2014年3月 2日 (日)

アトレティコ×マドリー 13-14 Liga 第26節

アトレティコ 2-2 マドリー

【得点】
AM:コケ(28分)、ガビ(44分)
RM:ベンゼマ(3分)、ロナウド(82分)

【メンバー】
アトレティコ・マドリード(4-2-3-1):クルトワ、ファンフラン、ミランダ、ゴディン、フィリピ・ルイス、マリオ・スアレス、ガビ(C)、コケ、ラウール・ガルシア、アルダ(82分、C・ロドリゲス)、ジエゴ・コスタ
SUB:アランスビア、アルデルワイレルド、インスーア、ヂエゴ、ホセ・ソサ、ビジャ

レアル・マドリード(4-3-3):ディエゴ・ロペス、アルベロア(71分、カルバハル)、ペペ、セルヒオ・ラモス(C)、ファビオ・コエントロン(59分、マルセロ)、シャビ・アロンソ、モドリッチ、ディ・マリア(72分、イスコ)、ベンゼマ 、ベイル、C・ロナウド
SUB:カシージャス、バラン、イジャラメンディ、ヘセ

【感想】
白熱の首都首位決戦

Myboard


Myboard2

■試合前の状況

首位マドリーを、勝ち点差3でアトレティコが追うという構図で迎えたデルビー。
非常に緊張感のある首位決戦になりましたね。
舞台は整った!!!


■マドリー、いきなり先制

そんな中で、先制パンチはマドリー。
いきなり決まっちゃいましたね。
ショートコーナーから、ベンゼマが上手く抜け出してダイレクトで決めました。

アトレティコDFはオフサイドを主張するも、これは完全にオンサイド。
早々の得点に、数日前の状況を思い出した人も多かった事でしょう。
そうです、なんせマドリーはシャルケの地で6点も取ってるのです。

ホームチームからすれば、正に惨劇。
そんな惨劇が今宵も繰り返されるのか、と正直思いましたよ。


■アトレティコ盛り返す

だがしかし、アトレティコはシャルケではありませんでした。
ドイツのCLに出ているだけの地方チームとは違うのです。
リーガでここまで首位争いを演じている首都のチームなのです。

シメオネの気迫が乗り移ったのか、前半だけで逆転ですわ。
コケのシュートも、ガビのミドルシュートも魂こもってたね。
まさか前半で逆転出来るとは思ってなかったけど、マドリーの出来はよくよく考えてみれば大した事なかったな。
それほどでもなかったな。
早々の先制点にごまかされはしたけど。
前半に関しては順当なスコアと言えるかもです。


■倒されまくるジエゴコスタ

アトレティコの攻撃の看板と言えば、やはり彼になるんですよ。
1トップで今日も存在感を発揮しまくり。

なんせ体が強いわな。
単独でどうにか出来るので、非常に頼りになる。
マドリーDFは、正直審判に助けられた面もあったよ。
3、4回ぐらいエリア内外、エリア付近で倒されてたけどね。
1つぐらいはPKでも良かったと思うで。
最後は、むしろダイブ取られてたけど、うーん。。。


■マドリーの強力3トップ

後半はマドリーのペースでしたね。
カウンターからアトレティコが3点目を取れる場面もありましたが、基本的にはマドリーが主導権を握っていました。

その牽引車となったのが、250億円?ぐらいの豪華3トップ。
あれは確かに強力だわ。
ベイルもしばらく見ないうちに、いつのまにかフィットしてるしね。
(あのヒールスルーパスとか、なんなん!!!)

ロナウドは相変わらず手がつけられないし、ベンゼマは嫌らしいところを虎視眈々と狙っているし。
少しも油断が出来ない緊張感。
アトレティコがリードを守ろうという気持ちになってしまい、少し下がった事により余計にマドリーの攻勢は増した。

これはゴールされるのも時間の問題やな、と思っていたら案の定やられましたわ。
もう少し粘ればタイムアップではあったけど、そこを逃げ切らせないのがロナウドやわな。
伊達に首位じゃないわ。
アンチェロッティのチームは、いつの時代も面白くはないが堅くて強いな。


■ディマリアの中盤起用

そんなアンチェロッティの采配で、意外だったのがディマリアの起用法。
中盤3センターの一角でプレーしてましたが、そんな事も出来たんですね。
イスコでもイジャラメンディでも適任者は他にいるだろうに、何故ディマリア?
サイドの職人と言っても良い男が何故??
と思ってましたが、案外フィットしてたね。

これはこれでアリやん、と悔しいけど思ってしまった。
彼にこんなポリバレントな能力があったとは。
運動量豊富に中盤走り回れるし、パスも正確やしな。
得意のドリブルも中央からなら、それはそれで武器になってたし。

あと何年かしたら、ボランチの選手になってたりしてね。
それはそれで良い感じになりそう。


■動けなかったか?シメオネ

アトレティコが勝ちきれなかった要因として、どうしても目がいってしまうのが交代枠の余り。
カードを切るだけが采配じゃないけど、苦しい状況の中で手を打てなかったのはどうなのか?と思ってしまう。
結果論やけどね。
ビジャとかヂエゴとか、攻撃面での役者はおったわけやから。
後ろに重心が傾いてしまっていたチームを、彼等なら立ち直せたのでは?と思ってしまいますよね。
バランスが崩れる事を恐れたのかな?

