2016年5月 2日 (月)

ユナイテッド×レスター 15-16 プレミア 第36節

ユナイテッド 1-1 レスター

【得点】
U:マルシャル(8分)
L:モーガン(17分)

【メンバー】
マンチェスター・U(4-3-3):デ・ヘア、バレンシア、スモーリング、ブリント、ロホ、キャリック、フェライニ(75分、アンデル・エレーラ)、ルーニー(C)、ラシュフォード(82分、デパイ)、リンガード(62分、マタ)、マルシャル
SUB:ロメロ、ダルミアン、フォス・メンサー、シュネデルラン

レスター・シティ(4-4-2):K・シュマイケル、シンプソン、モーガン(C)、フート、フクス、ドリンクウォーター(86分、退場)、カンテ、マーレズ(88分、キング)、シュルップ(77分、オルブライトン)、ウジョア、岡崎慎司(67分、グレイ)
SUB:シュウォーツァー、アマーティ、ヴァシレフスキ、チルウェル

【感想】

・両者痛み分け
・レスターに漂う「グッドチーム」感
・ルーニー頼みのユナイテッドに伸びしろはあるのか?

って試合でした。

United


Lecster

■試合前の状況

優勝が懸かるレスターと、CL圏内を狙うユナイテッド。
どちらも「勝ちたい」試合です。

レスターは勝てば優勝決定。
他会場の結果に関係なくね。
つまり今日レスターが負けても、スパーズも負ければレスターの優勝決定。
というぐらい絶対的に優位な状況ではあるレスター。
でも早く決めたいよね(^o^)

なので、どちらかと言えばユナイテッドの方が切羽詰まってるかな。
CL圏内の4位まで5ポイント差。
1試合消化が少ないとはいえ、そこ差し引いても2ポイントの差があります。
だからもう1つも落とせないよね。


■レスターの地力

先制したのはユナイテッドだったんですよ。
両サイドを広く使えたファインゴール。
バレンシアのクロスも素晴らしかったね。

その後もリンガード君に決定機あったりと、序盤はユナイテッドが攻めてた。
(シュマイケル、ファインセーブ!!!)

だからね、あの時間帯にユナイテッドは決めてても不思議ではなかったのよ。

ところが前半終わってみれば、スコアはタイの1-1。
押されてた時間帯でキッチリと同点に追いつけた、ってのがレスターからすれば大きかったか。
セットプレーからゴリ押しで取った点ではあったけど、現在首位を走ってるチームの底力を感じましたよね。


■後半スタートはレスターペース

このままオールドトラフォードで決めちゃう?
って感じの勢いでした。
「夢の劇場」で創設132年目での初優勝を決める、という「夢」が現実味を帯びてましたからね。

今季のプレミアは、所謂ビッグクラブが軒並み低調でね。
一時期降格圏を彷徨ってたチェルシーを筆頭に、ガナもリバポもマンチェスターの両クラブも全く奮わず。
そんな中でレスターやスパーズといった戦前は優勝を期待すらされてなかったチームが、主役を演じてる訳です。

なので、今日レスターがユナイテッドを倒して優勝するというのは「今季のプレミア」を象徴するような気がしたのよね。
そして、それが叶いそうだった後半の入り方でした。


■ルーニーというクラック

そんな感じでレスターペースだったんですけど、徐々に徐々に試合はユナイテッドペースへ。
ここで主役となったのが、ウェイン・ルーニー。
今日は本職ではない中盤での起用でしたが、彼からのパスが起点となりユナイテッドはチャンスを作っていきます。

ってかね、ルーニーが居なかったら何も出来なかったとも言える(苦笑)
それぐらいに「TEAMルーニー」。
ファンハールの戦術なんて、どこへ(爆)
(まぁそれ言ったらラニエリにも相変わらず明確な戦術なんて無いねんけど・・・)

ユナイテッド程のメガクラブ、名門チームがこれで良いのか?
という疑問はさておきルーニーがマルシャルやラシュフォードを走らせる展開が続きます。

やっぱね、ルーニーはセンスあるわ。
本職じゃないって書いたけど、彼の本当の本職はもしかしたら中盤なのかもしれん。

バンバンとしては、そんなルーニー頼りの展開が嫌だったのかエレーラやマタといったボールを持てる選手を投入しました。
「フェライニの高さ任せのサッカー」と揶揄されないようにかなw

でもマタやエレーラが入ってからも存在感を放ってたのは、やっぱりルーニー。
彼のチカラだけでユナイテッドが勝つ展開もあり得るなぁ、と思わせるぐらいの存在感でした。


■PK騒動

終盤物議をかましたのは、PKじゃないのかとかそういうハナシ。
ドリンクウォーターがダブルイエローで退場になったシーンね。

まぁVTRでよーーく観たらギリギリエリア外だったので、PKではない。
ジャッジは正しかった。

それとは別に前半から両チームPKかとか退場じゃないかとかいうシーンはあったよね。
ウジョアのやつとかリンガードが抜け出したやつとか。

でも総じて今日の審判は良くやってたと思う。
どちらが有利という事もなかったし、ジョナサン・モスみたいな事にはならんかったよ(苦笑)


■総括

という事で1-1のまま試合は終了。

この結果が痛いのは、冒頭にも書いたけどユナイテッドの方かな。
ホームで勝てなかった事によって、CL圏内が更に遠のきました。

一方のレスターは優勝を決める事は出来ませんでしたが悲観する必要は無し。
これで明日の試合でスパーズが引き分け以下なら優勝決定になりましたし。
着実に1歩進めたと言えるんじゃないでしょうか。

レスターがどんなチームかな、と思って今季初めてフルでレスターの試合を観た訳ですがね。
やっぱり勢いはあるね。
今のバルサとは全然違う(苦笑)
活力に溢れてる。

やってるフットボール自体は、実にラニエリらしい質実剛健というか、専守防衛というか。
皆さん頑張ってね、っていう全力サッカーやけど、それが今季のプレミアにはマッチしたって事かなぁ。
躍進の象徴ヴァーディーが今日は出場停止だったので、彼が居たらまた違った内容だったんかもやけど。

いずれにせよ、優勝には相応しいと思いました。
これで優勝逃したら嘘やでwww
追手が所謂ユーベとかバイエルンとかマドリーとかそういう列強ならハナシは変わってくるけど、スパーズやしな。
スパーズがここから3連勝して逆転優勝なんてシナリオ考えにくいもの。

明日の試合でスパーズがコロッと負けて、試合休みのレスターが胴上げみたいな日本プロ野球的な流れが現実的やと思う。
まだ正式には決まってないけど、おめでとうレスター!!
君たちには、優勝の称号が相応しいと思いましたよ。

            

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2016年2月29日 (月)

ユナイテッド×アーセナル 15-16 プレミア 第27節

ユナイテッド 3-2 アーセナル

【得点】
U:ラシュフォード2(29分、32分)、エレーラ(65分)
A:ウェルベック(40分)、エジル(69分)

【メンバー】
マンチェスター・U(4-2-3-1):デ・ヘア、バレラ、キャリック(C)、ブリント、ロホ(55分、フォス・メンサー)、アンデル・エレーラ(90+5分、ウィア)、シュネデラン、リンガード、マタ、デパイ、ラシュフォード(80分、ヤヌザイ)
SUB:ロメロ、マクネアー、A.ペレイラ、ジョー・ライリー

