2012年5月 5日 (土)

A.マドリー×R.マドリー 11-12 Liga 第33節

A.マドリー 1-4 R.マドリー

【得点】
A:ファルカオ(55分)
R:ロナウド3(25分直接FK、68分、83分PK)、カジェホン(88分)

【メンバー】
アトレティコ・マドリード(4-2-3-1):クルトワ、ファンフラン、L・ペレア(C)、ゴディン、フィリピ・ルイス、ティアゴ、ガビ、アドリアン・ロペス、ジエゴ、アルダ・トゥラン(77分、コケ)、ファルカオ・ガルシア
SUB:セルヒオ・アセンホ、ドミンゲス、P.アスンソン、フラン・メリダ、ピッツィ、マルティン

レアル・マドリード(4-2-3-1):カシージャス(C)、アルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス、ファビオ・コエントロン、ケディラ、シャビ・アロンソ、ディ・マリア(84分、カジェホン)、カカ(HT、エジル)、C・ロナウド、ベンゼマ(70分、イグアイン)
SUB:アダン、R.アルビオル、ヴァラン、グラネロ

【感想】
アトレティコ、もといヘタレティコに期待した私が馬鹿でしたよ。
はい。
ヘタレティコはヘタレティコのままでしたわ。
シメオネの神通力も及ばず、ね。

前日に試合を終えたバルサが勝った事によって、暫定ながらバルサとマドリーの勝ち点差は1。
たったの1まできたんですよ。
願わくばこのデルビーで、アトレティコが勝利し1のまま次の節を迎えたかった。
せめてエンパテで、2でも良かった。
しかしそんな願いは叶いませんわ。
期待する方が間違ってたんですよ。

まぁでも序盤は中々競った試合にはなってましたよね。
ヂエゴ→ファルカオのラインは中々魅力的だったし、アドリアンも要所要所で結構効いてた。
ロナウドの異次元FKで先制されたのは仕方ないですからね。
あの失点は仕方ない。
あんなん止められへんよ。
で、これに負けじと同点に追いついた所までは良かった。
ここまでは熱い熱いデルビーでしたよ。
ヘタレティコの汚名は返上してましたよ。

ただ終わってみれば4失点。
ロナウドにはハットトリックを献上やし。
ホンマ、何やってんの??って感じですわ。
健闘を称えてるアトレティコサポにもビックリやで。
おいおいデルビーで、カサで、4失点の大敗でもOKとか、どんだけ寛容やねん。
負け癖つき過ぎやろ!!
確かに内容自体は、そんなに酷くはなかったけど、それでもなー。

ロナウド1人にやられたから、しゃーない。
確かに、この日のロナウドは規格外でしたよ。
3得点1アシストっていう結果だけでなく、全てにおいてね。
前述したFKもそうやし、2点目のミドルも超絶ゴラッソでしたから。
(まぁこれはファンフランの対応も甘かったけどね。
ってか、ファンフラン元マドリーやねんから意地見せろよ。
この日は全体的にダメダメ過ぎたよ、ファンフラン)
昨季に引き続いてのリーガ40得点達成も、この日のプレー観てたら「驚き」ではないよね。
しかも昨季(優勝が決まった後に荒稼ぎ)よりも価値ある40ゴールやし。
なんだかんだでハイレベルな選手である事には間違いないわな。
相変わらずゴール後のパフォーマンスがツッコミどころ満載で残念すぎるけど(苦笑)

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2012年4月 3日 (火)

バルサ×グラナダ 11-12 Liga 第29節

バルサ 5-3 グラナダ

【得点】
B:チャビ(4分)、メッシ3(17分、67分、86分)、テージョ(82分)
G:マインス(55分)、シケイラ2(62分PK、89分PK)

【メンバー】
バルセロナ(4-3-3):V・バルデス、ダニエウ・アウヴェス(88分、退場)、ピケ、プジョル(C)、アドリアーノ(HT、マスケラーノ)、Se・ケイタ、ティアゴ・アルカンタラ(71分、イニエスタ)、シャビ、メッシ、A・サンチェス(71分、テージョ)、クエンカ
SUB:ピント、ムニエサ、セスク、ペドロ
怪我:アビダル、フォンタス、アフェライ、ビジャ

