« 2024年2月 | トップページ | 2024年4月 »

2024年3月31日 (日)

北九州×大宮 2024 J3 第7節

北九州 1-1 大宮

【得点】
G:喜山(67分)
A:杉本(28分)

【メンバー】
ギラヴァンツ北九州(4-2-3-1):田中悠也、坂本翔、杉山耕二、工藤孝太、乾貴哉、高吉正真(85分、井澤春輝)、喜山康平(C)、岡野凜平(73分、小林里駆)、高昇辰、牛之濱拓(76分、若谷拓海)、永井龍(85分、平山駿)
SUB:大谷幸輝、長谷川光基、平原隆暉
監督:増本 浩平

大宮アルディージャ(4-2-3-1):笠原昂史、茂木力也、濱田水輝、市原吏音、植田悠太(71分、下口稚葉)、石川俊輝(C)、小島幹敏、中野克哉(86分、種田陽)、杉本健勇、泉柊椰(71分、大澤朋也)、藤井一志(62分、中野誠也)
SUB:加藤有輝、浦上仁騎、清水祐輔
監督:長澤徹

【感想】

・最後までハードワークだった北九州
・大宮は余裕かましすぎたか
・健勇兄ちゃん連続ゴール

って試合でした。

Photo_20240403152701

J2から落ちてきたアルディージャと、JFLに落ちかけたギラヴァンツとの一戦。
つまり両者ともに"どう這い上がって行くか"が問われる今シーズン。
かつてJ1で優勝争いもした事があるアルディージャにとっては、J3は抜け出さなければいけない場所。
一方ギラヴァンツは昨季棚ぼたでJ3残留(JFLチームが昇格条件満たせず)できたぐらいなので、今季の目標は「基盤作り」。
まぁそうよね。本来J3昇格を目指さなければいけないシーズンになってた訳やから。
来季以降に向けて足元固めていきましょう、ってのは現実的なトコでしょう。

今季ここまでの戦いぶりは、勝ったり負けたりで下位を彷徨ってるギラヴァンツに対し、大宮は首位グループに鎮座。
降格組は負け癖がついたまま堕ちていくパターンのチームもあるけど、大宮は何とか踏みとどまってます。
(ツエーゲンなんかが堕ちていってるパターンかな...)
なんだかんだで巨大戦力ではあるもんね。

今日の個人的な注目は健勇と龍の元セレッソCF陣。
これは見逃せない。
前節2ゴールしたりで、元日本代表の格を見せつけてる健勇は、この日も先制ゴール。
2トップの下がり目というか、縦関係の2トップの後ろというか、実質10番ポジション?
なんにせよ、前に張ってるだけではなく幅広く動いてました。
でも決定機は逃さず飛び込んで行ってたのは流石でしたね。

一方の龍は完全にCF。
貫禄はあったけどゴールは奪えず。
これは決めなきゃ、って所も外してたからなぁ。
そのあたりはセレッソ時代と変わらずか...(苦笑)

試合全体で言うと前半アルディージャ、後半ギラヴァンツって感じ。
特に後半は圧倒的にギラヴァンツ。
大宮は殆どシュートにすら持っていけてなかった。
(トータルシュート数も圧倒的にギラヴァンツが上)

北九州としては勝てた試合やったね。
攻勢をかけるなか、後は決定力の問題でした。
最後までハイプレスは途切れず、勝利への執念はメチャクチャ感じたけどね~。
右SB坂本くん攻守にわたって良かったよ。

逆に大宮は緩かった気がする。
北九州と比べると情熱が感じられなかった。
覇気が無いというか。
魑魅魍魎が集うJ3なので、舐めプしてると案外この後呑まれていくかもね・・・。
(泉なんか、もっと出来るやろーーーー)

 

 

 

 

 

 


               

| | コメント (0)

2024年3月30日 (土)

川崎×FC東京 2024 J1 第5節

フロンターレ 3-0 FC東京

【得点】
脇坂(34分)、山田(83分)、橘田(90+2分)

【メンバー】
川崎フロンターレ(4-2-3-1):チョンソンリョン、瀬川祐輔(64分、佐々木旭)、ジェジエウ、高井幸大、三浦颯太、橘田健人、瀬古樹、家長昭博(90+5分、小林悠)、脇坂泰斗(C)(90+5分、山本悠樹)、遠野大弥(82分、山内日向汰)、エリソン(82分、山田新)
SUB:上福元直人、大南拓磨
監督:鬼木達

FC東京(4-3-3):波多野豪(72分、退場)、長友佑都、木本恭生(84分、中村帆高)、森重真人、バングーナガンデ佳史扶、高宇洋、小泉慶、松木玖生(C)(64分、小柏剛)、荒木遼太郎(64分、ディエゴ・オリヴェイラ)、仲川輝人(75分、野澤大志ブランドン)、遠藤渓太(64分、ジャジャ・シルバ)
SUB:土肥幹太、俵積田晃太
監督:クラモフスキー

【感想】

・スコア通りの快勝
・高集中力マッチ
・やっぱエリソン

って試合でした。

Photo_20240330190901

開幕から4試合で1勝しか出来ず、スタートダッシュに失敗した両チーム。
この多摩川クラシコをキッカケに上位浮上していきたい所でしょう。

同じ1勝でも前節3発快勝したF東とは違って川崎は開幕戦での勝利。
その後3連敗しちゃってるので、勢いで言うと完全にF東。
でも代表ウィークでの2週間のインターバルが川崎に味方したか。
今日は川崎の快勝でした。
3-0というスコアほどの差は無かったとはいえ、川崎は5点ぐらい取るチャンスあったからね。
一方のF東はチャンスシーンを思い出せないぐらい。
悪い内容ではなかったけど、FIFAウィルスが邪魔しちゃったかな~。
序盤こそ押してたけど、アビスパに勝った勢いはそこまでで終わっちゃいました。

お互い集中力も高く、ナイスゲームであったのは間違いない。
伝統のデルビーを汚さなかった内容。
F東は高と小泉のボランチコンビが効いてて、川崎も負けじと中盤3枚がハイテンションだったからゲームは締まった。

再度の攻防もアツかったよね。
マルシーニョが出場停止だったのは残念やったけど、遠野は遠野で見所作ってたし。
三浦vs長友も見応え充分。
遠藤渓太だけは物足りなかったので、そこは早めに交代でも良かったかな~。
ってかベンチにジャジャと俵積田という(ザックリ言うと)同じ役割の選手を2人も入れてるのは何故なんやろう。
それでいて中盤の控えは0という、よく分から編成。
64分の3枚替え後は4-4-2(もとい4-2-4)にシフトチェンジし、波多野退場後は3-4-2っぽくなってました。
CBを長友、森重、佳史扶の3枚で組む様は、かつてのクライフバルサのようではあったけどクライフバルサほどのクオリティは出せず。
木本を代えたのはイエロー1枚貰ってたからなんかな~。
9人になるのは流石にキツイもんね。
でも中村帆高のサイドアタックは効いてなかったので、策は不発でした。

