トリニータ×ベガルタ 2024 J2 第1節
大分 1-1 仙台
【得点】
T:長沢(83分)
V:相良(40分)
【メンバー】
大分トリニータ(4-2-3-1):濱田太郎、藤原優大、ペレイラ(56分、野嶽惇也)、安藤智哉、香川勇気、保田堅心、弓場将輝(76分、薩川淳貴)、松尾勇佑(56分、中川寛斗)、渡邉新太(C)、野村直輝(87分、小酒井新大)、宇津元伸弥(56分、長沢駿)
SUB:ムンキョンゴン、有働夢叶
監督:片野坂知宏
ベガルタ仙台(4-4-2):林彰洋(C)、髙田椋汰、小出悠太、菅田真啓、石尾陸登(73分、マテウス・モラエス)、工藤蒼生、長澤和輝(63分、鎌田大夢)、オナイウ情滋、相良竜之介(63分、郷家友太)、中山仁斗(73分、菅原龍之助)、中島元彦(88分、遠藤康)
SUB:小畑裕馬、エロン
監督:森山佳郎
【感想】
・躍動のオナイウ
・オフサイドゴールで追いついたトリニータ
・まだまだ第1節
って試合でした。
両チーム共に納得いかなかったシーズンであろう昨季を経て新監督を迎えての新シーズン。
とはいえ全くの新顔である森山とは違って片野坂は「カタノサッカー第2章」という位置づけなので、ゼロからのチーム作りでは無い。
なので現時点での完成度はトリニータの方が上だろうなと思ってたんですが、意外にもベガルタの方が仕上がってた。
オフサイドゴールを見逃してくれてなかったら負けてたね、トリニータ。
誤審様様、って所でしょう。
なんしか攻め手が殆ど無かった。
得点の臭いが全然しなかった。
CF宇津元にはボール収まらず、2列目も野村と渡邉はポジショニ入れ替えたりして何とかしようとしてたけど効果なく。
渡邉は前半実況から名前を呼ばれる回数も少なかったよね。
「大分のキャプテンマーク誰が巻いてるんやろ?」と思って注目して探してたのに、渡邉が全然アップにならんから見つけられなかったもの。
つまりそれぐらいチャンスに顔を出してなかったという事でね。
後半3枚替えを敢行して、経験のある中川や長沢によって起点は作れるようになったけどね。
でもそれがホントに「シン・カタノサッカー」なのだろうか?
保田のガッツは光ってたので、彼には今後も期待かな。
トリニータユース上がりやし、サポ的にも有望株ではないんでしょうか。
一方のベガルタは11人全員が11人それぞれのポジションで力を発揮できていた。
DFラインも安定してたし、中盤のバランスも良く、前線も起点になれていた。
勿論セレサポ的には、もっくんが注目。
贔屓目なしにピッチ上で1番巧かったと思う。
ドリブルしかり、パスしかり、シュートしかり、動き出ししかり、FKしかり。
魅せるプレーも出来てたし、もう完全に仙台のエースでしょ。
小菊的には好みじゃないんやろうけど早く復帰させてほしいなぁ。
あとオナイウが良かったね。
あのオナイウ阿道の弟です。
プレースタイルは全然違うけど、可能性ありまくり。
なんしかスピードがとんでもない。
序盤に「あぁラインを割るな」って思ったボールに追いついたプレーをやってんけど、あれでもう心を鷲掴みにされた。
なんじゃ、あの加速力は。
まだまだ荒削りやねんけど、ただただ縦に突破するだけじゃなく中央に切れ込んだり、上手くフェイントを使って突破したりとバリエーションも豊か。
試合終盤残り約30分は左SHとしてプレーしたりと一辺倒じゃない所も魅力。
アダマ・トラオレのような突破力もありつつ、それだけじゃない所も良いよね。
先制点もキッチリとアシストしたし。
あれ、濱田のミスを上手く誘ってたとしたら大したモンですよ。
西川のアクシデントにより急遽スタメンとなった濱田の心理的エラーを突いてたとしたらね。
鎌田大地の弟の鎌田大夢も途中から出てきたけど、弟インパクト対決ならオナイウに軍配やな。
(何の対決やねんw)
結果的には勝ちきれなかったけど、あれは誤審なので気にする事は無いでしょう。
J2も早くVAR導入しないとね。
あんな誰が見てもオフサイドなプレーで試合を決められるのはたまったもんじゃないでしょうから。
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