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2024年4月27日 (土)

磐田×町田 2024 J1 第10節

磐田 2-0 町田

【得点】
松原(46分)、ジャーメイン(70分、PK)

【メンバー】
ジュビロ磐田(4-4-2):川島永嗣、西久保駿介、森岡陸、リカルド・グラッサ、松原后(C)(76分、小川大貴)、鹿沼直生、上原力也、松本昌也(82分、藤川虎太朗)、平川怜(90+2分、石田雅俊)、ジャーメイン良、マテウス・ペイショット
SUB:坪井湧也、レオ・ゴメス、古川陽介、藤原健介
監督:横内昭展

FC町田ゼルビア(4-4-2):谷晃生、望月ヘンリー海輝(61分、鈴木準弥)、ドレシェヴィッチ、昌子源(C)、林幸多郎、宇野禅斗(84分、安井拓也)、仙頭啓矢(69分、荒木駿太)、髙橋大悟(61分、バスケス・バイロン)、藤本一輝、オセフン、ナサンホ(69分、デューク)
SUB:福井光輝、柴戸海
監督:黒田剛

【感想】

・粘った末の勝利
・内容的にはゼルビア
・グラッサとドレシェヴィッチは大迫力

って試合でした。

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中位の磐田と首位町田による一戦。
昨季は共にJ2で戦い一緒に昇格した両チームですが、ここまでの戦いでは差が開いてます。
町田は前節の東京ダービーを制したスタメン11人を今日も並べてきました。
よくよく考えたら新加入選手が9人も居る先発メンバーなのに、よくやってるわ。
これで開幕ダッシュ出来てるのは大したもん。
磐田の方が継続路線ではあるけど、なんだか噛み合わず前半は殆どゼルビア。
ゼルビアのワンサイドゲームと言っても良かったぐらいジュビロは前半なにも出来てなかった。
ミドルシュート撃ったぐらいで、谷の脅威には何もなってなかった。

そんなチームが後半開始1分も経たず先制しちゃうのがフットボールの面白い所。
予想できない所。
そりゃ私のWINNERも外れるで。
松原のパスを受けたジャーメインがスムーズに前を向けた所が大きかったな。
そんでもって、危険な所まで侵入してた松原も良かった。
松原はパス出して終わりじゃなく最後の最後まで詰めてたって事やからね。

ジャーメインは緊迫感漲るPKも落ち着いて決めて、これで今季10点目。
10戦10発は見事ですよ。
フロンターレ戦の大爆発だけじゃなく、その後も継続して取れてる訳やからね。

チャンスの数は当然ゼルビアの方が多かってんけど、今日はハマらなかったね。
決定力不足って感じるほどシュートミスってた訳でもないし、川島のパラドンも1つだけやったし。
なんとなーく決まらなかったって感じだったなぁ。
ヘンリーは今日も良かったし、ドレシェビッチもディフェンスで効きまくってたし。
昌子のハンドも、まぁまぁ不運ではあったしね。

ちょっとしたボタンの掛け違えで負けた、って感じがした。
とはいえ、ロングボール中心、ロングスローも含めて押しまくるだけのスタイルのサッカーの魅力はイマイチやったけど・・・・。

 

 

 

 


           

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2024年4月21日 (日)

FC東京×町田 2024 J1 第9節

FC東京 1-2 町田

【得点】
T:小柏(21分、PK)
Z:ナサンホ(14分)、オセフン(25分)

【メンバー】
FC東京(4-3-3):波多野豪、白井康介、土肥幹太、エンリケ・トレヴィザン、バングーナガンデ佳史扶(88分、長友佑都)、高宇洋(73分、原川力)、小泉慶(C)、小柏剛(65分、ジャジャ・シルバ)、仲川輝人、遠藤渓太、俵積田晃太(73分、佐藤龍之介)
SUB:児玉剛、森重真人、寺山翼
監督:クラモフスキー

FC町田ゼルビア(4-4-2):谷晃生、望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源(C)、林幸多郎、宇野禅斗、仙頭啓矢(71分、安井拓也)、髙橋大悟(HT、バスケス・バイロン)、藤本一輝、ナサンホ(61分、荒木駿太)、オセフン(71分、デューク)
SUB:福井光輝、池田樹雷人、鈴木準弥
監督:黒田剛