アーセナル(4-2-3-1):チェフ、ベジェリン、ガブリエウ・パウリスタ、コシールニー(C)、モンレアル、コクラン(70分、エル・ネニー)、ラムジー、ウェルベック(83分、イウォビ)、エジル、アレクシス・サンチェス、ウォルコット(63分、ジルー)
SUB:オスピナ、ギブス、メルテザッカー、ホエル・キャンベル

【感想】

・2G1Aの衝撃プレミアデビュー
・疲労が隠せない両チーム
・ガナは優勝争いから一歩後退

って試合でした。

United

Arsenal


■試合前の状況

3位アーセナルと5位ユナイテッドによる一戦。
ガナは首位レスターと2pt差なので、優勝争いの真っ最中です。

ユナイテッドは首位まで12pt差ですから、ちょっと覇権奪還は現実的ではない。
CL圏までは6pt差なので、目標はそちらでしょう。


■18歳ラシュフォード君の衝撃

ニュースになる活躍でした。
今日がプレミアデビューだった訳ですが、いきなりの2得点。
公式戦としては、3日前のELにも出てるけどね。
でも、そのミッティラン戦でも2点決めてるからね~。
デンマークの無名クラブ相手とはいえ、大したもんですよ。

得点の詳細はというと、
1点目はコボレ球を詰めただけのラッキーゴール。
2点目も簡単なヘディングシュート。
どちらもポジショニングが良かったとかではない。
2点目に関してはガブリエウとコッシーの連携が悪すぎやろww

ELの2得点も、どちらもフリーで合わせただけなので、今のところ際だった個人技とかが出ている訳ではない。
でもデビューから2試合で4得点なので、CFとしては文句のつけようがありません。

ただ、衝撃デビューを飾ったからといって、そのクラブでの幸せが約束されるわけではない。
マケダとかバルサのM.ロペスとか例を出したらキリがないぐらいにね。


■前半の総括

序盤はハイスピード、ハイテンポ、ハイプレッシャーな展開でした。
そこからモンレアルが抜け出してGKと1対1の場面とかあったけど、決められず。
デヘアは今日も活躍しそうな感じ。

中盤以降はユナイテッドが崩す場面が出てきたね。
連続ゴールもその流れから。
内容が向上した時間帯に決められたのは大きかったかと。
マタのパスセンスが随所に効いてたなぁ。

ガナもFKからウェルベックがヘディングで1点返して後半に望みを繋ぐ。
ウェルベックは古巣ユナイテッド相手のゴール。
新星誕生に沸き上がるかつてのホームグラウンドで、少しは嫉妬も芽生えたか。


■ユナイテッドの脆さ

なんというか、リードをキープする時間帯が短いよね。
2-0にしてからも、すぐに2-1にされたし。
後半に入って3-1にしたかと思えば、すぐに3-2にされたし。

こうやって余裕持って戦えない所が、今の順位になってる原因なんかな。
ゴールした後は一層集中しなアカン、なんて事はセオリーやのに。。。
エジルにやられたシーンなんて、めっちゃバタバタしてたもんなぁ。
用兵含めてイケてないよ、ファンハール!!


■再びラシュフォード君

そんなユナイテッドでしたが、今日の全てのゴールを演出したのはラシュフォード君。
3点目も彼のキープからのアシスト。
3人ぐらい引きつけて、エレーラの上がりを導き出しました。
エレーラのシュートはコッシーに当たって角度が変わったラッキーゴールではあったけどね。

でも全くエレーラの上がりをチェックしてなかったガナの守りは雑。
中盤の守りやな。
コクランは昨季は絶賛されてたけど、今季はそれほどでも無い印象。
むしろこれが彼の実力、って感じすらする。


■総括

後半は、なんとなーーく終わった、って印象。
ガナからそこまで「優勝争いしてます!!」って感じは伝わってこなかったな。
アレクシスは全く元気無かったし、ジルーやウォルコットも存在感無し。

やはり両者ともにミッドウィークに試合をした疲れ、ってのはあるんでしょう。
怪我人も多いしね。
ユナイテッドなんて10人以上離脱してるでしょ?
ガナもヒケを取ってないし。
ベンチメンバー見るだけで状況はお察しですもんね。

前半トバした事もあってか、後半は疲れ出てたなぁ。

ただ、そういう状況だからこそ若手の台頭ってのが望まれる訳でね。
そういう意味で、ラシュフォード君が活躍したユナイテッドが勝ったってのは当然の結果か。
ルーニーやマルシアルが居れば絶対出番なんて回ってこなかった訳ですから。


            

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2016年1月25日 (月)

アーセナル×チェルシー 15-16 プレミア 第23節

アーセナル 0-1 チェルシー

【得点】
ジエゴ・コスタ(23分)

【メンバー】
アーセナル(4-2-3-1):チェフ、ベジェリン、メルテザッカー(18分、退場)、コシールニー、モンレアル、フラミニ、ラムジー、キャンベル(57分、A・サンチェス)、エジル、ウォルコット(C)(75分、チェンバレン)、ジルー(22分、ガブリエウ・パウリスタ)
SUB:オスピナ、ギブス、チェンバース、エルネニー

チェルシー(4-2-3-1):クルトワ、イヴァノヴィッチ、ズマ、テリー(C)、アスピリクエタ、ミケル、マティッチ、ウィリアン、セスク、オスカル(77分、アザール)、ジエゴ・コスタ(69分、レミ)
SUB:ベゴビッチ、ババ、ケーヒル、ロフタス=チーク、B.トラオーレ

【感想】

・メルテ退場でジエンドなガナ
・チェルシーも、やはりダメダメ
・結果、退屈な内容

って試合でした。

Myboard


Myboard1



■試合前の状況

レスターと勝ち点で並んで首位のアーセナル。
そこから19pt差の14位チェルシー。
そんな彼らが相まみえたロンドンダービーです。


■大きく流れが変わった退場劇

メルテザッカーが退場するまでは五分五分な展開だったんですよね。
でも1人欠けると大きく展開が変わるのが、フットボール。

退場のジャッジは妥当だったと思います。
メルテのプレーは実際ファウルだった。
ただ、メルテが抜かれてもコッシーが間に合ってたであろうから、無理にスライディングする必要は無かったかな。

で、CBが1人居なくなったガナ。
ピッチ内に「CBもこなせる」って選手は居ないのでガブリエウかチェンバースを入れるしかありませんでした。
※モンレアルは出来たと思うけど、彼をズラしたら左SBが居なくなるしね。
フラミニは昔は左SBやってたけど、彼をそこに入れたら今度はボランチが居なくなるし。
こうして考えると、今日のガナメンバーのポリバレント能力は低かったな。

じゃぁ誰の代わりにCBを入れるか。
ヴェンゲルのチョイスは、ジルー。
でもそれは、判断ミスだった気がする。
なぜなら空席となったCFの位置に、左WGだったウォルコットが入ったから。
結局ウォルコットが最前線に入るのならば、キャンベルとの交代でも良かったんじゃないかと?
代える選択肢とすれば前線の4人(ジルー、キャンベル、エジル、ウォルコット)が対象だったとは思うけど、この中で序列が低いのはキャンベルだったと思っててんけどなぁ。
ジルーを基準点として置き、2列目にウォルコット、エジルで良かったんじゃないか?
もしくは守備での貢献度が低いエジルを下げるとかね。
個人的には4人の中で一番無いチョイスがジルーだったので。

