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2012年6月10日 (日)

バルサシーズン総括11-12

まずは今年も、お疲れ様でした-。
って事で、恒例の年間振り返りです。

いやー、色々あった1年でしたね。
果たして、どこまで覚えているやら。

まずは、参戦レースの結果から。
スペインスーペルコパ:優勝
UEFAスーパーカップ:優勝
CWC:優勝
CL:ベスト4
リーガ:2位
国王杯:優勝

です。
文句を言ったらダメな成績ですよ。
これ、ホンマに大変なんですから。
大変だったんですから。

では、それぞれを振り返っていきますか。

■スペインスーペルコパ

のっけからのクラシコ。
キツかったなー。
しんどかったなー。
ハッキリ言って、コンディション面で全然ダメダメな感じだったので厳しい試合になりました。
それでも勝った。
ベルナベウで引き分け、折り返しのカンプノウでしっかりと勝利しました。
こっちが全力を出し切っていない(出せていない)中での優勝だったので、アンチモウとしては非常に嬉しい勝利でしたよ。
へっへーー、モウリーニョ、こんなバルサにも勝てないのーー??
って感じでね。

でもね、シーズン序盤から大変な試合をせざるを得なかった事が終盤のキツさに繋がったのですよ。
この時期にね、ゆっくり休めていたならば、終盤戦でのガス欠は起こらなかったんじゃないかと。
やっぱりモウの相手は大変だったのですよ。


■UEFAスーパーカップ

ポルトとのお祭り試合。
序盤のセスク祭りを予感させる試合でしたね。
スーペルコパでもチラッと出たセスクでしたが、この試合では貴重な追加点も決めて優勝に貢献。
スーペルコパで3得点、この日も先制点のメッシは言わずもがなの大爆発っぷりですが、そのメッシとの相性の良さも見せました。

ってな訳で、ここまでは順当に2冠。


■CWC

3冠目は横浜で獲得です。
ファイナルは観に行ったので、感慨深いものがあるなー。
もう遠い昔の事のようだ・・・。

2試合とも楽勝だったので、余裕の戴冠でしたね。
メンバーもローテ出来たし、過密スケジュールの中しっかりと調整しながらも勝ち取りました。
素晴らしいですよ。
返す返すも、このクオリティのペップバルサを生で観ておいて良かった。
もう2度と体験出来ないかもしれないからね・・・。


■CL

連覇への道は厳しかった。
詳しくは、本サイトに書いているのでザックリとしか振り返りませんが、やっぱ連覇は難しい。
未だ連覇を達成したチームが現れていない、ってのはこういう事ですよ。
圧倒的に押してても、圧倒的に強くても、負ける時は負ける、それがフットボールなんですよね。
チェルシーに対して、トータルで敗れはしましたが全く後悔はしてません。
自分達の信念を貫いた。
そしてその結果、敗退した。
でもバルサのアイデンティティー、ペップの狙いは最後までブレなかった。
それで良いんです。

チェルシー戦、最後のオレレ♪オララ♪の大合唱が、全てを表してますよ。


■リーガ

28勝7分3敗。
114得点29失点。
勝ち点91。

これで栄冠を勝ち取れないのが、今のリーガ。
得失点差85という天文学的数字でも勝てないのがリーガ。

バルサが優勝出来なかった原因として、アウェイで勝てなかった事をあげる人がいます。
そりゃぁ11勝6分2敗という数字は、ホームでの17勝1分1敗に比べると悪い数字です。
でもね、そんなに悪い数字じゃないと思うのよ。
比べる対象が高すぎるだけやで。
正直これぐらいは許容範囲やと思います。
全戦全勝なんて無理ですから。
今季のマドリーは、まぁそれに近い事をやってのけたけどね。

うーん、結局選手層の差ですよ。
あれだけ少数精鋭でやってたらキツい。
マドリーとはベンチの厚さが違いすぎる。
そして監督の理想が違いすぎる。
ペップは自分のビジョンに合う選手しか使えないタチだから、どんどん単純な層としては薄くなってしまいましたからね。
(これは批判じゃありません。
個人的にはそれでOKだと思ってる。
そしてそうじゃないと、あのクオリティは出せなかったと思ってる)
一方のモウリーニョには、ビジョンも夢も何もありませんから。
単なるカウンター戦術なんで、とりあえず戦える選手、前で勝負出来る選手がいたら良いだけなのです。

