フロンターレ×レイソル 2023 天皇杯 決勝
川崎 0-0(PK8-7) 柏
PK戦:家長◯、瀬川◯、山村◯、橘田◯、ゴミス×、登里×、遠野◯、山根◯、シミッチ◯、チョンソンリョン◯
サヴィオ◯、細谷◯、戸嶋◯、仙頭×、武藤◯、片山×、山本◯、川口◯、立田◯、松本×
【メンバー】
川崎フロンターレ(4-3-3):チョンソンリョン、山根視来、大南拓磨(87分、ジェジエウ)、山村和也、登里享平、橘田健人(C)、脇坂泰斗(87分、ジョアン・シミッチ)、瀬古樹(64分、遠野大弥)、レアンドロ・ダミアン(77分、小林悠)(106分、ゴミス)、家長昭博、宮代大聖(64分、瀬川祐輔)
SUB:上福元直人
監督:鬼木達
柏レイソル(4-4-2):松本健太、土屋巧(90+3分、川口尚紀)、立田悠悟、古賀太陽(C)、片山瑛一、椎橋慧也(104分、武藤雄樹)、高嶺朋樹(90+3分、仙頭啓矢)、小屋松知哉(77分、戸嶋祥郎)、マテウス・サヴィオ、細谷真大、山田康太(77分、山本桜大)
SUB:佐々木雅士、三丸拡
監督:井原正巳
【感想】
・内容は柏が圧倒
・松本君のターニングポイントになるのか
・最後は経験で勝ったか
って試合でした。
国内の大会としては年内ラスト。
この後もACLとかCWCとかあるっちゃぁあるけど、そっちは国際大会なので。
ともにリーグ戦は上手くいかなかった。
フロンターレは中位を彷徨い、レイソルは最終節まで残留争いでブービーフィニッシュ。
なのでタイトルに懸ける想いは両者とても強かった。
チケット完売、満員の国立でファイナルに相応しい激闘でした。
延長も含めた120分間通してペースを握っていたのは柏。
特に1stハーフは完璧な内容で、川崎は殆ど何も出来なかった。
4-4-2のプレスが上手くハマっただけでなく、細谷&サヴィオによる攻撃も見事でした。
結局トータルシュート数、7対19やもんなぁ。
いかに柏が圧倒していたのかが見える数字です。
でも優勝したのはフロンターレ。
まぁPK戦は運要素もあるから「王者の風格」みたいな事は言いたくないけどね。
でも最後の最後で落ち着いてたのは事実かな。
2ndハーフから徐々に持ち直してたしなぁ。
小林悠と大南の負傷交代というアクシデントもありつつ、豊富な戦力でやりきった。
ジェジエウはPK戦で最後まで蹴らなかった所を見るにつけ、彼も万全ではなかったのでしょう。
それを言うなら柏の古賀も満身創痍で戦ってたね。
彼も同様の理由で11人目のPKキッカーだったのかな。
椎橋&高嶺のボランチコンビが素晴らしい活動量で、だからこそ120分間はフルでは戦えず。
途中交代はやむなしでしたな。
松本健太にとって、今後のサッカー人生の分岐点になるかも、っていう試合にはなった。
ゴミスの決定的なヘディングを止めたり、PK戦でも2本ストップするなど大車輪の活躍。
でも最後の最後、PKキッカーとしてキックを失敗してしまうという残酷な結末に。
チョンソンリョンが一枚上手だったのは紛れもない事実ではあったけど、松本が批判される要素は何も無い。
試合の流れの中でのパラドンはチョンソンリョンもあり、やっぱGKが良いとゲーム自体が締まるよな、っていう決勝戦でしたね。
レイソルは、とてもリーグ戦ブービーとは思えない戦いぶりだったので来季は多少期待できるかもね。
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