当然ジルーは納得いかない表情でベンチに。
スタジアムも不穏な空気に包まれる中、ガブリエウが入りました。

という中でのガナの失点でした。

数分間CBを務めたフラミニが本来のポジションに戻り、さぁ万全の体制になりましたよ、という中での失点。
まぁ万全とは言っても、結果論で言うとガブリエウが入りたてで連携の悪さってのはあったと思う。
ジエゴコスタはガブリエウとコッシーの間に入ってましたから。
イバノビッチからのクロスに合わせる瞬間ね。


■数的優位を活かす

エースを下げたものの失点してしまったガナ。
ひっじょうに微妙な空気の中で試合再開。

もう守って引き分け狙い、なんて事も出来なくなったので1点取りにいかないとね。
でも当然のことながら優位なのはチェルシー。
余裕を持ってパスを回すシーンが目立ってたなぁ。
1人多いって事が存分に感じられましたよ。
決定機も当然のようにチェルシーが多くなり、次にネットを揺らすのはチェルシーだろうという空気。
ガナは前半ロスタイムにフラミニがゴール前で合わせたシーンぐらいでしたよ。
チャンスらしいチャンスは。


■ガナの巻き返し

ところが後半になると、チェルシー優位は崩れました。

エジルが0トップっぽく振る舞ったから?
アレクシスが入って左サイドが活性化されたから?
それともチェルシーの強さって元々こんなもんだから?

観ていて思いついた要因ですが、どうでしょうかね。
この全てが理由な気がしました。

ウォルコット右、アレクシス左でエジルが「偽9番」って布陣は、わりと有効だったと思う。
それぞれの良さが出ていたというか、これにより数的優位不利はあまり関係無くなった。
(チェルシーのCB2人が言わば浮くので)

加えてチェルシーの馬力の無さというかね。
これぞ降格圏に彷徨ってるチームの姿ですよ。
個々の能力は高いのに、なんか纏まってない。
シーズン前半よりは幾分マシになったかもやけど、まだまだやなぁ。
ヒディンクイズムみたいなものは全く感じられないし。


■総括

少しは盛り返したガナでしたが、やはりパンチ力に欠けて試合はそのまま終了。
ラスト10分ぐらいはアザールのカウンター祭りやったしなぁ。
※あのアザールが何故ベンチスタートか不明ですが、スペースも余裕もある中でのアザールは鬼でした

ガナはウェルベックでも居れば、もうワンアクション起こせたかもやけど。
ベジェリンのスピードは、こういうオープンな試合では輝いて輝いて。
試合展開と関係無いけど、バルサ獲得せーへんかなぁ。

           

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2016年1月18日 (月)

リバプール×ユナイテッド 15-16 プレミア 第22節

リバプール 0-1 ユナイテッド

【得点】
ルーニー(78分)

【メンバー】
リヴァプール(4-3-2-1):ミニョレ、クライン、K・トゥレ(81分、ベンテケ)、サコ、アルベルト・モレノ、ルーカス・レイヴァ、ヘンダーソン(C)、エムレ・ジャン、ミルナー(90分、コーカー)、ララナ(76分、アイブ)、ロベルト・フィルミーノ
SUB:ワード、B.スミス、アレン、J.C.テイシェイラ

マンチェスター・U(4-2-3-1):デ・ヘア、A・ヤング(42分、ボースウィック・ジャクソン)、スモーリング、ブリント、ダルミアン、シュネデラン、フェライニ、リンガード(66分、マタ)、アンデル・エレーラ(72分、デパイ)、マルシャル、ルーニー(C)
SUB:ロメロ、G.バレラ、マクネアー、A.ペレイラ

【感想】

・残念ながら凡戦
・盛り上がったのは前半の最初だけ
・勝っただけのユナイテッド

って試合でした。

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■試合前の状況

伝統の一戦です。
でも現在の順位は、ユナイテッド6位、リバポ9位という・・・な位置。
首位までユナイテッド9pt差、リバポ12pt差ですからね。


■期待値が上がった序盤

まず2つの大きなチャンスがありました。
ルーカスのロビングから抜け出したララナがヘッド。
これは阻まれるも、拾ったフィルミーノにもチャンス。

それから、フィルミーノのセンス溢れるサイドチェンジからミルナーに絶好機。

どちらも入っていても不思議ではなかったし、リバポの勢いを感じさせるものでした。

その後、ルーカスとフェライニの乱闘騒ぎもあったりなんかして。
揉めるのは歓迎すべき事じゃないけど、試合自体が熱くなるという要素は持っている訳でね。
これは盛り上がる試合になるんじゃないか、と思わせた立ち上がりでした。


■眠い展開

でも、そうはならなかった。
以降は非常にウトウトしてしまう流れが続きました。
1度クロップらしい崩しからヘンダーソンがシュートまで行った場面ありましたが、前半はそれぐらいやったかなぁ。
なんというか、マッタリした試合になっちゃいましたよ。
前節の「アーセナル×リバポ」は非常に面白い試合だったのに、あれは何だったのか。。。


■後半も変わらず

開始5分ぐらいでツァンが良いカタチ作ったけど、それぐらいやったかな。
デヘアが2度3度と防ぐ場面もありましたが、元々入る予感無かったし。

そうこうしてたらCKからルーニーが決めて、ユナイテッドが先制するし。
どちらかと言えば、内容はリバポ寄りやってんけどね。


■総括

リバポにしても滅茶苦茶おしてたわけでもないし、かといってユナイテッドが試合巧者だったわけでもないし。
なので、なんとなく終わった試合でしたね。
なんかユナイテッドが勝った。
それだけ。
実に中位同士らしい試合でした。
ハッキリ言って、ガッカリ。

ファンタジスタ不在の試合だと、ここまで面白くなくなるものなのか。
デヘアとかマルシャルとか単発で頑張ってる選手は居たけど、それどまりやったし。
う~ん、なんだかなぁ。

           

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2016年1月14日 (木)

リバプール×アーセナル 15-16 プレミア 第21節

リバプール 3-3 アーセナル

【得点】
L:フィルミーノ2(10分、19分)、アレン(90分)
A:ラムジー(14分)、ジルー2(25分、55分)

【メンバー】
リヴァプール(4-2-3-1):ミニョレ、クライン、K・トゥレ、サコ、アルベルト・モレノ、ヘンダーソン(C)、エムレ・ジャン(82分、アレン)、アイブ、ララナ(88分、コーカー)、ミルナー(66分、ベンテケ)、ロベルト・フィルミーノ
SUB:ワード、B.スミス、ルーカス、J.C.テイシェイラ

アーセナル(4-2-3-1):チェフ、ベジェリン、メルテザッカー(C)、コシールニー、モンレアル、ラムジー、フラミニ、キャンベル(75分、チェンバレン)、エジル(87分、アルテタ)、ウォルコット(75分、ギブス)、ジルー
SUB:マケイ、ガブリエウ、チャンバース、イウォビ

【感想】


・雨中の熱戦
・妥当な結果
・浸透してきたクロップイズム!?

