2016年5月28日 (土)

15-16バルサ総括

毎年恒例となりましたが、総括です。

独断と偏見で今季を振り返ってみたいと思います。


■国王杯⇒優勝
Copa

ビジャノベンセ、エスパニョール、ビルバオ、バレンシア、セビージャを倒しての優勝。
中々メンドーな相手とばかり対戦してますね。
クジ運の無さ(苦笑)

やはり印象深いのはファイナルでの死闘。
記憶が鮮明やからね。

それ以外で言えば、バレンシアに7点取ったり、ビジャノベンセに6点取ったり。
ゴレアーダで勝つゲームも多かったよね。
ペリコとのデルビーも2試合で6点取ってるし。

まぁそこまで苦労せず優勝出来たかな。


■Liga⇒優勝
Liga
終盤の自作自演により、最終節まで縺れ込むという混戦になった今季のLiga。
はい、うちの自作自演ですよ、ホントに。
あの3連敗が無ければ余裕で優勝決めてたので。

あそこでグダグダしちゃったから、印象はそれほど良くないけどバルサが優勝に相応しかったのは事実です。
得点数も得失点差もLigaトップやからね。
優勝を争った、両マドリッド勢にも直接対決の結果で上回ってるし。
Ligaで23試合連続負け無しだったというのも、中々誇れる数字ですよ。

得点王もスアレスやしね。


■CL⇒ベスト8
Cl
GLで、ローマ、レバークーゼン、BATEと対戦。
序盤こそ、もたついたものの結果的には余裕の首位通過。

で、そこからアーセナルには完勝したものの、アトレティコに競り負けて敗退という流れになりました。
なんというか、対戦したタイミングがついてなかったな・・・。
詳しくはメインサイトで書きます。


■その他の大会
Cwc
今季は「3冠王者」として臨んだシーズンだったので、各種チャンピオン大会がチラホラ。

・UEFAスーパーカップ⇒優勝
・スペインスーペルコパ⇒敗戦
・FIFAクラブワールドカップ⇒優勝

という事で、今季は計4冠での締め括りとなりました。


■出場時間で見る今季
Supercup
以下が全公式戦の出場時間トップ11です。
私がコツコツ計算したものなので、少しの間違いはご愛嬌って事で。

スアレス    4766分
ネイマール    4434分
ブスケ      4429分
マスチェラーノ  4279分
メッシ      4228分
ラキティッチ   4066分
ピケ       3992分
アウベス     3821分
アルバ      3772分
イニエスタ    3504分
ブラボ      3148分

はい、計算する前から予想はついてた事ではありますが馴染みある顔ぶれですね。
昨シーズンのトップ11と全く同じ。
この11人の中での順位こそ変動はありますが、ニューフェイスの登場はありませんでした。
それは単純に「補強禁止処分」があったから、ってのも理由の1つです。
そして仮に補強出来ていたとしても、昨季トリプレーテを達成した「最強の11人」の牙城を崩す選手が居たのかどうか。
っていうのもありますよね。
実際冬のマーケットでアルダとアレイシが入ってきましたが、彼等は活躍出来たとは言い難い。
でもそれって彼等の能力だけの問題なの?
っていう所もあります。

とはいえ、「魔の4月上旬」を招いたのはメンバー固定による弊害だったのも事実。
やっぱり"勝ってるチーム"を変えるのは難しいし、それが"連覇"の難しさなんでしょう。


■1 シュテーゲン 2312分
Ter
昨シーズンより400分ほど出場時間が増えていますが、これはブラボの怪我があったから。
今季もルーチョの「Liga=ブラボ、コパ系=テア」という考え方は変わらず。
基本的にはカップ戦での起用となりました。
で、ブラボが怪我した時にはリーグ戦も出ましたよ、という感じです。

最初の2試合で8失点、というインパクトがとても大きく信頼は回復出来なかった印象です。
それがCWCでのブラボ起用に繋がったかな?
1試合ぐらいは出てくると思ってたけど、2試合ともブラボやったもんなぁ。

実際、安定感でブラボに大きく水を開けられているのは事実でしょう。
得意の足技も、それがキッカケで失点してからは良く見えなくなってしまったし。

来季は勝負の1年になると思います。


■13 ブラボ 3148分
Bravo
昨季より200分ほど出場時間はマイナス。
でもこれは信頼を失ったからではなく、単純に怪我があったからというだけの話です。
8試合ケガで棒に振りましたが、それ以外は正GKとして安定した働きでした。
ケガ以外で使われなかった試合は、ローテーションによる温存やからね。

個人的な印象としては昨季よりパフォーマンスは向上したと思う。
昨季も良かったけど、今季の方がもっと良かった。
パラドンも多かったし、何より安定感があった。
昨季よりもテアとの差を拡げた印象で、怪我さえ無ければ来季も安泰だと思います。


■25 マシップ 180分
Masip
昨季同様に2試合だけプレー。
シーズンの大半をベンチ外で過ごしたという、典型的な「第3GK」。
プレーした2試合(国王杯)も、相手がセグンダBのチームだったので参考にもならず。

なんと言いますか、何の印象も残ってないですね(苦笑)
もう27歳なので、そんなに若くもないんですが来季はどうしますかね。
残留しても出番は無いでしょうが、クラブとしては不平不満を言わない「第3GK」ってのは必要なポジションやし。


■2 ドウグラス 116分 0G0A
Douglas
昨季よりも150分ほど出番が減りました。
元々信頼されてる感じは無かったけど、より一層評価は下がったか。
出番は3試合のみで、全て余裕があったゲーム。
左SBで使われたりもしてたけど、つまりはそれぐらいの試合だったという事です。
シーズンの大半をベンチ外で過ごし、よっぽど人が居ない時だけベンチに入ってた感じです。

怪我が多かったのも残念ながら起用にSTOPがかかった一因。
試合にも出てないのに練習で何回も怪我するって、なんなんですかね。
シーズン中に3回も離脱し、22試合もケガの影響で休みました。
これだけ怪我が多いとオファーも減りそうやし、にんともかんとも・・・。


■3 ピケ 3992分 5G1A
Pique
昨季より90分ほど出番は増えました。
まぁほぼほぼ同じですよ。試合数から考えたら。
意味不明な懲罰(4試合出場停止)が無かったら、もっと出てたでしょうけど。

セビージャ戦での決勝ゴールとか、クラシコでの先制点とか、相変わらずDFなのに得点力はある。
ペリコ戦で決めてるのも、いかにもピケっぽい。

なのでそっちの文句は無いんですが、問題は本職のディフェンスよね。
どうでしょう、良かった試合も確かにあったけど基本的には及第点やったかなー。
そんなに悪くはなかったけど、一時期の最高の状態には未だ遠い印象。


■6 アウベス 3821分 1G8A
Danielalves
昨シーズンからは100分ほどマイナスな出場時間。
それはケガで3試合欠場したから、というのが理由ではないです。
セルジ・ロベルトの台頭とアレイシ・ビダルの加入により、一時期レギュラーの座が危ぶまれていたからです。

なので、結果的には「100分ほどのマイナスで終わったのか」という印象。
最終的には実力でスタメンの座を守り抜きました。
うん、途中は危うかったけど結局はダニやな、って落ち着きましたね。

年間通して特別良かったかと問われれば、決してそこまで最高ではなかった。
昨季ほど絶対的な存在では無かった。
けれでも、バルサのラテラルとしてのクオリティは保てた1年だったと思います。


■14 マスチェラーノ 4279分 0G1A
Mascherano
今季も守備の鬼でしたね。
エンリケ兄貴からの信頼も揺るぎなく、ケガで1試合休んだ以外はフル稼働。
よっぽどな試合で温存される以外は絶対的なディフェンスの柱として重用されました。

そして、それに応えるパフォーマンスを見せてましたしね。
今季もノーゴールですが、そんな事は気にしなくて良い。
年々向上している守備能力を褒めましょう。


■15 バルトラ 1196分 2G1A
Marcbartra
昨季よりも更に700分ほど出場時間は減少。
クレの熱い期待とはウラハラに、ルーチョは頑なに使いませんなー(>_<)

移籍報道は過熱するばかりですが、それも仕方無いでしょ。
ヴェルメーレンより評価されてないとか、意味わからんもんね。

基本的にはベンチを暖める日々が続いたシーズン。
重要度の低い試合ではスタメンになったりもしたけど、時にはベンチ外に追いやられた事も。
それも何回もあったなぁ。

だからレバンテ戦や、デポル戦のゴールからは本当にプライドを感じた。
そういう意味で、「優勝に貢献した男の1人」と間違いなく言えるし起用しないのはホントに勿体無い。
マテューもヴェルメーレンも老い先短いねんから、バルトラに懸ける方が得策やねんけどなぁ。


■18 アルバ 3772分 1G7A
Jordi_alba
ほぼほぼ昨季と同じプレイ時間だったアルバたん。
印象度が強いのは、やはりコパでの決勝ゴール。
ああいうのが出来るのがバルサのラテラルだ、と強く印象づけました。
あれが今季初ゴールでしたが、得点力ってそんなに落ちてるんかな~。
たまたまなだけだと信じたい。

今季もケガ以外はフル稼働。
重要な試合では必ず先発し、絶対的な選手として君臨しました。
アドリアーノへの信頼低下、マテューが左SBとしてはダメダメだった事もあり他の選択肢が無かったのも事実やけど(苦笑)
そのせいで疲労度が目に見えてハンパなかったなぁ。
交代要員がセルジ・ロベルトしかいない状況は流石にキツかったか。

後は、そろそろ精神的な成長を・・・w


■21 アドリアーノ 1066分 1G2A
Adriano
昨季より400分ほど出場時間を減らし、更に信頼度が下がった印象のアドリン。
開幕前は移籍も囁かれてましたが、誰の目から見てもルーチョの冷遇は明らかやったもんね。

で、たまに出た試合でも確かにパフォーマンスは良くなく。
それの原因が稀にしか出ないからなのか、それとも実際落ちてるのかは定かではないですか。
本職ではないセルジ・ロベルトよりも序列は下になってしまいましたが、正直そこにも異論は持てなかったしなぁ。
マルチにプレイ出来る利点から少なくともベンチ入りはしてた今まででしたが、そこのマルチさもセルジ・ロベルトに取って代わられたし。

来季移籍は間違いないでしょう。
ただ、これまで多大な貢献をしてくれたのも事実なので、そこは温かく送り出したいですね。


■23 ヴェルメーレン 1271分 1G0A
Thomasvermaelen
昨季より1200分ほど出場時間は増えました。
ほぼ全休だった昨季と比較するのもナンセンスかもしれませんが。

でも増えたとはいえ、結局レギュラーCB陣と比べると3000分ぐらいの差があるのよね。
つまりスタメンを勝ち取るどころか、そこを脅かす存在にもなれなかったという事です。

シーズン序盤は調子良かったのです。
3試合連続スタメンだったり、マラガ戦で貴重な決勝ゴール決めたり。
補強禁止処分が下されてるチームにあって、これは唯一の補強選手だ!というハッピーな空気にもなってました。

ところが、そこから相変わらずの怪我&怪我。
重要なシーズン最終盤では全く出番すらなく。
最後に出たのが3月のヘタフェ戦という状態。

怪我するのは獲得前から分かりきってた事なので、もうこれはフロントの失策ですよ。
そしてそんなヴェルメーレンより序列が低いバルトラはどうしたらエエねん、って思いますよね。
色んな意味でマイナスの2年間だったと思います。