【感想】

・望月ヘンリーのインパクト
・全力サッカー
・F東、迫力なし

って試合でした。

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どっちも好きじゃないチームなので、どっちにも負けてほしい東京ダービーw
まぁ引き分けだったら丁度良いかな。
セレッソ的には町田が負けてくれた方が覇権争い的にはGood。
だったのですが、町田勝っちゃったよ。。。

う~ん、F東は攻撃に迫力が無かったなぁ。
WGタイプが多すぎやろ、ピッチ上に。
仲川、遠藤、俵積田と3人のエストレーモが並ぶ布陣。
小柏が負傷交代した後は、ジャジャシルバが入ったので更にWG増えた。
って事で、前線に基準点が無かったね。
ディエゴオリベイラや山下は使えない状態なんかな??

町田は昌子とドレシェビッチのCBコンビが高さ、強さで安定しててね。
更に右SBの望月も同様に高さ、強さで秀でてたので最終ラインに非常に厚みがあった。
チャンスを全く作らせなかった訳ではないけど、不運なPKのみの1失点に抑えた。
(あれはVAR入ったうえでPKというのはチョット可哀想。角度が変わった末に手に当たっただけやから防ぎようないでしょ...)
まぁその不運なハンド判定の帳尻で2点目はゴールライン割ってない判定もらえたのかもなので、トントンかな。

望月は今日のMOM的活躍でした。
前述した通りディフェンス面でも貢献してたし、決勝点のアシストも見事。
抜群の身体能力を遺憾なく発揮してたな~。
あのロングボールを収めたうえでアシストまで出来るってのは、どんな身体能力してんねん!って話なので。
カシーフは今日は全然良くなかった。
対面の望月に敗北してたし、守備でも攻撃でもインパクト無し。
最後はガス切れで交代。
むしろ、もっと早くに長友と交代でも良かったぐらい。

町田は全員で最後まで全力で戦ってたのが勝利の要因かな。
一部では高校サッカーと揶揄されてるけど、ハードワークは重要やからなぁ。
あと選手層の厚さね。
大所帯の強みを遺憾なく発揮できてる。
髙橋がダメならバスケス。
疲れた終盤にデューク、ってな具合に入る選手に全然遜色が無かった。
あんまり町田旋風は起こしてほしくないけど、普通にタフなチームよね。
面白さは無いけど、大崩れはしないやろうな、今後も。

 

 

 

 

 

 

 

 

             

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2024年4月20日 (土)

フロンターレ×ヴェルディ 2024 J1 第9節

フロンターレ 0-0 ヴェルディ

【メンバー】
川崎フロンターレ(4-4-2):チョンソンリョン、瀬川祐輔、大南拓磨、佐々木旭、ファン・ウェルメスケルケン際(72分、瀬古樹)、橘田健人、ゼ・ヒカルド、脇坂泰斗(C)(84分、ゴミス)、マルシーニョ(64分、遠野大弥)、山田新(72分、家長昭博)、エリソン(64分、小林悠)
SUB:上福元直人、田邉秀斗
監督:鬼木達

東京ヴェルディ(4-4-2):マテウス、翁長聖、林尚輝、千田海人、深澤大輝、稲見哲行、森田晃樹(C)、齋藤功佑(67分チアゴ・アウベス)、見木友哉、染野唯月、木村勇大(83分、山見大登)
SUB:長沢祐弥、山田裕翔、綱島悠斗、山本丈偉、松橋優安
監督:城福浩

【感想】

・互いに拙攻
・内容通りのエンパテ
・個人個人では魅せたが...

って試合でした。

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悪い風に言うと、下位チーム同士の対戦らしい結果と内容に終わりましたね。
あと一歩の所でパスが合わない、シュートがズレる、ミスをしちゃう。
ポテンシャルはありながらもリーグ戦で低迷している理由が見えた一戦でした。

そういう傾向が顕著だった選手を列挙していきます。

まずは染野。
両チーム最多のシュートを放ち、非常に目立ってた。
攻撃の中心になってた。
でも決定機3つ決められず。
攻撃を牽引する能力はあるし、存在感も抜群。
もうひと頑張りやってんけどね。

続いてマルシーニョ。
圧巻のスピードでカウンターのチャンスを作ったシーンは鳥肌ものでした。
どんなスカウトが観てても飛びつくようなプレー。
でも肝心のシュートは明後日の方向へ。。。
その後のチャンスも決められず途中交代。