そのへんの差が、1年戦いぬくリーグ戦では最終的に大きな差として出てしまいましたよ。
それがカンプノウクラシコで全部一気に出てしまったのは、ちょっとショックやったけどね。
あれだけ悪いバルサは久々やったから。
まぁしゃーない。
うん、しゃーないよ。
勝ち点差10離されながらも、そこからの11連勝で4ポイント差まで追い詰めた。
そしてカンプノウ決戦へ繋げた。
ああいう瞬間を体験出来ただけでも、こちらとしては夢見させてもらいましたから。

■国王杯

ロスピタレ、オサスナ、マドリー、バレンシアを倒してのファイナル進出。
「コパデルレイ月間」みたいになってた1月と、2月の頭の過密日程がキツかったよ。
単純に試合があるだけじゃなく、クラシコやったからね。
バレンシアにも薄氷を踏むような勝利というか、力を抜いて勝てるような事にはならんかったから。
実際の戦いもキツかったし、結局ここでの負担が後々へ響いていったんだわなぁ。
特に1月2月は毎年コンディションが悪いというか、意図的に落としてるというか、そういう時期やからね。
そんな時期にフルパワーで戦わなアカンかったのが響いた。
当時も「後々に影響無かったらエエねんけどなー」って思ってたけど、心配が現実になった格好ですよ。

とまぁそんなコパだったので、獲った事には価値ありますよ。
別に相手がショボかったら(クジ運に恵まれてとか)価値無し、って言うわけじゃないけどね。
最後の最後で獲れた、ってのも印象度として大きなものになってる要因の1つ。
日程発表された時は、「なんでチャンピオンズ決勝の後にコパ決勝があんねん!」って思ってたけどね。
今となっては終わり良ければ全て良し、な終わり方になったからLFP様様ですよ。
ナイス日程!!

それにしても、ビルバオとのファイナルは感動的なものやったよ。
うん、これぞスポーツっていう試合になって良かった良かった。

えー、それでは各選手ごとに振り返っていきますか

■1バルデス

今季も幾度となくチームを救ってくれたビクトル。
大きなポカはベルナベウクラシコ@リーガでの開始早々のプレゼントパスぐらいのもんでしたからね。
4シーズン連続でのサモーラ受賞も当然の結果ですよ。
ちなみに5回目のサモーラ受賞は、史上最多タイ記録だそうです。
ま、来季新記録更新といきましょうぜ。


■2アウベス

従来のラテラルだけではなく、エストレーモでも頻繁に起用された今シーズン。
3-4-3の本格導入に伴い、右ラテラルというポジション自体が無くなったからね。
ダニの場合は、4バックの右やってる時でも基本的に高い位置取りだから問題無いでしょ、っていうのが世間一般のイメージだと思う。
実際昨季までも右ラテラルで先発しながら、殆どの時間帯を右エストレーモで過ごす、というような現象もなくはなかった。
でもね、昨季までは右エストレーモとして先発した時は微妙やったんですよ。
いつぞやのクラシコしかり、始めから高い位置で出た時はなんだかなー、なパフォーマンスだったんですよね。
単純な「攻撃力」っていう観点で言えば、例えばアドリアーノとダニならダニの方が断然高いんです。
これに異論は無いでしょ。
ところが、エストレーモとしてのフィット感としては断然アドリアーノなんですよね。
これがフットボールのオモシロい所、単純に数値化出来ない所。

で、そんなダニなんですが今季はエストレーモとしての適性を増しましたよ。
アドリアーノと同じぐらいの適性能力を身につけたシーズンになったと思います。
高い位置でも、いつもと同じようなパフォーマンスを発揮出来てる試合が何試合かありましたからね。
更に言えば、右CBとしての適性も増した。
これはもうペップの英断というか、何と言うか。
無茶させるなー、って思ってたけど中々のフィット感になってましたよ、最後の方は。

ちなみに今季はアウベス3ゴールだけか。
リーガ2点、コパ1点という数字以上に取ってない印象。
あ、そうかFK蹴らせてもらえる頻度が減ってからか。
年々減ってるよねww
まぁ、しゃーない。
マドリー戦(コパ@カンプノウ)のとか、マジョルカ戦のロスタイム弾とか、ダニならではのゴラッソはありましたけどね。
アトレティコ戦の先制弾も貴重やったし、全て価値ある得点、インパクトある得点でしたわ。

なんか去就が噂されてますが、今季のパフォーマンスになんら不満は無いし、彼以上のラテラル(バルサにハマるという意味でも)は現状いてないんでね。
いちびったゴールパフォーマンスをプジョルに怒られた事で、そういう報道が出てるんでしょうけど、いやいやいやって感じですわ。
あのキャラはチーム内でも貴重やしなぁ。
来日した時のはしゃぎっぷりとか、ああいうの出してくれるのダニさんだけなんでね。
なんとか来季も頼みますわ。
まだまだモントーヤと比べるのは失礼なレベルですよ。


