コルドバ×バルサ 14-15 Liga 第35節
コルドバ 0-8 バルサ
【得点】
ラキティッチ(42分)、スアレス3(45+2分、53分、88分)、メッシ2(47分、80分)、ピケ(65分)、ネイマール(85分、PK)
【メンバー】
コルドバ(4-2-3-1):ファン・カルロス(C)、クレスポ(HT、グニノ)、イニゴ・ロペス、パンティッチ、エジマール、クルヒン、デイビド、ベベ(62分、フェデ・ビコ)、ルーソ(58分、エケング)、フィデル、アンドネ
SUB:サイサール、カルタビア、アベル・ゴメス、エウドン
バルセロナ(4-3-3):ブラボ、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、マスケラーノ(61分、マテュー)、ジョルディ・アルバ、ブスケッツ、ラキティッチ(68分、ペドロ)、イニエスタ(C)(61分、シャビ)、L・スアレス、メッシ、ネイマール
SUB:シュテーゲン、バルトラ、アドリアーノ、ラフィーニャ
【感想】
・10点以上取っててもおかしくなかった
・ラキティッチの豪快弾で一気に
・クラック達の譲り合い
って試合でした
■試合前の状況
首位のバルサと最下位のコルドバの一戦。
コルドバは降格がほぼ決定してるだけに、そんなに抵抗はしてこないだろう、と予想。
いわゆる残留争いをしてるチーム特有の嫌らしさは無いだろう、と。
前回のカンプノウでの試合もマニータで勝ってるし、普通にやれば大丈夫でしょう。
■バルサのスタメンについて
ヘタフェ戦から中3日。
そしてこの後ふたたび中3日でバイエルン戦を控える過酷日程。
なのでバイエルンとの大一番に備えてメンバーを落としてくるかな、と思ってました。
ところがどっこい、蓋を開けてみればガチメンツ。
最下位相手にここまでやる必要があるのか?ってぐらいのガチメンツ。
前節はむしろ控え中心だったので、前節との比較で言うと5人もスタメン変更してるねんけどね。
だからローテーションは出来てる。
出来てんねんけど、今日がバイエルン戦やった方がローテーション的には丁度良かったかもね(苦笑)
■立ち上がりから猛攻
ハッキリ言って実力の差は随分あったと思う。
前半30分ぐらいまでに試合が決まってもおかしくないぐらいに、バルサが圧倒してました。
アウベスのクロスも(珍しく)精度が高く、決定機は何度もあった。
ところが決まらない。
後はフィニッシュだけ、って場面も結構あったんですが決まらない。
ネイマールのポスト直撃弾、メッシのとんでもないドリブルからのショット、ネイマールの押し込むだけシュート。
いずれも決まりそうで決まりませんでした。
コルドバが上手く守ってたと言うよりは、こっちのちょっとしたズレだけの問題。
でもそれでも決まらなきゃ意味が無い。
苦手の昼間キックオフ、30℃を超える暑さ、イマイチなピッチコンディション。
う~ん、このままズルズル行ってしまうんかな、と少し嫌な予感もあった前半。
■号砲はイバン
そんな嫌なムード漂ってた前半終了間際。
流れを一変させたのは、ラキティッチの豪快弾でした。
CK崩れからゴール前のイバンにボールが渡るとGKの頭上をブチ抜く至近距離弾丸シュート。
ここまでのフラストレーションを一気に解放するかのような鮮烈弾でした。
ゴール後のネットの揺れ方も良かったね~。
これがキッカケとなり、ゴールレスの呪縛から解放。
前半ロスタイムにはイニの絶妙ロビングにスアレスがピンポイントで合わせて2点目。
文字通り一気に畳みかけましたよ。
■後半だけでマニータ以上
少しはあったであろうプレッシャーから解き放たれたバルサ。
もう後はお遊びの時間でしたよ。
後半立ち上がり早々にアウベスの絶妙クロスをレオが頭で決めて勝利を確実なものに。
その後スアレス、ピケもカベッサで続き、マニータ完成。
メッシの再びのカベッサは決められませんでしたが、コボレ球を押し込むだけの簡単なお仕事で2点目ゲット。
その後はネイマールにPKを譲る度量の大きさも見せ、今日もトリデンテそろい踏み。
その前のメッシのゴールはネイマールが譲ったみたいな雰囲気もあったし、良い意味で誰もガツガツしてないね。
終了間際には、来る時は来るよねって感じのコボレ球がスアレスの前に来てウルグアイ人はハットトリック達成となりました。
終盤はコルドバはもう棒立ち状態でしたね。
人はいるのにスペースはガラ空き。
両サイド使われまくり、中央の人海戦術だけで何とか跳ね返してた感じ。
ロスタイムには、もうバルサが攻撃するのを控えてあげるような展開すらあった(^o^)
それ見て主審も笛吹いて終わる、という何とも珍しい光景。
■ルーチョの考え
前述したようにこの後は中3日でいよいよバイエルン戦。
だったのですが、今日はフルメンバーを揃えたルーチョ。
結果論ですが、正直控えメンバーでも勝てた試合でしょう。
でもそうしなかったのは、勿論今日の勝利を確実なものとする為ってのもあったでしょうが、今日で勢いをつけたかったってのもあるのかな。
それがトリデンテをフルタイム出したって意味なんでしょう。
結果3人とも得点をし、気分良くカンプノウに帰る事が出来ました。
ネイマールは簡単なシュート3つぐらい外してたので少し気になりますが、最後は自らが得たPKを決めたので少しは気分的に楽になってるでしょう。
あのPKも強いシュートで鬱憤を晴らすかのような決め方するのかな、と思ってたら意外にもGKのタイミングずらした遅々シュートやったし。
ああいうの見ると冷静さは保ててるんやな、と思えました。
公式戦5試合連続完封勝利、ここ2試合は6得点、8得点と攻撃陣も好調。
怪我人もいない。
これ以上ない状態でバイエルンとの決戦に挑むと言えるでしょう。
うん、楽しみやわ。
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