そしてエリソン。
やっぱ能力は群を抜いてる。
重戦車ドリブルは止められない。
左足シュートに持っていく流れもスムーズ。
でもゴールという結果は出ませんでした。

キャプテン脇坂。
総合力では今日ピッチに立った全選手の中で一番だったでしょう。
ポストに嫌われたシュートも惜しかった。
(これはマテウスのパラドンを称えるべきか)
右サイドに張ったり、中に入ったり、左サイドにも顔を出したりという神出鬼没さも良かった。
でもチームを勝利には導けず。

瀬川。
本職じゃない最終ラインでのプレーも、すっかり板についてきた感じ。
上下動だけじゃなく、体を張った守りでも光ってた。
でも1人だけ残っちゃってオフサイド取れなくてピンチを招く、ってシーンもあったなぁ。

ゼリカルド。
中盤の底でミスも無く安定したプレー。
フロンターレ流パスサッカーのリズム作りに貢献。
でも怖さが全然なかったな~。
良い意味でも悪い意味でも目立ってなさすぎた。


選手個人個人では、こんな感じかなぁ。
フロンターレは最初4-4-2でセットし、小林悠を入れたタイミングで4-3-3に変更。
シンヤマダとエリソンの2トップは可能性を感じたので、ゴミスとエリソンという重量級2トップも観てみたくなった。
でもゴミスが全然やもんなぁ。
ヨーロッパでブイブイ言わせてた姿は、もう無いのか・・・。
途中から出てきても全然ゴールの匂いがしない。

全体的にパスミスも多かったなぁ。
特にゴール前で失う事が多く、あわや自滅という感じになってた。
チームコンセプトとしてはリスクは織り込み済みなんやろうけど、それでもね。
相手のミスに救われての完封。

ヴェルディは勝てるチャンスあったけど、とはいえ負けててもおかしくはなかった。
つまり引き分けが妥当な内容。
なんとかJ1にへばりついていくには、こういう勝ち点を拾っていくのが大事なのかもね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              

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サンガ×新潟 2024 J1 第9節

サンガ 0-1 新潟

【得点】
谷口(59分)

【メンバー】
京都サンガF.C.(4-3-3):クソンユン、福田心之助、宮本優太(66分、アピアタウィア久)、麻田将吾、佐藤響、金子大毅、塚川孝輝(HT、松田天馬)、武田将平(75分、谷内田哲平)、山﨑凌吾(C)(66分、マルコ・トゥーリオ)、豊川雄太(66分、鈴木冬一)、原大智
SUB:ヴァルネル・ハーン、三竿雄斗
監督:曺貴裁

アルビレックス新潟(4-2-3-1):小島亨介、藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、千葉和彦、早川史哉、宮本英治、秋山裕紀(C)、松田詠太郎(84分、長谷川巧)、高木善朗(66分、長谷川元希)、小見洋太(66分、太田修介)、谷口海斗(66分、小野裕二)
SUB:阿部航斗、稲村隼翔、島田譲
監督:松橋力蔵

【感想】

・両軍低調
・谷口の一振り
・秋山とW宮本は良かった

って試合でした。

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18位サンガと14位アルビレックスによる下位対決。
サンガはここ3試合ノーゴールだし、3/9以来5試合勝ってない。
ってか今季まだ1勝しかしてないのね。
しかもホームでは3戦全敗の8失点。
はやくも残留争いにドップリって感じ。

新潟は多少マシやけど、大差は無い。
3/9以来5試合勝ってないのは一緒。
全8試合で9失点なので守備は崩壊してないけど、7点しか取れてないので貧打は顕著。

っていう両チームの対戦なので、案の定なロースコア。
そして内容も低調でありました。

う~ん、どっちも明らかに上手くいってないよねー。
攻撃も守備もハマってない。
サンガは最終ラインが全然揃ってなくってね。
何度かオフサイドラインかいくぐられそうになってた。
あれは誰が悪かったんやろ?
右SBが本職の宮本がCBやってたけど、そこだけの問題ではない気がするな~。
宮本単体では、むしろ好ディフェンス連発してたし。
(それなのに途中交代させられてたのも謎)
どちらかと言うと足を引っ張ってたのは福田かな~。
だとしたら選手交代も福田→アピで良かったんじゃないの?と思ったり。
(そして宮本をSBにすれば良い)

