神戸×名古屋 2023 J1 第33節
神戸 2-1 名古屋
【得点】
V:井出(12分)、武藤(14分)
G:ユンカー(30分)
【メンバー】
ヴィッセル神戸(4-3-3):前川黛也、初瀬亮(81分、飯野七聖)、山川哲史、マテウス・トゥーレル、本多勇喜、酒井高徳(C)、扇原貴宏、井出遥也(58分、山口蛍)、大迫勇也、佐々木大樹(50分、ジェアン・パトリッキ)、武藤嘉紀
SUB:坪井湧也、大﨑玲央、新井瑞希、マタ
監督:吉田孝行
名古屋グランパス(3-4-2-1):ランゲラック、野上結貴、中谷進之介、藤井陽也、久保藤次郎(23分、森島司)、稲垣祥(C)(66分、山田陸)、米本拓司(66分、前田直輝)、森下龍矢、和泉竜司、永井謙佑(80分、中島大嘉)、ユンカー
SUB:三井大輝、吉田温紀、内田宅哉
監督:長谷川健太
【感想】
・大迫ハンパないって!!!
・2点は取れないグランパスさん
・森下復活!?
って試合でした。
勝てば優勝が決まるヴィッセルと、特に何も懸かってないグランパスによる一戦。
まぁホーム最終戦で勝って優勝決まった、ってのは皆にとって良いクライマックスだったんじゃないでしょうか。
今日勝てなくても最終節で勝てば優勝だったから、プレッシャーも然程でも無かっただろうし。
セレッソは長居で2回悲劇経験してますが、やっぱ「勝たないと優勝できない」ってのと今日みたいな状況とじゃ大違いよね。
どっちか勝てば良い、なんなら両方引き分けでも優勝の可能性大、って訳でしたから。
っていうのがリーグ戦の積み上げなんでしょうね。
横浜での大一番、マリノスに直接対決で勝ったのが一番デカかったかな。
前節の誤審を騒いでる人もいるけど、そんなん一部の出来事やからね。
積み上げですよ、リーグは。
個人的には最終節までもつれてくれた方がオモロかったし、ヴィッセルよりもマリノスに優勝してほしかったので複雑な心境。
イニエスタ放出して泥臭いサッカーに振り切った結果の優勝ってのも、クレ的には美しくないし。
マリノスの方が攻撃的なフットボールしてるしなぁ。
でも、いつの時代も勝つスタイルってのは、こういうスタイルな訳でね。
(だからこそ、それを打ち破ったペップバルサやラロハは特殊だった)
今日も今日とてハードワークハードワークを90分間披露してくれましたよ。
病み上がりの蛍ですら最後まで走ってた。
テーピングも痛々しいのに走ってた。
その必死さで完全にグランパスを凌駕してたな。
グランパスは走る理由が特に無いもんな~。
勝っても負けても何も無いし。
前田直樹のバー直撃シュートが決まっていれば引き分けになってたかもやけど、このチームは2点取れないチームなんでね(苦笑)
マテウス退団以降1点しか取れないので、その呪いというかパンチ力不足が今日も出たわな。
ユンカーの絶対決まったやろ、ってシュートは山川君のナイスクリアによるものだったので、あれは相手を褒めなきゃやけど。
決定機の数は同じぐらいでした。
前田直樹も外したけどパトリッキも外してたしw
試合内容的にも五分五分だったかな。
序盤にヴィッセルが大迫の個人技(2アシスト)で2点先取したけど、名古屋も森下がサイド変えてからスムーズに運べるようになったし。
森下は代表招集されて森保に調子崩された印象やったけど、今日左サイドから右サイドに移ってからは抜群のパフォーマンス見せてた。
あれが継続できれば、また代表に呼ばれるかもね。
名古屋は前の試合もそうやったけどボランチを2枚とも替えなアカンのがチーム事情を表してるのかも。
上手くいってるチームでは、普通無い交代パターンやからね。
あんだけ圧倒的だった稲垣も衰えちゃったって事なんやろうな。
逆にヴィッセルのボランチコンビは良かったね。
高徳と扇原は圧巻やった。
シーズン途中まで完全に干されてたタカも、すっかり優勝の立役者ですよ。
高徳はHSV時代もボランチやってたっけ?
そんじょそこらの本職の選手より巧かったな。
今日のMOMもそうやし、シーズンMVPも大迫で決まりでしょう。
大迫の決定力に全振りして、愚直に走るサッカーを貫いた吉田孝行監督も(ある意味)天晴かもね。
武藤や大迫がケガしたら終わりだった訳で、なかなかギャンブル性が高い1年やったと思うけど優勝できて良かったね。
(実際今日も控えCFは0だったし)
ヴィッセルあんま好きじゃないけど、神戸賛歌を聴くと、まぁ優勝させてあげるのも悪くないかなと思えてくるから不思議。
震災から色々あったしな。
サポーターの涙を見てると、素直におめでとうという気持ちになったよ。
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