■3ピケ

後半の悪かったイメージが強すぎる。
なので、前半戦どうやったのかサッパリ覚えてません(汗)
どうやったっけ、そこそこ悪かったっけ??普通やったっけ???
うーん、思い出せねぇ・・・。

まぁ終盤戦は悪かったよ。
ペップも見かねてスタメンから外したぐらいやったからね。
私生活が華やかやから、どうしてもそっちに批判がいっちゃうしねぇ。
「関係無い」では済まされへんわなー、WAKA旦那。
心機一転、来季は復活してほしいもんです。
そういやEUROの代表には選ばれたんかな?
ハッキリ言って、今季のパフォーマンスじゃ選ばれなくて当然なレベルなんですけど、他がおらんしなぁ。
プジョルも怪我やし。
じっくり休んでコンディションを整えた方が良いのか、それともEUROで活躍して復活してもらった方が良いのか。
やってみなわからん事ではあるけど、EUROでもグダグダで疲れだけが残りました、みたいな事にはならんように・・・。


■4セスク

シーズン序盤は大車輪の活躍でしたね。
もうメッシとのコンビネーションが冴え渡りまくり、ゴールを量産。
3-4-3もセスクによって機能していたと言えるし、バルサに新たな局面をもたらしましたよ。
中盤より前なら何処でもプレー出来る柔軟性も良かったしね。

しかし、「ジリ貧」という言葉がピッタリだった今季のセスク。
年が変わった2012年からはゴールに嫌われまくり、結局2月以降はゴール無し。
最後の公式戦ゴールが、2月頭のバレンシア戦(コパ@カンプノウ)ですからね。
ゴール以外の動きも良くはなく、スタメンの頻度は減る一方となっていきました。
元々ゴール取ってる時も、内容面ではチャビやイニとは比べものになってませんでしたからね。
それは1年目やから、しゃーないねんけど。
そこの部分をゴールゲットで補ってたんですが、それが無くなるとねぇ。

公式戦ゴール数は、2011年11ゴール、2012年4ゴールの合計15ゴール。
立派な数字なんですが、どうしても後半戦も前半戦なみのゴール数を期待してしまってましたからね。
後半戦にそれぐらい取れてたら、リーガもCLも獲れたでしょうけど(苦笑)


■5プジョル

今季も魂のプレーでチームを牽引してくれましたよ。
ピケが不調、フォンタスが長期離脱と元々頭数が少なかった本職CBが更に減る中、獅子奮迅の活躍でした。
今季は価値ある得点も多かったしね。
クラシコ(コパ@ベルナベウ)とバレンシア戦(コパ@メスタージャ)での同点ヘッドしかり、サラゴサ戦の同点弾含むトータル2ゴールも貴重やったし。
マラガ戦でも先制点決めたなぁ。
カピタンが決めると士気も上がるしなぁ。
コパ獲れたのは、カピタンのおかげやで。
決勝怪我で出られへんかったんは残念やし、有終の美を飾る予定だったEUROも欠場となったのは残念ですが、ゆっくり休んで来季も頼みます!


■6チャビ

今季もフル稼働でしたなぁ。
あんまり無理はさせられない体なのに、無理してもらいました。
セスクの加入とチアゴの台頭で少しは休める試合も増えましたが、ここぞの試合ではやはりチャビに頼らざるを得ませんでした。
強引に休ませたりしてたもんなぁ。
チャビ依存は変わらず、って感じのシーズン。

1つ付け加えるなら、今季はチャビ自身のゴール数が増えた。
なんせリーガ10得点。
二桁ゴールなんて、あったっけ?
公式戦トータルでも14ゴールですから、見事なもんです。

ラレアル戦、ベティス戦、セビージャ戦、グラナダ戦(ホーム)で貴重な先制点。
ラシン戦、サントス戦、バレンシア戦、ヒホン戦で貴重な追加点。
グラナダ戦(アウェイ)、ミラン戦で貴重な決勝点。

と、バリエーションにも富んでたし、重要なゴールが多かった。


■7ビジャ

なんと言っても怪我やね。
怪我に呪われたシーズンでしたよ。
来日した時の大怪我で、後半戦を棒に振ってしまいましたから。

それまでもね、順風満帆なシーズンでは無かったんですよ。
怪我する直前のクラシコでスタメンを外された事に象徴されるように、決して絶対的存在にはなりえてなかった。
昨季のようなパフォーマンスを発揮出来ずにいましたから。
決められない場面、外す場面が目立ってたのでね。

