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2006年4月22日 (土)

インテル×ユナイテッド 98-99 QF 2nd leg

インテル 1-1 ユナイテッド
G:ベントラ(63分)、スコールズ(88分)

インテル:1パリュウカ、3コロンネーゼ、2ベルゴミ、16ウェスト、4サネッティ、15コウエ、14シメオネ、24シルベストル、10R・バッジョ、18サモラーノ、9ロナウド

SUB:22フレイ、5カランテ、6ジョルカエフ、8ウィンター、11ベントラ、13ゼエリアス、17モリエーロ   監督 ルチェスク

ユナイテッド:1シュマイケル、2G・ネビル、21ベルグ、6スタム、3アーウィン、5ヨンセン、16キーン、7ベッカム、11ギグス、19ヨーク、9コール

SUB:17ファンデルホウ、10シェリンガム、12P・ネビル、15ブロンクビスト、18スコールズ、20スールシャール、30ウェズ・ブラウン   監督 ファーガソン


さて振り返るのは98-99シーズン、フランスW杯が終わった直後のシーズンですね。
この準々決勝の第2戦です。
ちなみに1st legはオールドトラフォードで2-0。ヨークの2ゴールでマンUが勝利しています。
インテルにとっては勝たなくてはいけない、しかも最低2点はとりあえず必要。
こんな状況ではサンシーロの客席も埋まります。久々のCLだし異様な盛り上がりです。
インテルのスタイルは当時はまだギリギリ流行っていた3-4-1-2システム。
フランス98で魅せたヒディングのスタイルのインパクトに敗れ以降減っていくスタイルです。
ユナイテッドはいつも通りの中盤がフラットな4-4-2。
ただスタイルに限らずやるのは選手です。この日最も目立っていたのは両チームのセンターハーフでした。
システムは違えどやはり核になるポジションですからね。
まずはインテルのコウエとシメオネのコンビ。
特にコウエが良かった。まぁシメオネは負傷で30分ぐらいで退いちゃいましたからね。
ただその30分間でも存在感は魅せましたよ。
当時の話題は専らベッカムとの因縁対決だったとは思いますが、それ以上にキーンとのマッチアップが激烈!!
交代後も足にサポーターを巻きながらベンチから指示を出しまくり。監督かよ。
ただそういうのがシメオネの良い所なんですよね。
交代で入ったゼエリアスも素晴らしかったが、シメオネが90分間いればまた違った展開になっていたかも。
そのゼエリエスとコウエは見事にアタッキングを構成していた。
この日はバッジョが不調で(いやそれでも随所に魅せてくれたけど)彼等がやらざるを得なかったってのもあるけど出色の出来。
コウエの活動量と闘争心、そしてディフェンス、ゼエリアスの左足の技術、センス、これらが素晴らしかった事を再認識であります。
あと良かったのはサネッティ。これは今と変わらずです。
変幻自在のドリブルは誰も止めれません。守りでもギグスに殆ど仕事をさせませんでした。
ポスト直撃のミドルはシュマイケルもどうしようもなかった程。
左のシルベストルも悪くなかった。
基本的にベッカムを止めてたからね。彼は翌シーズン、ユナイテッドに移籍しますが、こういうパターンは非常に多いよね。
2点以上が必要だったインテルが1点しか取れなかったのは、前述したロビーの不調もあるし、ユナイテッドのブロックの巧みさもあるし、2トップの出来もあります。

サモラーノとロナウド。
悪くなかってんけどなぁ〜。どちらも持ち味発揮してましたよ。
サモラーノは90分間危険な香りを放ち続け、常にユナイテッドディフェンスに神経を使わせたし、ロナウドも得意のプレー(ワンツーからの突破や左サイドからのドリブル)で何度もゴールを脅かした。
ただチームとしての連携という点ではユナイテッドの2トップに劣っていたよね。
ユナイテッドはコール、ヨークの「ホットセット」を活かすスタイルが完全に出来上がっていたからね。
コンディションも万全では無かったロナウドは途中交代。ただ投入されたベントーラが直後に先制ゴールを挙げ、層の厚さをみせた。
ただそれ以降続かなかったのはチーム力の差というしか無いのか・・・。

でも実際ユナイテッドは強かった。この年のユナイテッドに当たったのが不運とも言える。
何せ3冠を達成したシーズンやからね。
全てに於いてこの試合も完璧な強さ、っていうか勝てるスタイルが確立されていた。
だってGKはシュマイケル。
もはや賞賛の言葉すら不要でしょう。
このシュマイケルの前のディフェンスブロックが素晴らしかった。
ベルグ-スタムのCBとヨンセン-キーンのセンターハーフからなる4枚のブロックがね。
特にこの試合はスタム、キーン以上にベルグとヨンセンが目立っていたので強烈な印象になったのかもしれない。
前の4人はもう今更説明不要の4人やしね。
「ホットセット」に右からはベッカムのクロスが!左からはギグスのドリブルが!!って、このアタックはある意味反則ですよね。
これではスコールズやシェリンガム、スールシャールが出番無いのもしょうがない。
ただそれでもスコールズは短い出場時間で試合を決めるゴールをこの日もゲット。
シェリンガム、スールシャールだってもはや伝説となったファイナルでの2ゴールがあるしね。
ホント、これはユナイテッド強いですわ。

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