大量失点に悩むフロンターレにとってはクリーンシートは大きな自信になるでしょう。
今日はホントに全員が集中力高くシッカリ守れてた。
高井もナイスディフェンスやったし。
あと守備面でもエリソンの復帰はデカかったと思う。
もちろん攻撃の核であるので、オフェンス面での貢献は計り知れないねんけど、彼が前線で基準点となる事で守備の負担も減ってたと思う。
結局ディフェンスだけオフェンスだけって感じでは現代サッカーは語れないからね。
とにかく規格外やもんなぁ、エリソンは。
ドリブルにせよ、ボールキープにせよ、それだけでF東ディフェンスは何人も引っ張られてしまう。
そして全然奪われないしね。
今日はシュートこそ決まらなかった(何故か空振りが多かったw)けど、まぁまたすぐ決めてくれるでしょう。
波多野を退場に追いやったのも大きなポイントでした。

山内はゼロックスで観た時はインサイドハーフやったけど、今日は左アウトサイドでプレー。
入ってすぐシンヤマダのゴールをお膳立てする等、抜群の存在感を左サイドで放ってました。
どこが本職なんやろ?
SBでも試されてるらしいので、結構ポリバレントな選手なんかもね。

 

 

 

 

                    

| | コメント (0)

2024年3月24日 (日)

清水×秋田 2023 J2 第節

清水 1-0 秋田

【得点】
北川(26分)

【メンバー】
清水エスパルス(4-2-3-1):権田修一、吉田豊、住吉ジェラニレショーン、蓮川壮大、山原怜音(87分、北爪健吾)、宮本航汰、中村亮太朗、ルーカス・ブラガ(69分、西原源樹)、乾貴士(6分、松崎快)(87分、高橋祐治)、カルリーニョス・ジュニオ、北川航也(C)(69分、白崎凌兵)
SUB:沖悠哉、千葉寛汰
監督:秋葉忠宏

ブラウブリッツ秋田(4-4-2):圍謙太朗、村松航太、喜岡佳太、河野貴志、才藤龍治、諸岡裕人(C)(81分、藤山智史)、小野原和哉、畑潤基(56分、大石竜平)、佐藤大樹(61分、水谷拓磨)、吉田伊吹(56分、梶谷政仁)、小松蓮(81分、半田航也)
SUB:山田元気、岡﨑亮平
監督:吉田謙

【感想】

・鉄壁のCB
・効果的だったサイドチェンジ
・西原すばらしい

って試合でした。

Photo_20240326162901

エスパルス的には秋田を苦手にしてたらしいんですが、全然そんな風には感じなかった。
ほぼほぼ清水の完勝でしたよ。
秋田のチャンスは1回だけでした。
そしてそれも権田のパラドンによって防がれましたし。
さすが権田って感じやったね。
キャラクター的には好きじゃないけど、実力は認めざるをえないな(苦笑)

乾が開始早々に負傷交代となっちゃったので秋葉監督のプランは崩れたかもやけど、代わりに入った松崎も上手くフィットしてた。
両翼のブラガとカルリーニョスが強烈だったので、松崎も2人と適宜ポジションチェンジしながら掻きまわせてたね。
カルリーニョスは最終盤はCFやったりとポリバレントにプレー。
崩しのパスも見事でしたね。

ブラガは突破力がエグかったなぁ。
ずっと観ときたいレベルだったのに何故途中で代えるねん!っと思ってたら代わった西原が更に良くてビックリ。
まだ17歳とか、驚きしかないね。
動き出し、ドリブル、パス、全て良かった。
シュートへの思い切りもね。
エスパルスは、こういうユース上がりの有望株がドンドン出てくるイメージやなぁ。

ボランチの2人、宮本と中村は守備もしっかり出来るし、組み立ても申し分なかった。
安定感あったね。
90分間、戦えてたし。

でももっと良かったのがCBの2人。
正に鉄壁でしたわ。
ロングボールは跳ね返しまくるし、裏へのパスのカバーリングもバッチリ。
対人も強く、クリーンシートも必然の結果でしょう。
ただ、2人ともレンタル移籍中ってのがな(苦笑)
来シーズンも居てくれるかは謎やもんね。

あとは吉田豊かな。
サポから何度も吉田コールが出てたように大活躍でした。
今日の影のMOMかも。

秋田も悪くはなかってんけどなぁ。
だから0-1って結果は妥当やと思う。
少し噛み合わせが違えば引き分けや1-0勝利に持っていけたかもね。
そんな内容でした。

ただ、小松蓮が退いてからは火力不足になってたなぁ。
エスパルスが最後5バックにしてきた事もあって、崩せなかった。
昨季ゴール量産してただけあって小松は自信に満ち溢れたプレー。
巧みなトラップからのシュートとか、テクニックも魅せてた。

圍くんは元気にやってたよ。
アンラッキーな失点はGKとしてもノーチャンスだったしね。

 

さてさて、ここからは現地観戦した時に気付いた事などをば。
ふらりと立ち寄ってみた静岡県。
サッカー王国静岡には、わたくし初上陸であります。
今はJ2とはいえ、文化として根付いてる街がどんなものか気になって訪れました。
ところが最寄りの新清水駅には一切エスパルス色なし。
スタジアムまで行くバスの停留所が何処なのかの案内も無し。
だいたい知らない土地に行ったら地元サポーターに付いて行けば迷わないもんやねんけど、新清水駅にはサポーターどころか人影もまばら。
おいおい、ホントに今日サッカーあるの?って感じ。

後から気付いてんけど電車降りてスムーズに行ってればバス間に合ってたのよね。
でも駅に何の案内も無く迷ってるうちにバス1本逃してしまった。
そして無駄な30分待ち・・・。

バスに揺られてると、ようやくオレンジのサポーター達が何人か乗ってきました。
エスパルスオレンジは映えるのが良いよね。
別にディスるわけじゃないけど、秋田の青色は全く目立たないもんな~。
我がセレッソのピンクもそうやけど、視覚効果は結構大きいと思う。

バス停を降りて15分ほど坂を上がったら日本平スタジアム。
山奥に鎮座する姿は威厳じゅうぶん。
数々の伝説が生まれた場所やからなぁ。

さてスタジアムに入って当日券を買おうと思ってんけど、今はネットでしか買えないとの事。
ちゃちゃっと買いたかったので、これはメンドーだった。
私はJリーグIDとか事前登録してたので、それでもまだマシな方だったと思う。
会員登録イチからしないと、って状況だったら絶望的な気持ちになってたやろうね。
そして発行されたQRコードは15分待たないと処理されず。
またしても無駄な待ち時間・・・。

バックスタンド席7100円。
最近の他チームの価格知らないので何ともやけど、こんな高いの!?
他のエンタメと比べても結構高い気はするよね。
駅からのアクセスも悪く、それでいて人混みにまみれ、寒い中、雨が降る中90分。
ムンディアルにも出たスーパースターは6分で交代し(笑)、勝つか負けるか、面白い試合になるかどうかも分からない。
飲み物も食べ物も高く、座席の幅も狭い。

それでもサッカーが好きなんだ!!!!!!!!!!

