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2006年6月26日 (月)

R-16 ポルトガル×オランダ

ポルトガル 1-0 オランダ

G:マニシェ(23分)

ポルトガル:リカルド、ミゲル、R・カルヴァーリョ、F・メイラ、ヌーノ・ヴァレンテ、コスティーニャ(44分、退場)、マニシェ、デコ(78分、退場)、フィーゴ(84分、ティアゴ)、C・ロナウド(34分、シモン)、パウレタ(HT、ペティート)


オランダ:ファン・デル・サール、ブラールズ(63分、退場)、オーイェル、J・マタイセン(56分、ファン・デル・ファールト)、ファン・ブロンクホルスト(90+5分、退場)、スナイデル、ファン・ボメル(68分、ハイティンハ)、コクー(84分、フェネホール・オフ・ヘッセリンク)、ファン・ペルシー、ロッベン、カイト

さてR-16。
ここまで来たら見逃せない試合も出てきます。
予定としてはこのポルトガル×オランダとフランス×スペインだけやけどね・・・。
我等がオランダ代表の死に様を観ようと思い観戦しました。
ポルトガルは因縁の相手です。最近では韓日W杯の予選で敗れ参加の途を絶たれ、EURO04では決勝の途を絶たれました。
よもやここでも負ける訳にはいかないのです。
じゃぁ何故死に様を、と書いているかというと、勝てる気がしなかったから。
EURO04の準優勝メンバーを殆どイジらずにこの大会にも連れて来たフェリペに対して、我等がオランダ代表はあまりにも若過ぎる。
ぶっちゃけ試合は観てないが、ハイライト観戦でも完成度の違いは伺い知れる所でした。
それにダービッツ、セードルフ、マカーイらが外れたオレンジ軍団に魅力を感じていないのも事実。
チームプレーに重きを置いてる感じは伝わってきますが悪ガキ共(って歳でも無いですが)の方が何倍もギラギラしておるのです。
いやわかるよ、ファンバステンの気持ちは。結局魅力的な世代ではあったが何のタイトルも取れなかったのも事実なんで、どっかで変えなアカンそれなら今やと。そんな気持ちは痛い程わかる。
でも実際こうして試合が終わってオランダの敗北を味わっても昔の様な苦しみは無いのです。
EURO04の時はそりゃあもうアドフォカートのバカに心底腹が立ったもんやけど、今回は無かった。
終盤ヘネゴールを目掛けたパワープレイに終始しても怒りは産まれなかった。
ハイティンハがフェアプレーを無視してドリブルを始めても「気付いてないんやろな」ぐらいにしか思わなかった。
ホントにこんなに冷静でいられるのが不思議です、負けた後やのに。
ファンバステン就任後、初めてやもんなオランダを90分観るのは。そりゃ感情移入も出来へんわ。
心はすっかりバルセロナな俺です。
好きな選手達も何だか弾けれなかった。
例えばラフィ。数的優位にたっていたオランダが攻めまくっていた時間帯に投入されたにも関わらず全く仕事が出来なかった。
いや仕事が出来なかった以前にボールにすら絡めなかった。かなり怪我の影響、コンディションの悪さが伺われる。
俺でも「そろそろラフィ入れよ」って思った時間帯だっただけにラフィ自身もそれを感じ取り心の準備は出来ていた筈なんやけど。
例えばコクー。この日も中盤の前から最終ラインまで様々なポジションをこなしチームに欠かせない存在だったが、ラスト5分であっさり交代させられてしまった。一番大事な時間に一番大切なコクーを外す意味が解らん。バーに当ててしまったシュートが気に喰わなかったのか??どうもベテランを軽視している様に感じる。自分がベテランの年齢の時はプレー出来なかったから???
例えばニステルローイ。カイトが素晴らしい選手である事は認めるけど、戦犯はカイト。カイトには酷だがニステルなら決めてたよ。でもファンバステンは最後までベンチに座らせる事を選択した。オランダの美学を捨ててまでヘネゴールを投入しパワープレイに懸けてしまった。何かしらの意地が見えた。でもどうせ内紛やろ?って思ってしまう。
例えばスネイデル。底知れない才能があるし、正確なキックはこの代表の中でもトップでしょう。アヤックスという事もあり大好きな選手だが、この試合はまだまだ荷が重過ぎたか。冷静さを失い、いつものキック精度は鳴りを潜め、中盤を仕切れなかった。どうしてもダービッツやセードルフと比べてしまうが、彼等なら何かアクションを起こせたハズ。EURO04プレーオフの絶対負けられない大一番で最も輝いたスネイデル。あの経験をあの活躍ぶりを幻影にしてはいけません。

「チェコ×イタリア」に続き今回も結果を知る事無く帰宅出来、情報無しのまま観る事に成功出来た訳ですが、まさかイエロー16枚、退場者が3人も出る試合になるとは想像もしてなかった。
ここまでカードが多いと審判への批難は避けられないでしょうが、途中までは悪くない判定ばかりだった。
序盤ジャッジがポルトガルよりだなぁ〜、とかロッベンがこけたら全部ダイブだと先入観に凝り固まってるなぁ〜、とかは思ったけどそんなに酷いもんじゃなかった。
今思えば予兆の様に感じるが・・・。
ポルトガルのMVPは間違い無くフィーゴ。
そうオランダに無くってポルトガルにあったのはフィーゴの様な別格の選手の存在感。
取られないキープ力、取られないドリブル、ワンタッチでかわせるトラップ、広過ぎる視野、冷静なマインド、豊富なアイディア。
全てにおいて卓越していた。
だからこそニステルだろっ!!!と余計に思ってしまうのです。攻撃の選手の中でフィーゴ並に別格なのはニステルぐらいですから。
ロッベンもまだまだその域には達していない。
この日も段違いのドリブル突破を見せましたが、ドリブル→ファウルで止められる→ノーホイッスル→イラつく、のパターンを前半に繰り返し、後半は完全にゲームから消えちゃいました。
数的不利になったポルトガルが引いてスペースが無かった、ってのもあったけど、ファンペルシーはそれでもアクションを起こせていたし、ミゲウは上がりまくってたからね。
あとファンバステンの采配で疑問を感じたのは、ブラールズとファンボメルの起用。
ブラールズはファンバステンの期待通り栗坊を削りまくり負傷退場に追い込んだが、荒れ試合の着火マンとなってしまい、自身もツマらないファウルで退場。
ファンボメルはバルサで観てるから思うねんけど、ミドルシュートは入らない。
この試合もバンバン撃ってたけど入らない。珍しく惜しいのあったけどね。
基本的に肉体系プレーヤーなので、もっと早目にラフィを出すとか、もしくはスネイデルを1列上げるとか。
結局荒れ試合の主役にまたしてもなったファンボメル。ファンバステンの守備的な狙いがなければこうはならなかったでしょう。

ってな訳でポルトガルの順当勝ちといえば順当勝ち。
コスティーニャ、デコが準々決勝サスペンションで出れず栗坊の怪我も心配ですが、この試合で得た結束力は次に活きてくる事でしょう。
まぁ普通にやってもイングランドには勝てるよ。

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