2011年5月11日 (水)

マンチェスターシティ×トッテナム 10-11 プレミア 第33節

シティ 1-0 スパーズ

【得点】
OG=クラウチ(30分)

【メンバー】
マンチェスター・シティ(4-4-1-1):ハート、リチャーズ、コンパニ(C)、レスコット、サバレタ(57分、コラロフ)、ミルナー、N・デ・ヨング、Y・トゥレ、A・ジョンソン(66分、ヴィエラ)、シルバ(83分、テベス)、ジェコ
SUB:ギブン、ボヤタ、SWフィリップス、バロテッリ

トッテナム(4-4-1-1):クディチーニ、チョルルカ、ギャラス(88分、カブル)、ドーソン(C)、ローズ、A・レノン、W・パラシオス(32分、ピーナール)、サンドロ、モドリッチ、ファン・デル・ファールト、クラウチ(78分、デフォー)
SUB:プレティコサ、バソン、クラニツァル、パヴリュチェンコ

【感想】
歴史は繰り返す。
2年連続シティとスパーズによる4位争い、つまりCL出場権争い。

歴史は繰り返す。
昨季も直接対決の試合が順延となり、シーズン最終盤での直接対決が実現した。
そして今季も同じく順延の試合が、この時期に。

歴史は繰り返す。
舞台も同じシティ オブ マンチェスター。
スコアも同じく1-0の最小得点差。
スコアラーも同じくクラウチ。

しかし歴史は繰り返さない。
昨季、試合終了後喜びに包まれたのはスパーズイレブン。
しかし今回はシティイレブンが嬉し涙に暮れた。
クラウチのゴールが勝者と敗者を分けたのは同様だが、唯一の違いは相手のゴールに入れたか自分のゴールに入れたか。

と、まぁそんな訳で2年連続となった奇妙な一戦は終了しました。
1年経って立場逆転、ってほどでもないしリーグ戦なんでこれまで積み重ねてきたもんの差なんですが。
いや~、でも去年も熱かったけど今年も熱かったね!
やっぱりこういう試合はタマランね!!!

試合自体はスパーズが圧してる時間帯も長かったので、勝機は両方にありました。
エンパテが妥当な結果だったんじゃないかな、と思ったり。
ハートのパラドンが目立ちましたが、クディチーニも素晴らしい反応見せてました。
ゴメスはベンチにも入ってませんが怪我なのか、出場停止なのか、それとも愛想尽かされたのか。
最近のミス連発をみるにつけ、構想外になったとしても不思議ではないけど。

スパーズは最後の精度がアカンかったからな~。
宇宙開発シュートが、このレベルの試合であんなに多く出るなんて思いませんでしたよ。
それだけ大きなプレッシャーにさらされていた、って事でしょうか?
惜しいシュートが止められたり入らなかったりしてたので、狙い過ぎてチカラが入ったってトコかな。
それにしてもモドリッチのシュートは惜しかった・・・。

まぁ惜しかったといえば、ビエラのが一番惜しかったかな。
ギャラスのスーパークリアが無かったら確実に入ってましたもんね。
しかもギャラスこのプレーの前に既に交代を志願してたんですよ、怪我したから。
そんな状態でよく戻れたなぁ、ってのもあって余計スーパーなプレーに見えました。

戦い方としては両チーム同じような4-4-1-1の布陣。
シティは4-3-3または4-2-3-1だと思ってたので、ちょっとビックリ。
デヨング、ミルナー、ヤヤの3センターに、A.ジョンソン、シルバの両WGでトップにジェコと思ってたんですよ。
ところがA.ジョンソンは序盤こそ右WGみたいな位置にいましたが、以降は殆ど左SHやったからね。
右SHがミルナーで、中盤センターがデヨングとヤヤのコンビ。
シルバはジェコに近い1トップ下のような感じでした。

ただこれが機能していたかどうかは正直疑問。
A.ジョンソンはサイドを崩せてなかったし、ミルナーも決勝点に絡んだとはいえ、それ以外は微妙。
シルバは自由を謳歌してるような感じで良かったですが。

同じシステムですが、やはりスパーズの方がシステムとしては機能してました。
右サイドのチョルルカとレノンのコンビは抜群だったし。
左サイドはモドリッチが中央に絞りがちになる分ローズ君が頑張ってたし。
ローズって左SB出来るんですね?
全然知りませんでした。
ってか、去年ガナ戦で弾丸ミドル決めたぐらいのイメージしか無かったから。
アスエコットとベイルもいない左サイドで奮闘してましたわ。
急造なのか、元々出来るのか不明ですが、急造だとしたらあれだけ攻守に動けるのは異常ですわ。
普通あんなに思い切ったオーバーラップ出来ないからね。

さて、とにもかくにもシティを祝福しましょか。
今回の勝利で4位以上は確定しました。
次なる目標はCLストレートインとなる3位以上かな。
3位のガナーズとの勝ち点差は2なので、残り2試合なにが起こってもおかしくないですよ。
FA杯の決勝なんかもありますが、それも良い刺激というか材料になりそうやしね。
ただ、今回もしスパーズが勝ってたら、リバプールも巻き込んで残り2試合白熱の4位争い三つ巴になってたので、やっぱりその方がオモシロかったよな~。
なので外野としてはスパーズ応援してたんですけど、まぁしゃーないです。

最後にクラウチを庇っときます。
決勝オウンゴールを決めてしまいましたが、崩されての失点だったので別にクラウチは悪くないよ。
レポ冒頭でチョット晒し者みたいにしてしまいましたけど、クラウチには責任そんなにない失点でした。


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2011年5月 9日 (月)

ユナイテッド×チェルシー 10-11 プレミア 第36節

ユナイテッド 2-1 チェルシー

【得点】
MU:エルナンデス(1分)、ヴィディッチ(23分)
CHE:ランパード(69分)

【メンバー】
マンチェスター・U(4-4-2):ファン・デル・サール、ファビオ(88分、スモーリング)、R・ファーディナンド、ヴィディッチ(C)、オシェイ(HT、J・エヴァンス)、キャリック、ギグス、L・バレンシア、朴智星、ルーニー、J・エルナンデス
SUB:クスチャク、アンデルソン、ナニ、スコールズ、ベルバトフ
監督:ファーガソン

チェルシー(4-3-3):チェフ、イヴァノヴィッチ、ダヴィジ・ルイス(HT、アレックス)、テリー(C)、A・コール、ミケル(HT、ラミレス)、エッシエン、ランパード、ドログバ、S・カルー(61分、フェルナンド・トーレス)、マルダ
SUB:ターンブル、P.フェレイラ、ベナユン、アネルカ
監督:アンチェロッティ

【感想】
プレミアもいよいよ大詰め、そしてこのタイミングでの頂上決戦であります。
首位ユナイテッドと2位チェルシーによる直接対決。
両者の勝ち点差は3。
この試合を終えれば残りは2試合って事なので、ユナイテッドは勝てば優勝がほぼ決定します。
でも負ければ勝ち点で並ぶので、これはもうエライ事になりますよ。

