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2024年2月25日 (日)

トリニータ×ベガルタ 2024 J2 第1節

大分 1-1 仙台

【得点】
T:長沢(83分)
V:相良(40分)

【メンバー】
大分トリニータ(4-2-3-1):濱田太郎、藤原優大、ペレイラ(56分、野嶽惇也)、安藤智哉、香川勇気、保田堅心、弓場将輝(76分、薩川淳貴)、松尾勇佑(56分、中川寛斗)、渡邉新太(C)、野村直輝(87分、小酒井新大)、宇津元伸弥(56分、長沢駿)
SUB:ムンキョンゴン、有働夢叶
監督:片野坂知宏

ベガルタ仙台(4-4-2):林彰洋(C)、髙田椋汰、小出悠太、菅田真啓、石尾陸登(73分、マテウス・モラエス)、工藤蒼生、長澤和輝(63分、鎌田大夢)、オナイウ情滋、相良竜之介(63分、郷家友太)、中山仁斗(73分、菅原龍之助)、中島元彦(88分、遠藤康)
SUB:小畑裕馬、エロン
監督:森山佳郎

【感想】

・躍動のオナイウ
・オフサイドゴールで追いついたトリニータ
・まだまだ第1節

って試合でした。

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両チーム共に納得いかなかったシーズンであろう昨季を経て新監督を迎えての新シーズン。
とはいえ全くの新顔である森山とは違って片野坂は「カタノサッカー第2章」という位置づけなので、ゼロからのチーム作りでは無い。
なので現時点での完成度はトリニータの方が上だろうなと思ってたんですが、意外にもベガルタの方が仕上がってた。
オフサイドゴールを見逃してくれてなかったら負けてたね、トリニータ。
誤審様様、って所でしょう。

なんしか攻め手が殆ど無かった。
得点の臭いが全然しなかった。
CF宇津元にはボール収まらず、2列目も野村と渡邉はポジショニ入れ替えたりして何とかしようとしてたけど効果なく。
渡邉は前半実況から名前を呼ばれる回数も少なかったよね。
「大分のキャプテンマーク誰が巻いてるんやろ?」と思って注目して探してたのに、渡邉が全然アップにならんから見つけられなかったもの。
つまりそれぐらいチャンスに顔を出してなかったという事でね。

後半3枚替えを敢行して、経験のある中川や長沢によって起点は作れるようになったけどね。
でもそれがホントに「シン・カタノサッカー」なのだろうか?
保田のガッツは光ってたので、彼には今後も期待かな。
トリニータユース上がりやし、サポ的にも有望株ではないんでしょうか。

一方のベガルタは11人全員が11人それぞれのポジションで力を発揮できていた。
DFラインも安定してたし、中盤のバランスも良く、前線も起点になれていた。

勿論セレサポ的には、もっくんが注目。
贔屓目なしにピッチ上で1番巧かったと思う。
ドリブルしかり、パスしかり、シュートしかり、動き出ししかり、FKしかり。
魅せるプレーも出来てたし、もう完全に仙台のエースでしょ。
小菊的には好みじゃないんやろうけど早く復帰させてほしいなぁ。

あとオナイウが良かったね。
あのオナイウ阿道の弟です。
プレースタイルは全然違うけど、可能性ありまくり。
なんしかスピードがとんでもない。
序盤に「あぁラインを割るな」って思ったボールに追いついたプレーをやってんけど、あれでもう心を鷲掴みにされた。
なんじゃ、あの加速力は。
まだまだ荒削りやねんけど、ただただ縦に突破するだけじゃなく中央に切れ込んだり、上手くフェイントを使って突破したりとバリエーションも豊か。
試合終盤残り約30分は左SHとしてプレーしたりと一辺倒じゃない所も魅力。
アダマ・トラオレのような突破力もありつつ、それだけじゃない所も良いよね。
先制点もキッチリとアシストしたし。
あれ、濱田のミスを上手く誘ってたとしたら大したモンですよ。
西川のアクシデントにより急遽スタメンとなった濱田の心理的エラーを突いてたとしたらね。
鎌田大地の弟の鎌田大夢も途中から出てきたけど、弟インパクト対決ならオナイウに軍配やな。
(何の対決やねんw)

結果的には勝ちきれなかったけど、あれは誤審なので気にする事は無いでしょう。
J2も早くVAR導入しないとね。
あんな誰が見てもオフサイドなプレーで試合を決められるのはたまったもんじゃないでしょうから。

 

 

