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2011年2月25日 (金)

チェルシー×リバプール 10-11 プレミア 第26節

チェルシー 0-1 リバプール

【得点】
ラウルメイレレス(69分、ジェラード)

【メンバー】
チェルシー(4-4-2):チェフ、ボジングワ(73分、ダヴィジ・ルイス)、イヴァノヴィッチ、テリー(C)、A・コール、ミケル(71分、マルダ)、エッシエン、ランパード、アネルカ、フェルナンド・トーレス(66分、S・カルー)、ドログバ
SUB:ターンブル、パウロ・フェレイラ、マクイークラン、サーラ

リヴァプール(4-2-3-1):レイナ、カラガー、シュクルテル、アッガー、G・ジョンソン、ジェラード(C)、ルーカス、ケリー、ラウール・メイレレス(83分、ポウルセン)、マクシ・ロドリゲス(75分、ファビオ・アウレリオ)、カイト
SUB:グラチ、キリアコス、ヨバノビッチ、ルイス・スアレス、ンゴグ

【感想】
なんとも因縁深い試合となりました。
因縁を招いたのは、何と言ってもフェルナンド・トーレス。
ライバルクラブへの電撃移籍でしたからね。
ユナイテッドやエバートンへ行く事に比べたらマシかもしれませんが、チェルシーってのも駄目でしょ、やっぱり。
移籍後の「嬉しい」「ビッグクラブへ来れて満足」みたいなコメントも頂けません。

そんな両者がいきなり対戦ですから、これは何とも組み合わせの妙です。
そして即トーレス君スタメンデビューですから。
これがアンフィールドでの試合だったなら、一層盛り上がってたと思いますがね。
色んな意味で。
因みに昨年11月に行われたリバプールホームでの一戦は、2-0でリバプールが勝利しております。
得点者は、いずれもトーレス・・・。

チェルシーもといアンチェロッティからすれば喉から手が出る程に欲しかったCFでしょう。
昨年末の閉塞感から少々脱した感はあるとはいえ、まだまだ絶好調とは程遠いチーム状態でしょうから。
プレミアでの実績、年齢、そして能力、トーレスは高額な移籍金を払ってでも欲しいと思わせるものをこれまで披露してきましたからね。

個人的な注目はトーレス加入によるチェルシーのシステムでした。
ざっと観た感じ4-4-2になってる時間帯が多かったように思えました。
勿論ポジションチェンジもあり流動的になってる部分もあったんですが、基本的にはトーレスとドログバがCFとして2トップを組み、その下にアネルカ、って感じ。
ミケル、エッシェン、ランパードの中盤はミケルを底に逆三角形の様な感じだったので、トップ下のアネルカを含めるとダイヤモンド形の中盤と言えるでしょう。
バルサもメッシがCFの位置から中盤に下がってきた時は、こんな感じになってます。
ただバルサと違うのはトップのキャラクターか。
バルサではペドロとビジャがサイドに開く傾向が強いですが、トーレスとドログバは中央に拘る感じでしたからね。
なのでピッチ全体を広く使っての攻撃、ってのは殆ど観られず。
トーレスやアネルカがサイドに開く時もあったけど、その際のボジングワやコールとの絡みが良かったかと言えばそうでもないしね。

だからバルサの方が良い、と言いたいわけではありません。
チームにはそれぞれのスタイルがありますんで、善し悪しなんかはなくって所詮は好みの問題です。
バルサはピッチを広く使ってのパスサッカーに拘ってますが、モウリーニョ以降のチェルシーは違います。
ロングボールをドログバに当てて、どうにかしてくれって攻めが多かったからね。
そこにトーレスの必要性が感じられない、っていうかシェフチェンコと同じ道を歩んでしまうんじゃないかという懸念もある。
トーレス中心にするか、ドログバ中心にするか、どっちか決めた方が良いんじゃないでしょうか。
これは1試合だけ観て判断して言ってるわけじゃなく、シェヴァの前例も踏まえて言ってるわけです。
年齢や能力を考えるとトーレス中心でやった方が理にかなってるとは思いますが、目先の結果だけを考えたらドログバ中心でやった方が良いかもね。

でもドログバ頼りにも限界が来てるからチェルシーの成績が下がってきてるんですけどね。
実際この試合でもアンチェロッティは66分にトーレスを諦めてカルー、マルダとドログバにお膳立て出来る面々をピッチに投入してますが、ピッチ上の閉塞感は最後まで解消されませんでした。
いやむしろ得点の臭いは更に消えたと言えるかも。

アンチェロッティの苦難は続きそうです。
上手くいって爆発する試合もあるにはあるやろうけどね。
ドログバ&シェヴァも全ての試合でフィットしなかったわけじゃないから。

さてリバプール。
熱狂的サポならずとも溜飲が下がる勝利ではないでしょうか。
チェルシー、いやトーレス相手に、しかもスタンフォードブリッジで完封勝ちですから。
酒が美味いでしょうな。
トーレスへのキャラガーの気合いの入りようにリバプール魂を見たよ。
今日の試合はこれに尽きるんじゃないでしょうか。
精神論は嫌いですが、気持ちも大事やね。

さて戦術的な話を少々。
トーレスを失ったケニーがCFに誰をチョイスするのか、ってのが個人的な注目ポイントでした。
で、ケニーは前節同様にカイトを選択。
前節デビュー戦で途中出場ながら早速ゴールを奪ったルイス・スアレス君、って手もあるかと思いましたが堅実でした。
トーレスの替わりにゲットしたキャロル&スアレスをどう使っていくのか、ってのは今後の注目点であります。

そのカイトをトップに据えてシステムは4-2-3-1のような感じ。
4バックは右からキャラガー、シュクルテル、アッガー、ジョンソンで、中盤の下がり目にジェラードとルーカス、前にメイレレスで、その両サイドにケリーとマクシ、みたいな感じ。
ケリーは基本サイドハーフなんですが、DFラインまで下がる事も多く、その際はキャラガーがCBにズレて5バックみたいになってましたね。
まぁこの守備戦術はスムーズ且つ合理的でしたよ。
好きか嫌いかと言えば嫌いですが、戦術的にはアリでしょう。
少ないチャンスをものにして勝つには必要です。
終盤のアウレリオ、ポウルセンという露骨な守備固め投入も仕方無いでしょう。

でもチャンスは少なかったけど、チェルシーよりは決定的なものが多かったよね。
マクシの無人のゴールへの流し込み失敗とか、ああいうのが決まっていれば更にチェルシーは苦しくなっていたでしょう。
マクシはトーレスへパスミス(絶対どこの実況も「まだチームメイトだと間違えた」的な事を言ってるだろうなwww)したり、悪い意味で結構目立っちゃった試合でしたな(苦笑)

殊勲のメイレレス君にも触れておきますか。
コボレ球を押し込んだだけのラッキーゴール(っつうかチェフとイバノビッチの連携ミス。このシーン以外にも連携悪い場面があってツェフが怒ったりしてたので結構重症か!?)でしたが、サポーターの記憶には一生残るゴールになったでしょう。
ここ5試合で4得点と何気に好調な若禿君。
トップ下のポジションなんで得点も求められるわけですが、移籍1年目にしてそれに応えているのは中々です。

それにしてもトーレスの青色ユニは似合ってなかったなぁ・・・。
今までアトレティコ、スペイン代表、そしてリバプールと赤系統のユニに見慣れていたせいもあるやろうけど。

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