ミラン×ラツィオ セリエA 11-12 第2節
ミラン 2-2 ラツィオ
【得点】
M:イブラヒモヴィッチ(29分)、カッサーノ(33分)
L:クローゼ(12分)、シセ(21分)
【メンバー】
ミラン(4-3-1-2):アッビアーティ、アバーテ、チアゴ・シウヴァ、ネスタ、アントニーニ、アンブロジーニ(C)、ガットゥーゾ(20分、ファン・ボメル)、アクイラーニ(68分、ノチェリーノ)、K・ボアテング(76分、パト)、カッサーノ、イブラヒモヴィッチ
SUB:アメリア、ボネーラ、ジェペス、エマヌエルソン
ラツィオ(4-2-3-1):ビサーリ、コンコ、ビアーヴァ、アンドレ・ジアス、ザウリ、C・レデスマ、ブロッキ、マウリ(C)(79分、ルリッチ)、エルナネス(85分、マトゥザレム)、D・シセ、クローゼ(69分、A・ゴンサレス)
SUB: カリーソ、ディアキテ、ロッキ、コザク
【感想】
イタリアも遂に開幕です。
こちらもリーガ同様ストが決行されたので、第2節からの開幕となりました。
んでもって、いきなりの好カードです。
しかも金曜開催。
ミランが火曜にCLでバルサと対戦するから前倒したんかな?
それとも元々??
詳細は不明ですが、他に試合もやってないし、これは観るしかありません。
敵情視察も兼ねてね(^_^)
クローゼ&シセという有名人が入団した事によって、ストーブリーグ中は話題となっていたラツィオ。
でも所詮、「昔の名前」じゃないですか。
クローゼなんか、昨季バイエルンで1得点やで。
サラーテが抜けた方が正直痛いでしょ、って思ってましたよ。
ところが、彼等が立て続けに得点して開幕戦を祝うんですからワカラナイもんです。
いやー、すいません。
ネスタを翻弄したクローゼのトラップ(ハンド疑惑が出てますが、リプレイで見る限りセーフだと思います)&落ち着いたフィニッシュ。
そしてシセの左サイドからの鋭い突破&中に入っての決定力。
御見事でしたよ。
むしろ2失点に絡んでしまったネスタが悪いんじゃないか、って思ってしまう程にね。
いやー、これはオモシロい展開。
ラツィオは、なんだかんだで去年も5位やもんね。
期待のエルナネス君は残留したし、彼をフォローするのもブロッキ、レデスマ、マツザレム、サナと渋い所が揃ってるし。
マウリも早速の2アシストから推測するに、まだまだ衰えてなさそうやし。
こりゃぁ開幕からサンシーロはお通夜か!?
と・こ・ろ・が、ですよ。
2点リードから10分も経たずに1点返されてしまうと、そこから立て続けに同点ゴールを喰らってしまいます。
なんじゃそりゃ。
守備ザル過ぎるやろ・・・。
1失点目も簡単にウラ取られてるし、2失点目もCKからアッサリと頭合わされてるし。
しかもカッサーノにヘディング喰らうとか・・・。
ザウリが軽いとか、そんな個人レベルの問題じゃないね。
別にミランの攻撃が特別良かったとも思えんし。
まぁ開始から約30分で4得点ですか。
中々に派手な開幕やん。
おもろいやん。
ラツィオは握ってたペースまでは渡してない感じやし、この後もまだまだ期待出来そうやし。
でも期待は得てして裏切られるもの。
後半は睡魔を遮断するのが難しいぐらいの凡戦。
なんだ、この凡庸な内容は・・・。
どっちもどっちな悪さ。
ミランもラツィオもリスク犯さへんなぁ。
開幕やし、とりあえず引き分けでエエか、みたいな感じですか。
ラツィオはアウェイやから御の字やし、ミランは2点差追いついたっていう免罪符があるし。
うーん、前半の盛り上がりとのギャップが激しすぎる。
選手交代だけ見てみても、ラツィオは守りに入ったのが一目瞭然。
ロッキやコザクといったアタッカーを最後まで出しませんでしたからね。
最後はシセがCFやってましたが、エルナネスもクローゼもマウリも下がった後じゃ孤立無援やわなぁ。
ってか、シセは左WG扱いやと思っててんけど、最初の時間帯以外は殆どクローゼと2トップというような位置取りでしたね。
そのへんの戦術・戦略はどうなってんのか知りませんが。
ミランは相変わらず2トップ下にボアテングを起用してる時点で、そもそも守備的と宣言してるようなもんですから。
ようやく残り15分ぐらいでパトにスイッチしましたが、ミラニスタはこれで満足なんですかね?
確かに勝ち点取る事だけを考えたら、前線をズラタン&パト&カッサーノorロビーニョで組ませるよりは、ボアテング入れた方が良いと思う。
でもそれは、あまりにも現実的過ぎやしないか・・・。
これだけのメンバー揃ってて、勿体ないで。
この日もボアテングは何度か決定機外したり、チャンスになりかけてる所を活かせなかったりしてましたが、これはもう彼を責めてもしゃーないからね。
そういう戦術なんですから。
ズラタン頼みの戦術なんですから。
っというわけで、今日のズラタン。
相変わらずポストプレーは世界一だし、常に相手DFに脅威を与えてる所なんかは素晴らしかった。
ごっつぁんゴールとはいえ点も取ったし、アッレグリが依存するのも頷ける。
勝ち点を重ねていく為には、これがベストなんやろうなぁ。
おもんないけど。
眠たいけど。
まだまだ開幕戦やから、って言う気にもなれんからねぇ。
今季もミランにはエンターテイメントを期待するのは無理っぽいなぁ。
P.S.ピルロの代役みたいな感じで(結果的には)入ったアクイラーニですが、まぁまずまずかな。
序盤のビッグチャンス決めてりゃ最高のデビューやったやろうけど。
未だローマ時代の輝きは取り戻せてない印象です。
あとはラツィオにコンコがおったのに驚いた。
セビージャにおった彼ですよね??
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