どちらのサポでもありませんが、優勝争いが最後まで縺れた方が盛り上がるのでチェルシーを応援する事にしました。
バルセロニスタ視線で見ても、ユナイテッドには最後まで苦しんでほしいしね。
CLファイナルの事を考えると。

って、そんな野暮な事を考えてたら、いきなりユナイテッドが先制しました。
開始約38秒。
電光石火の先制ゴールでありました。
ギグスの縦パスが朴智星に渡り、朴智星の縦パスがチチャリートに渡って決まったゴールだったんですけど、縦パスが2本も連続して繋がるなんて、このレベルでは珍しいですよね。
あんなにズバッ!ズバッ!!とは(ヴェンゲルじゃないけど)プレステの世界でも難しいよ。
チェルシーは虚を突かれた感じだったのでしょうか。

この得点でオールドトラフォードは勿論大いに盛り上がりましたわ。
つい先日のチャンピオンズ準決勝でも圧倒した相手とはいえ、やっぱり一抹の不安はあったでしょうからね。
この試合にもし負けたら・・・って事を考えると寝付きも悪かった事でしょう。
そんな中での開始1分も経たないでのゴールですから。
盛り上がるな、っていう方が無理な話です。

そんな観衆に後押しされたのか、ここからユナイテッドはチェルシーを圧倒しまくります。
特に朴智星の動きが良かったね~。
ボールに喰らい付くスピードがハンパなかったね~。
中盤であれだけ精力的に動かれては、チェルシーの中盤はゲーム作れませんわな。

そしてギグスも良かった。
中盤の底の位置で自由自在にボールを回してましたよ。
本職のスコールズやアンデルソンからすれば、ギグスをあの位置に起用して自分がベンチっていうのは到底納得出来ない起用だったと思いますが、ギグスにあれだけのプレーをされては受け入れるしかないかな。
やっぱりこういう大きな試合ではベテランかな~、って思わされるプレーでした。
スコールズもベテランやけど、ギグスに比べたらね。

さてそんなユナイテッドが追加点を奪ったのは、これはもう必然でしょ。
これまたギグスからで、今度は左サイドを突破してのクロス。
これを中でヴィダが合わせて2-0。
往年のスピードはなくても、相手のタイミングをズラしてかわすぐらいはお手の物、って所でしょうか。
それに対応したのがカルーやったしね。

もっと競った試合になるかと思ってたんですが、前半30分を待たずに既に勝負は決した雰囲気でありました。
チェルシーに同点、逆転っていう雰囲気は皆無やったからね。

チャンピオンズではトーレスに懸けたアンチェロッティでしたが、この日のスタメンはトーレス加入前のオーソドックスなものでした。
まぁギャンブルには失敗した格好になったので、これ以上トーレスを使い続けるわけにはいかんわな。
でもスタメンの11人は完全にユナイテッドに封じ込められてしまっていました。
時折おとずれたチャンスもファンデルサールが鉄壁の守備を披露してたしね。

なんかファンデルサール、ここにきて動きが良くなってないか?
既に今季限りでの引退を表明してる彼にとっては、もうカウントダウンが始まってるわけですもんね。
後3,4試合で引退、っていう状況ですから、そりゃぁ集中力も増すかな。
有終の美を飾りたいと思ってるに決まってますからね。
これはバルサにとっても厄介ですわ。
今日みたいなパラドンを見せつけられると、とても入る気がしないのよ。
う~ん、ユナイテッド手強いな、っていう前半。

後半テコ入れしてくる事が予想されたのはチェルシー。
アンチェロッティは2枚替えで勝負に出てきました。
でもトーレス、アネルカ、ベナユンといった攻撃カードではなく、何故かアレックス、ラミレスという守備カードを切ってきました。
なんかダビドルイスは喧嘩しちゃったとかしてないとか・・・。
真相は不明だけど、もしそうなら非常に勿体ないカードですわな。
どうせディフェンスを代えるならイバノビッチを外したかったやろうし。
前半から、いつ退場してもおかしくないような際どいファウル連発してたからなぁ~。

で、後半。
案の定チェルシーが劇的に良くなる、って事はなく引き続きユナイテッドペース。
ランプスのハンドやテリーのファウル、アレックスのライン上クリアや、ルーニー、チチャリートのシュートミス。
これらが全て見逃されてなかったり、決まっていたりしたらドエライ点差になったやろうね~。
それぐらいにユナイテッドは圧倒してました。

とにかくバレンシアが右サイド突破しまくってたなぁ。
キャッシュリーは世界でも指折りの左SBですよ。
そんな彼が、あれだけチンチンにやられるとはね。
キャッシュリーが絶不調だったのか、それともバレンシアが絶好調だったのか。
いずれにしてもバレンシアは良かった。
今季あれだけの大きな怪我をしてしまった選手とは、とても思えません。
リハビリからの完全復活を遂げたと言えるでしょう。

キャッシュリーとエッシェンというチェルシーの中では比較的安定感のあるプレーヤーが、この日は全然アカンかったわ。
それが大敗の要因かな。
いや、スコア上は1点差でしたけど内容的には大敗でしょ。
ランプスが1点返した時も正直「焼け石に水」って思いましたからね。
もしかしたら事故的にゴールが入って同点になるかも、ってのはありましたけど逆転は無いな、と。

まぁユナイテッドは次節で優勝を確実に決めるでしょう。
ライバル相手にチカラの差を見せつけた格好になりましたから、堂々たる王者ですよ。

同時にCLファイナルが、ますます楽しみになった試合でもあった。
このユナイテッドなら、相手にとって不足なしですよ!(思いっきり上から目線やけどねwww)
好勝負が見られるんじゃないでしょうかね。

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2011年5月 2日 (月)

アーセナル×ユナイテッド 10-11 プレミア 第35節

アーセナル 1-0 ユナイテッド

【得点】
ラムジー(56分)

【メンバー】
アーセナル(4-5-1):シュチェンスニィ、サニャ、ジュールー(69分、スキラチ)、コシールニー、クリシー、ソング、ラムジー、ウィルシャー、ウォルコット(78分、エブエ)、ナスリ(HT、アルシャヴィン)、ファン・ペルシー(C)
SUB:レーマン、ギブス、シャマフ、ベントナー

マンチェスター・U(4-4-2):ファン・デル・サール、ファビオ、R・ファーディナンド、ヴィディッチ(C)、エヴラ、キャリック(85分、オーウェン)、アンデルソン(55分、L・バレンシア)、ナニ、朴智星、J・エルナンデス(74分、ベルバトフ)、ルーニー
SUB:クシュチャク、スモーリング、ラファエウ、オシェイ

