とにかくビッグマッチに勝てない。アウェイで勝てない。
これはカンペオンとしては相応しくないものです。
2冠達成の為には絶対に必要な要素です。
それなのにエンパテでもOKな状況で、カニサレスもビセンテもいない蝙蝠相手に勝ち点1すら持って帰れなかったのは深刻。
昨季や一昨季に見られた圧倒的な強さは今の所発揮出来ていません。

ただ試合はおもしろかった。
大一番に相応しいピリピリとした雰囲気の中での1分1分は至福の時でした。
だからその点に関しては満足してますよ。
前半は両チーム攻守に締まった好ゲームでした。

ゲームが動き出したのは後半。
バレンシアが連続得点で一気に試合の流れを引き寄せます。
ここでの注目点は、ドツボにハマった時のバルサディフェンスの脆さです。
1失点目はビジャにあっさりとエリア内の侵入を許し、ボールウォッチャーになってしまった挙げ句アングロにフリーで流し込まれてしまいました。
2失点目も簡単にウラのスペースを献上。
カオス状態の最終ラインはクリアもままならず、最後はシルバに叩き込まれてしまいました。
こういうバルサのグダグダっぷりは見慣れた光景ではあるが・・・。

0-2にされて堪忍袋の緒が切れたライカーは失点直後にメッシを投入。
怪我明けで30分程度の出場が予定されていたメッシですが、もうそんな事言ってられる状態じゃなくなったみたいです。
んで、そのメッシの存在が更に試合を加速させます。
メッシのキレキレ突破も目立っていたのですが、先に切れちゃったのはアルベルダ。
背後から危険なタックルを仕掛けてしまいました。
まぁこれがアルベルダのプレースタイルなんですが、これを見て黙ってられなかったのがデコ。
試合展開を考えると落ち着くべき所だったのですが、アツイ男ですからね。
アフターでアルベルダに猛然とタックルを喰らわせ、両者仲良く退場であります。
で、ここからもう黄紙祭り、ファウル祭りです。
蜜柑は2点リードしてるのに、何をイライラしていたのでしょう。
「バルサ」というブランドに見えない恐怖心を抱いていたのでしょうか?
蜜柑が得点差に相応しい余裕を持った振る舞いをしていれば、あんなに荒れる事は無かったろうに。

おかしな方向に行ってしまった試合は個人技の応酬合戦に。
まぁこれはこれでおもしろかった訳ですが。
ホアキンのドリブルもメッシのドリブルも凄まじかったよ。
バルサは頼れるCFがいれば、混乱に乗じて同点に追い付く事も可能だった気がします。
なのにエトーさんはおかしな事になっちゃってるしなぁ。

結果として負けはしましたが、一時期の後ろ向きな要素しか見えない負けや引き分けに比べると、まだ内容は向上していると思います。
惜しいチャンスもあったし、ボール回しも良かったからね。
ただレッズ戦に向けて不安が残ったのも事実です。
1st legのカンプノウで試合を決めてしまわないとヤバイかも・・・。
だってアンフィールドはメスタージャなんか比にならないくらいの場所ですからね。


バルデス:好セーブを連発し、最後まで望みを繋いだ
オレゲール:政治的な発言で終始ブーイングされまくり。ある意味メスタージャのプレッシャーを一身に背負った功績はデカイ
エヂミウソン:守備面の不安定さを露呈してしまい途中交代。高さが求められない展開では価値が下がっちゃいますね
プジョル:混乱を収束できず。珍しくイエローも貰っちゃった
ザンブロッタ:終盤は殆どウィング的な感じでプレー。しかし2失点共にアングロを捕まえきれなかった代償は払えず
マルケス:すっかりピボーテが定位置に。前半はしっかり試合を作った
チャビ:惜しいシュートが1本でも決まっていれば・・・
デコ:前半のパフォーマンスから考えると退場は勿体無い
グジョンセン:久方ぶりの先発でしたが、チャンスをいかせず。むしろ印象を更に悪くしてしまった
イニエスタ:前線から中盤にかけて幅広く動き回った。デコ退場以降は地味な役割に終始
ロナウジーニョ:FKのフィーリングが合っていない様に見受けられたが最後の最後で決めてくるあたりは流石


メッシ:完全復活と言って良いでしょう。キレッキレのドリブルを繰り返し続けて蜜柑達を手玉に取りまくった
ジュリ:スペースが無い中での投入でしたが、それでも存在感を放った。やはり調子は上向きみたいです

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2007年2月17日 (土)

バルサ×ラシン 06-07 Liga 第22節

バルセロナ 2 - 0 ラシン・サンタンデール  

G:ロナウジーニョ2(51分、67分)  

バルセロナ:V・バルデス、ベレッチ(86分、オレゲル)、エジミウソン、プジョル、ザンブロッタ、マルケス、シャビ、デコ、サビオラ(68分、メッシ)、イニエスタ(61分、ジュリ)、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ジオ、モッタ、エトー

ラシン・サンタンデール:カラタユ:ピニジョス、ルベン・ゴンサレス、ガライ、オリオル、スカローニ(72分、C・アルバレス)、ビトロ、バルボア、コルサ(77分、アントニオ・トマス)、オスカル・セラーノ(66分、モモ)、ファンホ

SUB:トーニョ、パブロ・アルファロ、C・フェルナンデス、マタブエナ


完全なる勝利。
完勝とは正にこの日の様なゲームの事を言うのでしょう。
全く負ける気がしませんでした。
しかもそれだけでは無く、実に楽しいゲーム。
最近仕事が忙しくてプライベートな時間が充実していませんでしたが、そんな私の心を癒してくれましたよ。

それではそんなパーフェクトな試合を簡単に振り返ります。
前半も後半もバルサが圧倒しました。
基本的に多くのゴールが入った試合の事を「フィエスタ」と形容しますが、この日はゴールは少なかったけどフィエスタでした。
前半は0-0だったけどお祭りムードでした。
とにかく常にボールはバルサが支配。
お得意のパス回しが延々繰り広げられます。
それを可能にしたのが、ベレッチ、ザンブロッタによる両サイドの激しい上下動とチャビ、デコによる中盤の構成力。
チャビは数人に囲まれてもボールを奪われず、デコは常に鋭い縦パスを狙い続けました。
そして忘れてはいけないのがロナウジーニョ。
この日は特に中へ切り込む動きが際立っていた。
それによってザンブロッタはバシバシ空きスペースを突けたし、中盤でのパス回しも楽になった。
いつでも得点が入りそうだったけど入らなかった前半。
それなのに悲壮感が全く感じられなかった前半。
それ程までに両チームに力の差がありました。

でもこの日のラシンは今季のラシンじゃないとも言えるんですよね。
ここ数シーズンは毎年の様に降格争いに参戦してるラシンですが、今季はここまで9位。
ラシンにしては、と言っては失礼ですが結構頑張ってます。
そんなチームで目立ってるのがジキッチとムニティスの前線のコンビ。
典型的な凸凹コンビがチームの主役として君臨しています。
そんな彼等が今節は揃って出場停止。
もうこの時点で希望薄だった訳です。
案の定この日のラシンは方向性も見えない2部のチームの様でした。
更に不運だったのがPKの獲得。
PK獲得自体は勿論悪く無い事なのですが、判定が微妙だった事とバルデス君に止められてしまった事で余計に劣勢に立たされてしまいました。
つまりこの判定によってクレとバルサイレブンの闘志に更に火が点いてしまったのです。

後半も前半同様の展開。
集中砲火を浴び続けるラシンにとって"90分間"という試合時間はあまりにも長過ぎました。
後半6分、遂にネットが揺れる時が来ます。
ゴール前、丁度良い位置でのFKをガウショが振り抜きました。
もう蹴る前から決める雰囲気あったからね。
こういう時は大抵決まる。
これで勝利は揺るぎないものになりました。
あとの興味はメッシとエトーの登場です。
クレ達は彼等の復帰戦を見る為にカンプノウに足を運んだと言っても過言では無いのです。
それぐらいこの試合の焦点になっていました。

そんなこの試合だったのですが、主役の座を渡さなかったのがバルサの真の主役ロナウジーニョ。
おいしい所を渡すつもりは更々無いようです。
メッシが準備を整え、いよいよというその時!
観衆の視線がピッチサイドに集まる中、2点目を豪快に頭で決めて見せました。
「俺を忘れるな!」というメッセージもあり、尚且つ2点差という楽な展開でメッシにプレーさせてやろうというキャプテンシーも感じられます。
やはりバルサの、いや現在のフットボールシーンの中心は紛れも無く彼でしょう。

さて来週はいよいよバレンシアとの大一番。
更にはレッズ戦も控えています。
そんなビッグマッチへ向けての良い壮行試合となりましたなぁ。


バルデス:この日の仕事はPKストップぐらい。それぐらい暇だったよ
ベレッチ:タコ殴り試合では欠かせない"アタッカー"。最後まで上下動は止めず肩痛めちゃって交代
エヂミウソン:2試合連続でのCB起用。まぁこの日の相手じゃ参考にならん
プジョル:格の違いを見せつけるディフェンスぶり
ザンブロッタ:そろそろゴールも見たいなぁ。チャンスあったけどパスした所を見るとまだ遠慮してんかな?
マルケス:代表帰りで強行先発。難しい相手でも無かったのに使われた事を考えるとライカーは何かを試したいのか?
チャビ:100点満点。正にゲームの支配者だった
デコ:パワフルなFKで2点目をアシスト。惜しいミドルもあった
サビオラ:周囲を上手く活かしフィエスタを演出。代表でも決勝点をゲットしたりと相変わらず好調
イニエスタ:同じく代表でゴラッソを決め気分良く試合に臨めたのでしょう。クリエイティブな動きで何度もチャンスに絡みました。ポスト直撃弾が惜しかったなぁ
ガウショ:前節、そして代表戦も休んだ事によってコンディションは万全。溜まっていたものを一気に掃き出した様な活躍


ジュリ:動きはキレキレなんだけど、ネットだけが揺れない(笑)
メッシ:絶好の復帰戦となりました。慎重に慎重に慎重にプレー
オレゲル:ベレッチの怪我とエトーのワガママにより少しの時間だけ出場。こんな役割が多い気が・・・

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オサスナ×バルサ 06-07 Liga 第21節

オサスナ 0 - 0 バルセロナ

オサスナ:リカルド、J・フラーニョ、クルチャガ、M・フラーニョ、コラレス、プニャル、ラウール・ガルシア、ファンフラン、ダビド・ロペス、ソルダード(83分、ウェボ)、ミロシェヴィッチ(71分、ネクナム)

SUB:エリーア、イスキエルド、クエージャル、ファンル、エクトル・フォント

バルセロナ:バルデス、オレゲル、エジミウソン、プジョル、ザンブロッタ、マルケス(82分、モッタ)、シャビ、デコ(85分、エトー)、サビオラ(65分、イニエスタ)、ジュリ、エスケーロ

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、ジオ、グジョンセン


前節ようやく良い感じが出て来たバルサ。
偶然だったのか、それとも復活なのか、そんな真価が問われるアウェイ戦です。
この試合の前にコパデルレイでサラゴサ相手に負けてますが、まぁ国王杯ですから。
カンプノウとはいえ、あまり参考にならないでしょう。
ただその試合の負傷でロナウジーニョが出れないのは痛い。
グジョンセンも直前にアクシデントを訴えて欠場。
なので先発はお久しぶりのエスケーロです。
エトーが超久々にベンチ入りしましたが、まだ先発は無謀ですからね。
そんな感じでキックオフです。

試合の序盤から目立ったのは圧倒的にオサスナでした。
ホームの大声援をバックに執拗なプレッシングをかけまくります。
そしてボールを奪うと、とりあえずミロセビッチへ。
で、これがまたズバリだったんですわ。
もうこの日のサヴォは抜群でしたよ。
ゴール前での制空権を完全に手中に収めていました。
バルサはプジョルとエヂミウソンとマルケスの3人でサヴォ包囲網を張りましたが、彼の勢いは止まりませんでした。
サヴォにマークが集中する分、ソルダードやダビド・ロペスは空く訳なんですよね。
だから彼等に決定力や運が少しでもあれば、一方的なオサスナのゲームになっていてもおかしくありませんでした。
それぐらい前半のオサスナは良かった。
バルサが悪いというよりもオサスナが良かったので、楽しんで試合も見れました。

さて後半。
予想通りオサスナのペースが落ちます。
強烈なハイプレッシャーを90分間持続させる事なんで不可能ですからね。
そしてこの好機をバルサは逃しませんでした。
得意のパス回しを繰り返し、体力が落ちたオサスナから更に体力を奪います。
これぞバルサスタイルです。
あとはファンタスティックなゴールが決まれば完璧だったのですが、そんなに現実は甘くありません。
ロナウジーニョ不在により、フィニッシュまでのアイディアが不足していたのは否めません。
ただガウショがいない事によって、パス回しはスムーズにいってた様な気がします。
ガウショがいる時は"とりあえず預けとけ"みたいな雰囲気があるけど、いない時は1人に依存しないので全員が考えて走っている気がします。
あくまでも勝ってな印象ですけどね。

後半のバルサはいつネットを揺らしても不思議ではありませんでした。
しかしだからと言って、引き分けという結果をネガティブに捉える必要も無いと思います。
だって前半はオサスナ強烈でしたからね。
90分トータルで考えるとエンパテは妥当な結果でしょう。
しかしなんでサヴォを下げたんかなぁ。
彼がいなくなってから明らかにオサスナの迫力は落ちたし、バルサも楽になった。
オサスナから点が入る気配がしなくなった。
試合中に解説の信藤さんも言ってたけど、交代の理由がコンディション面以外だったらビックリですよ!!

バルデス:劣悪なピッチコンディションでしたが、いつも通りのプレーで零封
オレゲール:最終局面でのクロスだとか突破だとかは、やはり物足りない
エヂミウソン:かなりお久しぶりなCBでのプレー。高さ対策だったのかな?
プジョル:サヴォとのマッチアップには敗北。しかしウェボには圧勝
ザンブロッタ:もっともっと出来る筈
マルケス:何故か久しぶりにエヂミウソンとポジションチェンジ。セットプレーのチャンスは惜しかった
チャビ:果敢にミドルを連発。ピッチコンディションを考えての"らしい"プレーぶり
デコ:ガウショがいない事もあって攻撃陣を牽引。やはりチャンスは彼から
サビオラ:決定機もあったがノーゴール。そう毎試合毎試合は決めれないよね
ジュリ:好調を維持。クロスも上げれるし、突破も出来る。オフサイドで取り消された幻弾も
エスケーロ:比較対照がガウショなんで辛いよね。

イニエスタ:中盤から前線にかけて自由自在に動きまくり。得点の臭いが更に増した
モッタ:出場時間短く特に無し
エトー:慎重に慎重に5分間だけプレー。まずは復帰出来た事を祝福したい

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2007年1月31日 (水)

バルサ×セルタ 06-07 Liga 第20節

バルサ 3-1 セルタ  

G:サビオラ(34分)、ロナウジーニョ(78分、PK)、ジュリ(86分)    ネネ(67分、PK)


バルサ:バルデス、ザンブロッタ、プジョル、オレゲル、ファン・ブロンクホルスト、エジミウソン(75分、ジュリ)、シャビ、デコ、サビオラ(83分、グジョンセン)、イニエスタ(90+2分、モッタ)、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、エスケーロ


セルタ・デ・ビゴ:ピント、アンヘル、タマシュ、レキ(86分、退場)、プラセンテ、パブロ・ガルシア、オウビーニャ、G・ロペス(72分、ヌニェス)、カノッビオ(66分、グアイレ)、ネネ(82分、ホナタン・アスパス)、F・バイアーノ

SUB:エステバン、ヤーゴ・ヤオ、ホナタン・ビラ、デリッデル

ベティス戦後半の良いイメージを更に昇華させた内容でバルサが快勝を収めました。

ボールはワンタッチ、ツータッチで良く回り、相手ボールになってはプレッシングの雨嵐。
エヂミウソンとジオが輝いていた事が、この日のバルサの良さを表しているんじゃないでしょうか?
チームの状態が悪い時に一番負担がかかるポジションが、バルサに於いてはピボーテとラテラル。
ピボーテは、ボールが回らない事、ボールが奪えない事への批判を一身に受け、ラテラルは無駄走りで体力が奪われ攻撃でも守備でもキレを無くしてしまいます。

しかしこの日の彼等は違った。
チームのハイパフォーマンスによって彼等自身のプレー内容も向上していた。
エヂミウソンは右に左に前に後ろにと駆け回り、激しくボールを奪取。
ボールを奪っては持ち上がってのスルーパス、もしくはミドルシュート!
最近こんなプレーは中々出来ていなかった。

更に良かったのがジオ。
こんなに完璧なジオを見るのはいつ以来よ??
クラシコでゴールを決めた頃の「スーペル・ジオ」が帰って来ました。
いや、これまでのプレーも悪くなかったですよ。
でもこの日のプレーは別格でした。
ガウショとのコンビネーションの充実度!
最近はむしろシウビーニョの方が合ってるかな?って思ってたぐらいやけど「スーペル・ジオ」はやはりシウビーニョよりワンランク上のプレーヤーでした。
そのガウショとのコンビネーション、クロスへの判断が結果として出たのが1点目のアシストでしょう。

ジオのもう1つの特徴として、中にもグイグイいけるってのがあります。
中盤も出来る選手なんで当然なんですけど、最近は鳴りを潜めてましたからね。
そんな特徴が発揮されたのが2点目に繋がったPK獲得。
いや、正直PKじゃなかったよ。誤審ですよ。
まず倒されてなかったしね。
この時点でジオが黄紙貰っててもおかしくはなかった。
更にもし倒されたと騙されててもエリア外。
本来はFKでした。
つまり2重の誤審だったんです。
でも俺も騙されたしな〜。演技力も褒めときましょか。
それにセルタの同点ゴールも誤審だったじゃないですか。
皮肉ひもジオが倒した、という判定でのPK。
でもこれはセルタの選手もビックリするほどの誤審。
スローで見ても100%何も無かったと言える。
なので、そんな審判心理をついた素晴らしいダイブだったとも言えます。
ミスジャッジっぽいPKを与えてしまった審判は、謝罪を含めたPK返しをよくします。
いや、この説を審判団は完全に否定してきますが、それでも実際そんな判定多いねんもん。
だからゲームの流れを読んだベテランらしい素晴らしいプレーだったとも言えるのです。

彼等の他にも全員がそれぞれの役割を全うしての快勝。
マルケスが出場停止、エトー、メッシ、テュラム、シウビーニョが負傷中なので相変わらずベンチが定員割れしている状態ですが、そんな中でも首位キープであります。

ちなみにセルタはこれで9試合勝ちなし・・・。
オウビーニャ、カノッビオ、ネネとそれぞれ才能を発揮する場面もあったんですけど、チームとしての恐さと迫力が感じられませんでした。
バイアーノ頼りみたいなトコもあるしね。
プラセンテやグスタボ ロペスにもうチト目立ってほしいよね。


バルデス:同点のピンチを防ぐ好セーブ。シュートが殆ど来ない中でも集中力を保っていた証拠
ザンブロッタ:ネネに翻弄される場面もあったが、基本的には攻守で勝利
プジョル:肉弾戦が多かった最終ラインですが、気合いで負ける筈が無い
オレゲール:いつもよりオフサイドを多く取れていたのはプジョルのコンビが彼だったからかもね
ジオ:MVPを進呈します。04-05の頃の唯一無二感があった
エヂミウソン:良い内容だったが同点になったので攻撃的にいく為に交代
チャビ:セルタが殆どボールをキープ出来なかった理由は、この男を中心としたパスサッカーをバルサが出来ていたから
デコ:まだ完全では無いがコンディション上がってきた様子。惜しいミドルも何本か放った
サビオラ:とにかく結果を出すコネーホ。ゴール以外にも2回決定機があり決めてればパーフェクトすぎ
イニエスタ:支配率向上の為に右FWで先発。狙い通りの取られないドリブルとキープ、そして豊富な運動量とパスの正確さでバルサスタイル生成に貢献
ガウショ:プレッシャーのかかる場面で絶対捕られないコースにペナルティを蹴り込んだ。ジオ、ジュリとのコンビも秀逸


