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2024年5月29日 (水)

マリノス×レイソル 2024 J1 第9節

マリノス 4-0 レイソル

【得点】
ロペス3(11分PK、65分、90+6分)、永戸(43分)

【メンバー】
横浜F・マリノス(4-3-3):ポープウィリアム(59分、飯倉大樹)、松原健(HT、加藤蓮)、上島拓巳、エドゥアルド、永戸勝也、喜田拓也(C)、天野純(76分、植中朝日)、渡辺皓太(86分、山根陸)、アンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス、井上健太(HT、宮市亮)
SUB:水沼宏太、塩貝健人
監督:キューウェル

柏レイソル(4-4-2):守田達弥、関根大輝、犬飼智也、古賀太陽(C)、ジエゴ(HT、川口尚紀)、白井永地(69分、土屋巧)、戸嶋祥郎(78分、熊澤和希)、島村拓弥(69分、鵜木郁哉)、マテウス・サヴィオ、細谷真大、木下康介(69分、武藤雄樹)
SUB:佐々木雅士、立田悠悟
監督:井原正巳

【感想】

・輝く天野純
・サヴィオ沈黙
・なんだかんだアンロペの決定力

って試合でした。

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中東での激闘から、たったの中2日。
超ハードスケジュールでの戦いを強いられたマリノス。
ACL決勝を戦った後に、この仕打ちは中々のモンやけど結果でリーグに抗議を示した格好に。

意外と言っちゃぁアレなんかもやけど、レイソルの方が強度が低かったよね。
一応レイソルも中3日での戦いではあるねんけど、関東圏での移動やし。
マリノスはスタメンも3人しか代えてこなかった中で、疲れを感じさせない強度を披露しました。

ハットトリックのアンロペがMOMなのは間違いないけど、活躍が光ったのは天野。
UAEで出番が無かった悔しさもあったでしょうが、ピッチでリバウンドメンタリティーを示しました。
これぞ10番って感じのプレーで、中盤および前線で攻撃をオーガナイズしてたね。
下部組織出身者としてマリノスのプライドを見せていたようにも感じた。

後はヤン・マテウスかなぁ。
流石の個人能力の高さでしたね。
対面のジエゴに圧勝し、ジエゴはHTで交代。
右SBが本職の川口が左に入ったぐらいやったので、よっぽどだったのでしょう。
枠に嫌われたシュートは、ご褒美で入ってても良かったなw

柏はサヴィオが沈黙しちゃうと何も出来ない感じやった。
この10番が元気ないと、ホンマにグズグズ。
2トップの補完性も悪く、元レイソルな相手2CBにシャットアウトされる始末。
シマムーはアクセントにはなってたけどな~。
細谷とサヴィオは最後までピッチに立ってたけど、途中交代でも全然良かったと思う。
武藤なんか存在感出しまくってたので、もっと早くに出すべきだったかも。
結果論やけど。
ポスト直撃シュートなんかもあったしね。

ポープの怪我で急遽途中出場になった飯倉はベテランらしく落ち着いたプレーを披露。
ああいうのを見ると、アルアイン戦も飯倉チャレンジで良かったんじゃないかと思ってしまう。
これも結果論やけど。

 

 

 

 

 

 


              

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2024年5月26日 (日)

名古屋×京都 2024 J1 第16節

名古屋 1-1 京都

【得点】
G:椎橋(75分)
S:豊川(35分)

【メンバー】
名古屋グランパス(3-4-2-1):ランゲラック(C)、吉田温紀(HT、内田宅哉)、ハチャンレ、三國ケネディエブス、和泉竜司(81分、倍井謙)、稲垣祥、椎橋慧也、小野雅史(28分、中山克広)、森島司、永井謙佑(57分、ユンカー)、パトリック(57分、山岸祐也)
SUB:武田洋平、野上結貴
監督:長谷川健太