■24 マテュー 2358分 0G3A
Mathieu
控え選手ではあるけど、控えの中では序列は上。
昨季に続き、今季もそんな扱いだったマテュー。

怪我により3度の戦線離脱もあったので、昨季よりは出場時間減ってますがね。
それでもルーチョの信頼は(それなりに)受けてました。
大怪我から帰ってきた時も、すぐに起用されたしね。

試合でのパフォーマンスは、残念ながら昨季に比べると低下していたと思います。
元々そんなに良くなかったとは思ってましたけど、そこから更に下がった。
守備固めで投入されたのに守備崩壊、なんていう悪い冗談な試合が何試合かあった。

だからこそ個人的にはバルトラを推してるんですけどね。
それが叶わないなら、他に有望な選手獲得出来るまで残留する予感がします。
でも来季ぐらいはホントに限界を露呈すると思うんですがー。


■4 ラキティッチ 4066分 9G5A
Rakitic
出場時間もゴール数もUP。
2年目のイバン君は、更にチームにフィットしていたと言えるでしょう。
怪我での1試合と、ビジャノベンセとの1試合、計2試合以外はチームに帯同し続けたしね。

え!? もっと消化試合一杯あったやん!!
って話ですよね(苦笑)
はい、そうなんですよ。
休ませられる試合は他にも色々あったけど、結局休ませてはもらえずww

そこを評価が高いと言うべきかどうかは微妙ですが、ルーチョにとっては「使いやすい」選手だったのでしょう。
過労死寸前まで走らされたりとか、ホントお疲れ様です!って感じやったけどね。

今季の「4冠」はラキティッチ無しでは、なしえなかったと言えるでしょう。


■5 ブスケ 4429分 0G6A
Busquets
ブスケも出場時間を伸ばした選手の1人。
今季も中盤の王様として君臨し、圧倒的なパフォーマンスを披露しました。
怪我での戦線離脱が1回も無かったのも大きい。

ルーチョの信頼は絶大で、選手交代での起用を見てもブスケを大事に扱っていたのが手に取るように分かりました。
休ませられそうな試合はすぐに交代させてたもんね。
無理する必要の無い試合はベンチからも外してたし。

ブスケの起用で、試合のバロメーターが分かる程。

今季は、より評価を高めた1年になったと思います。


■7 アルダ 1176分 2G4A
Arda
評価の分かれるシーズンになっちゃいましたね。
シーズン終盤の大事な大事な試合で8戦連続スタメン落ち。
昨季の鉄板イレブンの牙城を崩せる選手と期待されていましたが、そこまでには至りませんでした。

1年目どころか、シーズン半分な選手なので何処まで求めるか、ってのはあるけどね。
ただ、登録可能になってから2910分出場可能だったんですが、その半分にも出ていないというのは少々残念。
最初の6試合中5試合に先発するなど期待感はあってんけどね。
半年間の練習参加、という成果を最初は発揮しててんけど・・・。

とんでもないキープ力、短い出場時間でもゴールやアシストという結果は残したりと、「それなり」の活躍はしてました。
でも「それなり」なのよね、残念ながら。

来季フィットすればポテンシャルはあるので期待は出来ると思いますが、どうやろね。
イニもまだまだ健在やしなぁ。


■8 イニエスタ 3504分 1G4A
Iniesta
イニも出場時間増やしてますね。
つまり中盤の黄金トリオは軒並み稼働率上がってるのですが、それはチャビが居なくなったからか。
そしてラフィーニャが大怪我しちゃったからか。
そんでもってアルダも代替要員には成り得なかったからか。

という仕方無い面もあったけど、黄金トリオのパフォーマンスが良かったのも事実。
つまりルーチョに「代えたくない」と思わせる仕事を彼等はやってのけました。

イニもそんな1人でしょう。
何と言ってもクラシコでのズドンと決めたゴールが鮮烈。
正式にカピタンとなっての、初めてのベルナベウクラシコ。
ド派手な挨拶でしたよ。

後は国王杯ファイナルでの別次元のプレーね。
あれをシーズン最後の試合に見せられると、来季も期待するしかない。
もうEUROなんて休んで、来季に備えてくれ!って感じやけど、そうもいかんか・・・。


■12 ラフィーニャ 503分 2G0A
Rafinha
大いなる期待を受けて始まったシーズンでした。
チャビ亡き後、この男がバルサの中盤を支える選手になる、と。

シーズン開幕戦でゴールを決めたり、開幕から6試合中4試合でスタメン出場するなど幸先も良かった。
そんなラファのシーズンを変えたのは、ローマ戦での危険なタックル。
これにより半年以上の離脱を余儀なくされてしまいました。

シーズン終盤の苦しい時期に戻ってこれたのはチームにとっても本人にとっても嬉しかったでしょう。
けども、大怪我の後の試合ですから、そこまで多くのモノを求める事は出来ず。
再びの戦線離脱もあったりで、やっぱり大事に使わないといけないな、という事も再認識。
復帰ゴールもあったりしたけど、やはり来季でしょ。
仕切り直しの来季からでしょ、スタートは。

今季に関しては、しょーがないよ。


■20 セルジ ロベルト 2809分 1G7A
Sergiroberto
瓢箪から駒とは、この事でしょうか。
移籍禁止処分による人材難で手薄になった右SBでの起用を命じられたロベルト君。
まさかそれがここまでハマるとはね。

思えば昨シーズンも本職ではないピボーテでの起用がハマり、それなりに出場機会を得たシーズン終盤。
でも今季はそれ以上の飛躍のシーズンとなりました。

誰が彼のここまでの成長を予測していたでしょうか?

結果的には鉄板イレブンに次ぐ出場時間を手にしたロベルト君。
(昨季は、たった916分)
レバークーゼン戦での貴重なゴールに代表されるように、右SBでのプレーで得た自信が中盤でも活きたりしました。
まさかスペイン代表にも選ばれるようになるとはね。。

怪我で離脱した時に「Sロベルトおらんのキツイなぁ・・」って思ったけど、そんなん昨季までやったら考えられなかった。
昨季までなら「怪我?はいはい。どうぞどうぞ。」って感じやったもんな。

元々はサッカーエリートだった訳で、やはり環境が整ったり、何かキッカケがあれば変わるという事なんでしょう。


■22 アレイシ 862分 0G3A
Aleixvidal
元々そんなに期待してなかったので、やっぱりこんなもんか、って感じですよ。
個人的には。

アルダ同様に、幸先は良かった。
最初の6試合中4試合にスタメンで登場し、新たな風を吹かせてくれるんじゃないかという期待はあった。

でも結局最後まで平凡なプレーに終始しましたね。
可もなく不可もなくと言いますか、悪くもないねんけど良くもないプレーが多いよね。
良い意味でも悪い意味でも印象に残らないと言うか。

最初は無難でも良いねんけど、そのままだと「バルサのラテラル」をやるのは厳しいよ。
ダニやアルバみたいな大胆さが求められるポジションやから。

結局最後にプレーしたのは3月のヘタフェ戦。
ヴェルメーレンと同じパターンやね。
以降の大事な試合ばかりになってからは途中出場すらなく。
むしろベンチにすら入れない試合もあって、彼のシーズンは実質2ヶ月で終了。

来季も期待して良いのかどうかも、よーわからん。
移籍してくれても全然構わないよ。


■26 セルジ サンペール 444分 0G0A
Samper
中盤での人手不足が続いた事もあって、冬の移籍市場が開くまではTOPチームに何度か参加。
消化試合的な試合に先発フルタイム出場し、ローテーション回しに貢献しました。

改めて言うまでもないですが、プレースタイルは好きなタイプです。
バルサの伝統的なピボーテという感じが随所に伝わってきます。
だから彼には伸びてほしい。

来季はそろそろTOP昇格?
3部リーグで戦うよりは全然良いと思いますが、どうなんでしょうかね。


■27 ファン カマラ 30分 0G1A
Camara
2試合途中出場、2試合ベンチ入り。
計4試合トップチームに貢献しました。
Liga開幕戦でベンチ入りした時の本人の気持ちは、いかほどだったか。

一番の貢献は、バレンシア戦での同点ゴールアシストかな。
これによって、チームの無敗記録が継続されましたからね。
あの試合自体は負けても痛くも痒くもない試合やったけど、記録という意味では価値あるものでした。

その試合では良いドリブルしてましたが、今後その武器をどこまでブラッシュアップ出来るかな。

■28 ジェラール グンバウ 238分 0G0A
Gumbau
サンペール同様に彼もまた人手不足を補うのに一役買いました。
アルダとアレイシが出られるようになってからは、彼は1分も出ていません。
つまり、そういう事です。

プレーの印象としては、特に無いんですよね。
トータルで言うと2試合半ぐらいは出てるんですけど、無難にやってたなーぐらいしか。
あまり目立ってなかった事が良いのか悪いのか。

なので来季のトップ昇格は、よっぽどの事が無い限りnothingでしょう。


■34 カプトゥム 133分 1G0A
Wilfridkaptoum
2試合スタメン1試合途中出場の計3試合帯同。
いずれも重要度の低い試合でしたが、カマラ同様にバレンシア戦での活躍はチームの記録更新の貢献となりました。

プレー自体は殆ど記憶に残ってないけど、"もってる"選手なのは確かやな。


■7 ペドロ 164分 1G0A
Pedro
欧州スーパーカップの決勝ゴールをお土産にチェルシーへ移籍。
今季の出場は、その試合とスーペルコパ2試合の計3試合。

ですが、それが彼の「バルサ最終ゲーム」とは思ってませんよ。
また帰ってきてくれる事を期待してます。
やっぱね、プレミアじゃないと思うねんなー、ペドロは。

あとペドロ(クラスの)4番手FWが居なかった事がCL敗退の原因の1つなのでフロントはそこんトコ考えなアカンで!


■9 スアレス 4766分 59G24A
Suarez
今季のMVPでしょ。
バルサの中で1番試合に出てるし、1番ゴールしてるし、1番アシストしてる。
間違いなくルイシートがMVPです。

1年間ケガも無くフル稼働でしたしね。
途中交代は殆どなく、出場停止と消化試合以外は休みなし。

つまりエンリケ兄貴は彼に絶大な信頼を寄せてたという事です。
そしてそれに応えたのがスアレスでした。

昨季みたいに途中まで試合に出られない、という鬱憤もなく最初からフルスロットルで行けたのも大きいな。
圧巻の2試合連続4ゴールを皮切りに、終盤のLiga5試合連続ゴールでは計14ゴール。
滅茶苦茶よねwwww

ハットトリック以上もシーズンで8回も記録。
「4冠」に導く原動力となったのは、誰が何と言おうとスアレスです。


■10 メッシ 4228分 41G23A
Messi
ケガによる長期戦線離脱により、シーズンの主役はスアレスに譲った格好のレオ。
ゴール数も出場時間も当然の事ながら昨季よりも減りました。

しかし、要所要所で実力はキッチリ発揮し優勝に貢献したのも事実。
いや、貢献どころじゃないよ。
普通の選手なら、こんな数字ビックリなレベルやからね。
メッシやから「少ない」って思われちゃうけど。

ケガの影響もなくなった終盤は、2月のセルタ戦以降21試合連続フルタイム出場。
今季はゴールよりもゲームの組み立てでの貢献度が高かったかな。
とにかくエグいスルーパスが多かった。
「アシスト」として記録に残らなかったものでも、凄いの一杯あったからね。
スアレスを盛り立てる為にも、そういうのを意識したかもやけど。

