2010年8月21日 (土)

マドリー×バレンシア 09-10 Liga 第33節

マドリー 2-0 バレンシア

【得点経過】
1-0:(25分)左サイドでグティがブルーノからボールを奪取→そのまま前線のイグアインへ→イグアインは見事な反転で2人を置き去りにし、そのまま流れるようにシュートを決める
2-0:(78分)左サイドでマルセロが仕掛けてエリア内に侵入→中央へ折り返し→走り込んできてフリーとなっていたロナウドがダイレクトで決める

【メンバー】
マドリー(4-4-2):カ シージャス、アルベロア、ラウール・アルビオル、セルヒオ・ラモス、マルセロ、シャビ・アロンソ、ガ ゴ(69分、L・ディアッラ)、グティ(C)、ファン・デル・ファールト(78分、グラネロ)、C・ロナウド、 イグアイン(82分、ベンゼマ)
SUB:ドゥデク、ガライ、M.ディアラ、フアンフラン
怪我:ペぺ、メッツェルダー、カカ、ラウル

バレンシア(4-2-3-1):セ サル、ブルーノ、マドゥーロ、アレクシス、ジョルディ・アルバ、アルベルダ(70分、バラハ)、バネガ、パブロ・エルナンデス(HT、ホアキン)、シル バ、マタ(60分、ビセンテ)、ビジャ(C)
SUB:モヤ、マルチェナ、ジギッチ、アレハンドロ・ドミンゲス
出場停止:マヌエル・フェルナンデス
怪我:マテュー、ダビド・ナバーロ、ミゲル

【感想】
2位マドリーと3位バレンシアの上位直接対決です。
が、その勝ち点差は21。
これでは上位対決とは言えませんわ。
前日にバルサが引き分けちゃったので、バレンシアには援護射撃お願いしたいのですが、4位マジョルカとも7ptも開いてるのでモチベーションを保つのが難しいかな。
CLストレートインの3位は確保したも同然やからね。

ってな不安は見事に的中。
試合はマドリーの一方的なペースで進みます。
バレンシアのモチベーションうんぬん関係無くても圧倒されてたのかもしれませんが、とにかくバレンシアは攻められっぱなし。
こっちとしては何回「頑張れよバレンシア・・・」って呟いた事か。。。

殆どボールキープすら出来ませんでしたからね。
簡単にボール失いまくり。
最初の失点もブルーノがアッサリとグティにボール奪われたのが、一番の失点の要因でしょう。
あんな危険な位置で軽率過ぎるやろ!!!!!
ブルーノは2失点目でもマルセロに苦もなく抜き去られてしまってましたし、ホンマ頼むよ!!!!!

マドリーの攻撃は基本ロナウドの独力突破と、イグアインの素晴らしい動き出し&フィニッシュ、そしてシャビアロンソの展開力がKEYでしょう。
それにグティとラフィが絶妙なスパイスをつける、って感じ。
んで、バレンシアは彼等キープレーヤーを自由にさせ過ぎたね。
グティにあれだけフリーでボール触らせたらアカンでしょ。
幾らでも決定的な仕事しますよ。

それに対してスペイン代表をズラリと揃えたバレンシアアタッカー陣は沈黙を保ちました。
シルバもバー直撃ミドルシュートぐらいしか見せ場無く、ビジャも空気。
P.エルナンデス&マタの両サイドアタッカーは途中で下げられ、代わりに入ったホアキン&ビセンテの元スペイン代表コンビの方が良い味出してた。

う〜ん、バレンシアもうちょっと苦しめてほしかったなぁ・・・。

あと、どうでも良いけどアルビオルって相変わらずアホですね。
ロスタイムに入って、残りもう20秒ぐらい。
点差は2点。
こんなに余裕の状況で大きくボールを蹴って遅延行為で黄紙。
ホンマにアホですかwww
なんでそんなんするんかな〜。
アジャラの後継者になりきれずグダグダだったバレンシア時代よりは、マドリーに移って少しはマシになったと思ってたのに・・・。

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R.マドリー×A.マドリー 09-10 Liga 第29節

マドリー 3-2 アトレティコ

【得点経過】
0-1:(10分)左サイドをティアゴが突破→中央のアグエロへパス→アグエロ、DFを引きつけて右サイドでフリーとなっていたレジェスへ→レジェス、ワントラップから左足で見事なコントロールショット
1-1:(49分)CKからアルビオルがヘディング→ゴール手前でシャビアロンソが角度を変えてゲット
2-1:(55分)シャビアロンソがセンターサークル奥からロングスルーパス→これをウラで受けたアルベロアがDFを1人かわして華麗に決める
3-1:(62分)ゴール前でのアトレティコのクリアが味方に当たってしまって、自陣ゴールへ→このコボレ球をイグアインが拾って余裕の左足シュート
3-2:(67分)アトレティコのCKでシャビアロンソがハンド→PK献上→フォルランがGKの逆を突いて決める


