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2011年5月17日 (火)

アヤックス×トゥウェンテ 10-11 エールディビジ 第34節

アヤックス 3-1 トゥウェンテ

【得点】
A:S.デヨング2(23分、78分)、O.G=ランドザート(47分)
T:T.ヤンセン(48分)

【メンバー】
アヤックス(4-3-3):フェルメール、ファン・デル・ウィール、アルデルワイレルト、ヴェルトンゲン(C)、ボイレセン(74分、ブリント)、アニータ、エリクセン、デ・ゼーウ、S・デ・ヨング、スレイマニ(68分、エノー)、エベシリオ(81分、オーイェル)
監督:F.デブール

トゥウェンテ(4-3-3):ミハイロフ、R・ロサレス、ダウグラス、ウィスヘルホフ(C)、バイセ、ブラーマ、ランドザート(69分、ヤンコ)、T・ヤンセン、シャドリ、B・ルイス、L・デ・ヨング
監督:プロドーム

【感想】
これは必見の一戦ですよ。
なぜなら状況が漫画か!ってぐらいに出来すぎでしたから。

最終節で優勝決定戦ですわ。
とんでもないでしょ。
トゥウェンテの勝ち点は71、アヤックスは70。
つまり両者の勝ち点差は僅かに1つ。
トゥウェンテは引き分けでも優勝だけど、アウェイでの試合。
一方のアヤックスはホームで戦えますけど勝たなければいけない。
つまり条件は五分五分といえるのではないでしょうか。

ちなみに両者は1週間前の国内カップ決勝戦でも激突しております。
この時はアヤックスが先に2点取ってリードしたものの、そこから3発喰らって逆転負け。
このドラマティックな展開が更に今回の燃えさかる対戦へ油を注ぐ事になったのは、言うまでもないでしょう。

いや~、これは観ないといけない試合でしょ。
なんちゃってアヤクシートの私ですが、拝見させて頂きました。
「なんちゃって」と書いたのは、アヤックス好きを公言出来ないぐらい全然試合観てないから。
今季ようやくCLに出てきたので、そこでのミラン戦やらマドリー戦は観たけど、その前の年、更に前となったら全然観てないからね。
今季もそのチャンピオンズの試合しか観てないし・・・。
ズラタン、ラフィ、スナイデル、ピーナール、ファンデルメイデ、ガラセク、キヴ、Nデヨング、ハイティンハ、トラベルシetcがおった頃は本気でアヤックスにハマってたんですが・・・。

え~、さてさてそれでは試合です。
こんな「10.8ナゴヤ決戦」ばりのシチュエーションにサポーターも燃えない筈はなく、スタジアムは熱気で渦巻いております。
しかし協会もよくこんな日程仕組んだもんやで。
最終節って消化試合になってる可能性の方が高いですからね。
結果的に今回は大成功になったけど、もし消化試合になってたら折角の上位対決(昨季の1位と2位チーム。ちなみに昨季も両者の最終的な勝ち点差は1)が台無しですからね。
こういう試合はシーズン終盤の残り5試合ぐらいに組み込むのが一番リスクが少ない。
近年のエル・クラシコが大概そういう日程なのは、そういうのを考慮してるからでしょう。
でも今季はギャンブルに成功しましたな!!!

序盤いきなりチャンスを掴んだのはトゥウェンテ。
開始1分も経たない内に、決定的シュートを放ちました。
しかしこれは黒人GKフェルメールがパラドン。
今のアヤックスでは何人かしか選手知らないのですが、その内の1人である正GKのステケレンブルクが出てない。
でも代わりに出てたフェルメール君、早速良い働きでした。
ちなみにステケレンブルクは結構前から怪我で出てないそうです。
何も知らんからね・・・。

いきなり肝を冷やしたアヤックスでしたが、そこからはペースを握り攻勢に転じる事に成功しました。
なにせアヤックスは絶対に1点が必要、対するトゥウェンテは別に0-0でもOKですからね。
右サイドでウィング的な働きをしていたスレイマニの突破力が呼び水となり、チームを活性化させてました。
これはイケる!という雰囲気が漂う中、CFのシームデヨングが先制点をゲットです。
右サイドからのクロスをファーからダイレクトで叩き込みました。
ファンデルヴィールのクロスも絶妙でしたな。
沸き上がるアレナ。
非常に良い雰囲気です。