グラナダ(4-4-1-1):ジュリオ・セザル、ダビド・コルテス、マインス(C)、ボルハ・ゴメス、シケイラ、モイセス(70分、アベル・ゴメス)、ミケル・リコ、ハラ(HT、イケチュクゥ・ウチェ)、ダニ・ベニテス、C・マルティンス、イガロ(77分、ヘイホ)
SUB:ホセ・ファン、ニョム、イニゴ・ロペス、エンリキ・アウメイダ

【感想】
毎回同じ事を書いてる気がしますが、相変わらず勝ち続けなければいけない状況が続いているバルサ。
直前のリーガでマドリーが引き分けたので、勝ち点差は8になったけどそれでも8ですからね。
サンティ・カソルラへの感謝も今日落としちゃうと意味ないものになりますから。

さてスタメンで注目だったのは、何と言っても中盤の構成。
イニもセスクもいません。
ブスケも温存でスタンド観戦。
代わりに、ケイタとチアゴ使ってきましたよ。
そこも含めて、直前のセビージャ戦からの変更は、5箇所。
アレクシスとチアゴは、故障明け後の初先発です。
まぁ下位に沈むグラナダ相手ですから、この中盤でも勝たなきゃいけませんよ。
優勝するチームならね。

それではキックオフ。
開始早々、チャビが先制ゴールをゲット。
続いてメッシも加点し、開始約15分ほどで勝負は早くも着きかけた。
いや、この時点では「着いた」と思ってましたよ。
正直ね。
まさか後半になって、同点に追いつかれるなんて夢にも思ってなかったよ。
まぁその話は、また後ほど・・・。

得点ですが、どちらもクエンカの左サイド突破が効きました。
DFをかわしてのクロスが得点に結びつきましたよ。
1点目はメッシが折り返し、2点目はDFの頭にあたったので、どちらも記録上のアシストは付かないでしょう。
でも実質2点共にクエンカのアシストでしたわ。
良かったよ、クエンカ。

ここからは、結構余裕な感じで試合が進みましたよ。
基本的にはバルサが、ずーーーとボールキープしてましてね、ひたすら回しまくってたから。
後半になっても、その展開は変わらず。
アドリアーノが怪我でマスチェラーノに代わったけど(プジョルがCB→左SBへ)、さしたる影響も無かったしね。
むしろマスチェラーノは結構エグいロングパス出してたから、攻撃面での貢献も高なってたなぁ。

で、この悠々自適さが裏目に出ます。
余裕綽々すぎたのが、連続2失点の要因でしょう。
3点目取れるチャンスもあったのに決められず、また決められなかったけど全然OKやわみたいな雰囲気が失点に繋がりましたよ。

これはね、もう審判云々じゃないですよ。
確かに1失点目のFKもFKを与えたファウル自体がファウルじゃなかったと思うし、PK献上に関しても同様。
ただこれが誤審やからどやこやじゃない。
まったりムードやったんが、失点の原因ですわ。
FKの守りも甘かったしなぁ。
カルロス・マルティンスは良いキック持ってるんですから、もっと真剣に守らなアカンかったで。
PK献上にしても、1人の敵相手にアウベスとピケで挟んでたんやから、ファウルっぽい際どいプレーをする必要すら全く無かった。

さぁ楽勝ムードが一変、不穏な空気に包まれてしまったカンプノウ。
グラナダは5バック気味に守りを固めてきたので、簡単じゃなくなったしね。
相手との力量差は歴然でも、得てしてこういう試合はこのまま終わったりするもんですから。
マドリーとの勝ち点差を考えると、焦りに拍車もかかるし。

