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2013年9月23日 (月)

ラーヨ×バルサ 13-14 Liga 第5節

ラーヨ 0-4 バルサ

【得点】
ペドロ3(33分、47分、72分)、セスク(79分)

【メンバー】
ラージョ・バジェカノ(4-4-2):ルベン、ティト(HT、ナチョ・マルティネス)、ガルベス、サウール・ニゲス、アルビージャ、バエナ、トラスオーラス(C)、アルベルト・ペレア(48分、アドリ・エンバルバ)、モヒカ、ホナタン・ビエラ(58分、ラリベイ)、ブエノ
SUB:コベーニョ、ガレアーノ、アドリアン・ゴンサレス、クリスティアン・クエバ

バルセロナ(4-3-3):V・バルデス、モントーヤ、ピケ、マスケラーノ、アドリアーノ、ソング、シャビ(C)(84分、J・ドス・サントス)、セスク、メッシ、ペドロ(75分、イニエスタ)、ネイマール(80分、テージョ)
SUB:ピント、バルトラ、アウベス、アレクシス
怪我:プジョル、アルバ、アフェライ、クエンカ

【感想】
効率重視の省エネフットボールでラーヨを撃破!!


この試合の主なトピック

・ペドロハットトリック
・バルデス2試合連続PKストップ
・遂にモントーヤ初登場
・ポゼッション5年ぶりに下回る


■ペドロハットトリック

いや~、やってくれましたねペドロちゃん。
バルサの公式戦では初のハット??
ラ・ロハではやってた記憶あるけどなー。

1点目はメッシからのパスをダイレクトで鮮やかに蹴り込んだ左足弾。
2点目、3点目は中で合わせただけのごっつぁんゴールでしたが、そこに居る事が大事やからね。
それこそがペドロの真骨頂ですわ。

激化するFWレギュラー争いの中で、高らかに狼煙を上げましたよ。
おめでとう!!
非常に嬉しいです。

■バルデス2試合連続PKストップ

アヤックス戦に続き、またしても止めましたね。
もうトラスオーラスを完全に呑み込んでましたもん。
こりゃ止めるやろうな、って雰囲気はバリバリあった。
元々PKかどうか微妙な判定やったので、余計にスッキリしましたわ!!

それに決められてたら1-1の同点やったわけで。
試合の流れを引き寄せる意味でもパラドンでしたよ。

PKストップ以外にもパラドン連発でしたよね。
至近距離でヘディングシュート止めたやつとか、鳥肌ものでしたよ。
ペドロと共に、この試合のMOMですわ。


■遂にモントーヤ初登場

ローテーションを採用するタタなのに、モントーヤには冷たかった。
冷たい理由の予想は前にも書いたので、ここでは割愛しますがようやく出番が来ましたよ。
これはタタ的に2ndステージに入ったって事なんかな、とまたまた勝手に予想ww

で、そんなモントーヤのプレーですが、全く良くなかった(苦笑)
ラーヨは左サイドからの崩しが多かったですが、つまりはモントーヤを穴やと見てたわけですわ。
そんでもって、モントーヤはそんな相手の評価を覆す事も出来ず、やられるがままにやられておりました。

バックパスをあやうくオウンゴールしかけるしね(>_<)
攻撃面でも殆ど絡めず、良さは全くといっていいほど出なかった。
これじゃぁ次のチャンス、いつくるかワカランで!!!

唯一良かった点は、アウベスが休めた事やね。
アウベスを休ませる為にも、モントーヤには頑張ってもらいたい所です。

あとローテーション関係で言えば、ブスケツが遠征にも参加せず休養。
代わりにソングが出たわけですが、まぁこちらも良かったとは言い難い内容でした。


■ポゼッション5年ぶりに下回る

これは驚きでしたね。
最終的なポゼッションは51:49。
僅か1、2%の事ですけど下回ってしまいました。
もうね5年以上続いてたらしいですよ、支配率の優位は。
最後に下回ったのは、あの忌まわしき07-08ベルナベウクラシコですわ。
非常に屈辱的な試合で、今でも脳裏に焼き付いている、あの試合です。
個人的には、自分自身クレとしてのターニングポイントになったと思っている、あの試合です。

それ以来、実に316試合も公式戦では常に上回っていたらしい。
どえらい記録ですよ。
まぁこの日に関しては、スコアが示している通りの楽勝だったんですよ。
そこが、あのベルナベウクラシコとの大きな違い。
今日に関してはバルサが、悪く言えば手を抜き、効率的な試合運びをしたが為の結果でした。

今日の試合内容を嘆くクレもいる事でしょう。
快勝しても、この内容ではバルサらしさが無い!!みたいにね。
その気持ちは凄く解ります。
ただ私の意見としては、長いシーズンこういう試合があっても良いんじゃない、って所です。
CLもあり、また数日後にはミッドウィークにLigaの試合もある。
過密日程の中、選手を休ませ戦っているわけですからフルスロットルでいかない試合があっても良いと思います。
今日に関してはブスケがいなかった事がポゼッションを下げた1つの理由やしね。

毎試合毎試合このスタイルで行くのなら、そりゃぁ批判しますが今の段階ではまだ言う必要はないかな、と。


■総括

ポゼッションの所で少し書きましたが、この日のバルサはボールをあまり回さなかった。
回せなかったのではなく、回さなかった。
いつもなら「もう1回組み立てなおすやろうな」って場面でも、構わず縦にパスを入れていっていた。
クロスも簡単に上げていた。
これの理由としては、ラーヨのスタイルもありますよね。

ラーヨは非常に攻撃的なスタイルで、ガンガン前に前にきていました。
下位に沈んではいますが、これぞLigaですよ!!
こういうチームが一杯いるのがLigaのLigaたる所以ではないかと。
(だから他のチームも、もっと攻撃的にいこう!)
なので、バルサから見ればウラのオイシイスペースが一杯空いている状態だった訳ですよ。
わざわざこれを逃す手はないよね、って事でピケもマスチェラーノも結構ロングボール蹴ってました。

後半開始早々に2点目を決めて、ほぼほぼ試合を決めてからはより一層その傾向が顕著になりましたね。
無理に攻める必要もないし、ボールも回す必要もないって感じで。
ラーヨは結構ボール回して組み立てて攻撃してきたので、それなら持たせてあげようか、って感じでした。
ラーヨは誰か1人が目立つって感じじゃなく、チームとして戦ってるのも良かったな。
是非このスタイルのまま残留してほしいもんです。


             

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