だからこそ、悔やまれる。
後半戦、巻き返しを胸に秘めてたであろうから余計にね。
反撃のチャンスをね、与えてあげたかった。

そして、この離脱はチーム全体にとっても痛かったしね。
クエンカやテージョの成長を促進した部分はあるにせよ、やっぱりキツかった終盤戦、ビジャの決定力が必要でしたよ。
生粋のゴールハンターが不在となりましたからね、グアヘの離脱で。


■8イニエスタ

神だよ、神。
今季もドン・アンドレースは神でしたよ。
まぁ怪我はやっぱりありましたね。
トータル2ヶ月ぐらいですか?戦線を離脱してたのは。
この慢性的な怪我癖は、正直勘弁してほしい所があるけど出た時は素晴らしかったよ。
出た時の輝きがまばゆいから、余計に怪我してほしくないねんけどね。

メッシとのコンビは、やはり驚異的やったしね。
プルゼニ戦の先制点とかさー、あれなんなん(笑)
2人の次元が違いすぎて、笑けたよ。
もう笑うしかないレベル。
ああいうの観る為に、夜な夜な(もしくは朝方)試合観てるんですけど、期待に応えてくれるよねー。
チェルシー戦の2点目が決まった時も、エエ夢みさせてもらいましたよ・・・。


■9アレクシス

あんなに高額の移籍金を払うほどの選手か!?
と、当初は思ってましたよ。
もちろん良い選手である事は認めてたけど、チョット高すぎる。
相変わらず交渉が下手すぎる。
そんなイメージでした。

ところがね、シーズンが終わった今となっては「ようこそバルサへ」って感じですよ。
移籍金の元は全然取れたね。
あんなに似合わないと思ってた「9番」も実に似合うようになってきた。
ってかね、バルサにおけるアレクシスのベストポジションってCFじゃないですかね。
来る前はエストレーモが主戦場の選手、っていうイメージやったから「なんで9番やねん」って思ってたけど。
いや、実際本職っていうか、適性度が一番高いのはサイドだと思いますよ。
でも現状のバルサのシステム、つまりメッシを偽9番に置くシステムだとアレクシスが一番活きるのってCFだと思うんですよ。
メッシの前にアレクシスを置くカタチが、一番可能性があったかと。
所謂クラシコ(リーガ@ベルナベウ)で同点ゴールを奪ったカタチね。
アレクシスが前で相手DFラインを引っ張ったり、圧力をかけたりする事によってメッシが楽になる。
そしてメッシもアレクシスも活きる、そんなカタチが一番しっくり来てたイメージです。
勿論サイドで出た時も、仕事出来てましたけどね。
クラシコでも点取ったし、バルサの「9番」に相応しい選手になりましたよ。
わずか1年で。

結構ケガでの離脱が多かったけど、その中での公式戦14ゴールはお見事です。
前述したクラシコでの2ゴールとか、ベティス戦での追いつかれてからの決勝ゴールとか、レバークーゼン戦での2発とか。
インパクトのあるゴールも多かったよね。
まだ若いし、来季の更なる伸びしろも期待出来るし、良い買い物でしたね。


■10メッシ

記録ずくめの1年となりました。
公式戦73ゴール。
73?えっ、73って!!
何も知らずに数字だけ聞いたら冗談としか思えない数字ですよ。
ゲルト・ミュラーの記録を更新、ってそりゃぁ更新になるでしょ。

リーガだけでも50得点ですからね。
50って!!!
半分の25も取ればピチーチ取れてた時代もあるんですよ。
30ゴールで偉大なるゴレアドールと呼ばれてた時代があるんですよ。
遠くない過去にね。
いやいや、驚きやで。
衝撃やで。
勿論この50得点も新記録。

で、チャンピオンズでも記録更新の14ゴール。
当然の事ながら得点王です。
4年連続やったっけ?
ハンパないよ。

前回ペドロが達成した「参加大会全てでゴール」というレア記録までも軽~く達成しちゃいましてね。
ペドロの立場がねーよ、ってハナシやで。

8→17→16→38→47→53ときて73ですよ。
昨季の53得点で、もうこれ以上のゴール量産は無いと思ってたけど、まだ増えますか。
そっから20も増えますか。
38から47になった時も衝撃やったけど。
47から53になった時も衝撃やったけど。
いやはや、来季もっと増えちゃうの?
まさかね、これ以上はないよね。
ピントも流石に次回は賭けたら勝てると思うよw

さてさて、ここまで書いてきたメンバー達に関しては「あのゴールが貴重やった」とか「あのプレーが良かった」とか書いてきましたが、レオに関しては不要でしょ。
ゴラッソも山ほどあったし、試合を決めたゴールも山ほどあった。
不要でしょ、ってか振り返るのが無理なレベルなんですよね。
こんだけ多いと(爆)