そんな時に仕事をするのがクラックですわ。
そうです、レオ・メッシです。
歴代通算得点記録を更新するハットトリックで、今度は正真正銘試合を決めました。
もうね、数字上もそうやし、印象度的にもそうやしホンマに生ける伝説ですわ。
勿論チームメイトに恵まれていたり、監督のチカラもあったり、ってのはあるけど、やっぱレオが凄い。
ありきたりやけど、凄いのよ。
アウベスからの浮き球スルーパスはオフサイド気味やったけど、ループシュートは見事やったし。
まぁ審判に関してはお互い様なんで、今回の試合だけに関してはどちらかが恩恵受けた、って感じはなかったよ。
テージョのゴールもレオのシュートのコボレ球やしなぁ。
いやー、天晴れです、天晴れ。
彼と同じ時代を生きてる事が誇らしいですわ。
この試合は、メッシの歴史的な試合として後生まで語り継がれていくでしょうね。

Leo


というわけで、結局最終的にも完勝となった今回のゲーム。
ただもっと楽に勝てたやん、と贅沢にも思ってしまう。
余裕かまして追いつかれちゃったせいで、イニエスタ投入せなアカンようになったしね。
それにアウベス退場、アドリアーノ故障で次節ラテラルどうすんねん、っていう問題も。
3点リードしてたんやから、アウベスの2枚目のイエローは全く必要無かったからね。
チアゴとアレクシスの動きがイマイチやったのは、リハビリゲームやったから仕方無いにしても不安は不安。

マドリーがビジャレアル相手にコケてくれたから、勝ち点差は6に縮まり、クラシコで勝つ事を考えると実質3ポイント差になりました。
ただ、今の段階では喜んでる場合ではないですよ。
マドリー側からすれば仙道に言われるまでもなく「まだまだ慌てるような勝ち点差じゃない」やしね。
クラシコ前までに3、4ポイント差ぐらいになってたら希望も出るやろうけど、今後も8ポイント差になったり、また6ポイント差になったりとかの繰り返しやろうから。
マドリーはCLもアポエル相手やから楽やしね。
こっちはミランか・・・。
ハッキリ言って、GLで圧勝した相手なので怖くは全く無いんですが面倒臭いのは面倒臭いからね。
勝ち残ってるチームの中では3、4番目に実力あるチームなんで。
マルセイユとかベンフィカとやりたかってんけどなーーー。


Goal

           

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2011年11月29日 (火)

R.マドリー×A.マドリー 11-12 Liga 第14節

R.マドリー 4-1 A.マドリー

【得点】
R:ロナウド2(24分PK、82分PK)、ディマリア(49分)、イグアイン(65分)
A:アドリアン(15分)

【メンバー】
レアル・マドリード(4-2-3-1):カシージャス(C)、L・ディアッラ、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、シャビ・アロンソ、ケディラ、ディ・マリア(61分、イグアイン)、エジル(78分、ファビオ・コエントロン)、C・ロナウド、ベンゼマ(73分、カジェホン)
SUB:アダン、R.アルビオル、ヌリサヒン、グラネロ

アトレティコ・マドリード(4-2-3-1):クルトワ(21分、退場)、L・ペレア(C)、ゴディン(81分、退場)、アルバロ・ドミンゲス、フィリピ・ルイス、P・アスンソン、ガビ、サルビオ(83分、ミランダ)、ジエゴ(23分、セルヒオ・アセンホ)、アルダ(77分、レジェス)、アドリアン・ロペス
SUB:マリオ・スアレス、コケ、ファンフラン、ピッツィ

【感想】
アトレティコになんて期待するだけ無駄、そう思わせるマドリーデルビー。
なんせアトレティコは全然マドリーに勝てない。
99-00シーズン以来勝ってないらしいからね。
なんちゅう絶望的なデータ・・・。
近年はエンパテで金星的な扱いを受けてますから。
おいおい、しっかりせぇよアトレティコ!!!