って人しか連れていけないよな~。
山奥で帰りのシャトルバスを延々と待ってる時に、そんな事を思った。
今日は天候マシだったから良かったけど、こんなん炎天下とかさ、豪雨とかやったらさ、ストレスなく待てないよね。
初デートとかで連れていけないよねw

というのを越えるものが生観戦にある!、のかな(苦笑)

フットボールフリークの私でも「2回目は良いかな」って思っちゃうもん。
日本平、一度は訪れてみたかったので体験としては良かったけど、もう1回ってなるとなぁ。
神戸も吹田も等々力も帰りは地獄だったから、もうエエかなって思っちゃってるから。
長居は、やっぱ優れてるわ。

あとスタジアムのイベントパーク的なものが入口から遠くにあるのも問題やと思う。
帰る時まで賑わってる場所の存在にすら気付かなかったので。
サッカー以外の楽しみ、っていう意味でビギナーのハードルが高いよね。

スタジアム自体は専スタだし、傾斜も良い感じで非常に見やすかった。
これはGood。
試合全体も見えやすかったし。

清水サポは、ずっと歌ってたな~。
Jリーグ初期のチャント(オレオレ♪)聴けたのは良かった。
ただ選手が良いプレーしても反応せず、ずっと歌ってたのはチョット可哀想だったな。
むしろバックスタンドの私の周囲の方が反応してるっていうね。
良いプレーしたら拍手とかチャントとかしてあげたら良いのにな~。

試合後にショッピングモールに選手が登場って流れは結構アツいイベントだなと思った。
誰が来るかによるかもやけど、勝利の余韻を楽しみたいサポからしたらナイスでしょう。
私も泊まりだったら立ち寄っても良かったかなって思ったもん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                  

| | コメント (0)

2024年3月20日 (水)

愛媛×長崎 2024 J2 第5節

愛媛 1-2 長崎

【得点】
E:ダンカン(75分)
V:マテウス(27分)、フアンマ(71分)

【メンバー】
愛媛FC(4-2-3-1):辻周吾、パクゴヌ、尾崎優成、小川大空(C)、山口竜弥、深澤佑太、谷本駿介(70分、菊地俊介)、佐藤諒(30分、茂木駿佑)、石浦大雅(70分、ダンカン)、窪田稜(85分、浜下瑛)、松田力
SUB:徳重健太、森脇良太、三原秀真
監督:石丸清隆

V・ファーレン長崎(4-3-3):原田岳、飯尾竜太朗、新井一耀、田中隼人、米田隼也、秋野央樹(C)、加藤大(74分、山田陸)、マテウス・ジェズス(90+3分、澤田崇)、エジガル・ジュニオ(64分、フアンマ・デルガド)、増山朝陽(64分、マルコス・ギリェルメ)、笠柳翼(74分、松澤海斗)
SUB:若原智哉、瀬畠義成
監督:下平隆宏

【感想】

・圧倒的な個のチカラ
・愛媛の縦パス
・笠柳くん面白い

って試合でした。

Photo_20240322021501

ここまで2勝2敗の愛媛と、2勝1分1敗の長崎という似たり寄ったりな成績同士の対戦。
2週間前のルヴァンで両者は対戦してるらしいけど、まぁそこはカップ戦仕様なメンバーなので関係ないでしょう。

試合は前半長崎、後半愛媛のペースで進みました。
違いが出たのは、ここぞでのチカラかなぁ。
長崎の2得点は、どっちもスーパーなものだったので仕方ないでしょう。
佐藤諒がケガをしてピッチ外に出ていて1人少ない状況で手薄な右サイドを突かれて失点というのは愛媛にとっては不運でもあり、したたかさが無かったとも言える。
でもマテウスのゴールはゴラッソすぎたからなぁ。
あんな体勢からでも決められては、ちょっと手の内ようが無い。

フアンマのゴールもゴラッソ。
前述した通り後半は愛媛ペースだったんですよ。
長崎はシュートすら撃てず結構押し込まれてました。
防戦一方とも言って良い中での圧巻のミドル。
いや~、不条理すぎるよね。
愛媛からしたら同点に追いつけるかも、って雰囲気の中で1発でやられたので。
昨季J2得点王がベンチに控えてるとか贅沢すぎんのよ。
先発で出てたエジガルジュニオもJ1で実績あるCFやしなぁ。
どんだけ層厚いねん。

でも、この失点は少し采配ミスなポイントもあり。
というのも交代で入ったばかりの菊地俊介が不用意に危険な位置でボールロストした事が失点を招いたからね。
みんな結構さ、交代が遅いだとか、交代枠残して負けるな、みたいな事を言うやん。
何故か交代策を用いるのが正しいみたいになってる節があるねんけど、なんでもかんでも交代させるのが正解じゃないよね。
別にスタメン11人のまま試合を終えるのが最善なら(それで結果出るなら)それはそれで良いわけやし。
菊地を個人攻撃する意図は無いけど、試合に入りきれずミスったから失点しちゃった訳でね。
あのまま谷本を使っていれば、あの状況での失点は無かったので。

ただ、石丸監督としてはギア上げて同点狙うぞ!!って意図での交代策だったんだろうし、同時に入れたダンカンはゴールという結果も残したので全てが間違いという訳ではない。
2列目の所のポジショニングが低い位置だったので、松田力と2トップにして全体を押し上げたかったという狙いは正しかったと思う。
底上げする必要はあったからな~。
どのポジションの選手も縦パスをガンガン入れていくスタイルは非常に好感持てたけど、そこから先が崩せてなかったので。

そういえば松田力のプレーは今日個人的には私注目してたんですよ。
セレッソOBだからってのもあるけど、昨季J3MVPだったので。
めちゃくちゃ劇的にセレッソ時代から成長してたら面白いな、と。
まぁ今日の試合に関しては昔と変わってはなかったね(苦笑)

