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2010年8月21日 (土)

09-10バルサ個人的総括

09-10シーズンのバルサを総括します。

まずシーズンの主な流れから。
シーズンの始めにスペインのスーペルコパとヨーロッパのスーパーカップがあって、これをどちらも獲得。
(まぁ、1試合2試合の大会やから"大会"ってほどでもないけど獲れないよりは良し)
んでリーガやらCLやらコパデルレイやらが始まる。
ウィンターブレイク前には中東まで赴きクラブW杯を制覇。
(地味に苦しめられましたが、順当といえば順当な勝利でしょう)
これにより2009年度で「6冠」を飾るという快挙を成し遂げる。
獲得可能な全てのタイトルをゲットしたわけですから、これを偉業と言わずしてなんと言う。

年が明けて2010年。
まずコパデルレイで敗退。
セビージャの前で辛酸を舐める。
これにより2年連続のトリプレーテの夢は潰える。
しかししかしコパデルレイはトリプレーテの中では一番プライオリティの低い大会。
選手もクレもメディアもCLとリーガのドブレへ向けて気持ちを切り替えました。
順調に勝利を積み重ねていくバルサ。
CLではアーセナルを圧倒し準決勝に駒を進め、リーガではクラシコ2勝でライバルに差をつけていました。

ところが全てが上手くいくなんて事はありえないのです。
GLでは圧勝したインテルに対して、セミファイナルの舞台でよもやの敗戦。
色んな要素はあったにせよ、してやられました。
この敗戦のショックは大きかったでしょうが、すぐにバルサイレブンはリアクションを披露。
ビジャレアル、セビージャといった難敵相手のアウェイ戦をものにし、マドリーの追撃をかわしリーガのタイトルを手中に収めました。
勝ち点99は史上最高だそうです。

結果的に今季の主要獲得タイトルはリーガのみ。
後は前述した様に2つのスーパーカップとクラブW杯を制しました。
昨季のトリプレーテと比較するから「リーガのみ」って感じですが、連覇は立派な事です。
もっと誇りに思って良いです。
常に昨季のパーフェクトチームとの比較にさらされた今季のチームでしたが、個人的には昨季も今季も充分楽しめましたよ。
昨季に比べて良い所、悪い所、それは色々ありましたがそんなもんは常々でしょう。