ジュリ:珍しくGKとの1対1を決めた(笑)それ以外にもライカーの投入の意図通りの動き出しで右サイドを手中に収めた
グジョンセン:今は焦らずじっくりとやればいいんでないの?良い選手である事は誰もが認めてますよ
モッタ:ピッチで過ごした時間よりもタッチラインで交代を待ってた時間の方が長かったんじゃないのかな?それぐらいバルサのボール回しが途切れなかった

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2007年1月28日 (日)

ベティス×バルサ 06-07 Liga 第15節

ベティス 1 - 1 バルセロナ  

G:ホベルチ(37分)  マルケス(60分)

ベティス:ドブラス、メッジ、ファニート、ナノ、F・ベガ、アルス(70分、ミゲル・アンヘル)、M・アスンソン、ラファエウ・ソビス、カピ(58分、リベラ)、フェルナンド、ホベルチ(64分、ダニ)

SUB:コントレーラス、フォーゲル、シスコ、マルドナード

バルセロナ:バルデス、オレゲル、マルケス、プジョル、ジオ、モッタ、イニエスタ、デコ、サビオラ(61分、グジョンセン)、ジュリ(69分、シャビ)、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、シウビーニョ、テュラム、エヂミウソン、エスケーロ

忌まわしきCWCのせいで順延となっていた試合です。
悪い事ってのは続くもので、つくづく巡り合わせの悪さを感じます。
今のバルサは明らかに良ろしくない状態で、なるべくこんな時は試合なんてしたくないのです。
そんな貴重な週の中日に試合をしなくてはいけません。
この試合のおかげでバルサのウィンターブレイク明け後の1月は全てミッドウィークにも試合が詰まっているというハードスケジュールっぷり。

しかも相手はベティス。
CL出場を機に堕ちていく、という典型的なパターンになってしまっているベティス。
名将イルレタの手腕をもってしても立て直せなかったベティス。
本来の日程で対戦していれば難しい相手では無かっただろう。
しかし今のベティスは違います。
ルイス・フェルナンデスの就任とともに「やらなければいけない」という危機感に溢れています。
国王杯とはいえ、マドリーを下し自信もつけました。
ここでカンペオンであるバルサをも制すれば、降格圏から脱出する以上に意味のある勝ち点3となります。
選手のモチベーションはMAX値を超えていました。

悪い事ってのは続くものです・・・・。


試合は予想通りベティスの魂こもったフットボールにバルサが圧倒される形で進んでいきます。
ボールポゼッションだけは高いバルサでしたが、これも攻め手が無くって、ディフェンスラインで回してたのが数値に加算されているだけです。
ベティスの出足の速さ、チェックの厳しさ、大観衆の後押しを受け手の気合いばかりが目立った前半。
この日のベティスの姿は、チェルシーを打ち破った時の彼等そのものでした。
遠い昔の様に感じますけど、まだ昨季のハナシですからね。
あの試合のベティスは最高に輝いてましたからね。
それがこの日ダブった。

だからバルサは苦戦してもしょうがない、と思った。
いやむしろベティスの奮闘によって非常にスリリングな試合展開となったので観ていて楽しかった。
ベティスではエドゥ、ダミアー、オドンコールあたりを個人的に楽しみにしていたのですが、彼等は揃って怪我で欠場。
それでもオモロかった訳ですから、ベティスの健闘っぷりがより大きく感じられました。


そんな訳で先制ゴールは当然ベティス。
この日も魔球を連発していたアスンソンのCKから、最後はホベルチがPUSHしました。
この時のスタジアムの雰囲気がまたサイコーだったのよね。
試合はベティスリードで後半へ。

後半からガラっと形成は逆転して、こんどはバルサペースです。
こうなった理由を簡単に述べると「ベティスのトバし過ぎ」です。
あれだけハイペースにやってちゃ90分なんて持ちませんわな。
ある程度は予想出来た事ですが、それでもこの日のベティスの気合いならなんとかなるかな、とも思っていました。
でもそこは王者バルサですから。
いくら調子が悪いといっても、弱っている相手にお付き合いする程には腐ってません。
ガウショを中心とした得意のパス回しが出始め、これにより更にベティスは疲弊します。
ジュリのドリブルはキレてるし、イニエスタからはボール奪えないし、ロナウジーニョに渡すと危険だし、ですからね。

もう得点も時間の問題だろう、そんな風にクレ達は思っていた筈です。
CKからのゴールだったのは意外でしたが、マルケスの頭でまずは同点。
それ以降も逆転どころか、フィエスタになってもおかしくないぐらいにバルサがペースを握ります。
非常に良い感じです。ナスティック戦とは比較にならない程に楽しいです。

結果的にはエンパテで終了。
勝てた試合?
確かに後半の攻勢を考えると、王者としてはキッチリ勝ち点3を獲得しておかなければいけない試合だったとも言えるでしょう。
でも前半は悪かったし、後半にしてもアスンソンの魔球でやられてても不思議ではなかった。
つまり引き分けが妥当な結果だと思いますよ。
個人的には結果がどうであれ、楽しい試合だったからOKです。

この試合で丁度リーガも半分終わりました。
2位との差は"たったの"1ポイントですが、それでも「冬の王者」の称号をバルサは勝ち取りました。
たったの1ポイントですが、この1ポイントは凄く大事ですからね。
最終的にも1ポイントでも上回れば良いんです。


バルデス:最後の最後までナメックの脅威に晒されたがファインセーブと幸運で1失点に抑えた
オレゲール:ベレッチの負傷とザンブロッタの休養で連続スタメン。アタッキングに成長がみられる
マルケス:結果的には貴重な同点弾をゲット。守備面での狡猾さも披露したので素晴らしい活躍でした
プジョル:鋭い読みでソビスをストップ
ジオ:ガウショのサポートもしっかり出来ていた
モッタ:相変わらず簡単に黄紙を貰ったり、ボールが収まらなかったりと不安定な出来
イニエスタ:中盤としても右WGとしても抜群の働き
デコ:ナスティック戦から一気にパフォーマンスが向上。リハビリと思っていて正解だった
サビオラ:連続ゴールが止まってしまった。独特のドリブルを魅せたりとキレはあった
ジュリ:前線で効果的に躍動。ドリブルにもフリーランニングにもキレがあった
ロナウジーニョ:サビオラが退いてからはCFでプレー。全体的にも批判される程に悪いとは思えなかった

グジョンセン:何度かあったチャンスを決めれず。そろそろエトー帰ってきちゃうよ〜。
チャビ:20分程のプレー時間だったが、あっという間にリズムを作った。効果的なパスの配給はやはりバルサNO.1でしょ

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バルサ×ナスティック 06-07 LIga 第19節

バルセロナ 3 - 0 ジムナスティク  

G:サビオラ(18分)、ジュリ(68分)、イニエスタ(81分)

バルセロナ:バルデス、オレゲル、テュラム(82分、マルケス)、プジョル、ザンブロッタ、エジミウソン、シャビ、デコ(58分、イニエスタ)、サビオラ(65分、グジョンセン)、ジュリ、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、ジオ、モッタ

ジムナスティク:ビサーリ、カルボ、セサル・ナバス、マテジャン、ミンゴ、ヘネレーロ(58分、メリノ)、モラーレス、クエージャル、ファン・ディアス(65分、カンパーノ)、アベル・ブアーデス、ポルティージョ(65分、ピニージャ)

SUB:アルバロ、ジェラ、ダビドガルシア、ルベンカストロ


同じカタルーニャ自治州に本拠を構えるジムナスティックなので「カタルーニャ・デルビー」と言えなくも無い試合ですが、それを言うには両者の力関係はあまりにも開き過ぎています。
ジムナスティックは、今シーズン2部から上がったものの最下位の"定位置"にしっかり収まっていますからね。

ってのが試合前の個人的なナスティックへの見解。
2007年に入ってからのバルサはピリッとはしていないものの、カンプノウやし相手は最下位やし怪我人も続々帰って来て良い雰囲気やし、なので久々のフィエスタを期待していました。

しかしバルサの現在の状態はやはり深刻なまま・・・・。
デルビーにならないと思っていたのに、しっかりとデルビーになっちゃってました。
結果を除いてはね。。。。。

モンジュイックでの惨劇から1週間が経ちましたが、この日のバルサは"変わらぬ"バルサでした。
一向にパフォーマンスは上向いていませんでした。
スコアが1-3から3-0と真逆になったのは、もう相手のおかげ以外無いでしょ。
カンプノウで相手がジムナスティックだったからこその「3-0」です。

いや、これはジムナスティックをけなしてる訳じゃありませんよ。
ナスティックは一所懸命に戦っていました。
はっきり言って内容ではバルサを凌駕していましたよ。
バルサがこの日披露出来なかった華麗なボール回しも出来ていたし、狙いをもった素早くスタイリッシュな攻撃も出来ていました。
闘志にも溢れ、フリーランニングも活発。
カルボ、ミンゴの両ラテラルの元気さも目立っていました。
そう、ピチピチの新鮮さがナスティックにはあった。
ただただフィニッシュの精度が低かったり、危険なゾーンでの守備の集中が欠けていたりしただけです。
まぁそこが一番難しいし大事な所ではあるんですがね。
そのへんが現在最下位に低迷している理由だとは思うのですが、それでも可能性のある内容だと感じました。

そんなナスティックにすっかり翻弄されていたバルサ。
この日も絶好調時の"鬼プレス"は影をひそめ、「得点さえ狙わなければ90分間回す事も可能なんじゃないか?」と思わせる様な"鬼キープ"も無かった。
相変わらず運動量、活動量は眼を見張る程に低く、動き出しが殆ど皆無。
オフザボールの動きが無さ過ぎなのでボールは回らない、回らないから奪われる、奪われるから攻めれない、という悪循環。

どっちがホーム?どっちが最下位のチーム??ってな内容でした。

それでも、それでもポジティブに考えるなら、「それでも3-0で勝った」。
まぁここがポテンシャルの差と言えなくも無い。
悪いながらも勝てる、ってのはチャンピオンに求められる要素ですからね。
年がら年中"バルサスタイル"を貫き通すのは現実的に不可能なので、こういう時期にいかに勝ち点を取れるかがリーグ戦では重要。
そういう悪い時期に最下位のチームと当たれた、というのも幸運なのでツキも巡ってる。
それにテュラムやデコやイニエスタのリハビリも出来た訳やし。
ピークを2月下旬以降にもっていってる、と考えれば悲観する必要すら無い様にも思えます。

それでも苦言を呈せずにはいられないんですよね〜。こんな内容じゃ。
だって久々ですよ。クラシコとかチェルシー戦とかのビッグマッチでも無いのに夜中に起きて生観戦したのは!!!
それぐらい心配なのであります。

あと最後にコネホについて。
もう「グッジョブ!!!!」以外にありません。
ここ4試合で7ゴールの超絶ハイパー絶好調ぶり!!!!!
この試合でもチャッカリと先制ゴールをゲットしました。
しかもバルサの立ち上がりは最悪だったのです。
「お通夜?」って思う程に元気がなく、前線にもボールが殆ど行ってませんでした。
だから恐らくファーストタッチなんじゃないのかな?
それを冷静にキッチリと決めるんですから素晴らしい。
このゴール以外の仕事はチーム全体のパフォーマンスの低さもあって殆ど無かったですが、デランテーロは得点奪ってナンボですからね。
エトーもメッシもそろそろ帰って来そうなんで今のうちにアピっとけ!!


バルデス:守備機会すら殆ど無く、コメントしずらい
オレゲール:打ち損ねシュートでサビオラの先制弾をアシスト。いつもよりは効果的な攻め上がりも出来ていた
テュラム:復帰戦って事もあって3点差が付いた段階でお役ご免。復帰戦であっても普段通りのプレーを披露したのは流石の経験
プジョル:低調なチームを見かねて何度も攻め上がった。魂感じるぜカピタン!!
ザンブロッタ:左ラテラルでの先発起用はバルサに来てからは恐らく初なんじゃないかな?まぁユーベ時代は殆ど左やったし、バルサでも試合途中から左に回ったりもしてたので全く問題無かったよ
エヂミウソン:相変わらず槍玉に挙がってしまいそうなピリッとしない出来。可哀想な面の方が多いとは思うのですが・・・
チャビ:周りの動きが悪い状態で1人でリズムを作れと言われてもそりゃ無理な話
デコ:10点満点で点数を付けるとしたら甘く評価しても3か4ぐらい。それぐらい全く何も出来ませんでした。あやうく退場にもなりかけたりしてたしね。まぁリハビリと割り切りましょう
サビオラ:爆発は止まらず
ジュリ:またもや「ド」フリーシュートを外してしまったが、その後にラッキーなPUSHゴール。ただそんな事はあまり重要じゃ無くって90分間走り回ってた事を評価したい
ロナウジーニョ:対面のカルボに密着マークされ多少イライラ。後半中央右寄りにポジションを動かしてからは2得点を演出し、キッチリ仕事


イニエスタ:怪我を心配してたのですが、全く無問題だったみたいで駄目押しゴールも冷静に流し込みました。それ以外の動きも素晴らしく、彼が入ってからバルサのパフォーマンスは向上した
グジョンセン:コネホばかりが賞賛されている現状に一番危機感を持たなくてはいけないのがこの男。実際交代時には「なんでサビオラ代えてグジョンセンやねん」ってなカンプノウの雰囲気でしたからね。これに燃えない筈はありませんでした。投入直後にジュリのゴールを演出。それはコネホには無い"高さ "を活かしたもので、自分の武器をしっかりと認識している事を証明しました
マルケス:テュラムを休ませる為に数分間の投入。3点差が付いてる状況でもあったので特に見せ場無し。

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2007年1月14日 (日)

エスパニョール×バルサ 06-07 第18節

エスパニョール 3 - 1 バルセロナ
G:ルイス・ガルシア(31分)、タムード(65分)、ルフェテ(90+2分)      サビオラ(60分)
 
エスパニョール:カメニ、ベラスコ(61分、セルヒオ・サンチェス)、トレジョン、ジャルケ、チカ、モイセース、デ・ラ・ペーニャ(78分、ジョナタス)、ルフェテ、リエラ、ルイス・ガルシア、タムード(67分、パンディアーニ)

SUB;イライソス、イト、モハ、コロ

バルセロナ:バルデス、ベレッチ、マルケス、プジョル、ジオ、エヂミウソン、チャビ、イニエスタ(85分、オレゲール)、グジョンセン(64分、モッタ)、ジュリ(HT、サビオラ)、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、シウビーニョ、エスケーロ


ビッグマッチ

完敗でした。
大事な大事なデルビーでの黒星。
今季バルサはアウェイ戦のビッグマッチで1つの勝ち点も取れていませんね。
チェルシー戦といい、マドリーとのクラシコといい、今回のデルビーといい。
その事実が今季のバルサが今の所、突出した存在では無い事を証明している様に思えます。

エスパニョール躍動

敗因は色々ありますが、まずはエスパニョールのパフォーマンスに賛辞を送りたいと思います。
体力・気力ともに最高に充実した状態で戦っていました。
デルビーの勝利に値する素晴らしい内容でした。
ファウルも多かったけど、それだけファイトしていたという見方も出来ます。
だからこそ余計にバルサの不甲斐なさが目立ちます。

慢心

正直ちょっとエスパニョールを舐めてました?
デルビーとはいえ、ここ数シーズンはエスパニョールに負けていないバルサ。
ライカー政権になってからはリーガで一度も負けていません。
つまりアウェイとはいえモンジュイックを全く苦手にしていなかったのです。
そして今季も前哨戦とも言えるシーズン前のスーペルコパで完勝。
ホーム&アウェイ2試合通じて無失点でしたからね。
バルサイレブンに「格下扱いしてたでしょ?」なんて事を言っても否定するでしょうが、エスパニョールの様な必死さが感じられなかったのですから、そう思われても仕方が無いと思います。

現状に危機を感じていれば、もう少し"頑張る"シーンも見られたと思うのです。
まさか「ロナウジーニョが帰って来たから大丈夫」とでも思っていたのでしょうか?
そして敗戦を喫した今でも「エトーやメッシが帰って来れば大丈夫」と思っているのでしょうか??
もしそう考えていたら結構ヤバイです。
ライカーが試合後に話した様に、この敗戦を「警告」と捉えないとリバプール戦は悲惨な結果になってしまいます。

美しくない敗戦

エトーとかメッシとかデコとか関係無く、プレスが全然かかってなかったやん。
これはエヂミウソン1人の責任とは考えられません。
むしろチーム全体のパフォーマンスが低調なので、ピボーテのエヂミウソンやモッタの粗が目立つとも言えます。

それにサイド破られ過ぎ。
確かにエスパニョールのサイドアタックは良かったよ。
デラペーニャを起点に、右からルフェテ、左からはリエラかタムードが抜群のタイミングで効果的に仕掛けていました。
でもそんな事は試合前から解っていた事なんですからケアしないと。
先制点、逆転ゴールはどちらもサイドを破られてのもの。
特に2点目はクロスを上げたセルヒオサンチェスも、中で合わせたタムードも全くのフリー。
この失点を見て、ライカールトがベンチの板を殴り壊す程にキレたのも頷けます。
だってコネホの個人技で追い付いた直後の失点やったからね。

これだけ守備が脆弱だと勝てる訳がありません。
勝ち越されてからは前がかりにならざるを得なかったので、カウンター喰らいまくり。
これで余計に守備の甘さが浮き彫りになりました。
パンディアーニが「スーペルデポル」の頃の彼だったらハットトリックかましてた事でしょう。

とにかく負けたうえに内容も最悪だったのが深刻。
「負ける時も美しく」の哲学からも外れ、前節そして年末のアトレティコ戦に引き続きバルサらしさが感じられませんでした。
リーガはまだ折り返しにも入っていない状態だから盛り返せる、怪我人が帰って来れば立ち直れる、年末年始はコンディションが整っていなかっただけ、そんな言い訳や甘い考えを今すぐにでも捨てないとリーガ3連覇、CL連覇は夢物語ですよ!!

選手寸評

バルデス:ファインセーブ連発。失点は全て責任無し
ベレッチ:攻めも守りも中途半端でタムードにいいようにやられた
マルケス:効果的なフィードも出来ず、ダーティーさだけが目立った
プジョル:鋭い読みと体を張ったディフェンスでボロボロの最終ラインを懸命にフォローした
ジオ:攻めでも守りでも効果的に働けず
エヂミウソン:ポジションがら悪さばかりが目立ってしまった
チャビ:攻撃のリズムを作れず。運動量が少ない周囲にも責任はあるが
イニエスタ:青ざめる様な負傷交代。この試合でも好調だっただけに軽症である事を願いたい
グジョンセン:出ずっぱりだし疲れてるとは思いますよ。でも恐さが無いよね
ジュリ:前半で代えられる程に悪いパフォーマンスでは無かったが、彼も出ずっぱりだからね
ロナウジーニョ:復帰戦にしてはまずまずの出来。バー直撃FKも惜しかった

サビオラ:コパデルレイで2ゴールした好調さを披露。"らしい"個人技でのゴールでグジョンセンとの能力の差をアピール
モッタ:中盤の左でプレー。30分近くプレーしたが殆ど目立つ事が無かった
オレゲル:イニエスタの負傷で急遽投入された。出場時間短く特に無し。つうかエスケーロ準備しとけよ!って感じ

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2007年1月 8日 (月)

ヘタフェ×バルサ 06-07 第17節

ヘタフェ 1 - 1 バルセロナ
G:グイサ(54分)   チャビ(69分)

ヘタフェ:アボンダンシエリ、コントラ、ベレンゲル、アレクシス(90+1分、退場)、パレデス、チェレスティーニ、カスケロ、マリオ・コテロ、ビバル・ドラド(74分、ソウサ)、パチョン(83分、マヌ)、グイサ(75分、ヴェルパコフスキス)

SUB:ルイスガルシア、プリド、ナチョ、パウノビッチ

バルセロナ:V・バルデス、ベレッチ、マルケス、プジョル、シウビーニョ(72分、ジオ)、エヂミウソン(89分、オルモ)、チャビ、イニエスタ、グジョンセン、ジュリ、エスケーロ(57分、サビオラ)

SUB:ジョルケラ、クロッサス


あけおめ

ウィンターブレイクも終わり新年1発目の試合です。
いや〜、短いウィンターブレイクも凄く長く感じたよ。
わたしゃフットボールに飢えております!!!
でもウィンターブレイクってのは選手にとっては必要。
疲労困憊だったバルサイレブンも少しはリフレッシュ出来たでしょう。

と、思ってたんだけどそうでも無かったみたい。
なんと招集メンバーたったの16人。
定員に2人も足りません。
ロナウジーニョ、デコの出場停止に加え、エトー、メッシ、ザンブロッタ、テュラム、オレゲール、モッタが怪我やら体調を崩したやらでベンチ外。
う〜ん、あんまり回復してないのか!?
ベンチメンバーで実際使えそうなのはサビオラとジオだけなので、これは苦しい台所です。
そんな訳であんまり期待せずに観戦。。。

休みボケ

立ち上がりから両チーム些細なミスが続く展開。
私達でも「休み明け」ってのは中々テンション上がらないですが、それは彼等プロとて同じみたいで、どうも動きが重い。
そんな状態プラス主力を欠いてるバルサですから"ファンタスティック"なプレーは中々望めません。
攻めもロングボールが中心。
前半はバルサらしさのカケラも無いままに終了。

後半に入って劇的にコンディションが上がるとも思えないし、またカンフル剤になれる様な交代選手もいないので、引き続きあまり期待しないまま後半を観戦。

プライド

するとどうでしょう。案の定バルサ失点。
しかもバックパスを奪われるという完全な自滅での失点。
まぁ、この日のバルサを象徴してるとも言える失点なのでマルケスだけを責める気にはなれません。

ただこの失点がようやく彼等の闘志に火をつけた様です。
ライカーもサビオラを投入し攻撃姿勢を打ち出します。
そして迎えた後半24分、歓喜の瞬間は訪れます。
イニエスタのドリブル突破から得たFKをチャビが華麗に決めました。
ガウショもデコもいないからこそ蹴れたFKなので、チャビにも意地があったでしょう。
いや〜チャビが決めるとテンション上がるわ!!!

