2015年6月13日 (土)

14-15バルサ総括

♪コーパー リーガ イ チャンピオンズ♪
って事で3冠達成となった歴史的シーズン。
久しぶりに、このメロディーも脳内に流れてきました。

2回もこういう想いを出来たサポーターってのはいないので、その幸せを噛みしめなければいけません。
さて、噛みしめつつも今季の総括です。

■国王杯⇒優勝
Copa
ウエスカ、エルチェ、アトレティコ、ビジャレアル、ビルバオを倒しての戴冠。
アトレティコ以前はクジ運に恵まれたとはいえ、全勝優勝ってのが素晴らしい。
そう、1つのエンパテすら無かったのですからね。

苦しんだ記憶があるのはアトレティコ戦ぐらいのもんで、他は比較的スムーズにいけたかなって感じ。
そしてファイナルでのメッシのゴラッソね。
あれは一生語り継がれるでしょうな、コパの記憶としてね。


■Liga⇒優勝
Liga
苦しんだ末のLiga奪還!
前半戦はクラシコに負けるわ、セルタにカンプノウで(ルーチョ的には)恩返しされるわ、鬼門アノエタでまた黒星喫するわ、で優勝は不可能だと思っていました。
しかし後半戦は、マラガにまさかの白星をプレゼントした以外は負け無し。
公式戦22連勝とエンジンかけまくってたマドリーが失速した事もあり、3月以降は首位を渡すことなくゴールイン出来ました。
クラシコも散々な内容やったけど勝ったしね(苦笑)

優勝の原動力はLigaに限った事じゃないけど、やはり南米トリデンテの破壊力。
長期出場停止処分が明けたスアレスがフィットしていくごとに、バルサの白星は増えていきました。
後述するけど、結局この3人は終盤出ずっぱりやったからね。
ラレアル戦の黒星が転換点となり、昨季の失敗を繰り返すことなく幸せな結末を迎えることが出来ました。


■CL⇒優勝
Cl
詳しくはメインサイトで語るので、ここでは簡単に。
GLで、PSG、アヤックス、アポエル。それ以降もシティ、PSG、バイエルン、ユーベと常に王者ばかりを相手にしてきた我が軍。
その全てを倒しての戴冠ですから、正に「チャンピオンズ」リーグの名に相応しい勝者と言えるでしょう。
本音を言うと、もっとクジ運に恵まれたかったけどねw

それにしても、過去に伊王者、独王者、仏王者、英王者と自らが所属するリーグ以外の「5大リーグ」を倒して大耳を得たチームってあったのだろうか?
移籍禁止処分の件しかり、この組み合わせの件しかり、バルサはUEFAからマークされてるのは間違いない(被害妄想ですかねw)ですが、それを跳ね返しての勝利なだけに価値は大いにありますよ。
(いやだってさ、同じファイナルに勝ち上がったユーベを見てみなさいよ。GLはオリンピアコスやマルメですよ。唯一の強豪アトレチコには案の定負けて2位突破だったし。トーナメントに入ってからは"国内リーグで下位に低迷する"ドルトムント、"ハメス&ファルカオを取られた"モナコ、"ガス欠状態だった"マドリーが相手ですからね。バルサと比べると(ry)


■出場時間で見る今季

以下が全公式戦の出場時間トップ11です。
私がコツコツ計算したものなので、少しの間違いはご愛嬌って事で。


メッシ       5061分
ネイマール   4098分
アウベス     3933分
ピケ        3901分
マスチェラーノ  3873分
アルバ      3795分
ブスケ       3581分
スアレス     3530分
ラキティッチ   3356分
ブラボ       3330分
イニエスタ    2921分

ま、この11人の顔ぶれは皆さん予想通りでしょう。
ブラボを除いてはCL及びコパFinalのスタメンと全く一緒。
つまりエンリケ兄貴的に「鉄板の11人」です。
GKなのにブラボの出場時間が少ないのは言うまでもなくLigaしか出てないからです。

で、注目すべきはトリデンテの数字です。
Msn
出たがりのメッシがトップってのは例年通りなのでさておき、ネイマールが2位に入っております。
そして当初はサスペンションで出られなかったスアレスがラキティッチを上回り、ブスケに肉薄する数字になってるんですよね。
これはいかにルーチョが3トップに頼っていたか、ってのを如実に表している数値だと思います。
出場停止で、開幕当初の公式戦11試合を棒に振ったスアレスですが、それ以降はほぼフル出場。
メッシ&ネイマールも同様で、殆ど途中交代さえありませんでしたからね。

多くの監督は交代させる選手にFWを選ぶのですが、エンリケの場合はMFが多かった。
シーズン観てる中でもそんな印象は常にありましたが、こうやって数値で見ると改めてそれを実感しました。

■シュテーゲン 1890分
Ter
では、ここからは個別の選手ごとにコメントを書いていきます。
まずはテア。

CL全試合と、コパの殆ど(1試合以外)を守った若き守護神。
移籍1年目としては上々の結果ではないでしょうか。
シーズン開幕当初を怪我で出遅れた為にLiga⇒ブラボ、他⇒テアの構図が出来上がってしまいましたが、もし怪我が無かったらどうなっていたか?
そういう意味でも来季はブラボとの競争がより一層楽しみです。

プレースタイル的には加入前から伝え聞いていた通りに非常に足下のテクニックがあるなと感じました。
左右両足で遜色なく蹴れ、ミスした後での物怖じしてなさもバルデスの系譜を引き継いでいると思います。
PSGとユーベ戦以外は問題無いプレーぶりだったと記憶してます。

では、上記の2戦は何故悪かったのか?
これはもう簡単な話、経験でしょう。
パリは初めての強力な相手、しかもアウェイ。
ユーベは初めてのCLファイナル。
舞台に呑まれた、と考えるのが普通でしょ。
実際どうかは分りませんが、そうだったとしたら来季は大丈夫な筈。
実際R-16で再びパリとやった時は、全く問題無かったんですから。


■ブラボ 3330分
Bravo
消化試合となったLigaの最終節以外のLigaの試合で全てプレー。
37試合で19失点という素晴らしいアベレージを記録しました。

勿論失点数の少なさはポルテーロによるものだけではないですが、ブラボの働きぶりを無視出来ないのは試合を観た方なら解るでしょう。
バルデスとは違う「安定感」のあるゴールキーピングで、DFラインに安心感をもたらしておりました。
※言うまでもないけどVVを批判してる訳じゃない。あくまでもプレースタイルの違い

特に開幕から8試合連続無失点。
終盤にも6試合連続無失点があり、最初と最後を〆れたというのは非常に大きかった。
2位ジエゴ・アウベスに圧倒的な差をつけてのサモラ受賞も当然の結果でしょう。
怪我無く1シーズンを過ごせたのも良かった。


■マシップ 180分
Masip
基本的にはスタンド観戦を強いられたシーズンでした。
出場したのは格下のウエスカ戦(コパ)と、優勝が決まってからのLiga最終節のみ。

なのでプレー内容に関して言及する事は特にありません。
第3GKの扱いなんて、どこのクラブでもこんなもんですからね。
シュテーゲンもブラボも今季の活躍が続けば、来季以降もマシップの出番は無いでしょう。


■モントーヤ 910分 0得点
Montoya
今季も私が予想してた通りにダメダメでしたね。
良いオファーが来れば、さっさと放出すべきでしょう。
ルイス・エンリケ的にもそういう考えだったのか、それともフロントからのお達しがあったのか12月~1月にかけては出番が急増しました。
それまでは公式戦19試合連続で1分もプレーしてなかったのに、非常に解りやすい(苦笑)

モントーヤ的なハイライトとしては、CLの大事なQF初戦で先発出来た事か。
アウベスの出場停止を受けての措置だったのですが、個人的にはアドリアーノで良かったのにな~という想いで観ておりました。
結局大したプレー出来なかったしね。
買い手がつかなければ来季も残留やろうけど、全く期待は出来へんな~。


■ピケ 3901分 7得点
Pique
メディア的には今季のピケのプレーぶりは称賛されているようです。
ペップ初年度の頃のパフォーマンスが戻ってきたとか何とか。
実際ルーチョも彼をDFリーダー的な役割に据え、出たり出なかったりだった序盤戦以降はフル稼働。
一度お灸を据えて以降は評価してたみたいです。

な の で す が、個人的には、う~んって感じです。
別に昨季と何ら変わってないように見えるんでね。
簡単に振り切られる場面、マークから目を離す場面、何回もありましたからね。
7得点は立派だし、決勝ゴールもあったからそこは評価したいけど、CBの一番大事な仕事はディフェンスやからね。
正直バルトラの方が安定感あるでしょ~。


■マスチェラーノ 3873分 0得点
Masche
今季も魂のディフェンスを披露したマスチェラーノ。
文句無しです。
ムンディアルでのハイパフォーマンスが影響したのか、ルーチョはしばしばピボーテとしても彼を使いました。
そこがペップとルーチョとの考え方の差なんでしょうね。

あとは、そろそろゴールが欲しいな(^_^)
入団以来の無得点記録更新中ですが、国王杯でPK蹴る機会とか無いかな、来季ぐらいにでも。


■バルトラ 1849分 1得点
Bartra
今季も基本的にはリザーブとして1年を過ごしたバルトラ。
私とルーチョとの評価は違うようで、ルーチョ的にはピケ、マスチェラーノ、マテューに次ぐ4番手のCBでしかなかったのです。
結局大事な試合でのスタメン起用は1回も無かったな。
このまま折角の才能を錆びつかせてしまうのは、勿体ないで兄貴!!


■ドウグラス 264分 0得点
Douglas
怪我で13試合欠場した以外も定位置はスタンドでした。
序盤のマラガ戦で抜擢されたものの、そこで信用を失ったのか以降は国王杯にも殆ど出る事はありませんでした。

ただね、個人的にはこの264分間を観た限りではモントーヤよりは可能性あると思うんですよね~。
「NEXTアウベス」になる素質は確かにあると思うんです。
そう思ってフロントも獲ってきた訳でしょ?
今季で終わりってのは、あまりに勿体無い。
来季モントーヤの代わりにチャンスをあげてほしい人材ではある。


■アルバ 3795分 2得点
Alba
ルーチョの信頼をガッチリと掴み取ったシーズンになりました。
従来の活発な上下動に加えて、2年目を迎えたネイマールとのコンビネーションもより深まった印象。
かつてのガウショ&シウビの領域に達する事が出来るか!?って所まで来てると思う。

序盤苦しかった時期でのアルメリア戦の決勝ゴールも価値あったしね。
後はイライラ癖さえ無くなればね・・・w


■アドリアーノ 1403分 2得点
Adriano
昨季の3142分の出場時間から大幅に数値を減らしたアドリ。
昨季はアルバの長期離脱があったからってのも理由の1つですが、決してそれだけではない。
明らかに今季はルーチョの信頼を勝ち取っていませんでした。

ルーチョは今季比較的ターンオーバーを活発にしていたと思うのですが、SBに対してはそうでもなかった。
「この試合はダニやアルバを休ませてもOKでは?」って場面でも彼等が出場し、アドリアーノはベンチ。
つまりそれだけ不安に思われていたという事でしょう。

前述した様にPSG戦ではモントーヤにポジションを明け渡し、シーズン終盤には左SBの2番手の座をマテューに奪われる始末。
試合でのパフォーマンスを観る限り、特段昨季よりガクッと落ちたという印象は受けなかったので、これはもう監督の好みによるレベルだと思います。
どんな名選手だって監督が求めるスタイル、好みじゃないスタイルだったら決別するしかないですからね。


