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2006年7月 2日 (日)

QF イングランド×ポルトガル

イングランド 0-0(PK 1-3) ポルトガル

PK戦:シモン○、H・ヴィアナ×、ペティート×、ポスティガ○、C・ロナウド○
ランパード×、ハーグリーヴス○、ジェラード×、カラガー×

イングランド:ロビンソン、G・ネヴィル、テリー、R・ファーディナンド、As・コール、ハーグリーヴス、ベッカム(51分、A・レノン)(118分、カラガー)、ジェラード、ランパード、J・コール(65分、クラウチ)、ルーニー(62分、退場)

ポルトガル:リカルド、ミゲウ、F・メイラ、R・カルヴァーリョ、ヌーノ・ヴァレンテ、ペティート、ティアゴ(74分、H・ヴィアナ)、マニシェ、フィーゴ(86分、ポスティガ)、C・ロナウド、パウレタ(63分、シモン)


まさに死闘という名に相応しい戦いでした。
EURO2000、EURO2004といずれも記憶に残る好勝負を演じた両者。
この日もその期待を裏切らなかった。
イングランドは守備的、守備的と言われてましたがこの試合に関しては積極的に戦っていた。
いやルーニーが退場してからは攻撃的に行くのは流石に無理でしたが、闘争心は最後の最後まで衰えませんでした。
まずテリーとリオの真ん中の守備が凄く良かったよね。
数的不利になってからは基本的に攻められ続けていた訳ですが、完封出来たのはやはり中央の堅さによるもの。
そしてハーグリーヴスの活躍も見逃せませんでした。
バイエルンではベンチを暖める事も多く、メンバー選出に疑問符を投げつけられていたハーグリーヴスとエリクソンでしたが、そんな声をこの日は吹き飛ばしましたよ。
いや俺はハーグリーヴスを信じていたので、この活躍も全く驚きでは無かったですがね。
4-1-4-1の中盤の底に入ったハーグリーヴスは、こぼれ球拾いまくり〜の、ディフェンスラインのカバーリングしまくり〜の、オーバーラップはしまくり〜の、攻撃を遮断しまくり〜の、ってな感じで、もう1人で中盤を完全制圧ですわ。
これは是非デコとの対決が見たかった。
イングランドはベッカムの体調不良、ルーニーのロハ、ジョー・コールの不調、と色々誤算はありましたが、逆に時間が経つにつれてドンドン結束していった。
「守ってクラウチに放り込む」という明確なビジョンがあったからでしょう。
そのクラウチですが、今まで見た中で最もハイパフォーマンス。
ボールも収まらないし、競り合いにも勝てないし、ボールを拾っても何も出来ない、ってのがアンフィールドでのクラウチ君。
しかしこの日は普段出来ていない事が全て出来ていた。
ベニテスにとっては嬉しい誤算でしょうか。
レノンの突破も光っていたね。

ポルトガルは相手が10人になってから完全にリズムを崩しちゃいました。
それまでず〜と張り詰めていた緊迫感が一瞬取れた、そしてそれを戻す事が出来なかった、って感じかな。
それまではフィーゴと栗坊のサイドアタックが抜群で、故障上がりのネビル兄やベッカム、Wコールをモノともしてませんでしたからね。
しかし数的優位になってからはそういう雰囲気が消えた。
イングランドの結束力とイングランド大サポーターの前で気持ちで負けていた感じがあった。
レノン、クラウチが効果的に働いたイングランドに対し、シモン、ポスティガ、ビアナの貢献は低く、交代カードでも負けていた。

こういう状態でPK戦に入ると通常勝つのは劣勢だったチーム。
しかし今回に関してはGKの差がそのまま結果に表れてしまったPK戦でした。
いやロビンソンも2本「外させた」ので悪くは無かったのですが、それ以上にリカルドが光っていた。
全てのコースを読んだうえに3本ストップ!!
EURO04ではグローブを外し、「気合い」で止めていた印象が強かったが、この日は冷静そのものでした。
これが2年間の成長か、それとも2年前にPK戦を制した自信か。
前回はホームでしたが、今回は完全なアウェー状態。イングランド大サポーターの目の前でそれをやってのけた精神力に軍配は上がりポルトガルは正々堂々と準決勝進出です。

イングランドはルーニーのラフプレーと共に大会からサヨナラ。
ルーニーの若さが悪く出てしまった非常にわかりやすい結果です。
この経験を糧にルーニーが「ベッカム」になるのか、それとも「オルテガ」になるのか。
今後が楽しみですね。
でも昨季のCLでも既にしょうもない事で退場してるしな・・・。いまんとこは「オルテガ」か・・・。

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