京都サンガF.C.(4-3-3):クソンユン、福田心之助、宮本優太、麻田将吾、佐藤響、金子大毅、川崎颯太(C)、平戸太貴(82分、平賀大空)、原大智(89分、山﨑凌吾)、豊川雄太(60分、宮吉拓実)、松田天馬
SUB:太田岳志、喜多壱也、鈴木義宜、福岡慎平
監督:曺貴裁

【感想】

・ともに勝てるチャンスあった
・気迫のサンガ
・妥当な結果

って試合でした。

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全然勝てない、さっぱり勝てないサンガと、やや調子が上がってきたグランパスとの一戦。
最下位サンガは、このままいっちゃうとJ2まっしぐら。
もうホンマにヤバいぞ!!っていう危機感が選手達に出てましたね。
抽象的な表現になっちゃうけど、グランパスを遥かに上回る気迫がそこにはあった。
試合終了のホイッスルが鳴ると名古屋サポからの大ブーイングが発生してたけど、「戦ってなかった事に対して」なら頷ける。
シンプルに引き分けでブーイングされるのは堪ったもんじゃないけど、戦う姿勢に対してなら結果は関係ないもんね。
遥かにサンガイレブンの方が闘志は剥き出しにしてた。

チャンスの数や試合トータルの出来はイーブンだったと思う。
グランパスは序盤に3つ決定機あったし、サンガも佐藤響のバー直撃ミドルとかあったしね。
まぁ引き分けは妥当な結果だったかな。
少しの運があれば、どちらかが勝ってたでしょうけど。

平戸は前に観た試合も良かったけど、今日もマジカルなアシストを決めてくれた。
ポスト直撃を誘発したFKもあったし、攻撃の脅威になってたね。

豊川はゴラッソ製造機なんかな~。
セレッソ時代もそうやったけど、結構インパクトあるゴール決めるよね。
攻撃の中心は原やけど、その原が良くない試合で活躍できてるのは大きい。

 

           

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アルアイン×マリノス 23-24 AFCチャンピオンズリーグ 決勝2nd leg

アルアイン 5-1 マリノス

【得点】
A:ラヒミ2(8分、67分)、ロメロ(33分PK)、ラバ2(90+1分、90+5分)
M:マテウス(40分)

【メンバー】
アル・アイン(4-3-3):ハリド・エイサ、バンダル・モハメド(C)、アル・ハシェミ、クアディオ、サイード・ジュマ(58分、ラバ)、パクヨンウ、ヤヒア・ナデル(89分、ファラー・ワリード)、パラシオス、ラヒミ、ロメロ・ガマーラ、M・アル・バルシ(84分、アハメド・バルマン)
SUB:モハンメド・ブサンダ、スルタン・アルマンセリ、モハンメド・アリ・シャケル、ハレド・アリ・アルバルーシ、マンスール・サイード、ハリド・アルバルーシ、スルタン・アルシャムシ、ハゼム・モハンマド
監督:エルナン・クレスポ

横浜F・マリノス(4-3-3):ポープウィリアム(45+10分、退場)、松原健、上島拓巳、畠中槙之輔(63分、エドゥアルド)、永戸勝也、喜田拓也(C)(63分、山根陸)、渡辺皓太、植中朝日(HT、榊原彗悟)、アンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス(78分、宮市亮)、エウベル(45+14分、白坂楓馬)
SUB:飯倉大樹、加藤蓮、加藤聖、井上健太、水沼宏太、天野純、山村和也
監督:キューウェル

【感想】
・ラヒミ大暴れ
・VARで全てが変わる
・スコアほどの差は無かったけど...

