2009年7月31日 (金)

ムチャス グラシアス エトー

エトーがバルサを去る。
この日がとうとう来てしまいました。
これは書かずにはいられません。
アベ追悼を書こうかとも思いましたが、そっちは本気でヘコみそうなんでエトーにしときます。
って言っちゃぁエトーに失礼ですけどね。
本当にエトーありがとう。
5年間エエ夢見さしてもらいましたよ。

最初は活躍に懐疑的でした。
能力の高さ、抜群のスピードは認めてましたけど当時はサビオラ大好き人間だったもんで。
正直いらんやろ、と。サビオラ中心でいけよ、と。
まぁ本音を言うと今でもその意見はあんまり変わりませんけどね。
コネーホはライカールトが監督だったのと、バルサの経営陣(代理人含む)に振り回されるっていうダブルの不運で勿体ない事になっちゃったと今でも信じてます。
ポテンシャルはハンパなかったですからね〜。
順調に育てば・・・。
ベンフィカでは頑張れ!!
閑話休題。

え〜、エトーですエトー。
そんな訳で当初はあんまり評価してませんでした。
純粋なゴールゲッターでも無かったしね。
でも間違いに気付くまでにそうそう時間はかかりませんでした。
1年目から大活躍やったもんね。
なんといってもクラシコでの先制ゴールが大きかったでしょう。
やはりデルビーで得点(活躍)するという事はクレの心を掴む為の最も重要な事ですからね。
個人的にも、この試合はカンプノウで生観戦したので印象深いです。
得点後の跳躍(超躍の方が正しいんじゃないかと思ってしまうぐらいの)は今でも脳裏に刻み込まれてます。
身体能力が違いすぎるんですよ。
ゴレアドールとしてもドンドン成長していったし、バルサもエトーに助けてもらっていた。
加入直後のリーガ2連覇&CL制覇という黄金期は正にエトーにとっても黄金期でした。
パリでの同点弾も今更書くまでもなく重要だったしね。

そしてその後の2年間の低迷期。
これがエトーへの愛を更に深めた。
簡単に言うと近年5年間でバルサは3度リーガを制してるんですが、これ全てエトーが長期離脱しなかった3年間なんですよ。
そして長期離脱してしまった2年間は無冠に終わってるんですよね。
そんな単純なもんじゃないのは解ってます。
解ってますが、それぐらいエトーの貢献度って高いんですよ。
何度も何度もこのblogでも書いてますが、エトーの前線からのプレッシングってバルサの生命線だと思ってます。
エトー不在の試合は特にこれを痛感しましたもん。
(まぁ昨季はエトーがいない試合でもキッチリ出来てましたが、ロナウジーニョ時代はそうもいかんかった。。。)
あそこまで頑張れる選手って中々いないよ。
ズラタンに対する唯一の不安は、そこだけと言ってもいい。

ズラタンは大好きな選手です、個人的に。
アヤックスの頃から好きなんです。
っていうかアノ頃のアヤックスは殆ど全員好きだけどね。
ラフィにスナイデルにファンデルメイデにキヴにピーナールにガラセクにマクスウェルにトラベルシにデヨングにリトマネンにミドに・・・ってキリ無いぐらいにね。
そんな中でもズラタンは「絶対伸びるわ〜」ってオーラがビンビンにありましたからね。
オレ様な性格もGOODやし、早くバルサ来ぇへんかな〜って、ず〜〜っと思ってました。
だから単純に嬉しいよ。
マクスウェルもお気に入りの選手やから嬉しいけど、やっぱズラタンほどじゃないしね。

ただ、今回のトレードは少々礼を欠いてるわエトーに対して。
っていうか交渉下手過ぎるやろ。
正直エトーとズラタンって対等なレベルの選手やと思ってます。
にも関わらずズラタン=エトー+50億(40億とも60億とも言われてる。正確な所は当事者以外ワカランでしょう)ってどういう事??
そこまでの差は無いで。
そんだけの金あったらベンゼマ買えますやん、アウベス買えましたやん。
ズラタン=エトー+ベンゼマとかズラタン=エトー+アウベスなんて絶対ありえへん。
いや、解ってるよ。エトーの残り契約年数だとか、あーだこーだの事情は解ってます。
今回はそれも含めて下手や〜、言うてんねん。
金の問題じゃなくて、プライドの問題や。
あんだけ貢献してくれたエトーに対して、それぐらいの価値しかないですよ〜っていう判断を下すのはアカンよ。
一昨季あれだけのブーイングを浴びながらも、それでもネットを揺らしたエトーの姿が忘れられません。
デコはとっとと逃げたけど、エトーは戦い続けた。
だからこそ昨季「戦力外通告」を受けながらも踏ん張り、カンプノウに戻って来たエトーに対してクレは拍手で出迎えたんじゃありませんか。
そしてリーガ30ゴール、ローマでの先制ゴールですよ。
これだけの事を成し遂げた選手に対して、またも「戦力外通告」ですか・・・。
ペップのやりたい事は解るよ。
トリプレーテで胡座をかきそうなチームに変化を出したいのも解る。
それに自分の求める「9番」じゃない、ってのも解る。
解るけどチョット表に出しすぎやわ。
エトーも2年連続で「クビ宣告をバネに頑張る」なんて芸当は出来へんで。
ペップだけが悪いんじゃなくて、周りも止めなアカンわ。
そんな不利益を被るだけじゃなく、礼を欠く行為は止めなアカンわ。
バルサは歴史上クラックが裏門から出て行く、ってのがあるけどそんな歴史は終わりにしたい。
ペップ自身も自分の経験上解ってると思っててんけどなぁ・・・。

さて最後にエトーの印象深いプレーを。
今思い起こしてみると、結構外してるシーンが思い出されるなぁ(笑)
チャンスが多い分、シュートミスも目立ちますからね〜。
でも決める時は決めます。
前述したように2つのCL決勝でも決めてますし、クラシコでの得点も多い。
個人的に思い出深いのは加入初年度のリーガ優勝を決めた試合ですね。
選手皆が緊張でガッチガチで堅かった試合です。
勝ち点さえ取れれば優勝って状況やったのにね。
という試合でエトーはバルサ唯一の得点を決めてバルサに優勝をもたらしてます。
あれは貴重な同点弾でした。
派手なゴールじゃないけど、非常に印象深い。
後はアウェイのブレーメン戦で、負傷して交代を要求するシーンかな。
あの怪我でバルサの歯車が狂ってしまいましたからね。
良い時も悪い時も含めて色んな思い出があります。
キリが無いのでこのへんで!
ありがとうエトー!!!!!!!!!!

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2009年7月 4日 (土)

バルサ08-09個人的総括

最高のシーズンとなった08-09シーズン。
3冠、トリプレーテ、トリカンペオーン、どの呼び方でもニヤケてしまいます。
さてそんなシーズンを1人1人振り返ってみたいと思います。
どうしてもシーズン終盤の印象がシーズン序盤の印象を薄めてしまいますが、そのへんはあしからず・・・。


