アビスパ×マリノス 2023 J1 第31節
アビスパ 0-4 マリノス
【得点】
ロペス2(19分、25分)、植中(48分)、宮市(90+9分)
【メンバー】
アビスパ福岡(3-4-2-1):村上昌謙、ドウグラス・グローリ、奈良竜樹(C)、宮大樹(85分、田代雅也)、前嶋洋太、井手口陽介、前寛之、小田逸稀(55分、亀川諒史)、紺野和也(77分、鶴野怜樹)、金森健志(55分、ウェリントン)、山岸祐也
SUB:永石拓海、中村駿、城後寿
監督:長谷部茂利
横浜F・マリノス(4-2-3-1):一森純、松原健(90+3分、榊原彗悟)、實藤友紀、エドゥアルド(C)、吉尾海夏、山根陸、渡辺皓太(87分、喜田拓也)、ヤン・マテウス(87分、水沼宏太)、植中朝日(69分、西村拓真)、エウベル(69分、宮市亮)、アンデルソン・ロペス
SUB:飯倉大樹、杉本健勇
監督:ケヴィン・マスカット
【感想】
・省エネでも完勝
・まだまだ子供な山岸
・最後の最後で決定力
って試合でした。
逆転優勝へ、もう勝利しか必要のないマリノス。
アビスパはリーグ戦では中位で特に目標のない戦いが続いてますが来週はルヴァンの決勝。
そこに向けて照準合わす意味でも良い戦いを続けたいところ。
首位ヴィッセルと4pt差で残り(今日も含めて)4試合。
厳しい状況に加えて過密日程と怪我人続出という追い打ちもあり逆境しかないマリノス。
特に酷いのがDFラインで、永戸、畠中、小池龍、上島、加藤聖、小池裕、角田が負傷離脱中。
ようやくエドゥアルドは戦線復帰できたけど、彼プラス松原と實藤しか居ないという緊急事態。
という中でACLも含めて連勝してるというのが凄いよね。
健勇の予想外の連続ゴールもあったりして(苦笑)
連日CBを務めた喜田キャプテンは今日はベンチでお休み。
代わりに本職トップ下の吉尾が左SBに。
ゲーム終盤では同じく本職トップ下の榊原が右SBを務めるなど正にスクランブル。
この状態で逆転優勝したらホンマに凄いし、価値あるもんだわ。
なのでね、そんなに内容を求めちゃダメですよ。
省エネになったとしても仕方ない。
それでキッチリ4点取って完封してるんだから、褒められこそして批判される筋合いは無いよ。
4点共に全てカウンターではあったけど、ずっと引き籠ってた訳じゃないしね。
攻撃的に行く所は人数かけて攻撃してたし。
まぁタレント力が圧倒的やからな~。
最後の最後で決定力にモノ言わせる展開になったのはアビスパからすれば資金力の差を嘆くしかないか。
先制点にしてもそうでね。
エドゥアルドのロングボールをエウベルが折り返してロペスが決める。
すべてワンタッチで繋いだゴール。
こんなんね、エウベルの快足が無けりゃぁムリやし、あそこから折り返すチカラが無けりゃぁムリやし、それをダイレクトで決めるシュート精度無けりゃムリやし。
もう圧倒的な個人技のどうしようもないゴールですよ。
2点目、3点目も植中の状況判断が光ったなぁ。
スペースを見つけるチカラと、そこに出ていけるチカラ。
そしてラストパスの精度とシュート精度ね。
手数をかけずスピーディーに攻略しました。
ラスト後半アディッショナルタイムのトドメもGKからのボールを最短距離で決めたもの。
あの時間帯に宮市や水沼レベルの選手がフレッシュさを伴ってピッチに居るわけですから、選手層どないなっとんねんって感じですよ。
そりゃ点取られるわ。
3点差にしてからはアビスパにボール持たせて、わりとローペースで試合運んでましたけど最後に見せ場作るのが王者の風格ですわ。
ケーキにイチゴが乗りました、ってやつですわ。
アビスパはチカラの差を見せつけられた感じでしたね。
これがディフェンディングチャンピオンとの差。
ただ来週アビスパもタイトル獲れば、こういう風格が出る可能性もある。
1つ1つのタイトルがチームを作っていくからね。
浦和との決勝、私はアビスパを応援しています。
もう浦和は何回も優勝してるから良いでしょw
エースの山岸が審判に不平タラタラで途中からゲームに入りきれてなかったのが残念でした。
審判がファウル取ってくれない!!ってピッチに寝そべったままだったりとかね。
その間もゲームは続いてて、頑張って味方がボール奪取したのに、まだ山岸は(中田英寿ばりに)ピッチに仰向けだったから。
ああいうのは凄く残念なプレー。
さっさと切り替えてゴール前に入ってりゃチャンスにもなったろうに。
あとVAR判定中にペナルティマークの所でボール持って待ち構えていたりとかも残念だった。
PKでしょ、っていうアピールなんやろうけど非常に幼稚。
活躍しだしたのが最近なので若手に思われがちやけど、既に30歳。
エースなんだし、年齢相応のプレーは見せてほしいもの。
このあたり城後がバシッと説教した方が良いんじゃないかなw
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