ミッションは果たす

しかしバルサのアタックはこれで打ち止め。
この後ヘタフェが特に良かった、って訳でも無いねんけど元々の目標が「アウェイでの勝ち点獲得」だったのでしょう。
選手達にこんな事言っても絶対に否定するでしょうが、こういう試合では勝ち点1でも持って帰れたら御の字、って思っている筈です。
長いリーグ戦の全てに勝利するなんて不可能。
コンディションが悪い時、メンバーが揃わない時、ってのはこういう結果で妥協する事も必要だと思いますよ。

寸評

バルデス:比較的忙しかった試合なので良い意味で目立っていた
ベレッチ:オーバーラップしまくるも最後までクロスは合わず
マルケス:再三ナイスなカバーリングを見せていたが、凡ミスで台無しに
プジョル:熱い闘志で低調なチームを鼓舞
シウビーニョ:悪くは無かったが良くも無かった
エヂミウソン:ポジショニングの不味さからピンチを摘み取れず
チャビ:値千金の同点弾。カッコイイ!!!
イニエスタ:2007年に入っても「神」ドリブル「神」キープは健在
グジョンセン:前線で起点になれず、恐さも無かった
ジュリ:ミドルシュート連発でパトを脅かす
エスケーロ:決定機を逸っし、チャンスも作れなかった


サビオラ:殆どボールに触れる事も無く存在感を発揮出来なかった
ジオ:同点直後に投入され、試合を落ち着かせた
オルモ:出場時間短く特に無し

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2006年12月24日 (日)

バルサ×アトレティコ 06-07 第16節

バルセロナ 1 - 1 アトレティコ・マドリード  
G:ロナウジーニョ( 41分)   アグエロ(60分)


バルセロナ:バルデス、ベレッチ、テュラム(61分、ジュリ)、プジョル、オレゲル、モッタ、シャビ、デコ、グジョンセン(68分、エスケーロ)、イニエスタ、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、オルモ、クロッサス、サビオラ

アトレティコ・マドリード:レオ・フランコ、セイタリディス(20分、ファン・バレーラ)、パブロ、ゼ・カストロ、アントニオ・ロペス、リュクサン、マニシェ、ガジェッティ(85分、ペルニーア)、フラド(HT、ミスタ)、F・トーレス、アグエロ

SUB:クエージャル、アスカラテ、カピ、ビクトル・ブラボ


今年最後の大一番

年内最後の一戦です。
迎えるはアトレティコ。
ここ数シーズン、カンプノウですら勝てない天敵です。
日本遠征で心身ともに疲れてるのに帰って来て直ぐにこんな大一番をしなければいけない、ってのは・・・。
巡り合わせの悪さを感じます。
しかもバルサは日本遠征のダメージによりメンバー編成にも苦労します。
日本で負傷したザンブロッタは勿論メンバー外。
更にはマルケス、ジオ、エヂミウソンもコンディションを整えれずベンチにも入れませんでした。
そんな訳でベンチメンバーもオルモ君やクロッサス君を入れても定員に足りず。
シウビーニョが出場停止の左SBは担当者が不在なのでオレゲルが務めざるを得ない状態。
つくづく悪い事ってのは重なりますね。。。。

でもアトレティコも負傷者多いんですよね。
個人的に観たかったマキシ、ペトロフ、コスティーニャ、ペレアが軒並み負傷中。
それでも上位をキープしてるのは流石です。

これぞバルサ!の前半

そんな感じでキックオフ。
状態が状態なので、正直あまり期待していませんでした。
敗戦の可能性の方が高いと思っていたぐらいです。
しかし前半のバルサは違いました。

一言で言うと”素晴らしい出来”です。

なにせ次から次にチャンスを作り出していましたからね。
グジョンセンをポストや囮に使い、そこにデコ、チャビ、イニエスタがドンドン飛び込んで行きました。
フィニッシュこそ決まらなかったものの、チャンスの数、質ともにアトレティコを圧倒的に凌駕していました。
私はこの内容に非常に満足していました。

勝ち点1の意味

それでも勝利出来なかった要因を探ると、この素晴らしき前半に1点しか奪う事が出来なかった点でしょう。
後半バルサは予想通りバテました。
蓄積疲労が限界に来ている感じでした。
失点シーンにそれが顕著に表れていたと思います。
リュクサンのスルーパスに抜け出したアグエロ君が決めた同点ゴール。
問題なのはリュクサンを誰もチェックに行かなかった所でしょう。
いや、行かなかったと言うよりは行けなかった。
なのでリュクサンはセンターライン手前から悠々ボールを持ち上がる事に成功し、狙いを定めてスルーパスを送れました。
リュクサンほどのポテンシャルのある選手にあれだけ自由を与えれば決定的な仕事をされるのは当然でしょう。

なので前半に試合を決めれなかったのがエンパテに終わった要因の1つでしょうね。

まぁ試合前の状態を考えたら勝ち点1でも充分と言えるし、ウィンターブレイクに入るのでしばらく休めるしね。
丁度チームのコンディションを落としてる状態なので良い長期休暇になると思います。

選手寸評

バルデス:失点は仕方無し。ビッグセーブもあり安定した出来
ベレッチ:さかんにオーバーラップを繰り返しチャンスを演出
テュラム:失点シーンで負傷し途中交代。プジョルとのコンビを熟成させて欲しいんだけどな
プジョル:さすがの闘将にも疲れが・・・
オレゲル:緊急的に左ラテラル起用された。攻撃面では物足りなかったが無難な出来
モッタ:テュラムが退いてからはCBに下がった。ファウルの悪癖は消えず
チャビ:前半は圧巻の出来。チームの中心としてゲームをコントロールした
デコ:チャビ、イニエスタと共にポジションフリーで躍動
グジョンセン:周りを活かすプレーで好機を演出
イニエスタ:絶好調のままウィンターブレイクに突入。年が明けてもキープ出来てるかな?
ガウショ:豪快なFKからの先制点はお見事

ジュリ:エトー、メッシ離脱後は使われ続けていたので流石にお疲れで、この日は先発から外れた。それでも途中から入ると右サイドの主導権を握った
エスケーロ:ヒーローになれるチャンスを逃したのは自身にとっても痛恨。。。

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2006年12月19日 (火)

インテルナシオナル×バルサ CWC 決勝

インテルナシオナル 1-0 バルサ
G:アドリアーノ (82分)
 
インテルナシオナル:クレーメル、セアラ、インジオ、ファビアーノ・エレル、ルベンス・カルドーゾ、ヴェリントン・モンテイロ、アレックス(HT、バルガス)、エジーニョ、フェルナンドン(76分、アドリアーノ)、イアルレイ、アレシャンドレ(61分、ルイス・アドリアーノ)


バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ(HT、ベレッチ)、マルケス、プジョル、ファン・ブロンクホルスト、モッタ(59分、シャビ)、イニエスタ、デコ、グジョンセン(88分、エスケーロ)、ジュリ、ロナウジーニョ

大会の意義

負け惜しみをタラタラ書きます。。。。

試合前は、「こんな大会、CLやリーガに比べたら重要でもないし、別に負けてもエエわ」って思ってました。
でも、こうして実際負けてみると・・・・。
う〜ん、悔しい。
獲れるタイトルは全部欲しい!!

観てる俺でもそう思っちまったんだから、やってる選手達の想いはそれ以上でしょう。
ラウルが昔トヨタ杯で来日するにあたって、「負けての長時間フライトは嫌だから勝ちたい」的な発言をしてましたが、正に試合後のバルサイレブンはそんな顏してました。
スペイン国内で負けるのと極東で負けるのとじゃソコが違うわな。
俺の悔しさ、っつうか憤りもその部分が大きくてですね。
ハードスケジュールをぬって半日も飛行機に揺られてワザワザ日本に来て、糞みたいな演出の拝金主義の大会に出場させられて、名ばかりの世界一のタイトルを争い、そしてまた半日揺られて帰る。
あまり価値が無い勲章でも貰えないよりは良いよ。
それすらも持って帰れなかった時の、この何とも言えないダルさ。
ラウルは何回もトヨタ杯で来てるから、ああいうコメントをしたんだろな。

CLとリベルタ

で、バルサの敗因ですが、ズバリこういう所ね。
バルサだけじゃなく、ここ4シーズンの「南米vs欧州」が3勝1敗で南米がリードしてるのも極論で言うとこういう差でしょ。
「負けて帰るのはダルいなぁ」ってテンションのチームと「絶対活躍して欧州に名を売るぞ」ってテンションのチームの戦いですから。

それはCLとリベルタを見比べても明らか。
現在CLは誰もが認める世界最高の戦い。
日テレがいくら声高に"地球一"と叫ぼうが、ホントの"地球一"は既にCL決勝の地で決定しとる訳ですよ。
対してリベルタ。
この選手権は現在では欧州への見本市です。
選手はここで活躍してヨーロッパ5大リーグへ行きたい訳です。
今季で言うならラファエウ・ソビスなんかは典型的なこの例ですね。
(そういえば日テレは俺が聞いてる限り1回もソビスの話題をしなかったなぁ。
まぁソビスの事を言っちゃうとCWCとリーガ、どっちがプライオリティ高いか?ってのが一般人の方々にもバレちゃいますからね。こういうご都合主義が民放の視聴者離れを産んでいる、って気付かないのかな?)
リベルタで引き抜かれなかった選手はCWCで目立つぞ!って意識があるでしょう。
リベルタで「TOKYOへ行くぞ!」みたいな横断幕が出てるのも、そういう意識だからでしょうね。
一方CLを戦ってる選手の中でCWCを見据えてる選手は、恐らく1人もいないと思われます。

ってな訳で、これが試合前から判ってたモチベーションの差ってやつです。
だから別に負けてもエエわ、って思ってたんですよ。。。。
でも実際負けると。。。。

大会のレベルを反映した内容

えー、話を試合内容に移しましょう。

各方面の寸評を見てると、インテルの健闘を称えるモノが目立ってました。
まぁそりゃそーです。
なにせ勝利チームですから。
頑張らずに勝てる訳ない。

でもね、そんな良かったかなー?ってのが正直な感想。
率直に言うと、両チーム共にそんなに良くなかった。

バルサの悪かった点は、大して激しくもない相手のプレッシングだったのに得意のパスワークが出せなかった点。
実際決定的なチャンスなんて殆ど無かったでしょ??
向こうが素晴らしいディフェンスしてた訳でもないのに。

何故ライカーは、中2日の強行日程なのに準決と同じスタメンで来たんでしょ?
交代で投入した3人も全く同じだし。
シーズン序盤の頑なローテーションを批判され、確かに最近はあまりローテやってなかった。
っつうか怪我人多くてローテどころじゃなかった。
それでも両SBは、ほぼ毎試合代えてたやん。
疲労は隠せなかったよ。

疲労の影響からか3トップの動きも重かった。
こうなると、エトー、メッシの不在は大きく、打つ手があまり無かったよね。

インテルの悪かった所は、攻撃のバリエーションの無さ。
全然恐くなかった。全くの迫力不足。厚さも魅力も感じなかったよ。
日テレはフェルナンドンやイアルレイをベタ褒めしてたが、それ程でも無かったぞ。
17歳アレシャンドレ君は確かに可能性を持った選手だと思う。
2007年を良い感じで過ごせればスターになれそうな器。
それでもこの日「点取られる!!」って心配は無かった。

と、酷評してますが、そんなイアルレイが起点となってゴール奪ってんけどね。
でもホントにその1回だけだったじゃないですか。

総評

ってな訳でバルサは負けました。
憂鬱なテンションで帰って、すぐにミッドウィークにはリーガが待ってます。
しかも苦手のアトレティコ。
むしろそっちが心配だ。


バルデス:大したピンチも無かったので失点も責めれない
ザンブロッタ:負傷で前半だけのプレー。前半の動きは、まぁフツー
マルケス:CKの度に上がったが、惜しい場面すら作れず
プジョル:失点シーンは軽いプレーでしたな。まぁ疲れてるよね
ジオ:惜しいミドルが1本。全体通して悪くは無かったがシウビーニョの方がフレッシュやったと思われ
モッタ:エヂミウソン回復もスタメン確保。でも期待に応えれず。黄紙貰って交代、ってのがパターン化してきた
イニエスタ:取られないキープはこの日も健在。でも決定的な仕事は出来なかったなぁ
デコ:何故か大会MVPに。まぁ悪くない働きではあったけどね
グジョンセン:前線で存在感出せず。そんなに強いCBでも無かったのに
ジュリ:何度か突破は出来てたけど、受けてと合わず
ガウショ:自身のプレーは悪く無かったと思うよ。むしろ周りが合ってなかった


ベレッチ:もっともっと攻め上がれたハズ
チャビ:珍しくドリブルで抜きまくる場面も、フィニッシュには至らず
エスケーロ:時間短く特に無し。もう少し信頼されてたら早目にグジョンセンに見切りつけれたろうに

日テレへの要望

今日は日テレの駄目っぷりは敢えて書きません。
もう諦めました。
アイドル歌手が試合前に歌ってたりとか、お笑い芸人と女性アイドルが試合後デコを晒しものにしてたりだとかは、全部早送りしたし。
そんな日テレへの最後の要望としては、せめて生で観ても耐えれる内容の中継をしてくれ、って事だけ。
現状「早送り」が無かったらムリポなんで。
録画観戦しかムリやん。生で観せろ!!!

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2006年12月14日 (木)

クラブ・アメリカ×バルサ CWC 準決勝

クラブ・アメリカ 0 - 4 バルセロナ

G:グジョンセン(11分)、マルケス(30分)、ロナウジーニョ(65分)、デコ(85分)

クラブ・アメリカ:オチョア、カストロ、O・ロハス、ダビノ、R・ロハス、ファビアーノ・ペレイラ(74分、メンドーサ)、ビジャ、アルグエージョ、C・ロペス(74分、ブオソ)、カバニャス(HT、ブランコ)、クエバス

SUB:ペセラ、ナバレテ、ロドリゲス、セルバンテス、インファンテ、サリナス、モスケーダ、トーレス、ペニャ

バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ、マルケス、プジョル、ジオ、モッタ(61分、シャビ)、イニエスタ、デコ、グジョンセン(66分、エスケーロ)、ジュリ(74分、ベレッチ)、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ルベン、シウビーニョ、テュラム、オレゲル、クロッサス、サビオラ、ドス・サントス

"地球一"という名の親善試合

FIFAの強欲のせいで、こんな極東の島国まで連れてこられてしまった我等がバルサ。
名ばかりの「世界一」という称号の為に、これから2試合を戦わなくてはいけません。
そんなバルサが雨が降りしきる横浜のピッチで対峙したのがクラブ・アメリカ。

結果から言うと、まぁ楽勝でしたよ。
過密日程や時差ボケがあって、この点差。
出来過ぎ??いや、フツーです。

アメリカの敗因

序盤はゆったりとした立ち上がりでした。
雨も結構振ってるし、時差ボケやなんやで試合前から疲れとるしね。
アメリカの敗因を挙げるとすると、この時間に攻勢をかけれなかった事ですね。
結果論で言うと。
アメリカはポゼッションサッカーを志向しているらしく、実際そんなスタイルを時折披露してくれたのですが、バルサ相手にポゼッションで勝とうなんて自殺行為もいいとこですよ。
その志は評価に値しますが、実際スピリットはそうでも体がついてきてませんでした。

なにせプレッシングが甘い!!緩い!!!無きに等しい!!!!
あの程度のプレッシングでポゼッションサッカー出来るとでも思っているのでしょうか?
まずボール奪わないと保持も出来ないよ。

序盤のゆったりバルサに対してプレッシングをかけなかった事によって、アメリカは自らの首を締める事になってしまいました。

ゴールラッシュ

ボールを楽にキープ出来た事によってリズムが出てきたバルサ。
ゴールが産まれるのも時間の問題でした。
そんな前半11分、デコ→ガウショ→イニエスタと華麗に繋がった後、グジョンセンがダイレクトで決めて先制ゴール。

実質これで勝敗は決しました。
後はもうゴールショー。
正にショーです。興行です。
相変わらずプレッシャーの緩いアメリカが相手でしたから、バルサは全力を出さなくてもボールを支配出来たし、必死にプレーしなくてもチャンスを作れました。
アメリカは端から観てても本気で勝つ気があったのか?と疑ってしまうぐらい「バルサ対策」が出来ていませんでした。


バルデス:ピンチらしいピンチは立ち上がりのピオホの抜け出しだけでしたね
ザンブロッタ:雨でも腕まくりしてピッチを上下動。途中からは左SBへ
マルケス:デコのCKから2点目をゲット。母国のチーム相手に負ける訳にはいきませんよね
プジョル:懐かしのピオホとの対決も無難にこなした
ジオ:特に脅かされるシーンも無く、余裕の攻め上がり。途中からは中盤でプレー
モッタ:悪い意味で目立つ事が全く無かったのが、この日の試合内容を表していると思います
イニエスタ:フルパワーでやらなくても目立ちまくり。途中からは右WGへ
デコ:豪快にミドルシュートを突き刺しLVの違いを見せ付けた
グジョンセン:大量点の中でも価値ある1点目をゲット。厳しいマークにあう事も無く余裕の仕事ぶり
ジュリ:いつもより簡単に突破出来たので楽しかったでしょう。3点目もお膳立て
ガウショ:日本のクレ、及びマスコミが期待する通りのプレーを連発。ロスタイムのバー直撃ループが入らなくても「神」


チャビ:ひたすらにボールを回し続け、余裕の展開を演出
エスケーロ:ドリブルで簡単に抜き去ったり、ガウショへ決定的なスルーパスを送ったり、と短い時間でも目立っていた
ベレッチ:右ラテラルで無難にプレー。


日テレの質の低さ

余談ですが、日テレは酷かった。
ある程度、予想はしてたけどキツかった。
ビデオに録って観たので、試合前の延々CMラッシュやアイドルのヨタ話は早送りでスッ飛ばしました。
しかし、こういう所は回避出来ても試合中の実況は防ぎようがありません。
アナウンサー、やばかったなぁ〜。
選手名間違えたりとかは、もう許す。
そこまでは求めない。
でもせめて実況はしましょうよ。
実況アナなんだから。
なんか自分や局が調べて来た「プチ情報」ばっかりを延々喋ってたでしょ。
そんな話を振られるタケやキーちゃんも辛いで。
まぁタケはTV的な発言も多く、悪い意味で順応しとったけどね。
あと試合中の先発、サブメンバーの発表はやめましょ。
画面占領して試合が見えませんでしたよ。
19:00から放送開始して、キックオフの19:20まで充分時間ありましたやん。
そこで発表しときましょ。

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2006年12月11日 (月)

バルサ×ラレアル 06-07 第14節

バルセロナ 1 - 0 レアル・ソシエダ
G:ロナウジーニョ (61分)
 