今日の試合での発見は笠柳くん。
ドリブルの姿勢が実に良い。
センス感じまくり。
積極的にシュート撃ってたし、攻撃への絡みもGood。
崩し方が実に好み。

課題は継続性なんかな?
後半は殆ど消えてたからね。
途中交代も当然でしょう。
90分フルで前半みたいなプレーが出来れば相手にとって相当脅威になるやろうなぁ。
その点マテウスは最初から最後まで格の違いを見せてたので、レベル高かった。

 

 

 

 

 

          

| | コメント (0)

2024年3月17日 (日)

湘南×浦和 2024 J1 第4節

湘南 4-4 浦和

【得点】
B:ルキアン2(23分、74分)、鈴木章2(32分、46分)
R:興梠(11分)、松尾(55分)、前田(64分)、グスタフソン(81分)

【メンバー】
湘南ベルマーレ(3-3-2-2):富居大樹、大岩一貴、キムミンテ(C)、大野和成、鈴木雄斗、田中聡、杉岡大暉(68分、畑大雅)、池田昌生(68分、奥野耕平)、平岡大陽(84分、鈴木淳之介)、ルキアン、鈴木章斗(84分、阿部浩之)
SUB:ソンボムグン、岡本拓也、茨田陽生
監督:山口智

浦和レッズ(4-3-3):西川周作、酒井宏樹(C)、佐藤瑶大、ホイブラーテン、渡邊凌磨、グスタフソン、伊藤敦樹(66分、中島翔哉)、小泉佳穂(HT、岩尾憲)、興梠慎三(HT、松尾佑介)、前田直輝(66分、チアゴ・サンタナ)、関根貴大
SUB:牲川歩見、大畑歩夢、パンヤ
監督:ヘグモ

【感想】

・バカ試合
・圧巻の田中聡
・岩尾で盛り返した

って試合でした。

3_20240322021301

お互い調子の上がらないシーズン序盤。
今日もロースコアなゲームになるんだろうと思ってたら、まさかのバカ試合。
取りも取ったり4ゴール。
守備崩壊というよりは、どちらもファイトしまくった結果だと思いました。

MOMは田中聡でしょう。
ゴールに直結したプレー(1点目のスルーパス、ルーレットからのアシスト、ポスト直撃シュート)以外にも目立ちまくり。
完全にゲームを支配しとりました。

ベルマーレの先輩ボランチとして、岩尾も負けじと決定的なプレーをしてたのは面白かった。
こちらは後半からの出場やったけど同点に追いつく原動力になりました。

ベルマーレイレブンは総じて思い切りが良かったよね。
後半開始直後の鈴木章斗のミドル弾もそうやし、池田のバー直撃ミドルもそうやし。
撃てる所で迷いなく撃ったのが大量ゴールに繋がったと思う。
鈴木章斗は順調にいけば、今季大ブレイクするかもね。
町野が去り、大橋が去っても若いCF出てくるのがベルマーレらしさかな。

対する浦和は個のチカラと、しっかりとした崩しかな。
興梠と前田のゴールは正に崩した上で最後は個のチカラが効いていた印象。
グスタフソンの最後のゴールもラッキーな面はありつつ、やっぱ崩してたからこそのもんやし。

これに伊藤敦樹のコンディションが上がり、サンタナもフィットしてくれば恐ろしいチームになるなぁ。
後半開始から松尾をCFで使った訳やけど、サンタナが万全ならそういう起用も不要やし。
中島翔哉のトップ下オプションも悪くなかったし。
ソルバッケンはどうしてんのか知らんけどw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                         

| | コメント (0)

2024年3月16日 (土)

福岡×FC東京 2024 J1 第4節

アビスパ 1-3 FC東京

【得点】
A:松岡(82分)
T:長友(28分)、荒木(32分)、バングーナガンデ(57分)

【メンバー】
アビスパ福岡(3-4-2-1):永石拓海、井上聖也(HT、岩崎悠人)、奈良竜樹(C)、田代雅也、前嶋洋太、重見柾斗(72分、松岡大起)、前寛之、小田逸稀(72分、亀川諒史)、紺野和也、金森健志(59分、鶴野怜樹)、ウェリントン(59分、ザヘディ)
SUB:村上昌謙、宮大樹
監督:長谷部茂利

FC東京(4-3-3):波多野豪、長友佑都(71分、中村帆高)、木本恭生、森重真人、バングーナガンデ佳史扶、高宇洋、小泉慶、松木玖生(C)、荒木遼太郎(80分、東慶悟)(90+0分、安斎颯馬)、仲川輝人(80分、ジャジャ・シルバ)、遠藤渓太(71分、俵積田晃太)
SUB:野澤大志ブランドン、土肥幹太
監督:クラモフスキー

【感想】

・好調組のゴール競演
・スコア通りにF東が快勝
・紺野は別次元

って試合でした。

1_20240322020401

開幕から調子が上がらず、ここまで未勝利。
そんでもってアウェイ福岡の地は相性的に鬼門。
そんなF東が快勝するねんからサッカーってスポーツはホンマに分からんし、私のWINNERも一向に当たらないw

チームとしては低調ながらもゴールを量産してる荒木、そして久々に代表復帰した長友、と個人としては好調なメンツが結果を残しました。
佳史扶もU-23代表に選ばれてるわけで、まぁその実力通りのゴールって所でしょうか。
両SBのゴールは、共に佳史扶のクロスを長友が決める、長友のクロスを佳史扶が決める、という監督としては狙い通りな感じなのかな。
それだけ両SBが高い位置に上がってるって事やからね。

そしてチーム全体を操っていたのは松木玖生。
2点目に繋がったスルーパスもそうやし、他の場面でも攻撃をオーガナイズしてました。
(そんな玖生をサポートする高と小泉の動きも良かった)

F東はU-23組が好調よね。
荒木は鹿島時代の輝きを、ようやく取り戻せたって感じかな。
ポテンシャルは元々あるので環境を変える事による良さが出たのでしょう。

東のINOUTだけが謎な試合やった。
僅か10分やからなぁ。
怪我なら分かるけど、そうでもなかったっぽいし。
どんだけ動き悪くても10分だけで判断できるんかな?って気もするし。
(→公式発表出たので追記。全治6週間の怪我でした...)