■アウベス 3933分 0得点
Dani
チーム3位の出場時間数という数値が示すように、絶対的な選手として君臨した今シーズン。
昨季は不調だと散々叩かれましたが、それを払拭するシーズンとなりました。
メッシ復活の裏にはダニがあり、ダニ復活の裏にはメッシがあるという事でしょう。
やはり彼等がリズム良くワンツーしてる時はバルサは調子良いのです。

意外だったのはノーゴールだった事ね。
結構惜しいシーンはあったので気付かなかったのですが、まさか無得点やったとはね。
でもそんな事は関係ありません。
ダニの攻撃面での貢献度は言うまでもありませんから。

先日「フロントに全く評価されてない」と訴えかけたのは、確かに彼の言う通りでこれだけの活躍をした選手を評価してないってのがおかしい。
ダニが居なければ今季の3冠は絶対に無かったと断言出来るほどですから。
その訴えが実ってか契約延長となったのは非常に喜ばしいですね。
彼以上のラテラルを見つけるのは世界中探しても至難の業ですから。
A・ビダル?今季は良かったみたいですが、バルサの難しさってのはありますからね。
過度な期待をかけては可哀想で、そういう意味でも来季もアウベスが居るってのは非常に大きい。


■ヴェルメーレン 63分 0得点
Vermaelen
ずーーーーと怪我でね。
ようやくデビューしたのが消化試合となったLiga最終節。
ま、この事に関しては彼を責めても仕方なく、責められるべきは無能なフロント。
元々ムンディアルで怪我してたってのは誰もが知ってる事なのに、何故入団させたのか。
しかも「アーセナルの控えDF」に高い移籍金まで払ってね。
理解不能とはこの事であって、この例だけでも如何にフロントが無能なのかってのが良く解る。

ハッキリ言って、昨季までのプレーを観るかぎり怪我無く万全な状態であっても欧州のトップレベルでやっていけるかは疑問符が付く出来でしたからね。
なので来季開幕から働ける状態にはなってるでしょうが、全く期待はしておりません。
昔は良い選手でしたが、もう終わった選手だと思っております。


■マテュー 2764分 3得点
Mathieu
彼もヴェルメーレン同様に無能なフロントによって獲得された選手の1人です。
厳しい事を言うようですが、今季ぐらいの活躍が出来るだろうって事は今までのLigaでも証明してきております。
なので、それを踏まえてもまだ移籍金は高かったと言える。
クラシコでの先制ゴールやセルタ戦の決勝ゴール、エルチェ戦の鮮やかなFK等ゴールはどれも印象に残るものばかり。
守ってもCBと左SBを高次元にこなし、出場時間数ではスタメン11人には及ばなかったものの時点の12位。
立派に活躍したシーズンだったと言えるのですが、それでもやっぱあの移籍金は高すぎるよ。
来季も同じぐらいの活躍は期待出来るけど、翌々シーズンってなると、もう微妙やもんな。


■エドガル・イエー 26分 0得点
Ie
コパのウエスカ戦で途中出場。
そして同じくコパのエルチェ戦でベンチ入り。

以上の2試合でトップに貢献しました。
主戦場となったバルサBではバリバリのレギュラーだったようです。

で、プレーの印象ですが、う~ん全く覚えてない(苦笑)


■ラキティッチ 3356分 8得点
Raki
バルサへの移籍1年目というとっても難しいシーズンであった筈なのですが、セビージャ時代のパフォーマンスをそのまま出せましたね。
豊富な運動量でダイナミズムをもたらし、(主に右サイドを主戦場とした)メッシの守備カバーも万全、攻撃面でもユーベとのFinalを筆頭に結果を残しました。
ベルナベウクラシコでの先発落ちという悔しさを見事にチカラに変えたという印象です。
チャビとは全くプレースタイルが異なるので一概に比較は出来ませんが、ルーチョが標榜するスタイルの中では「チャビの後継者」と言える働きでした。


■ブスケ 3581分 1得点
Sergio
今季も不動のピボーテとして大活躍でありました。
ルーチョは徹底的にターンオーバーの試合ではブスケを休ませた。
それはつまりブスケが代えの効かない選手であるという事の証明だったと思ってます。
シーズン途中からは、「ブスケが温存された試合」「ブスケが途中交代となった試合」で、その試合の尺度が測れる様になったと言っても過言ではありません。

また、それに応えるかのように彼自身のパフォーマンスも素晴らしかったしね。
中盤の底からの組み立て、DFラインの前でのインターセプト、マスチェラーノがピボーテに入った際の2列目での働き。
そして劇的だったバレンシア戦の決勝ゴール。
今季のブスケは、もっと評価されても良い。


■チャビ 2189分 2得点
Xavi
チャビはバルサ史上最も成功した男と呼んでも差し支えないでしょう。
現時点では。
そんな男の花道に相応しい結末でした。

いや~、トリプレッテで送り出せるなんて最高すぎるよ。
そして勿論チャビ自身もそれに貢献した1人です。
時に先発でゲームを作り、時に途中出場でゲームを〆。
この男にしか出来ないコントロールの場というものは、依然存在しておりハッキリ言って来季は不安です。
ラキティッチで手詰まりになった時の「次の策」にまだラフィーニャもセルジロベルトも成り得てないからね。
やはりチャビに頼るしかないのか、って場面が今季も多々あった。
そこからの脱却としてトリデンテに頼るサッカーに傾いた試合もありましたが、やはりそれだけで来季も勝てるとは思えない。
前半は新戦力獲得が不可なので既存戦力の底上げに期待するしかない・・・。
冬のマーケットまでチャビ居てくれ、ってのが本音やけど、まぁしゃあないわな。
皆で頑張ろう!
グラシアスチャビ!!


■イニエスタ 2921分 3得点
Iniesta
彼の中ではここ10年で1番叩かれたシーズンだったかもしれない。
直前のムンディアルでの早期敗退の影響か、スペインサッカーの終焉とことさらに言われた影響か、原因は不明だが確かに冴えない試合は多かった。
厳密に言うと「イニエスタにしては」冴えない試合が多かった。
怪我による欠場は8試合だけだったので、コンディション的にはそこまで悪くはなかったと思う。
実際PSG戦やユーベ戦のように別次元の活躍を披露した試合もあったので、彼自身の能力が急激に落ちたとも考えられない。

つまり、これは戦術の問題でしょう。
昨季の無冠を経て、ある程度「効率主義」に転化した今季のバルサにあって、「非効率」さがプレースタイルの1つでもあったチャビやイニの様なプレーヤーのパフォーマンスが落ちる事は致し方ない面もある。
それによって調子を崩したという側面もあったでしょう。
ベルナベウクラシコでの痛恨のミスも、序盤は尾を引いたかもしれません。

今日もなんだか普通だな、って試合が多かった今季の印象ですが、それはそれでイニエスタなりに苦しんでた筈です。
むしろそんな中でも自分自身の特徴を全面に出した試合はやっぱり素晴らしかったのですよ。

ある意味ね、個人的には来季一番楽しみな選手ですよ。
ルーチョ体制2年目で、ドンがどういうプレーをするのかってのはね。


■ラフィーニャ 1685分 2得点
Rafa
期待に応えた時期もあった。
同点ゴールを決めたビジャレアル戦の時期がそれで、あの頃はラファが育ってきたという感触があった。
なんせルーチョからすればセルタ時代からの懐刀。
あ、B指揮してた時もラファって居たっけ?
その辺り微妙に記憶が定かではないけど、直近やとセルタ時代です。
なので期待してたと思うし、エンリケイズムを一足先に吸収してるという意味で他の選手よりも有利な立場にいたのがアルカンタラ弟なのです。

だからあの時期は、いよいよチャビ⇒ラファかと思ったもんです。
ところがあの時期を過ぎるとジリ貧なイメージやなぁ。
そこそこ試合には出てたけど、頼りになる感じは無く終了。
来季にむけての足がかりとなったシーズンである事は確かやけど、あのパフォーマンスを継続してほしかった。
あの頃はレギュラー取れる雰囲気すらあったからね。
完全に突き放してたセルジロベルトとの距離が、今では一緒になったという印象なので、来季はまた1からスタートやなぁ。

ただポテンシャルがある事は分ったので、期待しております。


■セルジ・ロベルト 916分 2得点
Sergi_roberto
前半戦は箸にも棒にもかからないプレーばかり披露しておりました。
昔から才能がある事は誰の目にも明らかな選手でしたが、イマイチ覇気が無いというか殻を破れないっていうかね。
それが今季も続くのかという感じで、もう放出して良いよ、という気持ちでした。
安全なパスしか出さないセントロカンピスタなんてバルサには要らないからね。

ところがどっこい、瓢箪から駒が出ましたよっていうピボーテ起用。
エンリケ的にも特に期待もせず人数合わせ的にプレーさせただけやったとは思うねんけど、ここでそこそこ良いプレー見せましてね。
一気に「ブスケの控え」候補に浮上ですよ。
元々手薄なピボーテだったので、来季もチャンスあるでしょう。
流石にサンペール君よりは上だったのでね。


■セルジ・サンペール  284分 0得点
Samper
非常に期待出来る20歳です。
バルサBから「ブスケを休ませたい時」に出張してきた若きピボーテなのですが、いきなりのCLスタメンデビューにも全く動じていなかった。
その姿にかつてのブスケをダブらせてしまったのは、私だけではないでしょう。
結局最後のファイナルウィーク(コパ&CL)にはトップチームに帯同し、優勝セレモニーにも参加。
来季バルサBは3部に落ちちゃうので、トップに個人昇格するんじゃないですかね?
100%純ラ・マシア産選手という贔屓目、偏愛的クレ視線もありますし。

ダントツ最下位だったBのレギュラーだったってのは、ちょっと気になりますが(苦笑)


■ハリロビッチ 28分 0得点
Halilovic
こちらも期待のプレーヤー。
今季Bに加入したばかりの19歳ですが、ディナモザグレブでも定位置を確保してただけの事はあって早速Bでもスタメン定着。
トップでは消化試合となった国王杯で途中出場したのみですが、そこでも才能の片鱗を感じさせてくれました。

うん、彼もサンペール同様に来季トップに個人昇格でも全然OKだと思う。


■ジェラール・グンバウ 90分 0得点
Gumbau
消化試合となった国王杯エルチェ戦のみでプレー。
それ以外の試合はベンチ入りすら一切無し。
でもそのエルチェ戦はスタメンでフル出場。

ピボーテでやってましたが、無難にプレーしてたぐらいの印象しか無いな-。
あの時は相手が相手やったからなー。
それが彼の本職なのかも、よく知らんし。
バルサBではレギュラーやったみたいですが、さて来季はどうなりますか。


■ペドロ 2205分 11得点
Pedro
スアレス復帰前までは基本的にはレギュラーだったのですが、以降の出場機会は激減。
ルーチョがトリデンテを全面に押し出すスタイルにした影響もあるけど、やはりあのトリデンテに比べるとペドロがワンランク落ちるのも事実。
昨季の3324分の出場時間から比べると1000分以上も減ってますが、それはこの実力社会では致し方ない事です。