って試合でした。

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■リバポのスタートダッシュ

首位アーセナルと8位リバプールの一戦。
両者の差は12ポイント。
そこの力関係を考えれば、ガナは勝って当然の試合です。
幾らアウェイとはいえね。

でもそうは簡単に行きませんでした。
リバポにも意地がある。
それが現れていたのが序盤かな。
ガンガンにプレッシングかけて、ガナにボールを触らせず。
一方的にリバポが攻める展開が続きました。

なのでリバポが先制したのも当然。
ゴールに関しては、CKからのコボレ球を押し込むというものでしたがね。
それまで幾度となく崩してたし、崩そうという姿勢を見せてたから中々ファンタスティックなゴールだったと言えます。
これはリバポの圧勝もあるか?という序盤。


■シーソーゲーム

そんなリバポペースの試合だったんですが、ガナは意外にすぐ追いつきました。
ホントに初めてのチャンスでしたよ。
でもそれを逃してきてないから、今首位に居るって事なんかな~。

逆に言えば、リバポは甘かった。
GKはあまり責めたくないけど、シュートコースあそこしか無かったから弾くぐらいはしてほしかったなー。
キャンベルのスルーパスも、そこまででも無かったし、ラムジーが走ってきてたのも見えてたでしょ。

ミニョレに関しては、次のジルーの得点も防げたんじゃないかと思ってしまった。
いや、むしろミニョレが触ってなかったらゴールしてなかったんじゃないかと。
CKから角度が無いのに合わせたジルーは流石やったけど、ミニョレのアシスト的な要素も多分にあったなぁ。

とまぁ、そんな感じでGKが失点には絡んでしまいましたが、リバポが2点取ればガナも2点取るというシーソーゲーム。
非常に熱い展開になってました。


■崩す姿勢

以前に比べて、って所なんですがリバポは非常に崩すようになりましたね。
ゴール前でショートパスを多用して、相手を翻弄する場面が何度もありました。
ウラに走り込む選手と、パスを出す側の選手との意思疎通が出来てましたね。
出し手と受け手の。

ゴールシーンだけ見たら、1点目はCK崩れやし、2点目はゴラッソミドル弾やしで、「崩し」の部分は感じ取れないとは思います。
でも2点目にしても、「崩そう」という姿勢が繋がった末のゴールやからね。
ガナDFに当たってパスコースが変わったりした幸運も、そういう結果の賜物やから。

どちらが良い悪いの話じゃなくて、ロジャース時代から変化しましたね、リバポ。
クロップイズムっていうのかな、これが。

まぁ崩しに関してはガナも元々自信を持ってる所でしょうから、前半の途中ぐらいからは負けじと応戦する姿勢が見られました。
サコがギリギリでクリア出来た場面もそうやし。
ジルーが押し込むだけのシュートをミスした場面もそうやし。
プライド見せてくれましたよ。


■覚醒ジルー

見る度にレベルが上がってるんじゃないかと感じるジルー選手。
そんなジルー選手が後半開始早々に勝ち越し弾を決めました。

直前にフィルミーノがバーに直撃させたのと同じようなカタチの振り返りシュートだったんですが、ジルーは決めましたね。
なんというか、凄いパワフルさを感じましたよ。
コロ・トゥレが振り回されてましたけど、ちょっと今のコロ・トゥレじゃ太刀打ち出来ない相手になっちゃいましたね。
CLで次はウチと対戦しますが、ピケやマスチェは大丈夫なのか。
ちょっとピケは不安やなぁ。。。

リバポが取ってはガナが返すという展開でしたが、ようやくここでガナが勝ち越し。
試合内容的には劣勢だったガナがリードする、というのはいたたまれない気持ちにもなりましたがね。
これもフットボールです。

さて、ここからリバポもといクロップはどうするか。


■終了間際のドラマ

ヴェンゲルは2列目の3人を変更したのみ。
いずれも若干ディフェンスに重きを置く交代。
まぁ逃げ切りを考えれば当然でしょう。

クロップは、まずダメージを負ってたミルナーに代えてベンテケを投入。
勿論ベンテケは最前線へ。
ミルナーが痛んでなくてもベンテケは入れたでしょう、多分。
交代対象はミルナーじゃなかったかもですが。

続いてはジャンに代えてアレン。
これはアレンのゲームメイクセンスを買ってのチョイスか。
ジャンも頑張ってたけど、リズムを変えるというのも考えれば妥当な選択。

そして最後はララナに代えて、コーカーを。
怪我人続出のディフェンスラインなので、緊急補強的に獲得したばかりのコーカーを早速投入です。
でも今日はCBでというよりは、どちらかというとパワープレーを意識しての投入だったか。
獲得したばかりのCBを負けてる状況で残り数分での投入ですからね。
191cmの体格を活かしてくれ、という事でしょう。
(どうでも良いけど、コーカーって毎シーズンチーム変えてるのね。
スパーズ→ヨーヴィル→ブリストル→スウォンジー→スパーズ→カーディフ→QPR→サウサンプトンと毎年変化してるよ。
かつてのヴィエリ以上やで。)

で、まぁ結果的には、このパワープレーが実った。
ベンテケがロングボールを落として走り込んできたアレンが決める、という交代策ズバリな同点弾。
もうロスタイム間近、という状況でのドラマティック同点弾。
そりゃぁクロップも拳振り上げますわ。


■総括

まぁ色々あった試合よね。
最初のペースはリバポ→それでもガナが試合巧者ぶりを見せて同点→リバポペースダウン→ガナ逆転→土壇場でリバポ同点。
うん、引き分けが妥当な試合やったかな。
どちらも良さも悪さも出てたと思う。
なのでどちらかが勝つというよりは、ドローが相応しい結果だったでしょう。

そして、どちらを応援するという訳でもなく観ていた私にとっては非常に面白い試合でした。
ガナにも首位らしさがあったし、リバポはムード良くなってると思うし。
両チーム共に今後が楽しみだと思いましたよ。

        

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2015年12月29日 (火)

ユナイテッド×チェルシー 15-16 プレミア 第19節

ユナイテッド 0-0 チェルシー

【メンバー】
マンチェスター・U(4-2-3-1):デ・ヘア、A・ヤング、スモーリング、ブリント(81分、P・ジョーンズ)、ダルミアン(70分、ボースウィック・ジャクソン)、シュネデラン、シュヴァインシュタイガー、マタ(76分、デパイ)、アンデル・エレーラ、マルシャル、ルーニー(C)
SUB:ロメロ、キャリック、フェライニ、A.フェレイラ

チェルシー(4-2-3-1):クルトワ、イヴァノヴィッチ、ズマ、テリー(C)、アスピリクエタ、ミケル、マティッチ、ウィリアン(69分、ラミレス)、オスカル(90分、ロフタス・チーク)、ペドロ、アザール
SUB:ベゴビッチ、ババ、ジロボジ、B.トラオーレ、ケネディ

【感想】

・グダグダ対決に相応しい内容
・両GKは良かった
・首切りレースは果たして!?