なので期待は全くしてなかった。
でも観ないわけにはいかないマドリーデルビー。
先制した時は、これは「観て良かったかも」って思いましたよ。
まさかまさかの先制ゴールでしたから。
正直オフサイドやとは思うけど、ヂエゴもナイスパスやったし、アドリアンもナイスシュートやったで。
何か仕事をしてくれるとしたら、彼等やろうってのは誰もが思ってた事やと思う。
個人的にはアルダにも期待しとったし、ファルカオも出られていれば期待度は高かってんけど。

とにもかくにもアトレティコが先制した事で、オモシロくなってきたデルビー。
でもこっからは、近年のVTRを観るような展開でしたよ・・・。

最初の失点、つまり同点ゴールがGK退場&PKってのが痛かったなぁ。
これで殆ど終わったようなもんやったからね。
数的不利はキツイ、それでなくてもキツイのに。
完全に崩されとったから、無理に倒しにいかず諦めても良かった。
でも、そういうわけにはいかんわなぁ・・・。
しかもヂエゴが代わらざるを得なかったしね。

同点になってからは、もうマドリーのワンサイドゲーム。
アトレティコ、いやヘタレティコはボールも奪えず、したがって前にも行けず。
もうただただマドリーの波状攻撃を受けるのみ。
そうなるとファウルは増えるし、リズムは出ないしで、全くの悪循環やしね。
監督も打つ手なし、って感じやったなぁ。

前半は何とか同点のままで粘ってたけど、後半ついに決壊。
ディマリアに勝ち越しゴールを許すと、集中も切れてしまったのかツマラナいミスからイグアインに決定的な3点目を献上。
最終的にはゴディンまで退場&PK献上で、トータル4失点。
9人じゃレジェス入ろうが誰が入ろうが無理ですわ。

結局、圧倒的な差がついて今回のデルビーも終了。
スコアもそうやし、内容的にも差があり過ぎましたわ。
11人vs11人のままやったら、ここまで酷くはなってなかったやろうけど、それも自業自得やしね。
カードが乱れ飛ぶ試合になったけど、別に審判が悪かったとは思えない。
実際アトレティコのファウルは殆どカードに値したものやったと思うよ、バルセロニスタの私から観てもね。

う~ん、アトレティコ・・・。
ヘタレを返上する日は来るのか???

        

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2011年11月22日 (火)

バレンシア×マドリー 11-12 Liga 第13節

バレンシア 2-3 マドリー

【得点】
V:ソルダード2(75分、83分)
M:ベンゼマ(20分)、セルヒオラモス(72分)、ロナウド(79分)

【メンバー】
バレンシア(4-2-3-1):ジエゴ・アウベス、ミゲル、ラミ、ビクトル・ルイス、ジョルディ・アルバ(84分、アドゥリス)、アルベルダ(C)、ティノ・コスタ、フェグリ(73分、パブロ・エルナンデス)、パレホ(62分、ジョナス)、マチュー、ソルダード
SUB:グアイタ、バラガン、M.トパル、ピアッティ

レアル・マドリー(4-3-2-1):カシージャス(C)、アルベロア(50分、ラウール・アルビオル)、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、シャビ・アロンソ、L・ディアッラ(85分、グラネロ)、ケディラ、エジル、C・ロナウド、ベンゼマ(73分、イグアイン)
SUB:アダン、ヌリサヒン、アルティントップ、カジェホン

【感想】
上位対決、っていうかバレンシアがマドリーに何処まで食い下がる事が出来るのか、ってのを観たかったので観戦。
レバークーゼン戦の様な内容じゃ、到底マドリーには太刀打ち出来ないでしょうからね。
エメリのリアクションを期待してね。

しかしながら、まぁ「うーーーん」っていう内容でしたわ。
終盤は滅茶苦茶盛り上がってんけどなぁ。
ロスタイムの最後のFKとか。
決まれば同点、っていう場面でバー直撃でしょ。
痺れましたよ。
更には、その流れでハンドかハンドじゃないかギリギリのマドリーのクリアがあったりとか。
オモシロ過ぎやないか、これは!!っていう展開でした。
ソルダードが1点返した83分以降は壮絶壮絶。
なので、凄く良かった試合みたいな印象で終わってます。

でもなー、実際はそうじゃないよなぁ。
特に3失点が全て悔やまれる。
クイックリスタートをあっさりと許してしまった1失点目。
CKから簡単に許した2失点目。
ジエゴアウベスの不用意な飛び出し、アルベルダの中途半端なカバーが招いた3失点目。
全て防げたんじゃないか?って思うんですよ。