なので、細かい事はおいといて、何故レオがこんだけゴール量産出来たのか、について。
いや-、各評論家の方々は色々言ってはりますよね。
正解、不正解なんてものは、この世界では無いので、皆さん合ってるし、皆さん間違ってる。
まぁメッシに取らせるシステムだった、って所は揺るぎない所でしょう。
「メッシ頼り」とか「メッシ依存」と言われる度に、「バルサの事なにも知らないニワカがー」って思ってきましたが、ここまで突き抜けた成績を出されると認めざるを得ない部分もある。
確かにメッシに任せた攻撃の仕方な部分はあった。
偽9番にしても、サイドの構成や、中盤のやり方に関しても「メッシを活かす」という前提はありましたからね。
そしてそれに応えるだけのチカラをメッシは持ってますから。

とりあえずね、この73得点、これを全てリアルタイムで体感出来た事に感謝ですよ。
5年後、10年後、この記録の偉大さをもっと知る事になるとは思いますが。


■11チアゴ

本格昇格1年目だった今季。
まぁ及第点だったと思いますよ。
比べる対象がチャビであり、イニであり、ブスケであり、セスクであり、と規格外な連中だったので、どうしても悪い所ばっかり目立ってしまいましたけどね。
そういう比較対象を設けなかったら、あの年齢で、1年目で、堂々としたプレーぶりでしたよ。
2列目でも、ピボーテでも、エストレーモでも、どこでもソツなくこなしてましたからね。

皆さん「もっと出来る」っていう想いがあるから厳しい意見になっちゃうんかなー。
確かにポテンシャルの異常な高さは、垣間見えますからね。
あの得点感覚からしたら、シーズン4ゴールってのは確かに少なく思えるし。

決定的なスルーパスをしっかりと出せるもんだから、繋ぎのパスとか、楔のパスとかも丁寧に、もっと丁寧にって思っちゃうんだろうし。
全然悪いプレーはしてなかったんですけどね。
まぁ来季も楽しみに、そして生暖かく見守ってあげたいと思います。


■13ピント

今季もコパと消化試合で頑張ってくれました。
コパはもうピントの大会みたいになってるなぁー。
個人的にはカンテラのポルテーロを観たい気持ちもあるが、ピントは欠かせないキャラやしなぁ。
盛り上げてくれるし。
来季の契約はどうなったんかねー。
もう1年ぐらいはやるんかな。
そろそろ「第3GK」の地位にいってもらっても良いのではないかと思ったり。
功労者にこういう事を言うのはあれやけどね。
カンテラもGKがダブついてるみたいやし・・・。


■14マスチェラーノ

前半戦は少し出番が少なかったですが、CBに人員不足が出てからは獅子奮迅の活躍。
元々CBは少なかったし、マスチェラーノも頭数に入ってたようなもんやけどね。
で、結果的には今季のリーガ最優秀CBに推す声もあるぐらいの活躍でした。
正直そこまでかー?っていう気持ちはあるよ(苦笑)
クレやけど、そんなにベタ褒めするほどかと。
これはやっぱり全試合観てるからかなぁ。
全て観てると粗が目に付きますからね。
勿論プジョルだってピケだってミスしてるんですから、ヘフェシートだけが言われる事は無いんですけども。

ただ、チェルシー戦にしてもミラン戦にしても「中盤癖が抜けてないな」っていう守り方された時は、やっぱり不安になるんですよ。
豪快なプレーは素人目にはナイスディフェンスには見えるけども、その分リスクも大きいからね。
実際はパラドン多いGKよりもパラドン少ないけど失点も少ないGKの方が良いGK、みたいな話と同じでね。

来季、ティトはマスチェラーノをどういう扱いにするのか。
CBのままいくのか、それとも本職のピボーテに戻すのか。
まぁそのあたりは注目だよ。


■15ケイタ

「ケイタは私のバロメーターだった」とペップに言わしめたセイドゥ。
退任会見、4年間の思い出が色々とある中で個人名を出されたというこの栄誉。
つまり、それほどペップにとっては重要な選手だったという事です。

しかしだからといって、ケイタは絶対的なレギュラーではなかった。
このあたりがペップのオモシロい所。
重宝はしてきたけど、完全に贔屓してきた訳じゃないからね。
だからこそ、ああいうセリフも自然に出たんでしょう。