トリックPKなんて、その象徴ちゃうかな。
あれをクライフの生前に出来た事はホントに良かったと思います。


■11 ネイマール 4434分 31G21A
Neymar
終盤の不調でゴール数こそ昨季よりは減りましたが、アシストも含めてのトータルの貢献度は昨季より上かな。
とりわけメッシ負傷時のハイパフォーマンスが印象的でした。
「俺がやらなければ」という自覚が出たのかは不明ですが、あの時期はゴラッソ連発しまくりでワンランク上の領域に辿り着いた感じがありましたもんね。
あの頃のプレーを来シーズンも継続出来れば、本当の意味での世界のトップになれると思う。
その為にも、精神面をもうちょっと充実させないとね。
必要のないイライラは、なるべく出さないように。


■17 ムニル 1646分 8G3A
Munir
出場時間は昨季より倍以上増えた。
ゴール数も1⇒8に。

でも物足りない。
人数的な関係と、サンドロが不甲斐なかった事によって「第4FW」にはなったけど、その役目を全うしたとは言えず。
Ligaで先制ゴール取ったりして「波に乗れた!」って時期もあってんけど、結局は乗れてなかったなぁ。
国王杯で乗れるかと思ったけど、そっちも・・・やし。
そのポテンシャルから考えれば、もっと出来る筈やねんけど。

来季もし新たなFWが獲得されれば、放出されてもヤムナシやなぁ。
結局終盤は、あのアノエタ以降1分も出番無かったし。


■19 サンドロ 855分 3G2A
Sandro
非常に残念なシーズンになりました。
個人的には期待してただけに、余計にね。
もっと出来る選手やと思っててんけどなー。

チャンスはありました。
ペドロも去り、メッシも怪我という事で序盤は先発起用される事も度々。
でもその好機を活かせなかった。
全く活かせなかった。

結局ゴールは、セグンダBチーム相手の国王杯でハットトリックしたのみ。
それだけ。

年が開けてからは「ベンチ外」が定位置となり、結局2月を最後に出番すら無し。
怪我もあったけどね。

思い返してみれば、昨季の方が出来は良かっただけに劣化してしまったのは非常に残念。
来季の放出は規定路線でしょう。
才能はあると思うから、環境が変われば成長する可能性はあるでしょう。


■33 アイトール カンタラピエドラ 117分 0G1A
Aitorcantalapiedra
国王杯のビジャノベンセ戦で1試合スタメン1試合途中出場。
それで計117分です。

ま、ローテーション要員でしたね。
アシスト決めたスルーパスは見事でしたが、それ以外は印象無し。
来季以降真価が問われる、って言いたかったけど冬の移籍でビジャレアルへ。
完全移籍?
だったら、もう戻ってこないか。

■ルイス エンリケ
Luisenrique
この成績でも文句言われるのがバルサの監督のツライ所。
国内2冠+他カップ戦2冠の計4冠。
これで満足出来ないなんて贅沢な事ですが、それがバルサなんです。

まぁ成績だけじゃないからね、クレが求めてるのは。
なんだかんだでペップ時代の幻想を抱いてる人は未だに多いし。
(そういう人を批判してる訳じゃないですよ)

「魔の4月上旬」に叩かれた事を蒸し返したくはないけど、「監督としての戦術の幅」は皆無に等しかった。
MSN頼りのツケを払わされた格好の連敗でしたが、ああいうのは「監督としての戦術の幅」があると乗り切れたんじゃないかとも思うし。
でもMSN頼りで勝ちまくってたから、しゃーないよなー。
そこで結果出てるのに、他のコト試されへんよなー。
人間だもの。

アトレティコとバイエルンの試合なんかを観ると、ペップやシメオネがルーチョの数ランク上の監督である事は残念ながら伝わってきちゃいました。
でもペップやチョロが監督やってて昨季の3冠や今季の2冠があったかというと、そこは謎なんですよ。
ルーチョはルーチョのやり方で結果出したので、結果に関しては評価すべきやわな。

とはいえ、来季もこのままの路線だけを進めるのはリスキーやと思う。
なんらかのアクセントは付けてくれないと、またガス欠になるだけ。
ルーチョ自身で無理と考えるなら、外部から毛色の違うアシスタントコーチ連れてくるとかね。
そうじゃないと危険よ。


■総括
Msn
という事で、複雑なシーズンでしたが全日程終了しました。
無敗記録作ってた時は、どことやっても負ける気が全くしなかった。
でもFIFAウィルス以降のガス欠状態になってからは、どことやってもゴール出来る気すらしなくなってしまった。

わずか数週間でガラッと変わってしまうのがフットボールの怖さ。
そして1つの戦い方しか持ってなかったチームの限界やったか。

まぁルーチョの所でも書きましたが、来季はアクセント付けないといけない。
これは絶対条件ですよ。
それがフロントなのか選手なのかは別としてね。

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2016年5月22日 (日)

バルサ×セビージャ 15-16 国王杯 決勝

バルサ 2-0 セビージャ

【得点】
アルバ(97分)、ネイマール(120+2分)

【メンバー】
バルセロナ(4-3-3):テア・シュテーゲン、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、マスケラーノ(36分、退場)、ジョルディ・アルバ(119分、セルジ・ロベルト)、ブスケッツ、ラキティッチ(HT、マテュー)、イニエスタ(C)、L・スアレス(57分、ラフィーニャ)、メッシ、ネイマール
SUB:ブラボ、アルダ、アレイシ・ビダル、ムニル

セビージャ(4-4-2):セルヒオ・リコ、マリアーノ(80分、コノプリャンカ)、ラミ、ダニエル・カリーソ(120+1分、退場)、セルヒオ・エスクデロ、クリホヴィアク、バネガ(90+1分、退場)、コケ(C)、ビトロ、ガメイロ、イボーラ(106分、ジョレンテ)
SUB:ベト、パレハ、レジェス、クリストフォロ、クーロ・サンチェス

【感想】

・試合を決めたメッシ、そしてイニエスタ
・審判が残念でなければ、もっと面白い試合だった
・セビージャも強かった

って試合でした。

Barca


Sevilla

■試合前の状況

両チーム共に、これが今季最終戦。
勝って、笑って終わりにしたいのは、どちらも望む事でしょう。

日程的にはセビージャが不利。
数日前にELのファイナルを戦ったばかりやからね。
でも優勝を決めてきたので、疲労度を充実度が上回るのか!?


■バルサのスタメンについて

今日も鉄板の11人。
これで3試合連続。
まぁ今日は正真正銘のファイナルやけど、Ligaも終盤は毎試合ファイナルみたいなもんやった訳で。
しかもCL無くなって以降は日程的にも楽になったから、ローテする必要も無く。
この鉄板イレブンが出続けるのは当然と言えば当然ではある。

ちなみに、今季最終戦やけど偶然か必然か怪我人は0。
去年もユーベとの決勝の時は誰もケガしてなかった記憶あるけど、これはスタッフの功績かな。


■白熱の前半

セビージャからは、やっぱり疲れが感じられず。
これがEL優勝の勢いか。
非常にダイナミック。

チャンスの数は五分五分やったかな?

バルサはイニエスタがキレキレ。
超絶技巧でセビージャを寄せ付けず
スアレスに出したパスからのチャンスが1番大きかったかな。

セビージャもコケの決定機など、チャンスはあった。
そしてゴールキックからのロングボールという1本のパスで、マスチェの退場を誘発。
マスチェはガメイロのシャツを完全に引っ張ってたので、判定は間違いではなかったと思う。
ただ審判によっては、競り合いの中でのプレーなので「ファウル無し」と判断する人も居たでしょうけど。

これで与えたFKからのバネガのシュートも惜しかった。
テアパラドン。
あれ決められてたら、一気にワンサイドゲームになった可能性もあったので、テアナイス!

10人になったバルサやけど、CBは補填せず。
ブスケが基本的には1列下がり対応。
流石にMSNは外されへんか。
って事で、ブスケ&イバン&イニの3人で中盤からDFラインまでカバーするという強行布陣に。
バルサらしいと言えば、バルサらしいけどね(苦笑)

後半どうなるかは全く読めんな。
どっちに転がっても不思議じゃない試合やわ。


■スアレスも欠き、試合は一方的に

バルサらしい采配、とルーチョを褒めた前半は何だったのか。
ハーフタイムに怖じ気づいたのか、マテュー投入。
しかも中盤のダイナモ・ラキティッチを外すという愚策。
(こういう時に被害者になるのは、毎回イバン)
そりゃぁMSNは外されへんし、今日のイニは神やし、ブスケは最悪CBも出来るし、ってなるとイバンしか選択肢が無いのは理解出来るけど・・・。

で、泣きっ面に蜂じゃないけど、更なる不運がバルサを襲う。

スアレスが負傷離脱。。。

これにより、バルサのゲームプランは完全に崩れ、試合はセビージャが攻め続けるという一方的な展開に・・・


■バルサの不器用な戦い方

去年のバルサは「ポゼッションじゃなくカウンターサッカーや!」と揶揄されたりしてましたよね。
でもね、結局バルサはポゼッションのチームなんですよ。
縦ポンだけでチャンスを作る事も勿論可能ではある。
でも所詮それはオプションでしかなく、「カウンターに専念してね★」って言われても専念なんて出来ないチームなんです。

それが確信に変わったのが、今日の後半。
ホントに何も出来なかったからね。

数的不利になっても、ロングボールだけで攻める事が出来るチームだったら、そこまでダメージは少ないんですよ。
そういうチームが所謂「数的不利を感じさせなかった」みたいな事を試合後に言われるチームなんです。
でもバルサは基本的には「手数をかけて攻撃を完成させるチーム」なので、4-4-1でメッシ最前線、という布陣では中々戦えない。
Barca2

だから結果的には攻撃も守りも中途半端になっちゃって、ひたすらセビージャの圧力を受け続けるという後半45分間になりました。

うん、こういうチームやねんから、それはしゃーない。
責める事は出来ない。
(強いて責めるとしたら、マテュー入れて中途半端に守ろうとしたルーチョ采配やな)


■頑張るピケ

いつ失点しても不思議ではなかった。
そして1点奪われたら、2点3点と取られるだろうという事も安易に想像出来た。
数日前のリバポの様に、ピッチに平伏す事になるのだろうと思って観てました。

でもバルサは耐えた。
バネガのポスト直撃シュートも、クリホヴィアクの決定機も正直やられたと思った。
でも最後の最後で、踏ん張った。

その中での一番の立役者は、ピケかな。
今日のピケは良かった。
珍しく良かった(苦笑)
最終局面で身体を張って、非常に頼りになるDFリーダーやった。

テアもブスケも頑張ってたけど、やっぱり貢献度が一番高かったのはピケでしょう。
このパフォーマンスを次からも継続してくれ!って思ったけど、今日がシーズン最終戦なのよね。。。


■イーブンになり延長戦へ

バルサが勝つとしたら、PK戦しかないかな。
守って守ってPK戦に持ち込むしかないかな。

そんな事を考えていた後半45分間。
それぐらいにバルサからは得点の臭いがしなかったのよ。
まぁPK戦になって勝てる確率も低いけど(苦笑)
今季のバルサほどPK失敗してるチームは無いからねwwww

と、いうような状況が変わったのは後半ロスタイム。
ネイマールがバネガのファウルを誘発し、バネガたんは1発退場でピッチを後に。
これでようやくイーブンの状態になりました。

今日の審判は、ハッキリ言って下手糞で出す必要の無いイエローカードとか一杯出してたと思う。
(結果的にイエロー12枚。 退場者3人。 無茶苦茶や!!)
でもバネガのロハに関しては、正確なジャッジやったな。
直前にもバネガとネイマールが競り合った場面があって、そこはネイマールのシミュレーション取られたんですよ。
だからバネガ的には多少荒く行ってもセーフやろ、みたいなテンションになってたかもですね。