バルセロナ:バルデス、ベレッチ、テュラム、プジョル(27分、オレゲル)、シウヴィーニョ(85分、退場)、エジミウソン、シャビ、デコ(64分、イニエスタ)、グジョンセン(78分、エスケーロ)、ジュリ、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ザンブロッタ、ジオ、モッタ

レアル・ソシエダ:ブラボ、ヘラルド、ファニート、ミケル・ゴンサレス、ロペス・レカルテ、リバス(67分、ガリタノ)、アランブル、シャビエル・プリエト、ガリ・ウランガ(74分、ガリド)、ヘスーリ(78分、アギレチェ)、コヴァチェヴィッチ

SUB:リエスゴ、ラバカ、アンソテギ、ノボ


大一番の後の試合

まずは現在の両チームの状況を軽くおさらい。
バルサはブレーメンとの天下分け目の大一番を制した直後の試合です。
そしてこのゲームが終わると直ぐに日本に飛び立たなくてはいけないハードスケジュールです。
昔のトヨタ杯は1試合だけだったのですが、現在は勝っても負けても2試合を戦わなくてはいけなくなってしまったので約1週間も日本に拘束される事になります。
FIFAは選手を苦しめて儲かって良かったね。
ってな訳で相変わらず過酷な日程のバルサ。
怪我人も相変わらずエトー、メッシ、サビオラ、マルケスといったところ。
ビッグゲームの後で降格圏を争ってるチームを迎え撃つ訳ですから、気が入らないのも当然といえば当然です。

そう、バスクの名門ラレアルは現在降格争い真っ只中です。
なんと今季未だ勝利無し。
既に監督も解雇されてますし、ハウレギは病気にかかってるし、選手は練習中に喧嘩して怪我するし、と散々なチーム状態。
しかしロティーナが監督になってからホンのチョットだけど成績上向きです。
ここ4試合は連続エンパテ中。
"負けないロティーナ"の真骨頂とも言える結果ですなぁ。

と、まぁこんな状態の2チームがカンプノウで戦います。

予想通りのローペース

ある程度予想されていた事ではありましたが、序盤からバルサは全くエンジンがかかりません。
いつになく超スローな展開。
こんな状態でも相手がガンガン攻めてくると試合展開も変わるもんなんですけど、前述した様にロティーナのフットボールは基本守りです。
最終ラインと中盤に人数をさいて強固な堅陣を築くスタイルです。
前半終わって0-0ってのは至極妥当な結果でした。

ようやく暖まる

そして後半。
ボチボチ暖まってきたバルサが先制します。
もとより「後半勝負」って狙いはあったでしょう。
美しい崩しから、最後はジュリの折り返しをガウショが合わせました。
疲れと集中力の持続の難しさから徐々にラレアルのマークが甘くなってきてもいましたしね。
この試合は1点取れば勝てる、とカンプノウにいた誰もが思っていたでしょう。
ライカーもそう思っていた様で先制点直後デコを余裕で退げました。
実際この時間帯はバルサのフィエスタといっても良い程に圧倒していました。
現在の順位通りにバルサが圧倒し続ける展開でした。

フットボールの難しさ

「絶対に2点が必要」みたいな試合だったとしたら、バルサは易々と2点目を奪っていたでしょう。
しかしそうでは無かったので、ズルズルと得点が奪えないまま時間は過ぎていきました。
が、悲壮感や焦りなんてものは1%も無く、まるで"5-0"でリードしているかの様な雰囲気が続きます。
なにせラレアルの攻撃は全く恐くなかったからね。
しかしそんな状況が一変したのが85分でした。
突如として訪れたシウビーニョの退場劇。
不可解な連続イエローによるものでした。
これで数的優位にたったラレアルは精神的にも優位にたちました。
敗色濃厚な試合で勝ち点持って帰れたら万々歳ですからね。
それにここまで余裕ぶっこいてたバルサに与えるダメージは計り知れません。
猛然と襲いかかるラレアル。
予想だにしていなかった展開にバルサは慌てます。

そんなピンチを防いだのがバルデス君でした。
特にロスタイムのセービングは白眉。
あわやチェルシー戦の再現、って場面でしたからね。
90分の中であまり守備機会も無かったのに、しっかり集中してたのも素晴らしかった。

総括

そんな訳で最後はヒヤヒヤもんでしたが、結果的には無難な勝利。
やっぱり天王山の後の試合は難しいね。


バルデス:最後のファインセーブで一躍この試合のヒーローに
ベレッチ:攻撃以上に素晴らしいスライディングが印象的
テュラム:コバとの大人なマッチアップは見応え充分でした
プジョル:太ももを痛め途中交代。それほど深刻ではなさそう
シウビーニョ:予想だにしなかった退場。元々イエローも少ないしね
エヂミウソン:攻撃面で効果的に絡んでいた
チャビ:2点ぐらい取れたが判定にも泣かされた。縦パスのキレも戻っていた
デコ:随所にマジックを披露
グジョンセン:結果は出せなかったがキレのある動き
ジュリ:右サイドは彼の独壇場でした
ガウショ:ゴール量産中。ボールも殆ど取られなくなった

オレゲル:無難にプジョルの穴を埋めた。シウビーニョ退場後は左SBへ
イニエスタ:ブレーメン戦の負傷は軽症だった様子。相変わらず好調
エスケーロ:短い時間ながらオイシイ決定機もあってんけどね

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2006年12月 3日 (日)

レバンテ×バルサ 06-07 第13節

レバンテ 1 - 1 バルセロナ
G:アウヴァロ(77分)  デコ(41分)

レバンテ:モリーナ、デスカルガ、アウヴァロ、アレクシス、ルビアレス、ベルソン、カマーチョ、カルメロ(59分、エティヤン)、クルトワ(73分、メヨング・ゼ)、リガ(65分、カポ)、ニノ

SUB:カバジェロ、ゼマリア、デウ、トンマージ

バルセロナ:バルデス、ベレッチ、テュラム、プジョル、シウビーニョ(71分、ザンブロッタ)、エジミウソン、シャビ、デコ(75分、オレゲル)、グジョンセン、ジュリ(61分、エスケーロ)、イニエスタ

SUB:ジョルケラ、ジオ、モッタ


気持ちはブレーメン戦へ

ホントに大事なのは、この試合では無くミッドウィークに控えるブレーメン戦。
ブレーメン戦は「勝ち」以外に生き残る道はありませんが、このレバンテ戦は負けても大勢は変わりません。
そういう気持ちがプンプン伝わって来たロナウジーニョの温存。
加えてエトー、メッシ、サビオラ、マルケスが相変わらず怪我で出れないのでベンチ入りメンバーも1人少ない状態。
先発させたデコも頃合いの時間で交代させました。
なので引き分けって結果もある意味上々。別に負けてもOK、ってテンションで臨んだアウェイ戦で勝ち点を持って帰れたので悪くない結果と言えるでしょう。

75%を超えるポゼッション

そんな訳で完全にアウトオブ眼中にされてたレバンテですが、それもその筈。
現在リーガ15位って順位そのままの内容でした。
なにせ前半の序盤はバルサのポゼッション75%を超えてましたからね。
主導権握られすぎ、っていうか引いて守りすぎ。
首位チーム相手に守ってカウンター、って戦術は妥当だとは思いますが、この日のバルサの試合へのテンションを考えたら自分から行くべきでしたね。
っていうかレバンテは今季、モリーナ、アウヴァロ、セサール、デウ、ゼマリア、ロベール、トンマージ、カポ、メヨング・ゼ、リュインドゥラ、と名前のある選手を大量補強したのに何故こんな順位なんでしょか?
実際補強したメンバーもこの日はあまり出てなかったし、怪我か確執かよくわかりませんが、勿体無いですね。
誰かレバンテ好きの人オシエテ〜。

さて、そんな訳で主導権を握っていたバルサですが、劣悪なピッチ状態と人数をかけるレバンテの守備に苦しめられて中々ゴールを割れません。
こういう時に頼りになるのがセットプレーです。
デコがFKを直接決めて先制出来たのは、前半も終わろうかという時間帯でした。

突出したデコのタレント性

この試合で一番目立っていたのはデコでした。
REM不在のバルサアタッキングですから、彼が引っ張る以外に無いですよね。
あまり重要では無い試合では平凡なプレーも多いデコですが、大一番は強いです。
なので、この日の様に自分の出来でチームの結果が左右される様な試合は燃えない筈がありません。
これぞゲームメイカー!これぞ10番!!ってプレーを前半開始から披露し続けました。
ボールタッチも多く、ジュリ、グジョンセンを走らせるスルーパスも連発。
いつもはガウショにボールを預ける場面でも自ら切り込みフィニッシュ。
先制点のFKの場面でも、そのFKを獲得したのもデコの突破でした。
しかも明らかにファウルを貰いにいっていた。そして決める。
こういう事が出来るのが能力の違いでしょう。

妥当な引き分け

さて先制し良い感じでハーフタイムを迎えたバルサ。
しかし後半は結構レバンテにペースを握られてしまいます。
といってもこれは計算の範囲内でしょう。
それはバルサの選手交代を見れば一目瞭然で、基本的には時間を考えてのペース配分です。
逆にレバンテは個人技のあるエティヤン、カポ、メヨング・ゼを投入し得点を狙いに来ました。
45分経ってようやく「今日のバルサからは勝ち点取れる」と気付いた様です、テクニコもサポも。
昇格チームが優勝チーム相手にエンパテなんですから、本来は試合後に大歓声が上がっても良い筈なのですが、スタジアムから漏れたのは溜め息。
つまり勝てるチャンスが重々あったのに気付いたからですな。
もっと早くに気付いていれば前半の戦いぶりに対してはブーイングしていたでしょう。

総括

そんなこんなで勝ち点1をゲット。
終盤はリガ、エティヤン、カポの「個のチカラ」に振り回されていたので逆転されなくて良かった、とも言えます。


バルデス:セットプレーからの失点は仕方無し。それ以外はファインセーブ連発でした
ベレッチ:途中からは右ウィングへポジションを上げた。ビジャレアル時代以来かな?
テュラム:鋭い読みと身体能力でピンチの芽を摘んだ
プジョル:今季初イエローが失点に繋がってしまった
シウビーニョ:契約延長の期待に応える悪くないパフォーマンス
エヂミウソン:苦笑いするシーンが多かった。自分の中では100%の出来じゃないんだろな
チャビ:怪我明けの影響か、存在感希薄。終盤のチャンスも逸っしてしまった
デコ:この日の主役。実は今季リーガ初ゴール
グジョンセン:シュート数の少なさが、この日のチームのテンションを象徴
ジュリ:悪くない出来。徐々に上向き
イニエスタ:ガウショのポジションでスタートしたが基本的にはポジションフリー。選手交代の度にポジションチェンジさせられたしね。それでも相変わらず好調


エスケーロ:ループが惜しかったね
ザンブロッタ:ブレーメン戦へ向けてエンジン暖めました、って感じ
オレゲル:デコを休ます為に出場。特に可もなく不可もなく

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2006年11月26日 (日)

バルサ×ビジャレアル 06-07 第12節

バルセロナ 4 - 0 ビジャレアル
G:ロナウジーニョ(35分(PK)、88分)、グジョンセン(55分)、イニエスタ(70分)
 
バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、ジオ、エジミウソン(77分、オレゲル)、イニエスタ、デコ、グジョンセン(72分、エスケーロ)、ジュリ(67分、シャビ)、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、シウビーニョ

ビジャレアル:バルボサ、ハビ・ベンタ、フエンテス、シガン、アルアバレーナ、マルコス・セナ(88分、ソモサ)、ホシコ(HT、タッキナルディ)、カニ、マルコス、ホセ・マリ(HT、ギジェ・フランコ)、フォルラン

SUB:ビエラ、ペーニャ、ホセミ、ホナタン

仮想ブレーメンにはならず
当初ブレーメン戦への良い試金石になる、と思っていたのですがリケルメ欠場でそうはなりませんでした。
私の中では勝手にリケルメを「仮想ヂエゴ」にしてたんですけどね。
それにしてもビジャレアルは欠場者が多い。ピレス、G・ロドリゲスだけでも大打撃なのにニハトやリケルメまでいなくては、昨季の大躍進、魅力的なフットボールの再現は難しいところ。
むしろこんな状態で良く中位につけてるな、と思います。
まぁそんなビジャレアルが相手でしたから、この日のバルサのフィエスタってのは当然の結果ですよ。
この日のビジャレアルで唯一危険な男になりそうだったフォルランも、中盤で攻撃の形が作れない事によって完全に孤立していましたからね。
それではバルサのゴールラッシュを振り返ってみましょう。

前半から圧倒
まずは前半35分、グジョンセンがエリア内でシガンに倒されてペナルティを獲得。
シガンの大事な場面での不安定さはガナーズ時代から全く変わってませんね。
このPKをガウショがGKにコース読まれながらも決めて、リーガ通算50ゴールを達成。
この先制ゴールはむしろ遅いぐらいで、それまでの時間帯もバルサが崩しに崩していました。
そんな状態だったので、待望のゴールも産まれムードは楽勝ペースへ。

ゴールラッシュ
押し込まれてばかりだったビジャレアルは後半から2枚同時投入。
しかしそんな事ではバルサペースは変わりませんでした。
後半10分、ガウショのFK崩れからイニエスタのロビングを最後はグジョンセンが押し込み2-0。
これで勝負は決しました。
得点出来る気配が全く無かったビジャレアルに2点差を付けたのですからね。
ここからはライカールトも選手を休ませながらの采配を振ってきます。
この日もマルケス、モッタが欠場。相変わらずエトー、メッシ、サビオラがいない訳なのでベンチに7人収容する事すら出来ませんでした。
これ以上の怪我人は大事な大事なブレーメン戦に大打撃になるのでライカーも慎重な選手交代でしょう。
でもバルサはこの試合が決した状態からも更に2得点を追加しました。
ペースを緩めるのではなく、あくまでアタッキングフットボールを貫きました。
その証明がイニエスタとガウショのゴールに象徴されています。
イニエスタは中央でザンブロッタのセンタリングをジャンピングボレーで合わせました。
これで3試合連続ゴール。いずれも右FWにポジションを移してからのゴールで、自身の能力の高さを証明しています。
そしてガウショの駄目押し弾。
これはゴラッソでした。
チャビのロビングを胸トラップから反転してのオーバーヘッドキック!!!!!!!!
漫画ですよ・・・・。
唖然です。
3点差を付けてる終了間際、という余裕の状態ではありましたが、完璧すぎます。
このゴールは全世界に向けて自分の復調を完全にアピールした一発とも言えます。
この日のガウショは囲まれてもボールを取られる事も無かったし、ドリブルも冴え渡っていたし、エラシコも決めた。
体のキレが完全に戻っていました。
そして最後のゴラッソ。これ以上の証明も無いでしょう。クラックは帰ってきました。

総括
バルデス:殆どピンチも無かったが、その中でもキッチリ仕事を果たした
ザンブロッタ:途中からは左SBもこなした。縦横無尽の活躍でサイドを制圧
テュラム:久々の出場。マルケスやプジョルより安心して見ていられるのにね
プジョル:気合いのディフェンスでフォルランを完封
ジオ:高い位置取りで対面のカニに仕事をさせなかった。最後は中盤でもプレー
エヂミウソン:地味にフィエスタに貢献。モッタとの格の違いはまざまざ
イニエスタ:未だ絶好調を維持。更に更に伸びている
デコ:攻守に抜群の存在感でフィエスタを演出。ピンチにもチャンスにも顏を出し続けた
グジョンセン:周囲との連携も問題無し。ゴールという結果が彼の動きを加速させているのか
ジュリ:ドリブル突破、ウラへの動き出し、持ち味をそこそこ発揮
ガウショ:パーフェクトな出来で、1人だけ異空間にいたかのよう

チャビ:最後のアシストに代表される様に途中からでも直ぐに流れにフィット
エスケーロ:ボールコントロールの巧みさとプレー出来る喜びを見せた
オレゲル:右SBに入るとフィエスタの流れに便乗しオーバーラップしまくり

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2006年11月21日 (火)

マジョルカ×バルサ 06-07 第11節

マジョルカ 1 - 4 バルセロナ
G:ビクトル(70分)  グジョンセン(42分、58分)、イニエスタ(86分)、エスケーロ(90+1分)
 
マジョルカ:プラッツ、バレラ(81分、退場)、バジェステロス、ジョゼ・ヌネス、F・ナバーロ、バシナス(60分、ジョルディ)、G・ペレイラ、ヤンコヴィッチ、イバガサ(80分、D・トリスタン)、アランゴ、マクシ・ロペス(60分、ビクトル)

SUB:モヤ、ドラード、エクトル、ホナース・グティエレス

バルセロナ:バルデス、オレゲル、マルケス、プジョル(63分、ザンブロッタ)、ジオ、モッタ、イニエスタ、デコ、グジョンセン(71分、エスケーロ)、ジュリ(82分、シャビ)、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、シウビーニョ、テュラム、エヂミウソン


レフスキ戦への試金石

怪我人続出中のバルサ。
エトー、メッシ、サビオラ、ベレッチを負傷で欠いておりまする。
チャビ、ジオ、エヂミウソン、イニエスタも負傷開けだしね。
そんな万全じゃない状態でマジョルカ島に乗り込みました。
人によって試合の見方は色々あると思いますけど、私はこの試合を勝手にレフスキ戦への試金石と位置づけていました。
そうなんです。ミッドウィークには何と言っても大事な大事なCLがあります。
負けてしまうと最悪の場合、敗退も決まっちゃう大事な試合です。
そんな試合でしっかりと結果を出せるのか??
それをこの試合で観てみたかった。レフスキとマジョルカの実力はあまり変わらないでしょう。
そしてアウェイという条件も同じ。
格好の試金石だと思いません?
だからそんな試合でキッチリと結果を出せたという喜びは大きいです。
しかも一番懸念されていたポジションであるFW陣がゴールを奪えたのが大きい。
しかも相手はここまでリーガ最少失点チームですよ(最少得点でもあるのは御愛嬌)。
CLの未来も明るいのではないでしょうか?

決定機を逃さないチカラ

簡単に試合を振り返ってみると、序盤にペースを握ったのはマジョルカでした。
ホームの大声援をバックに選手達は燃えていました。
特に燃えていたのがM・ロペス。
まぁ古巣との対戦ですから燃えない訳がありません。
このマキシが前線で体を張り、そこを右からヤンコビッチ、左からアランゴ、そして中からはイバガサが突きます。
CBのバジェステロスもガンガン上がりまくり。
特にヤンコビッチは良かったよ。
でもそこそこのタレントを揃えていても、ここまでリーガ最少得点チームだったのには理由があります。
やっぱりシュートが少ないですよ。撃たないと入る筈ないですからね。
前半30分を過ぎるまでシュートは0本でした。

でも実はバルサも0本だったんです。
では両チームの違いは何か?となると、それはやっぱり決定力でしょ。
バルサは確実に決めていきました。
この試合90分間でもチャンスは二桁無かったと思います。
その中で4回ネットを揺らした訳ですから、いかに集中していたか、技術があるか、チャンスの質が高いかが伺い知れるというものです。

グジョンセンの意地

特に高い決定力を披露してくれたのがグジョンセンでした。
正直むかついてても良い筈ですよ。
やれエトーがいないだ、メッシがいないだ、サビオラがいないだ、ピンチだ!ピンチだ!!
と外野は騒いどる訳ですよ。完全にグジョンセン忘れられとる訳ですよ。
キレても不思議じゃないです。
でもね、グジョンセンはそんな精神状態じゃなかった。
外野が驚くほどに冷静でした。
それがこの日の2ゴールに表れてると思います。
どちらもGKとの1対1という、ある意味難しい、慌ててしまうシチュエーション。
しかしグジョンセンは、この2回の対峙でどちらも完璧にGKの動きを見切り流し込みました。
自らの存在を証明すると共に、冷静に熱くなれる所を魅せたグジョンセン。
気持ちばかりが先走り、いたずらに警告を受けたりと空回ってばかりだったマキシとの決定的な差を見せ付けました。

2人の"FW"もゴールをゲット

「FW不足」の警鐘に燃えたのはグジョンセンだけではありません。
ここまで層の厚さにベンチ入りすらままならなかったエスケーロも一流プレーヤーである事を証明するボレーシュートで今季リーガ初ゴール。
右ウイングのオプションとして期待されるイニエスタもポジションを上げてから僅か4分後にゴールをゲットし非凡な所を証明してみせました。
終わってみれば4点全てをFWが奪い、外野の雑音を振り払いました。

総括

このゴールラッシュで全てが「安心」という訳ではありませんが、とりあえずレフスキ戦は大丈夫でしょう!