【感想】
優勝争いの大一番であります。
チェルシーの足音が聞こえてきた首位ユナイテッドとしては、最低でも勝ち点1が欲しい試合。
一方の3位アーセナルは、ユナイテッドとは既に9ポイント差。
残り試合数から考えて優勝は絶望的な状況ですが、もうプライドに懸けても負けるわけにはイカンでしょ。
ここで負けたら12ポイント差、とかそんなんじゃなくてホームでユナイテッド相手に負けるってのはね。

そんなアーセナルが立ち上がりから攻勢をかけていました。
80%に届こうかという圧倒的なボール支配率を武器に、ユナイテッドゴールへと襲いかかります。
セスクが怪我でいませんでしたが、代わりのラムジーが悪くなかった。
ってかラムジーとウィルシャーのコンビって、ガナサポからしたら胸熱なんじゃないの?かなり。
セスクが来季もし移籍するような事になっても、こういう構成ならガナサポからも不満は出ないかも。
でも正直、今のままだとセスク要らないなぁ~バルサには。
チョット故障が多すぎる。
まぁ移籍金が安かったら考えなくもないが、今ガナが要求してる法外な移籍金を払ってまで欲しい選手ではない。

え~、話が脱線しましたね。
そんなこんなで基本はガナペースの試合でした。
勿論ユナイテッドにもチャンスはありましたけど、先制したのは、やっぱりガナーズでした。
右サイドからの崩しを最後は中央のラムジーがダイレクトで合わせてゲットゴール。
朴智星が珍しくマーク離しちゃってたね~。
いつもなら、しっかりと付いていってたやろうけど途中でサボっちゃいました。

ただガナーズからすれば、ようやくの先制点。
ヴィディッチのエリア内ハンドが見逃されてなければ、もっと早々に奪え取った筈やからね。
(審判ネタはあんまり好きじゃないけど、このプレーはバレてたらPK献上&1発退場モノやったからね)

先制されてしまったファギーは、元々投入していたバレンシアに加えて、ベルバトフ、オーウェンを投入し遮二無二同点ゴールを目指しました。
中盤スカスカやん?っていう攻撃偏重の布陣。
ただ「あわや!?」って場面はありましたが、最後までゴールは割れず。
終盤微妙な判定もあったけど、ヴィダのと帳尻やと考えればユナイテッドサポが審判に不満を言う筋合いはありませんわな。

さて、このアーセナルの勝利で優勝争いは混沌として参りました。
ユナイテッドとチェルシーは3ポイント差に接近です。
そして次節、この両者が顔を合わせるんですから何たる組み合わせの妙!!!
これは来週末は見逃せないでしょ。
チェルシーとしてはCLの雪辱も含めて、色々果たさないといけませんからね。

ユナイテッドはオールドトラフォードでの試合やし、引き分けでもOKなんで依然有利な状況ではあるけど大変は大変。
その前に(ほぼ消化試合とはいえ)CLの2nd legもあるし。
あんまり神経をプレミアに注ぎすぎてシャルケに足下すくわれたりしたら、身も蓋もないハナシになるし・・・。

そして漁夫の利を狙うはガナーズか。
ユナイテッドとは今日の試合で勝ったとはいえ依然6ポイント差なので、逆転優勝は現実的な話ではありません。
しかしながら来週チェルシーが勝ってくれた場合は話が変わってきます。
(勿論ガナも勝ち続けるっていう前提ですが)3ポイント差に3チームが並ぶ大混戦状態になるわけですからね。
そしてそれは冒頭に「漁夫の利」と書きましたが、今日アーセナルが勝った事によって自ら引き寄せた状況とも言えるわけです。

いや~、プレミアは終盤に向けて盛り上がって参りました。
リーガもセリエもブンデスも決まったような状態なので、こういう展開は大歓迎です。
来週頼むよチェルシー!!
あんたが来週負けでもしたら一気に終戦になるんですからね。
CLファイナルへ向けて、なるべくユナイテッドを消耗させて下さい(^_^)
私がチェルシーを応援するなんて、滅多に無い事なんですから。

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2011年5月 1日 (日)

チェルシー×トッテナム 10-11 プレミア 第35節

チェルシー 2-1 トッテナム

【得点】
C:ランパード(45+0分)、カルー(89分)
T:サンドロ(19分)

【メンバー】
チェルシー(4-4-2):チェフ、イヴァノヴィッチ、ダヴィジ・ルイス、テリー(C)、A・コール、ミケル、エッシエン(57分、ラミレス)、マルダ(73分、アネルカ)、ランパード、ドログバ、フェルナンド・トーレス(62分、S・カルー)
SUB:ターンブル、アレックス、ベナユン、ジルコフ

トッテナム(4-2-3-1):ゴメス、カブール、ギャラス、ドーソン(C)、チョルルカ(78分、ピーナール)、モドリッチ、サンドロ、A・レノン、ファン・デル・ファールト(85分、ジェナス)、ベイル、パヴリュチェンコ(58分、デフォー)
SUB:クディチーニ、バソン、ダニー・ローズ、クラウチ

【感想】
チェルシーは優勝を、スパーズは(CL圏内である)4位を狙う為には絶対に勝たなければいけない試合です。
という事で中々シビれる試合となりました。
この時期、つまりシーズン終盤は消化試合も増えますが重要な試合も増えますんで楽しいですね。
ただのイチフットボールフリークとしては、重要な試合だけ追えば良いハナシなんで。

さてさて、今回の試合も誤審疑惑も含めて熱いロンドンダービーとなりましたよ。
問題の誤審シーンは、チェルシーの同点ゴールと決勝ゴールです。
リプレイで見ると確かに誤審。
ランプスのシュートはゴールを割ってない(ボールがライン上に残ってる)し、カルーはオフサイド。
でもこれに関しては審判を擁護したい。
スローVTRで入念に見て「あ~」って思うようなプレーなんて、正直肉眼で判断つけるのは不可能でしょ。
明らかな誤審に関しては「審判しっかりせえ!!」って思いますが、今回の2つのプレーに関しては「しょうがないか」という感じ。

でもスパーズサポからすれば「しょうがない」では済ませられない気持ちも解ります。
私もどちらかと言えばスパーズ側で、この試合を観ていたので決定的な2つのプレーが共に(結果的には)誤審だったのは非常に残念。
ただ、スパーズが圧倒して勝てた、っていう試合じゃなかったのも事実でしょう。
試合全体を通した内容としては五分五分、ややチェルシー優勢だったと思います。
だからエンパテが妥当だったかな~。

Ch


それにゴメスの"トンネル"は誤審以前に印象が悪過ぎる。
つい先日、CLのマドリー戦でも同じようなミス(この時はロナウドのシュート)をやらかしてるし、その例を出すまでもなく「ゴメスのポカ」ってのは枚挙にいとまがない。
だから誤審うんぬんじゃなくゴメスが悪いよ、このプレーに関しては。
スパーズ移籍初年度は特に酷くて、こんなプレーばっかりしてたゴメス。
2年目からようやくPSV時代の栄光を思い出してきてくれたか、って思ってたんですが最近また悪癖が復活してる印象。
継続的にプレミアビッグ4入り&プレミア制覇を目指したいのならば、今ならノイアー獲りに参戦すべきでしょうな。

