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2015年7月 6日 (月)

アメリカ×日本 女子ワールドカップ 2015カナダ大会 決勝

アメリカ 5-2 日本

【得点】
U:ロイド3(3分、5分、16分)、ホリデー(14分)、ヒース(54分)
J:大儀見(27分)、OG=ジョンストン(52分)

【メンバー】
アメリカ(4-4-2):ソロ、クリーガー、ジョンストン、ザウアーブルン、クリンゲンバーグ、ホリデー、ブライアン、ヒース(79分、ワンバック)、ラピノー(61分、オハラ)、ロイド(C)、モーガン(86分、ランポン)
SUB:ハリス、ネイアー、エンゲン、カラプニー、ボックス、オライリー、ルルー、ロドリゲス、プレス

日本(4-4-2):海堀あゆみ、有吉佐織、岩清水梓(33分、澤穂希)、熊谷紗希、鮫島彩、阪口夢穂、宇津木瑠美、川澄奈穂美(39分、菅澤優衣香)、宮間あや(C)、大野忍(59分、岩渕真奈)、大儀見優季
SUB:福元美穂、山根恵里奈、近賀ゆかり、上尾野辺めぐみ、川村優理、北原佳奈、安藤梢、田中明日菜、永里亜紗乃

【感想】

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■試合前の状況

いよいよ決勝です。
前回大会、そして直前のロンドン五輪に引き続き「国際大会決勝で3連続」でのアメリカと日本の対決。
まぁなんだかんだ言われつつも、この4年間の「2強」がこの2チームである事を証明してるとも言えます。
日本は今回楽な組み合わせ、楽なトーナメントだったと言われてますが(実際そうやったとは思うけどw)、それでも結果を出してきたのは事実。
4年前は圧倒的な力の差があった両者。
それでもあの時は日本が勝利したわけでね、今回も力の差はまだまだ歴然ではありますが何が起こるか分からないのがファイナルです。
そう、少ないながらも日本にも可能性はある。


■なでしこのスタメンについて

盤石の11人。
鉄板の11人です。
佐々木監督がレギュラーとして重用してきた11人が頭からピッチに立ちました。

初戦で怪我をした安藤も決勝という事で再びカナダに舞い戻りベンチ入り。
足を引きずってる状態だったので、勿論出場はしないでしょうがメンバーの士気は上がったでしょう。


■いきなりのUSA

開始から怒濤の攻勢をかけたのはアメリカ。
ああ、これは不味いなという立ち上がりだったんです。
猛然と前からプレッシャーをかけてくるUSAに対して、為す術無くボールを奪われる日本。
そしてその度に巻き上がる大歓声。
そう、隣国カナダでの開催という事もあってか満員のスタジアムの殆どがUSAサポーター。

これはちょっと呑まれてるな~っと思ってたら案の定最初のCKから失点。
高さを警戒してた中でのグラウンダークロスという意外性はあったものの、あまりにも簡単にやられましたね。

そして動揺が収まってなかったのか、その僅か2分後リプレイを観るかのように失点。
CKがFKに変わっただけで、またしても同様にグラウンダークロスにやられました。

その後も立て続けに失点し、約15分で試合は決まってしまいました。
4点差は流石に無理。
焦りなのか何なのかパスミスが多かったのも、なでしこ的にはキツかった。
パスが生命線のチームやからね。


■盛り返せたのは点差のおかげ

4-0と勝負が決まってから日本は2点返しました。
大儀見のターンから個人技で決めた1点目。
良い具合に放り込んだFKのボールが相手に当たって角度が変わった2点目。

さあ2点差、いけるぞ!と日本の実況は煽ってましたが、まぁUSAからしても想定内の展開だったでしょう。
私も全く「いけるぞ」とは思えなかったからね。

こういう大差がついた試合で、負けてるチームが1点2点返すってのはよくある光景ですから。
USAも実際ペースを落としてたしね。
そんなペースを落としてた中でも決定機は作ってましたし、いつでも5点目は取れるよ、っていう雰囲気はありましたから。


■トドメの5点目

で、案の定マニータです。
日本が2点目を取った直後のCK。
左右に揺さぶられて簡単に失点し、試合は完全決着。
他の失点もそうやけど、この場面でも海堀のバタバタぶりが目立ったな~。
残念ながら。
4年前は神がかってたポルテーロですが、今日はそうじゃなかった。


■再三のシステム変更も実らず

なでしこもとい佐々木監督としては早々に大量失点を喰らい動かざるを得ない状況でした。
なので選手交代も早かったし、システム変更も頻繁に行っていた。

澤IN岩清水OUTは中々のサプライズやったけどね。
でもサプライズで挽回出来る点差じゃなかったよな~。

大体この選手交代で、阪口をCBに下げるという判断をし、尚且つ宇津木も左SBの鮫島とポジションチェンジ。
※鮫島は左SHに入り、そこに居た宮間がボランチへ

結果的には今大会の躍進を支えた阪口&宇津木のボランチコンビを解体した訳ですが、その意図は果たして何だったのか。
効いてた川澄を早々に代えた意味も分からんかったしね。
まず大野チェンジで良かったと思うねんけど。

「2点返したやんけ!」と言われるかもですが、それは前述したようにUSAがペースを落としただけの事であってね。
途中3-4-3とかにもしたけど、全く機能してなかったもんなぁ。
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■終わってみれば実力差どおりのスコア差

4年前もこれぐらいのスコア差になっても不思議ではない内容だったので、まぁある意味実力を反映した結果になりましたね。
これぐらいの差があっても勝つ時もあるのがフットボール、虐殺される時もあるのがフットボール。
そういうものです。

そんな中でも岩渕のドリブルや、宮間の狙いを持ったパス、澤の気迫、宇津木の対人プレーといった通用する部分もあった。
そういう持ち味を次の世代に受け継いだ上で、日本全体として底上げしていかないと差は埋まらんやろうね。
岩渕に関しては次の大会も狙える年齢やけど。

まぁまだまだ始まったばかりですよ。


          

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