1失点目は、確かにベンゼマのシュートは巧かったけど、それにしてもFKで不用心すぎ。
2失点目は、ポストにDFを立たせていたら防げた。
いや、それはポリシーとして立たせてないのは解るよ。
でもなぁ、あんだけアッサリやられると立たせとけよ!って気持ちにもなる。
3失点目は一番悔やまれる。
ソルダードが反撃の狼煙を上げた直後だっただけに、もっと集中せえよ!!って思ったよ。

集中力と言えばマルセロの対応。
ソルダードの2点目の場面やけど、完全にボールがラインを越えると勝手に判断して足止めたからね。
諦めなかったパブロが追いついてクロス、それをソルダードが決めてんけど、あれはマルセロ懲罰ものやで。
説教部屋行きやで。
って、こんなプレーをしてるチームに負けたのが悔しいよ。
あの対応を観て、バレンシア絶対勝てよーーー、せめて引き分けろよーーーって思ったもんね。

試合全体としては、モウリーニョの作戦通りやったんかな。
中盤はシャビアロンソを底に置き、その前にラスとケディラを並べる「トリボーテ」。
んでもって、ワイドにエジルとロナウドを開かせておりました。
まず守備ありき、そこからサイドアタッカーを走らせてカウンター、っていう作戦。
で、これが思った通りにハマっておりました。
ラスとケディラが良い意味でも悪い意味でも試合を盛り上げる激しいチャージを連発してましたからね。
モウの思惑通りなんやろうなぁ。
両軍揉み合いになった時に、ペペやセルヒオラモスが仲裁してるのを見て笑けたわ。

バレンシアのサイドアタックは、マドリーと比べると不発でしたな。
右のフェグリ、左のマテュー共に消化不良。
マテューは良いクロス1本あったけど・・・。
途中から出てきたパブロが良かっただけに、悔やまれる。

そうそう、余談やけどアルビオル拍手で迎えられとったな。
途中投入された時。
でもCBじゃなくてSBで起用されとった・・・。
もうCBとしてはモウの信頼を失ってしまったのか?
まだまだセルヒオラモスよりはマシやと思うけどねぇ。


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2011年10月28日 (金)

マドリー×ビジャレアル 11-12 Liga 第10節

マドリー 3-0 ビジャレアル

【得点】
ベンゼマ(6分)、カカ(11分)、ディマリア(31分)

【メンバー】
レアル・マドリード(4-2-3-1):カシージャス(C)、アルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、ケディラ、シャビ・アロンソ(80分、ファビオ・コエントロン)、ディ・マリア(70分、エジル)、カカ、C・ロナウド、ベンゼマ(75分、イグアイン)
SUB:アダン、ヴァラン、アルティントップ、カジェホン

ビジャレアル(4-4-2):ディエゴ・ロペス、C・サパタ、G・ロドリゲス(C)、ムサッチオ、カタラ、ボルハ・バレロ、ブルーノ・ソリアーノ、カニ、Jo・デ・グスマン(52分、カムーニャス)、マルコ・ルベン(75分、マルコス・セナ)、G・ロッシ(61分、マリオ・ガスパル)
SUB:セサル・サンチェス、ジョアン・オリオル、エルナン・ペレス、マルコス・グジョン

【感想】
下位に沈んでるビジャレアルが心配で心配でたまらないので観ました。
前節は、ホームでレバンテに負ける(0-3)という大失態でしたしね。
いくらレバンテが勢いに乗ってるとはいえ・・・。

やっぱ、あれか?
シティ戦のロスタイム被弾が精神的にキテるのか??

そんな不安は、この日も的中。
完全に負のサイクルに嵌まっとる感じですわ。
手も足も出ず、な完敗劇。
あまりに無抵抗過ぎるで・・・。
これがビジャレアルなのか?
あの欧州中に、その名を轟かせたイエローサブマリンなのか??