まぁそんな中で、なんだかんだ2桁ゴールしてるのは立派ですよ。
ラレアル戦のチレーナ以外は、ゴレアーダの試合やコパとかで印象薄いゴールばかりではありますがね。

来季は出て行くのかと思ってたのですが、ペドロは残留を決断。
その決意がトリデンテへの挑戦状ならば素晴らしいが、単に温々とした高給でのベンチ生活を求めてのものなら契約途中で切っても問題無いと思う。
ペドロの今までの仕事ぶりを観るにつけ、そんな事は絶対に無いと信じてますがね。


■スアレス 3530分 25得点
Suarez
例の噛みつき事件の処分で序盤は出られませんでした。
が、この期間がより彼の牙を鋭いものにしたのか!?
出られなかった期間の鬱憤を晴らすかのごとく、結果的には25ゴールを量産。
彼の高額な移籍金からすると勿論少ないぐらいの数字ですが、現実的には移籍1年目でこの数字は立派ですよ。
約141分に1点ですからね。
デビューから6試合目で初ゴールを挙げた事からも分るように、やっぱり最初は呼吸を合わせるのが大変ですからね。
その中でこのゴール数はファンタスティックです。
簡単なシュートを外すシーンも一杯あったけどねwww

CLのシティ戦やPSG戦やユーベ戦。
そしてクラシコやバレンシア戦、アトレチコ戦など大きな試合で仕事をしたのもスアレスのスアレスたる所以。
またゴール以外の献身的な動きもペドロを完全にベンチに追いやった理由の1つでしょう。
ペドロの特徴も兼ね備えつつ、ゴールも奪える。
そらお高いわ。
ゴールしまくってた頃のペドロを更にスーパーにした感じやもんな~。


■メッシ 5061分 58得点
Messi_bayern
来季のバロンドールは間違いないでしょう。
LigaもCLも当然この男がMVPですよ、個人的には。

昨季は不調だとか言われてましたが、それが怪我によるものだという事を完全にピッチ上で証明してみせました。
今季は怪我無く1シーズン戦い抜きましたので、そらこれぐらいの数字は出せますよ。
右サイドに主戦場を移した事によって、ゴール記録を樹立してた頃よりは得点数少なくなってますし、ピチーチもCRに渡しましたがそれでも58ゴール。
勿論チームトップやし、90分に1点以上取ってる計算になります。
何より今季のメッシはアシストに重きを置いてる節もあったからなー。
今後年齢を重ねるにつれて、より「MF」に移行していくんやろうけど、そうなったとしてもスーパーな選手であるという事を今季少し証明してみせたと思います。

「メッシ好調の裏にはエンリケのローテーション採用あり」なんて言われてるが、実際はそうでもない。
確かにコパは完全にベンチ外にして休ませてたけど、そのコパだって相手が厳しくなったアトレチコ戦以降は全試合フルタイム出場してます。
つまり国王杯のエルチェ戦に休んで以降の公式戦32試合は連続フル出場してるのです。
それ以外で休んだのは序盤のCLで、試合が決まってから下がったのが1試合(クラシコ前のアヤックス戦)と、問題となったラレアル戦のみ。
年始1発目の試合で、時差調整など色々考慮した上でのベンチスタートだったと思うのですが、結果的には試合に敗戦。
そしてこれがメッシに火を点け、バルサイレブンに火を点け、ルーチョの方針変更のキッカケとなった。

だから今終わってみて思うのは、あの時負けてて良かった、なんですが当時はそんな心境ではなかったよな~。


■ネイマール 4098分 39得点
Ney
1つ上のステージに上がる事が出来た今シーズンでした。
15ゴールに終わった昨季に比べるとゴール数は倍以上。
そして笑顔のネイマールの姿を見た回数は、もう何倍以上ですかね。
そのスマイルの度が過ぎて相手チームを怒らせてしまう事も度々ありましたが、まぁそれぐらい「調子に乗れた」シーズンだったという事です。

ではその要因は何か。
まずは彼自身が2年目という事で、バルセロナというチームや街に慣れたという事があるでしょう。
過去例を出すまでもなく2年目に本領を発揮した助っ人外国人というのは数多くいます。

2つ目は、やはりチーム自体のパフォーマンスの向上か。
チームの成績が良ければ個人の成績も良くなる。個人の成績が良くなればチームの成績も良くなる。
「ニワトリが先か卵が先か」みたいな話ですが、メッシの怪我が治り、スアレスという大物CFが入る事によりネイマールの負担が軽くなった事は事実。

3つ目はムンディアルの経験でしょう。
自国開催のW杯でエースの重責を負わされた訳ですからね。
ネイマール頼りだったあのチームに比べると、バルサでのプレッシャーの少なさといったらね。
いや、ホントにあのセレソンはネイマールしか居なかったから。
で、あの骨折でしょ。
そこからの解放というか、一気に解き放たれるものはあったでしょうな。
試合のレベルは代表とクラブじゃ比較にならないほどクラブの方が高いけど、元々ネイマールはレベルが高い選手やからね。
そこに適応する事は可能だったでしょう。

「将来世界を代表する選手になれるかも」から「世界を代表する選手の1人」にまでクラブレベルで登り詰めた今季。
6試合連続ゴールが1回、7試合連続ゴールが1回と継続性も素晴らしかったよ。
初のCL得点王取りましたが、それ以上のタイトルを彼にあげたいぐらいです。


■アダマ・トラオレ 79分 1得点
Adamatraore
消化試合となったコパのウエスカ戦で途中出場。
短い時間ながら圧倒的な個人技を披露し、ゴールも奪ってみせました。
ま、彼がこれぐらい出来るって事はクレなら驚く事でもないでしょう。

でもBでは絶対的なレギュラーでありながら、ゴール数は少ないのよね(3点のみ)。
試合を全く観てないので、あれなんですけど上に行けない理由の1つなのかもね。
19歳って年齢は、欧州では決して若くはないからな~。


■サンドロ 261分 4得点
Sandroramirez
個人的には非常に評価していた選手です。
なんせ短い時間で結果残してますからね。
全て途中出場で4ゴールですよ。
時間で割ると1試合に1点以上は取ってる計算。
素晴らしいですよ。
ビジャレアル戦の決勝ゴールだけでも、彼が表彰セレモニーに参加するに値する事を証明してますよ。

でもルーチョ的には序列はムニルの方が上でね。
スアレス復帰後にBに返されたのもサンドロやったし、ゴールしてもゴールしても先発の座はムニルに回ってました。
それが監督の好みってやつなんかなー。
来季3部リーグで戦わせるには、あまりに惜しい人材ですよ。


■ムニル 822分 1得点
Munir
最後はムニル君です。
プレシーズンから輝きを放ち、開幕戦でいきなりゴールデビュー。
そしてすぐにスペインA代表招集、とシンデレラストーリーを地で行くようなスポットライトを浴びてた開幕当初。

ですが、まばゆい輝きは数週間で終わりました。
開幕戦のゴールを最後に以降は音無し。
スアレス復帰前に5度、スアレス復帰後も5度スタメンのチャンスを貰えましたが結果は残せず。
ノーゴールは別に構わないんですが、プレー内容もパッとしなかったからね~。
焦りなのか、何なのか。
「まだ慌てるような時間じゃない」やったと思うねんけどなー。

コパのエルチェ戦を最後にBに戻るも、どうやらそこでも不振に喘いだそうで。
その後は3試合でトップチームのベンチ入りするも、出番は無く終了。
CL決勝の遠征に帯同した事とかは今後の良い経験になるやろうけどね。
まぁムニル君は、これで終わる選手じゃないでしょう。
あの開幕当初の自分をもう一度思い出し、是非復活を遂げてほしいですね。
彼に関しては3部で揉まれる事も、もしかしたら大切な事になるかもしれません。


■ルイス・エンリケ
Le
見事に3冠達成。
理想(ペップ的なスタイル)と現実(セリエ的なスタイル)を狙ってか狙わずか織り交ぜ、覇権奪還に成功しました。
正直つまらない試合は数多くあった。
このままお粗末な試合ばかりするようなら、エンリケ兄貴に白いハンカチを振らなければいけないなと思った事も数知れず。
現役時代は崇拝してた男なので、抵抗はありましたけどね。
しかしながらギリギリの所で、結果的には上手く纏めました。
CLファイナルの先制点なんて、もろに"ペップバルサ"でしたから。
ローマやセルタでの経験も踏まえつつ、良い感じに落とし所は見つけたなという気持ちです。
ペップスタイルを愚直なまでに押し通してたとしたら、今季も無冠だったでしょうから。
やはりあれは、あの時代、あの選手達が居たからこそ、であってね。
タタが率いた昨シーズンも決して無駄では無かったという事です。

■来季

さて、15-16シーズンの話です。
ま、まだ早いけどね。
A・ビダルの加入は発表されましたが、会長選すら終わってませんから。

なんにせよ、12月にバルサが日本に来るのは非常に楽しみ。
絶対にチケット取ります!
だから、お願いやから12月までこの状態を維持しておいてほしい・・・。
半年でチーム崩壊とか、ザラにある話なんでね。
ホントにそれだけをビビってますよ。
どうか皆ケガなくね~。


                    


           

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2015年5月31日 (日)

ビルバオ×バルサ 14-15 国王杯 決勝

ビルバオ 1-3 バルサ

【得点】
Bi:ウィリアムス(80分)
Ba:メッシ2(20分、74分)、ネイマール(37分)

【メンバー】
アスレティック・ビルバオ(4-4-2):イアゴ・エレリン、ブスティンサ、エチェイタ、ラポルト、バレンシアガ、サン・ホセ、ベニャ(75分、イトゥラスペ)、イラオラ(C)(57分、スサエタ)、ミケル・リコ(75分、イバイ・ゴメス)、ウィリアムス、アドゥリス
SUB:イライソス、グルペギ、アケチェ、エンリケ・ソラ

バルセロナ(4-3-3):テア・シュテーゲン、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、マスチェラーノ、ジョルディ・アルバ(77分、マテュー)、ブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ(C)(54分、チャビ)、L・スアレス(77分、ペドロ)、メッシ、ネイマール
SUB:ブラボ、バルトラ、アドリアーノ、ラフィーニャ

【感想】

・歴史に残るメッシのゴラッソ
・ファイナルに相応しい名勝負
・エレリンのパラドン及ばず

って試合でした。

Myboard


Myboard2

■試合前の状況

やって参りました国王杯ファイナル。
バルサとしては今季2冠目を、ビルバオとしては不調に終わったLiga(7位)を忘れさせる為のタイトルを、っていうモチベーションです。

それにしてもビルバオとはコパのファイナルでよく当たりますな。
11-12シーズン(3-0!)、08-09シーズン(4-1!)と最近だけでも3回目。
ま、それだけお互い強いって事ですよ。
そして毎回バルサがアウェイ扱いなのは、国王杯独特のルール(創立年が古い方がカサ)があるから。
なので未来永劫バルサが決勝においてビルバオと対戦する場合は絶対にフエラ扱いなのです。
そう、今回は開催地がカンプノウなのですが、そんな事も関係無いのです。


■カンプノウ開催について

これに関してはね、むしろ経緯を知らない外野の声が五月蠅いよね。
「バルサ贔屓」だとか「バルサが金渡してる」だとか。
ま、実際投票で決まったらしいので、投票権持ってる人に金渡したかもしれませんがね(苦笑)
という小ボケはさておき、バルサも当初はベルナベウ開催を推してたんですよ。
でもそれを断られ、メスタージャも断られ、ってのでじゃぁカンプノウどないですか?とね。
最初からカンプノウを推さなかったのは、過去の事例から考える縁起の悪さよね。
決勝戦をホームで戦ったチームが全て勝ってきてる訳ではないのです。
かの有名なマラカナンの悲劇に始まり、この国王杯でもマドリーが創立100周年の年にデポルに負けたりとかね。
マドリーは一昨年ぐらいもアトレティコにデルビーで負けてたな、ベルナベウで。