まぁバルサとしては後半45分耐えた後だっただけに、希望が産まれた延長戦。
数的同数で戦える、ってだけでもプラスに思えてきたのよ。


■これがメッシだ

アルバのゴールが決まった瞬間の現地実況
「ネイマーーーール!!」

これが全てでしょ。
何故そこにアルバが、って事ですよ。

でもこれはクレにとっては馴染み深いプレー。
かつてのクラシコでもアビダルが同じようなゴールを決めてますからね。

中央のメッシからDF裏への浮き球スルーパス。
そこへ左SBが駆け上がってフリーとなりゴールを陥れる。

いつぞや観た光景ですよ。
そして、DFとしては分かってても止められないって事なんですよ。

アルバは今季公式戦ノーゴールでしたが、大事な大事な得点がこういう重要な場面で飛び出しました。
ベリーグッドやわ。

そして、トドメのゴールもメッシから。
これまたDFライン裏へ通す絶妙なスルーパス。
ネイマールは後は流し込むだけでしたね。
中央のラフィーニャもフリーで待ってたし、プレゼントパスしても決まってたゴールでしょう。
つまり非常に余裕があったゴールという事です。

今季のメッシは確かにゴール数は減りました。
でもこういう大事な所で試合を決めるのは、やっぱりメッシなんですよ。
コパの王様ですよ、やっぱり。


■セビージャ力尽きる

延長になってからのチャンスは、むしろバルサの方が多かったからね。
レオのFKも惜しかったし、ピケのヘッドも決まったと思った。
ダニのミドルなんかもあったな~。

ジョレンテ入れて高さ勝負というアクセントを付けてきたエメリでしたが、その策は上手くいきませんでしたね。
やはり後半の45分間でケリつけられなかったのが、アカンかったという事でしょう。
でも本当に最後まで戦ってたし、グッドルーザーですよ。
EL王者、伊達じゃないわ。


■総括

という事で、バルサが28回目の戴冠。
ビセンテ・カルデロンの地でドブレーテ達成です。
今日のMOMは間違いなくイニエスタやな。
↑で褒めたメッシも良かったけど、イニは別格すぎた。
化け物すぎた。
なんじゃそれ、ってプレー連発で誰も止められなかったね。

はい、普通に考えれば成功のシーズン。
でも去年のトリプレーテと比較すると、やっぱり物足りないって感じてるクレも少なからずはいるでしょう。
毎年毎年3冠なんて無理、って頭では分かっててもね。

あと4月序盤の「5試合で1勝4敗」という泥沼時期のダメージが精神的に残ってるのもあるかな。
そこから6戦全勝26ゴール無失点というリカバリー能力は発揮したとはいえね。

まぁそのあたりの総括は別途ブログ記事立ち上げますよ、今季も。
1年間お疲れ様でした。

思えば今季の公式戦開幕もセビージャ戦(欧州スーパー杯)。
そして最終戦も今日のセビージャ戦。
そんでもって、両方とも延長戦までもつれ込むという。
なんとも奇遇なシーズンになったなぁ。
ちなみにバルサの来季公式戦開幕もセビージャである事は既に決定済み(スペインスーパー杯)。
まぁクラシコ祭りになるよりは、精神的には楽やからエエけどねw


            

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2016年5月15日 (日)

グラナダ×バルサ 15-16 Liga 第38節

グラナダ 0-3 バルサ

【得点】
スアレス3(22分、38分、86分)

【メンバー】
グラナダ(4-5-1):アンドレス・フェルナンデス、ロンバン、ババン、リカルド・コスタ(80分、ドリア)、ミゲウ・ロペス、ルベン・ペレス、フラン・リコ(C)、ドゥクレ、ペニャランダ、ルベン・ロチーナ(HT、クエンカ)、エル・アラビ(78分、バラル)
SUB:ヘスス・フェルナンデス、ビラーギ、ハビ・マルケス、クルヒン

バルセロナ(4-3-3):テア・シュテーゲン、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、マスケラーノ(76分、マテュー)、ジョルディ・アルバ、ブスケッツ(88分、セルジ・ロベルト)、ラキティッチ(80分、アルダ)、イニエスタ(C)、L・スアレス、メッシ、ネイマール
SUB:マシップ、ラフィーニャ、アレイシ・ビダル、ムニル
怪我:ブラボ、サンドロ

【感想】

・スアレスハットで無事戴冠
・グラナダが燃えてなくて助かった
・ペース握っての完勝

って試合でした。

Granada


Barca_2


■試合前の状況

さて、Liga最終節です。
ラストです。

現在首位を走るバルサは、勿論勝てば優勝。
引き分け以下の結果でも、マドリーが同じく引き分け以下の結果なら優勝。
両者のポイント差は、たったの「1」なのでね。

グラナダは前節残留を決めたので、特に何も懸かってない試合。
ノープレッシャー故の強さを発揮されたら難儀ですがね。


■バルサのスタメンについて

今日も鉄板の11人。
約1年前のCL決勝ユーベ戦と同じスタメンです。
もうルーチョとしても、ここまで来たら小細工無しなんでしょう。
彼等に託すのみです!


■前半の流れ

基本的にバルサが攻めてたのみ。
グラナダのチャンスは記憶にすら無い。

開始早々からピケの惜しいヘディングがあったりね。
(CKからのマスチェすらし後)

その後もレオの右足ミドルがあったり。
(GKがギリでCKに逃げる)
と得点の臭いはプンプン。


■バルサらしいサイドの崩し

まぁ得点の気配は漂ってたので必然のゴールです。
ネイマールとアルバのワンツーから、アルバが抜け出し最後は中のスアレスがフリーで合わせて先制。
スアレスの動きにグラナダDFは誰も付いてこれず。
このあたりは「何も懸かってないチーム」の動きの重さか。
もしくは降格圏を彷徨ってたチームの実力と言うべきか。

2点目もSBによる崩し。
マスチェからダニへのロングボールの時点でオフサイドかどうかは怪しかったけどね(苦笑)
リプレイで観てもギリギリだったので、誤審だの買収だの言うには可哀想なレベル。
で、このロングボールにダニが何とか追いつき折り返し。
これをスアレスがGK手前でドンピシャヘッド。
アウベスの折り返しもゴールラインを割ったか割ってないかのギリギリやった。
そしてスアレスのカベッサもGKが触るか触らないかのギリギリ。
オフサイドかオンサイドかも含めて全てが紙一重だった2点目。
ただ、こういうのが出来るチームは強いとも思う

んでもって、どちらもアシストがラテラルというのが良いね。
バルサらしく両ラテラルが高い位置で絡んでのゴール。
良いんじゃないでしょうか。


■前半総括

前半を通して振り返ってみると、危なげなく戦えたかなとは思う。
2-0というスコアも妥当やし、このまま普通に時間を過ごす事が出来れば優勝は手中に収まるでしょう。
今の所は完勝モードです。


■気が緩んだ!?

後半は少しグラナダにペースを握られた時間帯も。
リコのシュートの甘さに救われた場面もあったなぁ。
あれは完全に崩されてしまってた。

そこからバルサが少し盛り返し。
気を緩めてる場合じゃない、って事を自覚したかなw

スアレス→ネイマールの横断パスによるチャンスも、ほぼほぼ決まっててもおかしくない場面やったしね。
まぁ追加点こそ取れなかったけど上手くいなして試合をコントロールしてた印象。


■得点王スアレス

そして終了間際にスアレスのハットトリックでトドメ。
これもメッシがネイマールに出したスルーパスが完璧でした。
思い返してみれば、グラナダの最終ラインは結構ガバガバやったね。
これが残留を決めた安心感ってやつか。
勝ち点1狙いで遮二無二守ってこられるよりは(結果的には)良かった。
クエンカ恩返し、ありがとう!
(前節2ゴールの活躍で残留に貢献)

ネイマールもスアレスへお膳立てのプレゼントパス。
最後の締め括りがMSNだったというのが、今のバルサ攻撃陣を象徴するシーンかな。

スアレスはLiga40得点目。
35試合で40ゴール。
振り返ってみれば、35試合全てフル出場なんですね。
欠場した3試合の内訳は出場停止が1試合、ターンオーバーによる温存で2試合。
温存された試合は、チームとしては4点、6点と大勝してるので、これに出てたらもっと取れてたかもやけどね~(笑)
ただ、40ゴールというのは立派すぎる数字ですよ。
近年メッシとCR7が独占してたピチーチ争いに割って入ったというのも評価出来る。
今季のLigaのMVPはスアレスで良いと思いますよ。


■24度目のカンペオーネス

という事で優勝決定。
試合後はグラナダのファンがピッチに雪崩れ込んできてカオス状態。
アウェイでのこの光景は珍しいな。
彼等は敵味方関係無く単純にミーハーなんでしょう。
選手とのセルフィー狙いまくってたしww

Ligaでは通算24回目の戴冠です。
パレードは何時やるんかな?
来週のコパ決勝後に纏めてやるのか、それとも明日にでもやるのか。

当ブログの総括は、来週のファイナル後に行います。
今季も色々あったので、思いの丈はそこでブチまけますよww



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2016年5月 9日 (月)

バルサ×エスパニョール 15-16 Liga 第37節

バルサ 5-0 エスパニョール

【得点】
メッシ(8分、直接FK)、スアレス2(52分、61分)、ラフィーニャ(74分)、ネイマール(83分)

【メンバー】
バルセロナ(4-3-3):テア・シュテーゲン、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、マスケラーノ、ジョルディ・アルバ(70分、マテュー)、ブスケッツ、ラキティッチ(73分、アルダ)、イニエスタ(C)(73分、ラフィーニャ)、L・スアレス、メッシ、ネイマール
SUB:マシップ、セルジ・ロベルト、アレイシ・ビダル、ムニル
怪我:ブラボ、ヴェルマーレン、サンドロ

エスパニョール(4-1-4-1):パウ・ロペス、ハビ・ロペス(C)、エンソ・ロコ、ドゥアルテ、ビクトル・アルバレス、カニャス(72分、パコ・モンタニェス)、H・ペレス(65分、ロベル・コレア)、ビクトル・サンチェス、P・ディオプ、マルコ・アセンシオ、F・カイセド(HT、ジェラール・モレーノ)
SUB:アルラウスキス、L.ロペス、サルバ・セビージャ、ジョルダン

【感想】

・スコア通りの圧勝劇
・ペリコはファウルファウルのオンパレード
・重圧に負けなかったバルサ

って試合でした

Barca


Perico

■試合前の状況

優勝争い中のバルサと、残留争い中のエスパニョール。
対照的な状態での「バルセロナデルビー」となりました。


■バルサのスタメンについて

ブラボが負傷によりテアがスタメンへ。
その他は、いつもの鉄板イレブン。
つまり昨季CLファイナル・ユーベ戦と同じ11人で決戦へ臨みます。


■嫌がらせに負けず

スコアとしては1点だけで終わった前半。
不当なオフサイドで取り消されたラキティッチのシュートとか。
明らかにファウルだったのにPK判定ではなかったレオの切り込みとか。
そういうのが正確にジャッジされてたら、3-0なり4-0にはなってたでしょうけどね。

審判の事はあまり言いたくはないけど、ちょっとペリコのラフプレーに対して寛容すぎやったでしょ。
マスチェラーノに思いっきり足裏タックル仕掛けてもお咎め無しやもんな~。
普通なら、あんなん1発ロハでしょ。

というような審判、そしてペリコからの嫌がらせにも負けずリードして折り返せたのは上々。
メッシのFKも美しい放物線やったしね。
途中からチョットだけフワッとした時間帯もあったので、あそこで失点しなくてホントに良かったと今は思ってます。