って試合でした。

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マリノスがアジア王者になれるのか。
DAZNで緊急無料放送してたので観戦。
昨季の浦和同様、個人的には"日本勢に勝ってほしい"という想いで観てました。
私はセレサポだし、浦和にもマリノスにも何の思い入れも無いねんけどね。
こういう試合は日本を代表して勝ってほしいと思えるし、彼らが誇りに思える。

というマリノス応援スタンスで観てたので悲劇的な結末ではあった。
1st legはマリノスが2-1で勝利。
アウェイゴールルールは無いので、マリノスは引き分けか勝ちで優勝確定。
アルアインは2点差以上で勝つしかないって状況。

その2点を開始30分ほどでアルアインはゲットします。
どちらもラヒミの動き出しが光った。
マリノスDFが呆然と立ち尽くす中、ラヒミだけは動いてたからね。
何者やねん、このモロッコ人。
今回はじめて名前聞いたけど・・・。

マリノスも意地を見せて、マテウスがクアディオのミスを突いて反撃弾。
これによってトータルスコア同点と俄然試合は面白くなります。

そんな試合の分岐点となったのが45+10分のプレー。
ポープが決定機阻止で1発退場になってんけど、う~ん。
足止めてるように見えたけどなぁ。。
PK判定のVARといい、厳しいジャッジがくだされます。
じゃぁ喜田へのプレーはファウルじゃなかったのか、とかマリサポ的には言いたい事は一杯でしょう。
(試合後いちばん言ってたのはキューウェルだったかなw)

これによって(あんまり目立ってなかった)エウベルが下がりGKに白坂が入りました。
更にHTでは(バランス考えての事なんでしょうが)植中→榊原の変更もあり。
4-3-2の布陣で残り45分を対峙してました。

が、やはりACL決勝まで出てくる相手ですからね。
1人少ないと防戦一方になっちゃいましたよ。
CBに代えてCFを入れてくる強気采配のクレスポに対して、キューウェルは畠中の負傷退場なんかもあり後手後手を踏まざるを得なかった。

そうこうしてる内に、またしてもラヒミが個人能力の高さを見せつけて追加点。
トータルスコアで勝ち越します。
最後まで粘ってたマリノスでしたが、後半アディショナルタイムには白坂の凡ミスが出てしまい失点。
これで完全に集中が切れちゃいましたね。
もう5失点目は、ただただ不要な失点でした。

だから試合内容的にはマニータ喰らうようなもんではなかってんけど。
ポープの退場判定が全てやったね。
白坂は責められても、元々経験不足な選手やねんから仕方ない。
飯倉チャレンジの方が、こういう大舞台の経験って意味では良かったんでしょうけど結果論。
今季は飯倉よりも白坂が序列上で直近の試合にも出てるのは白坂やからね。

まぁ結果は残念でしたがアジア王者を決めるに相応しい試合、相応しい雰囲気での激しいゲームでしたよ。
緊張感ハンパなかったので、あれを経験できた選手は羨ましいの一言よね。

 

 

 

          

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2024年5月25日 (土)

新潟×福岡 2024 J1 第16節

新潟 1-2 福岡

【得点】
N:早川(90+3分)
F:前(37分、直接FK)、紺野(85分)

【メンバー】
アルビレックス新潟(4-4-2):小島亨介、藤原奏哉、デン、千葉和彦(84分、島田譲)、早川史哉、秋山裕紀(C)、奥村仁(69分、石山青空)、小見洋太(69分、松田詠太郎)、谷口海斗、長倉幹樹、鈴木孝司
SUB:阿部航斗、森璃太、遠藤凌、堀米悠斗
監督:松橋力蔵

アビスパ福岡(3-4-2-1):村上昌謙、ドウグラス・グローリ、田代雅也、井上聖也、小田逸稀、松岡大起、前寛之(C)、岩崎悠人、紺野和也(87分、北島祐二)、佐藤凌我、鶴野怜樹(73分、重見柾斗)
SUB:坂田大樹、亀川諒史、金森健志、田中達也、ウェリントン
監督:長谷部茂利

【感想】

・前キャノン2発
・やはり紺野は別格
・なかなか眠たかった

って試合でした。

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勝ったり負けたりが続き中位~下位を彷徨ってる両チームの対戦。
という状況が反映されてか、なかなかに眠たい試合でしたな。
特にアルビレックスの動きがそんなに無くてね・・・。
ボールは保持してたものの、決定的なアクションが無いというか。
魅力的な仕掛けが無いというか。
惜しいチャンスはあるにはあったけど、心動かされる感じがなかった。
奥村は結構躍動してたので、ああいうエネルギッシュさが他の選手にもあればなぁとは思った。