なので、良い事ばかりじゃないのよ。
変にプレッシャーにもなるし、ホームとはいえチケット分配は五分五分やし。

Half


実際試合前のコレオも半々に分かれました。


■バルサのスタメンについて

エンリケ兄貴は鉄板の11人を並べてきました。
誰もが予想した11人。
なので先週のLiga最終節からの変更点で言えば実に9箇所。
メッシとネイマール以外は総替えです。
ま、それだけ先週は休ませる事が出来たと考えると、上手くいってるなと。

バイエルン戦で痛めて以来ベンチに入ってなかったスアレスですが、今日はスタメンに名を連ねました。
ドクター的な判断はギリギリだったそうですが、さてどうなりますか。


■好ゲームの予感漂う立ち上がり

ハイプレスを仕掛けるビルバオと、パスを回し試合の主導権を掴もうと奔走するバルサ。
イイネ、ファイナルやね!
という痺れる展開で試合は進んでいきます。

前線を2トップにしたのも恐らくは前からフォアチェックを仕掛ける為でしょう。
中盤もドブレピボーテで中を固め、メッシ対策にはバレンシアガとリコによるサンドイッチを選択。
メッシはファウルまがいのプレッシャーの連続に、審判に不満をぶつけるシーンも多かった。
それでも右サイドから得意の対角線スルーパスを繰り出し、ネイマールのダイレクトボレーシュートを演出。
美しすぎるゴラッソが決まったのですが、これは残念ながらオフサイド判定。
リプレーで見るとオンサイドでしたがね。


■スイッチが入ったメッシ

自身へのファウルは取ってもらえない。
完璧なアシストもオフサイドにされる。

これでメッシはキレちゃいましたかね。
じゃぁ見せてやろうじゃないですか、っていうプレーがこの後披露されました。

もうね、唖然ですよ。
アンビリーバボーですよ。

メッシのスーパープレー的なものは、これまでも何回も観てきました。
でも毎回その度に驚かされるし、何より偶然性を感じないのよね。
メッシならば可能、と思わされるのが凄い。

今回も右サイドでボールを持つと、囲みに来た2人を簡単に抜き去ります。
追いすがる3人目にもファウルもさせずトップスピードで突き放し。
ゴールに迫ると勿論DFの人数も増える訳ですが、それをもあっさりとかわし左足一閃。
GKのニアをブチ抜く超絶ゴラッソですわ。
しかも決勝の舞台でね。

Messi
ゴール後の、この快心の表情ね。
バイエルン戦でノイアーを攻略した時とは、また違う表情です。
今日のはどちらかというと流川君@スラムダンク的なゴールでしたね。
火を点けちゃったら、こうなってしまうよっていうゴール。

いや~、最高。
メッシ最高。
この男、史上最高やわ。


■メッシの後遺症

正直あれで勝負は決まったと思いました。
そりゃぁ1点差なので、全然スコア的には決まってませんよ。
でもね、点の取り方が別次元でしたから。

実際ビルバオは明らかに浮き足立っておりましたのでね。
2失点目に関してはバルサが面白いようにショートパスを繋ぎ、最後は抜け出したスアレスのプレゼントパスをネイマールが決めました。
※ネイマールはこのゴールで今季のコパ得点王に(セビージャのアスパスと同数ですが)。

メッシのゴラッソに大ダメージを喰らってたビルバオだったからこそ、あそこまでキレイに決まったのです。
前半15分までの彼等なら、もっと粘ってた筈ですよ。
そういう意味でもメッシのゴラッソは1点以上の価値があったのよね。


■エレリンの奮闘

前半は2-0で折り返し。
そして後半もしばらくはスコア動かず。

その最大の要因はGKの好守でしょう。
エレリン何点も防いでましたよね~。
ピケのやつとか、ネイマールのとか、スアレスが折り返したやつとか。
メッシのFKもそうか。

うん、彼が居なかったら前半の内にゴレアーダって展開も充分あり得たのよ。
ファイナルの質を保っていたのは彼でした。


■決着の時

でもポルテーロ1人の頑張りでは限界があります。
決定的な3点目が決まった時、DFの足は完全に止まっておりました。
アウベスのグラウンダークロスが緩かったのも1つの理由でしょう。
なまじっか遅いクロスだっただけに油断もあったのかも知れません。

ただそんな隙を世界一の男が逃す訳もなくってね。
クロスが出た時点では一番遠い所に居た筈のメッシでしたが、誰よりも早くボールに触りゲットゴールです。
あれはGKどうしようもないし、DFに怒ってたのも理解出来る。
あれはDFの責任。

ただ70分以上も耐えてたダメージがここで来たんでしょうな。
ボディーブローのようにジワジワと。

3-0になり完全に試合は決しました。
直後にルーチョがスアレスとアルバを休ませる交代を決断したのも、それを物語っております。


■ビルバオの希望

ただこのまま負けるビルバオではありませんでした。
古豪の意地。
コパ23回優勝という伝統のプライドがネットを揺らしました。

前半からバー直撃シュートなんかで目立ってたウィリアムスがヘディングを決めて一矢報います。
沸き上がる約5万人のビルバオサポ。
愚直なまでにロングボール攻撃を繰り返してきた成果がようやく出ました。
ま、バルサはああいう攻撃に弱いですからね。
実際。
ベルリンでもジョレンテやモラタやポグバの高さにやられる姿が目に浮かびますわ。。。。
でも今更言ってもしゃーないので、うちとしては失点以上に得点するというだけです!!


■戴冠

その後ネイマールのヒールリフトで一悶着あったりもしましたが、スコアは動かず終了の笛。
チャビのポスト直撃FKは、もうゴールで良いんじゃないか(^_^)って思いましたがね。
カンプノウラストマッチなんですからwww

ま、そんな都合の良い解釈が産まれる筈もなく3-1で終了。
チャビとイニが仲良くカップを持ち上げ、めでたしめでたしで大団円であります。

Cup2


Cup

そう、ドブレーテ達成ですよ!!
来週にCL控えてるから大喜びとはいきませんが、ドブレーテでも本来は偉業ですからね。
そこんとこ忘れたらダメですよ。
バルサの長い歴史でも過去5回しか無かったんですから。
別に今から保険かけるわけじゃないですが、「トリプレッテ達成出来なかったら失敗」なんてシーズンじゃなかったんでね。
27回目のコパ王者、これはもっと喜んでも良いタイトルなのです。
なんせ9戦全勝での優勝やからね。
序盤は弱小相手でしたが、結果的にはアトレティコ、ビジャレアル、ビルバオを倒してのコパ王者なので価値もありますよ。


■余談その1・アウベス

まー衝撃でしたよ、あの髪型は。
ツッコんだら負けとも思ったけど、ツッコむしかないでしょ。

Dani3


Dani1


Dani2

真っ先に思い浮かんだのは日韓W杯の時のロナウド。
奇抜な「大五郎カット」で笑いを誘い、自身やチームへのプレッシャーを軽減させた。

そこまで考えてなのか、それとも単なる悪ノリだったのか、いずれにせよ今日のダニのプレーは良かった。
こないだフロント批判の会見をやっちゃって、違う意味で注目されてたので、それを振り払う意味もあったか!?
個人的には、ああいう話はもっと言っても良いと思ったよ。
実際今季のフロントはクソやし、アウベスへの評価はプレーに対しては低すぎる。
アウベスなくして今季のドブレーテ達成は絶対に無かったと言えるからね。


■余談その2・ネイマール

↑でもチラッとは書いたけどヒールリフトの話ね。
まぁね~、「敬意を欠いてる」だの「無礼だ」だのって仰ってる方々の意見も解らなくは無い。
「スポーツマンシップに則って(ウンチャラカンチャラ~」のお題目でやるならば、即刻レッドカードもののプレーですよ。

でもね~、そんなんでフェイントまで制限されなアカンのか、と。
相手を抜くドリブルなんですから自由にやったら良いと思うんですよ。
CR7も相手を馬鹿にしたようなドリブルがあるとかで叩かれたりしてましたけど、あれも別に良いと思うんですよね。
「こういうフェイントしか駄目」みたいなルールなんて必要ないでしょ?
小馬鹿にされるのが嫌なら、そんな事をされないようなディフェンスを見せたら良いんですよ。

Neymar

いや、ネイマールやCR7のプレーを称賛してる訳じゃないですよ。
ピッチの中の怒りはプレーに変えるのがベストで、例えば今日の1点目のメッシみたいな感情の爆発の仕方が「ベスト」なんです。
だから称賛はしてないんですが、それほど目くじら立てるようなものか?っていう疑問があるのよね。
乱闘するほどのものか?と。
DFをイラつかせるのもFWの仕事やし、そういうFWが歴史に名を残してきてるしね。
なんだかんだでフェイントの名手や技のレパートリーが豊富なのはブラジリアンですが、やっぱりそういう土壌があると思うんですよ。
異文化なので拒絶反応もあるとは思いますが、受け入れてほしいよね。
フェイント=騙す=おちょくる=馬鹿にする わりと同義語でしょ?

あ、ゴールパフォーマンスとかでの「無礼な行為」はNGだと思ってます。
あれは直接プレーとは関係無いからね。
単なる挑発ですから、あれは恥ずべき行為でしょう。


■いよいよ最終決戦へ

話が脱線しちゃったけど、まぁバルサはここまで順調に来ました。
今日もイニエスタの負傷交代が若干気になるけど、後1週間あると言えばある。
とりあえずベルリンで最高のフィナーレを迎える準備は整いました。

Wa

メッシは最高のコンディション。
スアレスのリハビリも出来た。
ネイマールも違う意味で燃えてる。
DFもバッチリ。
ブスケも今日抜群やった。

勝てる、勝てるぞユーベに!!!!!!!!!!!

