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2004年11月 9日 (火)

マドリー×デポル 04-05 Liga 第6節

マドリー 0-1 デポル
G:ルケ(45分)

マドリー:カシージャス、サルガド、I・エルゲラ、サムエル、ロベルト・カルロス、セラデス(82分ラウール・ブラボ)、ベッカム、フィーゴ、ジダン、ラウール、オーウェン(51分モリエンテス)
SUB ロペス、パボン、メヒア、ハビ・ガルシア、ホタ 監督 レモン 

デポル:モリーナ、マヌエル・パブロ、セサル、J・アンドラーデ、カプデビラ、セルヒオ、ドゥシェル、ビクトル(61分スカローニ)、バレロン(89分フラン)、ルケ(74分ムニティス)、パンディアーニ
SUB ムヌア、アモ、エクトル、トリスタン 監督 イルレタ


リーガを代表するビックネーム同士の対決ですが、現在置かれてる状況ってのは微妙。
マドリーは開幕から不調続きで、やっと直前のCLで「らしい勝ち方」をして、これから復調できるか?ってトコ。
一方のデポルは、マドリーよりも深刻な状況で、リーガのみならず直前のCLでもチームの不調そのままの負け方でした。

上昇気流に乗れそうなマドリーが、ベルナベウで試合する訳ですから、試合前の予想としては当然マドリー有利が囁かれてました。
しかしそう簡単にいかない所がサッカーの奥が深い所です。
ではこの試合を振り返ってみましょう。

開始直後からマドリーは良い感じでした。
ローマ戦ですっかり自信を取り戻したのか、良い頃のマドリーの空気が漂っていました。
開幕当初は明らかにスムーズさを欠いていた攻撃も流れる様に展開されるし、サムエルもポテンシャルを存分に発揮してるみたいで、ようやくフィットしてきた感じ。
さ〜てマドリーのゴールショウが見られるのか?
そんな甘いものじゃありませんでした。
この日の相手はデポル。腐っても鯛でした。
更に言うならローマほどには腐ってませんでした。

危機的状況のデポルは耐えて凌いで勝ちました。
こんな戦い方は本来のイルレタの目指すモノでは無いかもしれません。
しかし、今のデポルにはこれが必要でした。
元々ハマれば堅守を誇るデポルDF。
非常事態に集中力全快のデポルから得点するのは、そう簡単な事ではありません。
更にはデポルは守りだけのチームではありません。
パンディアーニとルケ。
この規格外の2人だけで点取れちゃうんです。
しかも前半ロスタイムっていう時間帯も良かった。
前半完全に押されてたのに、この1点ですっかり活力が湧いてました。
後半はプラン通りに遂行するだけでしたね。

この日のマドリーを見る限り、まだ完全に戻ったとは言えないですね。
ロナウドが怪我で出れなかったり、オーウェンがまだフィットしてなかったりと理由は色々あるし、絶好調時のマドリーでもこの日のデポルを倒せたかどうかは確実では無いですが、それでも90分通して見て疑問符が出る内容でした。
是が非でも追い付きたい状況でブラボを中盤で使ってみたりと監督の采配も良くわからないしね。
でもベンチ見ると他に使えそうな奴がいないってのも事実。
こんなに層薄かったか?
まだまだ苦しい状況は続きそうです。

一方デポル好きの私としては嬉しい勝利ですが、こちらも手放しで喜べるくらいの完勝ではなく、春は近くないでしょうね。

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