◆バルデス:今季も大奮闘でしたね。エスパニョール戦の様な大チョンボもありましたが、チェルシー戦に代表されるように彼の活躍が無かったら、やはりトリプレッテは不可能だったと思います
◆カセレス:才能は間違いなくある。スピードには目を奪われましたし、可能性を感じました。しかしながら終盤はめっきり使われなくなりました。CBに欠場者が相次いでも出番は無し。ヤヤが素人CBを務めたという事実が今季のカセレスの信頼度を表していると思います。移籍金高かったので、なんとか1人前になってほしいけどね
◆ピケ:まさかまさかの急成長。ここまで伸びるとはね。開幕当初は単なるサラゴサ、ユナイテッドの控えCBって感じでしたが、終盤には大黒柱になってましたからね。驚き以外のなにものでもない。フィード能力って、1年であんなにもあがるんですね。あんなにバシバシ素晴らしいパスが通るなんて。ベルナベウでは代表戦も含めて2得点だし(クラシコでの得点後の有頂天笑顔は今季のハイライトでしょう)。ムードメイカーとしても貴重だったみたいだし。全てが出来すぎだった気もしますがね。真価は来季です!!
◆マルケス:予想通りペップから信頼を勝ち得ましたね。開幕前は移籍も噂されていましたが、フィード能力があるCBをペップが手放すハズは無いと思っていたら案の定でした。まぁキッチリ期待に応えたマルケスも素晴らしかった。守備だけでなく貴重な得点もあったし。ただ怪我が多いのが、やっぱねぇ
◆プジョル:ピケと対照的に受難のシーズンとなった気がします。脆い場面、軽い場面が多かった気が。大事なチェルシー戦でスタメン外れたのにも納得してしまったぐらいにね。でもクラシコやローマでは流石の存在感。出来る時は出来るんですよ。来季がある意味楽しみです。プジョルなら巻き返してくれるハズ!!!
◆チャビ:EURO最優秀選手の勢いそのままにファンタスティックなシーズンとなりましたね。得点能力は向上しまくりだし、パスセンスは相変わらず素晴らしいし
◆グジョンセン:途中まではエエ活躍しとってんけどね。中盤をソツなくこなし、決定力も健在だったし。でも終盤は全く使われなくなった。スタメン組がハードスケジュールで疲労困憊、欠場者多数、にも関わらずね。なんか決定的な失敗あったっけ??今季限りの噂ですが、まぁその心情わからんでもないね
◆イニエスタ:試合ごとに凄みを増していきましたよね。怪我で何度か離脱しましたが、その度に強くなって帰ってきました。90分間の貢献度では現在世界No.1では?怪我明けのドンを使い続けてまた怪我させちゃったペップの気持ちも理解出来ますよ。それぐらい素晴らしかった。スタンフォードブリッジでのロスタイム弾は、ここ数年で1番震えたシーンだったしね
◆エトー:放出しなくて良かったよね。っていうか放出騒動すらペップの作戦なら、もう天才的過ぎるよ。リーガ前半戦のゴールラッシュは破壊的なものがありましたよね。後半ペースダウンしてフォルランにピチーチは奪われたけど、それはリーガ以外にも重要な試合があったから、ってのもあるよね。外すシーンも多かった(PKも相変わらず・・・)ですが、クラシコやユナイテッド戦を例にあげるまでもなく、決めてくれる所は決めてくれました。あれだけゴールしたデランテーロに文句なんて無いです。
◆メッシ:まぁ文句無しのMVPでしょ。現在の世界No.1プレーヤー。内容も良かったし、結果も残しました。ゴール数なんて半端ないよね。それにゴラッソ、重要な得点も多かった。ここまで右足が上達したのも驚き。試合ごとに驚かされましたからね。リアルタイムでメッシの成長を観られたことに感謝したいです。大きな怪我が無かったのも良かった。ブログも好調(^^)
◆ボヤン:リーガでの得点数という結果だけ見れば、日本的に言うと「2年目のジンクス」。しかしながら昨季が出番多かったのが異常なぐらいなんですよ。R.E.M+Hが戦線離脱を繰り返したおかげで出番があった訳で、今季の好調3トップが相手では誰でも厳しい。結果を残せず、むせび泣く試合もありましたがトータルで考えると充実したシーズンだったと思います。国王杯での活躍も光ってたしね。
◆ピント:リーガ及びCLはバルデス君の独壇場なので、出番はおのずと国王杯に限られました。でもそこでの活躍が光りましたよね。なんといってもマジョルカ戦でのPKストップ。あの頃はリーガも含めて悪い流れだったので、あの駆け引きがもたらした産物は特大だったと思います。
◆アンリ:完全復活!!って言われてるけど、昨季だってそこまで悪かった訳じゃない。しかしながら今季バルサスタイルに完全にフィットしたのは事実。開幕当初は「まだまだ左サイドでは専門じゃないイニエスタにも劣るなぁ・・・。かといってCFでも使いにくいし・・・」ってな事を正直思ってましたが日に日に自分のものにしていきましたよね。バレンシア戦のハットトリックをあげるまでもなくCFでもスペシャルな存在だったし。エトーとの敬礼ポーズもシーズンを象徴する場面。リヨン戦の得点も大きかったよね
◆ケイタ:開幕前から「バルサスタイルには合わない選手なんじゃないか?」って思ってましたが、その想いは未だ継続中です。でも結果は残しました。アウベスとの息のあったコンビもあったし、得意のミドルも破壊力抜群でした。バルサの中では異端な存在だと思いますが、その異端さが有益なスパイスになった気もしますしね
◆シウビーニョ:お疲れ様でした。ありがとうございました。黄金期→低迷期→3冠というジェットコースターの様なバルサでの生活だったと思いますが、ピッチの上でもピッチの外でも重要な仕事を果たしてくれました。ここ5シーズンで一番働いた男は彼かもしれません、ある意味では。ローマでのスタメンは頑張った男への最高のプレゼントとなりましたね
◆ミリート:結局昨季からの怪我が完治せず、シーズンを丸々棒に振りました。途中で復帰出来そうだったのに、また再手術となったりと容態もよくワカラン。なんで背番号を18にしたのかもよくワカラン。来季こそは復活お願いします
◆アウベス:開幕前は「移籍金高過ぎだろ!!」って思ってましたが、たった1年でペイしましたね。今季の成功はアウベス無しでは語れません。前任のザンビーと逆サイドのアビダルの攻撃力が大したこと無かったのも手伝って、よりド派手に映りましたよね彼のアタッキング能力は。メッシの今季の充実ぶりも彼による所が大きい(だからやっぱりロナウジーニョばっかり責めても駄目なんですよ。ジオorシウビーニョとアビダルじゃ全然キャラが違うんだから・・・)。ドッカンミドルや、ナイスアシストも良かったですが、個人的にはドンのフワッとループパスをフワッと頭で合わせて決めた得点が忘れられません。あんな事が出来るラテラルになら金払っても正解です。
◆フレブ:個人的にはシュツットガルト時代から好きなプレーヤーでした。だからこそバルサ移籍には疑問だったのよね。彼の良さが活きるスタイルじゃないからね、バルサは。なにせ彼の最も得意とするポジション(いわゆる王様的2トップ下のゲームメイカー)が、そもそもバルサには無いんですから。なんでフロントが彼を獲ろうと思ったのか全く解りません。でもねフレブは能力が高いプレーヤーなんですよ。リケルメよりも多様性がありますからね。だから3トップの1角で使われても、チャビイニのポジションで使われてもそこそこ出来てしまうんですよ。パスもドリブルもやっぱり上手い。思い起こせば決定的なアシストも何本かあった。でもインパクトを残す事は出来ませんでした。シーズン当初に怪我しちゃったのも痛かったしね。来季残るか微妙ですが、個人的にはフレブの良さが活きるチームでフレブのプレーが見たい気持ちと、バルサスタイルに適合したNEWフレブが見たい気持ちと。。。う〜ん、半々やね
◆アビダル:信頼を得てたような得てなかったような、良かったような悪かったような、微妙なシーズンでした。小さなものも含めて怪我が多かったよね。それに退場も不運なものも含めて多かった。不在時にはシウビーニョだけでなくプジョルやカセレスも代役を勤め上げたので、あまり不在感も覚えなかったし。ただアウベスがあれだけ攻撃的に出来たのはアビダルがCBもこなせるポリバレントさを活かしてバランスを取ってたからに他ならないんですけどね
◆ヤヤ:大きな成長を遂げた1年となりました。序盤戦は干されてましたよね。だってブスケツの方が明らかにパス回し上手かったんですから。でもここからヤヤが伸びたのが驚き。やっぱ昨季まで4部でプレーしてた若造に負ける訳にはいきませんもんね。どんどんパス精度が上がっていきましたよ。それに攻撃力もようやくモナコ時代のものが出てきたし。このあたりはケイタに触発されたかな?元々守備は強いんですから、攻撃能力、組み立て能力さえ改善されればファーストチョイスとなるのは至極当然の話。終盤はCBまでこなし、ホントに欠かせない選手になりました
◆ジョルケラ:完全なる第3GKに成り下がりましたね。数少ない出た試合でもパッとしないし、危機感があるんだか無いんだか。ムードメイカーとしては貴重そうだし、そもそも控えGKって何処のチームも基本的には出番無いものだから来季も残してもいい気もしますが、切ってもいい気もします。デビューの頃の衝撃は何処へやら・・・
◆ペドロ:ウィングスタイルを敷いているにも関わらず純粋なウィンガーが少ないバルサ。なのでペドロちゃんには少なくない期待をしていたんですがね〜。怪我が多かったなぁ・・・。能力があるのは間違い無いので来季に期待です
◆ブスケツ:今季最大の発見でしょう。昨季の今頃に「1年後にはCLのファイナルでスタメン出場してる」なんて言った所で誰が信じましたか?これだからフットボールはおもしろいんですよ。類い希なるパスセンスだけでなく、バルサっぽくないダーティーさも備えてますからね彼は。プレーを見て笑ってしまうという中々貴重な選手でもあります。このまま何処まで大きくなれますか
◆V.サンチェス:色んなポジションはこなせますが、それをウリにするならもっと精度を上げていただきたく。CBとしては対人に弱く簡単に抜かれるし、SBとしてはオーバーラップが物足りないし、MFとしてはパスセンスに疑問が残ります。ただこういうプレーヤーはチームに1人はおいときたいんですよね。だから精度アップよろしく!!