スパーズでもう1人悪かった選手を挙げるならば、レノンでしょう。
90分間ほとんど目立ちませんでしたからね。
右サイドで彼が躍動しないとキツい。
両翼の攻撃力が持ち味のチームなんですから。
レノンはまだまだ良い時と悪い時の差が激しいプレーヤーなんでしょうか?
ハリーは何故交代させなかったのかな~?
チョルルカに代えてピーナールじゃなくて、レノンに代えてピーナールで良かったと思います。
もしくはレノン→ジェナスね。

布陣の話で言うと、個人的に以外だったのが最終ラインの並び。
当初スタメンの4人の名前を見た時、てっきり(右から)チョルルカ、カブール、ドーソン、ギャラスの並びだと思ったんですよ。
ところが実際はカブール、ギャラス、ドーソン、チョルルカでした。
チョルルカって左SBも出来るんですね、全然知らんかった。
ってか、それなら最終ライン全ポジション出来る計算やん。
スゲー。
スパーズの最終ラインはギャラスもそうだから、2人も全ポジ出来る奴がいてますよ。
なんちゅうポリバレント。
で、そのギャラスは相変わらずチェルシーサポからブーイング受けまくり。
敵多いなぁ・・・。

さて、チェルシーの話をしますか。
前述したように、やや試合を優勢に進めていたとはいえラッキーな勝利である事は間違いない。
これで優勝戦線に踏みとどまれたんですから非常に大きいでしょう。
前半良かったのはトーレス。
先日ようやく初ゴールを奪って少しは気分も楽になったか。
持ち前の鋭さ、幅広い動き、そしてパスも正確である所を見せつけて攻撃をリードしてましたよ。
ドログバとの相性がどうのこうのじゃなくって、トーレス率いる攻撃陣って感じでした。
ドログバはドログバで単体で魅せるしね。
バー直撃ロングFKとか圧巻やったよ。

それでもゴールはチェルシーには産れず、スパーズに産れるというフットボールではよくある展開。
サンドロの得点がゴラッソだったミドル、ってのもよくあるハナシ。
そういう状況もあってか、いつになくアンチェロッティの動きも速かった。

前半終了間際にランプスのミドルが幸運をもたらして追いついたチェルシー。
スパーズにとっては通常の失点よりもダメージが大きく、またチェルシーにとってはその逆だったので後半からの勢いは明らかにチェルシーでした。
それでもアンチェロッティは動きました。
しかも代えたがエッシェン。
私の中ではエッシェンって結構アンタッチャブルな存在になってると思ってたので余計に意外でありました。
(しかもしかも結果的には、ってハナシですが代わったラミレスが特に良かったわけでもない)
怪我以外で後半の早い時間帯に代わる事ってありましたっけ??
という中々衝撃的な交代。
後のカルー、アネルカの投入は定石通りって感じですが、いずれにしても3人全て代えた時点で約20分も試合時間が残ってたのはアンチェロッティにしては早いんじゃないかと。

そしてまぁこの交代が実ったか実らずか、試合終了間際にチェルシーが勝ち越す、というわけです。
決勝点も厳密に言えばオフサイドですが、崩してたのも事実やからね。
カルーがあんまり喜んでなかったのは好印象。
点は決めたけど、ベンチスタートに納得してはいけない立場ですからね。
もしくは本人はオフサイドだったという自覚があったのか!?

Chel


そうそう得点後の表情といえばサンドロのは忘れられません。
ミドルシュートを決める前から、ハリーに何やら厳しく言われてたんですよ。
で、その直後にゴールを決めたんですね。
喜びを爆発させベンチへ走るサンドロ。
当然、祝福されると思っていたことでしょう。
しかしながらハリーの厳しい表情は崩れず、駆け寄るサンドロに対して指示の続きを繰り出しましたwww
ワラワラと集まってきたチームメイト達も最初は祝福してましたが、雰囲気の違いを察して早々に撤退・・・。
厳しいとも言えるけど、まぁ親心なんやろうなぁ。
でも中々珍しいゴール後の光景でしたよ。
これは忘れられへんわ。

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2011年4月22日 (金)

トッテナム×アーセナル 10-11 プレミア 第28節

トッテナム 3-3 アーセナル

【得点】
T:ウォルコット(5分)、ナスリ(12分)、ファンペルシー(41分)
A:ファンデルファールト2(7分、70分PK)、ハドルストーン(44分)

【メンバー】
トッテナム(4-4-2):ゴメス、チョルルカ(HT、カブル)、ギャラス、ドーソン(C)、アス・エコット、ハドルストーン、モドリッチ、ファン・デル・ファールト、ベイル(HT、A・レノン)、パヴリュチェンコ(78分、サンドロ)、クラウチ
SUB:クディチーニ、バソン、ピーナール、デフォー

アーセナル(4-5-1):シュチェンスニィ、サニャ、ジュールー、コシールニー、クリシー、ソング、ディアビー(52分、ウィルシャー)、セスク(C)、ウォルコット(81分、アルシャヴィン)、ナスリ(81分、ベントナー)、ファン・ペルシー
SUB:レーマン、スキラチ、ギブス、ラムジー

【感想】
ノースロンドンダービーであります。
エミレーツの試合ではガナが2点取った後、3点取られて逆転負けを喫しています。
ガナとしてはホワイトハートレーンで雪辱を果たしたい所でしょう。
スパーズは勿論、返り討ちにする気な筈。

んでもって試合はエミレーツのと似た展開に。
常に先手を取ったガナに対して、スパーズは粘り腰で追いついてみせました。
意地と意地がぶつかりあった白熱したダービーでありました。

エルクラシコもレベルの高い緊迫した試合でしたが、こちらのダービーもオモシロかった。
点の取り合いとなった派手なゲームだったので、一般受けはこちらの方がしそう。
まぁ結論としては、ダービーはオモロいっちゅう事ですよ。

それにファインゴールばっかりやったしね。
セスクのスルーパスに圧倒的なスピードで抜け出したウォルコットの先制点。
2列目からの巧みな飛び出しを披露したラフィーの同点弾。
ナスリのGKのタイミングを外した股抜きミドルシュート。
そんなナスリのミドルにも負けないハドルストーンのド迫力ライジングミドル。
ゴールの連発と共に、その質も高く、堪能させて頂きました。

スパーズの攻撃はベイルの負傷交代というアクシデントがあったにも関わらず、概ね上手くいってました。
ツインタワーとなった2トップは横並びではなく縦関係(前クラウチ後ロマン)な時間が長かったですが、クラウチがハイボールに勝ちまくったのでフォローする2列目以降との関係も良好でした。
チョルルカ(カブール)、アスエコットのオーバーラップのタイミングも良かったし。