でもまだまだ1点。
トゥウェンテからすれば、同点にさえ追いつければ良い話。
右サイドのスレイマニは良かったけど、左サイドのエベリシオ君19歳は全く突破出来ず苦しい展開。
ここは本来ならルイス・スアレスやエマヌエルソンがいたんだよな~、なんて思っても後の祭りです。
オランダのクラブの宿命ですからね。

そんなわけでアヤックスはリードしてるものの安堵は出来ない状況で後半へ。
その後半開始早々、いきなり試合は動きます。
ファンデルヴィールの右からのクロスを豪快にニアでヘディングシュート。
これがゴール右上隅に決まる素晴らしいゴラッソに。
GK一歩も動けず!!!!
って、ランザードやっちまった・・・。
数少ない私が知ってる選手の1人であるベテランMFが大一番で、致命的な事をやっちまったよ。
いわゆるDFのクリアがなかっても結局は入れられてたよ的な仕方がない自殺点ではなく、これは完全なるミスによる自殺点やったからね。
後ろにアヤックスの詰めてるフリーな選手はいなかったので。
ファンデルヴィールは実質2アシスト。

頭を抱えるトゥウェンテサポとは対照的に、一気に沸き上がるアヤックスサポ。
この2点目は大きいからね。
しかしながら2点差を逆転された1週間前からの真価が試されるのはここからでしょう。
悪夢を思い出して怯えるのか、それとも教訓としチカラに変えるのか。
もちろん後者であってほしいと願っていたのですが、その想いは1分も続きませんでした。

直後、ヤンセンが素晴らしいミドルを決めます。
すぐさま1点差に・・・。
これは反省を活かせてないパターンか~、とどうしても苦笑いに。
不味いですよ~、トゥウェンテは「再現だ!」とばかりに勢いついたでしょうからね。

ここからが正に勝負所の時間帯でありました。
この時間帯での攻防が優勝出来るか出来ないかの分かれ道。
そして結果的にはアヤックスは乗り切った。
この時間帯を上手く潰せた。
アンデルワイレルドとヴェルトンゲンのベルギーCBコンビも頑張っていた。
エノー、ブリント息子といった投入された面々も役割をこなせていた。

そして決定的な3点目。
シームは元々CFじゃないらしいですね。
なのにこの大一番で2得点は素晴らしい。
完璧な組み立てからのシュートを外したりしてた場面もあったけど、結果は残したので文句を言われる筋合いはないでしょう。
弟ルークとの兄弟対決も貫禄で制しましたか。
伊達にアヤックスの10番背負ってませんよ。

終盤にはオーイェルを投入し、試合をクローズしたフランク兄さん。
ウラゲー出してほしかったな~、どうせやったら。
なんていうこちらの想いなんか届く筈もなく、試合は3-1で終了ーーーーー!!!!!!!!!!!
アヤックス久々の優勝きました。
03-04シーズン以来だそうです。
でも30回目の優勝ですよ、素晴らしいですよ。
優勝記念Tシャツ用意してましたけど、無駄にならなくて良かった良かった(^_^)

フランク兄さんは途中就任だったのに、よくここまでチームを持ってきましたよ。
前述したようにルイススアレス主将やエマヌエルソンが途中で抜けたのにね。
PSVもアフェライ奪われたりしてたので、勿論それはアヤックスだけに起こった事象じゃないけど。
シーズン中盤から終盤にかけても3位、4位が定位置でしたし。
見事な逆転優勝ですよ。
おめでとう!!

たまに観ただけで、こんなん言うのも何ですが楽しいね、エールディビジ。
両チームが攻撃的精神を健全に持ってて良かったです。
これぞフットボールだろ、ってのを見せてもらいました。
大一番でこれぐらい熱くなる試合ってのも、ある意味珍しいからね。
さすがはオランダです!!

          

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