千葉→島田の交代意図はなんだったんだろうか。
ちょっとグダグダっとなった隙に失点もしちゃったし、非常に勿体ないタイミングだったね。
ラスト早川が意地見せたけど、時既に遅し・・・。

アビスパはエースCFとキャプテンCBが不在の中で勝ち点3取れたのは大きい。
2得点以外にもポストとバーに嫌われたシーンもあったので、もっと点取れてた。

その中でも別格だったのは、やっぱり紺野。
右サイドで異次元やったなぁ。
あれだけ違いを見せてくれれば周囲も楽でしょう。

左の岩崎も、それなりに突破できてた。
けど私の中では岩崎の期待値は、もっともっと高いのでね。
もっともっと出来るよ。

前はポストに嫌われたミドルも含めると2つドエライものを放ってた。
こんなに中長距離シュート得意な人だったっけ。

 

 

 

 

 


        

 

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2024年5月22日 (水)

琉球×セレッソ 2024 ルヴァン杯 1stラウンド第3回戦

琉球 0-1 セレッソ

【得点】
平野(6分)

【メンバー】
FC琉球(3-4-2-1):東ジョン、森侑里(HT、増谷幸祐)、鈴木順也、藤春廣輝(84分、小川優介)、上原牧人、平松昇(HT、高安孝幸)、佐藤祐太、幸喜祐心、岩渕良太(62分、高木大輔)、富所悠(C)、白井陽斗(75分、岩本翔)
SUB:六反勇治、荒木遼太、山内舟征、鍵山慶司
監督:金鍾成

セレッソ大阪(4-2-3-1):ヤンハンビン、毎熊晟矢(HT、クルークス)、山下達也(C)(75分、北野颯太)、ハブナー(17分、退場)、奥田勇斗、平野佑一、清武弘嗣(58分、舩木翔)、阪田澪哉、上門知樹、為田大貴、山田寛人(23分、西尾隆矢)
SUB:清水圭介、香川真司、柴山昌也、ヴィトール・ブエノ
監督:小菊昭雄

【感想】

・ひたすら耐えての勝利
・富所の鋭いパス
・白井のスピード

って試合でした。

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セレッソにとっては「天空の城」町田遠征から中2日で福岡遠征、そして中3日で沖縄遠征という非常にタイトなスケジュール。
ようやくアビスパには勝ったものの、それまでは調子も悪く余裕も無い状態。
今日はJ3が相手ですが、楽に勝てるという雰囲気はありませんでした。

しかしながら小菊監督は強気のスタメン設定。
福岡戦から奥田以外の10人を変更してきました。
ここまで出番に恵まれてなかった山下、平野、阪田あたりは期するものがあったでしょう。

そんな平野が早速結果を出します。
清武のピンポイントCKを頭で合わせてセレッソ先制。
これはね、ホンマにキヨのキックがドンピシャすぎた。
平野は全く動いてすらなかったからね。
流石は清武です。
このシーン以外でもセンス溢れるパスを披露しまくりで、やっぱ欠かせない選手だなと再認識。

という具合に"なんだかんだ琉球にはすんなり勝てるでしょ"って序盤は観てました。
久々のゴレアーダはあるんじゃないか、とかも思ったり。
でもハブナーのロハにより状況は一変。
17分に退場という早すぎる劇的展開。
残り約75分間、セレッソは数的不利での戦いを強いられました。

1発退場というジャッジは妥当だったと思う。
白井が完全に抜け出そうとしてた所を手で止めちゃったからね。
ボールが出たタイミングではハブナーの方がむしろ後ろに居たのに置いてかれちゃってたしね。
白井はこの場面以外でもスピード豊かなプレーを随所に披露してたな~。
J3で得点王争いしてるだけの事はあって、能力の高さは実感できた。