ガナの攻撃もウォルコットがオモシロいようにスピードでブッちぎれたし、ナスリ、セスクはテクニックで相手を凌駕してたし。

つまり、もうチョット両チーム守備を頑張れ!って話ですよ(苦笑)
ガナとしては優勝争い考えると絶対に勝ちたかったやろうし。
ここにきてマンチェスターシティ、スパーズと厳しい相手が続いてますが、連続ドローは渋い結果。
負けなかった事を評価しても良い相手ですが勝ちたかったやろうなぁ。
ユナイテッドとの勝ち点差6は中々苦しい数字やで。
直接対決が残ってるけどね。

スパーズは優勝は現実的に無理なんで、4位に入る事が今の目標でしょう。
4位のシティまで勝ち点差は2に。
こちらも直接対決残してますが、アウェイやしなぁ。
でも昨季同様の痺れた直接対決になりそう。

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2011年4月19日 (火)

アーセナル×リバプール 10-11 プレミア 第33節

アーセナル 1-1 リバプール

【得点】
A:ファンペルシー(90+8分、PK)
L:カイト(90+12分、PK)

【メンバー】
アーセナル(4-2-3-1):シュチェンスニィ、エブエ、ジュールー、コシールニー、クリシー、ディアビー(81分、ソング)、ウィルシャー(72分、ベントナー)、ウォルコット(72分、アルシャヴィン)、セスク(C)、ナスリ、ファン・ペルシー
SUB:レーマン、スキラチ、ギブス、シャマフ

リヴァプール(4-4-2):レイナ、フラナガン、カラガー(C)(62分、キルギアコス)、シュクルテル、ファビオ・アウレリオ(21分、ロビンソン)、スピーリング、ルーカス、カイト、ラウール・メイレレス、キャロル(70分、シェルヴェイ)、L・スアレス
SUB:グラチ、ジョー・コール、マクシ、ンゴグ

【感想】
意外に、と言っては失礼だがオモシロい試合でした。
最後のドタバタPK祭りがあってもなくても白熱した好ゲームでしたね。
かなり眠たいコンディションで観たんですが、寝オチしてしまうどころが目冴えましたから。

両チーム共に崩しのポイントに見所がありました。
レッズはスアレスの左サイドからの切れ込みとキャロルのガタイを活かしたポストプレイ。
ガナはセスクを中心としたパスワークからのナスリのアイディアとウォルコットのスピード。
このへんが楽しめたトコやね。
序盤から両チーム共にチャンスが多かったし、かといって守備がグダグダやったわけでもなかったので、締まった試合でした。

それにしても、レッズの怪我人の多さは深刻。
この日も3人の交代が全て負傷交代。
フラナガンと衝突し気を失ってたっぽいキャラガーは大丈夫やったんでしょうか!?
そのキャラガーもだけど、特にDFラインに負傷者続出してますわな。
知ってるだけでもグレン・ジョンソン、ケリー、アッガーにキャラガー、アウレリオですか・・・。
DFじゃないけど主柱であるジェラードも怪我だし。
こんな状況でエミレーツで引き分けれたんだから、上出来かな。

心温まるシーンっていうか、エエ監督やな〜って思わせるシーンがロビンソン投入のシーン。
アウレリオの負傷で急遽の出番となったロビンソン君。
顔つきや背番号の大きさから考えるに恐らく相当の若手プレーヤーなんでしょう。
ユースの選手なんかな?レッズの試合を全部おってないので詳細不明ですが、多分プレミアデビューか出てたとしても1、2試合ぐらいの選手の筈。
つまりはドキドキしてるであろうロビンソン君。
そんなロビンソンに"キング・ケニー"は滅茶苦茶良い笑顔で話しかけてるんですよ。
これから送り出されるピッチ上が戦場だなんてこれっぽっちも思わせないぐらいにね。
あんな笑顔でレジェンドが喋りかけてくるんですから緊張も解けますわな、良いプレーも出来ますわな。
ロビンソン君が交代後、全く悪い意味で目立たなかったのは監督の功績も大きいで。

フラナガンに対するケアも流石でした。
結果的にはキャラガーを負傷退場させてしまう事になったフラナガン君。
別に故意に怪我さそうと思ったわけでもないので責任を感じる必要はないのですが、どうしても頭の中には残るでしょう。
でもケニーは、すぐさまフォローしにいきましたからね。
これは出来そうで中々出来ませんよ。
若い両SBを筆頭に万全でない4バックながらも終了間際のPKのみに抑えられたのは、精神的な部分での苦しさから解放されてたのも1つの要因ではないでしょうか。

そういう意味ではエブエは相変わらずマインドコントロール出来てなかったな〜。
最後の最後のプレー、あの場面でエリア内で相手倒しちゃいますか。
審判によっては取らない、っていう人も多いやろうけど直前に抗議で黄紙貰ってたので心証悪いわな。
イライラしてたんでしょ?それで倒しちゃったんでしょ??って思われても仕方なし。
それにエブエのこういうプレーって初めてじゃないからね〜。
審判団にも悪いイメージとして残ってるやろうし。

ガナにとっては優勝争いしてる上で非常に痛い引き分け。
残り数秒で勝ち点2が逃げていったのですから尚更。
ただ勝てなかった原因はエブエじゃなくって、多くのチャンスを決められなかったからやね。
CKからバー直撃とか、ファンペルシーのGKとの1対1とか。
しっかり決める時に決めとかないと痛い目にあうのはフットボールの常です。

あとロスタイムが異常に長かったのは、キャラガーの治療が行われていたから。
じゃなかったら、90+12分の得点とか、そんな露骨な買収ありえへんからね。

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2011年4月17日 (日)

マンチェスターシティ×マンチェスターユナイテッド 10-11 FA杯 準決勝

シティ 1-0 ユナイテッド

【得点】
ヤヤ(52分)

【メンバー】
マンチェスター・シティ(4-2-3-1):ハート、サバレタ、コンパニ(C)、レスコット、コラロフ、N・デ・ヨング、バリー、A・ジョンソン(79分、S・ライト・フィリップス)、トゥレ・ヤヤ、シルバ(86分、ヴィエラ)、バロテッリ

マンチェスター・U(4-2-3-1):ファン・デル・サール、オシェイ(84分、ファビオ)、R・ファーディナンド、ヴィディッチ(C)、エヴラ、スコールズ(72分、退場)、キャリック、L・バレンシア(65分、J・エルナンデス)、朴智星、ナニ、ベルバトフ(74分、アンデルソン)

【感想】
マンチェスターダービーとなったFA杯のセミファイナル。
もう1つのカードは「ボルトン×ストーク」なんで、普通に考えればコッチが事実上の決勝戦というか、これに勝った方が優勝出来そうな感じ。
勝負事なんで何が起こるかは分かりませんがね。