◆ペップ:私の大好きなペップが監督としてもここまでやるとはね。。。なんかペップのイメージすら変わったよ。もう現役時代のプレーを思い出せないくらいに今季の監督としての姿がセンセーショナルでした。開幕前はラポルタに正直苛立ってましたよ。こんな悪い時期にペップに監督やらすな!!って思ってましたよ。でも悪い時期だったからこそペップは自分の色を出しやすかったのかもしれません。いや〜、見事でした。


ここからは主だったバルサOBの今季を振りかえってみます
◆ロナウジーニョ:実際フルタイムで試合を観たのはミラノデルビーぐらいなんですが、聞く所によると良く無かったらしい。ミラノデルビーでの決勝点でサポの心は掴んだやろうけど、シーズン通してはカカの控えっつうか何つうか。う〜ん、残念
◆デコ:シーズン当初はフェリポンと共にチェルシーで輝きまくってましたね。でもフェリポン解任やら怪我やらで終盤は存在感無し。ただチェルシーに新たな局面をもたらした功績は大きかったと思うんですけどね。トータルで考えれば移籍金ぐらいのもとは取ったでしょ、チェルシーは
◆エヂミウソン:殆ど試合にも出られず冬にビジャレアルを退団。やっぱり輝きは戻らなかった・・・
◆エスケーロ:リーガでは僅か1得点ですか。オサスナなら出番も増えるかなと思ったんですがね・・・
◆オレゲール:アヤックスでも平凡な出来に終わってしまったようです。活躍してバルサ戻ってこい!って思ってたんですけどね
◆ザンブロッタ:まぁまずまずだったみたいですよ。レギュラーも獲得してたみたいだし。安定感が彼のウリやからね。求められてるプレースタイルさえチームと合えば一流の選手なんで
◆ジオバーニ:運が無かったですよね。今季序盤のスパーズは最高にグダグダでしたから。移籍初年度ってのは普通でも難しいのに、尚更ですよね。冬に下部リーグに放出されてしまいましたが、それも致し方無いでしょ
◆ベレッチ:相変わらず控えではあるのですが、存在感はありまくりなのよね。超絶ゴラッソ決めたり、前線や中盤の底でプレーしたりとか。いやはやオモロいです
◆ジオ:未だチームは低迷期を抜け出せず、って感じらしいですがジオ自身はガッチリ主力みたいです。奮闘むなしく、って感じかな〜
◆モッタ:評価上がりまくりです。ミリートと共に躍進ジェノアの象徴的存在になったみたいです。シーズン開幕後もアトレティコをクビになったままウロウロしてたのが嘘みたいです。いや〜、非常に嬉しいですよ。純粋に嬉しいですよモッタの活躍は。やっぱ愛すべき奴やからね。潜在能力があるのは誰もが認めてた事やし、それがようやくイタリアの地で開花したか!!って感じ。来季はインテルに引き抜かれるみたいです。素晴らしい!!!
◆ジュリ:ローマでも成功を収め、PSGでも結果を残しました。やはり偉大なる選手
◆サビオラ:何故マドリーを選んだのか・・・。2シーズン目も結果を残せずじまいでした。リーガでは先発1試合ゴールも1つだけですからね。ニステルがシーズンを棒に振ったにも関わらずですよ。

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デポル×バルサ 08-09 Liga 第38節

デポル 1-1 バルサ
G:ボディポ(31分)  エトー(89分)

デポルティボ(4-2-3-1):アランスビア、マヌエル・パブロ(C)、ロポ、ゼ・カストロ、フィリピ ルイス、セルヒオ、ファン・ロドリゲス、パブロ・アルバレス(59分、ラフィタ)、バレロン(81分、ベルドゥ)、グアルダド、ボディポ(67分、リキ)
SUB:ムヌーア、ラウレ、コロット、クリスティアン

バルセロナ(4-4-2):ピント、M・カセレス、Y・トゥレ、ピケ(65分、アルベルト・ボティア)、シウヴィーニョ、Se・ケイタ、シャビ(C)(77分、アブラアム)、グジョンセン、A・フレブ、エトー、ボージャン
SUB:オイエール、ブスケツ、シャビ トーレス、ペドロ、ジェフレン


さて最終節です、最終節。
3冠バルサの最終節です。
もう完全に消化試合やけどね。
もはや失うモノは何も無い試合。
主力は殆どベンチにも入っていません。
ペップまでもがベンチ外?って一瞬思いましたけど、これは前節の退席処分の制裁。
その引き金となったムニエッサ君、アビダル(確信犯?)は出場停止で、ジョルケラ、マルケス、ミリート、アウベス(これは怪しい。祝勝会とか暴れまくってたし)は怪我だけど、その他のバルデス、プジョル、イニエスタ、メッシ、アンリといったあたりは皆お疲れ様休みですな。
アンリ、イニエスタは怪我明けやから、ってのもあったかも知れんが・・・。
まぁいいでしょ、消化試合やし。

ただデポルにとっては消化試合ではありません。
一応ヨーロッパリーグ出場のチャンスは残ってます。
一応と書いたのはバレンシアが負けて、デポルが勝った場合のみという厳しいものだから。
デポルが抜け殻バルサに勝つのは難しい注文じゃないけど、バレンシアの訃報を期待するのは、なかなかね。

試合は予想通りにデポルのペースで続きます。
ボールを支配してるのはバルサだけど、全体的にはどう見ても活力に溢れているのはデポルだったし、チャンスも作れていたのはデポル。
逆転ピチーチが懸かっているエトーにボールを集めようとするあまり、バルサは攻撃を難しくしてしまった印象。
それに中盤にスペシャルな選手がいないと、バルサの哲学で試合を進めても、やはり相手を崩すのは難しいのよね。
ボールは支配しても、ワンタッチ、ツータッチでは中々回せませんでしたから。