バルデス:シュートをあまり撃たれない展開の中、しっかり集中していた
オレゲル:途中からはCBに。終始無難にプレー
マルケス:失点の場面では振り切られてしまう。ファウル気味だったが本来なら強さで抑えれる筈
プジョル:若干負傷したっぽい。大事をとって途中交代
ジオ:可も無く不可も無く
モッタ:裁定によりロハが取り消され出場する事が出来た。その甲斐あってか冷静にプレーしてたね
イニエスタ:好調持続中。見事なアシストに見事なゴール。ホントに病み上がり??
デコ:退場を誘発する。実にしたたか
グジョンセン:ボールの受け方、シュートの巧みさ、そして豊かな経験を披露した試合でした
ジュリ:ウラにも抜けれず、突破も出来ず、クロスも上げれず。全てが上手くいかなかった試合でしたね
ガウショ:全得点に何らかのカタチで絡む。脇役に徹していたが陰のMVP


ザンブロッタ:2点リードし弛緩していた時間帯に投入されたので試合に入るのが難しかったと思います
エスケーロ:待望の今季初ゴール。全員が喜んでいたのが印象的
チャビ:ようやく復帰。まぁこの日はリハビリ程度ですわ

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2006年11月13日 (月)

バルサ×サラゴサ 06-07 第10節

バルセロナ 3 - 1 サラゴサ

G:ロナウジーニョ(31分、86分)、サビオラ(90+5分)   G・ミリート(17分)


バルセロナ:V・バルデス、ザンブロッタ、マルケス、プジョル、シウヴィーニョ、エジミウソン(29分、モッタ(72分、退場))、イニエスタ、デコ、グジョンセン(67分、サビオラ)、メッシ(23分、ジュリ)、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ジオ、テュラム、オレゲール

レアル・サラゴサ:セサル、ディオゴ、セルヒオ、G・ミリート(75分、退場)、ファンフラン、セラデス(27分、ポンシオ)、サパテル、ダレッサンドロ(68分、ラフィタ)、アイマール(79分、ピケ)、D・ミリート、エヴェルトン

SUB:ミゲル、オスカル、モビージャ、セルヒオ・ガルシア


好ゲームへの予感

いや〜、コレはおもしろい試合になるでしょう。(実際なった)だって2位、3位直接対決ですよ。
しかも両チーム共に攻撃的精神が抜群。どちらも揃ってここまで20ゴールを挙げている事もそれを証明しています。
リーガらしいガチンコの攻撃対決が観られる予感がプンプンです!!(途中まではそうなった)

足元をすくわれたバルサ

立ち上がりはバルサの攻勢。サラゴサは殆どボールに触る事すら出来ず、イニエスタやグジョンセンの決定機を迎えてしまいます。
ダレッサンドロ、アイマールの黄金コンビに加え、昨季大活躍した絶品コンビのミリート兄とエベルトンという自慢の前線の4人もボールが来なければキツい。
でもそんな状況が90分間続く筈がない、ってのをサラゴサの選手達は知ってました。だから耐えれたのでしょう。
サラゴサの反撃は前半15分から。初めて「らしい」パス交換を披露し、それで得たCK。
ダレッサンドロの鋭く速いキックにドンピシャのタイミングでミリート弟が突っ込みました。
初めてのチャンスをモノにしてサラゴサが先制!!!
う〜ん、ここらへんが今季結果を残せてる要因なんでしょうな。
ただただ攻めるだけじゃなくて、勝負所をキッチリとおさえてはる。
ガブリエルは2シーズン連続でバルサからゴールを奪いました。
これは屈辱ですなぁ。

負傷者続出

先制点を奪われはしたものの、それまでの流れから考えたら同点に追い付くのは難しい事じゃない、そんな風に思って試合を観てました。
しかしアクシデントが連続して起こります。
メッシ、エヂミウソンが立て続けに削られて負傷交代。
試合開始から30分も経たない内に交代枠を2つも使ってしまいました。
でもそれ以上にメッシの負傷が深刻だった事の方が重要でした。
後から解った事ではありますが、全治3ヶ月ぐらいは覚悟しておかないといけないでしょう。。。。。
エトーに続き、メッシまでもが。。。。。好調だったので痛すぎます。。。
この試合はサラゴサのセラデスとダレッサンドロも負傷退場の憂き目にあいました。
まぁそれ以上に主審の乱調がアレでしたけどね。その話は後ほど。

困った時のガウショ

さて、試合の話に戻ります。
2人を負傷で失い嫌なムードになりかけていたカンプノウを救ったのは、エース・ロナウジーニョ。
デコのCKを頭で決めて同点に追い付きます。ビックリするぐらいのフリーでしたが、外さなかったのは流石です。
このまま逆転出来そうな雰囲気もありましたが、サラゴサも粘りをみせ、試合は後半へ。

怒濤の後半

前半以上にハイレベルだったのが後半。
バルサ、サラゴサが共に持ち前の攻撃精神を披露し、高い技術と戦術が高次元でぶつかり合う好ゲームに!!!
そう、正に期待していた通りの「これぞリーガ!!」って内容で楽しませてくれます。
そんな燃えてる試合に更なる油を注いだのは審判でした。
72分、モッタ退場。
もうココから試合はとんでもない方向に行きます。
まずね、モッタのロハが不当だった事からバルサイレブンは猛然と抗議。
ミリート兄は「顏に肘打ち喰らったぞ(ノ ゚Д゚)ノ」的にド派手に顏を抑えて倒れましたが、VTRで観ると胸を抑えている程度。
これで退場はまず有り得ません。黄紙でも不当なぐらいです。いや、ファウルすら取らない審判もいるでしょう。
だから、バルサイレブンは激高しました。
でもここから試合が良い意味でも悪い意味でもヒートアップしたのは事実。
バルサイレブンも観てる俺も「気持ち」が入りましたからね。
「もう絶対勝ってやる!!!」って雰囲気がプンプン伝わって来ました。
だからこそ、終了5分前、ガウショのFKが決まった時の爆発よ。あの爆発感よ!!!!
サイコーじゃないですか。
自分的にもCL決勝以来の興奮でありました。
これでやっと"ロナウジーニョ復活"じゃないでしょうかね。
こういう一体感が産まれてこそ"復活"でしょ。
決めて欲しい所で決めるのがエースです。再びギガクラックの姿を世界中が目撃したと言えるでしょう。
ロスタイムにもガウショのFKはバーを叩きました。
落ちたボールがゴールラインを割ったかにも見えましたが、まぁハットトリックじゃなくても充分です。
このコボレ球をサビオラが詰めて(実際はオフサイドやったけど)試合にダメのダメを押したしね。

審判の話

あんまり審判批判はしたくないけど、この日は酷すぎたので少々。
いや、自分的には良いんですよ。この糞審判のおかげで興奮が倍加した、ってのは事実やし。
でもね、カード出し過ぎですよ。合計10枚。
特にモッタとミリート弟をピッチの外に追いやってからは酷すぎ。
少しでも体の接触があれば黄紙を提示、ってパターンが延々繰り返されました。
もう狂ってるとしか言いようがない。
ミリート弟の退場も帳尻合わせみたいな感じやったし(でも彼の反則は退場にする審判の方が多いでしょう。ただモッタ退場直後だったので数合わせの様に見えてしまう)サビオラのオフサイド見逃しもお粗末(試合の結果を左右する場面ではないとはいえ)でした。

総括

色んな意味で見応え充分の試合でした。
審判のせいで荒れたからこそオモシロイ面もあったし、審判が邪魔だった面もあった。
とりあえずは期待に応えてくれた両チームの選手に拍手です。


バルデス:ロスタイムのピンチを防ぎヒーローに
ザンブロッタ:ベレッチ負傷で先発。この日は攻め上がる場面が多くアイマール封じにも成功
マルケス:ミリート兄弟を離す場面が多かったのは課題
プジョル:父の死を乗り越え復活。大きな拍手で迎えたクレ達の姿には感動
シウビーニョ:対面のディオゴに振り切られる場面が多かった。ディオゴぐらいは抑えて欲しいな
エヂミウソン:負傷退場。復帰まで10日間ぐらいかかるそうです
イニエスタ:まだチャビが復帰出来ないので先発。依然好調を維持
デコ:こういう荒れ試合には人一倍燃えるよね。むきだしの闘志でチームを牽引
グジョンセン:大分動き出しの精度も上がって来た。後はコンスタントに得点出来れば・・・
メッシ:痛すぎる長期離脱。この日も抜群だったからなぁ
ロナウジーニョ:やはり別格。ドリブルのキレ、相手を抜くスピードも戻って来た印象


ジュリ:あまり目立てず。メッシが不在になりそうなので心配なパフォーマンス
モッタ:印象で決められてしまった様なロハではあったが、本人のパフォーマンス自体もあまり良くなかったのも事実
サビオラ:おいしくゴールをゲット。劇的なFKに繋がるファウルを得たのもコネホ。短い時間ながら仕事を果たしたと言えるのではないでしょうか

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2006年11月 7日 (火)

デポル×バルサ 06-07 第9節

デポルティボ 1 - 1 バルセロナ
G:ファン・ロドリゲス(73分)  ロナウジーニョ(38分、PK)
 
デポル:アワテ、アルベロア、ロポ、ファンマ、カプデビラ、セルヒオ(66分、エストヤノフ)、コロッチーニ(HT、ファン・ロドリゲス)、アリスメンディ、ベルドゥ、クリスティアン、リキ(67分、アドリアン)

SUB:ムヌア、M・パブロ、バラガン、フィリペ・ルイス

バルセロナ:V・バルデス、ザンブロッタ、マルケス、テュラム(67分、オレゲル)、ジオ(82分、ベレッチ)、エジミウソン、イニエスタ、デコ、サビオラ(63分、ジュリ)、メッシ、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、シウビーニョ、モッタ、エスケーロ

バルサとデポルで外れは無し

正直バルサとデポルが戦って「外れ」だった試合は記憶にありません。
この試合もその通りの試合になりました。
両チーム、ナイスファイトでしたよ!
イルレタの頃の「スーペルデポル」色がすっかり無くなったデポル。
そりゃホアキン・カパロスとしたら自分の色出したいよね。
2年目のカパロスは更に自分色を強め、シーズン前には、モリーナ、セサール、ロメロ、エクトル、ビクトル、ムニティス、スカローニ、トリスタン、といった「御馴染み」のメンバーを放出。
この日はバレロン、アンドラーデ、ドゥーシェルも怪我で出れなかったので、スタメンでイルレタちっくなのはカプデビラとセルヒオのみ。
もう数年前とは別のチームになった、と言っても良いでしょう。
でもこのチームにはこのチームなりの輝きがあります。
前述した「御馴染み」のメンバーに代わって獲得した若手選手(あんまり若くないのもいるけどね)が実に活きが良い。

ハイペースなデポル

今季カーサでは全勝しているデポル。
その自信と活きの良さが上手いぐあいにミックスされて、序盤からデポルはハイペースでトバシまくります。
もう前線からガンガンにプレッシング、かわされても中盤で囲い込み囲い込み、そして奪ったら高速カウンター。
とにかく選手が良く動く。流石カパロスが監督やってるチームです。しかも2年目です。戦術が浸透してます。
とても90分持たない様なデポルのラッシュ&ラッシュにバルサは圧倒されます。
パス回しどころか前線までボールを運ぶ事も困難。
基本的にロングボールはやらないチームだし、そうでなくてもCFがサビオラですから、やる意味も無い。
前半は我慢かなぁ〜、と思っていました。

幸運なPK

押されっぱなしだったバルサに幸運が訪れたのは前半38分の事でした。
イニエスタのループパスにエリア内に侵入したデコが胸で落とします。
これに反応したコネーホが突っ込むも倒されます。
判定はPK。
う〜ん、微妙な判定。ビデオで見てもファウルだともファウルじゃないとも言えるレベル。
幸運っつうか悪名名高い審判なので取ってくれたとも言えます。
このペナルティをガウショがキッチリ沈めてバルサ先制。
いや〜、思いがけない。
でも判定うんぬんよりも一連の流れが素晴らしかった事を褒めましょう。

バルサスタイル発揮

このPKを境に試合は更にヒートアップします。
バルサはリードした事もあってか、お得意のパス回しを随所に出せる様になりました。
デポルは疲れもあったんでしょう。バルサの1タッチパスの連続に振り回される時間帯も多くなりました。
でもそこは知将カパロスです。的確な選手交代で試合の質を保ちます。
交代で入ったファン・ロドリゲス、エストヤノフ、アドリアンの3人ともが良い働きをしていたのは驚き。
特にエストヤノフはPKさえ外さなければ満点の出来でした。
さてPKの話が出たので、PKに触れておきますが、これは完全にデポルへのプレゼントでしょ。
バルサのPKが微妙だったので、おあいこにしようという心理がバリバリ働いたものだとしか思えません。
まぁそれに引っ掛かったエヂミウソンも問題なのですが。。。。

総括

PKさえなければバルサは勝っていたでしょうな。
後半は良いリズムでボールも繋げてたし、チャンスも多く作れていた。
90分通して押される時間帯も多かったけど、それでも決定機は殆ど作らせなかったしね。
父親の突然の死去により欠場したカピタンの為にも勝利を捧げたい試合ではあったでしょうが、まぁアウェイでドローなんでそんなに悲観する結果じゃありません。
それよりも持ち味が出せた時間帯が多かった事をプラスに考えたいと思います。


バルデス:気合いのPKストップ!更にリバウンドにも反応!!でも決められちゃったのは悔しいでしょうな
ザンブロッタ:攻め上がる時間帯も多くここ数試合の不調から戻って来た印象。ベレッチ投入後は左へ
マルケス:鋭いフィードで攻撃のリズムを作っていた
テュラム:前半は抜群の対応をしていたが、後半になってから粗さが目立ちカードも貰っちゃって途中交代。珍しい出来でした
ジオ:まずまずの出来。最近インパクトを残せない試合が多い気が
エヂミウソン:まだ本調子じゃないね。中盤であまり跳ね返せなかったし
イニエスタ:絶頂すぎる!脅威的すぎる!!誰が観てもこの試合のMVPは彼でしょう。ありえないキープ力と抜群の飛び出し、そしてキレキレのドリブルでチームを引っ張った
デコ:イニエスタに連られる様に好パフォーマンスを披露。2人共もう少し運があればゴールも奪えたやろうに
サビオラ:グジョンセンの故障で久々の先発。苦しい状態でのボールの受け方とかはやっぱり巧い。PKも獲得したし悪くない出来だったと思います
メッシ:依然好調を維持。高速ドリブルは別次元の輝き
ガウショ:徐々にコンディション戻って来てるね。久々に爆発的な瞬発力も見れたし


ジュリ:比較的長い出場時間だったが、珍しく活かす事が出来なかった。殆どボールにも触れず
オレゲル:無難に危険な時間帯をこなした
ベレッチ:出場時間が短く、特に無し

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2006年10月29日 (日)

バルサ×レクレアティーボ・ウエルバ 06-07 第8節

バルセロナ 3 - 0 レクレアティボ・ウエルバ

G:ロナウジーニョ(29分、PK、57分)、シャビ(60分)
 
バルサ:V・バルデス、ベレッチ、マルケス、プジョル、シウヴィーニョ、エジミウソン、シャビ、デコ(67分、イニエスタ)、グジョンセン(60分、サビオラ)、ジュリ、ロナウジーニョ(81分、エスケーロ)

SUB:ジョルケラ、テュラム、オレゲール、モッタ

レクレアティボ:ラケ、エドゥ・モヤ、ヤーゴ・ボウソン、マリオ、ダニ・バウティスタ、ヘスース・バスケス、ビケイラ(62分、バルベール、)、サンティ・カソルラ、アイトール、ロス(58分、ハビ・ゲレーロ)、カジェ(67分、シナマ=ポンゴユ)

SUB:ホセ・ラモン、メリノ、ポリ、アルソ


ソフトウィーク

セビージャ、チェルシー、マドリーと「ハード」な戦いが続いた先週ですが、今週は2部Bのバダローナ(国王杯)、昇格チームのレクレ、と打って変わって楽な週となりました。
でもすぐ後に(火曜日)チェルシーとの大一番が控えてるから気は抜けないんだけどね。
さてさて「ハードウィーク」で良い結果を残せなかったバルサ。この「ソフトウィーク」でも駄目だったらホントにシャレになりません。
なので、まずは結果が出て一安心であります。
でもそんなに楽な試合ではありませんでした。
では試合を振り返ってみましょう。

レクレの作戦がズバリ的中

スペイン最古のクラブチームであるレクレ。
そんな歴史あるクラブがバルサに対してとってきた作戦は明確でした。
そう「立ち上がりに攻める」です。
エンジンのかかりが病的に遅いバルサなんで、ココを逃す手は無いのです。
開始1分も経たない間に決定機を作ったレクレ。
バルデス君が右手1本で何とか防ぎましたが、これが決まってたら試合展開は解らないものになっていた筈です。

幸運なPK

前半15分ぐらいまでは、どちらかと言うとレクレのペース。
監督の意図通りに選手達は働きました。
ただココを逃すとカンプノウでバルサに勝ち目が無いのもまた事実なんですよね。
徐々にバルサは盛り返します。エンジンが暖まってきた御様子です。
そして「事件」は起こりました。
前半29分、シウビーニョのアーリークロスをチャビが頭で落としてグジョンセンへ。
DFと交錯して転ぶグジョンセン。
判定はペナルティ、マリオへは黄紙が提示されます。

う〜ん、ないわ。

ペナルティにも値しないし、勿論カードにも値しない。
バルセロニスタの私ですが、逆にグジョンセンのシュミレーションと判断されても納得出来るプレーでした。
「誤審もスポーツ」ではありますが、この判定によってレクレのプランは崩れ去り、バルサは助けられた。

連続ゴールでフィニッシュ

先制されたものの、粘り腰で前半を0-1で終えたレクレ。
勝負の望みを後半に託したのですが、バルサは後半の方が強いんです。
レクレの一縷の望みを断ち切る連続ゴールが後半に産まれます。
まずはガウショ。
シウビーニョのアーリークロスを打点の高いヘッドで決めました。
最近は中央でプレーしても不発続きだったガウショですが、グジョンセンが囮になってDFを引きつけていたのでドフリーでした。
こんなゴールはドイツW杯予選で観て以来久々やね。多分2004年ぐらいの事です。
そしてカンプノウの歓喜も止まないままの3分後、今度はチャビがネットを揺らします。
ベレッチのクロスを走り込んで頭で合わせました。前節のクラシコでのセルヒオラモス→ラウルのゴールに非常に良く似たゴールでした。
両ラテラルからのクロスで試合は決着。ジオとザンブロッタを休ませてシウビーニョとベレッチな訳ですが、このポジションに関してはローテーションが相乗効果となって非常に上手くいっている様に思えます。

総括

3-0とし、試合を決めた60分以降は緩やかに試合を終えたバルサ。
もう焦点は既にチェルシー戦です。
デコ、ガウショを休ませ、久々にエスケーロを使ったりもして危なげなく試合を終わらせました。
この「ソフトウィーク」はチェルシー戦へ向けての"リハビリ"みたいなもんだったんですが、順等に2連勝で終えれたのは収穫。
ポジティブに火曜日を迎える事が出来るでしょう。
今度こそ頼むよ!バルサ!!!