後半も同じような試合展開かな?
急に判定が厳しくなるとも思えないので。
基本はバルサがペースを握り、ペリコはファウルで応戦しつつワンチャンス狙い、って感じかな。


■後半はゴールショウ

一度崩れたらこうなりますよね。
やっぱり前半1失点だけで済んだのは判定に救われた面もあるって事ですよ。

特に3-0になってからのペリコの集中力の切れ方は凄まじかったもんね。
パウも凡ミスとかして、ゴレアーダに貢献。
メッシへの"踏みつけ"で一躍悪役イメージやったけど、ホンマはエエ奴なんちゃうんかな?
今日は精神的に不安定な感じしてたよ。
クレからのブーイングとかメディアからの攻撃ダメージ?
でもスアレスにチョッカイ出してたらしいので、変わらない所は変わらないんかな?
映像でしっかり確認してないので今回の件はノーコメントにしとくけど。


■貫禄の2ゴール

ピチーチ争いを考えても貴重な2点でしたね。
しっかりとラインを見極めて飛び出した2点目。
CKにドンピシャで合わせた3点目。
いずれも完璧でした。

そして最後にはネイマールのゴールをお膳立てする余裕も披露。
自分で行ってハットトリックも狙えたとも思うけどね。
MSN揃い踏みの事を考えてたのなら立派ですよ。


■復調ネイマール

ゴール前でラボーナでパス送ったりとか、ちょっと上向きつつあるプレーを見せてくれたネイ。
ああいう遊びのプレー(かつ有効的)が出てくるようになれば、調子が良いという事です。
ミッドウィークに試合が無く、コンディション面を整えられたのも大きかったかな。


■ペリコはファウル多すぎ

困ったらすぐラフプレー。
相変わらず。
イエロー7枚?
普通にジャッジしてたら、もっと出てたやろうから驚きの数字でも何でもない。

あとねー、ファウルが多いと試合自体がつまらなくなるのが残念なのよね。
プレーが止まりまくりで、試合自体にテンポは生まれず。
眠かったね。試合全体としては。

今日に関してはバルサのプレーの質がどうこうってより、ペリコに邪魔されまくった弊害やと思う。
だからプレーレベルが良かった頃に戻ってるかは判断つかず。
マニータしたけど、あまり参考にはならん試合やと思う。
上向いてはいると思うけど。
今週も残念ながらCL無く、1週間休みやったのでコンディションは良さそうやったけどね(苦笑)


■最後まで分からないLiga

アトレティコが負けたので赤白チームは優勝争いから脱落。
よって最終節はマドリーとの一騎打ちに。

マドリーはデポルと、ウチはグラナダと対戦。
デポルもグラナダも今日で残留決めたから、ある意味楽勝かなぁ。
これでバルサ負けたら何の言い訳も出来へんよ・・・。
でも今日アトレティコが負けたのは、既に降格が決まってた最下位のレバンテなのよね。
消化試合の、しかもある意味プリメーラ最弱のチームに負けたのよ。
あんなに強かったバイエルンを倒したチームが!!
試合観てないから何とも言えませんが、やっぱりフットボールはメンタルゲームなんかなぁ。
だからグラナダ戦も何が起こっても不思議ではない・・・。

あ、ちなみにペリコも(今日負けたけど)残留決定。
ああいうラフプレーばっかりするチームこそ落ちるべきやと思うねんけどね。
チームコンセプトも何も無いし。

まぁ今季ホーム最終戦がデルビーという(ある意味)粋な計らいな組み合わせでしたが、結果としては上々で締めくくれた。
後は来週勝ってスッキリ終わろう!
自滅3連敗とかしてなかったら、今日優勝セレモニーとか出来てたかもやけどね(苦笑)


        

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2016年5月 1日 (日)

ベティス×バルサ 15-16 Liga 第36節

ベティス 0-2 バルサ

【得点】
ラキティッチ(50分)、スアレス(81分)

【メンバー】
ベティス(4-4-2):アダン、ブルーノ、ペッセッラ、ヴェスターマン(35分、退場)、モントーヤ、ペトロス、エンディアエ、アルバロ・セフド、ダニ・セバージョス(69分、ポルティージョ)、ホアキン(C)(55分、ムソンダ)、ルベン・カストロ(79分、ファン・ウォルフスウィンケル)
SUB:ダニ・ヒメネス、F.バレラ、カディル、シャビ・トーレス

バルセロナ(4-3-3):ブラボ(88分、テア・シュテーゲン)、ダニエウ・アウヴェス(76分、セルジ・ロベルト)、ピケ、マスケラーノ、ジョルディ・アルバ、ブスケッツ、ラキティッチ(86分、アルダ)、イニエスタ(C)、L・スアレス、メッシ、ネイマール
SUB:バルトラ、ラフィーニャ、アレイシ・ビダル、ムニル
怪我:ヴェルメーレン、マテュー、サンドロ


【感想】

・相変わらず内容は向上しないバルサ
・メッシの個人技2つで勝利
・ベティスの不出来に救われる

って試合でした。

Betis


Barca_2

■試合前の状況

1ポイント差での三つ巴の優勝争いが続くLiga。
現時点ではトップに立つ我等がバルセロナですが、全く油断は出来ない状況。
今日の試合に関しても、既にキックオフ前にマドリッド勢は勝利を収めておりましたので勝つしかないのです。
勝たないと順位が逆転される、というのは決まりきった状態でのキックオフ。
3連敗による自作自演の混戦ではありますが、胃には優しくない試合が続きますね。

一方のベティスは、一応残留争いしてると言ったら良いのかな。
ただ残り3試合で降格圏まで9ポイント差つけてるので、残留はほぼ決まったと言えるでしょう。
だから特に目標が無い試合な気もします。

元マドリーのアダンが「マドリーの優勝をアシストする」みたいなコメントを試合前にしてましたが、つまりはそれぐらいしかモチベーションが無い試合なのかもしれません。


■バルサのスタメンについて

残念ながらCL敗退となったのでミッドウィークに試合が無かったバルサ。
なのでコンディションは万全の筈。
ローテーションする必要も無いので、予想通り鉄板イレブンがスタメンに名を連ねました。

ベンチにはアレイシが久々に復帰。
ここ2試合ベンチ外扱いだったのは一体何だったのか!?


■今日もダメ?

ここ2試合、8-0、6-0とスコアとしては爆勝してるバルサ。
でも実際の内容は奮ってなかったのも事実。
幸運や相手の不出来、審判のアシストで何とか勝てたに過ぎませんでしたからね。

だからクレとしては、良い内容での勝利が観たいのよ。
スッキリと勝って安心させてほしいのよ。
今季のLigaの覇者に相応しいな、と思わせてくれるようなパフォーマンスが観たいのよ。

でも前半はアカンかった。
久しぶりの1週間休みでコンディションは整ってた筈なのに、動きに精彩無し。
もう今季はこのままダメなのか?と心配になる内容。
今まではハードスケジュールを言い訳に出来たけど、今日の試合はその理由も使えないしね。

この寂しい内容でホンマに優勝出来るのか?
後2試合勝てるのか?
ってか、まず今日勝たないとアカンねんけど大丈夫か???

という前半でした。


■メッシ様々

後半に何とか2得点。
メッシのスルーパス2発。
1点目はヂダとアウダイールを彷彿とさせる感じで、ベティスからのプレゼント要素も多分にあったけどね。
サンキュー アダン! サンキューなっ!!
でもどっちもメッシのスルーパスは素晴らしかったなぁ。
右サイドはダニさんに完全に任せてゲームメイクに徹してた雰囲気でしたが、どこのポジションでも一流だわ。

スアレスは外しまくってたけど、最後の最後に決めてくれたのでOKOK。
それよりもネイマールの状態の方が相変わらず心配。
少しは上向いてる感じもしたけど、まだまだやでなぁ。


■ベティコの心中や如何に

ベティスは後半「数的不利」がボディーブローのように効いてきたかな?
後半のチャンスは1回ぐらい?
常に奮闘はしてたけど、前半から1人少ない状態で戦うのはキツイよね。
ただアンチが騒ぐから書いておくけど、ヴェスターマンの退場は正当なジャッジでしたよ。
バルサの攻めに耐えきれずのファウルを2回やっての退場やねんから、これはゴチャゴチャ言われる筋合いありません。

元セビージャだからなのか、ダニやラキティッチにはブーイングしてたベティコ。
でもそんな扱い受けてたラキティッチが先制点決めちゃったね。。。


■交代枠が残ってた!

ルーチョの動き出しの遅さのおかげで、ブラボのアクシデントにも対応出来たのは結果オーライ(苦笑)
交代枠1つ残ってて良かったね。
残り試合ブラボはアウトなのか、どうなのか。
まぁテアでもそこまでの心配は無いけど。


■モントーヤ君

久しぶりに観たモントーヤは、まぁ相変わらずというか何と言うか・・・。
もうやっぱり伸びしろは無いなぁ。
でもまだバルサの選手なんやったっけ?
完全移籍じゃなくレンタルやった気もする。
もしレンタルなら全く笑ってられないよ。
来季レンタルバックしてくる可能性が大やし、そっから何処に派遣しようかってハナシやからなぁ。。


■総括

さて残り2試合。
可能性としては来週優勝が決まる事もあるのです。
バルサが勝って、マドリー勢が揃って負ければV確定。
Vやねん。

でもそれは流石に無さそうなので、勝負は最終節までもつれこむでしょう。
うちとしては厄介なのは来週がデルビーって事。
ペリコは嫌な時に嫌な事してくるからな。

そして最終節も残留争いしてるグラナダとのフエラゲームなので全く安心は出来ない状況。

ただ、だからこそ、この2試合に勝利出来れば王者たる資格もあるとは思う。
自らが蒔いた種とはいえ、最後まで楽させてくれへんなー。
でもそこがフットボールの面白い所でもあるけど。


         

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2016年4月24日 (日)

バルサ×ヒホン 15-16 Liga 第35節

バルサ 6-0 ヒホン

【得点】
メッシ(13分)、スアレス4(64分、74分PK、77分PK、88分)、ネイマール(86分、PK)

【メンバー】
バルセロナ(4-3-3):ブラボ、セルジ・ロベルト(HT、ダニエウ・アウヴェス)、ピケ(66分、バルトラ)、マスケラーノ、ジョルディ・アルバ、ブスケッツ、ラキティッチ(75分、アルダ)、イニエスタ(C)、L・スアレス、メッシ、ネイマール
SUB:シュテーゲン、アドリアーノ、ラフィーニャ、ムニル
怪我:ヴェルメーレン、マテュー、サンドロ

スポルティング・ヒホン(4-2-3-1):ピチュ・クエジャル、ヴラニェシュ(86分、退場)、ルイス・エルナンデス(C)、リチノフスキー、イスマ・ロペス(69分、カネージャ)、オマル・マスカレル、ラシド・アイト=アトマン、パブロ・ペレス(62分、サナブリア)、ハリロヴィッチ、アレックス・メネンデス、ゲレーロ(75分、カストロ)
SUB:デニス、アルベルト・ロラ、セルヒオ・アルバレス、カルロス・カルモナ

【感想】

・審判からプレゼントされた勝利
・ヒホンの拙攻にも助けられる
・スアレス2試合連続4得点の快挙

って試合でした。

Barca


Gihon

■試合前の状況

首位のバルサと18位ヒホンによる一戦。
ヒホンは降格圏に沈んでおりますので、この時期に戦う相手としては厄介な部類です。
1pt上積みすれば脱出出来る状況なので、遮二無二エンパテを狙ってくる可能性もありますしね。