熱戦が期待されましたが、両チーム共にエース(テベスとルーニー)を欠いていたのは観る側にとっても痛手。
特にルーニーはFワード連呼で出場停止らしいんで、ホンマに何やってんの?って感じ。

プレミアでの今季の対戦成績はユナイテッドから見て1勝1分。
ユナイテッドからしてみれば苦手意識みたいなのは全くないでしょうが、ダービーってのはいつでもやってみないとわからないもんです。

と、まぁそれが出たような試合。
別にシティの出来が滅茶苦茶良かったわけではないけど、気持ちで勝ってたのかな。
執念だとか根性だとか、そういうキーワードとは対極にいるようなシティのメンバー構成ですがwww
やっぱりタイトルに懸ける想いで上回っていたと思いますよ。
もうこれしか残ってないですからね。
プレミアとチャンピオンズの2冠の可能性もあるユナイテッドとは違います。

そういえばユナイテッドはこれでトレブルなくなったか。
そんなしょっちゅう出来るもんでもないって事を改めて実感です。

ユナイテッドの大まかな敗因としては、ベルバトフの決定機外しとスコールズの退場ですかね。
前半にあった2回連続の決定機。
あれをどちらも外したのは後々の精神的にもかなり痛かった。
1つ目は華麗なパスワークで崩した完璧なものだったし、2つ目もナニが個人技で崩した完璧なもの。
1つ目はハートのパラドンを認めても良いですが、2つ目は空のゴールに押し込むだけやったからね・・・。
現在プレミア得点王なのにベンチな扱いも多いベルバトフさんですが、その一端が垣間見えたシーンでしたな。

スコールズの退場は、もう彼は病気といえば病気やからなぁ(苦笑)
いくつになってもイライラ病は治まる気配が無いですわ。
そういう所も含めて大好きな選手なんですが、チームにとっては残り約20分で反撃ムードに水を差す手痛い退場劇でありました。
思いっきり蹴られたサバレタよりも、ファーギーの方がよっぽど痛かったのは当然の話。

さてシティは決勝で勝利出来ますかね。
相変わらずタレントはいるのに個人技頼みなフットボールしてるな~って印象なので、コロっと負ける事も充分にありえる。
ジョンソンのサイドの崩しやシルバの創造性、ヤヤの柔軟さと豪快さ。
こういった所は楽しいんですが、それらが融合すればもっと楽しくなる筈。
マンチーニにそれが出来ればなぁ・・・。
才能を持て余してるバロテッリの教育だけで大変そうやし。

P.S.ヤヤ決勝ゴールおめでとう!!
バルサ時代と違って攻撃に専念してるので、楽しそうやね。
でも今回の決勝点はバルサ時代に培われたであろう「前からの素早い守備」が実を結んだ得点ではなかったでしょうか。
あれだけ高い位置でボールを奪えれば、得意のゴリゴリドリブルを出しやすいってもんです。
キャリックのパスも軽率だったけどね(苦笑)


     

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2011年4月12日 (火)

リバプール×マンチェスターC 10-11 プレミア 第32節

リバプール 3-0 マンチェスターシティ

【得点】
キャロル2(13分、35分)、カイト(34分)

【メンバー】
リヴァプール(4-4-2):レイナ、フラナガン、カラガー(C)、シュクルテル、ファビオ・アウレリオ、スピーリング、ルーカス、カイト、ラウール・メイレレス、L・スアレス、キャロル(90+1分、エンゴグ)

マンチェスター・シティ(4-4-2):ハート、ボヤタ、コンパニ、レスコット、コラロフ、バリー、トゥレ・ヤヤ、A・ジョンソン、ミルナー(59分、シルバ)、テベス(C)(16分、バロテッリ)(83分、N・デ・ヨング)、ジェコ

【感想】
4位シティと勝ち点差11のリバプール。
CL圏内が絶望的な勝ち点差ですが、最後まで望みを繋ぐ為にも絶対に勝たなくてはなりません。
これに勝てば8まで狭まりますが、まけたら終戦確定の14ポイント差ですからね。

それなのにジェラードが負傷離脱したりと決して明るいムードではなかったと思いますが、新星が吹き飛ばしましたよ、暗雲を。
キャロル君、移籍後初ゴール!しかも2点!!!

どちらも豪快な得点でしたね。
先制点のクリアボールをダイレクトで叩いたミドルシュートが、まず圧巻でした。
左足でズドン!ですからね。
爽快、痛快、豪快。
いかにもイングランドのCFだな、って感じの。
そして2点目のダイビングヘッドもCFらしいゴール。
ニューカッスルでシアラーの後継者と言われていた所以が伝わりましたよ。

それにこの2点目のゴールは、カイトの得点の直ぐ後だったので試合も決定づけましたしね。
アンフィールドのリバプールサポの前で、これ以上ない活躍でしたよ。
得点シーン以外でも体躯の強さは一目瞭然で、前線で柱となりスアレスを上手く活かしてました。
実に頼もしかったね。
力強い。
初ゴールまで待たされたといえば待たされた感じなんでしょうけど、未来も明るい感じだし問題ないでしょ。

未来が明るいといえば、右SBのスタメンに抜擢されたフラナガン君もその1人。
ユース上がりらしいですが、全く普通にプレーしてましたからね。
緊張して当然の状況で中々出来ないですよ、普通は。

一方のシティですが、相変わらずオモシロみのないフットボールをしてます。
しかもシルバが先発でいなかったから、余計ね。
テベスも最初の失点直前のプレーで痛めちゃったし、代わったバロテッリも終盤負傷交代と踏んだり蹴ったり。
4-4-2も4-2-3-1も4-3-3も全然機能してないよね。
やっぱりマンチーニじゃ駄目だこりゃ、ですよ。


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2011年3月25日 (金)

チェルシー×マンチェスターシティ 10-11 プレミア 第30節

チェルシー 2-0 マンチェスターシティ

【得点】
ルイス(79分)、ラミレス(90+2分)

【メンバー】
チェルシー(4-3-3):チェフ、イヴァノヴィッチ、ダヴィジ・ルイス、テリー(C)、A・コール、エッシエン、ラミレス、ランパード、フェルナンド・トーレス(70分、ドログバ)、S・カルー(77分、ジルコフ)、マルダ(70分、アネルカ)
SUB:ターンブル、ボジングワ、パウロ・フェレイラ、ミケル

マンチェスター・シティ(4-2-3-1):ハート、リチャーズ、コンパニ(C)、レスコット、コラロフ、N・デ・ヨング、バリー、ミルナー(81分、A・ジョンソン)、トゥレ・ヤヤ(81分、バロテッリ)、シルバ、ジェコ
SUB: テイラー、ボアテング、ボヤタ、SWフィリップス、ビエラ