【メンバー】
マドリー(4-4-2):カシージャス(C)、アルベロア、ラウール・アルビオル、セルヒオ・ラモス、マルセロ、シャビ・アロンソ、ガゴ、グラネロ(82分、グティ)、ファン・デル・ファールト(76分、ラウー ル)、C・ロナウド、イグアイン(89分、M・ディアッラ)
SUB:ドゥデク、メッツェルダー、マルコス・アロンソ、モスケラ
怪我:ガライ、カカ、L.ディアラ、ベンゼマ

アトレティコ(4-4-2):デ・ヘア、ファン・バレーラ(42分、L・ペレア)、ウイファルシ、アルバロ・ドミンゲス、アントニオ・ロペス(C)、P・アスンソン、ティアゴ、レジェス(HT、フラード)、シモン(78分、サルビオ)、アグエロ、フォルラン
SUB:アセンホ、ファニート、イグナシオ・カマーチョ、イブライマ
怪我:ラウル ガルシア

【感想】
マドリーデルビーです。
デルビーでは全く勝てないアトレティコ。
バルサの援護射撃をしてもらいたく観戦したのですが、期待は薄々。
どうせデルビーじゃ勝てないでしょ、って感じ。
で、結果的には「やっぱりか・・・」でありました。

ただ前半は頑張ってた。
ティアゴとP.アスンソンのドブレピボーデが踏ん張り、ペースをガッチリと握っていました。
攻め込まれる場面も多々ありましたが、リードして折り返したしね。
得点もしっかりと崩してのもので、上々の前半。

ただこのまま終わるとは誰も思ってなかったハズ。
アトレティコが完封するなんて、ナイナイ。

で、やっぱりな展開。
押しこまれ、押しこまれた末にセットプレー、自分達のミス、相手の素晴らしいプレー、色々ありましたが瞬く間に3失点。
(アルベロアって、あんなにフィニッシュ上手かったっけwww)
崩壊しだすと止まらないのがアトレティコですからね。
終了〜です。

相手のハンドからPKゲットして1点差に追いすがってからも、追い付く雰囲気は皆無。
もう足が動いてなかったからね。
ギリギリ感が満載でありました。

う〜ん、チカラの差が歴然ってトコロですかね。
ロナウドのFKがもっとフィットしてたら更なる大量失点もありえた。
アグエロが元気無いと厳しいわな。
前線でボール溜めれないから。
先制点の場面ぐらいやもんね、アグエロが良かったのって。

結局バルサとマドリーの差は変わらず。
マッチレースはクラシコでピークを迎えそうです。


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マドリー×セビージャ 09-10 Liga 第25節

マドリー 3-2 セビージャ

【得点経過】
0-1:(10分)右サイドから中央へのクロスが流れるも、これを左サイドからカペルが拾いダイレクトで再度中央へ折り返し→飛び込んだネグレド!!ではなくネグレドのマークに付いていたシャビアロンソが自らのゴールへ叩き込んでしまう
0-2:(52分)中央からドラゴがFK→誰かに合わせる感じでフワリと上げたボールは誰にも合わず、しかしそのままゴールへ
1-2:(59分)左サイドからマルセロがエリア内へ縦パス→これがセビージャDFに当たり角度が変わって幸運にもロナウドへ→ダイレクトで蹴り込み反撃の狼煙
2-2:(61分)左からラフィがCK→セルヒオラモスが中央でヘディングシュート
3-2:(90+2分)右サイドからセルヒオラモスが中央へクロス→イグアインがヘディングシュート→パロップ弾く→コボレ球をファンデルファールトがPUSH

【メンバー】
レアル・マドリード(4-4-2):カシージャス(C)、セルヒオ・ラモス、ラウール・アルビオル、ガライ、アルベロア(54分、ファン・デル・ファールト)、シャビ・アロンソ、L・ディアッラ(54分、グティ)、マルセロ、カカ(76分、ラウール)、C・ロナウド、イグアイン
SUB:ドゥデク、メッツェルダー、M.ディアラ、グラネロ

セビージャ(4-2-3-1):パロップ(C)、コンコ(20分、アドリアーノ)、スタンケヴィチウス、ドラグティノヴィッチ、F・ナバーロ、ファシオ、ゾコラ、ヘスス・ナバス、ペロッティ、ディエゴ・カペル(HT、カヌーテ)、ネグレド(76分、ドゥシェル)
SUB:ハビバラス、エスキュデ、アコスタ、ロロ

【感想】
マドリーの勢い、ホンモノやなぁ・・・。
ここまでリーガでは5試合連続3得点以上し、6連勝中のマドリー。
直前の試合でバルサが引き分け、勝てば勝ち点で並ぶ、というチャンスでありプレッシャーでもある状況の中、勢いそのままに結果を残しました。
しかも勝ち方が、また勢いを加速させる勝ち方やしなぁ・・・。

これは厄介。

2失点した時はホクホクやってんけどね。
しかも失点の仕方がね。
1点目は完全に崩されたとはいえ自殺点。
2点目は何でもないFKを見送ってしまい、そのままゴールに吸い込まれてしまいました。
プレッシャーに押し潰されよった、みたいに思ってたんですがなんのそのですよ。

