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2012年6月30日 (土)

ドイツ×イタリア EURO2012 準決勝

ドイツ 1-2 イタリア

【得点】
G:エジル(90+2分、PK)
I:バロテッリ2(20分、36分)

【メンバー】
ドイツ(4-2-3-1):ノイアー、ボアテング(71分、ミュラー)、フンメルス、バートシュトゥーバー、ラーム(C)、ケディラ、シュヴァインシュタイガー、エジル、クロース、ポドルスキ(HT、ロイス)、M・ゴメス(HT、クローゼ)
SUB:ヴィーゼ、ツィーラー、シュメルツァー、ヘヴェデス、メルテザッカー、ギュンドアン、シュールレ、ラルス・ベンダー、ゲッツェ

イタリア(4-3-1-2):ブッフォン(C)、バルツァレッティ、バルツァッリ、ボヌッチ、キエッリーニ、ピルロ、マルキジオ、デ・ロッシ、モントリーヴォ(63分、モッタ)、バロテッリ(70分、ディ・ナターレ)、カッサーノ(58分、ディアマンティ)
SUB:シリグ、デサンクティス、オグボンナ、アバーテ、ジャッケリーニ、ノチェリーノ、ボリーニ、ジョビンコ
出場停止:マッジョ

【感想】
下馬評では圧倒的にドイツが高かったです。
それは大会前から、ずっとそうで純粋な戦力に差があるというのがまず1つ。
もう1つは日程ですね。
ドイツは中5日、イタリアは中3日での試合。
これだけでもドイツが有利なのに、イタリアは前の試合でPK戦までいっちゃってますからね。
しかもドイツは前のギリシャ戦でレギュラーを若干温存するという余裕まで見せてる。
疲労度、という点でも圧倒的にドイツが少ないように思われていました。

なので、この結果に衝撃を受けている方も少なくないのではないでしょうか。
前半の2点で試合が決まった感じすらありましたからね。
スコア以上に、イタリアの完勝でしたよ。

では何故、そうなったのか?
精神的な面から見れば、ちょっとドイツはイタリアを軽視し過ぎてたかな、と。
もう決勝しか見えてなかった感じがありますよね。
有利有利と言われたり、条件的にも恵まれてた訳ですけど、それにのっかっちゃったかな。
こういう大会では、逆にハードな日程をこなしながら勢いでいった方が良い結果に繋がる事が往々にしてありますからね。
ちょっとドイツは余裕持ち過ぎたかなー。

前半のね、最初の頃はやっぱりドイツのペースだったんですよ。
クロースとエジルを中心に(この2人は2列目の中央と右サイドのポジションを頻繁にチェンジしてたな)、いつも通りの攻めを展開してました。
圧倒的、って程ではなかったけどドイツのペースだったと思います。

ところがね、先制点を奪われてからは脆かった。
まだまだ慌てるような時間でも無いのに、急にバタバタしちゃってね。
なんか落ち着いてなかったなぁ。
それは2失点目を献上してからは、より顕著になりました。
こっからは、良い所が殆ど無かったと思う。
攻撃は単調だし、マリオゴメスは「大舞台に弱い」という仕様を発揮しまくりで存在感皆無だったし。

ハーフタイムでレーヴは2枚代えを敢行してきましたが、これは妥当な判断でしょう。
マリゴメもポドルスキも全然イケてなかったからね。
でも代わって入ったクローゼもロイスも輝けなかったなぁ。
前半に比べると攻める事が出来てる時間帯は多くなりましたが、むしろそうなればそうなる程イタリアの良さは出るというかね。
守る事に関しては、やはりイタリアに一日の長がある。

DF削ってミュラー入れて(シュバインシュタイガーが一応右SBに)、最後はフンメルスも上げて、ノイアーも最終ラインに入れて攻勢に出ましたけど、イタリアの落ち着きは変わらず。
全く脅威を与える事が出来なかったね。
ロスタイムに、お情けPKを貰ったけど時既に遅しです。
個人的にはケディラをガンガン前へ行かすんじゃなくて、シュバインシュタイガーを行かした方が良いんじゃないか、とか。
ゲッツェを入れたらタイプ的にもオモシロかったんじゃないか、とか色々想いはありますけど、まぁ完敗ですわ。
(オモシロかったと言えば、終盤のノイアーのポジショニングやなぁ。
あんなに高いのはチョット記憶に無いですよ、他のGKでも。
ハーフウェーラインより前に行ってる時もあったけど、あれやとオフサイドも何も無いのでロングボール放り込まれたらオワリやでww)

この試合だけ観ればドイツが「優勝候補」と呼ばれてた事に疑問を感じる人も多いんじゃないでしょうか?
いや、私だけか?
ドイツに強さなんて、殆ど感じなかったよね。
うーん、やっぱり比較がクラブチームやからかな。
なんだかんだで戦術的にも、戦い方的にも、タレント的にもヨーロッパトップのクラブチームと比べると断然見劣りするんですよね。
「ほぼバイエルン」ってチーム構成のドイツやけど、ロッベンとリベリーがおらんのが魅力半減、強さ半減に繋がってるからね。
まぁドイツでも、こんなもんって感じやなぁ。


イタリアの話もしますか。
プランデッリはギャンブルに勝ちましたね。
バロテッリがのれば勝てるし、のらなければ負ける。
そういう賭けに勝利した印象。
バロテッリの1発目で俄然チームに加速がつきました。
カッサーノのクロスとその前の3人囲い突破(フンメルス軽かったなぁ・・・)が得点の要素の殆どだったから褒められるべきはカサ坊なんですけどね。
でもバロテッリが決めた、ってのが重要ですから。

2点目にしてもモントリーボのスルーパスが完璧だったから、そっちが得点の8割ぐらいを占めてた。
でもバロテッリが豪快に決めて、そして天上天下唯我独尊的なゴールパフォをする事が重要なんですよ。
あれでドイツとドイツサポの心を打ち砕けたのですから。

イタリアのディフェンスは、「ほぼユーベ」だから継続性と安定感があるし、その前で自由にやれてるピルロも今季のユーベそのもの。
終盤カウンターがお粗末すぎたのがイタリアっぽくなかったけど、ピッチ状態が悪すぎた点で大目に見てあげるべきかな。

なんか雰囲気的には、なんとなくイタリアが優勝しそうな雰囲気やね。
カルチョスキャンダルがあった年は優勝する、みたいなジンクスが生まれそうな予感。
つうか、スキャンダル多過ぎるねんけどね(苦笑)


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