カウンターから2発と、カカのミドルシュートで前半だけで沈没でした。
後半もファウルで何とか潰してるだけみたいな感じやったしね。
それとマドリーのお腹一杯感に助けられたような。
うぅむ・・・。
これはホントにホントにヤバイで、ビジャレアル。
大袈裟じゃなくて、降格もあり得るで。
ロッシぐらいやもんな、攻撃面で太刀打ち出来てたの。
滅茶苦茶ヤバイわ。

そんなビジャレアルの出来が出来だったので、マドリーについてどうこう言うのは、やめときましょかね。
相変わらず、こっちはこっちで楽しくないフットボールやってるしなぁ。
個人個人は良いんですよ。
特にカカの左足ミドルシュートなんて、「元気な頃は、こんなんポンポン決めとったなー」って懐かしさにもかられたし。
ベンゼマのウラへの飛び出しや、ディマリアのパス、そしてその逆も良かったし。

でも全体的に、やっぱりツマラン。
ツマランスタイルやで、モウリーニョ!!!

今日は以上!!


          

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2011年9月25日 (日)

セビージャ×バレンシア 11-12 Liga 第6節

セビージャ 1-0 バレンシア

【得点】
カヌーテ(18分、ナバス)

【メンバー】
セビージャ(4-4-2):ハビ・バラス、M・カセレス、スパヒッチ、エスキュデ(67分、退場)、F・ナバーロ、メデル、トロホウスキ(55分、退場)、ヘスース・ナバス、ペロッティ(69分、コケ)、カヌーテ(C)(58分、ラキティッチ)、ネグレド(80分、マヌ・デル・モラル)
SUB:パロップ、アレクシス、カンパーニャ、アルメンテーロス

バレンシア(3-4-2-1):グアイタ(C)、ラミ、マドゥーロ、ビクトル・ルイス(70分、ソルダード)、ブルーノ(HT、バラガン)、ティノ・コスタ、バネガ、マチュー、ピアッティ(62分、カナーレス)、ジョナス、アドゥリス(70分、退場)
SUB:ヂエゴ・アウベス、リカルド・コスタ、フェグーリ、パレホ

【感想】
なんか色々と興味深い試合になりましたね。
審判が目立ち過ぎたと言えば、それまでですが。

序盤まず驚いたのはバレンシアの3バック。
今までもやってましたっけ??
やってなかったとしたら、前節のペップに触発されたのか?
ミッドウィークのチェルシー戦に向けてメンバーを落としたかったんでしょうけど、驚きでありました。

しかしながら、この3バックシステムは機能していたとは言い難い。
ブルーノとマテューの両WBのポジショニングが微妙でね。
マテューはバルサ戦みたいにガンガン上がれば良かったのに、そうはせず。
ブルーノも守りに重きをおいてるのか、攻めに重きをおいてるのか。
両者ともにどっちつかずな感じでしたね。
2人とも元々SBだから、バルサの3バックの様にサイドを突かれまくるっていう心配は無かったけど。

なので必然的に攻撃に厚みは無し。
前線にアドゥリスが構えて、その周りをピアッティとジョナスがサポートするような感じでしたがねぇ。
ピアッティの創造性は素晴らしかってんけど、ジョナスもアドゥリスも吹っ切れてなかったなぁ。
ピアッティは相手の裏を取ったり、タイミングをズラしたりするのが非常に巧いよね。

そんな訳で、点を取ったのはセビージャなのでした。
ハイボールが裏に抜けて、そこにヘスース・ナバスがスピードを活かして走り込みました。
後は中に折り返して、カヌーテが決めるだけ。
カヌーテのトラップからシュートまでのスムーズさは、相変わらず素晴らしい。


さて、後半。
エメリは3バックを諦めてくると思っておりましたよ。
うまくいってなかったからね。
リードされてるから、追いつきを狙わないとアカンし。
ブルーノが交代と聞いて、やっぱりな、と思いました。

ところがですよ、交代カードがバラガンって!!
てっきり攻撃的な選手を入れてくると思ってたんですが、普通に右SBを入れてきました。
そんでもって勿論ポジションはそのまま。
なので、前半と同じような感じで試合は進んでいきます。