アビスパは序盤からペースを握られ続けてたので必然の敗戦。
後半、岩崎を入れて少し盛り返したけど、結果を出す前に決定的な3点目を奪われちゃったしね。
金森の所の動きが停滞してたので、もっと早めに代えても良かった気がした。
右の紺野は別格やったから、余計に左の動きの少なさが目立った。

ってか紺野はチョットひとりだけ異次元やったね。
前述した通り荒木も長友も好調やったし玖生の動きも良かったけど、それらを超越したレベルやったね。
今日だけで何人ドリブルで抜いた?
囲まれてても全く取られないし、簡単に打開していくし。
シュートも絶品やったし。
もうワンランク上にいっちゃったな~という感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     

| | コメント (0)

2024年3月13日 (水)

FC大阪×いわき 2024 ルヴァン杯 1stラウンド1回戦

FC大阪 0-2 いわきFC

【得点】
山口(71分)、近藤(87分)

【メンバー】
FC大阪(4-4-2):山田晃士、藤田雄士、坂本修佑(C)、林田魁斗(73分、江川慶城)、堤奏一郎、國領雄斗、日髙慶太、石橋克之(69分、増田隼司)、夏川大和(59分、宇高魁人)、重松健太郎(59分、澤崎凌大)、西村真祈(73分、望月想空)
SUB:山本透衣、木出雄斗、武颯、エフラインリンタロウ
監督:大嶽直人

いわきFC(3-4-2-1):田中謙吾、大西悠介、大森理生、石田侑資、嵯峨理久、大迫塁(83分、近藤慶一)、鏑木瑞生(C)(83分、山下優人)、坂岸寛大(64分、加藤悠馬)、有馬幸太郎、白輪地敬大(64分、山口大輝)、ブワニカ啓太(70分、谷村海那)
SUB:鹿野修平、照山颯人、西川潤、加瀬直輝
監督:田村雄三

【感想】

・いわき完勝
・ほとんどシュートすら撃てなかったFC大阪
・加藤悠馬イイネ

って試合でした。

Photo_20240315161601

無料チケット貰ったので現地まで行ってきました。
初の花園。
非常に良いスタジアム。
普段はラグビーの聖地だし、W杯も開催されたハコなので良いのは当たり前か。
FC大阪は良い所に目をつけたな~。
昔は長居とか服部緑地とか転々としてたけど、東大阪で良かったやん。
穴場やん。
ってか全国のさ、JFL以下のカテゴリーでスタジアム問題抱えているチームはラグビーチームとタッグ組んだら良いんちゃうんの??
イチからスタジアム建てるより遥かに効率的だし、ラグビーとの共存共栄も出来るし。

もうチーム名もFC東大阪にしちゃったら良いのにな。
試合前に東大阪市市歌が流れるし、サポもチャントで「東大阪~♪」って言ってるし。
略称的にも東大阪って書いた方が、セレッソやガンバとの差別化も出来るしね。
ダービー的にも奈良クラブとの生駒山ダービーが熱を帯びてるわけで、セレッソやガンバと対戦しても「大阪ダービー」とはならんでしょ。
もっと東大阪に密着したらエエのにな~。
ググった限りでは、FC東大阪ってチームも存在してないわけやし。

という試合前の感想はさておき、試合です。
現在J3リーグで3戦3勝と絶好調なFC大阪。
直前の試合では6ゴール決めるなどノリニノッテマス。
でも今日はカップ戦仕様なメンツでした。
その6発決めた試合からはスタメン全員入れ替え。
一方のいわきも7人チェンジ。
まぁある意味Bチーム同士の戦いって事で、これは結果読めないね。

って思ってたけど、いわきの圧勝でした。
お互いBチーム同士なら格上J2のいわきがJ3のFC大阪をくだすのは順当っちゃぁ順当ですな。
にしてもシュート数2x20、CK3x10ですから数字の上でもいわきの圧倒っぷりが分かる。

90分間ほとんどいわきペースやったもんなぁ。
そんでもって途中出場した2人が点取るし、監督としてはしてやったりな感じでしょう。

セレサポの私としては林田君、西村君、大迫君に注目して観戦してました。
大迫は贔屓目あるかもやけど非常に良かったと思う。
センスあるスルーパス、良いミドルシュート、リズムを作る散らし。
ボランチとして個人的に好きなプレーが一杯。
プレースキックも殆ど任されてたからチームの中でもキック精度に信頼置かれてるんでしょう。
このまま順調に育ってくれれば良いな。

林田君は失点に繋がるプレーをしてしまった以外は悪くなかったと思う。
途中交代の原因は、そのプレーなんかなぁ。
CB交代させるって珍しいもんね。
代わって入った江川がキャプテンマーク巻いてたので、チームに喝を入れるための投入だったのかも。

西村君は殆どチャンスすら無かった。
相棒の重松が可能性無いプレーに終始してたから引っ張られちゃったかなぁ。。。
もうちょっと見せ場ほしかったな。

見せ場と言えばNJを観たかったけど最後までベンチでした。
まぁこの展開では数日後のリーグ戦に温存されるよね。

というセレッソ関連の選手以外は知らない選手ばかりでしたが、加藤悠馬のプレーには目を奪われた。
この選手めちゃくちゃイイやん。
右WB的な所に入ってんけど、ドリブルで剥がす剥がす。
動きがキレキレ。
対峙するDFが全く止められない。
ドリブル以外のプレーの選択肢も絶妙で、完全に一目惚れした。
調べたら大卒ルーキーなのね。
良い条件整えば、この夏にでもJ1行くんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

        

 

| | コメント (0)

2024年3月10日 (日)

藤枝×大分 2024 J2 第3節

藤枝 0-1 大分

【得点】
保田(47分)

【メンバー】
藤枝MYFC(3-4-2-1):内山圭、久富良輔、川島將、鈴木翔太(78分、ウエンデル)、シマブクカズヨシ、西矢健人、梶川諒太(78分、中川風希)、榎本啓吾(65分、永田貫太)、浅倉廉(65分、中島大嘉)、杉田真彦(C)(65分、河上将平)、矢村健
SUB:北村海チディ、中川創
監督:須藤大輔

大分トリニータ(4-2-3-1):濱田太郎、野嶽惇也、安藤智哉、藤原優大、香川勇気(C)、保田堅心、弓場将輝(83分、小酒井新大)、宇津元伸弥(65分、有働夢叶)、中川寛斗(74分、薩川淳貴)、野村直輝(83分、ペレイラ)、伊佐耕平(74分、渡邉新太)
SUB:西川幸之介、長沢駿
監督:片野坂知宏

【感想】

・藤枝は決定力不足
・なんとなく勝てたトリニータ
・中島大嘉の明日はどっちだ!?