それでもエトーさんは、決めるんですよね。
ボディーポが頭で決めた1点だけで試合は終了するかに思われましたが、土壇場で決めちゃうんですよね。
驚異的な逆転劇を見せたフォルランには及びませんでしたが、節目の30ゴールは価値あるものになりました。
デポルサポからすれば、終了間際に控えバルサに追い付かれるなんて何やってんの??って感じでしょう。
結局バレンシアも勝ったから、この試合に勝ってたとしても関係無かったけど後味の悪い最終節。
バレロンなんかは良い味出してましたけど、ボディーポ、リキといった所が全然決定力無かったもんね。
リキは数年前は結構騒がれてましたが、どうしたもんか。
まぁ、こんな感じじゃヨーロッパに行けないのも妥当かと。

追記ですが、この試合でカンタレーホさんが定年退職らしい。
数々のカンタレーホ劇場ありがとうございました。
色んな意味で楽しめましたよ。今となっては良い想い出だ。。。。


ピント:元セルタ主将という事もあってブーイング受けまくってましたが、しっかりと仕事はこなしました
カセレス:殆どオーバーラップも出来ず、存在感も希薄
ヤヤ:何故か急造CBをこんな試合でもやらされる可哀想なヤヤ。休ましたれよ
ピケ:まだまだ下っ端ですからね、ちゃんと出てきましたね。でも途中で労る交代劇
シウビーニョ:これがバルサ最終戦となりそうです。っていう事もあってか気合充分でしたよ
ケイタ:無理に出さんでも良かったと思うんですけどね。淡々とやってましたね
チャビ:良い奴なのか、責任感からか。出場してきましたね〜。エトーに好パス配球してましたけどね
グジョンセン:バルサ最終戦となってしまうのか。存在感は発揮しましたが、やっぱりね〜
フレブ:出れば出るほど苦しい感じに。この日はトップ下〜前線まで幅広く動いてましたが持ち味が発揮されたとは、とても言い難い
ボヤン:あんまり気合入ってないような感じでしたね。シュートは多かったけど。最後にエトーにアシスト決めたから、まぁやる事はやったかな
エトー:30ゴール達成であります。マークが集中し、チャンスも殆ど無い中で、ホンマに良く決めましたよ

ボディーア:CBで登場。特に何も無かったけどね
アブラアム:中々厳しい状況だったけど、シュートチャンスありましたね〜。試合終わってから悔しがってるんだろな〜

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バルサ×オサスナ 08-09 Liga 第37節

バルセロナ 0 - 1 オサスナ
G:パンディアーニ(26分)

バルセロナ(4-3-3):ピント、ビクトル・サンチェス(70分、ジェフレン)、M・カセレス、アビダル、シウヴィーニョ(51分、マルク・ムニエサ(81分、退場))、シャビ・トーレス、A・フレブ、グジョンセン、エトー(C)(60分、Se・ケイタ)、ペドロ、ボージャン
SUB:バルデス、アブラアム、ボティーア、チャビ

オサスナ(4-4-2):リカルド、アスピリクエタ、クルチャガ(C)、M・フラーニョ、モンレアル、プニャル、ネクナム、ファンフラン(90+4分、J・フラーニョ)、プラシル、パンディアーニ(90+2分、H・フォント)、ショジャイー(66分、イダルゴ)
SUB:R.フェルナンデス、ホセチョ、ポルティージョ、キケ ソラ

消化試合なんですけど、またまた観てしまいました。
観戦の狙いは勿論カンテラ勢とローマに向けての調整具合。
この試合でもペップは主力を温存しましたね。
国王杯からローマまで丸2週間空きますが、試合勘とか大丈夫なんでしょうか?
リズムが失われそうな気もしますが、まぁ首脳陣が考えた末の結果なんで指示します。
元プロフットボーラーですからね、大丈夫なんでしょう。

さて試合の方ですが、残留に向けて燃えているオサスナに圧倒されてしまいましたね。
CKから失った1点を守りきられてしまう、という何とも嫌な展開。
主力不在でリズムを作れないバルサは、ゴールを脅かすシーンも殆ど作れませんでした。
まぁあれだけ辛抱強く守られると、レギュラー陣が出ていた所で簡単では無かったでしょうが・・・。
別に消化試合なので試合に負けた事自体には何も感じませんが、やはり層の薄さは不安。
主力がいない中でも控え組が出来る所見せて欲しかったよね。
結局ローマでも劣勢になった時に使えるカードは限られてしまうなぁ・・・。

そうそうオサスナにも少し触れときましょか。
残留に向けては貴重な3ポイント。
最終節のマドリー戦も、この日の様に戦えば連勝も可能でしょう。
マドリーは現在完全に腑抜け状態やからね。
スタンドではエスケーロとヤヤが仲良く観戦してましたが、来週も2人共笑っていられたら最高ですね。

あともう1個追記!
この試合では来季のユニでプレーしましたが、ローマではどうなるんでしょうか?
チェルシーは昨季も今季も終盤に次のシーズンのユニを纏い、昨季はCLでもそれで戦っていましたが、個人的には今季は今季のユニでやって欲しいなぁ〜。


ピント:ファインセーブで2失点目は許しませんでした。優勝セレモニーではペップを率先して胴上げしたりと、チームの中での良い雰囲気作りに一躍かってるようです
サンチェス:特に可もなく不可もなく、って感じやったね。ユーティリティ性がアダになってる気もするなぁ。怪我しちゃったのでローマへの帯同は微妙かな・・・
カセレス:相変わらずスピードは抜群。でもフィードとか安易なミスとかが多くて不安定やわなぁ
アビダル:このメンバーの中じゃ別格って感じもするね。CBと左SBをこの試合でもこなし、的確なボール奪取を披露
シウビーニョ:セレモニーで胴上げされてたし、やっぱり今季で終了なんでしょう。CLファイナルで真の花道を!!
チャビ トーレス:マジョルカ戦の反省を活かしたのか、バタつく場面はありませんでした。ジェフレン投入後は右SBでもプレー
フレブ:またしてもアピールならず。こういう試合に出れば出るほど評価が下がっていく気もする・・・
グジョンセン:途中からはキャプテンマークも着けた事からも、このメンバーの中じゃ中核なんですよ。そういう気合が空回りしたのか持ち過ぎで取られる場面や判断の遅さが目立ちました
エトー:ピチーチ争いもあったからか、先発出場。しかしながらチャンスらしいチャンスも無くCLに向けて途中交代
ペドロ:良いモノは持ってるんですけどねぇ。トラップとかパスとか、もうちょっと上手く出来たら出場機会は増えそう
ボヤン:可能性は感じさせてくれたんですけどね

ムニエサ:期待をこめて後半早々から登場。そんなデビュー戦で1発退場を喰らってしまいました。ただファウルだったとは思いますが、赤紙に値するほどのプレーでなかったのは明らかだったので、彼の退場を機にカンプノウは大荒れとなってしまいました。17歳の少年にとっては、この反応は温かかったハズ。
ケイタ:左SBで試す為に投入したのかと思いきや、左MFとピボーテの位置でのプレーとなりました。ペップの中での彼の扱いがイマイチよう解らん
ジェフレン:先週は効果的なドリブル見せてましたが、今日はそこまではやらせてもらえませんでした。スペースが無い中ではキツイかな


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2009年5月23日 (土)

マジョルカ×バルサ 08-09 Liga 第36節

マジョルカ 2-1 バルサ
G:アランゴ(73分、直接FK)、C.サンターナ(78分)  エトー(10分)

マジョルカ(4-4-2):モジャ、マルティ、ホセミ、ラミス、アジョセ、マリオ・スアレス、クレーベル・サンターナ、アランゴ(C)、フラード(85分、ウェボ)、アドゥリス(90分、トレホ)、A.ケイタ(61分、F.バレーラ)
SUB:ルクス、コラーレス、カジェホン、アルベルト

バルセロナ(4-3-3):オイエル、ダニエウ・アウヴェス、M・カセレス、アビダル、シウヴィーニョ、シャビ・トーレス、A・フレブ、グジョンセン(74分、ティアゴ・アルカンタラ)、エトー(C)、ペドロ(87分、ジェフレン)、ボージャン
SUB:バルデス、V.サンチェス、アブラアム、Se.ケイタ、フォンタース