【感想】
注目の上位対決でしょう。
どちらも優勝を狙うには負けられない、いや勝たなければいけない一戦です。
首位ユナイテッドとの勝ち点差は、シティが7、チェルシーが(1試合消化が少ないとはいえ)9ですからね。
優勝以外にもCLって事を考えてもチェルシーは勝たなきゃいけない試合。
CLストレートインの3位につけるシティとの直接対決でもありますから。
そして、あんまり関係無いけど「元ミラノデルビー」みたいな側面もある試合。

さてスタメンならびにシステムは、というと。
チェルシーはトーレスを活かすならコレ!と私が勝手に思っていた感じの前線できました。
中央にトーレスを配置し、左右にマルダとカルーを置いてます。
いずれもサイドで仕事が出来、CFをフォロー出来るタイプの選手。
そしてトーレスの邪魔にならないスタイルですからね。
ドログバやアネルカだと個性を消し合ってる印象でしたが、彼等なら大丈夫でしょう。
アンチェロッティようやく判ってきたやんけ(思いっきり上から目線)ってな感じ。
これでトーレスの初ゴールが産まれるか!?

一方のシティは残念ながら怪我でテベスがお休み。
まぁそれでもCFの層は厚過ぎるチームですから、ジェコもバロテッリもいますから。
で、ジェコがスタメン。

ってな感じでキックオフです。

前半は、五分五分でした。
ボール支配率も同じぐらいだったし、チャンスの数も同じぐらい。
ってか、両チームあんまり攻撃面で創造性無し。
チェルシーは、期待していた3トップがあんまり機能せず。
そこそこ、どまりなんですよね。
トーレスもヒールキックなんかで見せ場は作ってたけど肝心のシュートシーンが全然無い。
カルー、マルダの絡みもイマイチ。
2列目のラミレスやランパードとの呼吸も微妙。

シティも同じぐらいギクシャク。
シルバがボールを持った時は可能性というかピッチにファンタスティックな空気が出来るんですが、ホントにそれぐらい。
後は4-2-3-1の2列目中央に入って攻撃に専念してるヤヤの強引さぐらいしかチャンスの気配無し。
つまりシルバとヤヤだけですわ。
その反面、両チーム守備は良かったと言えますが。

さて後半。
両監督どう動いてくるかと注目したんですが、ハーフタイムでの動きは無し。
って事は後半も同じ感じで時間が流れていくんですかね、っという懸念は案の定。
悪くはない内容なんですが、両チームが揃えている豪華メンバーの事を考えるともうチョット色々出来るんじゃないかと思ってしまう。

そして最初に動いたのはアンチェロッティ。
残り20分、遂にトーレスに見切りをつけます。
マルダも代えて、ドログバ、アネルカという旧来の攻撃の中心を投入。
更にその7分後、カルーもジルコフとスイッチ。
結局3トップをそっくりそのまま代えました。
中盤から後ろは悪くない出来だし、ベンチの駒から考えても策としてはこれ以外無い気もします。

結局トーレスの無得点は続きます。
この日の3トップを熟成させれば、何度か試せば、って気もしないでもないがシェヴァの道を歩んでしまうんじゃないかという懸念も出てくる。
いや、プレミアでの実績はあるんで単純にチーム内部の問題な筈なんです。
時間が解決するのか、そしてそんな時間はあるのか!?
CLユナイテッド戦ぐらいで真価が問われそうです。

さて、3トップをそっくり入れ替えたチェルシーは、その数分後に決勝点を奪います。
お得意のセットプレーからダヴィドルイス君がヘッドを決めました。
トーレスとは逆にルイス君の評価は鰻登りですわ。
守備でも読みの良いカバーリング、対人の強さを披露しまくってたし、攻撃面ではフィードの正確さ、オーバーラップの大胆さに加えて決勝ゴールですからね。
文句無しのMOM。
コラロフのマークが甘かった気もしますが、決めるのは簡単じゃないですから。
今のところは約30億円の移籍金に見合う活躍してますわ。

マンチーニが動いたのは先制点を取られてから。
残り約10分でバロテッリ、ジョンソンを同時投入です。
いやいや遅いって~。
引き分けでも御の字って思ってたかも知れんけど甘いわ~~。
判断は難しいですけど、時には大胆さも必要。
こういう大一番では勝負懸けて欲しかった。
いやいや、攻撃に重きをおいたからロスタイムにカウンターから失点喰らったじゃないか、もっと早く動いていたらもっと早くに失点していた、とマンチーニは言うかも知れません。
それはそうかもですが、失点のリスクを考えてたら攻撃なんて出来ませんからね。
シティの戴冠は今季も無いな~、と印象付けられた試合でありました。

チェルシーは、良くないながらも何だかんだで粘り強いし、相変わらず困った時のセットプレーという武器もある。
これに関してはバルサには無いから羨ましいような、そうでもないような。
予想もしてなかったブラジリアンナイト、もとい元ベンフィカナイトとなりましたが、ベンフィカサポの胸中やいかに!?

   

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2011年3月15日 (火)

ユナイテッド×アーセナル 10-11 FA杯 準々決勝

ユナイテッド 2-0 アーセナル

【得点】
ファビオ(28分)、ルーニー(49分)

【メンバー】
マンチェスター・U(4-4-2):ファン・デル・サール、W・ブラウン、スモーリング、ヴィディッチ(C)、エヴラ(80分、スコールズ)、ギブソン、オシェイ、ラファエウ(64分、ギグス)、ファビオ(HT、L・バレンシア)、ルーニー、J・エルナンデス
SUB:クシュチャク、オベルタン、ベルバトフ、ジョシュア・キング

アーセナル(4-3-3):アルムニア、サニャ、ジュールー、コシールニー、ギブス、デニウソン(60分、シャマフ)、ディアビー(72分、ラムジー)、ウィルシャー、ファン・ペルシー(C)、ナスリ、アルシャヴィン(72分、ロシツキー)
SUB:ジェームス・シェア、スキラチ、クリシー、エブエ

【感想】
FA杯ですが、実現してしまいましたよビッグカードが。
ユナイテッドとアーセナルですからね、これは見逃せません。
しかも準々決勝やし。

ガナはバルサに負けた直後なんで、いわば傷心状態とも言える状況かな。
精神的にもそうだし、怪我人も多いし。
セスクにウォルコットにソング、ヴェルメーレンですか。
それにGKは、シュチェスニもファビアンスキもOUTでしょ。
控えGK、全く聞いた事も無い選手やからね。
と、まぁ厳しい状況ですが兎に角ね結果が求められる試合。
バルサ戦の一週間前にカーリングカップの決勝で負けてますから、もし今日負けたら2週間で3つのタイトルを失う計算になります。
シーズンが深まってくると出てくるシチュエーションではありますが、流石にそうなったらショックやからね。
だけど舞台がオールドトラフォードっていう不利さ。
FA杯って基本一発勝負なわけですが、その一発目をアウェイで迎えるチームって俄然不利ですよね。
かといってH&Aでやれ!とは言いたくないけどね、これ以上試合数が増えるのもどうかと思うので。