って試合でした。

Photo_20240313135901

今季まだ勝ちが無い両チームの対戦。
藤枝にいたってはゴールすら無いので、はやく今季初ゴール決めたい所。
だったのですが、今日もネットは揺らせず。
う~ん、悪くはなかった。
チャンスもあった。
あといっぽ。
という意味ではシンプルに「決定力不足」って言葉で片付けたくなる。
CF矢村の動き出しは悪くなかったし、榎本、杉田の絡みも良かった。
シマブクも右から突破できてたし、左右バランス良く攻撃できてた。
トリニータDFのウラを狙うぞ、っていう全体の共通意識も見てとれたしね。

ホンマあといっぽ。
強力なCFが居れば解決する問題。
って所で中島大嘉なんでしょう。
多くの日本人が期待しているCF。
ミッドウィークのルヴァンではゴール決めてるらしく、もともとJ2で収まるポテンシャルじゃないでしょ、という意見もある。
ただ昨季は環境変えても結果残せなかったのも事実。
静岡の地で爆発できるか、このままJ2沼に沈んでいくのか。
今季はターニングポイントになりそうなシーズン。

で、今日の動きはどうだったか。
前線でターゲットとなり、ロングボールを収めようという動きは悪くなかった。
チーム戦術としても、その狙いがあったし。
ただ脅威にはなれてなかったし、結果も残せなかった。
期待が大きいので今後も厳しい目には晒されるだろうけど、もうちょっと見ていくしかないよね。

トリニータは、なんとなく奪えた先制点を守り切って勝利。
最後は5バックにして守り切りました。
90分トータルの内容は全然良くなかったし、特に目立った選手も無し。
それでも勝利を重ねていくというのが今は重要よね。
この時期は、まだまだ深めていく時期なので。

 

 

 

 

 

 

 

             

| | コメント (0)

2024年3月 9日 (土)

フロンターレ×サンガ 2024 J1 第3節

フロンターレ 0-1 サンガ

【得点】
川﨑(65分)

【メンバー】
川崎フロンターレ(4-3-3):上福元直人、橘田健人、大南拓磨、丸山祐市、三浦颯太、山本悠樹、脇坂泰斗(C)(79分、佐々木旭)、瀬古樹(79分、瀬川祐輔)、山田新(70分、小林悠)、家長昭博(84分、ゴミス)、マルシーニョ(70分、遠野大弥)
SUB:チョンソンリョン、ゼヒカルド
監督:鬼木達

京都サンガF.C.:クソンユン、福田心之助、アピアタウィア久、麻田将吾、三竿雄斗(64分、佐藤響)、金子大毅、川﨑颯太(C)、松田天馬(90+7分、福岡慎平)、原大智、豊川雄太(90+2分、宮吉拓実)、平賀大空(HT、マルコ・トゥーリオ)(90+7分、一美和成)
SUB:ヴァルネルハーン、宮本優太
監督:曺貴裁

【感想】

・原のチームになってきた
・シンヤマダ良かった
・粘り勝ち

って試合でした。

Photo_20240313140301

前節ともにホームで敗れた両チーム。
特にフロンターレは5失点したという事もあり、ディフェンスラインをテコ入れ。
GKは私のレポでも書いたけど、チョンソンリョンもう限界じゃないか?というのは鬼木監督も感じたのかな。
神セーブ上福元がスタメンに。
実際この日もパラドン連発で、改めて良いポルテーロだという事を示しました。
古巣戦という事もあり、やりにくい面もあっただろうにな。

右SBは橘田が偽SBを務め、これはこれで効果的でした。
殆どボランチの位置に入ってたもんな。
それによって中盤で数的優位を生み出し、特に前半はサンガを圧倒してました。

CB丸山も、現状では高井より安定感ある。
チームのアイデンティティとか、将来性とか考えたら高井を起用したい所やろうけど、純粋な実力なら丸山の方がまだまだ上。
大南とのコンビも非常に安定してた。

と、そんな守備の安定もあり前半はフロンターレペース。
橘田と家長の右サイドで起点を作り、左サイドはマルシーニョが効果的に単独突破。
エリソンの怪我で出番が回ってきたシンヤマダも脅威になってました。
山田は前半1番良かったぐらいの動きやった。
攻撃を活性化してたし、ゴールの匂いも最も出てた。

そんな前半を経て、曺監督は左WGの平賀をチェンジ。
確かに前半まったく何も出来てなかったからね。
トゥーリオは完全に左サイドに張る、って感じではなく原と上手くポゼッションチェンジしてた。

先制点はサンガ。
徐々にペースを掴んでるなとは思ってたので、不思議ではないゴール。
颯太は前半幻のゴールがあったので、今度こそのPUSHでした。

この試合VARで色々と判定は変わったけど、全て正解だったので誤審は無かった。
原のハンドも遠野のオフサイドも正しいジャッジでした。

鬼木監督は前線を総入れ替えして、3-4-3とかにシステムも変えてサンガゴールに襲い掛かったけど及ばず。
獲れそうな空気はあったけど、ゴミスも小林悠も全盛期のパワーは無くなってきたかな。

トゥーリオのINOUTは、それだけ原が中心になってきたという事の現れでしょう。
ポストプレー含め、確かに原がサンガの攻撃をオーガナイズしてたからね。
トゥーリオも悪くはなかったし、天馬、一美、宮吉とベンチ外が続いてたメンバーが戦えてたのは今日の勝利の更なるプラスポイントじゃないでしょうか。

ホームでの敗戦が続くフロンターレは、はやくも正念場だな・・・。

 

 


       

| | コメント (0)

2024年3月 2日 (土)

サンガ×ベルマーレ 2024 J1 第2節

サンガ 1-2 ベルマーレ

【得点】
S:豊川(19分)
B:田中(15分)、鈴木章(82分)

【メンバー】
京都サンガF.C.(4-3-3):クソンユン、福田心之助(61分、宮本優太)、アピアタウィア久、麻田将吾、鈴木冬一(61分、佐藤響)、金子大毅、川崎颯太(C)、武田将平(85分、安齋悠人)、マルコ・トゥーリオ(HT、山﨑凌吾)、豊川雄太、原大智(83分、平賀大空)
SUB:ヴァルネル・ハーン、福岡慎平
監督:曺貴裁

湘南ベルマーレ(4-4-2):富居大樹、鈴木雄斗、大岩一貴、キムミンテ(C)、杉岡大暉(88分、大野和成)、茨田陽生(70分、鈴木淳之介)、田中聡、池田昌生(76分、阿部浩之)、平岡大陽(76分、畑大雅)、ルキアン、鈴木章斗(88分、福田翔生)
SUB:ソンボムグン、奥野耕平
監督:山口智