バルサは前節の大勝でトンネルから脱出出来たのかどうか。
それが問われる一戦になりそうです。


■バルサのスタメンについて

中2日での試合ですが、ルーチョは殆どスタメンをイジらず。
変更箇所は2つだけ。
ピケが出場停止から戻ってきたのと、右SBがダニからセルジロベルトに代わった所だけです。
つまりは約1週間前のバレンシア戦と同じメンツ。

この1週間で変わった所を見せられるのか。
そういうリアクションが求められる試合になりそうです。


■ツライ内容の前半

まだまだバルサの調子は上がってない。
そんな前半。

チャンスはそこそこ作れてたけど、リズムは良くなかった。
開始直後に立て続けに完璧に崩したシーンあったけどなぁ。
あそこで決めてたら、また違ったかな。
以降はグダグダ色が増したからね。

ヒホンにも決定機を3回ぐらい提供。
むこうの力量不足で失点しなかったけど、それはただただ相手に救われた、ってだけやからね。
セルジロベルトだけしか最終ラインに残ってなかったりとか、相変わらずバランスは悪い。


■幸運にも助けられる

先制点はスアレスのファウルと判定されても不思議ではなかったからね。
デポル戦もそうやったけど、ラッキーが続いて良かった。

そして終了間際のピケのハンド疑惑プレー。
リプレイでじっくり観たら、お腹っぽかったからセーフはセーフ。
でもあれも審判によってはPK判定する人もいたでしょうな。

というぐらい、ギリギリのプレーが続いた前半。
ハリロビッチの才能も確かめる事が出来たし、見所は一杯あった。

心配なのはバルサの出来。
このままの調子じゃ後半に追いつかれる。
そして逆転される。
なんて事になっても違和感は無いよ。


■またも判定に助けられ追加点

崩し方としては完璧でした。
メッシがドリブルで切り裂いて、絶妙なタイミングでイニが飛び出し。
阿吽の呼吸でレオからイニへパスが通り、イニも完璧に逆サイドへ折り返し。
それをスアレスが詰めてゴール。

カタチとしては文句無かったのです。

ただイニからスアレスへ出たパスがオフサイドっぽかったのよね。
リプレイで何度もスローで見返してギリギリ、って感じのプレーやったから「誤審」と言うのは可哀想ではあったけど。
Offside
とはいえ、結果的にはバルサにとっては大きな追加点となりました。
後半に入ってからも攻めあぐねるというか、しっくり来てない場面は多かったからね。


■PK3連発で〆

これもアンチが騒ぐような内容でした。
いや、むしろクレから見ても「どーなの?」って感じの判定が続きましたね。
ダニがハンドを誘発したプレーはPKで問題なかったと思う。

でもそれ以外の2つは厳しすぎたよね。
審判買収を疑われても何も言い返せないレベルでした。

2つともネイマール絡みでしたが、倒されたプレーも引っ張られたプレーも流して良かったと思う。
厳密に言うとファウルかもしれんけど、あれを取る審判は少ないでしょ。
しかも3-0とか4-0の状況で。

審判としては、もう1個のハンドは見逃してあげた、っていう想いがあるかもやけど。
どっちかと言うと、あれの方がPKで良かったんちゃうの?
前半終了間際のピケと相殺って気持ちがあったんやろうなぁ。

まぁバルサとしては珍しく3本ともPKが決まり(苦笑)、突き放しに成功。
突き放しっていうか、試合は完全に決まったね。


■スアレス2試合連続4ゴール

PKもあったとはいえ、偉大な記録である事には変わりなし。
しかも3つ目のPKはネイマールに譲る余裕を見せてますしね。
そして、その後に流れの中から豪快に決めるというゴレアドールっぷり。
2つPK、1つオフサイドという曰く付きではあるけど、これは中々珍しい記録になったんじゃないでしょうか。

少なくともバルサ史上では初な筈。

スアレスとメッシの個人技だけでもなんとか点が取れる、ってのが証明されたこの2試合とも言える。
ネイマールはやっぱり調子悪いままなんでね。
シュートが半テンポ遅いというか。
ドリブルにしてもそうやけど、リズムの悪さは変わらず。
一応ネイも2試合連続ゴールはしたけど、それがクスリになるかな~。


■総括

という事で2試合連続ゴレアーダの大勝となったバルサ。
でも「結果的には」ってだけで、正直内容は伴ってない。
今日にしても、もうちょっとヒホンに精度があり、審判の助けもない状態だったらエンパテもあり得たと思うの。
それぐらい紙一重の内容でしたよ。

なので、6点取ったけど心の底からは喜べなかったし、今後についても安心出来たかと聞かれれば「NO!」なゲームでした。
アベラルド監督とか、ハリロビッチとかサナブリア君とかバルサに縁のある人がいるヒホンなので、ちょっと同情な試合やったなぁ。

ルーチョとして、戦術的なバリエーションを今日も試せなかったのも気掛かり。
セルジロベルトとピケの交代はアクシデントによるものだったので、そこで2枚カード使うしかなかったのは不運やったけどね。
まぁ最早バリエーションを試してる時期じゃない、って意見もあるやろうけど。
個人的には不調を打破する為に、ちょっともがいて欲しかったのよねー。

マドリッドの2チームがどちらも負けなかったので、勝ち点1差でのデッドヒートはまだ続きます。
バルサとしては久しぶりにミッドウィークに試合が無い状態になるので、ここで英気を養いベティス戦に万全の体制で臨んでほしいものです。

             

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2016年4月21日 (木)

デポル×バルサ 15-16 Liga 第34節

デポル 0-8 バルサ

【得点】
スアレス4(11分、24分、53分、64分)、ラキティッチ(47分)、メッシ(73分)、バルトラ(79分)、ネイマール(81分)

【メンバー】
デポルティボ(4-4-2):マヌ、ラウレ(C)、シジネイ、F・ナバーロ(58分、ファジル)、ファンフラン、モスケラ、ボルヘス(70分、ホナス・グティエレス)、アレックス・ベルガンティニョス、カニ(59分、フェデ)、ルーカス・ペレス、オリオル・リエラ
SUB:プレティコサ、マヌエル・パブロ、ルイシーニョ、J.ロドリゲス

バルセロナ(4-3-3):ブラボ、ダニエウ・アウヴェス、バルトラ、マスケラーノ、ジョルディ・アルバ(70分、アドリアーノ)、ブスケッツ(71分、ラフィーニャ)、ラキティッチ、イニエスタ(C)(59分、セルジ・ロベルト)、L・スアレス、メッシ、ネイマール
SUB:シュテーゲン、ドウグラス、アルダ、ムニル
怪我:ヴェルメーレン、マテュー、サンドロ
出場停止:ピケ

【感想】

・遂に連敗脱出。ついでにゴレアーダ
・緩々だったデポルに救われる
・スアレスが4ゴール3アシストの無双ぶり

って試合でした。

Depol


Barca


■試合前の状況

未だ首位とはいえ、Liga3連敗中のバルサ。
遂にはアトレティコに並ばれ、マドリーとも1ポイント差。
もはや「おしりに火が点いた」なんて状態は過ぎ、クライシスの影すら迫ってます。

そんなバルサの今日の相手はデポル。
順位的には「ザ・中位」。
EL圏内にも届かないけど残留争いにも巻き込まれていない「ザ・中位」です。
この時期にこういう相手と戦うのは、ある意味楽なんですが前節バルサが負けたバレンシアも「ザ・中位」。
何にも縛られずプレッシャーなく戦える、という利点が発揮されちゃうとメンドーではあるのが「ザ・中位」の特徴か。
こういう相手には、「早めにゴールを奪い勝負を諦めさせる」というのが常套手段ですが、果たして今のバルサにそれが出来るのか!?


■バルサのスタメンについて

また殆ど同じスタメン。
変更箇所は2つ。
ダニがレギュラーポジションに戻ったのと、ピケ出場停止によるバルトラ。
(なんと8試合ぶりの出番)
つまりルーチョの意思で代えたのは実質1ヶ所のみ。
前節負けはしたけど内容に向上の兆しが見られた、ってのを拠り所にしたいんかな。

色々騒動があったネイマールは、外すべきやったと思うけどねぇ。
ルーチョとしては心中覚悟の先発メンバー選定か?
これで負けたらホントのホントに終わり。
でも正直負ける予感がプンプンしてる。

今の勢いがどうとか、チーム状態がどうとか関係なく「中2日での試合」ってだけを考えても代えるべきやと思うねんけどなー。
いつまで「負けてるメンバー」を引っ張るのか。

余談としては、ベンチ外が定位置だったドウグラスがベンチに入り、逆にアレイシがベンチ外へ。
右SBの序列に変化?


■待望の先制点

喉から手が出るほど欲しかった先制点をゲットする事が出来ました。
ラキティッチのCKから、スアレスがGKの前で合わせるファインゴール。
だったのですが、リプレイで振り返るとスアレス完全に手で押しとるなぁ(苦笑)
ファウルでノーゴール、ってなっても違和感なかったゴール(^_^;)
またアンチが「審判買収」って騒ぎ出すんでしょうが、まぁクレとしても誤審だったのは認めるよ。

というラッキーゴールでバルサが先制。
また先に失点でもした日にはズルズル行くのが目に見えてたので、これは大きかった。
バレンシア戦のように不運な失点する事もあれば、今日みたいなラッキーもあるって事よ。

何にしても10分足らずで取れたのがGood。


■連携から産まれた2点目

2点目は正真正銘のゴラッソやったね。
メッシの完璧なスルーパスに、スアレスがバッチリなタイミングで反応出来ました。
このシーン以外にもMSNの連携でゴールに迫る場面があったから、兆しはあったのよ。
なので「取るべくして取れたゴール」とも言える。
チャンスも2点以外にもあったし、リズムはそれなりに良かった前半。
スアレスはハットトリックのチャンスあったよね。
ありえないシュートミスとかもあったし(苦笑)

ってかデポルの弱さに助けられた?
デポルにも決定機はあり、2点ぐらい彼等も取るチャンスあったからね。
しかしながらシュートミスってたし、そもそもの動きも重い感じでした。
明確な意図も感じない戦い方で、なんとなく45分間すごしてた印象。
今の不調なバルサにとっては、非常にありがたい戦い方してくれたよ。


■後半早々のゴールで決まり。以降ゴレアーダへ

ネイマールの溜めからスアレスが絶妙に逆サイドへ振って、最後はラキティッチがドフリーでダイレクトシュート。
後半も始まってすぐ、決定的な3点目が決まりました。

以降デポルDFの集中力は完全に途切れ、バルサもといスアレスがやりたい放題の独壇場へ。
最終的には、取りも取ったりの8ゴール。
今季の公式戦の中でも最多のゴールを記録した圧勝劇となりました。


■ありがとうデポル

絶不調状態のバルサでしたが、今日はデポルに救われた。
特にDFの甘さ。

ライン高いわりにはプレッシャーも激しくなく、対人も強くない。
ガラ空きのDFライン裏をメッシは好きなように遊べましたよ。
2点目と4点目なんて、正にそのパターンやったよね。
バルトラのドリブル突破許して失点したシーンなんかも、もうザルザルやったもんな。

そして攻撃面でも不発。
チャンスは作ってたのに、最後が甘い。
前半のチャンス決めていれば、もっと競った試合になったのにねぇ。


■これをキッカケに

5試合ノーゴールだったネイマールにも、ようやくゴールが産まれたし。
これまで不遇をかこってたバルトラも自信つけるプレー出来たし。
(しかもゴールまで)
アドリアーノやラフィーニャも久々に使えたし。
(アドリは約2ヶ月ぶり)
イニとアルバとブスケも少しは休ませられたし。

なんというか、ホントに起爆剤になる白星になったら良いんですけどね。
試合前に心配してた通りに、内容としてはまだまだ全然ダメだったので。
今日はデポルが相手だったから勝てた、それだけ。
そして1点目の誤審にも助けられた。
そういう揺れ動く要素があっての勝利でしたから。

バルサ自身も、最も底だった頃よりは復調してるのも事実やけど。
まだまだ今日の内容じゃアトレティコにも勝ててなかったし、クラシコでも負けてたでしょう。
相手次第、の要素が多分にあるのよ。

だからね、例えば次の試合で負けても全く不思議じゃない。
逆に今日の勝利で勢いが戻り、この後ね連勝で優勝まで行けたらデポル様々ですよ。
その時はデポルと今日の1点目を認めた審判に感謝感激雨あられですよ。

それぐらいに未だチームは薄氷の上を歩いております。

また数日後に試合があるというLigaの過密スケジュール。

ルーチョよ、次の試合でこそ真のリアクションを見せなければいけませんぞ!!

