シャルケ×ドルトムント 11-12 ブンデス 第31節
シャルケ 1-2 ドルトムント
【得点】
S:ファルファン(9分)
D:ピシュチェク(17分)、ケール(63分)
【メンバー】
シャルケ04(4-4-2):ウンナーシュタル、内田篤人(86分、マリカ)、メツェルダー(C)、パパドプロス、フクス、J・ジョーンズ、モリッツ(69分、ヘーガー)、ファルファン、ドラックスラー(72分、プッキ)、ラウール、フンテラール
SUB:ショーバー、エスクデロ、マティプ、ホルトビー
ドルトムント(4-2-3-1):ヴァイデンフェラー(C)、ピシュチェク、フェリピ・サンターナ、フンメルス、シュメルツァー、S・ベンダー(HT、ケール)、ギュンドアン、ブワシチコフスキ(82分、ペリシッチ)、香川真司、グロスクロイツ(89分、オヴォモイェラ)、レヴァンドフスキ
SUB:ランゲラク、ライトナー、ゲッツェ、ルーカス・バリオス
【感想】
ドルトムントは、優勝へ向けて最後の試練です。
前節バイエルンとの直接対決に勝利した事によって、両者の勝ち点差は6に。
残り試合数から考えても、また直接叩いた事を考慮してもドルトムントの優勝は非常に堅い状況。
とはいえ、このデルビーで負け、数時間後バイエルンがマインツに勝利すれば再び両者の勝ち点差は3になってしまいます。
3だと1試合分の勝ち点差ですから、何が起こってもおかしくありませんからね。
スッキリ優勝する為にも、そして数時間後キックオフのバイエルンにプレッシャーをかける為にもデルビー勝利はマイスターシャーレ獲得へ向けて果たしたいお題目です。
しかしまぁ、それにしてもこのタイミングでレヴィアデルビーとか厄介やなぁ。
シャルケはシャルケで、意地やプライド以外にもCLストレートインが懸かってる状況なので負けるわけにはいかんし。
ホンマ、優勝へ向けて試練ですよ、これは。
んな訳で、キックオフ。
試合はね-、これぞデルビーという熱いものでしたよ。
6万人強サポの声援も熱い熱い。
開始早々ドルトムントがいきなり決定機迎えたものの決められず、そうこうしてると逆にファルファンのゴラッソが決まるという序盤から熱い展開。
返す刀でドルトムントもCK崩れからピシュチェクがファインゴール。
いやー、デルビーすげぇよデルビー。
ちなみにファルファンのゴラッソは、最初とんでもないゴラッソやと思っててんけど実はGK直前で香川に当たってコース変わってたのね。
どうりで、とんでもない軌道やったわけやで。
とんでもないコースに決めたなー、って感心しててんけどね。
まぁ香川に罪は無いし、ファルファンもシュート自体は良かったし。
両者が攻め合うエキサイティングな展開で前半は終了。
クロップは後半からキャプテンのケールを投入。
そしてそのケールが結果を出すねんから、ビックリです。
CKからのヘッドは空振りしたけど、そのボールがメッツェルダーに当たって幸運にもケールの足下へ。
あとは蹴り込むだけの簡単なお仕事でありました。
キャプテンの勝ち越し弾で、否が応でも盛り上がるドルトムント陣営。
しかも相手キャプテンからのプレゼントパスやしね。
ってか、ケールからすれば元同僚。
ありがたい恩返しですわ。
こういう劇的な展開って、やっぱ優勝するチームならではな感じやね。
この日のシャルケは決して悪くなかったのに、やっぱ雰囲気がなー。
ムードがもうドルトムント優勝って感じやもんね。
こりゃぁ当たる時期が悪かったわ。
試合内容から考えれば、引き分けが妥当な結果だったかもしれんけど終わってみれば「ドルトムントの完勝」ってムードやったもんね。
フンテラールの稚拙なシュートミスなんかも、普段なら決めとったでしょう。
今季ようやくポテンシャルを発揮し、得点王も取ろうかというフンテラールさんなんですから。
ラウルもこういう試合は本来強い筈なんですけど、存在感発揮出来なかった。
それもドルトムントの神通力ですかね-。
モリッツとかドラックスラーは頑張ってたけどね。
香川は、バイエルン戦よりは良い働きしてました。
相手にとって脅威にもなってたし、周りも活かして自分も活きてた。
得点に絡んだのは、残念ながら失点のシーンのみ(苦笑)でしたが、全体的には良い働きだったと思います。
さて、この勝利で暫定ながらバイエルンとの勝ち点差は9に。
プレッシャーをかける事に成功したドルトムントでありました。
んでもって、この結果を受けたバイエルンはもうマイスターシャーレを諦めたのでしょう。
メンバーを落とし、試合も落とし、結果勝ち点差は8に。
残り3試合で8ですから、もう次節にでも優勝は決まります。
ってか決まったも同然です。
おめでとう!ドルトムント!!
ケール優勝決定弾とか、激アツやなぁ~。
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