んでもって、今季のケイタについて。
例年よりも出番は更に減った印象。
データで出せばそうでもないのか、それともホントに減ってるのかキッチリと分るねんけど、そこまでの情報はありません。
調べる気力もありません。
あくまでも、個人の印象ですが出番は減ったような。
中盤のスペシャルなトリオ(ブスケ&チャビ&イニ)にセスクが加わり、チアゴも上がってきたんですから、そりゃぁ減るわな。
彼等人とは全くタイプが異なるケイタなので、そこに需要はあったんですけども、どうしても減るわな。
ピボーテも結構やらされたりしましたよね、今季は。
ケイタのピボーテは、やる前から「ない」と思ってたけど、1年終わってみて改めて「ない」と思ったわ。
地味な選手やからイメージとして「守り」っていうのがあるかもしれんけど、全然そうじゃないからね。
主戦場は2列目、それもFWに近い方がより特徴は発揮されるので。
ヒホン戦の劇的弾、最終節ベティス戦でのロスタイム弾のようなプレーが彼の真骨頂ですから。
だから、どうしてもピボーテが足りないんならチアゴにやらせた方が良かったんですよ。
実際、彼はそこそこやってくれたしなぁ。

ペップ退任と共に、ケイタの退団も濃厚、と言われてますが、さてさてどうなりますやら。


■16ブスケ

更に成長した1年となったのではないでしょうか。
メッシと違って目に見える数字がないので何とも説得力不足ですが、個人的には凄く成長したと思う。
抽象的な言い方ですが、中盤での存在感、制圧するエリアが格段に増した。
安定感が年々上がってる。
そう感じるのよね。
元々巧かったパス、展開力とかはそんなに変わってないねんけど、ディフェンス面とか細かい潰しとか、そういうのが非常に巧くなってきたと思ってます。

ネタプレーヤーとしての要素もまだまだ失ってないし(苦笑)、ホンマに色んな意味で頼りになる選手になってきましたよ。


■17ペドロ

負傷に泣かされた1年でしたね。
細かい怪我が多かった。
で、怪我から帰ってきてもトップフォームに戻らない日々が続き、クエンカやテージョの後塵を拝した時期も。
昨年の状態のペドロがいたなら、と終盤戦では何度思った事か。
クラシコ(コパ@カンプノウ)での先制点とか、バレンシア戦やミラン戦ででの同点弾とか流石はペドローーって試合もあったよ。
でもそんな試合の直後とかに怪我再発させたりとかやったからなぁ。

チェルシーとの決戦が終わったあたりから、ようやく調子が良くなり、それを証明するかのようなコパファイナルでの2ゴール。
やっぱりね、やったら出来る子なんですよ。
ああいうのが見たかったのよ。
まだまだクエンカやテージョには負けてられませんからね。
来季、万全なペドロが見られる事を期待!


■19マクスウェル

全体的に選手層が薄かった今季のバルサ。
その中にあって、何故か左ラテラルだけはアビダル、アドリアーノ、マクスウェルと潤沢なラインナップでした。
そりゃぁ3rdチョイスのマクスウェルがシーズン途中に移籍したって、仕方のない事ですよ。
CWCでのゴールを最後の記念として、冬の移籍でPSGへ旅立ちました。
移籍後からレギュラーを勝ち取り、基本的にはスタメンで出続けてたみたいなんで本人にとっても移籍は成功だったんじゃないでしょうかね。
あのまま残ってても来季での移籍は確実だったろうし、後半戦「マクスウェルがいれば・・・」って場面も訪れなかったしね。
個人的にはアヤックス時代から好きな選手だったので、残って活躍して欲しい気持ちはありましたが、仕方無い。
今までありがとう!マックス!!


■20アフェライ

怪我、怪我、怪我な1年でした。
シーズンinの時点で怪我してたんですよね。
で、ようやく治ってミラン戦、オサスナ戦とリハビリ出場して、さぁそろそろか~って時期に今季絶望の大怪我。
左膝前十字靭帯断裂ですわ。
シーズン終盤になって復帰出来たものの、「絶対に勝たなければいけない戦い」が続いていたトップチームには易々と合流する事が出来ず。
ドクターからのプレー許可が下りてからも、中々ベンチ入りすらままならない日々が続きましたね。
これはもうタイミングが悪かったとしか言いようがありません。

さて、来季はどうなるのか?っていう話がチラホラ。
個人的には残るべきだと思います。
今季は全く貢献出来ませんでしたが、だからといって彼の能力が落ちたわけじゃないからね。
つまりは今季開幕前と同じ状況だと考えたら良いんですよ。
別に放出されるいわれは無いと思うんですけどね。


■21アドリアーノ

ポリバレントさをフルに発揮した1年でしたね。
セビージャ時代からそうやったけど、サイドなら前でも後ろでも右でも左でも出来ていたアドリ君。
3-4-3の本格的導入、そして4-3-3との併用によってアドリの多様性は存分に活かされました。
こういう選手がいると、試合中に選手交代せずに布陣変えられるから楽よね。
どこのポジションでも平均以上のプレーはしてくれるし。