なにはともあれ選手はよくやりました。ペップもよくやりました。
1年間ありがとうございました。


◆バルデス:更に充実度を深めた1年だったと思います。サモラ賞おめでとう。より安心して見ていられるようになりましたよ
◆アウベス:昨季のインパクトを今季も継続して発揮していましたね。いるといないで攻撃力が全然違うんですから。得点数、アシスト数共に素晴らしい数字。こんなラテラル世界中探してもそんなおらんで
◆ピケ:個人的には昨季終盤のハイパフォーマンスを今季は維持出来なかった、と感じております。頼りない試合も多かったからね。精神的にプジョルを見習わなアカンわ〜、と思った試合が多数。でもそれはピケへ求めるハードルが上がったから、ってハナシであって普通に見てたら文句つけられるようなシーズンじゃぁないよ。
◆マルケス:年々衰えが隠せなくなってきてます。最終ラインに入った時は安心して見ていられませんでした。良かった試合もあったけどね。相変わらずフィードは抜群だし。ピボーテ起用がベターだと思ってたけど、あんまり起用されず。来季はどうなりますやら
◆プジョル:前半戦のMVPは間違いなくカピタンでしょう。限界説を吹き飛ばす見事なパフォーマンスでした。後半戦も勿論キレを落とす事なくフル稼働。"バルサのプジョル"を見せつけた1年だったと思いますよ
◆チャビ:EURO以降メディア的にも絶賛度が上がってますが、今季は更にパスのキレが増した印象。スルーパスの絶妙度がハンパなかったよね。他の追随を許さないレベルでした
◆イニエスタ:怪我に泣かされた1年。復帰しては怪我をし、復帰しては怪我をしを繰り返してしまいました。なので出た試合は基本的に"怪我明け"って試合ばかりで昨季の「ドン・アンドレース」の域に達した試合はあんまり無かった。このまま怪我がちな選手、って感じになっちゃうのが不安であります。。。
◆ズラタン:2年連続トリプレッテ獲得の為にエトーを放出してまで手に入れたリーサルウェポン。期待値が大き過ぎた分、クレの失望も大きかったかな。リーガ開幕5試合連続ゴールを記録したりと序盤は良かったんですが、終盤は怪我もあって尻すぼみ。最後はボヤンにスタメンの座も奪われてしまいましたからね。バルサのリズムに上手く入れてたか、っていうと否。クラシコでの決勝弾やエミレーツでの2得点を筆頭に大事な得点、決勝点、先制点が多かったのはもっと特筆されても良かったと思うけどね。後ポストプレーは異次元だったので、来季はフィット感が増す事を期待です。
◆メッシ:昨季の得点数を越える事は無い、とピントと同様に私も思っていた訳ですがアッサリと更新。リーガ34得点、公式戦47得点は共にロナウドと並びバルサ過去最高記録だそう。いや〜、とんでもない男ですよ。とんでもないバロンドーラーですよ。ハットトリック何回あったよ!!!!!しかも得点数だけじゃないですからね、得点以外のプレーも別次元でしたから。
◆ボヤン:ズラタンとは逆で「終わり良ければ全て良し」ってシーズンになりましたね。短い出場時間で結果を残し続け、最終的にはスタメン奪取。開幕直後に怪我をしてペドロの後塵を拝したカタチになってしまってましたが、最後に挽回出来ました
◆ピント:コパデルレイで早期敗退してしまったので、昨季のPKストップの様な見せ場は作れず。ただベンチにいても存在感は絶大なので、第2GKとしては申し分無いと思います
◆アンリ:失意のシーズンとなりました。全てはW杯予選での「仏の手」に集約されてしまうのか。得点数だけで見ても昨季の公式戦25得点から4得点に激減。ゴールなくても良いパフォーマンスの試合もありましたが、その逆にどうしようもない試合もありました。ジェフレンよりも優先度が下がってしまう試合もあり、今季でサヨナラの可能性が非常に高いです。昨季のトリプレッテの立役者である事は間違い無いので素直に感謝でありますが、今季は残念でした。
◆ケイタ:10月まではハットトリックしたりと存在感ありまくり。ずっとフル出場だったし、ペップからも絶賛されまくりで遂に覚醒か!?って感じでしたが、最終的には昨季と変わらない印象で終了です。ゴールも11月からは0。怪我もあったけど、やっぱり続けていく事って難しいんですね
◆ブスケ:ペップの信頼を勝ち取りヤヤを押しのけてピボーテのファーストチョイスとなりました。スペイン代表にも定着してるし、なんだかんだで成長した1年でしょう。なんだかんだって書いたのは、相変わらずチョンボが多いから。しょーもないミスや守備での安定度だけで見たらヤヤと比較にならんぐらいイケてないからね。
◆ペドロ:実質トップチーム1年目のシーズンでしたが、この活躍はセンセーショナル以外の何者でもないでしょう。PSMでもゴールを量産してましたが、まぁ所詮練習試合やと。本番になったらそんなに出番も無いし活躍もソコソコやろう、と思ってたんですよ。ところがどっこい。結局公式戦得点数ではズラタンをも上回る23得点でチーム内第2位。メッシの47得点から比べたら半分以下ですが、メッシが異常なだけで23得点といったら昨季のアンリに匹敵する数字ですからね。とんでもないですよ。GKとの1対1での落ち着きにもビックリ。参加6大会全てで得点するという離れ業もやってのけ、アンリから実力でレギュラーを奪い取りました。両足普通に使えるし、両サイドこなせるし。最初はラッキーボーイって思ってましたが、終盤は重要な選手の1人として見ていました。「ペドリート」は完全に卒業です
◆ミリート:遂に怪我から復活。そしてそこからのパフォーマンスが素晴らしかった。怪我明けなのに、ここまで出来るの!?と。以前のチカラは無いんじゃないかと懐疑的に見てしまっていてスイマセン。プジョル、ピケからスタメンの座をいつ奪ってもおかしくないですよ
◆マクスウェル:アビダルの長期離脱があったので出場数は非常に多くなりました。ただバルサスタイルにフィットしたか、っていうとまだまだですわ。出場していく中で徐々に良くはなっていってましたけどね。アヤックス時代から好きな選手なんで、あんまり悪くは言いたくないんですが守備面での不安に対して攻撃での迫力が無さ過ぎるのよね。現状はどっちも中途半端になっちゃってる感じなんで。序盤アビダルの控えで全く出場出来なかったのもしょうがないですよ。来季のフィットに期待です
◆ジェフレン:シーズン途中でトップチーム契約。典型的なウィンガーなので、個人的には好きなプレーヤーです。終盤起用が増えた際にも結果をしっかり残しましたし。今季のハイライトはCWC決勝でのプレーかな。ペドロみたいな大化けが来季あれば最高なんですが、果たして!?あと、ラテラル起用は今後はもう無いかな・・・
◆チグリンスキー:ペップがとんでもない期待をかけて入団させた逸材。移籍金も高かったよ〜。今季は期待に応えられませんでしたね。中盤から終盤にかけては殆ど出番無し。フィード能力は確かに高かったけど、ミスが多くカンプノウからもブーイングを受ける始末。まだ来季放出は無いと思いますが正念場でしょう
◆アビダル:素晴らしいパフォーマンスを披露し続けていただけに怪我での長期離脱が残念でなりません。アビダルってここまで良かったっけ!?って思ってしまう伸びっぷりでしたからね。来季も頼むよ!!!
◆ヤヤ:出場したら抜群のハイパフォーマンスを見せてくれたんですが、ペップからの信頼は得られずブスケの控えとしてシーズンを終えてしまいました。来季放出となったら非常に勿体無いのでペップ上手く使って〜、って感じなんですが
◆バルトラ:アトレティコ戦で1回見たぐらいですが、非常に将来性を感じさせるDFでした。順調に育って欲しい
◆ジョナタン:もっと起用しても良かったんじゃないかな、っと思わせるプレーぶりでしたよ。勿論まだまだ若さもあるんですが、センス抜群ですからね。もっともっと見たかった
◆ガイ アスリン:国王杯で1回出たぐらいかな、今季のトップチームとしては。ドリブルのキレは確かにありますが、今のメンバーを追いやって出場となると厳しいもんがありますよね
◆フォンタス:もっと出番があるかと思ったのですが全然でした。まぁトップチームはCB過多みたいに最後の方はなってましたからね
◆ムニエサ:昨季のインパクトが強烈だったので今季はトップチーム定着もあるんじゃないかと思ってたのですが、実際は出場無し。まぁまだまだ若いんで
◆チアゴ:素晴らしい才能です。ゴールはおまけにしても、それまでの過程が素晴らしいし。ジョナタンと共に将来的には充分2列目を担える選手だと思います

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