いや〜、こんなにも楽しめる試合になるとはね。
普段消化試合の類は観ない様にしているのですが、今回は観て良かったよ。

本来ならば優勝が決まる大一番、になる筈でした。
しかしながら前日にマドリーがコケちゃったので、バルサは戦わずして優勝決定。
ミッドウィークにコパを制していたので、はれてスペイン2冠達成であります。
試合に勝っての優勝、ってのが一番気持ちの良いものだと思いますが、今回に関しては心の底からマドリーの失敗を望んでいましたよ私は。
だって過密日程で主力ヘトヘトやからね。
ローマに向けて休ませたいやん。
その願いは通じました。
この日ペップは、怪我のイニエスタ、アンリ、マルケス、ミリートは勿論のこと、ピント、ピケ、プジョル、チャビ、ヤヤ、ブスケツ、メッシといった1軍メンバーをゴッソリと休ませてきたのでありました。
そうそうこれよ、これを待っていたのよ。
流石のペップもようやく動いたで。
んで、普通なら控え中心の目標の無い試合なんて観ないのですが、CLファイナルへの調整具合も気になるし、カンテラーノ達も気になるし、で観戦いたしました。
しかも何故か目が冴えていたので、意味無く生観戦です。
別に結果を知っても悔やまない試合なんですけどね。

さてさて試合の方ですが、バルサが幸先良く先制します。
ピチーチに闘志を燃やすエトーさんのヘディングが決まりましたよ。
ボヤンのクロスも御見事。
相手がマジョルカなので喜ばないエトーさんですが、心の中では滅茶嬉しいハズ。
んでもって、この後もバルサの攻勢が続きます。
っていうか、あまりのマジョルカの覇気の無さにビックリ。
そりゃ順位的にはもう決まってるかもしれん。
降格する心配もなけりゃ、ヨーロッパに行ける希望も無い。
でもホームでやで、控え中心の相手チームに楽に試合させてる、ってどうなんよ?
試合前にパシージョして頂けたのは有り難かったですが、そこに悔しさとか無いんかい!?

ってな感じで前半終了。
私の想いが伝わったのか、後半マジョルカは盛り返してきます。
でもそうきてほしかったんですよね。
折角カセレス出してるのに、あれじゃぁテストにもならんかったもん。
アランゴの強烈FKと、CKからのヘッドでマジョルカは逆転にこの後成功します。
でも結局あんまりインパクトのある攻撃はあ出来ずじまいで、あんまりテストにはならんかったなぁ・・・。
モヤだけちゃうか、気合い入ってたの。
エトーのシュート止めまくってたからね。
エトーは焦りもあったんやろうけど、前半だけでもハットトリック達成出来るぐらいチャンスあったからね。
皆まずエトーを探す状況やったから。
審判の名演出でロスタイムに得たPKもポストに当てちゃうし・・・。
外す雰囲気プンプンやったもんね。
でもエトーのおかげで試合は随分楽しめましたよ。
最後までハラハラしたし。

まぁたまには、こういう感じでリラックスして観る試合も良いよね。
来週はチャンピオンズ直前の試合ですが、果たしてどうなりますか。
主力は半々ぐらい出すんかな?
エトー以外は全員カンテラーノってのもアリ。


オイエル:突然やってきたプリメーラデビュー、バルデス、ピントを休ませるにしてもジョルケラで来るのかな、と思ってただけにビックリ。ジョルケラどうした??2失点は喫しましたが、これはどちらも止められなかったでしょ。ミドルをファンブルしたり、フィードがタッチを割ったりはありましたが、そこそこ落ち着いてたと思います
アウベス:元気すぎでしょ。このメンバーじゃ余計にLVの違いが如実になってましたよ。FKも最近また惜しくなってきたし
カセレス:めっきり使われなくなってから、久々の出場。相手が相手だっただけにあんまり参考資料にもならんかったのが残念
アビダル:コパも休みやったし、いっとけ!って感じでスタメンになったのかな。まぁやはりボール奪取能力は非凡なものがありますよね
シウビーニョ:全体的にバランスよく90分間を遂行してましたよね。ローマではどういう起用になるでしょうか
チャビ トーレス:多分初めて90分フルで観たと思います。途中までは無難にこなしてたけど、失点したあたりぐらいから露骨にアタフタしてましたね
フレブ:中盤起用で、まぁそこそこの活躍。エトーにも決定機供給してたしね。ただシュート決めたかったやろうなぁ
グジョンセン:このメンバーじゃ非常に頼もしく見えましたよ。動きだしもパスのキレも良かった
エトー:ピチーチへの想いは完全に空回りしましたね。皆がパスくれるのに外しまくり。一番難しそうだったシュートが決まるのもよくある事ですよね
ペドロ:悪くない感じでした。全てが通用する訳じゃないけど、やっぱりドリブルは魅力的だし、今のファーストチームに欠けてるもの持ってるよね
ボヤン:ひたすらにエトー先輩をたててましたね。国王杯決勝で見せたエゴイスティックは何処へやら。ちゃんと空気読んでます


チアゴ:技術の高さは短い時間でも伝わりましたよ
ジェフレン:短い時間でしたが、気持ちがビシビシ伝わってきました。すぐに右サイドに起点を作れたのには驚き

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ビルバオ×バルサ 08-09 国王杯 決勝

アスレティック・ビルバオ 1 - 4 バルセロナ
G:トケーロ(9分)   ヤヤ(32分)、メッシ(55分)、ボヤン(57分)、チャビ(64分、直接FK)  

アスレティック・ビルバオ(4-4-2):イライソス、イラオラ、A・オシオ、アモレビエタ、コイキリ、オルバイス(61分、エチェベリア)、ハビ・マルティネス、ジェステ(C)、ダビド・ロペス(56分、スサエタ)、トケロ(61分、イオン・ベレス)、ジョレンテ
SUB:アルマンド、ガビロンド、グルペギ

バルセロナ(4-3-3):ピント、ダニエウ・アウヴェス、Y・トゥレ(89分、シウヴィーニョ)、ピケ、プジョル(C)、ブスケッツ、シャビ(88分、ペドロ)、Se・ケイタ、ボージャン(84分、A・フレブ)、メッシ、エトー
SUB:バルデス、カセレス、V.サンチェス、グジョンセン


素晴らしいファイナルでしたね。
ビルバオがサポも含めてファンタスティックだったおかげで、バルサが目を醒ませましたよ。
直前のリーガでは、後2分って所で地元優勝を逃した我がバルサ。
試合全体として気が緩みすぎてましたからね。
フワッとし過ぎですよ。
でも、あのエンパテが無かったら今日ビルバオに負けてたかもね。
リーガ優勝を決めてたらバルサは、あの日のビジャレアル戦の時よりもフワッとしてた筈。
そんなバルサが、この日の気合い充分、全身全霊のチカラで立ち向かってきたビルバオに勝つのは、かなり難しかったのでは。

ってぐらいに、ビルバオは良かったよね。
人間ってモチベーションだけでも、ここまで大きくなれるんですよ。
今季のリーガでバルサはビルバオ相手に2戦2勝、しかも1点も取られてないですけど、あの時の彼等とは違いました。
勿論コンディション面の違いもあります。
強豪と連戦につぐ連戦を週2試合ペースでこなしてきたバルサと、普段はリーガだけだし直前の試合では主力をゴッソリ休ませてきたビルバオ。
これでバルサの方が元気なのはおかしいからね。

試合はそんなファイティングスピリット溢れるビルバオが予想通り先制します。
CKから若いのに残念な頭髪のトケーロが、その頭で合わせて先制。
スタジアムは早くもお祭り騒ぎに。
会場はメスタージャなのに、ビルバオの得点で揺れまくり。
そう、殆どがビルバオサポだったのです。
見渡す限りの赤、赤、赤ですよ。
ほんでまた、このサポーター達の後押しが素晴らしいんだわ。

バルサにとっては完全アウェイ。
ヤヤッソが無かったら、試合はもっと苦しいものになっていた事でしょう。
滅多に決まらないヤヤのミドルですが、良いタイミングで決まってくれました。
しかも3人を華麗にかわした後でのシュートやからね。
しかもしかも、この日はCBでのプレーやったからね。
最終ラインから持ち上がってのもの。
正直ありえへん(笑)
モナコ時代を思い出してくれたんなら、有り難い。

この得点で随分と楽になったバルサ。
徐々にパスワークもスムーズになり、ビルバオもペースが落ちてきました。
そう、正に試合を決める時間帯。
バルサは10分間で3ゴールをゲットします。
CK崩れからメッシが蹴りこみ逆転すると、カウンターからボヤンが高いシュート技術を発揮し追加点、そしてトドメはキングチャビのFK。
一気に試合は決まりました。
ビルバオの情熱を途切れさせるのに、充分な得点差でした。

そんなこんなでバルサ久々のコパ優勝。
通算で25回目ですか。
皆25番のユニに試合後、着替えてましたからね。
ジョルケラも着替えたんかな??

