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2014年7月10日 (木)

オランダ×アルゼンチン 2014W杯 準決勝

オランダ 0-0(PK2-4) アルゼンチン

【PK戦】
フラール×、ロッベン○、スナイデル×、カイト○、
メッシ○、ガライ○、アグエロ○、マクシ・ロドリゲス○

【メンバー】
オランダ(5-3-2):シレセン、カイト、デ・フライ、フラール、マルティンス・インディ(HT、ヤンマート)、ブリント、ワイナルドゥム、N・デ・ヨング(62分、クラシー)、スナイデル、ロッベン、ファン・ペルシー(C)(ex6分、フンテラール)
SUB:フォルム、クルル、フェルハーフ、フェルトマン、コンゴロ、デグズマン、レンス、デパイ
怪我:フェル

アルゼンチン(4-2-3-1):ロメロ、サバレタ、デミチェリス、ガライ、ロホ、ビリア、マスケラーノ、E・ペレス(81分、パラシオ)、メッシ(C)、ラベッシ(ex10分、マクシ・ロドリゲス)、イグアイン(82分、アグエロ)
SUB:オリオン、アンドゥハル、カンパニャーロ、フェデリコ・フェルナンデス、バサンタ、ガゴ、アウグスト・フェルナンデス、リッキー・アルバレス
怪我:ディマリア

【感想】
所詮こんなレベル

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■試合前の状況

前日はドイツのゴレアーダ。
それを受けての、もう1つのセミファイナル。

オランダとアルヘンの対決と言えば、世代的にどうしても98年のあの勝負。
オルテガ退場、ベルカンプゴラッソのあの試合です。
そんな歴史が果たして繰り返されるのか!?
でも正直、両者共にあの頃よりも美しくはない。
競技自体のレベルは上がり、16年前とは比較にならないぐらい技術も進歩している。
だがしかし、魅力という点ではどうだろうか。
5バックの引き籠もりカウンターサッカーに成り下がっているという情報が伝えられる今大会のオランダ。
ヒディンクが情熱を注いだあの頃のチームと、どれぐらい異なっているのか?
それを確かめようと思って観戦しました。


■オランダの戦い方

噂通り5バックを敷いてきたオランダ。
前線はロビン、ロッベン、スナイデルの個人技任せという陣容か。
スピードのあるFWと決定力のあるFW、そして中長距離のスルーパスが出せるゲームメイカー。
カウンターを繰り出すには理想的な3人ですな。
現実的に勝ちだけを狙うなら、なるほどこれが一番の安全策と言えるでしょう。

オランダと言えばポリバレントというイメージが個人的にはあります。
そこもやっぱり98年大会のイメージやけどね。
その象徴はコクーだったんですが、今大会でそれを体現しているのはカイトか。
リバポに居た時から「最高の守備が出来るFW」なんて言われていたカイトですが、そのキャラクターを活かし右SBに収まっていました。
そして後半からは左SBへ。
元々の本職であるFWを務めた試合もあるそうで、ファンハールのニーズに大ベテランが応えているようです。

でも私からの目線ではカイトも頑張ってはいるけど、それだけの選手なんですよね。
献身性は素晴らしい!
しっかり守備をし、体力は最後まで落ちず、メンタルも常に平常。
最初から最後までファイト出来る非常に優秀な選手です。
この試合でもそうでした。
でもそれがオモシロいかどうかと言うと、面白くはない。
特に前半、ロッベンにもファンペルシにもボールが上手く渡らない中、誰もリスクを抱えて前に出ようとはしないオランダ。
そら眠気に誘われるわ。


■アルヘンについて

逆に言うと、アルヘンでリスクを背負って戦っていたのはマスチェラーノ。
前線が手詰まりだと判断すると何度も自らボールを運んでいました。
そしてディフェンスでも圧倒的。
バルサでは危うさしか感じなかったスライディングタックルが決まる決まる。
これはやはりナショナルチームとクラブチームのレベル差なんでしょう。
組織力を高める時間がそれほど無いナショナルチーム。
どちらかと言えば個人の能力が重視される戦いの中では、ヘフェシートのある意味「雑な」ディフェンスも活きる。
この試合のMOMは間違いなくマスチェラーノだったと思います。
それぐらい縦横無尽にピッチを走り回り、戦っていた。
FIFA公式が選んだMOMはロメロでしたがね。
そらPK戦の立役者はそうやろうけど、それ以外の120分間はマスチェラーノやろ・・・。


■沈黙する前線

マスチェラーノが目立つという事は、それだけ前線の選手が目立ってない裏返しでもある。
イグアインは沈黙、メッシもゴールから遠い位置でのプレーばかりを余儀なくされていました。
ラベッシとペレスはポジションチェンジも繰り返し、脅威になる場面もあったけど継続性は無かったね。
ここにきてアグエロ、ディマリアという怪我組の不在が響く。
アグエロは途中から出てきたけど、(コンディション的にも)全然やったしね。

ゲームメイカーがいないので、レオに組み立てからフィニッシュまで委ねてましたが、流石にそれは無理やで。
パス出しだけに終始するレオでは怖くない。
終盤はガンガン切れ込んでいってましたが、あれこそが真骨頂やからね。
この試合のレオは良くなかったけど、それはもうチーム戦術のせいだと思いますよ。


■眠い

オランダにも攻め手が無く、アルヘンにも無い。
そうなると負けたくないから守備偏重の戦い方になるのは自然の道理。
イコール眠くなる、ですわな。

私の録画の仕方も悪かったし。
生では観なかったんですよね。
試合終わってから観たんですが、録画時間が3時間を越えてるんですよ。
今時のビデオには便利な自動延長機能というのがありましてね。
となると、これだけ時間を割いているという事は、つまりPK戦まで行ったな、と試合観る前から判断出来ました。
「予めある程度結果が分かっていた」という事が余計に眠気を増しましたよ。


■PK戦について

QFのコスタリカ戦ではクルルを起用するという策を持って接戦を制したファンハール。
いかにもバンバンらしい采配だったわな。

で、今日。
正直PK戦になっても、もう一度クルルを使うという事は無いだろうと思ってました。
バンバンほどの策士が2度も同じ手を使う筈が無い、と。
だから交代枠3人を使い切った時も、やっぱりなという想いでした。

ま、その後の展開は運だけだったでしょう。
フラールに蹴らせたのが「策士策に溺れる」だという指摘もあるけど、実際バンバンが指名したのか不明やしね。
それよりもロメロのパラドンを褒めた方が良いんじゃないでしょうかね。
スナイデルのキックなんて、あれはもうマグレとしか言いようがないぐらいのパラドンでしたから。
シレセンも「PK止めた事が無い」とか何処までホンマか分からん事を言われてますが、別に下手には見えなかったからね。
ギリギリ止められなかったシーンもあったし。

技術も勿論あるけど、やっぱり運の要素も大きいでペナルティは。
そしてその運がメッシに向いてるとしたら、ファイナルもワンチャンあるで(笑)

「メッシの大会」にする最初にして最後の最大のチャンス。
セレソンをゴレアーダで葬り去ったドイツを倒すとなると、これは演出にも不足無しです。
メッシよ、マラカナンで神となるのだ!!!!!!!!!!!!

※試合は1週間後ぐらいがエエよな。
正直メッシの今のコンディションじゃ奇跡を起こせるかどうか・・・・。
万全の状態から考えるとビックリするぐらいにキレが無いからね。


             

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