あとなんで冬一を使わんのやろ?
左SBの位置からゲームメイク出来る貴重な人材なのに。。。
今日の試合でも誰もゲーム作れてなかったやん!?
それを解決してくれる選手をベンチに置いとく意味が分からん。
凡庸な佐藤響が優先されてる理由って、何なんだろう。
ようやく出たと思ったら、何故か右WG起用やったし(笑)
それでも今日一番惜しいシュートを放つなど、存在感を魅せてたのは流石でした。
もうなんなら前線でも良いからアタマから使お。
まるで期待できない山﨑は、もう良いでしょ。
惜しい場面はあったけど、彼からは得点の臭いが全くしない。
キャプテンやってる意味も分からん。
川﨑が代表で居ないにしても、他に候補おるやろww

新潟より優位に立ててた高さを活かそうという作戦も中途半端やったしなぁ。
それなら、もっと露骨にCKとか取りまくっても良かっただろうに。

アルビレックスも褒められた内容じゃなかったけど、谷口君がゴレアドールの輝きを一瞬みせてくれたおかげで勝てたね。
サンガも原や豊川が(ああいう輝きを)出せる試合もあるけど、今日は彼等は沈黙しちゃってました。

パス回しやサイドアタックなど、やりたい事は明確に伝わってきたけど、火力不足も顕著でした。
まぁ活躍したら(すぐ)引き抜かれるが繰り返されちゃってるので同情の余地はあるけどね。
あんだけ主力ポンポン奪われたら、そらキツイもんなぁ。
谷口も、そろそろ強奪されちゃうかもね・・・。

 

 

 

 

 

 

 


                

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2024年4月17日 (水)

岩手×セレッソ 2024 ルヴァン杯 1stラウンド2回戦

岩手 0-1 セレッソ

【得点】
ブエノ(67分)

【メンバー】
いわてグルージャ盛岡(3-4-2-1):稲葉亜我志、斉藤諒、深川大輔、柳世根、新玉瑛琉(68分、上笹貫剣)、水野晃樹(C)(78分、小松寛太)、下上昇大(57分、オタボー・ケネス)、桐蒼太、松原亘紀、安達秀都(78分、西大伍)、都倉賢(68分、佐藤未勇)
SUB:キムソンゴン、佐古真礼、藪中海皇、豊田晃大
監督:中三川哲治

セレッソ大阪(4-3-3):ヤンハンビン、阪田澪哉、鳥海晃司(C)、ハブナー、奥田勇斗(66分、舩木翔)、上門知樹、北野颯太(66分、ヴィトール・ブエノ)、香川真司(78分、清武弘嗣)、渡邉りょう(66分、レオ・セアラ)、クルークス、山田寛人(66分、ルーカス・フェルナンデス)
SUB:清水圭介、平野佑一、田中駿汰、柴山昌也
監督:小菊昭雄

【感想】

・見応えあったルヴァン組
・パラドン連発ハンビン
・一撃必殺ブエノ

って試合でした。

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無敗で首位に立つぐらいリーグ戦は好調なセレッソ。
その勢いでカップ戦も順調に勝ち進んでいきたい所。
中3日での東北遠征であり、また週末に試合控えてるのでターンオーバーで臨みます。
それでも、それなりに豪華メンバーよね。
リーグ戦からの連投は鳥海のみ。
キャプテン山下はベンチにも入ってないので、実力というより状態の問題なんかな。
逆に香川・清武は怪我からの復帰戦。
勝ちながらもリハビリまで出来た、ってのが今日一番の収穫かな。

香川はホンマに別格でした。
J3相手なんだから出来て当然、みたいな意見もあるやろうけど、それでも別格も別格。
パス、シュート、ドリブル全てが異次元やったね。
彼のプレーを体感できた東北の人は幸せやったと思う。

そんな香川とクルークスが違いを作り、奥田君も良い組み立てしてたからゴレアーダになってても良かった試合。
上門のゲームメイクも光ってたしね。
完全にピルロやったよ、上門は。
でも全然決まらなかったのは、渡邉と山田がブレーキやったから(苦笑)
今日の試合、この2人だけは奮起必要でしたわ。
まだ山田は自らチャンス作ってたから、擁護できる部分はある。
自分で作って自分で外してたから、可愛げあるw
でも渡邉はなぁ・・・。
この調子やと起用難しくなるなぁ。