ハイライトはCWCでの2ゴールかなぁ。
まさかアドリが2点も取るなんて、夢にも思ってなかったから(失礼)
あ、ヒホン戦の決勝ゴールなんてのもあったか。
そっちの方が重要度は高いな。


■22アビダル

今季も我々クレに悲しみと、そして勇気をくれたエリック。
3月以降、全くプレー出来なかったのは昨季同様肝臓系の病気との事。
この手術によって選手生命も危ぶまれ、クレは悲しみに包まれました。
しかし、アビダルの闘病生活は昨季同様「逆に」選手達へパワーを与えた側面もあったと思います。
昨季のような感動の場面の再現(ビッグイヤーを掲げる)とはいきませんでしたが、もうそんな事はどうだって良い。
今はアビダルが元気に日常生活をおくれるように復帰してくれれば良い、そんな気持ちです。
現役引退?
そんな報道も出てますが、どうでしょうか。
我々としては、慌てず騒がず見守るしかないでしょう。

さてさて、2月までのアビダルのプレーはどうだったのか。
今季に関しては、アビダルはディフェンス面でのキーだったと思いますよ。
3-4-3と4-3-3を流動的に使いこなす為には、アビダルのようにSBとCBを高次元でこなせる選手が絶対に必要ですからね。
プジョルもその役割を果たせますが、彼だけじゃなくアビダルもいたのが大きかった。

そして、そんなプジョルと2人でマドリーを沈めたベルナベウでの決勝弾(@コパ)が今季のハイライトでしょうか。
正に「何故そこにアビダルがーーー!!!」な、してやったりなゴールでしたよ。
コパと言えばアビダル、コパの王アビダル、そんな印象を更に強めた決勝点でした。
レオのパスも素晴らしかったなー。


■39→23クエンカ

今季最大のサプライズとなった男です。
ごめん、シーズン前は名前も知らなかったよ。
そんでもって、トップチームに上がってきた時も「Bでも出番無い選手なの?」って勘違いして観てましたからね。
いやー、驚きの成長ですよ。
若い選手は1試合1試合変わる、って言うけどホンマやね。
「呉下の阿蒙にあらず」ですわ。

とにかく落ち着きが良い。
慌てない。
度胸がすわってる。
技術もあるし、ファイト出来るし、意外性もある。
それから何と言ってもクロスの精度が高い。
今のバルサのサイドアタッカーでは、一番巧いんじゃねーの?
公式の数字は分りませんが、アシスト数は結構いってんじゃないかと。
大一番のミラン戦に、ペップが先発起用したのもサイドでしっかり仕事出来るっていうのが理由なんじゃないかと。

後はゴールだけやね。
2012年に入ってからノーゴールは、チト寂しい。
2011年は4ゴールとそれなりに取ってたからね。
あのペースを続けて欲しかった。
まぁ来季、大いに期待ですよ。


■24フォンタス

彼もまた大怪我に倒れた選手の1人。
こうやって振り返ってみたら、大怪我っていうか長期離脱者が多すぎやな。
元々少数精鋭なうえに、これじゃぁもたんかったんも頷ける。
フォンタスは2012年の年始に怪我するまでもバックアッパーだったんだから、そんなに影響無かったやん!
って、言う人もいるかもしれない。
でもね、終盤の状況考えたら必要な人材でしたよ。
おったらプジョルを出ずっぱりで使わず休ませる事も出来ましたからね。

そんなフォンタスの今季ですが、前半は控え、後半は怪我って事で殆ど何もありません(汗)
あ、怪我した時のファイトっぷりはナイスやったなぁ。
大怪我やったのに、痛みをこらえてクリアまではこなしたからね。
お見事でしたよ、あの根性はプジョル譲りやで。
(そういや、コパファイナルの表彰式、2人は何故ユニを交換してたのか)
来季の去就が騒がれてるけど、どうなんですかね。
噂通りにモントーヤ、バルトラ、ムニエサが昇格してくるなら、今季とは違ってCBはむしろ人員過多になるぐらいの勢いやからね。
フォンタスがレンタルに出される、みたいなシナリオもありがちといえばありがちになってくるで。

続いて、Bからの招集者達へも、一言二言。

■26ムニエサ

今季のトップチーム出場は、途中出場3試合のみでした。
リーガで1試合、CLで2試合か。
Bでは、どんな活躍やったのか正直全く知らないんで、なんともです。
来季はトップ昇格?なんですかね。
才能に疑いの余地は無いので、早く観たいぞオジサンは。