2分間で2点取って追い付いた時の勢いは、ホンマに「怒濤」やったね。
いや〜、凄まじかった。
グティとラフィを投入し、守備能力が高いアルベロアとラスを下げ、一気に攻撃モードにシフトしたのが功を奏しましたかね。
まぁそれでなくても前半から二桁シュート放つぐらい押してましたし(それに対してセビージャの前半戦シュートは1本)。

一般的な落とし穴としては追い付いてからの時間帯。
前がかりになってた分、攻められる可能性が高くなるし追い付いた余裕からスキも産まれる。
3点目を勢いにまかせて取れたら良いけど、殆どの場合はそうならないからね。

ただこの日のマドリーは、その時間もしっかり凌いでロスタイムに劇的決勝弾という漫画っぷり。
う〜ん、セビージャ頑張れよ!!!!!!!
もっとマルセロとセルヒオラモスのウラ狙えよ!!!!!
何の為にヘスースナバスとペロッティおんねん。
自陣で簡単にボール失い過ぎやし。
サイドから自由にクロス上げさせ過ぎやし。
頼むで・・・。

まぁ決勝点がラフィやったから許したるけど。
まだまだリーガは長いですしね。
勝ち点で並ばれたけど、ホンマの勝負はこっからですよ。


 

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2010年2月20日 (土)

アトレティコ×ビジャレアル 09-10 Liga 第14節

アトレティコ 1-2 ビジャレアル

【得点経過】
1-0:(36分)レジェスが中央からロングスルーパス→スペースに走り込んだシモンが右足で決めて先制
1-1:(48分)左サイドからカプデビラがアーリークロス→飛び込んだフステルがヘディングシュート
1-2:(90+1分)左サイドからエスクデロがセンタリング→ジョレンテが飛び込んで勝ち越し

【メンバー】
アトレティコ・マドリード(4-4-2):セルヒオ・アセンホ、バレラ、L・ペレア、ファニート、ウイファルシ、P・アスンソン、レジェス(86分、イグナシオ・カマーチョ)、シモン(C)、フラド、フォルラン、マクシ・ロドリゲス(68分、シナマ・ポンゴル)
SUB:デ ヘア、A.ロペス、ペルニーア、パブロ、R.ガルシア
怪我:ロベルト ヒメーネス、アグエロ
出場停止:ドミンゲス

ビジャレアル(4-2-3-1):ディエゴ・ロペス、ハビ・ベンタ(C)、マルカノ、ゴディン、カプデビラ、マルコス・セナ、ブルーノ(72分、エグレン)、カニ、ダビド・フステル、サンティ・カソルラ(64分、エスクデロ)、G・ロッシ(81分、ジョレンテ)
SUB:シャビ オリーバ、ゴンサロ ロドリゲス、ニウマール、ジョナタン ペレイラ
怪我:ピレス、イバガサ
出場停止:アンヘル

【感想】
痺れる試合でしたね。
両チーム共に攻撃的精神むき出しで、これぞリーガ!!!という楽しめる試合でありました。

序盤から守る気なんて、さらさらありませんでしたよ。
攻撃につぐ攻撃。
特にアウェイのビジャレアルがね。
パスワークも見事だったし、ドリブル突破も見事。
幾度となく決定機を作る姿は観る者を魅了します。
アトレティコの守りが拙いのもあるねんけど、実に華麗。

これに対してアトレティコは数こそ多くないねんけど、切れ味鋭い攻撃を披露していました。
1発のパンチ力は秘めてますからね。
だから序盤を観た段階で「3-0でビジャレアルが勝つ」って予想したんですが、先制したのはアトレティコだったのです。
そういうチカラを持っているんです。
レジェスの1発の見事なスルーパスとシモンの決定力だけですよ。
それだけの事ですよ。
でもそれがゴールなんですよ。

先制されたものの、方向性が間違っている訳じゃないビジャレアルとしては継続するのみ。
アトレティコの守りがフラフラなのも変わってないしね。
と、すれば得点は時間の問題だったのです。
まんまと後半開始早々に同点。
同点ゴールを決めたフステルは、決して高さがウリの選手じゃないと思うんですが屈強さだけがウリのアトレティコCB陣に競り勝ってヘディングシュートを決めました。
ピレスやイバガサが先発メンバーにいなくて、試合開始前は少しヘコんでいたんですが、フステルも中々魅せてくれました。
得点以外にも随所にキレのある動きを披露してましたからね。
パスも正確だし、前に出るチカラもある。
遅咲きだけど、実にビジャレアルらしい選手です。

後半はほぼ互角の展開でしたね。
セナが魅せればアスンソンも魅せる。
ロッシが踏ん張れば、フォルランも踏ん張る、みたいな。
負傷明けのカソルラに本来のキレがあれば、ビジャレアルが押し込んでいたかも知れませんが、中々そうもいかず。
まぁそれを言い出せば、クンがいればとか色々ハナシは大きくなってしまいますからね。