対するユナイテッド。
こちらは、この試合の後にCLが控えている状況。
まぁマルセイユには悪いけど、チャンピオンズは問題無いでしょ。
問題はプレミアと今回の試合。
なにせ直前のプレミアでは連敗してますからね。
チェルシーとリバプールが相手だったので、仕方ないと言えば仕方ないのですが「だからこそ勝っておきたかった」っていう心境も当然あるでしょうから。
なので今回は絶対に勝たなければいけません。
旧ビッグ4直接対決3連戦3連敗なんて屈辱以外の何者でもないでしょう。

そんなユナイテッドでしたが、まず驚きだったのがスタメン。
もっと詳しく言えば中盤の構成。
所謂ボランチがオシェイとギブソンのコンビで、サイドにラファエウとファビオのダ・シウバ兄弟が張る感じになっておりました。
ユナイテッドの試合を全試合追ってるわけじゃないですが、こんなの初めて見ましたよ。
いつもならSBで起用されてるダ・シウバ兄弟が1列前のサイドハーフで起用されてるわけですから、一般的に言えば「守備を重視した」と言われても仕方が無い起用法です。
でもダ・シウバ兄弟はブラジル時代この位置での試合出場も多かったらしいし、プレースタイルが攻撃的なので守備的戦術には全く思えないんですよね。
かといって、これが機能するかしないかは全くの別問題。
バルサのダニ・アウベスも攻撃力に特長がある選手ですが、前目のポジションで起用されたらテンデ駄目だったし、かつてのロベルトカルロスも同様でした。
だから個人的に今回の試合で、ここが一番の注目点みたいな感じでの観戦となりましたよ。

で、結論。
結構機能してた。
もちろん彼等だけの能力ではなく、チームとして上手く活かしていた側面もあっただろうけど良い感じでしたよ。
左のファビオからのクロスを右サイドからゴール前に飛び込んだラファエウが合わせてヘディングシュート!!なんて場面がありましたが、これはユナイテッドサポならずとも唸った場面ではなかったでしょうか。

それに先制点(もとい決勝点)まで決めちゃいましたからね。
これに関してはルーニーのDFラインを崩すパスとチチャリートのダイビングヘッドが占める割合が多く、ファビオは唯々コボレ球を押し込んだだけ、とも言えますがね。
でも、あのポジションにいた事が重要なんですよ。
左サイドだったファビオが右サイド方面にいたんですから。
つまり絶妙のポジショニングだった、って事ですよ。

兄弟の共演に心奪われた前半でしたが、後半には更なる衝撃が待っていました。
ファビオがハーフタイムに交代し、バレンシアが登場。
(バレンシアは大怪我からの復帰戦だったらしいです。おめでとうございます。)
あれ?と思いましたね。
右サイドにバレンシアを入れるならファビオじゃなくてラファエウが交代なんじゃ、と。
ファーギー爺さん完全に見間違えてんじゃねえのか、と。
ところがここからが驚き。
バレンシアは予想通り右サイドに入ったのですが、じゃぁそこにいたラファエウが何処にいったのか、っていうと何とセンターハーフですわ。
そんなんも出来るんですね。
システムは4-3-3って感じに。
3トップはチチャリートをトップに右バレンシア、左ルーニーって感じ。
(チチャリートとルーニーは結構ポジションチェンジしてた)
で、中盤の3センターがオシェイとギブソンとラファエウなんですが、オシェイが底で右の前目にラファエウ、左の前目にギブソン。
もしくはオシェイとギブソンの2枚が後ろでラファエウが前、って感じでした。
前者の場合は4-1-4-1とも言え、後者の場合はラファエウをファンタジスタポジションで起用、と言えるわけです。
いや~、これはこれで目が離せなかったですよ。

そしてまたまた結果を出すんですからね。
今度はスコア上はルーニーの得点だけど、切り崩したのはラファエウでした。
軽やかなステップでギブスを置き去りにすると、チチャリートへ完璧なスルーパスを通したラファエウ。
これは残念ながらチチャリートが決める事が出来ませんでしたが、コボレ球をルーニーが押し込んで決定的な2点目となりました。
ギブスのディフェンスが軽すぎる!何故クリシーを起用しなかったんだ!!という声もあるかとは思いますが、ラファエウ君を褒めてあげても良いと思いますよ。
あの時の彼は完全に10番の選手、ファンタジスタでしたから。

予想外に楽しかったラボは20分ほどで終了します。
そうです、ラファエウ交代です。
御大ギグス登場です。
まぁこれはこれで楽しいのですが。
ベテランの味も効きます。

ベテランと言えば、この日はファンデルサールが素晴らしかったね。
ガナの決定的なシュート、惜しいシュート、ジャストミートしたシュートを弾き出す弾き出す。
ホントに後3ヶ月ぐらいで引退しちゃうんですか?勿体なすぎませんか??なんならJリーグに来ませんか???
これだけやれるんですから、ホンマに一回考え直して下さい。
ファンペルシーもナスリもシャマフも、この日シュートを防がれた面々は皆そう思ってる筈ですよ。

もう1人のベテラン、スコールズにも触れないといけません。
2-0で勝ってる楽勝ムードの中、ラスト10分ぐらいでの出場だったんですけど何故あんなにキレまくってたのか?
カッカする必要が全然ない状況だったじゃないですか。
数的有利でもあったしね(交代枠を使い切ってからジュルが負傷退場)。
何故に殺人タックルを2度も繰り出す必要があったのか。
殆どの審判が退場の判断を下してたと思います。
かと思いきや素晴らしいミドルパス出したりするんですからビックリですよ。
さっきまで、あんなにキレまくってる精神状態だった人が、こんなに良いパス出せるの??って目を疑いましたよ。
相変わらず魅力的過ぎる選手です、スコールズ。

と、まぁそんなこんなで見所の実に多い試合でした。
結局ガナは試合前に危惧していた通りの結果になってしまい2週間で3つのタイトルを喪失しました。
これで今季も無冠かな~。
ラムジーの復帰やウィルシェアが中盤を仕切りまくる、といったような明るい話題もありましたが。
バルサ戦と違ってシュートは数多く撃ちましたし、惜しいチャンスも一杯あったんですけどね。
今回はファンデルサールが相手チームにおった事を悔やむしかないかな。

ユナイテッドは連敗ストップだし準決勝進出だし文句は無いでしょう。
スモーリングの頑張りも光ってたし、終盤戦に向けて新戦力も噛み合ってくれば嬉しい限りじゃないでしょうか。
準決勝はマンチェスターダービーになったようですが、これは嬉しいのか嬉しくないのか、どうなんでしょ。
どこでも来いや~、って心境かな。

   

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