コパなんて3回戦ぐらいで下部リーグのチームに負けても全然かまわない、な〜んて思ってましたが、流石に決勝まで来て負けるんは嫌だ。
過密日程とか、怪我人とか色々代償払ったのに、最後に負けるのはね・・・。
ってそんなんはビルバオも一緒やねんけど。
しかもビルバオはバルサみたいに、上から目線で「コパ獲れなくてもCLとリーガ獲れたらエエんやし」みたいなテンションでも無いからね。
ここに全てを懸けてきた筈、ファイナル進出が決まってからは。
だからこそ試合後に、殆どの選手は泣いてたんでしょうね。
でもそんな彼等のおかげで、バルサも情熱を取り戻す事が出来たかもしれません。
ありがとうビルバオ。
そしてやっぱりサポも含めてバスク純血主義の素晴らしさが伝わりましたよ。


ピント:バルデスでくるかもって思ってましたが、ペップは温情かけてきましたね。特に危ない場面も無かったし、良かった良かった
アウベス:客席から投げ込まれたモノが頭部を直撃するという不運が・・・。しかもビルバオサポが即座に犯人を割り出し、自分達の辱めを追放するという素晴らしい行動に出た為そちらに脚光が当たり、痛い思いをしたアウベスが忘れられてる感じなのが可哀想でした。
ヤヤ:再びギャンブルCB起用。もうローマもこれで行くんですかね?やっぱりこの試合観ても不安なんですけど。中央ってやっぱり大事じゃないですか。プジョルとピケで良いと思うんですけどね。それに中盤のチカラも落ちちゃうし。まぁそれにしても同点弾は御見事
ピケ:この日も貫禄充分でしたな。ジョレンテとのマッチアップもそうだし、攻撃面でも光ってた
プジョル:アビダル出場停止なのでラテラル起用。まぁ無難にこなしてました。久々にカップを掲げる事も出来たし、めでたしめでたし
ブスケツ:スムーズにパスを回し、中盤を甦らせました。相変わらず倒れ方もウマい
チャビ:久々にFK決めましたね。あの角度からカドカドに決めるのは結構得意パターンのようです
ケイタ:何故かグジョンセンがめっきり使われなくなったのは、ケイタが良いから?そんなに変わらない気がするんですけどねぇ
ボヤン:CFらしいエゴイズムを見せた得点は御見事。GKのタイミングを外し、ここしかない!というコースに流し込みました。中央でエトーがフリーだったから外してたら、もう・・・。って感じやったけど、まぁ良いでしょ
メッシ:逆転ゴールで、今季のコパ得点王に。多分。削られまくってたから、途中で代えたげて〜、って思ってたんですけどね。流石に今週末は休みかな
エトー:この日も外しまくり。なんかシュートミスが目立つのは、ローマに向けて不安。ピチーチも危うくなってきたから、あんま休ませられへんしね

フレブ:試合が決まってから20分も経っての投入。しかもボヤンと交代って、ペップの采配は相変わらずよくワカラン。それだけフレブの信用が無いって事なのか!?
ペドロ:残り数分で投入。試合も決まってたから、もっと使ってほしかったやろうなぁ
シウビーニョ:最後の最後で殆ど意味も無く投入。てっきり先発だと思っていたんですけどね。この調子じゃローマでも出番無いんかな??

 

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2009年5月16日 (土)

バルサ×ビジャレアル 08-09 Liga 第35節

バルサ 3-3 ビジャレアル
G:Se・ケイタ(12分)、エトー(36分)、アウベス(45+1分、直接FK)    ジョレンテ2(22分、90+1分)、M・フェルナンデス(78分、PK)

バルセロナ(4-3-3):バルデス、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、プジョル(C)、アビダル(77分、退場)、Y・トゥレ、シャビ(85分、ブスケッツ)、Se・ケイタ、エトー(79分、シウヴィーニョ)、メッシ(89分、グジョンセン)、イニエスタ
SUB:ピント、カセレス、フレブ、ボヤン

ビジャレアル(4-4-2):ディエゴ・ロペス、ハビ・ベンタ(C)、G・ロドリゲス、ゴディン、カプデビラ、エグレン、ピレス(64分、ブルーノ)、カニ、イバガサ(73分、M・フェルナンデス)、ジョレンテ、G・ロッシ(64分、ニハト)
SUB:ビエラ、アンヘル、フエンテス、マティージャ

過密日程の中フルメンバーでいって優勝を勝ち取れなかった、という結果だけ見れば最悪なものに終わってしまいました。
次のミッドウィークにコパもあるし、チェルシー戦の激闘の後やし、勝てば優勝が決まるとはいえ慌てる必要も無いし、何人か選手を入れ替えてくるかな?って予想もありました。
DFラインの主力3人が出られないCLファイナルに向けてテストもせなアカンし。
しかしながらペップはフルメンバーを選択。
「疲れで身体が動かないなら、頭を使えばいい。頭も使えないなら観客のチカラを借りればいい」、ってペップは言いますが何ともサディスティックwwww
そりゃ無茶やで・・・。
でも超満員のカンプノウを見れば、この雰囲気でイニエスタやメッシやチャビやエトーを休ませる、ってんも中々無理なハナシ。
それこそ「空気読めよペップ」ってなりますからね〜。
私も「別に優勝焦って決める必要無い」とか思いながらも気合いの生観戦してしまったし・・・。

前半が終わった時点ではバルセロニスタ全員の思惑通りの展開。
動きは明らかに落ちてましたが、2点差あるし大丈夫やろうと。
しかしながら後半は予測より急激に落ちてしまいました。
回線も落ちたしねww
マティのPKは観る事が出来ず。
まぁPK判定は良いけど、赤紙はキツイわ。
全く悪質でも無いし、押したか押してないかも微妙なぐらいやったのに。

でもこういうのってチェルシー戦終わった後から気になってたのよね。
あの「バルサ有利に笛が吹かれた」みたいなイングランドの加熱報道による影響ですよ。
ああいうのがあると「私はバルサに肩入れなんかしてませんよ」ってのを誇示する為に、むしろバルサに厳しい笛が吹かれるようになり結局公平性なんて保たれないんじゃないか、っていう懸念。
そんな圧力に屈する審判なんていない、って思いたいですが審判も人間ですからね。
それにこういう発想が出てきてしまう事自体が寂しい。

まぁ優勝は次節にも決まるでしょう。
もし決まらなくても、その次には確実に。
ポジティブに考えるならば、優勝で浮かれてコパ決勝に気合いが入らないよりは、もう一度気合いを入れ直せて良かった、と考えるべきかな。
チェルシー戦で起こした事の逆をされた訳やからね。
こういう事もあるんだ、と。
ネガティブに考えるなら、肉体的にも精神的にも疲労が増した、と・・・・。