そんな試合に終止符を打ったのは、途中出場のジョレンテもといアトレティコDFでした。
引き分けが妥当かな、って雰囲気でしたがロスタイムに入って集中切れちゃったんですかね?
左からのセンタリングにアッサリと決勝点を許しちゃいました。
簡単にCBの間に入られ過ぎなんちゃうかな。
もうアトレティコのこういうシーンは何度も何度も観てるので、今更驚かないですし、チームの魅力でもあるんでなんなんですが、直らんなぁ〜。
好セーブを連発していたアセンホも2つの失点シーンでは全くの無力だったし。
チームの悪しき伝統は、中々変わらないもんですね。
でもキッチリ守りきるアトレティコなんて、誰が観たいねん!とも思う。
このジレンマ。。。。

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アトレティコ×セビージャ 09-10 Liga 第16節

アトレティコ 2-1 セビージャ

【得点経過】
0-1:(44分)左からのCKをレナトが頭で合わせる
1-1:(48分)シモンがロングボールを前線へ→DFに当たってフォルランの前に→フォルラン持ち込んで一気にGKと1対1に→シュートは止められるもリバウンドがドラゴに当たって、そのままゴールへ・・・
2-1:(90+4分)右サイドからシモンがFK→ニアでアントニオロペスが合わせて劇的決勝ゴール


【メンバー】
アトレティコ・マドリード(4-4-2):セルヒオ・アセンホ、バレラ、L・ペレア、アルバロ・ドミンゲス、アントニオ・ロペス(C)、ラウール・ガルシア(82分、クレーベル・サンターナ)、P・アスンソン、シモン、レジェス(65分、フラド)、イブライマ、フォルラン
SUB:デ ヘア、ペルニーア、カブレラ、I.カマーチョ、セドリック
怪我:パブロ、アグエロ
出場停止:ファニート、ウイファルシ

セビージャ(4-2-3-1):パロップ(C)、コンコ、スキラシ(61分、アドリアーノ)、ドラグティノヴィッチ、F・ナバーロ、ドゥシェル(72分、退場)、ロマリッチ(69分、A・コネ)、ヘスース・ナバス、レナト、ペロッティ、ネグレド(74分、ロロ)
SUB:D.ヒメーネス、D.カペル、ホセ カルロス
怪我:ルイスファビアーノ、S.サンチェス
アフリカ:ゾコラ、カヌーテ


【感想】
またまた出ましたカルデロン劇場。
いや〜、痺れるね〜。
ロスタイムも最後の最後、ホンマのラストワンプレーでしたからね。
でも予感はあった。
シモンがFKをセットした瞬間から予感はありました。
だってここはビセンテカルデロンだもん。
数々の伝説を産んできた場所。
数々の大逆転劇を産んできた場所。
サポじゃなくても期待してしまいますよ。

セビジスタも、こんな負け方なら納得せざるを得ないでしょう。
アトレティコにガッチガチに守られて0-1で負ける、とかなら納得いかないでしょうが。
This is Atletico!!な勝ち方ですからね。
相変わらず内容も悪いままだし(苦笑)。

アグエロがいなくてフォルランも低調じゃ、全くハナシにならないのよね。
フォルランはチャンスには顔出していたんですが、ことごとくシュートがフィットせず。
相手から貰ったチャンスも含めて「決めてくれ〜」ってのは一杯あってんけどね。
良い状態のフォルランならハットトリックいってたんじゃないですかね。
まぁそれでもタダでは終わらないのが彼の真骨頂でしょうか。
GKとの1対1をミスミス逃した後のコボレ球が相手DFに当たって得点になるんですから、中々の運を持ってますよ。
あんな自殺点、DFが可哀想すぎる・・・。

セビージャも内容自体はあんまり良くなかったね。
カヌーテ&ルイスファビアーノの自慢の2トップがいなくてもネグレドがいるから、なんとかなるんかな〜って思ってたんですが、そんなに甘いもんじゃなかった。
ヘスースナバスとペロッティのサイドアタックは悪くなかったと思うのですが、全体的に低調。
前半終了間際に相手の集中力の欠如を突いてCKから先制したまでは、実にしたたかでしたが。
最近調子を落としてきているらしいという噂は本当でしたね。

今月バルサは3回もセビージャと対戦しなきゃいけないので、このままの調子でお願いします。

P.S.それにしてもアトレティコの新鋭イブライマ君。
リーガ初先発とは思えない堂々としたプレーぶりでした。
なんでも公式HPにすら載っていない隠し球だったみたいですが、中々期待もてましたよ。
クンがいなくても彼で楽しめたので、満足度は下がりませんでしたよ。

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2010年2月14日 (日)

セビージャ×バレンシア 09-10 Liga 第20節

セビージャ 2-1 バレンシア

【得点経過】
1-0:(21分)右からのCK→エスキュデが頭ですらせて→ネグレドが右足でPUSH
2-0:(69分)センターサークル付近でヘスースナバスがパスカット→ワンツーで持ち上がり一気のカウンター→トリッキーな跨ぎヒールからネグレドへパス→フリーのネグレドはエリア外からループシュート
2-1:(90+0分)右からのCK→ジギッチが打点の高いヘッド→パロップ弾くもコボレ球が繋がってダビ ナバーロへ→頭で押し込んで1点返す