そんな白井に対して富所も良いパス出してたなぁ。
このコンビは非常に危険でした。

セレッソは数的不利をまんま感じさせる戦いになってしまったのは残念。
1人少ない状況でも「数的不利を感じません!!」ってなるチームもあるねんけど、今日のセレッソは防戦一方で数的不利をずっと感じてた。
もう75分間ほとんど守ってたんちゃうかな?
後半の決定機って北野が抜け出した場面ぐらいでしょ。
カウンターで。
それ以外はひたすら守ってたし、小菊監督もそういう戦い方をチョイスした。

だから、良く守り切れたよな~と思う。
ハンビンのパラドンもあったし、よく耐えた。

最初ほぼ4-4-2みたいな感じでスタートしたセレッソ。
上門の位置によっては4-2-3-1っぽくも見えたけど、結構高い位置取ってたからね上門は。
で、ハブナーの退場によって西尾をCBに投入し山田を下げたので4-4-1に。
ハーフタイムで(怪我明け毎熊を多分休ませる意味も込めて)クルークス投入。
阪田が右SBに下がったけどシステムは変わらず4-4-1。
ここまでは常套手段だったり、ある程度コンディションも加味しての交代だったんでしょう。
ただ、58分の交代は監督によって色が出る部分だったかな。
清武に代えて舩木を投入し5-3-1に修正。
後ろを厚くしてゴール前にバスを並べる選択をしました。
これによって、更に「琉球攻めまくりセレッソひたすら守る」の構図が色濃くなったね。
75分に山下→北野の交代があって、CBに代えてCF入れてるから一見セレッソが攻めに出たように見えるけど実は違ってて。
山下の代わりに平野が殆ど5バックの一角としてぷれーしてたから5-3-1の実態は変わらず。

って事でセレッソの守りばかりを観る試合になっちゃいました。
今季のアタッカー陣の躍動や、ルヴァン組の活躍を期待して観た試合やったけどなぁ。
華麗な攻撃は序盤だけで、ひたすら耐え忍ぶ観戦になった。
まぁそれはそれで良いねんけど、私が観る試合に限って何故いつも塩々なのか・・・・

 

 

 

 


           

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2024年5月20日 (月)

アーセナル×エヴァートン 23-24 プレミア 第38節

アーセナル 2-1 エヴァートン

【得点】
A:冨安(43分)、ハバーツ(89分)
E:グエイェ(40分、直接FK)

【メンバー】
アーセナル(4-3-3):ラジャ、ホワイト(69分、J・ティンベル)、サリバ、ガブリエウ(59分、ジンチェンコ)、冨安健洋、トーマス(69分、スミス・ロウ)、ライス、ウーデゴール(C)、ハフェルツ、ガブリエウ・マルチネリ、トロサール(78分、ガブリエウ・ジェズス)
SUB:ラムズデール、キビオル、ジョルジーニョ、ファビオ・ヴィエイラ、エンケティア
監督:アルテタ

エヴァートン(4-4-1-1):ピックフォード、コールマン(C)、ターコウスキ、ブランスウェイト、A・ヤング、オナナ、I・グエイェ、ガーナー、マクニール、ドゥクレ(90+2分、ベト)、カルヴァート・ルイン(75分、シェルミティ)
SUB:ヴィルジニア、クレリン、マイケル・キーン、ゴッドフリー、ワーリントン、マッケンジー・ハント、ドビン
監督:ショーン・ダイチ

【感想】
・俺たちの冨安!!
・マクニールのキレ
・ピックフォードのパラドン

って試合でした。

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超久々にプレミア観ました。
Amebaが放映権獲った当初は無料放送でアツいカードやりまくってくれててんけど、途中から凄くショッパくなってね。
地味カードしか無料でやらなくなってから全然観てませんでした。
振り返ってみると2022年の11月が最後。
そっから塩になってたか。
約1年半ぶりやね。