【感想】

・交代でリズムを崩したサンガ
・弱点を突けていたベルマーレ
・冬一のゲームメイク

って試合でした。

Photo_20240305203301

曺貴裁ダービーって感じも年々薄れてきたかもやけど、何かと縁がある湘南戦。
もう曺貴裁門下生も殆ど居ないしね。

試合は勝つべくしてベルマーレが勝った、って感じかな。
正直サンガの3人の交代は解せない。

まずハーフタイムでのトゥーリオ。
前半結構起点になってたからなぁ、トゥーリオは。
惜しいチャンスも作れてたし、周りとも合ってる感じで非常に可能性を感じた。
なのでアクシデントじゃなけりゃぁ代える意味が分からん。
代わって入った山﨑は45分間ほとんど空気やったしね。

そして両SB一気替え。
う~ん、スタミナ切れを懸念!?
2人とも開始から好パフォーマンスを維持してたのよ。
それが故のガス欠なら理解できるけど、まだまだ出来そうな感じもあったしね。
冬一は左からゲーム作りまくり。
まさに司令塔的な感じでサンガの攻撃をコーディネートしまくってた。
福田も良い攻め上がりでアクセントになってたしな~。
正直交代でパワーダウンした感じは否めない。

安齋悠人だけかな、交代で入ってプラスになってたのは。
開幕戦でゴールして話題になってた(高卒ルーキーの開幕ゴールは城、高原以来史上3人目らしい)けど、確かな実力も兼ね備えてるね。
入ってすぐ股抜きしてたし、スルーパスも出してたし。
度胸がハンパないよ。
これは大物になるかも。

ベルマーレはスカウティング通りの勝利だったかもしれない。
セットプレー2発で沈めたのは計算できてた結果でしょう。
田中のミドルはシュートの巧さもあってやけど、決勝点のトリックプレーは練習の賜物。
あと、執拗にサンガDFのウラを狙ってたのも後半ボディーブローの様に効いたかもね。
何度もスルーパス出してウラ抜け、って場面を作れていました。
そういったチャンスを決めていれば、もっと楽に試合運べたやろうけど。
そこはクソンユンのパラドンも褒めないとね。

セレッソ関連で言うと、そのクソンユンもそうやけど豊川もナイスプレーでした。
あの技ありゴールは、なかなかレベル高い。
去年から覚醒しまくってるよね、豊川。
あとは冬一と池田のじゃれ合いねw
パッと見は小競り合いに見えたかもやけど、あんなもんはアカデミーで共に同じ時間を過ごした2人のイチャイチャに過ぎないでしょ。

 

 

 

 

 

 

          

| | コメント (0)

ヴィッセル×レイソル 2024 J1 第2節

神戸 0-1 柏

【得点】
木下(83分)

【メンバー】
ヴィッセル神戸(4-3-3):前川黛也、酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮、扇原貴宏(80分、宮代大聖)、山口蛍(C)、井手口陽介、大迫勇也、佐々木大樹(51分、武藤嘉紀)、汰木康也(32分、ジェアン・パトリッキ)
SUB:オビパウエル・オビンナ、本多勇喜、広瀬陸斗、飯野七聖
監督代行:菅原智

柏レイソル(4-4-2):松本健太、関根大輝、犬飼智也、古賀太陽(C)、ジエゴ、白井永地(67分、土屋巧)、高嶺朋樹、山田雄士(67分、島村拓弥)、マテウス・サヴィオ、細谷真大(84分、山本桜大)、小屋松知哉(67分、木下康介)
SUB:守田達弥、片山瑛一、立田悠悟
監督:井原正巳

【感想】

・塩試合
・両者あまりに攻め手なく
・仕事人木下

って試合でした。

Photo_20240305202701

昨季優勝を決めた11/25以来にヴィッセルが凱旋してきたホーム開幕戦。
王者として圧倒的な強さを見せたかった所でしょうが、しょっぱい試合になっちゃいました。

不幸な要素としては両サイドアタッカーが共に負傷交代してしまった事。
汰木も佐々木も想定外のアクシデントでした。
これにより、交代タイミング残り1回となってしまったのは菅原監督代行の動きに制限をかけてしまったか。
吉田監督の体調不良で急遽お鉢が回ってきたカタチの菅原智。
まぁ監督としてやれる事は、ピッチに送り出してからはそんなに無いので敗因ではないでしょうけどね。

どちらかと言うと事前準備として攻撃のバリエーションを増やしてなかった事が敗因でしょう。
一辺倒な攻めでは簡単に弾き返されるし、観てるこちらとしても眠たい。
去年は大迫がチョットしたチャンスでも決めてたから主導権握れてましたが、今日みたいに不発だったら途端に打つ手は無くなってしまう。
宮代の爆発に期待、と言っても結局は個人技頼りやからなぁ。
昨夜観たフロンターレの様な多彩さも無く、ただただ眠たい90分やったね。

柏としては、そんな神戸にお付き合いじゃないけど、ある程度ゲームを停滞させるのは狙いだったのかも。
そして1発のカウンターで沈めると。
上手く勝ち点3を取れた試合だったと思います。

セレッソ関連で注目してた島村君がアシスト決めたのも嬉しい。
トゥーレルのスーパークリアが無ければJ1初ゴールもゲット出来てたのになぁ。

流浪のストライカー・木下は流石の仕事人っぷりでした。
細谷が不調でもサブに決定力いる人が控えてたら戦術の幅は広がるな。

 

 


            

| | コメント (0)

2024年3月 1日 (金)

川崎×磐田 2024 J1 第2節

川崎 4-5 磐田

【得点】
F:エリソン2(36分、55分)、マルシーニョ(59分)、山田(85分PK)
J:植村(6分)、ジャーメイン良4(18分、29分、80分PK、90+7分PK)

【メンバー】
川崎フロンターレ(4-3-3):チョンソンリョン、佐々木旭、高井幸大(82分、瀬川祐輔)、大南拓磨、三浦颯太、橘田健人(HT、瀬古樹)、脇坂泰斗(C)、山本悠樹(82分、小林悠)、エリソン、家長昭博(82分、山田新)、マルシーニョ(82分、遠野大弥)
SUB:上福元直人、丸山祐市
監督:鬼木達

ジュビロ磐田(4-2-3-1):川島永嗣、植村洋斗、伊藤槙人、リカルド・グラッサ、松原后、中村駿、上原力也、松本昌也(74分、藤川虎太朗)、山田大記(C)(64分、マテウス・ペイショット)、平川怜(64分、古川陽介)、ジャーメイン良
SUB:三浦龍輝、鈴木海音、西久保駿介、レオ・ゴメス
監督:横内昭展