こりゃ駄目だ、って思ってた所に審判から追い風が!!
トロホウスキが2枚のイエローを貰って退場してしまいます。
あ、こういう風に書くと審判が味方したみたいですね。
トロホウスキの退場は妥当だったと思います。
どちらも黄紙に値するものだった。
そんでもって、どちらも不必要なエリアでの、不必要なタイミングでのファウルだった事も付け加えておきましょう。
つまりチームにとって、何もプラスにならないファウル、退場でありました。

こうなるとペースを握るのは、当然数的優位なチームです。
しかも1点を取りに行ってる訳やしね。
ようやくチャンスの形も出来始め、得点の臭いもしてきました。

そして最大のチャンスが。
バネガのファンタスティックなマルセイユルーレットから、アドゥリスが抜け出しGKと1対1に!
たまらずSQDことエスキュデが倒してしまい、バレンシアPK獲得です。
まぁSQDはトロホウスキと違って、プロフェッショナルファウルだったから擁護の余地はあります。

さて、このPKをバネガがポストに当ててしまったんだから話はややこしくなりました。
人数は2人も多いけど、残り約20分間セビージャがゴール前に人垣を作るのは目に見えてますからね。
これはバレンシア、容易な状況じゃないですよ、っと。

それなのにアドゥリスが愚かな行為はしてしまいます。
スパヒッチの挑発に乗ってしまい、暴力行為で1発レッド。
主審も既に2枚赤紙を出してるから、なんの躊躇いもありませんよ。
っていうか、スパヒッチってボスニアヘルツェゴビナ人なんですよ。
一体何語で挑発されてん??
昨季はモンペリエでプレーしてたらしいので、フランス語は出来るやろうけどアドゥリスはフランス語できなさそうやし。
もうスペイン語おぼえたんか??
悪い言葉から覚えていく、ってのは万国共通やろうけど素晴らしい適応力やで。
元々スペイン語知ってたなら、それはそれで素晴らしいよ。

さてさて、これで少しは楽になったかなセビージャ。
でも予想通りの集中砲火を浴びます。
ハビ・バラスのパラドンもあったけど、失点は時間の問題か?
そんな雰囲気が漂っておりました。

でもバレンシアも、攻撃のバリエーションがあんまり無い。
更には熱狂的なスタジアムの雰囲気に推されている感も。

ラミが苛々して観客席にボール蹴り込んだシーンに象徴されるかな、この試合は。
セビージャのド根性に屈した感じですわ。
せめて同点には追い付きたかったやろうけど、残念でしたね。

P.S.それにしてもグアイタって、もうキャプテンやっちゃうような選手なんや。
在籍3年目の24歳ですよ?
まぁ今日の先発メンバーなら、彼より明らかに格上だったり、大きく年上だったり、って選手もいないけどね。
監督からの期待も大きいんでしょう。
ってか、そらなら何故ジエゴ・アウベス獲ったんやろ???
    

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2011年9月14日 (水)

バレンシア×アトレティコ 11-12 Liga 第3節

バレンシア 1-0 アトレティコ

【得点】
ソルダード(52分、ミゲル)

【メンバー】
バレンシア(4-4-2):グアイタ、ミゲル、ラミ、ビクトル・ルイス、マチュー、アルベルダ(C)、ティノ・コスタ(67分、メーメト・トパル)、パブロ・エルナンデス、ピアッティ(61分、ジョルディ・アルバ)、ジョナス(70分、カナレス)、ソルダド
SUB:ジエゴ・アウベス、リカルド・コスタ、バネガ、アドゥリス

アトレティコ・マドリード(4-3-3):クルトワ、シルヴィオ、ミランダ、アルバロ・ドミンゲス(C)、フィリピ・ルイス、マリオ・スアレス(77分、ファンフラン)、ガビ、ティアゴ(64分、ジエゴ)、ファルカオ・ガルシア、アドリアン・ロペス(59分、アルダ)、レジェス
SUB: ホエル・ロブレス、A.ロペス、ペレア、P.アスンソン