って試合でした。

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Myboard1

■試合前の状況

プレミアの年末年始スケジュールは、毎年過酷。
それは今日の試合もそうで、もう中○日とかいうレベルじゃないのよね。
ユナイテッドは前節終わってから、今日のキックオフまでの間隔が約51時間。
チェルシーは約49時間となっております。
ハードすぎるよぉぉぉぉ。

しかも両チームともに成績悪いしねー。
ユナイテッド6位、チェルシー15位と散々ですわ。
ユナイテッドは首位まで9ポイント差、チェルシーは降格圏まで2ポイント差。
色々と絶望的な状況ですね。

公式戦4連敗中のユナイテッドは、ファンハールの解任騒動に発展中。
チェルシーは既にモウの首が飛び、ヒディンク新体制となりました。

まぁグダグダですわ。


■いきなりエンジン全開

過密日程ながら、ユナイテッドは7人が、チェルシーは8人が連続スタメンとなった今日の試合。
意外にも序盤は熱かった。

開始早々、マタが挨拶代わりのシュートをバーに叩きつけると、返す刀でテリーもCKからドンピシャヘッド。
そうこうしてると、マルシャルも左サイドから内側に切れ込むドリブルを披露し、そこからのシュートをポストへ。

15分ぐらいまでハイペースな試合展開、大きなチャンスが続きましたね。
おしりに火が点いているモノ同士の対決、という感じがしましたよ。


■後半も序盤は熱かった。

前半は、その後は沈黙。
でもハーフタイム挟んで後半が始まると、再び点火。
そして、その後は停滞(笑)
なんつうか、最初だけなのか、君たちはwww
疲労は後から来るのかねぇ。
気持ちで最初はトバせても。

後半も開始早々、デヘアのパラドンで幕開け。
そうかと思えば、クルトワもパラドン返し。
エレーラがマルシャルのクロスに合わせた場面、あれは絶対入ったと思ったけどなぁ。
その後のチェルシーのビッグチャンスは、デヘアの神通力が効いたのかマティッチは宇宙開発。
GKと1対1という絶好機だったのにねぇ、、、「去年のマティッチなら」とチェルサポは思ったかな?


■スコア通りの内容

グダグダダービーは0-0で終了です。
これでバンバンのクビがどうなるかは定かではありませんが、明るい未来が待ってるようには思えないよね。
「チェルシー相手に引き分け」と捉えるか、「降格圏間近の下位チーム相手にホームでスコアレスドロー」と捉えるか。
まだまだ混迷は続きそうです。
ヤングのSB起用とか、非常にファンハールらしい采配が当たってる場面もあるねんけどね。
(今日もヤングは右SBで出色の出来!!)

チェルシーもチェルシーでフロントのアホさ加減は相変わらず。
そもそもモウリーニョが「鬼門の3年目」で失速する事なんて、皆が予想してた訳でね。
それに対する策を何も用意してなかったのが、ヒディンク就任からも明らかですわ。
ヒディンクは、これで2回目の尻ぬぐい的なチェルシー監督就任。
ちょっとチェルシーフロントはプランBが無さすぎるよ~。

そしてヒディンクもヒディンクで、EURO08でロシアを躍進させて以降は失速気味やしね~。
10年のW杯にはロシア代表を出場させる事が出来ず。
その後のトルコでも12年EURO予選で敗退。
アンジでお茶を濁した後オランダ代表監督に復帰するも、オランダ代表も・・・

って事で、かつて「マジック」と呼ばれた手腕にも陰りが見えておるよね。
まぁ今季に関しては残留さえ出来ればOKなので気は楽かな。
これだけの豪華メンバーが揃ってるので、流石にそれは大丈夫でしょうし。
高望みしてCL圏ってなると、そこまでは13ポイント差。
不可能な数字ではないけど、ここ獲れたら「マジック再来」と言えるね。


           

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2015年12月22日 (火)

アーセナル×シティ 15-16 プレミア 第17節

アーセナル 2-1 シティ

【得点】
A:ウォルコット(33分)、ジルー(45+1分)
C:ヤヤ(82分)

【メンバー】
アーセナル(4-2-3-1):チェフ、ベジェリン、メルテザッカー(C)、コシールニー、モンレアル、ラムジー、フラミニ、キャンベル(70分、ギブス)、エジル(76分、チェンバレン)、ウォルコット(88分、チャンバース)、ジルー
SUB:オスピナ、ガブリエウ、レーヌ・アデライド、イウォビ

マンチェスター・シティ(4-2-3-1):ハート、サニャ、オタメンディ、マンガラ、コラロフ、トゥレ・ヤヤ(C)、フェルナンジーニョ、デ・ブライネ、シルバ(72分、ヘスース・ナバス)、デルフ(HT、スターリング)、アグエロ(63分、ボニー)
SUB:カバジェロ、クリシー、デミチェリス、イヘアナチョ

【感想】

・眠気を誘う凡戦
・効率的にガナ勝利
・甘かったシティDF

って試合でした。

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■試合前の状況

上位対決なのです。
2位ガナと3位シティとの勝ち点差は僅かに1。
両者ともに、優勝を狙える位置ですのでこういう直接対決は落とせません。

現在の首位はレスターですが、これが最後まで続くとも思えんしねぇ。


■30分過ぎまでの沈黙

特に決定機も無いまま、時間だけが過ぎていく展開。
いや、共に悪かったって事も無いねんけどなぁ。
なんというか、探り合いというか、両者の実力が拮抗してるが故の神経戦というか。

ま、簡単に言うと眠かったよ(爆)
うん、良い風に書こうと思えば幾らでも書けるけど、ウトウトしちゃったのよ。

地味ーーーに時は流れていきました。


■終了間際のドタバタ

そこから、ようやく試合が動き出しました。
アグエロが上手く潰れて、デブライネがチェフとの1対1を迎えたあたりから試合は白熱。

結果論やけど、ここでデブライネが決めてたらな~と。。。
クンのナイスポストプレーからのチャンスやったもんねー。

というのがあってからの1分後。
今度はガナにチャンス到来で、ウォルコットは決める所キッチリ決めてきました。
まぁサニャのチェックが甘かったよ。
トラップして下がってシュートコース作って、という見え見えの動きだったのにね。
上がってきた選手に釣られて、DFライン下げちゃってる場合じゃないのよww
あれだけ余裕があれば、ミドルシュート決めるのも容易いでしょう、って事でガナが先制。

これだけで終わっておけば良かったのですが、前半ロスタイムにはマンガラがパスミス。
このプレゼントボールを貰ったガナはショートカウンター発動で、最後はジルーが角度の無い所から決めました。
シュートコース無いように見えたから、シュート決まった時ビックリしてんけど股抜きだったのね。
GK見て、しっかり撃ったのではないでしょうから、多分に偶然の要素もあったやろうけどねぇ。
それにしてもジルーは私が観てる試合でよく決める。

という事で、ある意味シティディフェンスの2つのミスで2点献上。
ガナは効率良く、シティはグダグダ。
エジルは結果的に2アシストやけど、アシストありきのゴールって訳でもなかったから微妙やわな。


■ガナがチャンス作る

2点を追うシティは、ハーフタイム明けでスターリング投入。
デルフは決して悪くはなかったと思うけど、彼しか代える所ないもんなぁ。
本職じゃないポジションで頑張ってたんですけどね。

追撃の手は打ったものの、それで直ぐに良くなるなんて事は無く。
逆にチャンスはアーセナルへ。

50分過ぎにはキャンベルに連続チャンス到来。
どちらも外してくれたから良かったようなものの、普通に決められても不思議じゃないぐらいに崩してた。
キャンベルで助かったね、シティ。

