アトレティコ×マドリー 13-14 Liga 第26節
アトレティコ 2-2 マドリー
【得点】
AM:コケ(28分)、ガビ(44分)
RM:ベンゼマ(3分)、ロナウド(82分)
【メンバー】
アトレティコ・マドリード(4-2-3-1):クルトワ、ファンフラン、ミランダ、ゴディン、フィリピ・ルイス、マリオ・スアレス、ガビ(C)、コケ、ラウール・ガルシア、アルダ(82分、C・ロドリゲス)、ジエゴ・コスタ
SUB:アランスビア、アルデルワイレルド、インスーア、ヂエゴ、ホセ・ソサ、ビジャ
レアル・マドリード(4-3-3):ディエゴ・ロペス、アルベロア(71分、カルバハル)、ペペ、セルヒオ・ラモス(C)、ファビオ・コエントロン(59分、マルセロ)、シャビ・アロンソ、モドリッチ、ディ・マリア(72分、イスコ)、ベンゼマ 、ベイル、C・ロナウド
SUB:カシージャス、バラン、イジャラメンディ、ヘセ
【感想】
白熱の首都首位決戦
■試合前の状況
首位マドリーを、勝ち点差3でアトレティコが追うという構図で迎えたデルビー。
非常に緊張感のある首位決戦になりましたね。
舞台は整った!!!
■マドリー、いきなり先制
そんな中で、先制パンチはマドリー。
いきなり決まっちゃいましたね。
ショートコーナーから、ベンゼマが上手く抜け出してダイレクトで決めました。
アトレティコDFはオフサイドを主張するも、これは完全にオンサイド。
早々の得点に、数日前の状況を思い出した人も多かった事でしょう。
そうです、なんせマドリーはシャルケの地で6点も取ってるのです。
ホームチームからすれば、正に惨劇。
そんな惨劇が今宵も繰り返されるのか、と正直思いましたよ。
■アトレティコ盛り返す
だがしかし、アトレティコはシャルケではありませんでした。
ドイツのCLに出ているだけの地方チームとは違うのです。
リーガでここまで首位争いを演じている首都のチームなのです。
シメオネの気迫が乗り移ったのか、前半だけで逆転ですわ。
コケのシュートも、ガビのミドルシュートも魂こもってたね。
まさか前半で逆転出来るとは思ってなかったけど、マドリーの出来はよくよく考えてみれば大した事なかったな。
それほどでもなかったな。
早々の先制点にごまかされはしたけど。
前半に関しては順当なスコアと言えるかもです。
■倒されまくるジエゴコスタ
アトレティコの攻撃の看板と言えば、やはり彼になるんですよ。
1トップで今日も存在感を発揮しまくり。
なんせ体が強いわな。
単独でどうにか出来るので、非常に頼りになる。
マドリーDFは、正直審判に助けられた面もあったよ。
3、4回ぐらいエリア内外、エリア付近で倒されてたけどね。
1つぐらいはPKでも良かったと思うで。
最後は、むしろダイブ取られてたけど、うーん。。。
■マドリーの強力3トップ
後半はマドリーのペースでしたね。
カウンターからアトレティコが3点目を取れる場面もありましたが、基本的にはマドリーが主導権を握っていました。
その牽引車となったのが、250億円?ぐらいの豪華3トップ。
あれは確かに強力だわ。
ベイルもしばらく見ないうちに、いつのまにかフィットしてるしね。
(あのヒールスルーパスとか、なんなん!!!)
ロナウドは相変わらず手がつけられないし、ベンゼマは嫌らしいところを虎視眈々と狙っているし。
少しも油断が出来ない緊張感。
アトレティコがリードを守ろうという気持ちになってしまい、少し下がった事により余計にマドリーの攻勢は増した。
これはゴールされるのも時間の問題やな、と思っていたら案の定やられましたわ。
もう少し粘ればタイムアップではあったけど、そこを逃げ切らせないのがロナウドやわな。
伊達に首位じゃないわ。
アンチェロッティのチームは、いつの時代も面白くはないが堅くて強いな。
■ディマリアの中盤起用
そんなアンチェロッティの采配で、意外だったのがディマリアの起用法。
中盤3センターの一角でプレーしてましたが、そんな事も出来たんですね。
イスコでもイジャラメンディでも適任者は他にいるだろうに、何故ディマリア?
サイドの職人と言っても良い男が何故??
と思ってましたが、案外フィットしてたね。
これはこれでアリやん、と悔しいけど思ってしまった。
彼にこんなポリバレントな能力があったとは。
運動量豊富に中盤走り回れるし、パスも正確やしな。
得意のドリブルも中央からなら、それはそれで武器になってたし。
あと何年かしたら、ボランチの選手になってたりしてね。
それはそれで良い感じになりそう。
■動けなかったか?シメオネ
アトレティコが勝ちきれなかった要因として、どうしても目がいってしまうのが交代枠の余り。
カードを切るだけが采配じゃないけど、苦しい状況の中で手を打てなかったのはどうなのか?と思ってしまう。
結果論やけどね。
ビジャとかヂエゴとか、攻撃面での役者はおったわけやから。
後ろに重心が傾いてしまっていたチームを、彼等なら立ち直せたのでは?と思ってしまいますよね。
バランスが崩れる事を恐れたのかな?
結果的にはエンパテで、試合前と状況は変わらず。
勝ち点差3では何が起こってもおかしくないので、まだまだリーガの混戦は続きますね。
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