【メンバー】
セビージャ(4-4-2):パロップ(C)、アドリアーノ、スタンケヴィチウス、エスキュデ、F・ナバーロ、ゾコラ、レナト、ヘスース・ナバス、ペロッティ(70分、ディエゴ・カペル)、カヌーテ(64分、ルイス・ファビアーノ)、ネグレド(74分、ロマリッチ)
SUB:ハビ バラス、バリエンテ、ドゥーシェル、ロロ
怪我:ドラゴ、スキラシ、S.サンチェス、コンコ

バレンシア(4-2-3-1):セサル、ミゲル、D・ナバーロ、アレクシス、ブルーノ、アルベルダ、マルチェナ(C)(56分、バネガ)、パブロ・エルナンデス(56分、ジギッチ)、シルバ(85分、A・ドミンゲス)、マタ、ビジャ
SUB:モヤ、デアルベール、バラハ、ビセンテ
怪我:マドゥーロ、マテュー、ホアキン、ジョルディ アルバ


【感想】
流石はリーガの強豪チーム同士の対決です、激しい試合となりました。
退場者が出なかったのが嘘みたいです。

バレンシアの敗因はグズグズなディフェンスラインですかね。
セットプレーの守備も甘過ぎるし、2点目も危険な地帯でボールを奪われてしまったし。
セサルは頑張ってるねんけど、なんか統率取れてないよね。
上手くいってた試合もあってんけどなぁ。

DFラインと言えば、セビージャの方が危ない筈でした。
と言うのも怪我人続出だから。
控えのディフェンスがバリエンテ君だけですからね。
かなり深刻ですよ。
だから試合前の私の注目点の1つはセビージャのDFだったんですが、そんなもんバレンシアに比べたら全然マシでしたよ。

ネグレドのループは美しかった。
シュートモーションに入るまで予感すら無かったから、尚更ビューティフォーでしたよ。
先制点もストライカーらしい嗅覚抜群のゴール(それまでの時間ほとんど消えてましたからね)だったけど、2点目のゴラッソは惚れ惚れです。
カヌーテ、ルイスファビアーノもそれぞれ持ち味出してたし、相変わらずセビージャのCFは層が厚い。

バレンシアも多彩な攻撃陣を揃えてる筈なんですが、この日は不発。
ビジャは沈黙を貫き、ヂギッチ、バネガの投入も活性化には至らず。
バルサキラー・ドミンゲスも短い時間だったし、まだまだ連携不十分だろうから中々ね。

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バレンシア×ビジャレアル 09-10 Liga 第18節

バレンシア 4-1 ビジャレアル

【得点経過】
1-0:(6分)ホアキンが右サイドへスルーパス→走り込んだビジャがDFをかわし切り込み中央へクロス→受けたシルバ、DFを背負いながらキープし走り込んで来たバネガへ落とす→バネガはダイレクトでコントロール強ショット。ゴラッソ!!!
2-0:(28分)キコがGKへバックパス→これを狙っていたビジャがパスカットし独走→たまらずキコ倒してしまう→PK献上→ビジャはいつも通りの正確なPKを披露
3-0:(56分)左サイドをマテューがマタとのワンツーを駆使して突破→中央へクロス→カプデビラがクリア→しかしクリアは小さく不運にもシルバへ→ダイレクトでゴール左隅に決める
3-1:(61分)ゴンサロが自陣からロングボール→アレクシス→頭でGKにバックパス→しかしタイミング合わず→無人のゴールへニウマールがPUSH
4-1:(90+1分)マタが左サイドのスペースへスルーパス→シルバが走り込み中央へクロス→待っていたビジャが叩き込む

【メンバー】
バレンシア(4-2-3-1):セサル、ブルーノ(HT、ミゲル)、D・ナバーロ、アレクシス、マテュー、アルベルダ、バネガ(69分、マルチェナ)、ホアキン(78分、パブロ・エルナンデス)、シルバ、マタ、ビジャ(C)
SUB:モヤ、ビセンテ、ジギッチ、ドミンゲス
怪我:デルオルノ

ビジャレアル(4-2-3-1):ディエゴ・ロペス、アンヘル、ゴディン、キコ・オリバス(26分、退場)、カプデビラ、マルコス・セナ(C)(57分、G・ロドリゲス)、ブルーノ、カニ(68分、G・ロッシ)、ダビド・フステル(HT、イバガサ)、サンティ・カソルラ、ニウマール
SUB:シャビ オリーバ、ピレス、グジョン、ジョレンテ
怪我:ハビ ベンタ
出場停止:マルカーノ


【感想】
バレンシアデルビーです!!!
対戦成績ではビジャレアルが上回ってるのよね、実は。
まぁバレンシアは強豪だけど低迷してる時期もあったし、浮き沈み激しいですからね。