バルデス:開始直後のビッグセーブの他にも華麗なスライディングを魅せたりもした
ベレッチ:肩の故障から予想より早く復帰。完璧なアシスト以外にも随所に「らしさ」を披露
マルケス:正確なフィードの他に、惜しいFKもあった
プジョル:もうコンディションも問題なさそうですね
シウビーニョ:ガウショの復調と共に彼も左サイドで輝いた
エヂミウソン:今季は良くないパフォーマンスが続いているが、この日は相手が激しくなかった事もあり無難な出来
チャビ:リーガでは久々のゴール。やはりチャビが決めると燃える!!!
デコ:チェルシー戦に備えて途中交代。"リハビリ"には丁度良い相手でしたね
グジョンセン:後半の2つのゴールはいずれも彼がDFを引きつけた結果。PK奪取も含め3得点に全て絡んだとも言える。でもそれ以上にボールが収まらないし、チャンスを決めれなかった。イメージ的にマイナスかなぁ〜
ジュリ:前半は彼が中心となってバルサの攻撃は展開されていた。グジョンセンが決めてくれていれば彼自身ももっとノレただろう
ガウショ:復調なのか、相手が弱かっただけなのか、何はともあれ2ゴールであります


サビオラ:ゴール前の好位置でFKを2本奪取する等、まずまずのキレを披露
イニエスタ:試合が決まってからの投入だった事もあり、無難に中盤でパスを繋いでいた
エスケーロ:今季リーガ初登場。メッシの怪我によってベンチに入れたとも言える。ホントはそんなLVの選手じゃないんだけどねぇ

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2006年10月24日 (火)

マドリー×バルサ 06-07 第7節

レアル・マドリード 2 - 0 バルセロナ
G:ラウール(3分)、ニステルローイ(51分)

 
レアル・マドリード:カシージャス、セルヒオ・ラモス、エルゲラ、F・カンナヴァロ、ロベルト・カルロス、M・ディアッラ、エメルソン、グティ(83分、ベッカム)、ラウール、ロビーニョ、ファン・ニステルローイ(80分、レジェス)

SUB:ディエゴ・ロペス、R・ブラボ、パボン、メヒア、カッサーノ

バルセロナ:V・バルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、シウヴィーニョ、シャビ、イニエスタ、デコ(55分、ジュリ)、グジョンセン(66分、サビオラ)、メッシ、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、オレゲル、マルケス、エヂミウソン、モッタ


極上の名勝負、エル クラシコ

遂にこの日がやって来ました。
例年と比べると少し早い時期な気もしますが、クラシコです。
世界中がこの日を待ち望んでいたのです。
日本時間では夜中っつうか、早朝っつうか、そんな時間での放送でしたが私も気合い入れて生観戦しましたよ。
WOWOWもハイビジョン生中継という気合いの入れ様でデルビーを盛り上げます。
まぁウチのTVじゃハイビジョン関係無いけど(((-。-*;)

いきなりの先制点

両チーム現段階での「ベスト」と言える布陣で臨んできました。
マドリーはミッドウィークのCLで良い感じに機能した先発11人をそのままこの試合でも起用。
バルサはいつも通りのターンオーバーでテュラム、シウビーニョ、イニエスタがチェルシー戦ではスタメンでは無かった選手。マルケス、ジオ、エヂミウソンが外れた訳ですが、もうこのへんはどっちが出ても「ベスト」と言い切れるメンツです。それだけ今季のバルサは層が厚い。

さて緊張と期待に包まれたベルナベウ。重厚な「アラマドリー」の演奏も終わっていよいよキックオフです。
さぁ〜始まったぁ、と思っていたらマドリーいきなり先制ゴール。
開始2分数秒でカピタンのヘディングが炸裂しました。
ラモスのクロスも見事やったけど、ラウールはこういうビッグゲームに相変わらず強い!!!
ジャンプのタイミングとヘディングの強さ、その前にテュラムから逃げてマークを外す動きも完璧でした。
得点を決めて一番盛り上がる選手が注文通りに決めた訳ですから、ベルナベウは最高の雰囲気になります。
バルサにとっては痛過ぎる先制パンチでした。

止まらないマドリー

先取点を奪い勢いにのるマドリーは一気呵成に攻め立てます。
前線が非常にスムーズなんですよね、ステアウア戦もそうやったけど。
まずロビーニョの存在がデカイわな。
これまではカペッロに干されていた神童ですけど、カペッロも怪我人続出で彼を使わざるを得なくなった。
そんなカペッロを見返す働きをロビーニョはここ2試合しています。
そうですカペッロの眼が間違っていた事を証明したのです。
段違いのスピードと止められないドリブル、数人に囲まれても取られないキープ力に、怖いモノ知らずの積極性。
現在世界一のラテラルと言っても良いザンブロッタがロビーニョに呑まれていました。
中盤と前線の潤滑油となって、そのロビーニョを気持ち良く働かせるラウル、前線で起点となりマークを引きつけるニステル。
前線の3人が機能しているからラモス、ロベカルも攻撃センスを発揮しやすいし、グティもゲームメイクに専念出来ます。
ディアラ、エメルソンも潰し所がハッキリしているから、ボール奪取能力を発揮しやすいし、中盤の底で完璧なドブレピボーテがいるから、エルゲラ、カンナバロの負担も軽減されます。
元々大量の負荷に耐えてきたカシージャスがこういう状況を歓迎してるのは言うまでもありません。
前線から最後尾まで非常に良い循環となっていたのが、この日のマドリーでした。

バルサの打開策

やられるがままだったバルサですが、90分間ペースを握られるなんて事はありえません。
どんなに困難な状況でもそれを打開出来るだけのタレントは揃っています。
そんなタレントの中でも反撃の旗手となったのがメッシ。
ロビーニョに触発されてか、されずかは判りませんがキレキレのドリブルで右サイドを切り裂きます。
メッシがキレキレだった前半の内に同点に追いつけていれば・・・ってのは試合後の感想ですが現実は甘くありませんでした。
グジョンセンはある意味損な役回りです。
加入前から予想されていた事ではありますが、現在はより困難な状況に陥っています。
ラーションの幻影ばかりか、エトーの幻影とも戦わなくてはなりません。勿論マドリーやチェルシーとも戦わなくてはならないのです。
確かにこの日のグジョンセンは良く無かった。
決定機を外したし、前線で起点となれなかったし、ファーストディフェンスの役目も果たせなかった。
責められても仕方無い面もあるけど、まぁ損な役回りですよ(´Д`;)

マドリー追加点で試合を決める

前半開始早々に得点を挙げたマドリーですが、後半も早い時間帯に追加点を奪いました。
バルサのセットプレーを跳ね返してからのカウンター。
グティが巧くロビーニョに繋いで、ニステルにボールが渡った時点で勝負アリ。
ニステルにとってもマドリディスタに存在を証明する嬉しいゴールとなりました。
これで正直試合は決まったと思いましたね。
バルセロニスタの私ですが、冷静に考えてバルサが勝つ可能性は無くなったな、と思いました。
まだ残り時間はたっぷりありましたが、それだけマドリーは良い内容でしたからね。

白熱した試合内容には満足

本来は酷く眠たい時間帯なのに、全く睡魔を感じなかった濃密な90分間。
バルサが負けたので勿論気分は良くないが、それでも「イチフットボールフリーク」としては満足出来る試合でした。
エトーを欠いてから、よりガウショの負担が増え(それでなくても完調では無いのに)アタッカー陣で頼れるのはメッシぐらいという今のバルサの状態は良くはないですが、こんな状態のバルサにもしマドリーがホームで負けたらその方がリーガ全体を考えると良くない事やからね。
そう、まだ個人的には「勝たしてやった」ぐらいの気持ちの余裕はあります(−_−k)


カシージャス:ゴールを割れる気がしなかった。ジュリのクロスを防いだシーンは正に「神」
セルヒオラモス:ラテラルの方が気楽にやれてそうで良かったんじゃない?元々センターじゃ無いしね
エルゲラ:カペッロに嫌われてても準備を怠らなかったプロフェッショナル。本来これぐらいは出来て当然のプレーヤーですからね
カンナバロ:メッシを止め切れないシーンもあったが、グジョンセンには格の違いを披露
ロベカル:ロビーニョとのコンビで左サイドを制圧。クラシコには欠かせないキャラ
ディアラ:バルサに主導権を渡さなかった最大の功労者。莫大な移籍金に見合う活躍は既にしている
エメルソン:ディアラとのコンビはビエラとのコンビ以上にハマってるね
ラウル:昨季のベルナベウでの屈辱を晴らそうという気持ちが一番強かった選手でしょ。それがスタジアム全体に伝わっての完勝です
ロビーニョ:個人的にはMOMに選出したいぐらいの活躍でした
ニステルローイ:ロナウドの出場停止なんて誰も思い出さなかったんじゃないかな

レジェス:クラシコを体験出来た至福の10分間だったろうなぁ
ベッカム:このままベンチなら移籍したい、なんて事を仄めかしてるが現時点でマドリースタイルにフィットしていないのは誰の目から見ても明らかでしょ。本人が自覚していないのが一番の問題では?


バルデス:2失点目は目測を誤ったが、それ以上のセービングを連発。試合を壊さなかった
ザンブロッタ:攻守両面において機能せず。ベレッチが怪我じゃなけりゃ代えられてたかも
テュラム:守備の巧さを見せる場面が殆ど無かった。チームディフェンスが無かったら、どんなDFでもキツイって事ですよ
プジョル:テュラム同様、チカラを発揮出来ず
シウビーニョ:劣勢の中でのオーバーラップは評価出来るが、いつものクロス精度が無かった
チャビ:ほぼ中盤を1人で切り盛り。彼がいなかったら、と思うとゾッとする
イニエスタ:エヂミウソンが一向に状態が良くならないので先発。こういう試合では途中から投入させたいタイプだったけどね。それでも及第点以上の働き
デコ:交代のファーストチョイスになる様な出来では無かった。戦える選手なんで最後まで必要だったと思うが
グジョンセン:批判を受けて強くなれ!!
メッシ:クラックぶりを発揮
ガウショ:直接FKに昨季のキレが無いのが気になる。「惜しいっ」ってのもあんまり無い。2シーズン前に逆戻り??

ジュリ:スペースすらあまり無かったから苦しいよね
サビオラ:ジュリ、メッシと共に「ちびっこ3トップ」を形成。グジョンセンよりは可能性感じたけどチームにまだまだ噛み合ってないのは事実

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2006年10月16日 (月)

バルサ×セビージャ 06-07 第6節

バルセロナ 3 - 1 セビージャ
G:ロナウジーニョ(28分、PK)(39分、直接FK)、メッシ(81分)   カヌーテ(37分)
   
バルサ:V・バルデス、ベレッチ(30分、ザンブロッタ)、テュラム、マルケス、シウヴィーニョ、モッタ、シャビ、イニエスタ、グジョンセン(83分、サビオラ)、メッシ、ロナウジーニョ(75分、ジュリ)

SUB;ジョルケラ、オレゲル、エヂミウソン、デコ

セビージャ:パロップ、ダニエウ・アウヴェス、J・ナバッロ、エスキュデ、プエルタ(HT、マルティ)、ポウルセン、レナト(85分、ケパ)、ヘスス・ナバス、アドリアーノ、ルイス・ファビアーノ(HT、ドラグティノヴィッチ)、カヌーテ

SUB:コベーニョ、デュダ、アイトール・オシオ、マレスカ


観たい試合を観れない歯痒さ

さあ、ここからが勝負です。ここまで首位を走っているバルサですが、いよいよホントの勝負です。
最初のターニングポイントといえるでしょう、このセビージャ、チェルシー、マドリーとの3連戦は。
まずはカンプノウにセビージャを迎えての緒戦。
スーパーカップでは痛い目にあったので、バルサもさぞかし燃えてるでしょう。
凄まじいテンションの試合になる筈です!!!!

なのに!!!

放送なし!!!!!!

セビージャ会長の強欲によって世界中どこでもこの試合の映像は観れません。
観れる唯一の場所はカンプノウのみ。。。。。
ある意味チェルシー戦よりもテンションが上がる一戦だったので、(やっぱリベンジやからさぁ)非常に歯痒い。
このどうしようもない感じ。

WOWOWなんとかゴールシーンのみ放送

そんな訳で試合観れてないので感想書き様が無い。
WOWOWが何とか交渉の末、ゴールシーンのみ手に入れたらしいので、それだけでも観れたのはせめてもの救いでしたが。

聞く所によると結構危ない場面もあったらしい。
審判に助けられた場面も多かったらしい。
ベレッチがPK獲得時に負傷したらしい。
プジョルは怪我の影響で欠場らしい。
やっぱりカンプノウは異常なテンションだったらしい、TV放映の無さがより拍車をかけたらしい。
セビージャの監督が退場したらしい。

デコを珍しく温存、ガウショも途中交代させて休養にあてれたのは良かった。
メッシの3点目はゴラッソだった。あんな狭いスペースを良く抜けれたもんだ。
セットプレーだけやったけど、ガウショの2ゴールは復調に向けて明るい材料。

いや〜、色々情報集めると余計に観たくなる試合やってますわ。

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2006年10月 8日 (日)

ビルバオ×バルサ 06-07 第5節

アスレティック・ビルバオ 1 - 3 バルセロナ
G:ジェステ (12分)  OG=ウスタリツ(45+1分)、グジョンセン(61分)、サビオラ(77分)

アスレティック・ビルバオ:ラフエンテ、イラオラ、ウスタリツ、サリエヒ、カサス(20分、退場)、ハビ・マルティネス、オルバイス、エチェベリア(65分、ウルサイス)、ガルメンディア(73分、ガビロンド)、ジェステ、ジョレンテ(22分、エスポシト)

SUB:アランスピア、ルイス・プリエト、ティコ、ダニョペイティア

バルセロナ:V・バルデス、ザンブロッタ、マルケス、プジョル、ジオ、エジミウソン(31分、ジュリ)、シャビ、デコ(62分、イニエスタ)、グジョンセン(72分、サビオラ)、メッシ、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、テュラム、モッタ


エトー離脱

CLのブレーメン戦で負傷退場したエトーさん。
想像以上に傷は深かったらしく、なんと全治5ヶ月という診断結果が出ました。
つまり順調にいけば来年2月に復帰なんですが、いきなり2月に本調子でプレー出来るとは思えませんので、戦力としての計算が出来るのは3月ぐらいからでしょうか。
勿論不死鳥エトーさんの事なので驚異的な回復をみせる事も充分に考えられますがね。
と、まぁそんな訳で絶対的なCFを失ったバルサ。
この試合以降は常に「エトーの不在」というテーマと戦っていかなければなりません。
そんなエトーの代役としてスタメンを張ったのはグジョンセン。
グジョンセンにとってはエトーというよりも、ラーションの幻影と戦わなくてはいけなくなりそうな1年ですね。
そして控えのCFにはサビオラが2試合連続のベンチ入り。
エスケーロが怪我をしている間に地位を固めたい所です。サビオラにとってはエトーの離脱はある意味願ったり叶ったりでしょう。

先制はビルバオ

ここまで2分2敗と勝利がないビルバオ。
アトレティコにサンマメスで虐殺されたりと良い所なしのシーズンを今の所は送っています。
なのでバルサ戦というのは、ある意味キーです。
王者相手に勝利出来れば、ここまでの悪い流れを断ち切れるという淡い期待も出来ます。
会長も辞めたりしてグダグダの状態だったので、選手達もそういう危機意識はあったのでしょう。
見事な先制ゴールを奪います。
センタリングがDFに当たって角度が変わる幸運があったとはいえ、ジェステのボレーはゴラッソでした。
立ち上がりが良くないバルサなので、上手く突いたともいえます。

試合の明暗を分けた赤紙

早い時間帯に先制し、一気に波に乗りたいビルバオでしたが、1枚の赤紙によって試合が決定付けられます。
前半20分、カサス1発退場。
メッシのスルーパスに抜け出しかけたグジョンセンを倒したという判定。
例えばイエローに値するファウルを1、レッドに値するファウルを2と定義すると、この時のカサスのファウルは1.5ぐらいでした。
だからねぇ、もし黄紙やったら「甘い」と言われるし、赤紙やったら「厳しい」と言われる。
どっちの紙を出しても批難を浴びる難しい判定だったと思います。だからこれは誤審じゃないよ。
それ以上にディフェンスを振り切って独走したメッシのドリブルのキレとボディバランス、グジョンセンの倒れ方の上手さを褒めましょう。
で、このロハでどう情勢が変わったか。
まずビルバオは1トップのジョレンテに代えて左ラテラルを補填。
一方のバルサは守る必要が無くなったと判断してピボーテのエヂミウソンに代えて右WGにジュリを投入します。
4-5-0で守るビルバオと4-2-4で攻めるバルサ。
ビルバオの守りの脆弱さとバルサの圧倒的な破壊力を誇る攻撃陣を考えると、ここからワンサイドゲームになるのは必然でした。

ハーフコートゲーム

ジュリが投入されてから試合終了までの時間は約1時間。
これ程に長い時間をビルバオが完封出来る筈は無かった。
いやビルバオじゃなくても、ただ守るだけじゃキツイんですよ。
バルサの逆転劇は時間の問題に思われましたが、ホントにそうなりました。
得点経過だけを追うと、前半ロスタイムにCK崩れからグジョンセンのクロスをプジョルがPUSH。
記録は自殺点ですが、プジョルの飛び込みが効きました。
逆転ゴールは後半16分。チャビのスルーパスからグジョンセンが流し込み。
ダメ押し弾は、その16分後。チャビ→イニエスタ→サビオラと華麗に繋がって、サビオラはゴールにパスするだけのゴールでした。
2点目、3点目をバルサらしく綺麗に崩して奪いましたが、得点にならなかった場面でもそういうシーンは山ほどありました。
マルケス、プジョルの両CBがハーフウェイラインを越えてパスを捌くシーンが何度も観られましたからね。
3点目を取ってからはロナウジーニョなんて遊んでましたし。
バルサ相手に引きこもりサッカーをやったらどうなるか?
これまでも同じ戦術で数え切れない程のチームが悲しい目にあっているのに、ビルバオは同じ失敗を冒してしまいました。
直前にバレンシアやブレーメンが良いお手本を魅せていたのにね。

総括

ある意味相手のパフォーマンスにも助けられて、エトー不在の初戦を先制されながらも逆転で乗り切ったバルサ。
来週はEURO予選があるのでリーガは休み。
で、その後からが大変な試合が続きます。
セビージャ、チェルシー、マドリー、ですからね。
スーパーカップでボロ負けしたセビージャ、世界一決定戦前哨戦ともいえるチェルシー、そしてクラシコ。
こりゃ大変だ。だから余計にココで勝ち点3を取れて良かった。

バルデス:失点はノーチャンス。ただ立ち上がりはバタバタしてた
ザンブロッタ:珍しく低調な内容。良い意味でも悪い意味でも目立たなかった
マルケス:得意のフィードも冴え、ポスト直撃ボレーシュートも放った
プジョル:同点ゴールへの貢献度は大
ジオ:余裕のある展開だったので、もっと魅せれる筈
エヂミウソン:攻撃的にいくチームの煽りを受けて早々に交代
チャビ:持ち味を存分に活かしまくった試合。パスサッカーの体現者ですよ
デコ:こういう試合は多分あんまり燃えないんでしょうな。途中で代えて正解
グジョンセン:結果を残せた事が一番嬉しいでしょうな。退場を誘発させたのも大きな仕事でした
メッシ:ドリブルがキレキレで誰も止めれなかった。ブレーメン戦の同点ゴールからテンション上がりっぱなしなんでしょうな
ガウショ:試合が決まってからは遊びまくり。でもそれがまたおもしろいのよ

ジュリ:求められている仕事を確実にこなした。右サイドを制圧する事で左サイドのメッシとガウショのコンビを活かせた
イニエスタ:相変わらず良い働きします。あんな時間帯にこんな選手が入ってこられたんじゃ堪らんわな
サビオラ:嬉しい嬉しい初ゴール。どんな形であれ結果が欲しかったでしょうから喜びもひとしおでしょう。エトーの離脱を追い風に出来るでしょうか。勝負の3連戦が終わった頃に表情から硬さが取れてると良いのですが

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2006年9月30日 (土)

バルサ×バレンシア 06-07 第4節

バルセロナ 1 - 1 バレンシア

G:イニエスタ(49分)  ビジャ(17分)

バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ、マルケス、プジョル、ジオ、エジミウソン(HT、イニエスタ)、デコ、シャビ、エトー、メッシ(85分、サビオラ)、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、オレゲル、グジョンセン、ジュリ

バレンシア:カニサレス、ミゲル、アルビオル(76分、D・ナバッロ)、アジャラ、モレッティ、アルベルダ(90分、H・ヴィアナ)、エドゥー、ホアキン、ビセンテ、シルバ、ビジャ(78分、アングロ)

SUB:ビュテル、レゲイロ、ガビラン、モリエンテス


早くも天王山

まだ開幕して4試合目ですよ。こんな時期には勿体無いカードです。
早くも天王山と言っても良いでしょう、バルサvsバレンシア。
両チームともに優勝候補の名に恥じない成績をここまで残しています。
つまり3連勝。負けも引き分けもなくココまで来ました。
両チームともCLでも大勝しています。これは非常に楽しみな一戦です。wktkwktk。

