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2012年6月12日 (火)

スペイン×イタリア EURO2012 グループC

スペイン 1-1 イタリア

【得点】
S:セスク(64分)
I:ディナターレ(60分)

【メンバー】
スペイン(4-2-3-1):カシージャス(C)、アルベロア、ピケ、セルヒオ・ラモス、ジョルディ・アルバ、ブスケッツ、シャビ・アロンソ、シルバ(65分、ヘスース・ナバス)、シャビ、イニエスタ、セスク(74分、フェルナンド・トーレス)
SUB:バルデス、レイナ、R.アルビオル、ファンフラン、ハビマルティネス、マタ、S.カソルラ、ペドロ、ネグレド、F.ジョレンテ

イタリア(3-5-2):ブッフォン(C)、ボヌッチ、デ・ロッシ、キエッリーニ、マッジョ、ピルロ、ジャッケリーニ、マルキージオ、モッタ(90+0分、ノチェリーノ)、バロテッリ(56分、ディ・ナターレ)、カッサーノ(65分、ジョヴィンコ)
SUB:シリグ、デサンクティス、オグボンナ、バルザレッティ、アバーテ、バルザーリ、モントリーボ、ディアマンティ、ボリーニ

【感想】
グループCの初戦です。
グループ内では、この2チームが「2強」と目されているわけでして、そういう意味でもどういう戦い方をしてくるのかが注目された一戦。
突破の事を考えれば、両チーム共に無理に勝ちにいく必要はないんじゃないか、と思われてたわけでしてね。

でも、そんな試合にはなりませんでしたよ。
両チーム共にガチでブツかってましたね。
目先の勝ち点計算なんて考えずに、目の前の試合に勝利する事のみ考えてましたよ。
結果知った上での観戦だったけど、最後まで楽しく観られましたからね。

えー、ではまずシステムのハナシからしますか。
両監督が共に「サプライズ」を用意してきましたよ。
まずスペインですが、デルボスケは何とCFを置かないシステムを採ってきました。
バルセロニスタにとっては馴染みのある「0トップ」ですわ。
バルサではメッシが務める"偽9番"に入ったのはセスク。
バルサでも経験有りですから、真っ当な配置だったと思います。

そんなセスクの両脇にシルバとイニエスタをWG気味に張らせ、中盤はブスケとシャビアロンソのドブレピボーテの前にチャビを置くという感じでした。
まぁセスクも含めて前線の5枚は常に流動的にポジションとってましたけどね。
シルバも左行ったりしてたし、イニも中に入ったりしてたし。
そんな流動性がウリと言えばウリなシステムですから。

イタリアも3バックという奇策をもってきました。
プランデッリが3-5-2を採用したのは、就任以来初めての事なんだとか。
そんな3バックですが、中央にデロッシを配置し右にボヌッチ、左にキエッリーニという並び。
デロッシはセントラルもこなせる選手ですが、敢えて純粋なCBを起用してこなかったのがプランデッリのミソなんかな。
例えばデロッシの代わりにバルザーリを起用すれば、ブッフォンを含めて最終ラインは全てユーベになるんですよ。
その方が連携面で間違い無い感じしますからね。

中盤は右はマッジョ、左はジャッケリーニがワイドに開き、中は3センター気味にピルロとマルキージオ、モッタが配置されました。
まぁピルロは得意の底のポジションですわ。
そして前線はバロテッリとカッサーノの悪童2トップと。


引き分けのスコアが示す通りに、互角の試合だったと思います。
両監督が意図した狙いがそれなりに発揮されたかと。
セスクの0トップ起用に関しては、イマイチだったという意見が多かったですが、個人的にはそう感じませんでした。
まずまず機能してたと思いますよ。
本人が得点したカタチもそうだったけど、シルバやイニ、チャビと程良く絡めていたと思います。
前半は何度かシルバに決定機を演出してましたが、ああいう形も含めて前線の流れは悪く無かったかと。

むしろね、セスクがトーレスに代わってからの方が流れ悪かったからね。
トーレスが決定機2本外してしまったからイメージ悪いってのもあるけど。


イタリアの3バックも良かったね。
デロッシが連携面も何のそのの獅子奮迅の活躍でした。
ボヌッチとキエリーニのサポート、それからブッフォンの安定感抜きには語れない部分も勿論あるけどね。

両ワイドも我慢してあんまり下がらんかったしね。
彼等が下がっちゃうと5バックになって、中盤を完全にスペインに支配されてしまいますから。
それでなくても支配力あるスペインが相手ですからね。
必要な時には下がってたけど、ドン引きにならなかった事が引き分けに繋がったと思います。
ジャッケリーニに比べるとマッジョの方が下がってる時間長かったけど、それは最初から約束事としてあったんかな?
マッジョはナポリでのパフォーマンスと比べたらイマイチやったけど、それでも持ち前の攻撃性、スピードは出せてた場面ありましたね。
ジョルディアルバをブッち切ったシーンとか。
ああいうのが何回も出せたら良かったんやろうけど。

両GKの質の高さも試合のレベルの向上に一役買ったと思います。
やっぱGKが良いと試合が締まるで。
モッタのヘッドとかマルキージオのダイレクトボレーとか、カシージャスは難なく止めてたけど簡単なプレーじゃないでしょ?
ブッフォンもトーレスの決定機カットとか異次元やったなぁ。
まぁあれはトーレスもどやねん!ってハナシやけど(苦笑)


あ、イニエスタ褒めるの忘れてた。
間違いなくこの試合のMOMでしょう。
ネットで有名になり、後に本人も笑って見たというこのシーン↓↓に代表されるように圧巻のプレーぶりでしたよ。
Ini
ええ。
凄いでしょ。

もうね、アタック時の雰囲気が他を圧倒してたわ。
ちょっとレベルが違う。
得意のスルスルドリブルしかり、絶妙なパスしかり、飛び出してのシュートしかり。
相変わらずゴールは遠い(苦笑)けど、チャビからのスルーパスを受けて、ちょっとトラップ浮かしてからのループ!!の場面とか震えたね。
いやー、やっぱ素晴らしいわ。

      

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