その後もガナは完璧に崩す場面あったなぁ。
(notキャンベル)
2点のリードもあるし、余裕もあったって事ですかね。
上手く攻撃が回ってたよ、この時間帯は。

焦るシティはアグエロの負傷交代なんかもあって、一向に上手くいかず。


■ゴラッソ後は押せ押せムード

そんなシティにようやく風が吹いてきたのは終了間際。
ヤヤが突如ゴールを決めてからでした。

ホントに何の予告も無く決めるもんなー、ヤヤは。
ノーモーションというか、実際シュート撃つそぶりすらガッツリとは見せてなかったよね。
まるでファーサイドにクロスを上げるかのごとく、上手くすくいあげた技ありショット。
あれにはツェフも動けんわな。
年間ベストゴールランキング的なものにも入ってきて不思議じゃないレベルだったと思いますよ。

そんなキャプテンの一撃で、ようやくエンジンかかってきたか。
ここからの10分ぐらいは激しくなりましたね。
後1点で同点って状況は、良いね~。
しかも日本人は「2点差は危険なスコア」って教えられて育ったからね。
こういう状況見るとワクワクするよ。
ガナも、ちょっと余裕なくなった感じやったしね。


■総括

とはいえ、時間切れでゲームセット。
ガナがシティとの勝ち点差を4に拡げるという結果になりました。

今日のチャンスの数や、ゲームの支配の仕方から考えると妥当な結果だとは思いました。
最後は両SHを両SBに代えて、守るぞ!!っていう意志見せたしね、ヴェンゲルも。

シティは塩試合のまま終了、って感じ。
こういう内容だとペップ招聘って噂が出ても、しゃーないね。
ペジェも昔は面白い監督やってんけどなぁ・・・・。

         


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2015年11月22日 (日)

シティ×リバプール 15-16 プレミア 第13節

シティ 1-4 リバプール

【得点】
C:アグエロ(44分)
L:OG=マンガラ(8分)、コウチーニョ(23分)、フィルミーノ(32分)、シュクルテル(81分)

【メンバー】
マンチェスター・シティ(4-2-3-1):ハート、サニャ、デミチェリス、マンガラ、コラロフ、トゥーレ・ヤヤ(HT、フェルナンジーニョ)、フェルナンド、ヘスース・ナバス(HT、デルフ)、デ・ブライネ、スターリング、アグエロ(66分、イヘアナチョ)
SUB:カバジェロ、サバレタ、クリシー、オタメンディ

リヴァプール(4-3-3):ミニョレ、クライン、シュクルテル、ロヴレン、アルベルト・モレノ、ルーカス・レイヴァ、ミルナー(C)、エムレ・ジャン、ロベルト・フィルミーノ(77分、ベンテケ)、ララナ(89分、K・トゥレ)、コウチーニョ(68分、アイブ)
SUB:ボグダン、ランドール、アレン、スタリッジ

【感想】

・終始チグハグだったシティ
・効果的なリバポのカウンター
・首位撃破でノッテいけるかクロップ!?

って試合でした。

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■試合前の状況

首位のシティと、そこから9ptも離された10位のリバポによる一戦。
ビッグクラブ同士の戦いではありますが、現状の差は歴然。
ただリバポとしてはクロップ新監督の下、これに勝てば勢いもつくんじゃないかと。
そんな算段も出来る試合です。
FIFAウィーク明けには勿体無い試合ですよ。


■不運な失点

試合は早々に動きます。
しかも自殺点による幕開け。

まー、これはアンラッキーでしたよね。
マンガラの足に当たってなかったら、そのままクロスは流れていってたでしょうから。
ディフェンダーとしては、絶対あそこで足出しちゃうし、GKもあのタイミングでのボールは処理出来ないし。
実に不運でした。

いやいや、そこに至るまでにシティDFは崩されてたやんけ!という意見もあるでしょう。
確かにコウチーニョがサニャからボール奪ったのが、そもそもの始まり。
フォアチェックが効いたあそこの場面は褒めるべきでしょうね。

でもなー、結局はフィニッシュの所なんですよ。
それが決まらなきゃ点にはならん訳で。
そういう意味では、やっぱりラッキーゴールと言えるでしょう。


■あれよあれよと2ゴール

それまでもどちらかと言えばリバポペースで進んでいた試合。
それが先制した事によって、より加速した印象を受けました。

そして、一気に3-0ですよ。
約30分で3ゴール。
たたみかけたよね。

どちらもほぼカウンターと言っても良い始まり方でした。
そこからのスピード感は流石。
2点目はフィルミーノの持ち出し方とクロスの質で決まり。
3点目はツァンのヒールキックで決まりでした。

いずれもオフサイドギリギリ。
狙ったにしてはギリギリだったので、ホントに紙一重の勝負。
でもそれは積み重ねでもある。
今日のリバポは割りとオフサイドの数を重ねてたけど、つまりはそれだけ勝負してるって事なのです。


■アグエロ一矢

早くも決まってしまった勝負の行方。
0-3となってからも、フィルミーノに立て続けに2回ビッグチャンス訪れましたしね。
つまりこの時点で0-5となってても不思議ではなかった。

リバポは圧倒してた、ってほどじゃなかってんけどシティがチグハグだったのは事実。
殆ど良い場面も無いまま試合が進んでいってましたからね。
なんか元気無いなーー、ってまま経過していった印象。

クンも全く存在感無かったしね。
って思ってたらミドル決めたよ。
前半終了間際にズドン、と決めて後半へ希望を繋げました。
2点差やとワカランからね。

それまで全然仕事してなかったのに、やっぱり能力はあるんよね。
何も起こらない雰囲気の中からでも仕事するもんねー。


■少し巻き返し

後半の立ち上がりの時間帯は、ちょっとシティペースになってました。
選手交代も効果あったと思う。
フェルナンジーニョとデルフが入って、4-3-3みたいになったのよね。
中盤はボランチ3枚というか、センターハーフ3枚というか。
そういう並びになったんやけど、この3人が活力溢れる感じで試合自体が活性化していた。
デルフは主に左サイドを、フェルナンジーニョは主に右サイドを掻き回してたね。
デブライネとスターリングはフリーポジションって感じで、2人共同じサイドに居たり、中央に居たり。
それはそれで良かったと思う。
個人的にはデルフが一番ファイトしてたなーと感じた。

そんなこんなで少しシティが盛り返してた時間帯。
でもここで決めなきゃ何も変わらないのよね。
1点でも返していれば、1点差になって試合は分からなかったやろうけど。
結局アグエロも怪我上がりで本調子じゃなかった、って事なんでしょう。
イヘアナチョと交代させるしかなかった状態という事で、事実上ここで終戦でした。


■ベンテケを使える強み

シルバとかナスリとかボニーとかは怪我やったんかな?
そんな彼等がいなかったので、ベンチの層はリバポの方が厚く感じた今日の試合。
コウチーニョの負傷退場も何のその、終盤までベンテケを使わずとも、最後までスタリッジを使わずとも勝利を手繰り寄せました。

最後はベンテケが得たチャンスからのCKをシュクルテルが豪快に叩き込んで勝負あり。
足早に帰るシティサポを尻目に歓喜に揺れるリバポベンチでありました。

途中でも書いたけど、それほどリバポが圧倒していた訳ではない。
クロップマジックが冴え渡った、ってほどでもない。
ほぼ同時刻に行われていたクラシコでのバルサとマドリーほどの差はありませんでした。