           


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2016年4月18日 (月)

バルサ×バレンシア 15-16 Liga 第33節

バルサ 1-2 バレンシア

【得点】
B:メッシ(64分)
V:OG=ラキティッチ(26分)、ミナ(45+1分)

【メンバー】
バルセロナ(4-3-3):ブラボ、セルジ・ロベルト、ピケ、マスケラーノ、ジョルディ・アルバ、ブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ(C)、L・スアレス、メッシ、ネイマール
SUB:シュテーゲン、ドウグラス、アウベス、バルトラ、アドリアーノ、アレイシ・ビダル、ムニル
怪我:ヴェルメーレン、マテュー、ラフィーニャ、サンドロ
出場停止:アルダ

バレンシア(4-3-3):ジエゴ・アウヴェス、バラガン、ムスタフィ、アブデヌール、シケイラ、ハビ・フエゴ(C)、パレホ、E・ペレス(74分、ジョアン・カンセロ)、サンティ・ミナ(60分、パコ・アルカセル)、ロドリゴ(88分、ガヤ)、アンドレ・ゴメス
SUB:ライアン、アデルラン・サントス、ダニーロ・バルボサ、ネグレド

【感想】

・内容は向上も予想された敗戦
・バレンシアにも特に強さは感じられず
・ジエゴ・アウベスにやられたの何度目?

って試合でした。

Barca


Valencia

■試合前の状況

首位バルサと12位バレンシアによる一戦。
バルサはここの所の絶不調で、マドリー勢に追い立てられてる状態。
CLも負けたので、後は国内のみ。
今度こそ、今度こそリアクションが求められる試合です。

バレンシアはEL圏にすら程遠く、かといって降格圏は遠い。
つまり何の目標も無い「ザ・中位」です。
少々メンドーなのは、前節劇的な勝利を収めてる所。
3月末に遂にガリー・ネビルが解任され、パコ・アジェスタラン体制になってんけど「監督交代」の劇薬で変に元気になってたら邪魔くさい。
※試合前パコとマスチェが抱擁してたのはリバポ時代の縁?


■バルサのスタメンについて

もっとガラッと代えようぜ!!!
っていう私の思惑は届かず。
鉄板イレブンが今日もピッチに並びました。
ダニが懲罰的にベンチ行きになったけど、それ以外は不動です。
※CL敗退後のSNS騒動? 個人的にはアリやったけどねぇ

負けてるメンバーを代えない、っていうのはどうなのかと思うけど、それがルーチョの限界なんかなぁ。
この試合で爆勝できれば「君たちは悪くなかった」っていう証明になるけど、逆の結果になったら・・・
正直負ける予感しかしない。


■チャンスを作り続けるバルサ

前半はリアクションを示しましたね。
ここ数試合と比べると、明らかに内容は向上。

それには勿論相手の力量も関係してくるけど、バルサ自体が良くなったと感じさせる場面もあった。
所謂バルサのアイデンティティである、「ピッチを広く使う」とか、「パスを素早く回す」とか、そういうのが出来てるシーンがあったので。
ここの所の負け試合は、ずーーとピッチを狭くしか使ってなかった、使えてなかったからなぁ。

なので得点の期待感もあったし、実際多くの決定機があった。
立ち直るキッカケになる試合なんじゃないか、そう思わせた前半。

だが、しかし・・・


■不運な失点

負の連鎖、っていうのはこういう事なんでしょうね。
それまでチャンスらしいチャンスもなく、得点の気配なんて全くなかったバレンシア。
そんなチームが先制するんですからね。

それもまぁ事故的なゴールでしたよ。
シケイラのクロスがラキティッチの足に当たって角度が変わりゴール。
ブラボとしては、あれは反応出来んわなぁ。

そうです、こういう風にフットボールってのは「1点ぐらいなら」入る事があるのです。
アトレティコ戦、クレが切望してたのは正にこのパターン。
悪くても1点とればイケる、ってのはこういう事。
だからどんなチーム相手にも希望が出るのがフットボールって競技。

ただ今日のバルサ、今のバルサにこれがくるのは無慈悲やでなぁ。
もとい負の連鎖。

この失点により、またチームは焦り、攻撃陣も少しのズレ、少しのミスが出てしまう。
アウベスのパラドン祭り、と言うのは簡単ですがMSNのシュートコースが少しずつ甘かったのも事実。

そして流れは悪くなり、前半ロスタイムに絶望的な2失点目。
セルジ・ロベルトのDFとしては「素人」な弱点が出た失点ですが、彼を責めるのはお門違い。
チームとしては、そのリスクを覚悟してでも全体のバランスや攻撃面での良さに懸けてる訳ですからね。

ただ何だかんだで0-2はキツイ。
正直お通夜状態でHTへ突入。


■ようやくのメッシ

後半3点が必要となったバルサ。
試合前に既にマドリー勢は勝利してるというのは知れ渡ってましたのでね。
今日負ければ遂にアトレティコとは勝ち点で並ばれます。
マドリーにも1pt差。

だから引き分けでもダメなんです。
3点が必要なんです。

じゃぁその可能性はどうだったのか、というと先にも書いたけどチャンスはあった。
前半だけでも4点ぐらいは取れてたからね。
これまでの「全くカタチすら作れず・・・」って状態じゃなかったから、もしかしたらもしかするかも、っていう雰囲気はあった。

でも後半もやっぱりアウベスは狂い咲きでね。
1点返すまで約65分ほどかかりましたよ。

得意の逆サイドに振って、中で詰めるというパターン。
5試合ノーゴールだったレオに、ようやくキャリア通算500ゴール目が産まれました。
499点目が決まった時は、これほど時間がかかるなんて誰が予想したでしょうか?
皆クラシコでマドリー相手に決めてフィエスタや~、って浮かれてましたからね(苦笑)

さぁ、とりあえず後1点。
まずは後1点。


■あとちょっと あとちょっと

そんなシーンが続いた残り約25分間。
もうチョットだけシュートが横に行ってたら、もうチョットだけパスが速かったら、もうチョットだけ(ry

決定機は一杯あったんです。
ラキティッチのとか、メッシのとか、ピケのとか、もう数え切れないぐらいにね。
シュートは20本超えてたかな?
ポゼッションも7割超えてた筈。

ですが、最後までネットは揺らせず。
これでFIFAウィーク明け以降4回目の「暗い気持ち」での試合終了。
こんな時にジエゴ・アウベスと当たってしまう運の無さ。
でもこれが運命ってやつか。
ジエゴ・アウベス以外は「これ!!」っていう様な良い動きをしていなかったバレンシアだったので、本来は勝ってしかるべき試合だったんですけどね。
運も無く、それがデススパイラルを産み、3連敗です。


■総括

アトレティコに負けてCL敗退した時に、「ベンフィカやヴォルフスブルグが相手なら・・・」みたいな意見もありましたよね。
でも今日のバレンシア戦を観ると、どこが相手でも負けてたんじゃないかと思ってしまう。
それぐらいに今日のバレンシアは「強くなかった」ので。
そんな相手にカサで勝てない、っていう事実はCLベスト4に相応しくないという事ですよ。

もちろんクラシコに負け、アノエタで負け、アトレティコにも負け、っていう結果が今日の選手達の動きを重くしてたのも事実。
だから一概には言えんけどねーー。

ハッキリしてる事は、何か特効薬が必要という事ですよ。
大きく変えないと、もう無理ですよ。
残り5試合全勝すればLiga獲れますけど、5戦5勝する為の施策を打たない事には・・・。

ライカー末期や、タタ時代に似た終末感が漂ってたもんねぇ・・。
今日は内容自体は向上してただけに、このまま同じやり方を続けるってのも1つの手かもしれませんが。。
弱い相手なら誤魔化せると思ってたけど、今日ぐらいのレベルのバレンシアにも誤魔化せないとなるとチョットなぁ。
とりあえずネイマールはベンチで良いと思う。
イライラしすぎで、試合後も真偽はともかく一騒動起こしちゃったらしいし。

例えば思い切って3-2-3-2にするとかさ。
(ネイマール外すとFWの代役いないから)
大胆さ必要なんじゃない?
リアソールも難所やでぇ・・・。


         

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2016年4月10日 (日)

ラレアル×バルサ 15-16 Liga 第32節

ソシエダ 1-0 バルサ

【得点】
オヤルサバル(5分)

【メンバー】
レアル・ソシエダ:ルジ、A・エルストンド(75分、サルドゥア)、ミケル・ゴンサレス、D・レジェス、デ・ラ・ベジャ、イジャラメンディ、シャビ・プリエト(C)、グラネロ、スルトゥサ(79分、ルベン・パルド)、オヤルサバル(87分、エクトル)、ベラ
SUB:バルダヒ、スベルディア、ブルーマ、ジョナタス

バルセロナ(4-3-3):ブラボ、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、マスチェラーノ、セルジ・ロベルト(71分、ラキティッチ)、ブスケッツ、ラフィーニャ(HT、イニエスタ)、アルダ(58分、ジョルディ・アルバ)、ムニル、メッシ(C)、ネイマール
SUB:シュテーゲン、バルトラ、アドリアーノ、ヴェルメーレン
怪我:マテュー、アレイシ・ビダル、サンドロ
出場停止:スアレス

【感想】

・ボロボロなバルサ、鬼門アノエタでまたも勝てず
・時には6バックで守り切ったラレアル
・攻撃の形を全く作れず

って試合でした。

Sosieda


Barca

■試合前の状況

首位バルサと10位ソシエダの対戦。
両者の勝ち点差は38。
バルサは実にソシエダの倍の勝ち点を獲得しております。
そして、前回の対戦は4-0でバルサが圧勝。

という状況から考えれば、今回も「バルサが勝って当たり前」ですよね。
でもそうとも言えないのがフットボールの面白い所。
バルサは、このアノエタの地で最近5試合で1勝も出来ておりません。
(1分4敗。その前のシーズンはセグンダに落ちてたからノーカウント)
そっちのデータで考えれば今日は「ソシエダが勝って当たり前」なのです。

さてさて、どちらに転びますか。


■バルサのスタメンについて

直前のCLからの変更箇所は5つ。
ハッキリ言って、たったの5です。
クラシコ、そしてCLとパフォーマンスが上がっていない状態だったので今日は全員総替えでも良いぐらいだと思ってました。
だから5ヶ所しか代わっていないスタメンの顔ぶれを見た時に、ルーチョに対して個人的に抱いた想いは「失望」。
メッシもネイマールも調子上がってないねんから、思い切って休ませるぐらいの根性が必要なんじゃないですかねぇ。

もちろん試合に出し続ける事によってコンディションが上がる、という考え方もあるから一概に悪いとは言えないんですが。
ただ、これだけのメンツを出して最終的に敗れたらホンマに最悪の結果と言えるでしょう。
Ligaはまだまだ余裕がある(2位に6ポイント差)ので、思い切ってベンチメンバーを送り出すぐらいの気概を見せてほしかったなぁ。
ブスケとか、もう出ずっぱりで限界でしょ。


■いきなりの失点

去年も開始早々に失点した記憶があるけど、今年もやられました。
簡単にクロスを上げられて簡単にヘディングで合わせられて失点。
元ラレアルのGKブラボは(かつてのサポーターから)ブーイングを浴びせられる間も無かったですね。

たらればを言うなら、バルサにも開始早々チャンスあったんですよ。
ムニルがプレゼントパス貰ってGKと1対1っていうね。
あれが決まってたらなぁ~。
また局面も全然変わったんでしょうけど。

ムニルは出る度に開始早々ゲットする、っていう流れが続いてたけど今日で打ち止めかな?