前半はバレンシア

バレンシアの戦い方は予想された通りの「守ってカウンター」。
これがなんとも強烈でした。
ポゼッションはバルサに譲り、一瞬の勝負に賭けるバレンシア。
そしてこれがまんまと成功します。
前半17分、ビジャ先制ゴール。
所謂「弱小チーム」の「守ってカウンター」スタイルと決定的な相違点がこの先制ゴールに表れていると思います。
ダイレクトパスが美しく繋がったゴールだったからです。
リーガを代表するウィンガーを両翼に配置していますが、それだけのチームでは無いのです。
この1点に象徴される様に前半はバレンシアのペース。
中盤で効果的に潰し、高速カウンターというスタイルがバシバシ効いていました。
ビジャのポスト直撃シュートがもし入っていたら、前半だけで試合は決まったかもしれません。
ゴールを量産しまくってるモリエンテスをベンチに置いたのも正解でした。
このスタイルじゃ、モリは活きねぇ。

イニエスタ投入でバルサ復活

前半はしてやられたバルサですが、カンプノウでおめおめと負ける訳にはいきません。
それでなくてもここ5シーズン、カンプノウではバレンシアに勝っていない(3分2敗)のです。
これから黄金時代を作るにあたって「相性の悪さ」なんて意味の無いデータはバシバシと切っていきたい所です。
ハーフタイムにライカーが選択したカードはイニエスタ。
ひとまずこれは誰でも考える手段でしょう。
R.E.Mを前半で代える訳にはいかないですからね。
中盤を攻撃的にするにあたって、交代要因は必然的にアンカーのエヂミウソンになります。
エヂミウソン別に悪くなかったけどね。
で、この交代策が見事にヒットします。
っつうかイニエスタ素晴らしいよ。
開始1分でいきなり攻撃のカタチを作り、予感を漂わせるとその僅か3分後、予感を現実に変えました。
ガウショのロブをエトーが落とし、走り込んだイニエスタがゲット!!!!
DFと交錯した事によって、ファインセーブを続けていたカニサレスが反応出来ない幸運もありましたが、それ以上に完璧な流れでした。
偶然ではなく、やろうとしていた事が結果に結びついたのが素晴らしい。
これぞバルサスタイルです。

崩れないバレンシア

勢いは完全にバルサ。9万7千観衆の後押しもあります。
前半パーフェクトなディフェンスだったバレンシアが、平静を保てないシーンが幾度となくありました。
しかし結果から言うとエンパテ。
時間が経つにつれてバルサを襲う「焦り」、時間が経つにつれて露骨になるバレンシアの「引き分け狙い」。
この2つの要素も勿論結果に左右しましたが、それ以上にバレンシアの整備されたディフェンスを褒めるべきでしょうか。
スペースを潰す、人を潰す、数的有利を作る、という基本に忠実な動きが反復されていました。
それでもバルサは崩します。そんな時に大きな存在だったのがカニサレス。
ただセーブするだけでなく、「余裕」をもってセーブするカニサレス。
この差がバレンシアディフェンスにチカラを与えていました。
一番大きなブーイングを浴びていたカニサレスですが、つまりそれだけ危険な存在だという事なんです。

サビオラ登場

この試合で一番の衝撃はサビオラの出場。
ライカールトの戦力外であるサビオラには当面出場機会は全く無いと思っていたからね。
試合前にベンチに入ってるだけでもビックリやったから。
エスケーロが怪我してるからベンチに入ったらしいけど、それでもモッタ、テュラム、シウビーニョをローテで休ませてる訳ですよ。
別にわざわざサビオラを入れる必要は無かった。
と、考えると始めからライカーは使いたかったと考えるのが自然ですね。
それにしても「お情け出場」ではなく、最高の場面での出場でした。
この天王山で決勝ゴールを狙える場面での出場ですからね。何故ジュリやグジョンセンを使わなかったのでしょう?
いや、コネホ好きの俺としては一番盛り上がったシーンであったのよ、出場した時は。
試合を観る集中力もコネホが出てからは3倍増しぐらいになったしね。
でも時間が無かった。。。
たった5分じゃ、どんなFWでも厳しいよ。どうせならもっと時間あげてよ〜。
これで決めたらホントに神やってんけどなぁ。

総括

結局相性の悪さを来季も言われてしまうであろうエンパテで終わってしまったバルサ。
カンプノウだし勝利して4連勝で一気に単独首位に躍り出たかったですが、それ程悪い結果でもありません。
この時点での順位なんてあまり関係無いし、最高の結果ばかりを追い求めるのもどうかと。
ただし借りはメスタージャでキッチリと返してやりましょうよ。


バルデス・・・悪くなかったけどカニサレスとの差はまだまだあるよね
ザンブロッタ・・・ビジャのマークを外し先制ゴールを許す。その他にも珍しくディフェンスでミスが目立った
マルケス・・・ビジャにブッち切られたり、得意のフィードも上手くいかなかったり、とBAD DAY
プジョル・・・テュラムと比べるとポジショニングの悪さが目立つ。その分「気合い」でカバー出来るねんけどね
ジオ・・・後半の攻め上がりは抜群。前半からアレを出せれば
エヂミウソン・・・悪くはなかったけど、もっと攻撃に絡まないとピボーテじゃないよ
デコ・・・シュートを放ちまくるもループ以外は可能性を感じさせず
チャビ・・・イニエスタのシュート精度が上がってきたのに、チャビのは落ちてる気がする
エトー・・・2本ぐらいPK獲得しててもおかしくは無かったが、まぁカリカリすんなよ
メッシ・・・ドリブルが冴え渡っていた。パスも素晴らしかった。でもシュートが・・・
ガウショ・・・殆ど勝負しなかった。しなかったのか出来なかったのか

イニエスタ・・・バルサの中ではMVP的活躍。ドンドン伸びとる
サビオラ・・・感動の出場。そして短い時間ながらも決定機を作った。ライカーの眼にはどう写ったのでしょうか

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2006年9月29日 (金)

ラシン×バルサ 06-07 第3節

ラシン・サンタンデール 0 - 3 バルセロナ

G:エトー(18分)、ジュリ(84分)、ロナウジーニョ(90+2分、PK)

ラシン:トーニョ(90分、退場)、ピニジョス、オリオル、ルベン、ルイス・フェルナンデス、ビトロ、コルサ(75分、トマス)、C・アルバレス(56分、ファンホ)、F・メーロ、ムニティス、ジギッチ(72分、アガンソ)

SUB:カラタユド、モモ、パブロ・アルファロ、バルボア

バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ、マルケス、プジョル(62分、オレゲル)、シウヴィーニョ、エジミウソン、シャビ、デコ、エトー(80分、グジョンセン)、メッシ(64分、ジュリ)、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ジオ、イニエスタ、エスケーロ


えっと、録画をしくじったので観れませんでした・・・。
こういう時は再放送祭りのスカパーを羨ましく思います。
ダイジェストでチェックはしたのですが、どうも3点差がつく様な内容では無かったらしい。
ポストに2回当てられてるけど、それ以上に押されていたらしい。
まぁそれでも3-0で勝つねんから(しかもアウェー)王者の風格は充分です。
ローテーションで、ベレッチ、テュラム、モッタが休みやったらしいけどもうチョット主力を休ませても良かったんじゃない?
R.E.Mなんか結構出ずっぱりやん。
途中で入ったジュリ(2点目)、グジョンセン(PKゲット)もエエ仕事してるし、たまにはグジョンセン、ジュリ、ガウショの3トップで先発なんてのもアリでは?
でもエトーが結果残し続けてますからね。
この日もGKのミスとはいえ、ミドルシュートを突き刺しました。
ガウショも相手GKが退場になった後のPKをよく決めました。
素人GKが相手やから余計にいつもよりプレッシャーかかったやろうに。
あとプジョルが途中交代してますが、これは怪我によるものらしい。そんでもって大きな怪我では無いらしい。

これでリーガでは3試合連続の3得点で3連勝。
CLでも大勝したし、スタートダッシュは成功と言えるでしょう。
ここまではセビージャ戦の大敗が良い薬となってます。
次のバレンシア戦が最初の山ですな。いや〜ワクワクします!!!!

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2006年9月16日 (土)

セルタ×バルサ 06-07 第1節

セルタ 2 - 3 バルセロナ
G:バイアーノ(42分)、G・ロペス(65分)  エトー(56分)、メッシ(60分)、グジョンセン(88分)  


セルタ:ピント、ルーカス、P・コントレーラス、レキ、アンヘル、イリネイ(87分、退場)、オウビーニャ、G・ロペス(83分、ホナタン)、カノッビオ(70分、ホルヘ)、ネネ、バイアーノ(70分、ヘスース・ペレーラ)

SUB:エステバン、プラセンテ、タマス、デリッデル

バルサ:バルデス、ザンブロッタ、マルケス、プジョル、ジオ、モッタ(57分、エジミウソン)、イニエスタ、デコ、エトー、ジュリ(74分、グジョンセン)、メッシ

SUB:ジョルケラ、テュラム、オレゲール、チャビ、エスケーロ


遂にリーガ開幕!!
ですが、放送はありません。。。。。
折角逆転勝ちしてんのに、映像見れねーーーーーーーーー!!!!!!
でも今日「バルサTV」でハイライトを観る事に成功しました。
ナイスなタイミングです、無料開放デー。
YouTubeで速報は観てたんですが、やっぱりしっかり観れるのは違うね。

バルサにとってはスーパーカップで惨敗した直後のリーガ開幕戦。
しかもアウェイで難敵セルタが相手、ガウショは負傷欠場。
そんな渋い状況でしたので、この逆転勝ちは大きい。
ココで負けちゃうと普段の1敗よりもダメージでかいからね。
それにグジョンセンがいきなり結果出せたのもプラス。
ただ2失点はいただけないよなぁ。セビージャ戦の反省が活かされてません。

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2006年9月12日 (火)

バルサ×オサスナ 06-07 第2節

バルセロナ 3 - 0 オサスナ
G:エトー(2分、27分)、メッシ(37分)
 
バルサ:バルデス、ザンブロッタ(80分、オレゲル)、テュラム、マルケス、シウヴィーニョ、エジミウソン、シャビ、デコ(62分、イニエスタ)、エトー、メッシ、ロナウジーニョ(72分、ジュリ)

SUB:ジョルケラ、プジョル、モッタ、グジョンセン

オサスナ:リカルド、J・フラーニョ、ホセチョ、クエージャル、コラレス、ムニョス(56分、ネクナム)、プニャル、ダビド・ロペス、ラウール・ガルシア、デルポルト(70分、H・フォント)、ソルダード(80分、バルド)

SUB:エリーア、イスキエルド、クルチャガ、ミロセビッチ


遂に開幕

やっとこさリーガを観れます。
1週遅れのWOWOW開幕ゲーム。ホントに頼むよWOWOW。
で、折角放送再開なのに土曜深夜のゲームを月曜18時まで待たないといけない始末。
これがWOWOWクオリティーではあるのですが、今季も多方面からブーイングがつきそうですな。

さて試合の方は、そんなモヤモヤをスカッと吹き飛ばしてくれるバルサの試合運びでした。
いや〜開始直後、2分も経たないうちに先制ですよ。
速い速い。得点する時間も早けりゃガウショのドリブルも速いしエトーの突進も速い。
これぞバルサですわ。
昨季躍進したオサスナに先制パンチを浴びせると、試合はそのままバルサの圧倒的ペースで進んで行きます。
チャンスを作れないどころか、バイタルエリアにボールすら運べないオサスナ。
点差は1点ながらも既に勝負は決した気配がプンプン漂っていました。
そんな状態から加点する事は造作も無い事です。
エトー、メッシが続け様にネットを揺すり、前半だけで完全に試合を決めました。

今季もエトーが鍵

この日の主役は何と言ってもエトーさんでしょう。
電光石火の先制ゴールから抜け目無く相手の隙を突いた2点目。
これだけでも充分ですが、極めつけは3点目でした。
前半開始直後から繰り返していたフォアチェックが得点に結びつきました。
リカルドのミスを誘い、エリア内でボールを拾うとハットトリックを狙わず、しっかり中のメッシへ。
芸術的にメッシが決めて試合を終わらせました。
得点力もさることながら、このディフェンス力は脅威ですよ。
しかも日本の守備的FWさん達と違い、体力は落ちないし決定力、集中力も変わらない。
日本の守備的FWさん達は決定的な仕事が出来ないから守りで貢献している、ってイメージやけどエトーの場合は決定的な仕事をする為に守っています。
その象徴的シーンがこの3点目でしょう。
今季もエトーは心配ありません。

完全ローテーション制

昨季から「ローテーション」って言葉が頻繁に用いられる様になったバルサですが、そんな言葉に無縁な男が1人だけいました。
そうカピタン・プジョールです。
余裕がある試合で後半終わり付近にベンチに下がったりする事はあったけど、基本的には怪我でも無い限り試合に出まくっていたプジョール。
ガウショでも、デコでも、更には不満を漏らしながらもエトーまでもが強制的に休まされてましたが、モジャモジャ首太オトコだけはその範疇に入っていませんでした。
しかしこの大事なリーガホーム開幕戦、しかも相手は昨季リーガ4位のオサスナ、という状況で休ませました。
これはもうライカーの揺るぎないメッセージやろうね。
今季はローテやるぞ、例外はないぞ、と。
この日の選手交代に関しても、余裕があったからってのもあるけど、デコやガウショを躊躇無く下げてます。
ってな訳で、今季はもう誰がレギュラーとかあまり関係無いですね。
あと昨季プジョルに関してだけローテが出来なかったのには理由があります。
勿論絶対的な存在感があるから、ってのもそうなんですけど単純に代わりがいなかった。
でも今季はテュラムがいます。
この日も別にオレゲルでも良かったと思いますが、敢えてフランス代表疲れもあるテュラムを頭から使いました。
そうテュラムがいれば万事OKなのさ。
そして期待通りのプレーを見せたテュラムは流石としか言いようがない。

心配なオサスナ

バルサの良い所の話ばかりですが、実際バルサが自由に出来たのもオサスナの出来が悪かったから。
昨季CL出場権を獲得するほどの旋風を巻き起こしたオサスナ。
しかしもうこの日はサイテーの内容でしたね。
守備は中途半端やし、攻撃は起点すら作れない。
後半バルサが完全に「流し」たから、それなりに見せ場も作れたけど、それでも6割程度のチカラのバルサ相手に迫力あるアタックを魅せる事は出来なかった。
昨季の主力もほぼ残留し、ソルダードやファンフラン、エクトル フォント等ホープも獲得した。
戦力値はむしろ上がっている筈。
でもこの日は2部リーグのチームみたいな戦いぶりでした。
監督が代わったのと、CLの本戦行きを逃したショッックかなぁ。

総括

最高にファンタスティックな試合を魅せてくれたので気分は爽快です。
仕事の都合で夜中に観たけど全然眠くありません。
昨日プレミアの試合を一気に3試合観たけど、やっぱりバルサが一番LV高いわなぁ。
これは贔屓眼も入ってるけどね。観てて楽しいのは、やはりバルサです。
試合的に一番白熱したのはマージーサイドダービーやったけど。
まぁ今の所はスーパーカップでの惨敗が良い薬となってる様です。
このままの調子で頼んます。

バルデス・・・前半はシュートすら来なかったので、判断材料がないです
ザンブロッタ・・・ホームの大観衆の前で最初こそ遠慮がちでしたが、最早バルサスタイルにフィットしていると言って良いでしょう
テュラム・・・ザンブロッタ同様にギクシャクしてる場面も見受けられたが、それ以上に守備の芸術を披露しクレのハートをガッチリと掴んだ。ポジショニングの良さ、1対1の強さ、カバーリングの巧みさ、ボール奪取能力、どれも完璧である事をカンプノウのピッチでも証明しました。あとは周囲との連携やね。この日のオサスナじゃ連携の練習すら満足に出来なかったよ
マルケス・・・基本的に余裕の展開だったのでドッカンFK蹴ったりしてましたな
シウビーニョ・・・最後の最後までアグレッシブに攻め上がり続けた
エヂミウソン・・・代表の疲れも感じさせず中盤の底をケア
チャビ・・・思えばこうしてリーガのピッチで整ったコンディションのチャビを観るのも久々ですな。やはりデコとのコンビは秀逸でした
デコ・・・負傷の影響もあり余裕をもって交代
エトー・・・MVP。気合いの入り方からして違う
メッシ・・・股抜きゴールには絶句。やはり才能はケタ違いですわ
ガウショ・・・後半流してる中でも楽しませてくれるのはやはりガウショでした

イニエスタ・・・完全に流してる状態のチームに入ったので、どうこう言えないね
ジュリ・・・イニエスタと同じく
オレゲル・・・ザンブロッタ、テュラムの加入はあってもオレゲルの出番はそんなに減らないと思っていたのですが、予想外に減ってます。今までも地道にキャリアを積んできた選手なので腐る事は無いでしょうが

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2006年9月 9日 (土)

ジョアン・ガンペール杯

ジョアン・ガンペール杯

バルセロナ 4 - 0 バイエルン・ミュンヘン
G:ロナウジーニョ (30分)、エトー 2(33分、40分)、サビオラ (51分)  

バルデス(HT、ジョルケラ)、ザンブロッタ(HT、ベレッチ)、マルケス(HT、エジミウソン)、オレゲル(HT、テュラム)、シウヴィーニョ(HT、ジオ)、モッタ(HT、イニエスタ)、シャビ(HT、ファン・ボメル)、デコ(HT、グジョンセン)、エトー(HT、サビオラ)、メッシ(HT、ジュリ)、ロナウジーニョ(HT、エスケロ)


スカパーの無料開放DAYでやってたので見た。
いつもなら基本的に親善試合は観ません。結果も知ってたので尚の事観ません。
いつもならね。
しかし観ちゃったよ。
だってCL開幕が待ち遠しいし、リーガの放映権は決まらないしやから。
正直バルサ飢えしとるんですわ。
だからこんなお祭り試合も観ちゃったよ。
しかしバルサTVはこういう試合までカバーするとは流石ですなぁ。

さてさて試合の方ですが、予想通りのお祭り試合でした。
いつもの様に試合を分析するのはあまり意味の無い事の様に思えます。
バルサの華麗なパス回しが光りまくった試合でしたが、それはやっぱりバイエルンのプレスが甘かったから、ってのもあるよ。
いや、ハイプレッシャーの中でも同じ事が出来るのがバルサなんですが、この日の試合に限ってはやはりプレスの甘さが最大の要因かと思われ。
この時点ではバイエルンは既にブンデス開幕してるからリーグ戦やってます。
勿論バルサはリーガ開幕前。
コンディションは明らかにバイエルンが上で、実際前半の最初の方はバイエルンペースやった。
でもバイエルンが空気読んでくれたのと、バルサの奮起で結局は最高のフィエスタになりましたよ。
特にガウショのFK直接ゴールは素晴らしい曲がりでした。
あれは公式戦だったとしてもカーンは1歩も動けなかったでしょうな。
ザンブロッタも完全にフィットしてるのを確認出来ました。
バルサのパス回しのリズムにピッタリと合っていたよ。
それから驚きだったのがグジョンセン。
後半から全員を入れ替えたバルサですが、後半はグジョンセンのチームでした。
所謂デコのポジションに入ったグジョンセン。
ラストパスは出せるし、シュートも打てる。キープ力も高いのでボールを取られない。長身なのでハイボールにも競り負けない。パスを受ける動き、ポジショニングも絶品、って事でグジョンセンを中心にリズムが作られていました。
前半に出ていたクラック達がいないとはいえ、短期間でここまでになってるとは驚きです。
勿論この日のバイエルンだからこそ自由に出来た面はあるけど、今までグッディを過小評価していたよ、スマンかった。
それにしても90分経つのが異様に早かった。
バルサのパス回しに魅せられていたのと、親善試合なのでファウルが少なくプレーが途切れなかった事が大きな理由でしょう。
しかしこういう試合は日本でもやるべきなんじゃないの?
凄い楽しいやん。
シーズン終わってからファン感謝デーとかやってますが、シーズン前にやった方が盛り上がると思われ。