でもスコア通りの内容だったのも事実で、シティは実際ほぼチャンス無し。
ペジェも途中で天を仰いでたけど、あの表情が全てを物語ってるような試合でもあった。
途中からキャプテンマーク巻いたジョー・ハートは頑張ってたけどな~。
彼に4失点ってのは、ちょっと不当ではある。
ウロウロしてただけのデミチェリスには相応しいけど(苦笑)

まぁこれでシティは首位から陥落。
ミルナーは古巣相手に雪辱を果たし、スターリングの件でモヤモヤしていたリバポサポも溜飲を下げる勝利になったでしょう。
ここからクロップ効果でリバポが勝ち進んでいけば、ちょっと面白い展開になると思います。
それは期待したい。

                

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2015年10月31日 (土)

チェルシー×リバプール 15-16 プレミア 第11節

チェルシー 1-3 リバプール

【得点】
C:ラミレス(4分)
L:コウチーニョ2(45+3分、74分)、ベンテケ(83分)

【メンバー】
チェルシー(4-4-2):ベゴヴィッチ、ズマ、G・ケイヒル、テリー(C)、アスピリクエタ(76分、ファルカオ)、ラミレス、ミケル(70分、セスク)、ウィリアン、オスカル、アザール(59分、ケネディ)、ジエゴ・コスタ
SUB:アメリア、ババ、マティッチ、レミ

リヴァプール(4-2-3-1):ミニョレ、クライン、シュクルテル、サコ、アルベルト・モレノ、ルーカス・レイヴァ、エムレ・ジャン、ミルナー(C)(64分、ベンテケ)、ララナ(90+1分、ロヴレン)、コウチーニョ、ロベルト・フィルミーノ(76分、アイブ)
SUB:ボグダン、ランドール、アレン、ジョアン・テイシェイラ

【感想】

・崩壊チェルシー
・光るコウチーニョの技巧
・審判のせいとは言わせない

って試合でした。

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■試合前の状況

リバプール9位、チェルシー15位とハッキリ言って悪い状態の両チーム。
両者の勝ち点差は3なので今日チェルシーがリバポに勝てば並ぶ。
逆に言うと、リバポは負けると「とっても悪い状態」のチェルシーと同じ勝ち点になるという事です。

上位対決ではないんですが、両者の状態が気になって観ました。


■クロップイズムはどうなのか

エバートンとのダービーマッチに勝てず解任されたロジャース。
その後を引き継いだのはドイツで一時代を築いたクロップです。
就任から約2、3週間。
これが5試合目とまだまだ是非を判断するのは時期尚早ですがね。
チェルシーという大きなクラブとの対戦は、1つの試金石になるとは思いますよ。


■なんとなくチェルシー先制

なんかフワッと入ってしまったんですかね、リバポは。
開始早々やられてしまいます。
これはチェルシーが良かったというよりは、リバポが駄目でした。

まずは右サイドを簡単に崩される。
ヂエゴ・コスタのヒールキックは見事だったにせよ、アスピリクエタは離しすぎ。
そんでもってここからも余裕与えすぎ。
突破されたとはいえ、切り替えて詰めに行けば良いのに。

で、狙いすましたクロスを上げさせてしまったので、ラミレスは簡単に合わせる事が出来ました。
走り込んできたラミレスを誰も見ていないってのも問題。
モレノもアッサリと中に入られてるしね。

クロップのゲーゲンプレスがどうとか言う以前のレベルでの失点でした。


■そこからはリバポの時間

チェルシーは先制したものの、後が続かない。
単発のチャンスはあったけど、基本的にはリバポペース。
まぁリバポもそれほど圧倒してた訳ではないですけどね。

でもリズムを掴み続ければ、いずれチャンスは訪れる。
それが結実したのがロスタイムの同点弾かな。

さっきはリバポDFを責めたけど、今度はチェルシーDFを責める番になりました。
まぁ簡単にやられましたね。
コウチーニョが両足使える利点が出たゴールとはいえ、キックフェイントに簡単に釣られ過ぎでしょ。
その前の崩しでも、全然ボールカット出来てないし。

モウリーニョは失点と同時にダグアウトに消えていきましたが、そういう「絵になる」演出ばかり考えてないでDFを整備する事を考えた方が良いと思いますよ。


■ヂエゴ・コスタのラフプレー

さて後半。
次の1点が勝負という所で、(モウが言い訳にしそうな)審判絡みのプレーが出ました。
ルーカスがラミレスを倒した、という場面なんですがここでポルケーニョは、それはもう大袈裟なパフォーマンスに出ましたよ。
「あんな明らかなファウルが何故見逃される!?」と言わんばかりに両手を広げて嘘笑いを連発。
ノーファウルが確定するとピッチに向かって拍手をし、その姿を観客に見せつける始末。

はいはい、いつものポルケSHOWね。
もう見飽きたよ、君のパフォーマンスは(^_^;)

ルーカスがファウルだったとしたら、イエロー2枚で退場となってたんですよね。
それを考慮して審判がファウル取らなかったんだろ、とモウは言いたいんでしょうが。
まぁリプレイで見ても「誤審」ではなかったよ。
ラミレスはルーカスに当たりに行ってるようにも見えたし。
そんな120%ファウルってプレーじゃなかった。

むしろね、その前のヂエゴ・コスタのプレーの方が酷かったよね。
倒したのもファウルやし、その後こけた流れの中で思いっきりカカト落とししてたから。
あんなん数試合出場停止もののラフプレーですよ。
それを棚に上げて、ルーカスのプレーにイチャモンつけるのは、どうかしてる。

このプレーを誤魔化すためにも、ルーカスのプレーに大袈裟に反応したのは明らかで、もうそんなモウの賞味期限なんてとっくに過ぎてるのよね。
毎回毎回ラフプレーヤーを生み出すだけの監督やからなぁ。
ヂエゴ・コスタも昔に比べて酷くなったもんやわ。


■必然の2ゴール

そんなモウリーニョに勝利の女神は微笑む事なんて、ありませんでした。
ラスト約15分、リバポが畳みかけるように2点を奪って勝負あり。

コウチーニョのゴールは、まるで1点目のリプレイを見てるかのようでした。
1点目は右足で撃つと見せかけて左足でしたが、今度は左足で撃つと見せかけて右足。
そして今回も簡単に引っかかりすぎのチェルシーDF。

でもベンテケのゴールに対する応対の方が、もっと残念でした。
特に大がかりなフェイントも無かったのに、ズルズルと引き下がりあっさりとエリア内で遊ばれ決められるというね。
もうケーヒルとテリーのコンビというのは無理なんでしょうなぁ、第一線での戦いは。
あれだけモタモタしてたら、そら点取られますよ。

他にもモレノの単独突破もあったし、むしろ良く3失点で終わったね、という出来。
現在のチーム状態が如実に表れた試合でした。
崩壊っぷりがよく伝わった。
駄目なチームは何やっても駄目な時期ってありますが、今のチェルシーが正にそれ。

クロップの品定め的な目線で観てたけど、彼がどうこうって言うよりはチェルシーが悪かったよ。


■解任路線!?