【感想】
リーガにおける所謂"第2勢力グループ"同士の対決です。
今節は、「ビジャレアル×セビージ」ャという似たような趣の試合もあったのですが、結果知ってしまったのでコッチを観る事にしました。
っつか、ヂエゴ観たいし。
でもヂエゴ先発じゃなかった・・・。

ですが、まぁ気を取り直してレポ書きます。

前半は五分五分の展開。
バレンシアはソルダード中心に、ピアッティが効果的に絡み、両SBの攻撃参加をアクセントにするような攻め。
アトレティコは3トップの様な2トップの様な布陣でしたが、攻撃にあまり厚みが無し。
ファルカオが基本最前線で、アドリアンとレジェスがその周りを自由に動き回ってましたね。
若さ漲るアドリアンの飛び出しと、経験に裏打ちされたレジェスのテクニック。
緩急が効いてて、中々良かったよ。
でも、中盤のフォローが薄くてねぇ。
ガビ&スアレス&チアゴっていう構成やってんけど、チアゴが時折アクセントになるぐらいで・・・。

まぁ前半はお互いこんなもんかな、っていう感じで0-0折り返し。

さて後半、開始早々試合が動きます。
右からのミゲルのクロスを、ソルダードが頭で合わせてバレンシアが先制です。
なんでもないクロスに見えてんけど、アトレティコCBコンビは対応出来ませんでしたね。
ソルダードは、ああいうのを合わせるの巧い選手ではあるけどねぇ。

それにしてもミゲルは在籍年数長いわりにサポーターからも人気無く、代々の監督からも干される事もあったりと、なんか微妙な扱いなんですが相変わらず能力は高い。
この日も右サイドの攻撃を活性化させていたのは間違い無く彼の功績だし、守備も悪くなかったし。
素行面で色々言われてるらしいけど、うーん。
もうチョット大事にしたってもエエんちゃうんかな?

さてさて、これで試合はオモシロくなりました。
1点を追うアトレティコベンチが動いてきたからです。
マンサーノは、アルダ、ヂエゴ、ファンフランと攻撃のカードを次々と切り、勝負を懸けてきました。
で、やっぱりヂエゴが入るとオモシロくなる。
移籍してきたばかりなので、当然周囲との連携はまだまだ、と思いきやヂエゴが意のままに操っとるんですわ。
彼のマジカルなスタイルに周りが合わせようとしてるのが、手に取るようにわかります。
そしてそれに応えるかのように、次々と際どいパスを通すヂエゴ。
股抜きで相手を翻弄するヂエゴ。
決定機に飛び込むヂエゴ。

たまらん!
楽しすぎるぞヂエゴ!!

ヴォルフスブルクをああいうカタチで退団する事になったので、正直色眼鏡で見られていたと思うんですよ。
どんな問題児やねん、とアトレティコの面々も構えていたと思うんですよ。
でももう、そんな事は忘れてヂエゴに付いていってくれ!!と個人的には思う。
アグエロ&フォルランの看板2トップがいなくなったんですから、これぐらいの荒療治は必要でしょ。

アルダも良かったね。
数年前から個人的に注目してたんですけど、ようやくトップリーグに移籍してきました。
しかもアトレティコなら彼の得意のドリブルも存分に活かせるスタイルだし、これは期待出来ると思います。
実際バレンシアDFは彼のドリブルに手こずってたし、決定機も何度も作りましたからね。


最後の最後まで楽しませてくれたアトレティコでしたが、1点が届かず結果は敗戦。
シュート0本に終わったファルカオが責められるかもしれませんが、まぁそれはCFの宿命ですからしゃーないかな。
移籍金も高かったし。
動き自体はそんなに悪くなかったので、今後お先真っ暗ってわけじゃないけどね。

バレンシアは先制してからは守り一辺倒でしたが、まぁそれも彼等の元々のスタイルといえばそうだしね。
ただディフェンスに綻び、穴が満載だったのは気掛かりですが。
途中投入されたカナーレス君もヂエゴと違って全く輝けなかったし。
いずれの問題も時間が解決してくれれば、良いのですがね。


   

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