バルデス:3失点ですが、ファインセーブ連発でしたからね
アウベス:久々に直接FKも決まりお祭りムード満天だったんですけどね
ピケ:「ピッケンバウアー」は良く言い過ぎだけど、まぁ頑張ってますよ
プジョル:守備の不安が隠せなくなってきてるけど、気合いは衰えていない
アビダル:1週間で2回も1発退場って・・・。しかもどちらも不当やと思うし。ツイてない
ヤヤ:1失点目に繋がるミスなど、明らかに重そうでした
チャビ:クイックリスタートで2点目演出も、全体的には疲れを隠せず
ケイタ:幸運もありましたが、先制点ゲット。一気にフィエスタモードになってんけどね
エトー:ドンのプレゼントパスから2点目。ピチーチに向けて重要な得点でしたが、それ以外は沈黙
メッシ:疲れもあってか全力ではやってない感じでした。もっと早く代えるor休ませても良かったよね
イニエスタ:大歓声を受けてました。それに値するプレーをこの日も見せましたし

シウビーニョ:時間も無く特に目立たず
ブスケツ:時間も無く特に目立たず
グジョンセン:ロスタイム、奇跡のロンドン再現!は無情にもオフサイド・・・

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2009年5月 3日 (日)

マドリー×バルサ 08-09 Liga 第34節

マドリー 2-6 バルサ
G:イグアイン(14分)、セルヒオラモス(56分)   アンリ2(17分、58分)、プジョル(20分)、メッシ2(35分、75分)、ピケ(83分)


レアル・マドリード(4-4-2):カシージャス、セルヒオ・ラモス(72分、ファン・デル・ファールト)、F・カンナヴァロ、C・メツェルダー、エインセ、L・ディアッラ、ガゴ、ロッベン(79分、ハビ・ガルシア)、マルセロ(58分、フンテラール)、ラウール(C)、イグアイン
SUB:ドゥデク、M.トーレス、ドレンテ、フォベール

バルセロナ(4-3-3):バルデス、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、プジョル(C)、アビダル、トゥレ・ヤヤ(85分、ブスケッツ)、チャビ、イニエスタ(85分、ボヤン)、メッシ、エトー、アンリ(61分、Se・ケイタ)
SUB:ジョルケラ、カセレス、シウビーニョ、グジョンセン


昨季の屈辱を倍返し、いや3倍返し!?
まぁ何はともあれ大勝でした。
イグアインに先制点決められた時は、最悪の結末すら予想しましたがね。
バルサの勝因は、マドリーの中途半端な守りにあったと思います。
プレッシングも中途半端だったし、ラインの高さも中途半端。
あれだけラインを上げてくるなら、ドンドン潰していかないとウラがガラ空きになりますよね。
今回はそこを上手く突けました。
バレンシアの様にガンガンにプレッシャーかけられたり、チェルシーの様にドン引きされたりするとゴールをこじ開けるのは難しいですが。

ただこういう戦い方になったのは、マドリーのおかれている状況があるからでしょうか。
試合前の勝ち点差は4。
逆転優勝の為には、何がなんでも勝たなければいけません。
引き分けで残り4試合で勝ち点差4という状況でもチャンスはありますが、やっぱ勝って勢いをつけないとね。
でも勝つだけでは駄目なんです。
ベルナベウでのクラシコ、っていうのは特別ですからね。
先制点取ったからといって11人で守りに入ったりとかは、してはいけないのです。
そういう意味ではクラシコだからこそ、バルサは6点も取れたとも言えるよね。
相手が前に出てきてくれたからこそ、スペースも産まれたから。

これで勝ち点差は7、残り試合は4。
ベルナベウでの屈辱の6失点を含めバルサにシーズンダブルを達成させられたマドリーが逆転優勝する、ってシナリオは最早無いでしょ。
最短での優勝決定は次節。
バルサが勝って、マドリーが引き分け以下なら決まります。

それにしてもペップは完全本気メンバーでクラシコに臨んできましたね。
出来ればターンオーバー、最悪でも1人は休ませて欲しかったんですが・・・。
プジョル、マルケス不在時のCBのテストは結局最後まで出来ませんでしたが、誰を使う気なんでしょうか!?


バルデス:2失点は共に致し方無いもの。それ以外は無難にこなしていた
アウベス:CLに向けて温存して欲しかったですがね。いつもに比べるとオーバーラップの数も少なかったし、あわや自殺点のシーンも。かといって動きが滅茶苦茶悪かった訳じゃないけど
ピケ:得点後の満面の笑みが忘れられません。敵からしたらイラッとくる表情しますよね(^_^)ただインターセプトしてから攻め上がって決めるというのはCBとしては嬉しすぎるでしょうね。メッシをフェイントに使ったフィニッシュも見事
プジョル:最初の失点の場面で不安を覚えましたが、気合いのヘディングで取り返しました。大量点にも関わらず最後まで気合い充分で、やはりスタンフォードブリッジで彼がいないのは痛い
アビダル:簡単にクロスを許したり、パスミスをしたりと不安定でした
ヤヤ:中盤でフィルターになれた事がゴレアーダに繋がったとも言えるね
チャビ:圧巻の4アシスト!!!FKからプジョルの逆転弾、ボール奪取からメッシの追加弾、失点直後にアンリへ突き放し弾、回転キープからメッシへ駄目押し弾、と大暴れ
イニエスタ:取られないボールキープと絶妙なパスでマドリーを翻弄し続けました。バレンシア戦の再現を狙ったメッシとのワンツーはカシージャスに読まれちゃったけどね
エトー:得点もアシストも無かったけど、貢献度が大きかったのは明らか
メッシ:殆どの時間を中央でプレーしていました。アンリへの同点弾アシストや、ボール回しでリズムを作る際に、このポジショニングは活きましたね。勿論カシージャスの動きを冷静に見て決めた2ゴールも素晴らしかった。ただ思いっきり撃ったシュートは最後まで決まらなかったけどね
アンリ:2得点はいずれも失点直後だっただけに価値あるものでした。どちらもシュート技術の高さをまざまざと見せつけたゴール。怪我もあって途中交代でしたが、まぁこの日のMVPの1人


ケイタ:殆ど試合が決まってからの投入だったので、地味に役割こなしてましたよ
ブスケ:残り5分で4点リードやったからね。そりゃニヤニヤしながら入るわ
ボヤン:ブスケと同時投入。DFライン試さなくて良いの?ってコッチは葛藤もあったけど、少ない時間でもドリブル突破から決定的なクロス上げてました


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という伝説的な大勝ゲームを2011年6月8日、再び観戦しました。
たった2年前なのに凄く懐かしく感じましたよ。
マドリーのメンバーは大きく変わってるけど、バルサは殆ど変わってないのにね。

10-11シーズンではメインシステムとなった"メッシの0トップ"が、おもしろいようにハマっていました。
マドリーは翻弄されまくってましたな。
モウリーニョは対策立ててペペを付けてきましたけど、当時のファンデラモスは対策練るタイミングも無かったでしょうし。
ものの見事なやられ放題でした。
「6点」ってのは歴史に残る数字なんですけど、冷静に今振り返ってみた感想としては「もっと取れたな」ってトコですね。
普通に10点ぐらい取っててもオカシクはなかった。
バルサの決定機って少なく見積もっても15回ぐらいはありましたからね。
メッシとチャビとイニエスタをあれだけフリーにさせては、そりゃぁやられますわ。
そして改めて、ペペ鬱陶しかったなって思いましたよ。
ラスもガゴもディフェンス緩すぎるわ、って思ってしまった。

マドリーの時間帯は序盤だけでしたね。
ロッベンがアビダルを抜きまくってたアノ時間帯のみでした。
1-1になってからは完全にバルサのSHOWでしたから。
それにしてもアビダル軽かったなぁ。
いやロッベンを褒めるべきか!?
どっちにしてもアビダルの守備が褒められたもんじゃなかったのは確か。
10-11シーズンでは神的な存在となったエリックですが、この時はまだまだ散々だったもんね。
これの数日後に行われたスタンフォードブリッジの試合でも退場の憂き目にあったし。
(まぁあれは誤審ではあったが)

