福岡×浦和 2023 ルヴァン杯 決勝
福岡 2-1 浦和
【得点】
A:前(5分)、宮(45+4分)
R:明本(67分)
【メンバー】
アビスパ福岡(3-4-2-1):永石拓海、ドウグラス・グローリ、奈良竜樹(C)、宮大樹(89分、田代雅也)、湯澤聖人(76分、小田逸稀)、井手口陽介、森山公弥(HT、金森健志)、前嶋洋太、紺野和也(72分、中村駿)、前寛之、山岸祐也(89分、ウェリントン)
SUB:村上昌謙、鶴野怜樹
監督:長谷部茂利
浦和レッズ(4-2-3-1):西川周作、酒井宏樹(C)、ショルツ、ホイブラーテン、荻原拓也、伊藤敦樹(61分、リンセン)、岩尾憲(80分、エカニット・パンヤ)、髙橋利樹(HT、大久保智明)、早川隼平(HT、安居海渡)、小泉佳穂(61分、明本考浩)、ホセ・カンテ
SUB:牲川歩見、岩波拓也
監督:マチェイ・スコルジャ
【感想】
・長谷部スタイルで快勝
・中盤総替えレッズ
・紺野が牽引
って試合でした。
初タイトルに燃えるアビスパと、アジア王者レッズによる決勝。
まぁ経験値で言うと断然レッズですよ。
積み上げてきたタイトルの数が違いすぎる。
今年のACLにしても下馬評は低かったけど、やっぱ1発勝負の強さを持ってたし。
でも私はアビスパを応援してました。
永石君以外思い入れもないけど初タイトル獲ってほしかったんで。
リーグ全体に活気や新鮮さが欲しい。
そんな想いで応援してました。
なので前半のアビスパの出来には大満足。
めちゃくちゃ強かったよね。
直近のリーグ戦で連続4失点してる反省を活かしてか、とにかく守備強度が高かった。
気持ちバリバリ入ってた。
先発起用された森山も非常に効いてたし、井手口も広範囲に動き回る。
普段よりは1列上がった前寛之も、それはそれで前線からのプレッシングに貢献。
尚且つ先制点も奪ったしね。
まぁゴールに関してはね、1点目も2点目も殊勲者は紺野ですよ。
勿論しっかり中で合わせた前も宮も称賛には値しますが、組み立てた紺野が素晴らしかった。
右に左にナイスアシストでしたね。
負傷交代せず90分プレーしてればMOM獲得もあったかもなぁ。
それぐらい攻撃面の主役でした。
浦和は前半ほとんど何も出来ず。
全然アビスパを脅かす事が出来てなかったので0-2というスコアも妥当。
なので当然ハーフタイムで動いてきます。
ほぼ空気だった髙橋と早川を2枚替え。
そんでもってスコルジャ監督は最終的には中盤5人を全員入れ替えてきたのよね。
システムもリンセン入れてからは4-4-2に変更。
ただねぇ、中盤全員交代させたら勝てないと思うよ。
結果論で言ってる訳じゃなく、やっぱフットボールの肝って中盤やん。
そこがそっくり代わったら良い試合にならんよな~。
ただ交代選手の頑張りによって、試合が壊れた訳ではなかった。
大久保、明本は特に奮闘してたし、最後の最後カンテのシュートがポストに嫌われなければ延長になってたやろうし。
こういう展開でもゲームとして成立させてたのは個々人の強さ故なんでしょう。
個の強さで言うと周作もそうでね。
59分のPKストップ。
あれで完全に流れが変わった。
決められてれば0-3になってた訳で、そこからアビスパのワンサイドゲームになる可能性も高かった。
それをね、しっかりシュートキャッチして止めた訳ですよ。
そんでもって直後に明本のゴールで1点差。
浦和レッズ大サポーターの後押しもあり、完全に浦和ペースになってたもんね、あの時間帯。
やっぱ周作、すげぇなって思ったわ。
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