シティ×チェルシー 12-13 プレミア 第27節
シティ 2-0 チェルシー
【得点】
ヤヤ(63分)、テベス(85分)
【メンバー】
マンチェスター・シティ(4-2-3-1):ハート、サバレタ(C)、K・トゥレ、ナスタシッチ、クリシー、ハビ・ガルシア、ロドウェル(54分、テベス)、ミルナー、Y・トゥレ、シルバ(90+2分、レスコット)、アグエロ(90+1分、ナスリ)
SUB:パンティリモン、コラロフ、シンクレア、ジェコ
チェルシー(4-2-3-1):チェフ、イヴァノヴィッチ、ダヴィジ・ルイス、G・ケイヒル、A・コール、ミケル(81分、フェルナンド・トーレス)、ランパード(C)(68分、オスカル)、ラミレス、マタ、アザール(68分、モーゼス)、D・バ
SUB:ターンブル、テリー、アスピリクエタ、バートランド
【感想】
2位シティと3位チェルシーによる上位直接対決。
もうね、優勝は両者共に絶望的でしょ。
首位のユナイテッドまで12ポイントもの差(チェルシーは16ポイント)がありますから。
だから照準はCL権でしょう。
是が非でも3位以内を死守したい。
スパーズやガナの足音は結構聞こえてきてますからね。
試合は切迫した非常に熱いものでしたね。
特に後半は熱かった。
両者の勝ち点差4(つまり殆ど差はない)を如実に表した内容だったのではないかと思います。
最終的なスコアこそ2点の開きがありましたけど、正直どちらに勝利の女神が微笑んでもおかしくない内容でしたからね。
これはね、ランプスのPK失敗がどうのこうのではないですよ。
あれ自体は、そもそもPKじゃないもんね。
完全にハートは避けてましたから。
ただバもダイブではなかったから、審判としても判断の難しいプレーだったと思います。
だからPKにしたけどハートにはカード出さなかったんかな。
普通PKならイエローもしくはレッドが出ますからね。
まぁいずれにしても、ハートはナイスPKストップでしたわ。
ランプスは大概あっちのコースに蹴るけど、今日のはシュートスピードも速かったしな。
難しいストップだったですよ。
後半の攻防は見応えあったな。
前半もナスタシッチのドンピシャヘッドとか、ロドウェルのミドルとか惜しい場面あったけど、後半の方が断然盛り上がった。
シティの2点は、まぁ個人技やったけどね。
ヤヤとテベスによる個人技。
1点目はシルバのタメとヤヤの突破力がモノを言いましたね。
そしてヤヤの狭い所を抜くシュートの正確性。
素晴らしかった。
2点めは「テベスゾーン」やったね。
あの距離、あの角度なら幾度も決めてきたテベっちゃん。
むしろチェルシーDFは、あそこ開けたらアカンわ。
イバノビッチなんて、シュート避けてたしな。
ガッツリシュートブロック行けよ、と。
あれはチェルシーの伝統か(笑)
イニエスタッソの時のバラック思い出したわ。
監督の質という意味では、依然ラファ・ベニテスの方がマンチーニよりも1枚も2枚も上手やな、と感じた一戦。
追撃の際の選手交代とシステム変更が絶妙だわ。
最終的には4-3-3にしてんけど、最初右SHだったラミレスを右SBに下げ、右SBだったイバノビッチをCBに。
そしてCBだったルイスをセンターハーフに、という具合に選手交代を伴わない選手間配置チェンジが絶妙でした。
いや、個人的な好みかもしれんけどね。
こういう采配好きやわ。
それが功を奏したかどうかは別にして。
アザールとかね、当然代えるべき内容やったからね。
駄目な時のアザールって何も出来ないのね、って認識してしまった日になった。
一方のマンチーニは、ただただディフェンス固めただけですからね。
2点リードのラストロスタイム2分で5バックにする意味とか・・・。
あるんかね、そこまでする必要が。
先発にしても、中盤の構成の意図がよくわからなかった。
ヤヤを何処で使いたかったのか?
左SHなのか、中央なのか、センターハーフなのか。
シルバが結構流動的に動いてたから、そこの穴埋めみたいな感じで転々としてましたけど、うーん。
センターハーフがベストポジションやとは思うけど、シティの中では2列目の真ん中が一番良いような気もする。
バに散々やられとった兄貴とは違って、何処でも一定以上の活躍をしてるヤヤさんではあるんですけどね。
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