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2011年10月18日 (火)

ラツィオ×ローマ セリエA 11-12 第7節

ラツィオ 2-1 ローマ

【得点】
L:エルナネス(51分、PK)、クローゼ(90+3分)
R:オスバルド(6分)

【メンバー】
ラツィオ(4-4-2):マルケッティ、コンコ、ビアーヴァ、アンドレ・ジアス、ラドゥ(HT、ルリッチ)、C・レデスマ(C)、A・ゴンサレス(60分、マウリ)、ブロッキ(76分、マトゥザレム)、エルナネス、D・シセ、クローゼ
SUB:ビサーリ、スタンケビチウス、スクッリ、ロッキ

ローマ:ステーケレンブルフ、ロージ(37分、カッセッティ)、ケアー(49分、退場)、エインセ、ホセ・アンヘル、デ・ロッシ(C)、ペッロッタ(53分、N・ブルディッソ)、ガゴ、ピャニッチ、ボージャン(74分、ピサーロ)、オスバルド
SUB:クルチ、ラメラ、ボリエッロ、ボリーニ

【感想】
ローマデルビーです。
今年はエンリケ兄貴が監督やし、ボヤン君もいるし、見逃す理由はありません。
ボヤン君は、ようやく前節初ゴール決めたしね。

両チーム共に勝ち点8という状況で迎えた今回のデルビー。
ローマは2連勝中で、ここ最近4試合負け無し。
ラツィオも、セリエでは最近3試合で2勝1分ですから似たような感じですわ。

オリンピコは空席もチラホラという寂しい状況ですが、キックオフです。

いきなり先手を取ったのはローマ。
相手ゴール前で細かくパスを繋ぎ、最後はオスバルドが決めました。
前に観た時よりも、断然躍動感増してるよ、ローマ!!!
ルーチョの戦術が、ようやくフィットしてきたって事でしょうか。
この得点シーンでもピアニッチとガゴがテクニックを披露したんですが、やっぱ技術がある選手がいると違うね。

その後も左SBホセ・アンヘルの攻め上がりや、ペロッタのミドルシュート、デロッシの飛び込みetc多士済々な攻撃を魅せたローマ。
中々オモロイ事になっとるやんけ。
オスバルドとボヤンの2トップも上手く後ろの攻撃を引き出したり、自らも活きたりしてるし。
これはこれは今後も期待大なんじゃないですかね。
2人のコンビは微妙にズレてましたが、そこが改善されたら更に魅力的になるって事でもあるからね。

前半は、ややローマペースで終了。

で、エンドが変わって後半。
交代はローマもラツィオも、どちらも怪我人を代えたのみ。

後半は怒濤のラツィオでした。
開始から幾度も決定機を作ります。
ローマは揺さぶられまくり。
どうしたローマ?ハーフタイムに何があったラツィオ!?
これはローマやばいなぁ-、点取られるのも時間の問題やなぁー、と思ってたら案の定。
いや、むしろ想定してたよりも悪い状況に。
なぜならPKを献上しただけでなく、ケアーは退場になりましたからね。
うぅーむ、ファウル必要やったか??
スルーパスに抜け出たブロッキを堪らず手で止めてしまったんですよ。
でもね、辛口っていうか本音を言わせてもらえれば「ブロッキやで!?」っと。
正直抜け出されてても、大丈夫やったんちゃうかな、って思うんですよ。
ブロッキは中盤の働き蜂だし、とっても良い選手なんですけど、そんなに決定力は無いからね。
ましてや今日のステケレンブルクは素晴らしい出来だったし。
1対1でも止めてたんじゃないか、と。

ロマニスタにとっては、最悪の状況となってしまいました。
このPKをエルナネスがフェイントかけて決めて同点です。
エルナネス良い選手やわー。
やっと、この選手の良さが解ったかもしれん。
遅ればせながら。
なんか全盛期の、昔のカカみたいな感じやね。
2トップ下だけじゃなく、3人目のFWとしても存分に機能しておりました。
パスも出せるし、シュートも上手いし威力あるし。
右斜め45度ぐらいの位置(いわゆるデルピエロゾーンね)から盛んにミドルシュート狙ってましたが、決まっててもおかしくなかったよ。
本人も相当自信あるんでしょうな。

さて、試合は振り出しに。
もう勢いは完全にラツィオですよ。
ローマは数的不利になるわ、元々防戦一方だったわ、で更に前に出られなくなります。
ルーチョとしても、こうなると逆転弾を狙うよりはエンパテを狙いますわな。
そして、その作戦は上手くいきかけてた。
CBを補充するのは当然なんですけど、ピサーロの投入が効いたよね。
このチリ人は、時間を使うのが非常に上手いからね。
正直ボヤン君が交代ってなった時はガックリきたけど、その分まで32歳のオッサンは楽しませてくれましたよ。
ピアニッチは前半ファンタスティックなプレーを連発してましたけど、苦しい時間帯に効いていたのはピサーロの方でした。
相手を苛立たせるキープとか、時間を使ってファウルを得たりとか。
そういうのは、まだまだ一日の長がありますなぁ。

そんな試合終了間際。
クローゼのバー直撃ヘッドとか、シセのポスト直撃ボレーとか色々危ない場面はありました。
それでもエンリケ兄貴、なんとか引き分けに持ち込めましたなぁー、と思ってた終了間際です。
ラツィアーレにとって最高のドラマが、ロスタイムの最後の最後に待っていましたよ。
ホントにラストワンプレー、ぐらいのプレーやったからね。
ここで決めるか、クローゼ!!!!
決めますよクローゼ!!!!!

これがデルビーなのか。
これがカルチョなのか。
もう「終わった選手」と囁かれていたクローゼ(いやいや現役ドイツ代表のレギュラーCFなんですけどね)が、ラツィアーレの記憶に深く刻まれる決勝点ですわ。
今後10年、いや孫の代まで語り継がれるんじゃないでしょうか。

こういう活躍をボヤン君にしてほしかった。
こういう活躍の場面が観られるんじゃないか、と思って試合を観た。

まぁ、そんなに簡単にコトは運びませんよ。
今日はクローゼのベテランの味が光った、って事ですよ。
最後のフィニッシュの場面、滅茶苦茶冷静でしたからね。
ラストパス出したマツザレム(久々に見たけど、なんじゃあのモヒカンは!!)も見事でしたが、やっぱクローゼだな。
正直今まで(得点の多さのわりには)クローゼの事は見くびってました。
そんなにエエ選手か?と。
弱い相手から点取ってるだけやないか、と。
ゴメン、クローゼ。。。


まぁ素晴らしいデルビーでしたよ。
予想通りの激しいぶつかりあいも随所にあったし、ローマの美しさを予感させるスタイルも垣間見られたし。
最近のバルサの事を「強すぎてオモシロくない」みたいに思ってるクレの方には、ローマお勧めかもしれませんね。
狙うスタイルは一緒で、それでいて不安定(苦笑)ですから。
試合がどう転ぶか分らないドキドキ感は味わえると思います。

あー、でも最後は引き分けで終わって欲しかったなー。
ルーチョの為にも、ボヤンの為にも。
最後の最後のルーチョのガックリした顔といったらもう・・・・。

まぁボヤン君は、動き自体はそんなに悪くなかったから、この調子でフォルツァ!!!

      

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