 

 

 

 

 

 


          

 

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2024年2月24日 (土)

ゼルビア×ガンバ 2024 J1 第1節

ゼルビア 1-1 ガンバ

【得点】
Z:鈴木(17分、PK)
G:宇佐美(84分、直接FK)

【メンバー】
FC町田ゼルビア(4-4-2):谷晃生、鈴木準弥、ドレシェヴィッチ、チャンミンギュ、林幸多郎、柴戸海、仙頭啓矢(C)(60分、退場)、バスケス・バイロン(82分、望月ヘンリー海輝)、平河悠、オセフン(63分、下田北斗)、ナサンホ(23分、藤尾翔太)(82分、藤本一輝)
SUB:福井光輝、池田樹雷人、髙橋大悟
監督:黒田剛

ガンバ大阪(4-2-3-1):一森純、半田陸(71分、唐山翔自)、三浦弦太、中谷進之介(C)、黒川圭介、ダワン(55分、ラヴィ)、鈴木徳真(85分、倉田秋)、岸本武流(55分、松田陸)、山田康太、ファン・アラーノ、坂本一彩(55分、宇佐美貴史)
SUB:ステイマンJ草太郎、福岡将太
監督:ポヤトス

【感想】

・アクシデントにまみれたゼルビア
・今季もダメそうなガンバ
・平河とバスケスが光ってた

って試合でした。

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チーム史上初めてのJ1昇格。
その開幕戦という事もあってか、ほぼ満員に埋まったスタジアム。
勝利できれば最高の船出でしたが、まぁそこまで悪くもないデビュー戦でした。

前半はガンバを圧倒。
立ち上がりから攻勢に出て、シュート撃ちまくり。
その勢いそのままにPK奪取して先制点も奪いました。

ガンバとしては直前のプレーで選手が倒れていたので「ボールを外に出してよ」という想いはあったでしょう。
フェアプレーじゃない、と文句つけてましたが誰がどう見てもプレーを切らなきゃいけないってシーンでも無かったので解釈は難しいかな。
まぁとにもかくにも中谷は手をあんなに明確に出してたらハンド取られるよ。
そりゃぁ。
それに流れとしては完全に町田の押せ押せムードだったのでフェアプレーだけを主張してもなぁ、という感じ。

ゼルビアは両SHが活発やったね。
平河もバスケスバイロンもプレーをシッカリと観たのは初めてやけど非常に好感持てた。
動き出し、崩しの姿勢、トラップ、どれも良かったね。

後半も町田の流れだったので、このままJ1初勝利かなと思ってたらアクシデント発生。
スーパー仙頭が退場しちゃったよ。
2枚目のイエロー貰って退場しちゃったよ。
サンガを去ってマリノスに移籍して以降、ここ4年は毎年チームを転々としてきた仙頭。
キャプテンとして開幕戦のピッチに立ってるぐらいだから、ようやく安住の地を得たのかなと思ったけど今季も多難になりそうやな。

黒田監督としても計算外だったでしょう。
それでなくても開始早々にナサンホを失ってたからね。
ナサンホは"これぞ10番"という感じで躍動してただけに損失は大きかった。
1枚目、2枚目と想定外の交代カード。
オセフンにしても予定してなかった交代だったろうしね。

数的不利になった事で、以降は元気がなくなったゼルビア。
それまで全く良い所が無かったガンバに攻められる展開が続きます。

ガンバはね、全然良くなかったのよ(苦笑)
昨季終盤にあった公式戦12試合未勝利の悪い状態が未だに続いてるような感じ。
この12試合で4ゴールしか取れてないんですが、そりゃそうよねってぐらいに全くゴールの匂いがしない。
新加入選手6人がスタメンに名を連ねても昨季の悪いムードは払拭できなかった。
昨季序盤のガンバはね結果こそ出てなかったけど「噛み合ったら強くなるな」っていう雰囲気はあったんですよ。
実際噛み合った夏場は連勝に連勝を重ねてたからね。
ところが今は全く雰囲気が無い。
今後勝つだろうなという雰囲気が無い。
昨季終盤の勝てなかったガンバそのまま。
もう最後に勝利したの去年の8月やもんなぁ。
そりゃ勝ち方忘れてもしゃーないで。

