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2009年8月16日 (日)

エバートン×アーセナル 09-10 プレミア 第1節

エバートン 1-6 アーセナル

【得点経過】
0-1:(26分)ベントナー右サイドドリブル突破→セスク→デニウソン右足ミドルシュート
0-2:(37分)ファンペルシFK→ヴェルメーレン頭
0-3:(41分)セスクFK→ギャラス頭
0-4:(48分)アルシャビン股抜きパス→デニウソン→ファンペルシ股抜きパス→セスク左足股抜きシュート
0-5:(69分)アルムニアスローイング→セスク約70m独走ドリブル右足ミドルシュート
0-6:(88分)エブエ→エドゥアルド→アルシャビン左足シュート→ポスト直撃→エドゥアルド右足PUSH
1-6:(90+1分)ケーヒル→ゴスリング右足スルーパス→ピーナール飛び込み→GKセーブ→コボレ球サハ左足PUSH

【メンバー】
エバートン(4-4-1-1):ハワード、ヒバート(58分、ゴスリング)、ヨボ、レスコット、ベインス、オスマン(58分、サア)、P・ネヴィル(C)、T・ケイヒル、ピーナール、フェライニ、ジョー(58分、ロッドウェル)
SUB:ナッシュ、ヴォーン、ダフィー、バクスター

アーセナル(4-2-3-1):アルムニア、サニャ、ギャラス、ヴェルマーレン、クリシー、ソング、デニウソン、ベントナー(63分、エブエ)、セスク(C)(72分、ラムジー)、アルシャヴィン、ファン・ペルシー(72分、エドゥアルド)
SUB:マノーネ、シルベストル、ギブス、メリダ


【感想】
いよいよプレミア開幕であります。
まずは昨季4位、5位チームの対戦となった注目カードから観戦。
まぁ4位と5位とはいっても、そこに勝ち点差が9もある訳で一概にチカラが接近していたとは言い難いんですけれどもね。
だからといって、この日のスコアは全く予想出来ませんでした。
実際にこんなにチカラの差は無いと思います。

エバートンは何処で歯車が狂ってしまったのか?
開幕戦もといシーズン序盤によくある「新戦力が馴染んでない」みたいな現象は、このチームには当てはまりませんしね。
だって昨季と監督もメンバーも一緒なんだもん。
相変わらずお金が無いみたいです。
ヌーノバレンテやファンデルメイデといって余剰戦力を整理したぐらいに、今の所は留まっています(嗚呼アンディ・・・)。
一方のガナもアデバイヨルやコロトゥレといった中心は抜けましたけれども、コロの代わりにヴェルメーレンを補填したぐらいで大きな変動は無し。
だからこの2チームに関しては、チグハグな戦いにはならないと思っていました。
それはガナには当てはまりましたが、エバートンには当てはまりませんでした。

う〜ん、序盤は互角やってんけどね。
両チーム良い感じでスムーズにパスは回っていたし、新シーズンに淡い期待をよせてしまう程の爽やかな立ち上がり。
それが終わってみれば、まさかの惨劇。
強いて言うならば、2点目3点目のシーンで集中力が明らかに切れていたのが頂けなかった。
ピッチ中央付近からのFKを左右両サイドからCB2人に決められたんですけれども、いずれもマークが付ききれていませんでしたよね。
特にギャラスの得点は完全フリーでした。
決定的な3点目ですからね。
あそこで気を緩めてたらアカンやろ、と。

それから後半立ち上がりの失点も痛かった。
モイーズに気合再注入されていたやろうけど、カウンターから股抜きSHOW喰らっちゃいましたからね。
これで完全にゲームは決まりました。
ここから3人同時代えしようが何しようが、形勢なんてもんは変わりませんよ。
4点も差があれば自然と気持ちも切れるしね。
セスクの独走ドリブルゴールなんて、あれだけ長い距離をドリブルしたにも関わらず誰もチェックに行っていない。
セスクは誰一人かわしてないからね。
珍しい現象だけど、あの時間帯あの点差なら有り得る話です。(セスクは1点目の時も天に向かって何か言ってましたが、2点目のゴールパフォーマンスで真相判明。ハルケに対してだったんですね。ちゃんとユニまで用意してるとは。)

さて、エバートンこの後どうしましょ?
やっぱり同じメンバーで何年も戦うのは苦しいかな。
監督も一緒やし飽きるよね。
アルテタ、アニチビ、ヤクブ、ジェギエルカといった面々が怪我してて層が薄いのもあるけど、やはり新たな血が必要だと思いますよ。
戦い方にしても攻撃に厚みが無い。
ジョーを起点にフェライニ、ケイヒルあたりを絡めるというのは効果的だと思いますが、この日の様にジョーが抑えられると為す術が無いからね。
後半サハが気合充分のプレーを披露して期待を抱かせましたが、点差も開いてたし彼の場合は怪我が最大の心配事やからね。
通年戦える可能性が低いので、なんともなぁ〜。
なにか違うオプションが必要かと。
あと新ユニホームがダサすぎるわ。。。

一方のガナですが、まぁ今日は出来過ぎでしょ。
基本的にはアデバイヨルとコロがいなくなったので大きな戦力ダウンは否めません。
更にジュル、ファビアンスキ、ロシツキー、ウォルコット、ディアビ、ナスリといった欠場者も何時帰ってくるか解りませんしね。
結構長期欠場者、怪我がちな選手が多いからなぁ〜。
これからCL予選プレーオフ、ユナイテッド戦と、いきなり過密日程だしやはりもう1人2人はいるんでね?

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