しかし少しのタイムラグで観るだけで試合の違った側面が見えてくるからオモシロいもんです。
例えばこの試合は怪我のプジョル以外の1軍メンバーが全員プレーした訳です。
そうこの時点では去就が注目されていたサビオラも含めて全員がね。
で、実況の平畠(実況っていっても殆ど実況なんかしてなくて(出来る筈も無く)ヒロミとダベってただけやったけどね)は、「サビオラのバルサラストマッチ」みたいな事を言っとる訳ですよ。
でも実際はファンボメルのラストマッチになっちゃった訳で・・・。
因にバイエルンはこの試合の為にカンプノウに来たついでに移籍話をまとめたらしいし。
あとこの日はゴールを決めて大歓声を浴びていたサビオラですが、色々な問題があって残留を決めた今となってはカンプノウでどういうリアクションを受けるか・・・。
リアルタイムで観てもおもしろいし、時が流れてから観るのもおもしろいもんです。

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2006年8月25日 (金)

いよいよ開幕!06-07バルサ展望

さてさて、いよいよ今晩CLの抽選会があります!!
そして翌日にはバルサとセビージャによるスーパーカップが行われ、週末にはリーガ開幕。
やっとこさシーズン到来!って感じです。
楽しみですね。

ここまでのプレマッチ

パリで大耳を掲げて以来シーズンオフだった我等がバルサ。
通常ならユルリと休める所なのですが、今年はその間にW杯があったので選手のコンディションが心配されます。
ではここでW杯閉幕後のバルサを振り返ってみましょう。
ドイツ大会出場組以外のメンバーでキャンプを行った後、主力を加えてアメリカへと出発。
いわゆる実りのないツアーです。
まぁプロなんでお金も稼がないといけないんですわ。
ただマドリーはアジアツアーでコンディション崩したので、いつバルサにもそういった影響が出るかと心配です。
しかもこういう興行のせいで大事な試合を落としたりしたら悔やんでも悔やみ切れませんからね。
まぁリーガ連覇した過去2シーズンも、こういうツアーやってたので、マドリーを教訓にして適当に流してくれてたら有り難いのですが。

さてアメリカツアーから帰って来たバルサ。
まずは今季狙う6つのタイトルの1つ目に挑みます。
そう、リーガ開幕を告げるスーペル・コパです。

スーペル・コパ

第1戦:モンジュイック
エスパニョール 0 - 1 バルセロナ
G:ジュリ(44分)

バルデス、オレゲル、マルケス、プジョル(84分、ザンブロッタ)、シウヴィーニョ、モッタ、シャビ(71分、イニエスタ)、デコ、エトー、ジュリ(60分、メッシ)、ロナウジーニョ


第2戦:カンプノウ
バルセロナ 3 - 0 エスパニョール
G:シャビ(3分)、デコ (12分)、デコ (62分)

ジョルケラ、ベレッチ、マルケス(HT、テュラム)、プジョル、ジオ、モッタ(69分、イニエスタ)、シャビ、デコ、エトー(HT、グジョンセン)、メッシ、ロナウジーニョ


通常このスーペルコパってのは単なる親善試合です。
イングランドの「コミュニティーシールド」とか明日行われる「UEFAスーパーカップ」とかと趣は同じで、所謂シーズン前の盛り上げ試合。
前年度のリーグ王者とカップ王者を戦わせてシーズン到来を告げるのであります。
別に権威も無いし、勝敗に大きな意味はありません。でもこういう試合は凄く良いと思う。
Jリーグもチャッカリこの方式を盗んで毎年「ゼロックス スーパーカップ」なんてやってますが、まぁ盗むべきものですよ。

で、今季のスーペルコパ。
なんとバルセロナデルビーなんですよね。
こうなると「勝っても負けても良い試合」「親善試合の延長」っていう括りは変わりませんが、やはり負けたくはないのが両チームでしょう。
とりあえずそういう試合で幸先良くバルサはカップを獲得しました。
2試合合計で4-0なんですから大満足でしょう。
そして上のメンバーを見て頂いても解る通り勝負にこだわりつつもテストもチャッカリ行っております。
この2試合のメンバー構成を見る限りでは今季もローテーションが行われそうです。
特にディフェンスライン。
選手のメンツもそうですがマルチな選手が多いので何とでもやり繰りが出来そう。
例えば右ラテラル。
モンジュイックではベンチにも入らなかったベレッチですが、カンプノウでは先発し2アシストの活躍。
逆にモンジュイックで先発したオレゲルは次の試合ベンチを外れました。
初戦で決勝ゴールを決めたジュリもカンプノウではベンチ外です。
つまり活躍に関係無くローテーションが行われるでしょう。
勿論絶好調の選手は使い続けると思いますが、エトーやガウショであってもそれは例外ではありません。
実際カンプノウでHTで交代させられたエトーはライカーに今季のローテーションシステムを深く説明されたと聞きます。
CL連覇に向けては絶対にローテーションは必要だと思いますよ。

ジョアン・ガンペール杯

バルセロナ 4 - 0 バイエルン・ミュンヘン
G:ロナウジーニョ (30分)、エトー 2(33分、40分)、サビオラ (51分)  

バルデス(HT、ジョルケラ)、ザンブロッタ(HT、ベレッチ)、マルケス(HT、エジミウソン)、オレゲル(HT、テュラム)、シウヴィーニョ(HT、ジオ)、モッタ(HT、イニエスタ)、シャビ(HT、ファン・ボメル)、デコ(HT、グジョンセン)、エトー(HT、サビオラ)、メッシ(HT、ジュリ)、ロナウジーニョ(HT、エスケロ)


さてデルビーに勝利し気を良くしたバルサ。続いての試合はガンベール杯です。
これはカップ戦とは言っても趣はスーペルコパと変わりません。
つまりスーペルコパはリーガ主催のお祭り試合ですが、コッチはバルサ主催のお祭り試合です。
最大の目的は選手のお披露目、ただそれだけです。
スーペルコパから中2日間隔でリーガ開幕まで突っ走るバルサ。
だからこそ、こんな試合やってて大丈夫か!?って思うのですが、毎年恒例のフィエスタやからね(苦笑)
今季はバイエルンを招待。最近は豪華ですなぁ。しかもブンデスもう開幕してんのによく呼べたもんやで。
で、試合は圧勝。まさに狙い通りのフィエスタとなりました。
バイエルンは本気メンバーとはいえ、本気を出すのは難しかったでしょう。ちゃんと空気読んでます。
でもこういう試合でクレの期待通りの試合をするのは中々難しい。
それをやってのけたバルサ。今の所は順調過ぎるぐらい順調です。

新戦力

移籍マーケットはまだ閉まってませんが、恐らくこれ以上の補強はしないでしょう。
もう充分過ぎる程に戦力は整っています。
ここまでの獲得選手はユーベの「降格選手放出祭り」に便乗してのザンブロッタ、テュラムと宿敵チェルシーからグジョンセン。
以上の3人だけです。
何と言ってもザンブロッタの獲得はアツイ!!!!
総合力では今や世界最高のラテラルと言っても良いでしょう。
オレゲル、ベレッチ、ジオ、シウビーニョ、と俺的には好きやねんけど、世界的に抜きん出てる訳では無いバルサのラテラル4人衆。
右も左も出来るザンブロッタの加入は大きな刺激となるでしょう。
右ラテラルのガブリとダミアーがいなくなった事による埋め合わせですが、埋め合わせ以上の戦力です。
そしてテュラム。
不安要素は年齢だけでしょ。最高のディフェンダーです。普通にバルサCB陣の中で一番の能力を持っています。
シーズン通して働けるの??なんて声がありますが、実際昨季もハードなセリエでフルに働いてたやん。なんでそういう声が出てくるのかが逆に不思議です。
それにバルサではフルに働く必要はありません。
プジョル、マルケス、オレゲル、エヂミウソン、と充分過ぎる程に駒は揃ってます。
なんならモッタも出来るしね。
闘志はあるけど技術的な面で少し荒削りな印象が強いバルサCB陣なのでテュラムの正確なスライディングや華麗なインターセプト、類い稀なる戦術眼とラインコントロールは良いお手本となるでしょう。
そしてグジョンセン。
基本的にはラーションの代わりです。でもタイプが違うので実際は代わりとは言えません。
先のガンベール杯でもチェルシー時代と同様に3センターの一角をやらせれてましたが、この事からも読める通り起用な選手なんですよ。
器用過ぎるが故にラーションの様な強烈な「個」はありません。
ラーションと同じモノを求めてはいけません。だって昨季プレミアで2点しか取ってないストライカーですからね。
じゃぁラーションの代わりは誰が??
そこが一抹の不安です。
リーガ連覇、大耳獲得に絶対外せない選手だったラーション。
どうするのライカー??
個人的に期待していたのはM・ロペス。
ラーションと同じ正当派のCFです。
出番が少なかった事もあり伸び悩んでいたので、そのポジションが空いた今季こそは・・・、と期待していたのですがフロントは遂に見限りました。
レンタルとはいえ移籍。これまで再三のオファーを断っていたので、てっきり「何が何でも育てる」と思っていたのですが。
じゃぁ代わりはいないのか?
いや気になる選手が1人います・・・。

サビオラ問題

そうサビオラです。
現在のコネーホは凄く微妙な状況です。
今バルサにいるのは単なる仮住まい。つまり移籍先が見つかるまでの練習場でしかありません。
何故サビオラが移籍しなければならないのか、そして何故移籍先が簡単に見つからないのか、この問題は結構深いのです。

まず移籍しなければならない理由。
それは一にも二にもライカーの構想に入っていないから。
選手ってのは監督に使って貰ってこそ選手。どれだけ能力があろうが無かろうが監督が使わなかったら同じ。
じゃぁ何故ライカーはコネホを使わないのか。
これは単純に好みの問題です。
ライカーは昔ながらのCFタイプの選手が大好き。
それはライカーが獲得して来た選手を見れば一目瞭然。エトー、ラーション、M・ロペス、ってな具合にね。
それだけの問題です。
ではコネホはライカーのシステムに合わない選手なのか。
この質問はNOです。
03-04シーズン、サビオラはライカーの下で現在の4-3-3システムでチーム内2位のゴール数を稼いでいます。
1位のガウショが15ゴール(PK 2)でコネホが14ゴール(PK 0)。つまり実質得点王ですよ。
でもライカーは気に喰わなかった。
そうコネホをレギュラーにしたくてした訳では無くて、せざるを得なかっただけなのです。後から考えると。
何故ならこのシーズン、バルサの実質的なFWはコネホとクライフェルトのみ。
ライカーの好みはクライフェルトですが、残念ながらクライフェルトは故障や不調で満足に働けなかった(因にこの不調はもう何年も続いちゃってるので最早不調とは呼べない)のです。
クレと揉めたりね。
つまりサビオラしか選択肢は無かった。しかしサビオラは輝いた。ルイスガルシア、ガウショから成る前線の3人は最高のハーモニーを魅せた。
でもライカーの心は満たせなかった。
エトー、ラーションが加入し、選択肢に困る事も無くなった。
それにライカーにとってはサビオラの絶大なるサポからの人気も邪魔だった。
揉めるクライフェルトとは正反対のコネホ。
実際このシーズン前にライカーはこんな事を言ってる
「メッシをベンチに置いていても誰も騒がないが、サビオラだと・・・」(この時メッシはまだまだ「期待の」ってレベルだった)
サビオラに残された道は大好きなバルサを離れる事以外に無かった。

ここで問題になってくるのが、問題点その2の「何故移籍先が見つからないのか」です。
サビオラほどの選手です。欲しいクラブは腐るほどあります。ドイツ大会でもしっかりと輝いていました。能力は誰もが認めています。
なのに何故??
それはお金の問題なのです。
コネホは高額年棒と長期契約に縛られています。
ライカー就任前の絶不調のバルサ暗黒時代。
その中でも光っていたのはサビオラ。
そうサビオラは最大の期待の星でした。
しかも時はまだまだバブル時代。今では考えられない年棒が設定され、必然的に移籍金も天文学的に。
この時はサビオラがバルサを離れる事なんて誰も考えなかったし、年棒に見合わない選手になるとも思えなかった。
そしてそんな人々の予想通りサビオラの能力は落ちていないし、しっかりと成長しています。
でも上に書いたような理由でコネホはカンプノウを去らなければいけなくなった。
しかしそんな莫大な移籍金を払えるクラブなんて僅か。当然ハナシはレンタルに向かう。
レンタルにしてもバルサとしては年棒も払って貰いたい。当然巨額な年棒を払えるクラブなんて僅か。
こんな感じで毎年期限ギリギリにレンタルで渡っていったコネホ。
そんな状況が今年は更に厳しくなりました。
何故なら来季で契約が切れるのです。
つまり来季は移籍金0で獲得出来るし、年棒も再設定出来ます。
現在の正常な年棒に設定し直せるのです。
じゃぁ来年獲得した方が得やん!って誰でも思うでしょ。まず今年完全移籍で獲得しようなんて間違っても思いません。
それにレンタルで獲得してもリスクは大きい。
今季はサビオラ自身も「獲ってもらえるチーム」に行くしかないですが、来季はもう引く手あまたですわ。
好きなチームにいかれる訳ですよ、今年お金使う意味あるように思えないでしょ。
だからね、今季は移籍先見つからないような気がするんですよ。
ライカーの構想の中ではエトー、グジョンセン、メッシ、エスケーロばかりか、カンテラ上がりのジオバニ・ドス・サントス君にも劣る6番目のデランテーロだと思います。
でも、エトーが怪我なんかしちゃって、グジョンセンもフィットせず、メッシもエスケーロもドス・サントス君も駄目だったけど、サビオラ大活躍!!
なんてシナリオ充分ありえるんじゃないかな。
実際プレシーズンも親善試合とはいえ、コネホ得点しまくってるのよ。
それに人気も未だ衰えず。先のガンベール杯でもスタンドが一番沸いたのはサビオラのゴールだったとか。

ガウショにも起こりえるサビオラ問題

現在バルサばかりかフットボール界の中でも最大のスターと言えるロナウジーニョ。
そんな世界最高選手にも現在のサビオラと同じ状況が起こらないとは言い切れません。
だってサビオラよりも高額年棒だし、長期契約なんだもん。移籍金もありえない数字だしね。
もしライカーが辞任する様な事があって、次の監督がガウショ嫌いだったら?
サビオラと同じ状況っていうか、むしろサビオラよりも苦しい。
獲れるクラブはホントに限られてる。でもバルサとしてはそんなメガクラブに出したくない訳ですよ。
対戦した時に大活躍されたらシャレにならんからね。
だから時々不安になります、何年後かの事を考えると。

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2006年2月 7日 (火)

カディス×バルサ 05-06 Liga 第16節

カディス 1-3 バルサ
G:ミロサヴリェヴィッチ(90分)   ジュリ(32分)エトー2(45+1分PK、49分)

カディス:アルマンド、バレーラ、デ・ラ・クエスタ、デ・キンタナ、マリオ・シルヴァ、フレウルキン、スアーレス(58分、マノロ・ペレス)、エンリケ、パボーニ(78分、ミロサヴリェヴィッチ)、ホナタン・セスマ、オリ(57分、エストヤノフ)

SUB:リミア、ラウール・ロペス、ベリッソ、ベサーレス

バルセロナ:バルデス、オレゲル、マルケス、プジョル、ジオ、エジミウソン、イニエスタ(75分、モッタ)、デコ、エトー、ジュリ(65分、ラーション)、メッシ(82分、エスケーロ)

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、シウビーニョ、ガブリ

バルサにとっては公式戦の連勝記録更新が懸かった試合ですが、そう簡単にいきそうではありません。その要因の1つ目がチェルシー。CLのR-16の相手が昨季に引き続きまたもチェルシーに決まった訳ですが、それ以来話題は「チェルシー」「チェルシー」です。まだ2ヶ月も後の話をしても仕方無い様に感じるのですが、昨季あれだけの激闘をし尚且つ負けた訳ですからしょうがないですけどね。なので今日の相手のカディスとか連勝記録とかどっかいっちゃってます。これは危険な状態ね。で、2つ目の要因がロナウジーニョの欠場。インフルエンザでダウンしたらしいですが、チャビ、ファンボメルとここの所出れない選手が多くなってきたので更なる追い討ちって感じで精神的にも戦力的にも大きなダメージです。そして3番目の要因はカディスが決して侮れない事。順位は下位だし昇格チームだし、数字だけ見たら恐れるに足りない相手ですが、このスタジアムの雰囲気はどうよ。フットボール専用のスタジアムで尚且つ狭い。そして超満員。素晴らしい雰囲気じゃないですか。この手のスタジアムは一番ホームチームに勇気を与え、アウェイチームにとってはやりにくいタイプのスタジアムです。カディスはいつも以上のチカラを発揮するでしょう。そのチーム相手にもしバルサが油断をしたら・・・。結果はおのずと見えてきます。果たしてバルサは充分な注意を払って戦う事が出来たのか?立ち上がりの答えはNOです。立ち上がりからペースを握ったのはカディス。右サイドのエンリケが突貫っぷりを発揮して幾度となくバルサゴールを脅かします。チーム全体としても彼を使う意思統一、またそれまでの流れも徹底されており非常に悪くない展開です。バルサ押され気味の展開が続きましたが、結局決め切れなかったカディス。カディスの敗因はココですね。バルサの目が覚める前にリード出来なかった代償はあまりに大きかった。32分、ジュリ先制。ガウショの欠場でチャンスが巡ってきた男がキッチリと結果を残します。いやね最近メッシ、メッシ言われてますけど、やっぱり個人的にはまだまだジュリの方が良いと思いますよ。メッシも素晴らしいですが、このゴールに象徴される様な飛び出し、そして冷静なワンタッチループ。運動量、経験、戦術理解度、まだまだメッシを凌駕してる部分は多いです。メディアは直ぐにメッシに飛びつき、レギュラーを奪ったと囃し立てますが2人のレギュラー争いは未だ終わっていないと感じます。それにしても囲まれながらのイニエスタのパスも素晴らしかったな。チャビはもう今季絶望なのでその間にイニエスタがグングン成長するのもそれはそれで楽しみだったり。でもチェルシー戦は不安だったり。。。まぁそれは置いといて試合に戻りますか。ジュリのゴールでスタジアムの空気を一変させたバルサはロスタイムにトドメを刺します。マルケスがエリア内で倒されPK。かなり演技も入ってたし、ミスジャッジって気もするけどその演技も含めてCBのマルケスがこの時間帯に相手ゴール前に突進してくる姿勢が素晴らしいじゃないですか。主審へのブーイングに包まれる中エトーがPKを珍しくキッチリとゴール。ですが主審もチョット自信の無い判定だったのかどうかは知りませんが蹴り直しを宣告。個人的な思い込みかも知れませんが、所謂「疑惑のPK」の場合って結構蹴り直しさせますよね、どの審判も。それでチャラにしてるつもりなんかな。大体味方選手がエリア内に蹴る前に入ったとか全然関係無いやん。それによって折角GKが止めたのにその選手が押し込んだ、っていうんならゴール無効の意味も解るけどね。まぁルールっちゅうのはグレーゾーン作ったらアカンってのも理解出来るけど。で、エトー君は蹴り直しも決めて2点リードでハーフタイムへ。これでほぼ決着みたいなもんでしたが、後半開始4分エトーが更に追加点。これで完全に息の根を止め、カディスは単なる下位チームに成り下がりました。ロスタイムに一矢報いましたが負けてる状況であんなにも喜んでるのもどうかと?バルサ相手に1点取ったぞーーー!!!って感じでしたが前半の試合内容から考えるとそんな小さな目標に向かって戦ってた訳でもなかろうに。終わってみれば何事も無くバルサが連勝記録を更新した一戦でした。う~ん、強い。


バルデス:前半をしっかり無失点で抑えたのが大きかった
オレゲル:まぁ無難に。代表にも選ばれたらしいのでこの調子で頑張ってね
プジョル:最後に失点したのが悔しそうでしたね
マルケス:値千金のPKゲット。最終ラインにいても心強いね
ジオ:CLもしばらく無いので久々のリーガ先発。
エヂミウソン:絶好調と言って問題無いでしょ
イニエスタ:チャビ不在も下位チーム相手ならこの男がいるので心配無し
デコ:ガウショ欠場時は完全に大黒柱。どのチームでもエースを張れる事を証明
エトー:3度ネットを揺らした結果だけで充分です
ジュリ:やっぱジュリでしょ。
メッシ:ガウショのポジションに入る事が予想されたが、ポジションチェンジを繰り返し殆どCFの位置にいましたね。どの位置からでも薄れる事の無い才能には溜息。特に3点目のアシストはとても未成年とは思えない


ラーション・モッタ・エスケーロ:試合が決まってからの投入だったのでね

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