一番期待されてるアタッカーは山田康太なんやろうけど、今日は全然ダメでした。
ポヤトスチルドレンの武流と徳真の元セレッソ勢は確かに違和感なくプレーはしてたけど特別良いわけでもなかった。
ってか今日はセレッソ関連選手多すぎやでなw
樹雷人に藤尾皇子に一森、武流、徳真、松田陸、倉田にと大量。
松田陸は最初右SHに入ったけど唐山が投入されてからは右SBに。
相変わらず良いクロス上げてたな。
徳真と陸は禁断の移籍だの何だのとメディアは煽ってるけど昨季中盤戦以降はベンチ外が定位置になってた選手達なのでね。
フィーゴのそれとは比べるべくもないのよ。
陸なんて甲府に行ってたぐらいやし。
今季も小菊政権が続く以上は出番は限定的だったろうから移籍するという決断は妥当なものだと思う。
結局は「自分を使ってくれるかどうか」なので、武流にしても徳真にしても「自分を使ってくれてた監督」の元に行くのは自然な話でしょう。
ただ、この調子やとポヤトス解任されそうやけどね(苦笑)
宇佐美のFKという飛び道具1発で追いつき敗戦は免れたけど、11人相手の時は何も出来なかったという事実は忘れてはならないでしょう。
そのFKにしても谷のポジショニングミスやしな~。

谷は失点シーン以外は悪くなかったけど、肝心な所で凡ミスですわ。
なんで、あんな左に寄ってたんや・・・
そしてガンバからのレンタル移籍中やのに試合後ガンバサポにブーイングされてるのは何故??
試合中は敵としてブーイングするのはアリやと思うけど、わざわざ挨拶きてるのにブーブー言う意味が分からん。
なんであんな嫌われてるんや??

 


                  

 

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2024年2月23日 (金)

広島×浦和 2024 J1 第1節

広島 2-0 浦和

【得点】
大橋2(45+0分、55分)

【メンバー】
サンフレッチェ広島(3-4-2-1):大迫敬介、塩谷司、荒木隼人、佐々木翔(C)、中野就斗、満田誠、川村拓夢(90+2分、山﨑大地)、東俊希、大橋祐紀、加藤陸次樹(82分、松本泰志)、ソティリウ(73分、ドウグラス・ヴィエイラ)
SUB:川浪吾郎、野津田岳人、エゼキエウ、小原基樹
監督:スキッベ

浦和レッズ(4-3-3):西川周作、酒井宏樹(C)、ショルツ、ホイブラーテン、渡邊凌磨(76分、大畑歩夢)、グスタフソン、伊藤敦樹(67分、岩尾憲)、小泉佳穂、チアゴ・サンタナ(76分、興梠慎三)、松尾佑介(82分、中島翔哉)、関根貴大(67分、前田直輝)
SUB:牲川歩見、佐藤瑶大
監督:ヘグモ

【感想】

・蓄積の差
・大迫のパラドン
・上々のデビュー

って試合でした。

Photo_20240223212001 

関係各所の予想家たちから軒並み上位予想されてる両チーム。
広島を優勝に推す声は多いし、浦和もトップ3以上が殆ど。
個人的には「そうか?」って感じがしててね。
確かにスキッベ体制3年目となった広島は積み上げてきたものが成果として出る年になるかもしれん。
過去2年のリーグ戦で連続3位だった安定感もある。
移籍収支もマイナスよりプラスが多かったし。

ただ、CBの枚数が少なすぎるやろ?って懸念は去年から変わってないのよね。
3CBシステムやのに使えるCBが5人しか居ない。
これではターンオーバーも出来ないし、スタメンとベンチの実力差が激しすぎるのも難点。
マルチな選手が多いので何とかなる、って思ってるのかもやけどCFの多さと比較すると編成の偏りは否めない。
実際去年もレギュラーCBがケガしてた時期は成績落ち込んでたのにね。

という事で夏の補強でDFを獲得するか、もしくは運良くCBに怪我人なしという状況が続かないと優勝は無いと思ってます。

一方の浦和は広島とは対照的に巨大戦力を揃えました。
全ポジションで2人以上の実力者を確保し、ベンチ外メンバーでも他クラブなら先発でしょ?って人も多い。
新監督と新戦力が噛み合えば確かに上位は間違いないと思わせる陣容。

そう、噛み合えばね。
って所が出ちゃった開幕戦だったかな。
昨季は守護神と両CBが揃ってリーグベストイレブンに選ばれるなど堅守を誇っていたのですが今日は簡単に2失点。
ソティリウがPK外してくれなかったら更なる失点を重ねてた事でしょう。
もちろん昨季だって全試合で鉄壁だった訳じゃないんやろうけど、この脆さは発展途上感があるのよね。