しかも代わって入ったブエノが、すぐ決めたしね。
いとも簡単に、と言うか。
シュートって、こうやって撃つんだよ、と言わんばかりのリラックスしたファインゴール。
やっぱ能力高いな。

阪田君も慣れない右SBでフルタイム出場。
小菊的には舩木を左SBとして使いたかったので、テスト的に奥田と代えた気がした。
今季はCBばっかりやもんね、舩木は。
(これは予想でしかないので、違うかもやけど)
でも阪田は残してOKと思わせるプレーをしてたのは事実でしょう。
奥田を右SBに移して、阪田交代でも良かった訳やから。

ハブナーも危なげなかったな。
今日を最後に代表選出で、しばらく抜けちゃうのが痛いよ。

という感じでディフェンス陣は安定してた。
それなのにハンビンがパラドンする場面あったのは、岩手も良かったという事です。
都倉のヘディングは完全に決まったと思ったもんなぁ。
基本5-4-1で守り偏重の岩手でしたが、ピンポイントでは攻める事が出来てた。
水野も全盛期のサイドアタッカーとしてではなく、ボランチで気の利いたプレーしてたし。
それは西も同様で。
スタメン11人はリーグ戦から総入れ替え、って事だったので今日のメンバーは控え組なんでしょう。
細かなミスが目立ってたのは事実やけど、それでも見所は多かった。
両チーム"ルヴァン組"が頑張ってた試合だった、って感じですわ。

 

 

 

 

 


           

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2024年4月13日 (土)

福岡×広島 2024 J1 第8節

福岡 1-1 広島

【得点】
A:ザヘディ(22分)
S:佐々木(25分)

【メンバー】
アビスパ福岡(3-4-2-1):村上昌謙、ドウグラス・グローリ、田代雅也、井上聖也、湯澤聖人、松岡大起、前寛之(C)、前嶋洋太、岩崎悠人(90+0分、北島祐二)、重見柾斗(60分、紺野和也)、ザヘディ(77分、ウェリントン)
SUB:永石拓海、亀川諒史、森山公弥、金森健志
監督:長谷部 茂利

サンフレッチェ広島(3-4-2-1):大迫敬介、塩谷司、中野就斗、佐々木翔(C)、越道草太(73分、新井直人)、松本泰志(81分、小原基樹)、川村拓夢、東俊希(73分、志知孝明)、加藤陸次樹、満田誠、大橋祐紀
SUB:川浪吾郎、野津田岳人、中島洋太朗、井上愛簾
監督:スキッベ

【感想】

・真価を発揮したザヘディ
・信用できる湯澤
・井上の堅守

って試合でした。

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ここまで無敗の広島と、直近2試合無敗と調子を上げてきた福岡の一戦。
内容的にも五分五分だったので、エンパテは妥当な結果だったかな。

一番目立ってたのはザヘディ。
得点にもなった打点の高いヘディングは勿論の事、華麗な足技も随所で披露していた。
結構テクニックある選手なんやね。
柔らかいワンタッチパスでチャンスを拡げたり、股抜きで相手を翻弄したり。
非常に見所ある選手やん。
ポスト直撃シュートが決まっていれば、完全に今日のMOMだったでしょう。

湯澤とのホットラインも良かった。
そのポスト直撃シュートもやし、先制ゴールもね。
湯澤は見事なターンやったなぁ。
流石は信用できる漢。
攻撃だけでなく、ディフェンスでも仕事できていたので対面の東に圧勝してました。

なのでスキッベが最初の交代で両WGを代えたのは納得。
志知は東よりもアクティブに働けていたし。

ただ広島はベンチが弱いよね。
怪我人が戻ってくれば、また変わるんでしょうけど今日に関しては終盤ラッシュをかけるオプションが無かった。
せいぜい小原を前に入れて満田をボランチに下げるぐらいの事で終わったからね。

逆にアビスパは紺野をジョーカーとして持ってたのはデカかった。
個人能力別格の選手なので、入るやいなやチャンス作りまくってたしね。
ウェリントンも基準点になれるし、ここの2枚でラスト勝負決めたかったな。