ただ今回はバレンシアの圧勝でありました。
つまりビジャレアルは大敗。
スコア通りのね。
敗戦の責任を誰かに負わすのは酷やけど、キコの対応の不味さが結果に表れたと思いますよ。
1点目もついていけてなかったし、2点目なんてバックパスミスからPK献上&退場ですからね。
実際はエリアぎりぎり外で倒してるかもしれませんが、もうそんなん関係無いよ。
ってぐらい印象悪いファウルでしたからね。
ビジャとの経験の差、実力の差が如実に出てしまったよ。

監督業の難しさが身にしみるよね。
素人考えで「これぐらいの相手やったらユースチームでも勝てる」とか
「今日の相手なら控えを出して主力を休ませるべき」とか今までも思った事ありますが、1人のミスで試合って決まってしまう時もありますからね。
この試合だって0-2とされて数的不利、って時点でゲームセットでありました。

それでも後半の頭はオモシロかった。
だってイバガサ出てきたから。
相変わらず魅せてくれるよね、イバガサは。
前半は攻撃の糸口さえ掴めていなかったビジャレアルなのに、アルヘンティーノの投入で得点の臭いがプンプンしだしましたからね。

ただ運が無かった。
良い感じの時間帯だったのに、カプデビラの残念なクリアであえなく3点目を献上してしまいました。
カプデビラを責める事は出来ません。
しっかり戻ってクロスのコースを消していたのですから。
クリアが甘かったのも仕方無い。

3-0となってメスタージャはお祭りムード。
ビジャ、マタ、シルバのスペイン代表トリオの連携は冴え渡ってましたね〜。
1トップのビジャのスペース作りに、しっかりと2人は対応してましたから。
流れるような美しい攻めが随所に出ておりました。
ホアキンも調子を取り戻してきてるみたいで、しっかりと絡めていましたし、左SBのマテューも中々良いオーバーラップをしていました。
マテューは以前見た試合も攻撃面では貢献度高かったので、期待が持てそう。
頭髪は薄いけど、まだ24歳だし。
SBと言えば、後半から出てきたミゲウがブーイングを浴びていました。
なんかやっちまったんでしょうか???

あとはバネガやね。
今季のバネガ君は非常に魅力的で、ようやくポテンシャルを発揮出来ている気がするんですが、この日の先制点は鳥肌モノでしたよ。
短いフリでの力強いコントロールショット!!!
得点以外も中盤の底での仕事をキッチリとこなし、パス出しも良かった。
このまま順調にいってくれぃ。

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2010年1月17日 (日)

バレンシア×マドリー 09-10 リーガ 第14節

バレンシア 2-3 マドリー

【得点経過】
0-1:(54分)左サイドでボールを受けたベンゼマが1対1を仕掛ける→縦に抜き去り中央へ折り返し→フリーで待っていたイグアインがヘディングを流し込む
1-1:(60分)左サイドからマテューがセンタリング→カシージャスが飛び出す前にビジャが触り、シュートはバーに当たりながらもゴールに吸い込まれる
1-2:(65分)マルセロがドリブルでピッチを横断→DFラインのウラにスルーパス→イグアインが反応し、角度の無い所から右足を振り抜き勝ち越し
2-2:(80分)左サイドからマテューがセンタリング→ホアキンが豪快な右足シュート
2-3:(83分)シャビアロンソが中距離FK→ガライが頭で上手く合わせて決勝点

【メンバー】
バレンシア(4-2-3-1):セサル、ブルーノ、D・ナバーロ(75分、ホアキン)、デアルベルト、マテュー(87分、ミゲル)、アルベルダ、マルチェナ(C)、パブロ・エルナンデス、バネガ、マタ、ビジャ
SUB:モヤ、マドゥーロ、アレクシス、バラハ、ジギッチ
怪我:ビセンテ、シルバ

レアル・マドリー(4-4-2):カシージャス(C)、セルヒオ・ラモス、ペペ(45分、ガライ)、ラウール・アルビオル、アルベロア、シャビ・アロンソ、L・ディアッラ、マルセロ、ファン・デル・ファールト(74分、ラウール)、ベンゼマ(85分、グラネロ)、イグアイン
SUB:ドゥデク、ガゴ、M.ディアラ、ドレンテ
怪我:カカ、グティ、ニステルローイ
出場停止:ロナウド


【感想】
流石はリーガの上位チーム同士です。
白熱した好ゲームとなりましたよ。

バレンシアとしては、カカ、ロナウドを欠くマドリーだったので是が非でも勝ちたかったでしょう。
勝てば勝ち点で並びましたしね。
それにホームだし。

しかしながらマドリーの底力が、それを上回りましたよ。
う〜ん、マドリー強なっとるなぁ。
ここまでバレンシアは決して調子が悪くなかったし、この試合も悪くなかったので余計にそう感じましたよ。

バレンシアの2得点は予感無く産まれましたけど、マドリーの3得点は取れる雰囲気の中で奪ったゴールでしたからね。
バレンシアのゴールを"偶然"とは言いませんが、マドリーのは必然だったんで。