Campeones


                  

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2015年5月24日 (日)

バルサ×デポル 14-15 Liga 第38節

バルサ 2-2 デポル

【得点】
B:メッシ2(5分、59分)
D:ルーカス(67分)、サロモン(76分)

【メンバー】
バルセロナ(4-3-3):ジョルディ・マシプ、アドリアーノ、バルトラ(70分、マスケラーノ)、ヴェルマーレン(63分、ドウグラス)、マテュー、セルジ・ロベルト、ラフィーニャ、チャビ(C)(85分、イニエスタ)、ペドロ、メッシ、ネイマール
SUB:ブラボ、モントーヤ、アルバ、ムニル
怪我:スアレス

デポルティボ(4-5-1):ファブリシオ、ラウレ(C)、ロポ、シジネイ、カネージャ(39分、メジュニャニン)、アレックス・ベルガンティニョス、ボルヘス、ファン・ドミンゲス(62分、オリオル・リエラ)、ディオゴ・サロモン、カヴァレイロ、ルーカス(86分、ホセ・ロドリゲス)
SUB:ルクス、インスーア、ポスティガ、エルデル・コスタ

【感想】

Myboard


Myboard1


・主役はチャビ! 感動のセレモニー
・残留争い中のデポルが意地のエンパテ
・全員ハッピーな最高の空間

って試合でした。


■試合前の状況

前節優勝を決めたバルサ。
つまり今日は消化試合です。

でもね、そんな試合なのにカンプノウが満員だったのは理由があります。
そう、チャビのLigaラストゲームなのです。
数日前に今季でのバルサ退団を発表した偉大なるマエストロ。
そんな彼を送り出す為にクレ達は駆けつけたわけですな。

ま、デポルにとってはそんな感傷ムードなど関係ございません。
残留が懸かった大事な大事な試合。
是が非でも勝ち点1を奪いたいと意気込んでいた事でしょう。


■バルサのスタメンについて

チームとしての目標はあくまでも来週のコパファイナルと、再来週のCLファイナルです。
つまり今日みたいな消化試合に主力を使ってくる筈もなく、ある程度予想出来たローテーション敢行の11人となりました。

シュテーゲン、ピケ、アウベス、ラキティッチ、ブスケには完全休養を与えました。
なのでマシップがLiga初登場、ヴェルメーレンに至ってはバルサでの公式戦初登場となりました。
他もお久しぶりの先発、というメンツばかり。
唯一デランテーロは駒不足でメッシとネイマールがスタメンに名を連ねざるをえない状況。
Bからムニルも連れてきてますが、ムニルはBに専念してもらった方が良いのでは・・・。
残留懸かってるし。
今日みたいな消化試合は控えFW抜きでも良いでしょうに。。。


■圧倒的なバルサ

チャビの巨大フラッグと、デポル選手によるパシージョで迎えられたブラウグラナの戦士達。
あれでテンション上がらない訳はないですよね。
だから早い時間帯での先制点も予想通りでした。

ラファの切り返しからのドリブル突破が完璧やったね。
あれで勝負あり。
折り返しのピンポイントクロスに、何故かドフリーだったメッシは合わせるだけでした。
あれだけフリーにさせてしまってるのが、今のデポルの順位を表してるんかね?


■チャビへの大拍手

いや~凄かったね。
ボール持つたびに拍手やったし、チャビコールはひっきりなしに出るし。
うん、それだけ偉大な選手なんですよ、チャビは。

そんなチャビが牽引した今日の中盤。
セルジロベルトのピボーテもしっくりきてたし、ラファもアシストでノッたのかイキイキしてた。
メッシも基本的には中盤もしくは右サイドでゲームメイクに専念。
かといって出る時は出るから得点も取るんです。

左のネイマールも常に1on1は勝ってたし、両SBの上がりも上々。
4-5-1の3ラインを敷いてガッツリ守るデポル相手に(バルサが)失点する気配なんて微塵もありませんでした。
こりゃ楽勝やな、っていう前半。


■勝負が決まったと思った2点目

楽勝ムードを加速させたのがメッシの2点目。
カウンターからペドロがヘディングで繋ぎ、これに対してネイマールがブッチぎりのスピードで独走突破。
GKと1対1になった所で、横で並走していたメッシに渡して楽々ゴール。
今日はパラドン連発してたファブリシオでしたが、あれは止められませんよね。

事故的にデポルが1点ぐらい取る可能性はあったけど、どう考えても2点は奪えないだろうって流れだったのでハッキリ言ってデポルはジエンドになったと思いましたよ。
この時は。


■バルトラ負傷退場から一転

そんな空気が変わったのは、CB陣が代わってから。
まずはヴェルメーレンがお役御免でドウグラスにチェンジ。
長きに渡る負傷から帰ってきての復帰戦だったので、90分フル出場は無いよね。
プレーぶりに関してはノーコメント。
何故なら攻められる場面自体が記憶に無かったので(苦笑)

で、この後タイミングの悪い事にバルトラが接触プレーで痛めて一旦ピッチの外へ。
セルジロベルトが1列下がってDFラインに「とりあえず」入ってました。
つまり、右からドウグラス、セルジロベルト、マテュー、アドリアーノの並びね。
こんな急造DFラインで残留に燃えるデポルの情熱を止められる訳もなく。
「ここがチャンス」とばかりに攻めてきたデポルに、あっさりと1点返されてしまいます。

1点返した事により勢いが出たデポル。
バルトラの代わりにマスチェラーノが入りましたが、勢いは彼だけでは止められませんでした。
FK崩れの混戦からズドンと叩き込まれて、あっという間に同点。

バルサの不整備状態に付け込んだ2得点とはいえ、これが"スーペルデポル"ですよ。
伝統のチカラは残っておりました。


■勝ち越し点を狙うモチベーションは無く

さあ同点となったカンプノウ。
なのですが、どう見ても選手達からは燃えるものが感じられず(苦笑)
「いや、そんな事は無かった」と口では言うでしょうがね。
まぁ頑張って3点目を奪う理由なんて、特に無かったのでね。
ドウグラスの突破は意外と良かったけど。

この後の最大の見せ場と言えばチャビの交代シーンですよ。
恐らく予定通りの時間での交代だったんでしょう。
場内から拍手を送る為だけの交代。
ですが、絶対に必要な交代。

こういう場面を見ると、つぐつぐ前節で優勝決めておいて良かったなと思いました。
最終節まで優勝の行方が決まらない展開だと、こういうピースフルなムードには絶対ならなかったですからね。
今日はローテーションも出来たし、優勝セレモニーも、チャビのお別れも出来たし、ホーム最終戦として最高の幕切れですよ。


■歓喜のデポル

という事でデポルの残留が決定。
これは八百長ですか?と言われたら、「違う」とは言い切れないぐらいの終盤の内容www
なんというか、バルサイレブンから思いやりが感じられましたよね。
やはりデポルという伝統あるチームが目の前で泣き崩れるシーンとかは見たくなかったと思います。
バルサも前述した様に色々イベントが出来た最終戦。
デポルとしても残留決めて喜びしかない最終戦。
皆がハッピーに終われる展開って中々ないよね。
結果的には引き分けで良かったかな、と。

そして感動のセレモニーですよ。
チャビが涙ぐみながらスピーチしてる姿を見ると、グッと来ましたよ。

思えば昨季のプジョルなんかは、こういうセレモニー出来なかったな。
いつ以来よ、ちゃんとセレモニーやって送り出すのって。
アビダル以来?ペップ以来?
裏門から出て行くのが悪しき伝統になってるバルサなのでね・・・。
だからやっぱりタイトルって大事よね。
チャビが優勝カップ掲げて終わった、ってのが絵になりましたもん。


■これで終わりではない

と、感傷に浸るまではここまで。
スピーチでチャビも言ってたけど、まだ大事な試合は2つも残ってるのです。
出来れば2週間後にもっとハッピーな姿でのパレードやセレモニーを見たい。

でもそれは高望みなんですけどね。
今季開幕前は「国王杯だけでも獲れれば上出来」なんて思ってましたから。
実際3冠は目の前ですが、もしこの後連敗したとしても「成功」のシーズンと言えるのです。
終わり方が悪いとイメージ悪いですが、シーズン開幕前の状態から考えたら、って意味でね。

タイトルを獲得する上で一番良いのは今日がチャビにとってバルサラストゲームになる事。
恐らく次の2つの決勝はチャビはスタメンではないでしょう。
でもベンチには入る。
苦しい流れを変える一番の駒として。
だから理想で言うと「チャビを使わなくても大丈夫」な展開が一番良い。
つまりこの後チャビの出番が無かったとしたら、バルサはトリプレッテ達成してるという事です。

個人的には勿論まだまだ「バルサでのチャビ」を観たいですけどね。
ま、ひとまず今日で一区切りです。

6raciesXavi!!!

            

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2015年5月18日 (月)

アトレティコ×バルサ 14-15 Liga 第37節

アトレティコ 0-1 バルサ

【得点】
メッシ(65分)

【メンバー】
アトレティコ・マドリード(4-4-2):オブラク、ファンフラン、J・ヒメネス、ゴディン、シケイラ、ガビ(C)、マリオ・スアレス(68分、ラウール・ガルシア)、アルダ(72分、マンジュキッチ)、コケ、フェルナンド・トーレス(80分、サウール・ニゲス)、グリーズマン
SUB:モヤ、ヘスース・ガメス、ミランダ、ラウル・ヒメネス

バルセロナ(4-3-3):ブラボ、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、マスチェラーノ、ジョルディ・アルバ(80分、マテュー)、ブスケッツ、ラキティッチ(87分、ラフィーニャ)、イニエスタ(C)(82分、チャビ)、メッシ、ペドロ、ネイマール
SUB:シュテーゲン、アドリアーノ、セルジ・ロベルト、ムニル
怪我:スアレス

【感想】

・23度目のLigaカンペオン!!
・王者らしく余裕を持って戦えた
・今日も光ったブラボ

って試合でした。

Myboard4


Myboard5

■試合前の状況

優勝に王手をかけてる首位バルサ。
今日勝てば文句無しで優勝決定。
引き分け以下でもマドリーの結果次第で優勝となります。

最悪負けたとしても、それでも(マドリーが勝ったとしても)1ポイント差。
負けても大丈夫という精神的優位さは非常に大きい。
今日決めてくれるんじゃないかという期待感が高まる一戦でした。


■バルサのスタメンについて

鉄板の11人を並べてきました。
直前のバイエルン戦からの変更箇所はGKとペドロのみ。
GKは毎回のローテーション、ペドロも怪我のスアレスの代わりなので想定通り。

なのでベンチのムニルの方が注目点としては大きいか。
スアレスの穴埋めとして控えFWに入ったわけですが、ラーヨ戦以来実に16試合ぶりのベンチ入り。
※この時はネイマールの出場停止を穴埋め
つまりこの間の15試合は南米トリデンテが万全だったという事です。
3冠にそれぞれ王手をかけてるバルサですが、3トップが終盤盤石だったってのが辿り着けた要因の1つでしょうね。


■両者決定機ありの立ち上がり

お互いに攻め合う感じの序盤。
その中で光っていたのがブラボの安定感やね。

特にCKからのヒメネスのシュートを防いだ場面。
あれは難しい体勢でしたが、よく弾きましたよ。
ヘディングシュートというより、肩か背中に当たった感じでフワッとしたシュートになってましたからね。
あれは難しかった。

更にはその直後の至近距離シュートもSTOP。
多分グリーズマンかなんかやったと思いますが、よくキャッチしましたよ。
※結果的にはオフサイド判定やったけど

バルサはメッシに幾つか決定機が。
特にドンピシャヘッドの場面は惜しかったなぁ。
GK正面やったけど。
アウベスのクロスも良かったな。
※アウベスは今日でLiga590試合出場達成。外国人選手最多出場記録だそうで。
あのドナトの記録を抜いたってのが凄いよな。
だってドナトって40歳超えてもプレーしてたしな。それに途中からスペイン人になったし。


■メッシのポジショニング

スアレス欠場という事で、去年までの定位置であるCFに居座るかと思ったがそうでもなかった。
偽9番というよりは中盤って感じの位置でプレーしてましたね。
そうでない時は右サイド。

ネイマールは基本左サイドだったので、3トップのポジションチェンジとしてはペドロが気を利かせて色々動いていた感じ。
このへんもペドロの苦労が伺い知れるなぁ(^_^;)

ま、そんなメッシが攻撃の中心なので仕方ない。
気を利かせないと仕方ない。
バーかすめたFKも惜しかったし、ファンフランのハンドを誘発したシュートも惜しかった。

あ、ファンフランのハンドはスルーされたな(苦笑)
↑に書いたFKにしても、そもそも本来はPKやろ!って位置でのファウルやったしね。
まぁマジェンコ主審なので仕方ない。
こっちもこの後イニエスタがエリア内で手に当たったプレーあったけど見逃してくれたしね。
帳尻合わせたのかどうかは知りませんが。