渡邊凌磨の左SB起用は可もなく不可もなく、といった所。
途中から代わった大畑含めて良いインパクトも悪いインパクトも無かった。
このポジションだけが唯一昨季よりトーンダウンしてるところかな~。
明本、荻原は違いを作れる選手だったからね。
渡邊凌磨がハマれば明本、荻原を超える可能性はあるので、これからって要素ではあるけど。
大畑は完全に伸び悩んでる感じかなぁ。
サガン時代の強さもなくなり平凡なラテラルになってしまってる。
これでは他ポジションの選手をコンバートしたくなる気持ちも分かるし、宇賀神を呼び戻す気持ちも分かる。

中盤と前線の絡みもイマイチやったな。
グスタフソンが優秀な選手だというのは理解できたけど、反面伊藤敦樹の良さが消えてしまったようにも見えてね。
新システムという事もあって難しかったんかなぁ。
小泉も輝きは瞬間的やったし。

サンタナも今日は沈黙し、両エストレーモも抉れなかった。
興梠や前田の方がインパクト残せてたよね。
途中から入った利点ってのもあるけど、2人も決定機演出できてたし。
岩尾もバー直撃ヘッドあったしなぁ。
ベンチ組は、わりと奮起してたかな。
中島は特に何も出来てなかったけどw

今日は積み上げてきたものの差で勝った、という感じのサンフレ。
エディオンピースウイング広島の公式戦こけら落としゲームでもあった訳で、超満員の観衆のなか上々のデビューを飾れました。
コレオは残念やったけどww

スタメン4人が新戦力だった浦和に対して、サンフレは大橋のみ。
フレッシュさは無いけど継続性が活きた開幕戦。
その大橋にしてもムツキとは中央大学時代に3年間ともにプレーした過去もあるし、すんなり馴染んでた。
なんせ、いきなりの2ゴールやもんなぁ。
ムツキと共に走り、ムツキと共に決めた得点。
このコンビ、今後結構厄介になるかもね。
PK奪取したのにソティリウにキッカー強奪されちゃったのは不運やったけど、そのソティリウがPK外したので今後はキッカーも回ってくるかもね。
ソティリウはPK失敗で自信なくしたのか、その後に訪れた特大決定機もチカラの無いシュートでフイに。
そりゃ途中交代にもなるわなぁ。

新聞の見出し的には大橋なんやろうけど、影のMOMは大迫。
序盤にあったピンチを立て続けに防いで試合の流れを掴み取りました。
小泉、関根がそれぞれ決めていれば全く違った展開になってたやろうし、今夜の広島経済も沈んでたでしょうね(苦笑)

それにしても広島に新スタジアムが出来る日が来るとはなぁ・・・
あんだけ揉めに揉めてたから永久にビッグアーチかと思ってたよ。
アクセスも良いみたいやし、機会があれば行ってみたい箱やね。

 

 

 

 

 

 

           

 

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2024年2月17日 (土)

神戸×川崎 フジフィルムスーパーカップ2024

神戸 0-1 川崎

【得点】
ファンウェルメスケルケン際(48分)

【メンバー】
ヴィッセル神戸(4-3-3):前川黛也、酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮(83分、飯野七聖)、扇原貴宏(70分、井手口陽介)、山口蛍(C)、井出遥也(21分、宮代大聖)、大迫勇也、佐々木大樹、ジェアン・パトリッキ(70分、広瀬陸斗)
SUB:新井章太、岩波拓也、菊池流帆

川崎フロンターレ(4-3-3):上福元直人、ファン・ウェルメスケルケン際(80分、瀬川祐輔)、高井幸大、丸山祐市、田邉秀斗(HT、三浦颯太)、ゼ・ヒカルド、瀬古樹(C)(85分、山本悠樹)、山内日向汰(80分、橘田健人)、ゴミス、山田新、パトリッキ・ヴェロン(65分、マルシーニョ)
SUB:安藤駿介、松井蓮之

【感想】

・Bチームで優勝できたのはデカい
・逆に神戸はプランB無し
・両チーム内容としては「まだまだこれから」

って試合でした。

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シーズン到来を告げる恒例のスーパーカップ。
なんですが、神戸と川崎とではハードスケジュールっぷりが、あまりにも違う。
川崎はACLのアウェイ戦を中国で行ってから中3日で、この試合。
そして中2日でACLがあり、その後も中3日でJリーグ開幕戦。
一方の神戸は何も無い。
来週のJリーグ開幕戦まで何も無い。