90分通して良かったのは井上君。
奈良キャプテン不在の最終ラインで一番奮起してたと思う。
田代とグローリはイエロー途中で貰って、退場の心配もあったけど、井上は最後までクリーンやったしね。

 

 

 

 

 

 

 

              

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2024年4月 7日 (日)

浦和×鳥栖 2024 J1 第7節

浦和 3-0 鳥栖

【得点】
サンタナ(5分)、松尾(53分)、大久保(83分)

【メンバー】
浦和レッズ(4-3-3):西川周作(C)、石原広教、佐藤瑶大、ホイブラーテン、渡邊凌磨、グスタフソン、伊藤敦樹(81分、安居海渡)、岩尾憲(71分、小泉佳穂)、チアゴ・サンタナ(81分、興梠慎三)、前田直輝(64分、大久保智明)、松尾佑介(71分、中島翔哉)
SUB:牲川歩見、大畑歩夢
監督:ヘグモ

サガン鳥栖(4-2-3-1):朴一圭、原田亘(65分、中原輝)、山崎浩介(C)(79分、丸橋祐介)、木村誠二、キムテヒョン、福田晃斗(HT、横山歩夢)、河原創、菊地泰智、堀米勇輝(57分、マルセロ・ヒアン)、長沼洋一、ヴィニシウス・アラウージョ(HT、富樫敬真)
SUB:コボンジョ、森谷賢太郎
監督:川井健太

【感想】

・マッツォ躍動
・佐藤も躍動
・敦樹も躍動

って試合でした。

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スコア通りの快勝でしたね、レッズは。
他にも3つぐらい決定機あったので、ホンマに快勝。
ほぼほぼ全てが上手くいった、って試合じゃないでしょうか。
朴一圭のパラドンが無かったら、鳥栖は大量失点してたでしょうな。

両SBが良いタイミングで攻撃に絡むし、グスタフソンの舵取りも絶妙。
今季不調とか言われてた伊藤敦樹も日本代表プレーヤーのプライドを見せてくれました。
後はゴール決められてれば最高だったろうけど、動き出し、プレス、パス、どれも良かった。
コンビを組む岩尾との相性も抜群やったね。

チアゴサンタナはポストプレー効きまくってたな~。
あれだけボール収めてくれると周囲は凄く楽でしょう。
尚且つ決定力もあるしね。
これで3試合連続ゴールですか。
一昨年の得点王は伊達じゃない。

そして今日一番輝いてたのは松尾。
自慢のスピードを存分に活かせてました。
攻撃だけじゃなく、守備でもね。
あ、サンタナも戻る所はキッチリ戻ってたな~。
このあたりヘグモ監督が仕込んでるのかどうかは不明やけど、全体の意思統一が出来てた。

松尾のゴールは佐藤のパスも良かったよね。
怪我のショルツの代わりにスタメンで出てる佐藤やけど、もうショルツの代役とは言わせない!って感じの大活躍。
インターセプトも良かったし、対人も強かった。
ホイブラーテンより目立ってたから、そんだけ素晴らしかったという事ですよ。

中島翔哉も、これぞ10番ってプレーを披露してくれました。
大久保へのアシストは、ファンタジスタにしか出来ないプレーでしょう。
中島もシュート決めてれば尚良し、やったねw

鳥栖のチャンスは、1回2回やったかな。
周作を脅かすようなプレーは無かった気がする。
横山は可能性のあるドリブルしてたし、ヒアンとケイマンのセットは迫力出てたけど。
後半の立ち上がりは良いリズム掴めてたけど、そこでカウンターから失点しちゃったのが痛かったな。

 

 

 

 

 


         

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2024年4月 3日 (水)

柏×セレッソ 2024 J1 第6節

レイソル 1-1 セレッソ

【得点】
R:サヴィオ(20分)
C:レオセアラ(19分、PK)

【メンバー】
柏レイソル(4-4-2):松本健太、関根大輝、犬飼智也、古賀太陽(C)、ジエゴ、土屋巧(64分、熊坂光希)、白井永地、島村拓弥(89分、片山瑛一)、山田雄士(74分、戸嶋祥郎)、細谷真大(74分、木下康介)、マテウス・サヴィオ
SUB:守田達弥、立田悠悟、山本桜大
監督:井原 正巳