■優勝決定試合で仕事をするクラック

スコアが動いたのは後半になってから。
決めたのは、やはり大エース。
密集地帯でペドロとのワンツーは軽やかに成功させると、GKが届かない位置へシュートを流し込みました。
今日もパラドン祭りのオブラクでしたが、あれは止められないよね。
あれはDFの責任です。

その後のネイマールへのパスも絶妙やったな~。
あれはフリーやったし、得意のコースやったし決めないとね、ネイマール君。


■戴冠

思えば昨季はカンプノウでの最終節でアトレティコが喜びに湧いたわけです。
なので今季は全くその逆を成し遂げた。
アトレティコに対しては全く恨みは無いけど、気分は凄く良い。
昨季のグダグダ状態から、見事1年でここまで持ち直した。

30勝3分4敗 得点108失点19得失点差+89

堂々の優勝でしょう。
特に失点19がハンパないな!
バルサっぽくないけど。

あと今季のLigaは混戦なんて言われてはいましたが、終わってみれば勝ち点100に届きそうな感じで終了。
あの無茶苦茶だった頃と変わらない勝ち点ペースとなっております。

ペップ時代のファンタスティックっぽさと比べると、どうしても内容には不満のクレもいるようですがね。
ま、あれは特殊な時代の話だったのですよ。
1年でエンリケ兄貴はここまでよくやったと思います。


         

                           

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2015年5月10日 (日)

バルサ×ソシエダ 14-15 Liga 第36節

バルサ 2-0 ラ・レアル

【得点】
ネイマール(51分)、ペドロ(86分)

【メンバー】
バルセロナ(4-3-3):ブラボ、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、バルトラ(62分、ブスケッツ)、アドリアーノ、マスチェラーノ、ラフィーニャ(81分、ペドロ)、チャビ(C)(74分、イニエスタ)、L・スアレス、メッシ、ネイマール
SUB:シュテーゲン、アルバ、ヴェルメーレン、セルジ・ロベルト
怪我:マテュー

レアル・ソシエダ(4-4-2):ルジ、C・マルティネス、ミケル・ゴンサレス、イニゴ・マルティネス、デ・ラ・ベジャ、ルベン・パルド、マルケル・ベルガラ、シャビ・プリエト(C)、グラネロ(90+3分、A・エルストンド)、ベラ(77分、フィンボガソン)、カナーレス(73分、ゴンサロ・カストロ)
SUB:スビカライ、ユーリ・ベルチチェ、サルドゥア、アギレチェ

【感想】

・完勝で、ラレアルにリベンジ達成
・Liga優勝王手
・ペドロの美しきチレーナ

って試合でした。

Myboard


Myboard1

■試合前の状況

優勝争い中のバルサと、「ザ・中位」のラレアル。
バルサとしてはバイエルンとの激闘から中2日での試合なので、非常に消耗してる。
そんな状況で特に目標も無く思いっきりぶつかってこられる相手とやるのは、非常にメンドー。


■バルサのスタメンについて

またこの後すぐに中2日でバイエルン戦を控えてるだけに、本来ならローテーションを敢行したい所。
なのですが、Ligaも落とせないんですよね。
引き分けたりしちゃって、マドリーが勝てば首位交代ですから。
折角バイエルンに勝って良いムードやのに、ここで2位に陥落なんて事になったら目も当てられない。

中位チームに確実に勝利しミュンヘン遠征、ってのが理想。
いや理想っていうか必須。

なのでエンリケ兄貴のローテーションも控え気味。
ラキティッチは温存させ、中盤の3枚はガラっと入れ替えましたがね。
トリデンテは相変わらずフルタイム出動やし、DFラインもバルトラ、アドリアーノを出陣させたのみ。

ペドロ頭から使っても良かったとは思うけど、中々慎重やねルーチョは。


■立ちはだかるルジ

序盤からバルサのペースで試合は進みました。
前半15分までに決定機は3回ほど。
メッシのヘッドもスアレスのヘッドもネイマールの抜け出しも惜しかった。

でも決まらなかったのはGKが良かったから。
今日もルジ狂い咲きになっちゃう?
と前回の敗戦が頭をかすめた立ち上がりでした。


■ネイマールのカベッサ

その後もピケの至近距離シュートなどを止めて前半の完封に貢献したルジ。
後半このままズルズル行ったらメンドーやな~っと思ってた矢先でした。

これを止めるのは無理でしょう、というネイマールのカベッサが決まりましたね。
メッシのクロスをラレアルDFが上手く反らしてくれましたからね。
おあつらえ向きにネイマールの頭にドンピシャですよ。
あれピケが反らしてたらオフサイドだった訳でね。
当然そんな位置にいる選手をポルテーロはカバー出来ない訳ですよ。

運も味方につけた先制点。
ただ今日もメッシのパスが冴えていたのは事実で、何本もああいうパスは出てましたからね。
確率の問題で、何本かそういうパスがあれば1本ぐらい幸運にも恵まれるってなもんですよ。


■小康状態、耐えられないルーチョ

さぁ2点目を取って楽になろう。
バイエルン戦に備えよう。
ってテンションで観てたのですが、中々後続は無し。
ソシエダのチャンスは一向に無くって、結局試合通しても1回あったか無かったかぐらい。
それぐらいバルサが一方的に押し込んでたんですが、ゴールは奪えず。

これに業を煮やしたエンリケ兄貴は温存しておきたかったであろうブスケとイニエスタを投入します。
交代はバルトラ、チャビという恐らくミュンヘンでは先発で出ないであろう面々。
う~んローテーション出来へんなぁ。
この後に下がったラフィーニャもそうやけど、あわよくば今日は90分使いたかったメンツやもんなぁ。
でもLigaも落とされへんしな~。
っていうルーチョの葛藤が見え隠れした交代劇。


■ペドリートの意地

っていう中で投入されたペドロ。
メッシをやや下がり目にした4トップ的な陣形でラレアルにトドメを刺す体制です。
最近エンリケ兄貴がよくやるパターンね。

でもペドロは全然ゴールは決めてくれないんですよ。
最後に決めたのは2月頭のビルバオ戦。
つまり約3ヶ月快音無し。
しかもビルバオ戦のゴールも5-2で勝った5点目やからな~。
あんまり重要なゴールじゃなかったんでね。
※って事で調べてみたら今季ペドロは10点決めてるけど、1つも大事なゴールは無かった。
いわゆる決勝点とか、難敵相手とか、そういうやつね。

でも今日のゴールは違いますよ。
今日のは優勝へ向けて非常に価値のあったゴールですよ。
しかもゴラッソ。
あんな漫画みたいなチレーナ、中々決まらないですよ。
登場して僅か5分、貴重な貴重な追加点でしたよ。


■7試合連続完封

その後も特に危ない場面も無くシャットアウト勝ち。
これで公式戦7試合連続クリーンシート。
バルサらしからぬ、って言ったらアレですが(苦笑)

これはブラボの安定感がやっぱり光ってるよ。
今日も結果的にはオフサイドになってシュートカウントはされてないプレーやったけど、そういう決定的なやつも止めてたしね。
シュテーゲンは若さゆえに、まだまだムラがある感じやけどブラボは安定してる。
それがこの好結果に繋がってるよね。
※それでもシュテーゲンの方がバルサ向き、みたいに言われてしまうブラボの可哀想なキャラクターねww


■いざ3冠へ

さてエアポケットになる心配もあったラレアル戦を危なげない勝利で飾った我らがバルセロナ。
いよいよ次はミュンヘン決戦です。

これに気持ち良くいけるのは、マドリーがコケてくれた事も多分に影響してる。
バレンシア相手にエンパテで、勝ち点差は4に。
これは大きいですよ。
アトレティコ戦で引き分けすら許されない、厳しいって思ってたけど、負けてもOKになりましたからね。

ま、ストの影響でそもそもカルデロンでの試合が行われるかどうかすら不明やけど。
スペインやから多分やるでしょ、こんだけ騒いでても結局は。

ただ今日の勝利で一気に3冠制覇の気運が高まったのは間違いない。
手負いのマドリーが今日みたいにユーベ相手にも星を落としてくれれば、もう望みは更に高まります。
YOKOHAMAへ来ちゃいなよ、バルサ!!!!!

                  


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2015年4月26日 (日)

エスパニョール×バルサ 14-15 Liga 第33節

エスパニョール 0-2 バルサ

【得点】
ネイマール(17分)、メッシ(25分)

【メンバー】
エスパニョール(4-4-2):カシージャ、アルビージャ、アルバロ・ゴンサレス、H・モレノ(90+1分、退場)、ルベン・ドゥアルテ、アブラアム・ゴンサレス(60分、サルバ・セビージャ)、カニャス、ルーカス・バスケス、ビクトル・アルバレス(74分、パコ・モンタニェス)、セルヒオ・ガルシア(C)、F・カイセド(70分、ストゥアニ)
SUB:パウ・ロペス、ハビ・ロペス、フエンテス、コロット

バルセロナ(4-3-3):ブラボ、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、マスチェラーノ、ジョルディ・アルバ(55分、退場)、ブスケッツ、イニエスタ(C)(88分、チャビ)、ラフィーニャ(64分、マテュー)、L・スアレス(80分、ラキティッチ)、メッシ、ネイマール
SUB:シュテーゲン、アドリアーノ、セルジ・ロベルト、ペドロ
怪我:ヴェルメーレン

【感想】

・デルビーで完勝
・エスパニョールで良かったのはGKのみ
・審判が悪目立ち

って試合でした。

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■試合前の状況

リーグ制覇に向けて1試合も落とせない試合が続いているバルサ。
そんな中で、今日はデルビーです。
ハードです。
しかもコルネジャです。

エスパニョールの状態としては、「ザ・中位」。
残留争いも関係なく、CL圏もEL圏も関係無い。
言わばこの先は全て「消化試合」なのです。

だ・か・ら・こ・そ、バルサとしてはメンドーなんですよ。
この試合だけに懸けてくる相手と戦うってのは、非常にメンドーなんですよ。
エスパニョールサポも、もうこの試合でシーズン終了ぐらいのテンションで来るでしょうから。


■バルサのスタメンについて

PSG戦から中3日。
色々と選手を代えたい所だったでしょうが、デルビーなのでそういう訳にもいかず。
いつものGKチェンジと、ラキティッチ⇒ラフィーニャ以外は変更無しでした。
ラファは久々の出番。
最近セルジ・ロベルトに押されてる気配すらあるので、ここらで挽回したい所。


■圧倒的だった前半

もうね、文字通り圧倒してましたよ。
エスパニョールに何もさせず、終始ペースを握っておりました。

エスパニョールのシュートなんて、苦し紛れの1本ぐらいだったでしょ?
ポゼッションも時間帯によっては8割越えてたし。
チャンスの雨あられで、観てて楽しかったね。
崩し方も多彩やったし。
メッシのポスト直撃シュートとか、うわーーーーってなったよ。

そんな中で得点が2つだけだったのは、カシージャが頑張ってたから。
パラドン連発で唯一気を吐いてましたよ。


■3トップが良い感じ

1点目は完璧に崩しましたね。
メッシのパス、アルバの飛び出し、スアレスのスルー、ネイマールのフィニッシュ。
何もかもが完璧で、非常に美しかった。

2点目は、まぁオフサイドやったけど(苦笑)
それでもメッシは難しいシュート決めたと思いますよ。

何より3トップの連携と、その後ろのフォローが良かった。
良いバルサ、ペップ時代のバルサを彷彿とさせるパスワークでした。
あれやられたら、エスパニョールじゃ何も出来ないよね。