後から振り返ってこそ判る事、としてはアンリの怪我のシーン。
結果的には大きな怪我だったんですけど、試合の中では全然そんな感じがしなかった。
交代してからも冷やしてたぐらいで全く重傷に見えなかったし。
不思議なもんです。

他にはファンデラモスの謎采配。
セルヒオラモスoutラフィin、ロッベンoutハビガルシアinは全く意味不明。
圧倒的に押し込まれる、力の差が歴然、やってる競技がそもそも違うんじゃないか、ってぐらいのワンサイドゲームだった中で唯一対抗出来ていたのがロッベン。
前半ほどではないにせよ後半も戦えてはいたからね。
そんな「戦術はロッベン」状態だった選手を代えますか?
しかもハビガルシアという特にアクセントにもならない選手に。
怪我明けだったらしく、ロッベンの限界点が80分ぐらいだったかもしれませんが、それだったらそれで交代させる選手考えましょうよ、と。
セルヒオラモスにしても、クラシコという舞台を考えたら代えるべきではない選手。
あれだけ戦える選手は中々いませんからね。
点を取りにいかないといけない場面でDFを削って前の選手を入れる、ってのは常套手段ですがそれならそれでメッツェルダーで良かったやん。
メッシに散々遊ばれてたメッツェルダーで良かったやん。
もしくはどうせラスを右SBに下げるんだったら別に交代自体ラスでも良かったやん。
心身共に疲弊してたやろうし。
当時は名将扱いされてたものの今では迷将なファンデラモス。
その片鱗は早くも垣間見えてた、って事なのか。


    

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2009年5月 1日 (金)

もうすぐクラシコ

さて週末はクラシコですね。
なんか燃えてきたんで、駄文を徒然と書きます。

個人的に気になるポイントは2つ。
・ターンオーバーをしてくるのかどうか
・CBコンビの組み合わせ

最近のペップはビビってるのかどうか知りませんが、殆ど選手を代えない。
でもこないだのバレンシア戦やチェルシー戦を観るにつけ、主力に疲労が溜まっているのは明らか。
そこでスタンフォードブリッジに向けて、どこまで主力を休ませてくるのかがミモノではないかと。
「負けてもまだ勝ち点1上回る」って考え方もあれば、「クラシコで負けたら勢いを完全に失う」って意見もあるしね。
ペップがどういうやり方できても、最後は全て結果論になっちゃうんだけど理想は「サブ組で勝つ!!」ではないでしょうか。

んで、もう1つ。
1つ目とも多少被るねんけど、CBの組み合わせをどうするか。
チェルシー戦でマルケスとカピタンが使えないので、代わりの選手をテストしておきたい所。
ピケは確実だろうから、後1人をカセレスでいくのかアビダルでいくのか。
個人的にチェルシー戦は右からアウベス、ピケ、アビダル、シウビーニョの4バックが良いと思う。
カセレスはスピードが素晴らしいけど、ドログバもアネルカもそんなに速くないからね。
それなら対人に強いアビダルの方が有効かな、と。
EUROの悪夢を払拭出来ていれば、ですが。
なのでクラシコは、プジョル、ピケ、アビダル、カセレスでどうでしょうか?
この4人ならカセレス、プジョル、ピケ、アビダルの並びの方が自然だけど、まぁチェルシー戦のテストっつう事で。

う〜ん、なんにしてもこれからの1週間が勝負ですな・・・。
楽しみでもあり不安でもあるけどクラシコもチェルシー戦もどっちも勝って〜!!!!!!

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2009年4月29日 (水)

バレンシア×バルサ 08-09 Liga 第33節

バレンシア 2-2 バルサ
G:マドゥーロ(43分)、パブロ・エルナンデス(45+1分)  メッシ(24分)、アンリ(86分)

バレンシア(4-2-3-1):セサル、ミゲル(77分、モレッティ)、ラウール・アルビオル、マドゥーロ、アレクシス、マルチェナ(C)、バラハ(67分、ミチェル)、パブロ・エルナンデス、シルバ、マタ(82分、ビセンテ)、ビジャ
SUB:レナン、デルオルノ、エドゥ、アングロ

バルセロナ(4-3-3):バルデス、ダニエウ・アウヴェス、プジョル(C)、ピケ、アビダル、ブスケッツ、シャビ(76分、グジョンセン)、Se・ケイタ(63分、アンリ)、エトー、メッシ、イニエスタ
SUB:ジョルケラ、マルケス、フレブ、ヤヤ、ボヤン

苦しい試合でした。
流石はバレンシア。
ガッツガツくる事によって、バルサは非常に苦しめられましたね。
前から前からのプレッシングと、ボールを奪ってからの鋭いカウンター。
チェルスキー戦に向けて良い予行演習になった、と考えるべきでしょうか。
チェルスキーは、このバレンシアより肉体的に更に強い感じなんで相当厄介やな、やっぱり。
リードしてから引き籠もってくれたおかげで何とか同点に追いつけましたが、最後まで圧力かけられとったらマズかったね。
体力的な部分で最後までかけられなかったかもしれませんが、チェルシーは最後までいけそうやし。

この引き分けで、マドリーがもし今節勝てば差は縮まりますが内容から考えれば充分なエンパテだったと思います。

それにしてもやっぱ日程厳し過ぎるでしょ。
こっからチェルシー、マドリー、チェルシー、ビジャレアル、コパ決勝ですからね。
コンディション的には、どんどんマドリーとの差がついてくる気がする。
ここにきてターンオーバーを採用出来てないのもキツい。
チェルシーとのCLは2nd legがアウェイで不利、って抽選会の時点では思ってましたが、もし1st legがアウェイやったとしたら、バレンシア、チェルシー、マドリーとアウェイ3連戦になっちゃってたんですよね。
コッチの方がキツかったんじゃないか、とポジティブに考えたい。


バルデス:リーガの連続無失点はストップ。でもCKからの失点は自分のミスやからねぇ。ああいう所は無くしていってもらわないと・・・
アウベス:やはり鉄人にも疲れが・・・。この日も盛んな上下動を繰り返していましたがね。あとFKは最近全然可能性すら感じられないなぁ
プジョル:あっさりワンツーで抜かれた2失点目のシーンといいチョット不安定
ピケ:今ではプジョルより安心だな。フィード面でもディフェンス面でも
アビダル:悪くはなかったけど、特別良くもなかった。後半攻勢をかけたい場面ではシウビーニョに代えても良かったんでは?
ブスケツ:相変わらず色々やってくれます。同点ゴールの場面ではセサルの自爆を誘発したしね。こういう厳しい試合に必要な人材になったよ
チャビ:珍しく駄目駄目な試合。キックの精度が定まらず、ミスを連発。出ずっぱりやもんなぁ〜
ケイタ:バレンシアの厳しいプレッシャーの前では仕事させてもらえませんでしたね
エトー:ほとんど存在感無し。ピチーチ争い当面のライバルのビジャを前にして、このパフォーマンスは心配
メッシ:ドンとの華麗な連携で先制点をゲット。この時間帯は非常に素晴らしかったけど徐々に消されていってしまった
イニエスタ:この日も攻撃の中心としてチームを牽引。素晴らしいパス交換で先制点を演出したし、バレンシアDFもファウルでしか止めようがなかった

アンリ:予想通りローテーションでベンチスタート。得点が必要な場面で投入され役割を果たしました。同点弾も詰めるだけやったけど決めたしね
グジョンセン:ここの所はベンチからも外れたりしとったので怪我かなと思っていたのですが、そうでもなかったみたいで投入されました。相変わらず惜しいところまでは行くねんけどね

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