【感想】

・なんというバカ試合w
・エリソン能力高すぎる
・平川起点になれるなぁ

って試合でした。

Photo_20240302121601

いや~、ちょっと情報量が多すぎて何から書けば良いのか迷ってる。
シンプルに面白い試合ではあった。
両チームとも守備がザルすぎたな、ってのはあったけど展開含めて白熱しまくった。
私が賭けてたWINNERは当然ハズれてんけど、途中からもうそんなんどうでも良くなってきたぐらいにねw

試合前の状況ですが、まず川崎はシーズン始まって間もないにも関わらず早くもアップダウンが激しい。
スーパーカップを控えメンバーで勝ち取ったかと思いきや、ACLでは中国ごときに敗退。
J開幕戦も勝ったものの先制点は許しちゃったのでACL含めて失点が多い状況。

一方のジュビロはJ1に戻ってきましたよ、という所なので所謂一番格下からのリスタート。
開幕戦は王者ヴィッセルに完敗したらしいので、やはり簡単なシーズンにはならないだろうな、って感じでしょうか。

という中での第2節。
いきなりジュビロが3ゴール奪取するのよね。
上記の通りフロンターレの守備は脆いとは思ってたけど、あまりにも脆かった。
松原后がクロス上げる時に誰もプレッシャーかけてないし、中もフリー。
植村のゴールにしてもチェックが甘すぎるだろ、と。
チョンソンリョンも衰えてきてるんかなぁ。
39歳やもんな。
とはいえ勿論GKだけの責任ではなく、DFラインも責任あり。
結構バラバラやったもんね。
佐々木旭って、そんなにポリバレントな選手なんかな?
去年は左SBやってた気がするけど、今日は右SBに、途中からCBにとポジション様々。
でも何処でも良さはそんなに感じなかった。
三浦も新加入やし、まだ息は整ってない感じ。
そういう意味では丸山のフィット感の速さは流石やね。
こういうのがベテランの味というのか。

フロンターレの試合を観てると、昔バルサを観てた頃を思い出してね。
3点取られてても別に何とかなるだろう、って思っちゃう。
それは多分圧倒的にボールを保持してるからなんでしょう。
今日も最終的に7割以上のポゼッションを記録してたみたいですが、まぁそういう姿を観てると「いつでもゴール出来るんじゃないか」って思っちゃうんですよ。

そして実際どうにかなった。
後半15分までに同点にしてみせました。
立役者はエリソン。
かつてのフッキになぞらえられる新助っ人ですが、確かに巧い。
意外にスピードもあるし、圧倒的に強いし。
とにかくシュートに持っていく所がストライカーのストライカーたる所以か。
どんな体勢でも、難しい状況でもシュート撃つぞっていうのが常に出てる。
そして実際撃ってる。
1点目のゴールなんて簡単そうに見えるけど結構難しい筈やからなぁ。
マルシーニョの同点弾もエリソンが無理矢理シュート撃った副産物やし。
得点王いけそうやなぁ。
そして24歳とまだまだ若いのも魅力すぎる。
風貌からして30越えてるんちゃうかと思ってたけどw

さてさて同点に追いつかれた横内は2枚替えを敢行。
システムも2トップにしてきます。
随所で起点となり地味ながらも好プレーを連発してた平川を何故かえたのかは謎やったけど。
古川を入れてドリブルで掻きまわしたいという意図は理解できる。
それなら試合開始から、ずっと空気だった松本を交代させれば良かったのに。
2列目を代えるならね。
10分後に松本を交代させてたから益々謎は深まった。。。。

磐田の交代は2列目の選手だけやったけど、フロンターレはラスト10分で怒涛の4枚同時替えも敢行しシステムも配置も結構変えてきました。
前述した通り佐々木はCBに移り瀬川がSBへ。
前線はスクランブル状態でCFが3人いるような感じに。
山田と遠野が幅を作ってたけど、まぁスクランブルですわ。
でもシステム変更直後に、いきなり結果出します。
山田がほぼファーストプレーでPK奪取。
キッチリPKも決めてみせたしね。

この場面、面白かったのはシンヤマダのメンタルの強さ。
チームとしてのキッカーはエリソンか脇坂で決まってたんでしょう。
実際ペナルティスポットにもエリソンが立ってました。
決めればハットトリックやったしね。
でもシンヤマダがボールを離さず、ベンチに向かって何やら主張。
いいね、こういうストライカー魂、プロ根性は。
チームメイトに宥められ、ようやくボールをエリソンに渡しましたがエリソンは何かを感じ取ったんでしょう、シンヤマダにボールを託しました。
この場面も良かったね。
メッシもチームメイトにキッカー譲る時あるけど、色んな事を総合的に考えてやってんだろうなって思う。
そのあたりがクリロナとの違いよ。
そして高速シュートで決めてみせたシンヤマダ。
経緯が経緯だけに通常のPKよりもプレッシャー更にかかってたと思うけど、それを見事に跳ねのけてみせた。
シンヤマダ、ビッグな選手になるかもね。

別のカタチでプレッシャーを跳ねのけてみせたのがジャーメイン。
後半アディッショナルタイムにチーム5点目を奪い、乱打戦に決着をつけたかに思えたけどVARの判定。
結果、ゴールは取り消しになりPK判定に。
いやいや、PKにするならゴール取り消さなくて、もうゴール認めちゃえば良いやん。
って川崎サポ以外は皆思った事でしょう。
本職DFじゃない瀬川起用の弊害が出た場面だったし、つまりフロンターレとしてはリスクを取った代償での失点な訳ですから。
そんな杓子定規にPK判定せんでもなぁと。
川崎としてはPK止めれば失点を帳消しに出来るチャンス。
なので川崎にしか利点が無いPK判定でした。
そしてジャーメインは直前にもPK蹴ってるので、今日2回目のPK。
何もなくても2回目のPKってのは難しいモンやからねぇ。
でも飄々と決めてみせたのよ。
シンヤマダが気迫あふれる感じでドヤァァァァァァァって感じで決めたのとは対照的にね。
これもまた、メンタルが強いという意味なのかもね。

と、まぁ色々あった。
ホント色々あった試合でした。
ただしジャーメインが覚醒して4ゴールと暴れまわった試合、って事ではなくシンプルに両者ディフェンスが甘い試合だったなと。
ジャーメインも勿論ナイスプレー(流れの中から実質3ゴール。2PK獲得、2PKゴール)でしたが、それ以上に脆さが際立ってたなと、そう感じてます。
なんしか面白かったし、金曜の夜にこれ観た人はどちらのサポでもリピーター確定でしょ。
DAZNさんも良い試合を無料で流してくれた。
ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 

| | コメント (0)

« 2024年2月 | トップページ | 2024年4月 »