■主役交代

前半の主役がバルサなら、後半の主役は主審。
どちら贔屓というわけでもなく、どちらにとっても不可解な判定が続きました。

まずアルバの意味不明な退場で、バルサの攻撃意欲は削がれてしまった。
文句を言った、という事で連続イエローだったそうですが、何故それで一気に2枚もイエロー出すのか。
しかもね、映像やとどう見ても1発レッド出してるんですよ。
それを後から2枚のイエローで退場でした、って言ってるらしいので益々怪しい判定ですわ。

それの帳尻的な感じで、後半ロスタイムにはモレノが連続イエロー受けてます。
こちらも文句言ったとか何とかで。

いや~、いけてないわ。


■アルバless後の戦い方

アルバが退場した後、とりあえずルーチョはブスケをCBに下げてマスチェラーノを左SBにするという選択を取りました。
中盤はイニとラファの2枚で、3トップは変わらず。
3トップに関しては、元々メッシが頻繁に中盤に下りてきてたから2トップと言っても間違いではないと思うけど。

で、ある程度落ち着いてからマテューを左SBに入れてマスチェラーノを再び中盤へ。
最後は前線の枚数減らしてラキティッチを中盤に入れ落ち着かせました。

マテューを入れる前の4バックのままでも最後まで戦えた感じはあったけどね。


■残り5試合

山越え、とも言われたセビージャ⇒PSG⇒バレンシア⇒PSG⇒エスパニョールの5連戦を4勝1分で乗り切ったバルサ。
内容も向上していってるし、まぁ文句を言うのは贅沢ってもんかな。

残り5つ全て勝てば優勝です。
最後の山場はアウェイのアトレティコ戦か。
それとバイエルンとのCL前後の試合やな。

ま、何にしても楽しみです!!!!

            
              

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2015年4月19日 (日)

バルサ×バレンシア 14-15 Liga 第32節

バルサ 2-0 バレンシア


【得点】
スアレス(1分)、メッシ(90+4分)

【メンバー】
バルセロナ(4-3-3):ブラボ、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、マテュー、アドリアーノ(HT、ラキティッチ)、マスケラーノ、ブスケッツ、シャビ(C)(80分、セルジ・ロベルト)、L・スアレス(65分、ペドロ)、メッシ、ネイマール
SUB:シュテーゲン、バルトラ、アルバ、ラフィーニャ
怪我:ヴェルメーレン、イニエスタ

バレンシア(4-3-3):ジエゴ・アウヴェス、バラガン、ムスタフィ、オタメンディ、オルバン(HT、ガヤ)、ハビ・フエゴ、アンドレ・ゴメス、パレホ(C)、パコ・アルカセル(74分、ネグレド)、フェグリ(67分、ジョアン・カンセロ)、ロドリゴ
SUB:ジョエル、ヴェーゾ、フィリペ・アウグスト、デ・パウル

【感想】

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■試合前の状況

連戦激戦中のバルサ。
ハードな日程の中で、今宵迎え撃つはバレンシア。
しかも日本時間で言うと23時キックオフというね、早い時間帯での試合。
まだ日も出ている中での、いわゆるバルサが不得意とするデーゲームです。
CLの激闘から中2日でこれはキツイわな~。

バレンシアもCL圏内争ってるし、モチベーションは充分。
いや、CL圏内どころか、あれやなバルサとも10pt差やねんな。
今日勝てば首位と7pt差って事で、充分優勝も狙える範囲になりますね。


■バルサのスタメンについて

直前のCLからの変更箇所は5箇所。
GKと両SBはゴッソリ入れ替え。
そしてマテューとチャビが先発に復帰となりました。
バルトラ使っても良かったと思うけど、それなりにローテーション出来てるからOKかな。


■電光石火のスアレス

開始56秒ぐらいでしたかね。
カウンター気味の攻撃から最後はスアレスがゲット。
パリ戦での2ゴールの勢いそのままに今日もネットを揺らしました。

ま、この得点は殆どメッシのゴールと言っても良いぐらいのもんでしたけどね。
マーカーを吹き飛ばし、DFを引きつけてパスを出した時点で勝負アリやったか。

その前のブスケの縦パスも素晴らしかった。


■ペースを掴めないバルサ

幸先良く先制したものの、その後はバレンシアペース。
結局前半は最後までバレンシアが攻めてたかな。
ほぼバルサ陣内で試合が進みました。

バルサのチャンスはメッシの決定的なやつ1つぐらいやったかな。
パスも回せず、チャンスも作れず、後手後手に回る展開が続きました。

ブラボに助けられたり、ポストに助けられたり。
いつ点取られてもおかしくなかったですね。


■ことごとく定まらない笛

バルサがイライラを募らせた原因の1つとして、審判の判定もあるでしょう。
たいした接触も無いのにファウルファウルと言われましたからね。

最たるものはPKか。
ピケは当たっても無いでしょ、あれ。
あれでペナルティってね。
ブラボが止めたから良かったようなものの、あれはありえへんで。


■後半、少し回復

ダメダメな状況だったので、ルーチョは絶対動くとは思ってました。
中盤をテコ入れせなアカン、ってのは誰の目にも明らかでしたからね。

ただ少々意外なやり方ではあった。
アドリアーノ→ラキティッチで、3ポジションを一気に変更。
マテューがCBから左SB。
マスチェラーノがピボーテからCB。
ブスケが2列目からピボーテ。
そして空いた中盤2列目の右にラキティッチが入りました。

まぁファウルが多くてリズムを掴めてなかったアドリアーノを代えるというのは常套手段だったとは思いました。

で、これにより少しは良くなったバルサ。
前半ほど攻め込まれなくなったバルサ。
でもバルサのチャンスが増えたわけでも無く・・・。

まぁ五分五分でしたね、後半は。
前半よりは良くなったけど。


■トドメはようやくロスタイム

失点しそうな気配は無かったので、ある程度は安心して観られました。
でも1点差ってのは何が起こるか分からない展開。
実際ブラボのパラドンが無かったら、って場面もあるにはあった。

セルジ・ロベルトが出てきても違和感が無いぐらいに余裕はあったんですが、バルサのチャンスもメッシのバー直撃FKぐらい。
あとはペドロの抜け出したやつとかか。

点差のわりにはマッタリしてましたが、ようやく試合が決まったのは後半ロスタイム。
1人前線に残っていたレオにボールが渡り、独走ドリブル開始。
得意のバセリーナは止められましたが、コボレ球を押し込んで試合をフィニッシュ。
このゴールと共に笛も鳴り、試合終了となりました。


■総括
・前半ダメダメ、後半まぁまぁ
・ブラボを筆頭としたディフェンスの頑張りで掴んだ勝利
・メッシ400ゴール

って試合でした。

内容的にはツッコミ所ありまくりでしたが、強行日程の中ってのを考慮して許しましょう。
元々今シーズンは、こんな試合が多いしね。

バレンシアに攻撃の迫力がもうちょっとあったらヤバかったな。

メッシは今日のゴールで、バルサ通算400点達成らしいです。
まぁ500って数字もすぐそこやわな。


         


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2015年4月12日 (日)

セビージャ×バルサ 14-15 Liga 第31節

セビージャ 2-2 バルサ

【得点】
S:バネガ(38分)、ガメイロ(84分)
B:メッシ(14分)、ネイマール(31分、直接FK)

【メンバー】
セビージャ(4-2-3-1):セルヒオ・リコ、コケ(C)、パレハ、ダニエル・カリーソ、トレムリナス、クシホヴィアク、イボーラ(71分、レジェス)、ビダル、バネガ、ビトロ(71分、エムビア)、バッカ(75分、ガメイロ)
SUB:ダビド・ソリア、F.ナバーロ、ディオゴ・フィゲイラス、デニス・スアレス

バルセロナ(4-3-3):ブラボ、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、マテュー、ジョルディ・アルバ、ブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ(C)(85分、ペドロ)、L・スアレス、メッシ、ネイマール(73分、シャビ)
SUB:シュテーゲン、マスチェラーノ、バルトラ、アドリアーノ、ラフィーニャ
怪我:ヴェルメーレン

【感想】

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■試合前の状況

首位のバルサとCL圏内を狙うセビージャとの一戦。
バルサとしては、ここからハードな日程、ハードな相手が続いていきます。
なので幸先良く勝利したい所。


■バルサのスタメンについて

前節からの変更箇所は6。
前のアルメリア戦がある程度主力を休ませた印象だったので、エンリケ兄貴的には今日のメンツがガチって感じかな。
中2日での試合やから良い感じにローテーションが出来てるのではないかと。


■Good、Goodな立ち上がり

非常に良かった。
ペップバルサの頃のような素早いテンポの良いパス回し。
そして奪われた場合でも迅速なボール回収。

完璧やったね。

ここの所は低調な内容が続いていただけに、これから始まるハードな連戦に対しても希望が持てるような内容でした。
んでもって、そんな内容を反映するかのごとく2点ゲット。
メッシのもネイマールのも簡単なシュートじゃなかったけど、そう感じさせないぐらいにバルサとして内容が良かった。
ネイマールは久々のゴールやな。
公式戦では3月頭のビジャレアル(コパ)戦以来なんや。
6試合音無しで実際調子も悪かったと思うけど、今日はゴール以外の動きも良かった。
ここから復調していってもらえれば非常に助かる。


■バネガの弾丸シュートから・・・

前半30分ほどで2-0とパーフェクトなスタートを見せた我が軍。
正直この時の私の気持ちは
「やっぱウナイ・エメリのチームには負ける気がしねぇ」
でした。

実際相性良いでしょ?歴代のエメリが率いたチームの数々とは。
正確なデータは調べてないけど、あんまり苦戦したイメージは無いのよね。

なので追撃のミドルをバネガが決めた時も「余裕余裕」って傲慢に観てたよ。
でも実際は余裕でもなんでもなく、ここからバルサは。。。


■後半はグダグダ

1点リードして折り返した後半戦。
バルサは殆ど良い所がありませんでしたね。
そんなにセビージャが圧倒的でもなかったので、ぶっちゃけウチの問題だったのでしょう。

リズム作れず、パスも繋げず。
チャビを入れて持ち直そうとしたルーチョだったんでしょうが、時既に遅し。
ピケのパスミスを奪われてからのショートカウンターで敢えなく同点ゴールを許してしまいました。


■巻き返しの時間は足りず

同点にされてから、ロスタイムも含めて残りは約10分。
優勝出来るチーム、本当に強いチーム、ならここからの反発力もあったかもしれません。
ですが今日のバルサにその力は無く終了。

チャビが流石のキレ味を見せて良いパス、良いキープを披露してたんですけどね。
圧倒的に時間が足りなかったわな・・・。


■総括
・勝ち点2を逃した試合
・前半の内容に光明
・後半の采配に疑問

って試合でした。

2-0にした時点では楽勝ムードが漂ってたので、勝てた試合を落とした印象が強い。
そこから3点4点取るのがバルサのスタイルですが、それも出来ず。
きっちりcloseする事も出来ず。

スアレスのイージーシュートミスを悔やむ声もあるでしょうけど、根本原因はそこじゃない気がする。
グダグダだった時間帯にマスチェラーノを何故入れなかったのか?
マスチェでボール回収の起点を1つ作っておけば随分楽になったやろうに。
怪我明けのアルバをフル出場させて、マスチェやアドリアーノを使わない理由が良く分からない。
実際アルバの動きは今日は良くなかったからね。