セレッソ大阪(4-3-3):キムジンヒョン、毎熊晟矢、西尾隆矢(C)、舩木翔、登里享平、田中駿汰、ヴィトール・ブエノ(57分、柴山昌也)、奥埜博亮(57分、北野颯太)、レオ・セアラ(83分、渡邉りょう)、クルークス(83分、上門知樹)、カピシャーバ(67分、山田寛人)
SUB:清水圭介、鳥海晃司
監督:小菊 昭雄

【感想】

・内容は五分五分
・互いに堅かった守備
・結果を出した若者たち

って試合でした。

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ここまで5戦無敗とスタートダッシュに成功したセレッソと、勝ったり負けたりが続く柏との一戦。
所謂J1同期な両チームは対戦成績も、ほぼ互角。
近年の対戦成績も同様で、そんでもって今日も勝敗は分かれませんでした。

どっちも守備が盤石やったな~。
レイソルはボランチに怪我人が出てるから、そこから崩壊するかなと思ったけど代わって出た土屋、白井、熊坂が安定してました。
右SBの関根も目を惹くプレー。
カピシャーバに突破されるシーンもあったけど、良い絡みが出来てたシーンも度々あった。

島村も良かったね。
セレッソ時代から個人的には好きな選手やったけど、今日は彼の技術が遺憾なく発揮できてた。
恩返しアシストは要らんかったし、90分フルでの躍動ってのが課題なんかもやけど、非常によくやってた。

山田雄士23歳も良いダイナモっぷりやったね。
あれだけ動けて、あれだけ顔を出せてると周りは非常に助かる。

セレッソの山田も良かった。
CFイメージやったけど、今日は万能ぶりが発揮できてた。
カピシャーバとは違った色の左WG像を出せてた。
惜しいチャンスを、あんなに演出できるとはチョット思ってなかった。
(中央で決めてくれる選手が居れば今日のヒーローになれてた)
為田より一歩前に出た感じだし、なんなら先発でも良いんじゃないかという好プレーぶり。

途中出場組では北野、柴山、上門も存在感を見せてくれ、フィールドプレーヤーがオール日本人となった終盤も可能性を感じさせてくれた。
(渡邉りょうだけは沈黙しちゃってたな・・・)

今季の颯太は一味違うぞ!って所を見せてくれた北野も見事。
2点は決められるシーンあったので、後はフィニッシュの所だけやな。
これは柴山も同様。
ああいうのを決めていかないと、香川・清武が復帰してきたら出番がなくなっちゃう。

という感じで、若者たち結構頑張ってたよ。
舩木翔26歳も、もうすっかり左CBが本職って感じになってたね。
怪我の功名というか、負傷者続出の影響でのスクランブル発進が上手くハマった。
登里との連携もそうやし、左足フィードが良いリズムを産んでる。

逆に西尾は、まだまだ成長が必要。
鳥海は怪我の状態まだ万全じゃないんかな~。
進藤もそうやけど、彼等が戻ってきたら(このままやと)ポジション無いよ。

ポジション争いの危機感が良い影響に繋がってるのはジョルディかな。
今日はMOMと言っても良いぐらい素晴らしいプレーでした。
昨季は、あんまりポジション争いのライバルが居なかった(毎熊が1列上がったりもあったけど、中原も途中移籍したしね)けど、今季はルーカスが加入。
外国人枠の問題もありベンチにすら入れない可能性もありました。
実際小菊監督はルーカスをレギュラー扱いしてるので、もうクルークスとしてはやるしかないんですよ。
前回ルーカスが負傷欠場した時も結果残したけど、今日も良かった。
守備にもガンガン戻ってたし、攻撃の切れ味も抜群。
切り返しも上手くハマり、クロスの精度も良かった。
セアラ、ブエノ、カピが飛び込んだシーンは迫力あったな~。
終盤ちょっとガス欠なってたけど、特に前半なんかは大エースっぽさあったよ。

中3日での連戦が続く中での柏遠征なので、勝ち点1は悪くない結果だと思います。
ジンヒョンは相変わらず安定感あったし、毎熊も貫禄すら漂ってた。
奥埜とブエノの所が少し物足りなかったけど、このポジションは前述した通り一番人材が豊富かもなので心配なし。
田中駿汰も10番に相応しいプレーぶりでした。

 

 


           

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