結果的にはエンパテで、試合前と状況は変わらず。
勝ち点差3では何が起こってもおかしくないので、まだまだリーガの混戦は続きますね。


       

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2013年10月 3日 (木)

R.マドリー 0-1 A.マドリー 13-14 Liga 第7節

R.マドリー 0-1 A.マドリー

【得点】
ヂエゴ・コスタ(11分)

【メンバー】
レアル・マドリード(4-2-3-1):ディエゴ・ロペス、アルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス(C)、ファビオ・コエントロン、ケディラ、イジャラメンディ(HT、モドリッチ)、ディ・マリア(HT、ベイル)、イスコ(73分、モラタ)、C・ロナウド、ベンゼマ
SUB:カシージャス、バラン、カルバハル、カゼミロ

アトレティコ・マドリード(4-4-2):クルトワ、ファンフラン、ミランダ、ゴディン、フィリピ・ルイス、ガビ(C)、ティアゴ、アルダ(88分、C・ロドリゲス)、コケ、ジエゴ・コスタ(85分、レオ)、ビジャ(87分、ラウール・ガルシア)
SUB:アランスビア、アンデルワイレルド、ギラボギ、オリベル・トーレス

【感想】
マドリーデルビーはアトレティコの粘り勝ち!!!
何年ぶりの勝利ですか?って感じです。
去年の国王杯では勝ったけど。


■単純ではなかった構図


攻めるマドリー、守るアトレティコ、ってなると思ってたんですよ。
試合前は。
でもね、あながちそうでもなかった。
勿論リードしている側は守りに入り、カサで負けている側は追いつく為に攻撃的にはなっていましたけどね。
実際選手交代のカードを両者見比べていただくと、それは読み取れると思う。

だがしかし、決定的なチャンスが多かったのはアトレティコだったでしょ。
アルダのバー直撃シュートとか、チアゴのポストをかすめたミドルとか。
ヂエゴコスタの2回あったGKとの1対1とか。
(1回は決めたけどね)

マドリーは、そんなに無かったよね。
モラタのドンピシャボレーとかぐらいか。
それならチアゴもCKからドフリーヘッドあったしな~。


■フィットしていないマドリー


つまりはマドリー側は、そんなにフィットしてなかったって事です。
先発メンバーだけ見れば、イジャラメンディぐらいですけどね代わったのは。
まぁ監督が代わってるしな。
昨季からの継続路線で戦ってるアトレティコとは、そこの部分で差が出たかな。

タレント力で言えば、断然マドリーですけど攻め手はそんなに無かった。
ベイルも途中から入ってきましたが、まだまだ連携面で未熟でしたからね。


■意思統一されていたアトレティコ


その点アトレティコは、チームとして戦ってましたね。
前線ではヂエゴコスタが体を張って頑張り、小競り合いを起こし(笑)
その隙をビジャが突き、右からアルダ、左からコケがそれぞれ痒いところに手が届く働きをしておりました。
ディフェンスラインも最後まで集中を切らさず守れてましたよ。
10年ぶりぐらい?のデルビー勝利は、皆のチカラで勝ち取ったものです。

最後、終了のホイッスルが鳴る時、皆ベンチ前出てきてたもんな。
優勝を決める時みたいな感じでねww
ま、それぐらいアトレティコにとっては価値ある勝利やったって事ですわ。


■荒ぶるマドリー


なんかマドリー変わってなかったな。
モウリーニョの悪い所が、そのまま残っていた。
つまり、試合を荒れ気味にする傾向ね。
すぐ喧嘩ふっかけて、トラブル起こすよね。
ペペとかセルヒオラモスとかアルベロアとか。
荒いわ~。
ディエゴロペスもヂエゴコスタ踏んづけてたし。
ディフェンスライン4人とも全員がイエロー貰ってますからね!

う~ん。。。
監督は代われども、選手はそんなに代わってないわけですから当然といえば当然ですが。
見てて非常に不愉快でしたわ。

シメオネが率いているアトレティコですから、売られた喧嘩は買うスタイルでヒートアップする場面も少なくなかった。
シメオネは現役時代からそうやったもんなー。

ま、とにかく不快なラフプレーは勘弁して頂きたい。
そのへんは、アンチェロッティ指導せなアカンで!!!
いつまでもクソみたいなポルケーニョの名残あったらアカンで!!!!


      

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