ただ、前半のアクションは良かった。
あれを出していければPSGだろうがバレンシアだろうがエスパニョールだろうが苦労しないでしょう。

マドリーとの勝ち点差は2に縮まっちゃいましたが、あれを出せれば優勝は出来る筈。


            


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2015年4月 9日 (木)

バルサ×アルメリア 14-15 Liga 第30節

バルサ 4-0 アルメリア

【得点】
メッシ(33分)、スアレス2(55分、90+3分)、バルトラ(75分)

【メンバー】
バルセロナ(4-3-3):ブラボ、ダニエウ・アウヴェス(64分、モントーヤ)、バルトラ、マスケラーノ、アドリアーノ、セルジ・ロベルト、ラキティッチ(67分、ラフィーニャ)、チャビ(C)、L・スアレス、メッシ、ペドロ
SUB:シュテーゲン、ピケ、マテュー、イニエスタ、ネイマール
怪我:アルバ、ヴェルメーレン
出場停止:ブスケ

アルメリア(4-2-3-1):フリアン、アントニオ・マリン、シモ・ナバーロ、トルヒージョ、カサド、トーマス、コロナ(C)、ヴェリントン・シウヴァ(56分、フェルナンド・ソリアーノ)、エスピノサ(79分、マネ)、エドガル・メンデス(72分、ジョナサン・ゾンゴ)、ティエヴィ
SUB:ルベン、ホセ・フラド、アジーズ、ヘメド

【感想】

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■試合前の状況

首位のバルサと残留争い中のアルメリア。
対照的な両チームの対戦です。

ま、順位的な視点から考えればバルサは勝って当たり前の試合。
カンプノウやし。

でもそういう試合に限って落とし穴ってのはあるもんです。
しかも、この試合終わったらセビージャやらバレンシアやらCLやらデルビーやらといったビッグマッチが控えてますしね。
この試合を軽んじてしまうと、ポイントを失う。
そんな試合になるでしょうね。


■バルサのスタメンについて

FIFAウィーク開けの前節から中2日。
前述した通り、この後にビッグマッチを控えているという事もありローテーションを敢行してきました。
セルタ戦からの変更箇所は実に6箇所。
セルジ・ロベルトのピボーテ起用だったり、南米トリデンテの解体だったりとエンリケ兄貴的には少し落とした感じの構成。
つまり、落とし穴に気をつけなければいけないメンツです。
敵はアルメリアというよりも、むしろ自分達自身か!?


■パスは回れど

クラシコやセルタ戦は酷い内容でした。
どういう風に酷いかというと、つまりペップバルサ式のフットボールが全然出来てなかった。
なので言い方を変えれば、見方を変えれば別に酷い試合でもなんでもない。
どっちも勝ってるしね。

ただ所謂ペップ以降の「バルサらしいサッカー」ってもんは全然出来てなかったんですよ。
そういう意味での「酷い内容」。

なので個人的な今日の注目点としては、結果よりもむしろ「内容」だったのです。
残留争いしてるアルメリア相手にカンプノウでパスサッカーを出来ないのであれば、ちょっとヤバいな、と。

まぁ結果から先に言うと、その心配は杞憂に終わりました。
チャビが先発に名を連ねた事、相手が弱かった事もあってパスは回った。
ピボーテに入ったセルジ・ロベルトもパス回しの潤滑油として機能してたしね。
無難にパスを散らしてただけ、とも捉えられるかもですが正確にリズム良く繋いでたのでね。
伊達にカンテラ育ちじゃないな、これぐらいのレベルの相手なら充分戦力になれる。

という事で、内容はある程度良かった。
ただ決定機は少なかったね、という前半30分までの流れ。


■クラックの個人技2発

そんな静寂を打ち破ったのは、やはりエースでした。
まぁ「個の力」ですよね。
右サイドから中へ切り込み、逆サイドネットへズドン!!!
そんなに角度も無かったし、密集状態でもあったから、これはアルメリアDFとしても防ぎようなかったかな。
ゴラッソでしたね。

似たような形で後半にはスアレスがズドン!!
これはGK触ってたので、もしかしたら防げたかもですがね。

いずれにしてもクラック2人の技ありシュートでバルサは主導権を握る事に成功しました。


■頼りになるバルトラ

エンリケ兄貴的には2-0となった事で試合は終戦と考えたようです。
確かにアルメリアのチャンスはヴェリントンの単独突破ぐらいでしたからね。
「2-0は危険なスコア」ではなく、セーフティーゾーンに思えました。

って事で60分過ぎからアウベスとラキティッチを温存する采配に。
私としても、この采配で良かったと思います。

そんでもって、指揮官を安心させるダメ押し弾が、このあと決まりましたしね。
チャビのCKをバルトラが頭で合わせて完全に勝負あり。
前2試合はセットプレーからのマテュー弾が値千金のゴールだった訳ですが、今日もセントラルが決めてくれました。
代わりに出た選手が同様の働きをする、ってのは非常に良いですね。
チーム内の活性化に最適ですな~。
バルトラは守備も文句無しやったし、ホンマに頼りになるで!


■ペドロの献身性

勝負が決まってからも色々とありました。
メッシとゾンゴのゴールが、それぞれ「ファウルがあった」として取り消されたりね。
特にゾンゴのはゴラッソやったから可哀想やったね。
あんなチレーナなかなか決まらんで。
メッシもCR7が爆発してる事を考えると、得点は1つでも増やしておきたかったやろうし。

と、まぁちょっとモヤモヤした状態だったんですが、ロスタイムに正真正銘のゴールが決まったからハッピーエンドかな。
ペドロが抜け出しGKと1対1っぽい状況に。
自分でもシュート撃てたやろうけど、横のドフリースアレスに流してお膳立て。
スアレスは無人のゴールに流し込むだけで、ケーキに苺を乗せました。

ペドロは前半からかなり目立ってて、今日の影のMVP的存在でしたね。
ゴールだけがなかったのが残念でしたが。
まだまだ全然活躍出来る選手なので、移籍話は封印してほしいなぁ・・・。
※ただ南米トリデンテのバックアップ要員を受け入れられない、という気持ちも理解出来るが。


■総括
・バルサらしさも戻ってきた感じで快勝
・初陣セルジ・アルメリアはノーチャンス
・"狭間の試合"としては最高の結果

って試合でした。

チャビの組み立て力もあり、ペップバルサっぽいスタイルで快勝出来ましたね。
セルジ・ロベルトも良かったし、3トップも機能していた。

この試合から監督になったセルジ(あの元バルサの左SBのセルジね)にとっては、思い出のカンプノウでホロ苦デビューって感じやな。
エスピノサに対してもそうやけど、古巣相手やからって華を持たせるような事はバルサはしないのでね(笑)

そういやスアレスは前回のアルメリア戦2アシストやったな。
で、今日は2ゴール。
相性は良いと言えるかもね。


                 

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2015年4月 6日 (月)

セルタ×バルサ 14-15 Liga 第29節

セルタ 0-1 バルサ

【得点】
マテュー(74分)

【メンバー】
セルタ・デ・ビゴ(4-3-3):セルヒオ・アルバレス、ウーゴ・マージョ、カブラル、フォンタス、ホニー、アウグスト・フェルナンデス、クローン・デーリ(67分、ラドヤ)、P・エルナンデス(83分、サンティ・ミナ)、ラリベイ(70分、シャルレス)、オレジャナ(87分、退場)、ノリート
SUB:ルベン、セルジ・ゴメス、アレックス・ロペス、ボンゴンダ

バルセロナ(4-3-3):ブラボ、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、マテュー、アドリアーノ、ブスケッツ、ラフィーニャ(58分、シャビ)、イニエスタ(C)(75分、ペドロ)、L・スアレス(86分、ラキティッチ)、メッシ、ネイマール
SUB:シュテーゲン、モントーヤ、バルトラ、セルジ・ロベルト
怪我:アルバ、ヴェルメーレン
出場停止:マスチェラーノ

【感想】


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■試合前の状況

首位のバルサと「ザ中位」のセルタによる一戦。
セルタは本当に何も懸かってない試合ですよね~。
上位にも下位にも差があるから。

バルサとしてはカンプノウでやられたリベンジを果たさなければいけません。
それにルーチョやラフィーニャにとっては、ある意味「凱旋試合」やしね。


■バルサのスタメンについて

FIFAウィーク明けって事もあってか、コンディション等を考えて若干イジってきたかな。
怪我のメッシがスタメンだった事には驚きました。
ブスケかイニを休ませてチャビでも良かったかなとは思いましたけどね。


■低調な前半

クラシコが(内容的に)凡戦だったので、ちょっと心配してたんですよね。
FIFAウィークの中断が良いリフレッシュ期間になれば、と思ってたんですが残念ながらそうはならず。
ブラボのパラドンに助けられての前半無失点でした。
ラリベイのシュートミスもラッキーやったしな。

ノリートに好きなようにやられてましたね。
バルサに居た彼の成長ぶりを見られるのは嬉しいけど複雑・・・。

メッシの切り込みからのシュート(いつもの得意の形)ぐらいやったんちゃうかな、バルサの好機は。
その後のリバウンドをネイマールが有り得ないシュートミスしてましたが、あれがバルサの前半を象徴してましたよ。
ああ、アウベスのヘッポコ当たり損ねシュートもあったな。
あれもダメダメなバルサを象徴・・・。


■後半も流れ変わらず

ハーフタイムで喝を入れられたのか、後半開始早々にネットを揺らしたバルサ。
ネイマールが汚名返上の見事なシュートを決めたのですが、残念ながらオフサイド。
リプレイで観る限り不当なオフサイド判定やったけどね。

ま、でも本当に強いチームなら判定に屈せず同じようなチャンスを何度も作れば良いだけなのです。
しかしながら、今日のバルサはそれが出来なかった。

中盤でゲームを作れず、セルタと互角の勝負を展開してしまった。
そんな展開がこちらとしては面白い筈もなく、非常に眠たい流れ。
ダメな所ばかりが目についたなぁ・・・。


■またもマテュー

苦しい時はセットプレー、って事でクラシコに続きやってくれました。
またもマテューがカベッサをドカーーンと決めてバルサ先制です。

ま、全く喜べなかったけどね。
その後のメッシのループシュートが決まってたら喜んでたやろうけど、あえなくバー。
CR7がウラで5ゴール決めたっていうnewsを聞いて焦ったんかな?
いつもなら難なく決めてたパターンやけど。
ま、怪我明けやしな。


■これがホントの「草不可避」ってやつかww

盛り上がりに欠けた試合で、一番盛り上がったかもしれないのがオレジャナの退場劇。
ブスケの遅延行為気味のプレーにキレたんですかね?
足下の芝生をむしり取りブスケに投げつけました。

そこそこ距離あったのに正確にブスケにヒットwwww
オレジャナさんの精度ハンパないっすwww

いや~、面白かったね。
そら1発レッドやわ。

でもこれが一番面白かったシーンってどうよ!?


■総括
・クラシコに続き凡戦
・セルタの拙攻に救われる
・芝生投げが一番のハイライト!?


って試合でした。
FIFAウィーク明けという事を考慮しても、酷い試合でした。
中盤が作れない、攻撃はセットプレー頼り、後はCBで守るって、どこの中堅クラブよ?
この後も中2日とか中3日で試合が続いていくので不安しかないよ・・・。
ウラのマドリーは9-1で勝ってるってのになぁ。。


       


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