カカ、ロナウドがいなくてもシャビアロンソがおったのは大きかったね。
一体何本効果的なパスを散らした事か。
マルセロも前目のポジションだと伸び伸びやってるし、ラフィも存在感を発揮していました。
イグアインとベンゼマのコンビも中々有機的だったし。
2大巨頭がいないならいないでバランスは良いかも。
ペペの負傷退場で急遽出番が回ってきたガライが決勝ゴール奪ったりとか、チームが勢いにのる勝ち方だしね。
あ〜、厄介だ厄介だ。
でもマドリーが弱いとオモンないのも事実だし。
難しい所です。

一つ心配な所を挙げるとすると、カシージャスかな。
"ミス"とまでは言いませんが、2失点共に聖イケルなら防いでいたんじゃないかと。
試合後も明らかに納得してない顔だったし、どうしちゃったんでしょうか。

バレンシアはあんまり良い所出せませんでしたね。
マタとパブロが封じられ、ビジャも輝きを放ったのは得点シーンぐらい。
ホアキンの意地のゴールなんかは感動モノでしたが、締めるべき時間帯で締める事が出来ませんでしたわ。
ボールキープで充分、って場面でアッサリとボールを奪われ失点を喰らったりとかね。
圧力に屈したかな〜。

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2009年11月21日 (土)

セビージャ×ビジャレアル 09-10 Liga 第10節

セビージャ 3-2 ビジャレアル

【得点経過】
1-0:(9分)右サイドからCK→ショートコーナーを駆使して、エリア外からセルヒオが中央へクロス→オフサイドぎりぎりで抜け出したルイファビがアクロバティックな右足のトラップから左足で流し込み先制
1-1:(29分)エリア内でパスを受けたピレス→フステルとワンツーを決め、右足ダイレクトボレーシュート→鮮やかにネットを揺らす
1-2:(59分)スルーパスで抜け出したピレスが左サイドを独走→中央へ折り返し→ロッシ飛び込むもGKがクリア→こぼれ球をフステルが拾い右足でゴール
2-2:(61分)左サイドからアドリアーノがセンタリング→ルイファビ競り勝ちループ気味のヘディングシュート
3-2:(66分)ペロッティ右CK→ショートコーナーからニアサイドにクロス→カヌーテが頭で合わせて勝ち越し

【メンバー】
セビージャ(4-4-2):パロップ(C)、セルヒオ サンチェス、スキラシ、エスキュデ、F・ナバーロ(58分、アドリアーノ)、レナト、ゾコラ、ヘスース・ナバス、ペロッティ、ルイス・ファビアーノ(86分、ロロ)、ネグレド(63分、カヌーテ)
SUB:ハビ バラス、コンコ、ディエゴ カペル、ロマリック
怪我:ファシオ、ドラグディノビッチ、ドゥーシェル、A.コネ

ビジャレアル(4-4-1-1):ディエゴ・ロペス、ハビ・ベンタ(C)、ゴディン、マルカノ、カプデビラ、エグレン、ブルーノ(87分、マルコス・グジョン)、カニ(74分、ホナタン・ペレイラ)、ピレス、ダビド・フステル(80分、エスクデロ)、G・ロッシ
SUB:シャビ オリーバ、ゴンサロ ロドリゲス、アンヘル、エルナン ペレス
怪我:サンティ カソルラ、セナ、ジョレンテ
出場停止:ニウマール

【感想】
リーガらしいシーソーゲームでありました。
やはりリーガの強豪同士の戦いはオモシロい!!

ビジャレアルは序盤苦しみまくって順位としては現段階でも低迷。
しかしここのところは公式戦で連勝し、得点も量産。
調子は確実に上向いております。

一方のセビージャは開幕から安定飛行中。
CLでも早々にGL突破を決めたし、リーガでもマドリーを破ったりと強さを見せています。

つまり昨季の3位と5位の対戦となった今回の試合は、両チーム良い状態だったんですよ。
これでスベる訳がない。
ルイスファビアーノがオフサイドぎりぎりで先制した時は、「やっぱりサンチェスピスファンだし、セビージャの圧勝になるかな」って思いました。
しかしそこからビジャレアルが逆転するんですから、わからないもんです。

しかもピレスの同点ゴールはキレイに相手DFラインを崩したゴラッソ。
思わず唸ってしまった。
サンティやセナ、ジョレンテ、ニウマールなど攻撃陣の欠場者が多いビジャレアルですが、ピレスが魅せてくれましたよ。

主力欠場の穴埋めで先発になったであろうフステル君も逆転ゴールをゲットしました。
恥ずかしながら初めて観た選手だったので、1トップ下でどんなプレーを披露してくれるんだろうと個人的には期待していました。
調べたら私と同い年だしね。
ただ結果は残しましたけど、全体的には物足りなかったなぁ。
もっとロッシをサポート出来ればね。
結構ロッシ前線で孤立してましたんで。