■グズグズなバルサ

1点を追うバルサが攻める展開になるというのは自然な流れ。
ですが、やっぱりリズムが良くないバルサ。
クラシコ、そしてアトレティコ戦に続き乗り切れてない感じ。

アルダがフィットしてないし、ラフィーニャも大怪我明けでまだまだって印象やもんね。
それに加えてメッシとネイマールが元気無いんですからキツイ。
ムニルは全くの空気やし。

パスは長く、ボールよりも選手が走る展開で前半終了。
全く面白くないし、非常に眠かった。

ある程度は予想してたけど、これはチョット厳しいぞ後半も。


■6-3-1みたいなラレアル

後半頭から(温存したかったであろう)イニエスタを投入したエンリケ兄貴。
そんなイニの活躍もあり、ある程度は良くなったバルサ。

イニはキレてたな~。
ちょっと次元が違う動きやった。
それだけに、余計に今日使うのは勿体無かったと思ったり。
絶対に負けられないアトレティコ戦に専念させたかったなぁ。

とはいえ、チーム全体としては調子上がらず。
イニの奮闘だけではソシエダの人海ディフェンスは崩せなかったのです。

最初5バックみたいになってるな~って思って観てたら更に人が増えてDFライン6人になってたりしてたもんね。
基本は4-2-3-1やったんかもしれんけど、4バックの時間の方が実際は少なかったんちゃうんかな。


■我慢できないルーチョ

焦る指揮官は休ませていたアルバとラキティッチも投入。
これによりピッチ上にはアトレティコ戦と(出場停止のスアレス以外は)変わらない顔ぶれが並ぶ事になりました。
結局ベスメンに頼るしかないのか、っていうのはベンチメンバーの士気を下げる結果にもならないか?
そしてピッチの選手にも焦りを伝えないか?
ずっとベンチからも外されてるドウグラスや、ずっとベンチに座ってるバルトラやヴェルメーレンのテンションは上がるのか?

結果論や!!って言う人もいるかもですが、こういった内容はずっと書いてるので今日の結果を受けての話ではありません。
そりゃぁチャンスを活かせてこれなかった選手も悪いけど(ムニルとかサンドロなんかは特にそう)、このシーズン終盤の局面ではベンチを含めた総力戦で戦わないとタイトル獲るのは難しいからね。
日替わりヒーローが出るチームは強い、ってのはそういう意味もあるから。

結果、内容が好転する事はなく終了のホイッスル。
1点ぐらいは何とか取れたかもしれませんが、ハッキリ言って得点の臭いはしてなかった。
相手GKがパラドン祭りやった訳でもないしね。
好守ではあったけど。


■総括

かつての僚友エウセビオに手痛い恩返しを喰らってしまったバルサ。
これによりLiga最近3試合でゲットしたポイントは僅かに1。
当然3連勝のマドリーとはポイント差も詰まります。
白組とは12ポイント差あったのに、4まで迫られました。

FIFAウィーク明けから完全に雰囲気おかしくなってるわ。
ここらでガッツリ休みたい所やけど、ミッドウィークにも試合が続く過密スケジュールはまだまだ終わりません。
数日後にはアトレティコとの決戦(CL)。
そしてまた数日後にはバレンシア戦(Liga)。
そしてまた数日(ry

閉塞感漂いまくってる現在の状態を打破する為には何かしなければなりませんが、その何かとは何か。
時間が解決するのか、スアレスが解決するのか。
ここから監督の手腕が一層問われる展開になりそうやね。
ある意味楽しみやわ、ルーチョ采配。
1ヶ月前までは「LigaもCLも余裕やーー」って、ふんぞり返っててスイマセンでした!!!!!

             

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2016年4月 3日 (日)

バルサ×マドリー 15-16 Liga 第31節

バルサ 1-2 マドリー

【得点】
B:ピケ(56分)
M:ベンゼマ(63分)、ロナウド(85分)

【メンバー】
バルセロナ(4-3-3):ブラボ、ダニエウ・アウヴェス、ピケ、マスケラーノ、ジョルディ・アルバ、ブスケッツ、ラキティッチ(74分、アルダ)、イニエスタ(C)、メッシ、L・スアレス、ネイマール
SUB:シュテーゲン、バルトラ、ヴェルメーレン、ラフィーニャ、セルジ・ロベルト、ムニル
怪我:アドリアーノ、マテュー、サンドロ

レアル・マドリード(4-1-4-1):ナバス、カルバハル、ペペ、セルヒオ・ラモス(C)(83分、退場)、マルセロ、カゼミーロ、ベイル(89分、ルーカス・バスケス)、モドリッチ、クロース、C・ロナウド、ベンゼマ(78分、ヘセ)
SUB:カシージャ、ナチョ、ダニーロ、ハメス・ロドリゲス、イスコ

【感想】

・クライフ追悼試合で敗北
・とりあえず動きが重すぎ
・マドリーもといジダンは「してやったり」かな

って試合でした。

Barca


Madrid

■試合前の状況

今季のクラシコ第2R。
前回はベルナベウでバルサが4点取って圧勝。
それが今の順位にも繋がってる感じで、首位のバルサと3位のマドリーとのポイント差は10もあります。

今日バルサが勝てば、マドリーの優勝の可能性は完全に無くなると言っても良いでしょう。
今でも殆ど決まってるけどね。

そして、バルサとしては今日はヨハン・クライフの追悼試合でもあります。
CWC優勝パッチを外し、クライフへの追悼メッセージを入れたユニで戦う今日の試合。
絶対に勝たなければいけない試合になりました。


■バルサのスタメンについて

鉄板イレブンを並べてきましたね。
FIFAウィークを挟んでの試合なので、代表組のコンディションが気になる所ではありますが。
特に南米勢ね。

マテューが代表戦で今季絶望となる怪我を負ってしまったのは残念ですが、ラフィーニャが戦線復帰したのは明るいニュース。
例えば点差がついた余裕のムードの終盤に彼が投入されれば、カンプノウは一気に祝福ムードになる事でしょう。
そんな試合になれば最高やね。


■手探りの前半

バルサに何度かチャンスはありましたが、そこまで支配してるという感じも無かった。
ボールは支配してたけどね。

スアレスが「触ればゴール」ってシュート外してましたが、あれも元々はオフサイドなので(個人的にはそこまでの)悔しさも無し。
この場面を筆頭に審判のジャッジはブレまくってたけど、クラシコ特有の緊張感からか?
セルヒオラモスはダブルイエローで既に退場になってるべきやったと思うけどねぇ。
目立ちたくないという審判心理も分かるし、しゃーないか。

マドリーは基本的には守備守備守備。
4-1-4-1で最終ラインと中盤にブロック作って、ひたすら守ってました。


■ピケにプジョルが重なる

さて後半。
バルサとしては良いリズムで入れた。
そして立て続けに得たCKから、ピケがヘッドを決めて先制。
かつてのプジョルを重ねたクレも多かったのでは!?
こういうのを決めていけば、ピケもカピタンになれるかもねぇ。
(資質がアレやけど...w)

良い雰囲気の時に先制出来たのは大きいよね~。
あそこで決められなかったら、ズルズルいってた可能性もあったから。
普段はバルサのCKなんて入る雰囲気全く無いけど、この時間帯は「いけそう」って感じもあったし。


■足が止まり、ミスから失点

さぁここからクライフに捧げるゴレアーダや~、といきたかったのですがね。
残念ながら、ここからのバルサは全くリズムを作れませんでした。
MSNの足が止まり、中盤も機能不全に。

そしてパスミスからゴールを許すという悪循環に。
1つは(終始不安定だった)審判が取り消してくれたけど、85分に決定的な2点目を奪われて万事休す。
結局3点取られた感じやったよね。
ロナウドのバー直撃のやつも決められたと思ったし。
失点に関しては両SBの高さの無さが出てしまった感じですが、そこはもう今更どうしようもないからね。
そのウィークポイントを攻撃で補おうってのがバルサの哲学やから。

そんなこんなで終盤は一方的にやられちゃいましたよ。
ようやくセルヒオラモスが退場したのに、数的優位を感じる暇も無かったぐらいにね。


■メンタルとコンディションと

敗因は色々あると思うけど、まずはFIFA疲れか。
そこの負担がマドリーよりバルサの方が大きかったというのは1つ敗因としてあると思う。
終盤のMSNの疲弊っぷりったらね、、、
メッシはほぼ中央でプレーしてたけど、あれもコンディションが原因やったんかな。

そして、そんな彼等を代える駒が無かったってのは今更過ぎる問題なので今日は言わないでおきます。
大胆になれなかったルーチョを批難する人もいると思いますが、ムニルとサンドロには散々チャンスを与えてきた訳やからね。

あとはメンタルかな。
そこまで必死になれないポイント差だった、というのは事実としてあると思う。
やれクラシコだー、やれクライフ追悼だー、って言っても10ポイント差あった訳でね。
結果、今日負けてもまだ7ポイント差もある。
どちらかと言えば3日後に控えるCLの方が「絶対に落とせない試合」なのよ。

だから今日はある程度控え中心でいっても良かった。
ネイマールの代わりにムニルでも良かった。
ペップは時に重要な試合で大胆なスタメンを組んだ事があったけど、ああいうのは今日こそ効果的だったんじゃないかと。
(ギャンブル性は孕んでるけどね)

実際ね、私もあまりショック受けてないんですよ。
このままズルズルいったら嫌やな、という心配はある。
でも今日の負けに対してだけを考えるなら、それほどでもない。
選手もそうだった、とは言いませんがマドリーの選手より必死になれなかった要素はあると思います。


■総括

という事で負けるべくして負けたクラシコ。
無敗記録も遂に39でストップ。
まぁ記録自体はどーでも良いレベルやけど。

判定に関して色々言ってる人がいますが、総じて結果的にはイーブンやったかな。
メッシのPKをスルーした帳尻としてベイルのゴール取り消しだったりとか。
そういう風に考えていけば、トータルで五分五分やったと思います。
(ジャッジが駄目駄目だったという事実には変わりないけどw)

アトレティコとは6、マドリーとは7とまだまだポイント差はあるのでLigaでの優位は変わらんけどね。
この敗戦が良いクスリになれば、3冠達成に向けての必要なターニングポイントだったとシーズン終了後に言える事でしょう。

逆にこのまま転落していっちゃうと、悪い意味でのターニングポイントになってしまうかもね。

なので重要なのは次のCLアトレティコ戦。
まぁこう考えるとホントに嫌な抽選をしたよねUEFA。
バルサ潰し、をするうえでは素晴らしい抽選だったと思いますよ(苦笑)

                   

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