モウリーニョは長期政権出来ない監督、ってのは周知の事実ですが今季は正にそれを証明してるシーズンかな。
今日にしても昨季の優勝メンバーから考えたらシステムも面子も少し変わってました。
怪我なのか、それとも不調に対するアプローチなのかイバノビッチやマティッチ、セスクは頭から出ず。
布陣も中盤がボックス型の4-4-2というモウっぽくない並び。

なんかもがいてる感じはありましたが、それでも結局結果は出ませんでしたからね。
途中から出たケネディの良い突破があったり、オスカルのロングループシュートがあわややったりと個人個人では流石に能力高いねんけど。
それがチームとしての連動には全く結びついてないのよね。
これはクルトワが大怪我した影響とかではないよ。彼はフィールドプレーヤーじゃないし。
(にしてもその補填でアメリア獲得ってのは驚き。ミラン去ってからはもう完全に「過去の人」やったから)
選手代えてもダメなら、もう後は監督をどうにかするしか・・・。
もしくはテリーを完全に外すか。

いずれにせよ、ここからのV字回復はちょっと想像出来ません。
見てないけど試合後の会見では審判に噛みつくんでしょ、どうせ。
もうそのスタイルから脱却しないと未来は無いで。

                

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2015年10月25日 (日)

ユナイテッド×シティ 15-16 プレミア 第10節

ユナイテッド 0-0 シティ

【メンバー】
マンチェスター・U(4-2-3-1):デ・ヘア、バレンシア(81分、ダルミアン)、P・ジョーンズ、スモーリング、ロホ、シュネデラン、シュヴァインシュタイガー(74分、フェライニ)、マタ(67分、リンガード)、アンデル・エレーラ、マルシャル、ルーニー(C)
SUB:ロメロ、ブリント、キャリック、デパイ

マンチェスター・シティ(4-2-3-1):ハート、サニャ、コンパニ(C)、オタメンディ、コラロフ、フェルナンジーニョ、フェルナンド、デ・ブライネ、トゥーレ・ヤヤ(77分、デミチェリス)、スターリング(55分、ヘスース・ナバス)、ボニー(83分、イヘアナチョ)
SUB:カバジェロ、サバレタ、マンガラ、パトリック・ロバーツ

【感想】

・決定機が少なかった
・見方によって評価が分かれる試合かな
・個々のレベルは高い、ただそれがチームとしてどうか?

って試合でした。

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■試合前の状況

首位のシティを勝ち点2差で3位のユナイテッドが追う、という状態で始まった今季初のマンチェスターダービー。
つまりユナイテッドは、このダービーに勝利すればシティを逆転出来ます。
まだまだ第10節という事で、順位はそれほど重要ではありませんがね。


■決定機が1つも無かった前半

いや、凡戦ではなかったんですよ。
つまらないって訳ではなかったけど、「うわぁ」って言っちゃうようなビッグチャンスは1つもありませんでした。
良い風に言えば緊迫感ある締まった好ゲーム。
悪く言えば、どちらもバランスを崩して攻める事が出来ていない安全重視のゲーム。

まぁ様子見というか、探り合いの前半でしたね。
ルーニーの頭ホッチキス(止血の為)が最大の話題、ってぐらいにね。


■監督の動き

膠着状態を打破する為には色んな手段がありますが、その1つは監督采配でしょう。
その監督采配の中でも、最も簡単な手段は選手交代。
ここからは監督の狙いも読み取れますしね。

最初に動いたのはペジェグリーニ。
CKからのスモーリングのヘッドがギリギリ枠を外れる、という今日初めてのビッグチャンスがあった直後に動きました。
スターリングに代えてヘスース・ナバスを投入。
これによって右サイドのデ・ブライネを左に回し、右にナバスを入れました。

まぁこの交代は特に戦術的な変化は無い交代です。
サイドの違いこそあれ、サイドアタッカー同士の交代ですから。
スターリングは早々に見切られる程に悪い出来、って訳ではなかったですが別に良くもなかったしね。

次に動いたのはバンバン。
マタに代えてリンガードを入れました。
これも同じくサイドアタッカー同士の交代。
こっちに関してはサイドも同じなので、本当にそのままのポジション同士の交代でした。
マタは直前に(ロホのスルーパスに反応した)飛び出しで決定機あったので、あれを決めておけばな~、って感じかな。
ハートの方が1歩速かったね、残念!

ここでのポイントはデパイじゃなかった事か。
シーズン当初はセンセーショナルな活躍を見せていたメンフィス君ですが、もう完全に干されてる感じ。
実際パフォーマンスは低調になってたから、致し方ない面はあったにせよリンガードよりも序列が下になっちゃいましたか。
このまま終わる選手じゃないと思うけど、バンバンの頑固さが彼にとってはマイナスかな。。

ここまでは両者共に継続路線での交代。
しかし2人目からは明らかにメッセージ性が込められておりました。
ユナイテッドはシュバインシュタイガー→フェライニ
シティはヤヤ→デミチェリス。

まずシティですが、これは完全に守備固めの交代です。
1トップ下に居たヤヤに代えてCBのデミチェリスを投入。
ポジション的にはデミはボランチに入り、便宜上フェルナンジーニョが1列上がりましたがね。
実質は4バック+トリプルボランチ、もしくは5バック+ダブルボランチに変わったと言って良いでしょう。

ユナイテッドはポジションこそ同じ交代ではありましたが、フェライニは明らかにバスティよりは前に行っておりました。
前線のターゲットマンとしてプレーしてる時間の方が長かったかな。
今日はルーニーが1トップでしたが、中々ボールが収まらず基準点にはなれてなかったからね。

つまり端的に言うと、残り約15分の考え方としてシティは引き分け狙い、ユナイテッドは勝ち狙い、そんな風に切り替わったのでした。
個人的には、この時間帯での守備固め采配ってのは非常に残念。
ペジェはある程度攻撃的な監督だと思ってたので、余計にね。

※最後の交代は、ユナイテッドは怪我が原因だったので割愛。シティも同ポジションで運動量を考慮してのものだったと思われる


■最後にドラマ

監督が出せる手を使い切り、後は選手次第となって残り約10分。
ここにきて、ようやく試合が動いてきました。
それまで決定機は2回しかありませんでしたが、ここからは立て続けに決定機が訪れます。
やはりここはシアターオブドリームス、何かが起こるスタジアムです。

まぁでも結果から言うと、何も起こらなかったけどね(笑)
動きそうで動かなかった。

マルシャルの浮き球パスに反応したリンガードのループシュートはバーを叩いたし。
オタメンディはFKに合わせられそうで、ギリギリ合わなかったし(合ったら確実にゴールになってたでしょうな)。
フェライニの高さを活かしたポストプレーからのスモーリングのボレーは、ハートがパラドンで防いだし。

バタバタと両者終了間際に色々ありましたが、結果はスコアレスドロー。
楽しめた人もいれば全く楽しめなかった人もいる、そんな試合になっちゃいましたね。

頑張ってた選手はロホとマルシャルかな。
彼等には可能性感じた。
シティは、う~ん、強いて言うならオタメンディ、ってぐらい。
他は特筆するような活躍は無かったですね。

アグエロやシルバがいれば、エンタメ度はもう少し上がったやろうけど。
そんなに悪い試合じゃなかったけど、こんな試合もあるさ、って感じのゲームでした。

            


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