という事情があるので、川崎はBチームで臨んできました。
4日前の中国遠征でスタメン出場した11人は全員ベンチまたはベンチ外に。
そうです、11人総入れ替えです。
一方の神戸は昨季J1を制したメンバーがズラリと並ぶベストと言える布陣。
武藤がケガで居ないぐらいのもんです。

これはリーグ王者ヴィッセルが圧倒するかな、と思った人が多かった事でしょう。
去年の実績だけ考えたら、そうなるよね。
ところが勝利したのはフロンターレ。
ターンオーバーをしつつ、新戦力も試しつつ、タイトルも獲れたというのは非常に大きいよね。
90分通しての内容としては五分五分で、引き分けが妥当な結果だったと思うけど、だからこそ勝てたのはデカい。

新戦力の話からしていきましょうか。
まずは、ファンウェルメスケルケン際。
決勝ゴールはタナぼたではあったけど、前半にも惜しいヘディングシュート放ってたし「川崎の右SB」に求められてる得点力の高さは示せた感じかな。
攻守に安定してたし、上々のデビュー戦でしょう。

丸山は35歳の経験値を遺憾なく発揮してたね。
コンビを組む19歳の高井を引っ張って大迫を完封。
シーズン通して活躍できるかどうかはさておき、計算できるベテランが居るってのは非常に頼もしい。

三浦颯太は後半頭から入ってムードを一変させた。
どちらかと言うと神戸ペースだった前半の流れを変えた。
勝利の立役者よね。
流石は日本代表。
田邉は少し不安定で攻守のバランス悪かったからなぁ。
そこに軸を1本持ってこれてた感じ。
まぁ田邉は本職じゃないらしいので、批判されても可哀想な所もあるけど。

ゼ・ヒカルドはセンスめちゃくちゃあるやん。
最初のプレーで見せた繋ぎのパス1本で、もうセンスあるのは分かったわ。
中盤のオーガナイザーとして、鬼木監督が求めるタイプの選手やなぁ。
「脇坂、橘田、山本で組む中盤トリオは今季のJリーグではNo.1」なんて声も出てるし、それはそうだと思うけどゼ・ヒカルドも遜色ないように見える。
ってなると、どんだけ中盤厚いねん!!!

そんな中盤で山内も充分に使えるというのが分かった。
彼もバリバリセンスあるやん。
瀬古と共に、このトリオも全然悪くない。
いや、むしろ良い。
キャプテンマーク巻いた瀬古はバーに嫌われた直接FK以外にも惜しいチャンス作りまくってたなぁ。
Bチーム扱いは勿体なすぎるよ。
ヴェロンも本職はトップ下だそうで。
川崎流のインサイドハーフに対応できるかどうかは不明やけど、めちゃくちゃテクニックあるよってのは分かった。
そして、まだ19歳。
伸びしろしかないやん。
今日は左エストレーモやったけど、そこでも機能できていた。
ゴミスとの関係性も問題なく、ゴミスがキッチリ決めるトコ決めてればなぁ。
ポストプレーしかり、シュートに持って行くまでの所しかり、レベルの高さは伝わってくるゴミスなので、後はゴールだけやね。

昨季「全員で頑張って大迫が決める」スタイルで覇権を獲ったヴィッセル。
今日も最初のチャンスで大迫が決めていれば、昨季のVTRを観るような展開になってたかもね。
そういう意味では上福元のパラドンが勝利の要因か。
まぁ2つ目、3つ目のチャンスを作れなかった事も敗因でしょう。
武藤不在でバリエーションが減ってたね。
宮代は、まだまだ合わせていく段階なので今日の不発は仕方ない。
汰木はどうなってんの!?
昨季終盤からゲームに絡めなくなってるけど、もう干されてる感じ?
怪我でもなさそうやしなぁ。
昨季前半は無双してた試合もあったのに、何がダメになったんやろ。
ヴィッセル攻撃陣は意外と層が薄くて、今日も右SHに広瀬と飯野を試してるような状態。
どちらも本職ラテラルなので迫力不足は否めないからなぁ。

ヴィッセルは今季も大崩れはしないんやろうけど、怪我人続出とかになったらゴール奪えず勝ち点失う試合が増えるかもね。
扇原のゲームメイクは冴えわたってたけど、彼しか崩しのパス出せる人いないのもウィークポイントやしね・・・

 

 

 

 

 

 

 

          

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