■27デウロフェウ

大きな期待を背負うカンテラーノ。
17歳にしてトップデビューですからね。
まだまだ、どうこう言うレベルじゃないので暖かく見守りますよ。


■28ジョナタン・ドス・サントス

今季のジョナタンって、結局なんだったのか?
途中までは常時トップチームに帯同してたのに、いつの頃からかいなくなったなぁ。
Bで出てたん?
なんか彼の扱いはイマイチ良くわからん。
来季からトップ契約らしいけど、それにしては今季のトップでの扱いが微妙過ぎる。
チアゴとは随分差が開いてしまった印象やし。
数年前までは、全く逆やったのになぁ。


■29リベロラ

完全カンテラ育ち、という事で話題になりましたね。
もう21歳だし、フィテッセでそれなりに実績もあるしで他のカンテラーノに比べると「年長さん」な感じなんかな。
プレーの印象は、チラッと観ただけなので正直覚えておりません(苦笑)
ちなみにバルサBでは9得点を決めて、チーム内得点王。
これは単純に凄い成績やと思いますよ。飛び級で、このゴール数やからね。


■30セルジ・ロベルト

主戦場はバルサB。
トップチームでは、リーガでは確か1試合先発で出てたと思う。
あのアウェイで負けたオサスナ戦ね。
それ以外は、多分出てないかな。
CLやコパの消化試合には出てたかもやけど。
で、評価なんですけど材料がそれだけなんで難しい。
別に彼が戦犯ってわけじゃないけど、如何せん負けたオサスナ戦のマイナスイメージが大きい。
ゴールという結果を消化試合では、しっかり残しましたけどね。
消化試合とはいえ、彼等にとっては数少ないトップへの階段ですから。
まぁ順調に育ってる感じですわ。


■32バルトラ

彼も来季からのトップチーム昇格内定組の1人、と言われています。
個人的にもそれは賛成ですわ。
今の所、悪いイメージ無いしね。
ディフェンサで、マイナス点が無いってのはこれは重要やで。
フォンタスとかとの「控えCB」争いにまずはなるとは思うけど、お互い刺激しあって成長したら最高ですわ。


■34ラフィーニャ

アルカンタラ兄弟の弟君です。
Bでは怒濤の活躍だったらしく、トップでも少し出場機会をゲットしてましたね。
そこでは「偽9番」とかもやったりしてたんで、兄貴よりは攻撃的な、FW色が強い選手なんかな?という印象です・
Bで結構点も取ってるしね。
彼もまた来季以降も期待出来る選手の内の1人ではないでしょうか。


■35モントーヤ

評価が分かれるモントーヤ君ですが、個人的には高評価です。
なんかね、プレーが堂々としてるから良いよね。
アウベスという偉大な先人がレギュラーとして張ってるポジションですから、ちょっとやそっとじゃスタメン奪うのは難しい。
でも現段階でも控えじゃ勿体無いぐらいのポテンシャルというか、働きというか、資質というか、そういうのはある選手なんですよね。
ダニよりもクロスは巧いと思うしww
とりあえず来季は「控え右SB」からのスタートとなると思いますが、いつレギュラーに定着してもおかしくはないですよ。


■37テージョ

今季の発見、サプライズの1つが彼。
圧倒的な爆発力、縦への突破力でアタッキングの重要なアクセントとなりました。
先発したクラシコでの敗戦で、ケチがついた感じになっちゃったけど、個人的にはよくやったシーズンだったと思います。
彼がこのまま順調に成長すれば、ジェフレンが帰ってくる居場所はもうなくなるなぁ。
既にジェフレンよりも突破のキレはあるしね(苦笑)
両足での得点力もジェフレンよりあるし・・・

バルサBの話も少ししときますか。
いや、全く試合観てないので結果だけでの話しか出来ないんですけどね。
順位は8位でフィニッシュ。
昨季に比べたら、そりゃぁ下がってますけど素晴らしい成績だと思いますよ。
有望な選手、実力がある選手は次々とトップチームに引っ張られるわけですからね。
(トップでの出場いかんに関わらず)
トップが少数精鋭という名の少人数部隊なので、必然的にその回数は増えますし。
そうなるとBの陣容は流動的になりますから。
クエンカとかテージョ、モントーヤなんて途中から完全に上になったし。
って、中での16勝11分15敗はもっと評価されても良いでしょう。
ビジャレアルB以外の20チームは、もうプリメーラに上がりたくて上がりたくて仕方無いチームばっかりなんですから。

だから、よくやったと思いますよ。
そんでもって、昨季はこれ以上に頑張ってたわけですよwww



     

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