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2006年4月29日 (土)

オランダ×スウェーデン 1974西ドイツW杯 グループ3第二戦

オランダ 0-0 スウェーデン

 

オランダ:8ヨングブルート、2ハーン、12クロル、17レイスベルヘン、20シュルビア、3ファンハネヘン、6ヤンセン、13ニースケンス、9カイザー、14クライフ、16レップ

 

SUB:1ヘールス、4ファン・イールセン、5イスラエル、7デ ヨング、10R・ファン・デ・ケルクホフ、11Wファン・デ・ケルクホフ、15レンセンブリンク、18スハレイバース、19シュトリク、21トライテル、22フォス   監督 リヌス・ミケルス

 

スウェーデン:1ヘルストレーム、2オルソン、3カールソン、4ノルトクビスト、5アンデション、6グラーン、7ラルソン、14タッペル、10エドストレーム、11サンドベリ、16エイジェルステット

 

SUB:8トルシュテンソン、9シンドバル、12ラーション、13グルプ、15マグヌソン、17ハグベリ、18アウグストン、19クロンクビスト、20リンドマン、21ペルソン、22アールストレーム    監督 ジョージ・エリクソン

 

 

さてクライフです。
言わずと知れたヨハン・クライフ様であります。
そのクライフ率いるオランダがセンセーショナルを巻き起こした大会が、この74年大会。
「将軍」ミケルスの「トータルフットボール」です。
実際こうして90分間試合を観たのは初めてだったので、凄くワクワクしました。
活字の上だけだった選手達が動いている訳ですからね。
短いVTRで観れるのは良いシーンばかりですが、実際90分間最高のプレーをし続けるなんて事は不可能なので、リアルな名選手の姿が観れました。

 

それにしてもクライフは素晴らしい。
有名な「クライフターン」にしても今観ても新鮮。
そう全然古くないんです。このキレ味、ドリブルの推進力、キープ力は流石です。
それ以上に眼についたのが、ピッチ上での振る舞い。
正に監督。「トータルフットボール」というポジションチェンジをしまくるスタイルにおいて、その指揮者は誰か?となると、その答えはクライフです。
全員に指示を送る仕草はもう1回書くけど正に監督。

 

スウェーデンも強かったので好ゲームになりました。
粘り強く、1対1で負けず、しぶとく、攻撃への道程は明確。
そしてGKが素晴らしかった。抜群の安定感とキャッチングでオランダの攻撃を凌ぎきりました。

 

ディフェンスと言えばオランダのディフェンスも現代に通じるものがあった。
当時はプレッシングやオフサイドトラップが珍しかったらしいが、オランダのハーフウェイライン手前までディフェンスラインを上げてのオフサイドトラップには世界中が度肝を抜かされたんでしょうな。
しかも上げるタイミング、ラインの統率がこれまた美しかった。
プレッシングも今の様に中盤もしくは前線からガツガツ行く訳では無いが、要所要所と囲めるのは全員の戦術理解度が高いからでしょうな。

 

ゲームは結局0-0で終了しました。
オランダは第1戦で勝利してるので引き分けでもOKだったし、スウェーデンは元々引き分けでも良しという公算だったのでしょう。
スウェーデンは連続ドローですが、第3戦に懸けるプランは正解だったと思います。(結果的にも正解だった)
そういう両チームの心理状態と終盤にクライフが審判に対して苛々した事による結果がこのドローに反映されています。

 

いや〜、それにしても色褪せない素晴らしい試合でしたよ。
やはり一時代を築いたカリスマってのは何十年後に観てもカリスマです。

 

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