さて逆転されてしまったセビージャ。
ただ情熱を帯びたスタジアムは諦めていませんでした。
すぐに再逆転を果たします。
ルイスファビアーノとカヌーテという自慢の2トップのヘディング2発で再逆転。
いや〜、痺れるねぇ。
ネグレドに先発の座を奪われたカヌーテですが、投入直後に結果を出しました。
ネグレドはネグレドで得点こそ無かったものの動きは良かったので、これはこれはハイレベルなスタメン争いですわ。
コネやチェバントンもおるしね。
層厚過ぎでしょ。
そら強いわ。
CF以外のポジションも控え含めて充実したメンバーが揃ってますしね。
今季は失点も少ないし、この日みたいに打ち合っても勝てる強さもあります。
ビジャレアルは魅力的な試合を披露してくれましたが、やっぱりセビージャとあたるタイミングが悪かったかな。

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アトレティコ×マドリー 09-10 Liga 第10節

アトレティコ 2-3 マドリー

【得点経過】
0-1:(5分)ラスがボールカット→こぼれ球を拾ったカカがエリア外から右足ミドルシュート
0-2:(25分)シャビアロンソがエリア内にスルーパス→反応したベンゼマがDFを引きつけてキープ→マルセロへパス→マルセロ突進し、角度の無い所から右足を思い切り振り抜く→ゴール上へ突き刺さり2点目
0-3:(64分)イグアインがゴール前でもたつくペレアからボールを奪取→一気にエリア内に侵入し右足でゴール
1-3:(79分)中央のフォルランが右サイドのオープンスペースへスルーパス→オーバーラップをかけたウイファルシがダイレクトでセンタリング→走り込んだフォルランが左足でゴール左へダイレクトシュートを決める
2-3:(81分)センターサークルでボールを奪ったサンターナが前方へスルーパス→アグエロが走り込みペペのチャージをものともせずゲット

【メンバー】
アトレティコ・マドリー(4-2-3-1):セルヒオ・アセンホ、ウイファルシ、パブロ・イバニェス(89分、シナマ・ポンゴル)、L・ペレア、アントニオ・ロペス(C)、クレーベル・サンターナ、ラウール・ガルシア、レジェス(59分、マクシ・ロドリゲス)、フラド(HT、アグエロ)、シモン、フォルラン
SUB:デ ヘア、ファン バレーラ、ドミンゲス、イグナシオ カマーチョ
怪我:ロベルト、ファニート
出場停止:P.アスンソン

レアル・マドリー(4-4-2):カシージャス(C)、セルヒオ・ラモス(66分、退場)、ペペ、ガライ、アルベロア、シャビ・アロンソ、L・ディアッラ、マルセロ、カカ(84分、ファン・デル・ファールト)、イグアイン(65分、ラウール)、ベンゼマ(69分、ガゴ)
SUB:ドゥデク、メッツェルダー、グラネロ、ニステルローイ
怪我:C.ロナウド
出場停止:R.アルビオル

【感想】
またまた魅せてくれましたビセンテカルデロン劇場!!!
ただでは終わらないビセンテカルデロン劇場!!!!
いや〜、痺れる試合でしたね〜。
結局は負けちゃったけど、こういう興奮を提供してくれるからこそアトレティコのサポは熱狂的になるんだろうなぁ〜。
チームへの愛が深まる一戦だったと思います。

そりゃね、結果は負けですよ。
またもデルビーで勝てなかった。
もう何年勝ってないよ?って話で、それはそれはアトレティコサポもお怒りでしょう。
毎度毎度試合開始早々に失点するしね。
今回もカカに簡単にミドルシュートを決められちゃいました。
しかも守備のもたつきから、ってのも毎度。
2失点もマルセロにあそこまで簡単に侵入許しちゃね。
シュートはマグレっぽかったけど、思い切りが産んだゴールで、その思い切りを良くさせてしまったのはパブロもといアトレティコディフェンスの責任でしょ。
そして極めつけは3失点目。
ペレアがイグアインにボールを献上してしまいましたからね。
ゴール前であんなプレーしちゃったらダメダメよ。
0-3。
またも悪夢のデルビーですわ。
前半は審判へブーイングしたりして元気だったアトレティコサポもこの頃にはシュンとなってましたからね。
折角チェルシー戦で吹っ切れる様な試合をしたのに・・・、って私も思ってました。
この時点では。

ただここまでは壮大な前振りだったんですよ。
ただでは終わらないのがビセンテカルデロン劇場ですから。
その原動力となったのはチェルシー戦に引き続いてアグエロ君。
鋭い突破からセルヒオラモスを退場に追いやると、フォルランが1点返した反撃ムードに乗じて追撃の2点目もゲット。
しかもペペをねじふせての得点でしたからね。
このクンの得点で完全に劇場は沸点に達しました。
あと1点で同点、いける!!!ってムードがビンビンでしたからね。
そしてこの後もアトレティコは惜しいチャンスを作り続け、その度にスタジアムは熱狂の渦と化していくのです。
いや〜、なんて素晴らしい雰囲気。
相手GKがカシージャスじゃなかったら、確実に同点に追い付いてましたね。
最後のクンの決定的シュートを防いだ場面なんか震えましたよ。
好敵手あっての名勝負ですよね〜。
聖イケルは、やっぱ流石だわ。
前半にもシモンの1対1止めてるしね。
ファンタスティックです。
カシージャスが先発出場するようになってからデルビーでは負けてないらしいですが、まぁそれも納得だわ。

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