そんなAmebaが優勝決定試合を無料でやるってんだから観るしかないです。
しかも0時キックオフという悪くない時間帯。
どうせならシティ戦が観たかったけど、冨安マターでガナ戦になったんでしょう。
まぁそれは仕方ない。

ガナ優勝の条件は至ってシンプル。
まずはガナが勝つ。
負けor引き分けだと、シティがどんな欠課になろうが優勝は出来ません。
だから、まずは勝つ。
そしてシティが引き分け以下に終わる。
これが条件です。

この情報化社会にあって、他会場の結果を遮断するなんてのは無理な話。
スタンドのガナサポもスマホで常にエティハドの状況をチェックしておりました。
そんな中、シティが開始早々に先制。
更に追加点も決めちゃいます。
落胆するガナサポ。
天を仰ぐガナサポ。
そんな状況でグエイェのFKが壁に当たってコースが変わりネットに吸い込まれます。

この瞬間がエミレーツ一番ドン底やったよね。

エヴァートンは何故下位に沈んでるのかな。
普通に良いチームやったよね。
ヨーロッパ戦の権利も懸からず、降格も懸かってない、つまり何の目標も無い消化試合だったのが逆に良い風に転んだか?
ノープレッシャーの強みだったのかな。
非常に生き生きとプレー出来てました。
マクニールのドリブル良かったね~。
カルヴァート・ルイン前線で核になれるね~。
オナナとグエイェの中盤の底も良いバランスやね~。
ピックフォード、パラドンしまくりやね~。
アシュリー・ヤングまだまだ元気やね~。

正直このまま勝つんじゃないの?って感じでした。
ガナも悪くなかったし、プレッシャーに押しつぶされてる感じもなかったけど、なんとなくね。
負けるんじゃないかな?って感じがしたのよ。

それを払拭したのが冨安。
いや~、正直全然思い入れないし、ファンでもなんでもないし、日本人だからどうこうとか無いねんけど、シンプルに格好良かったよ。
あの場面で素晴らしいシュートでしたね。
よく決めたよ。
簡単なシュートじゃなかった。
あそこに入っていってるのもファンタスティック。
この優勝が懸かる大一番でスタメンってだけでも凄いのに、スタジアムのムードを一変させるゴールですよ。
ハンパなさすぎやろ!!!

偶然か必然か、丁度時を同じくしてシティも失点。
2-1となった事で更にスタジアムは沸騰。
完全なお祭り騒ぎに。
指を立てて「2対1だ」と強調するサポ多数出現。
これに悪ノリしてか、はたまた誤報だったのかは謎やけど「2対1だ」と指を立てるサポも居てね。
ちょっとビックリしたわ。
ホンマにシティ追いつかれたんやと思ったので。
まぁ全然追いつかれてなかってんけど。

という具合に、この瞬間のエミレーツはホンマにLIVE感あった。
あぁこのままアーセナルが逆転優勝するんだな、っていう雰囲気があった。
そんなムードを作ったのが冨安。
何回も言うけど、ホンマに凄いことをやってのけましたよ。

惜しむらくは、これが前半終了間際だった事かな。
ハーフタイムを挟んだ後半、なんとなーく雰囲気は落ち着いちゃってました。
それに追い打ちをかけるようなシティ追加点の一報。
そしてガブリエウの負傷交代と悪い事は重なります。
代わってジンチェンコが入り、冨安CB、ジンチェンコ左SBという布陣に。
ジンチェンコは元アタッカーですから、攻撃性能は当然冨安より上なんですけどサッカーって単純な足し算かけ算じゃないんですよね。
意外にも冨安が左SBやってた時の方が攻撃はスムーズでした。
ジンチェンコも冨安同様に偽SBやってたし、中盤の底でゲームメイクしてたし、オーバーラップもしててんけどね。
でも結果的には冨安の方がゴールも決めたし、惜しいヘディングもあったし、チャンスも作ってた。

後半なんだか中だるみの時間があったな。
意外にも。
シティの3点目で意気消沈しちゃったか、選手もサポも。
もうシティが勝ち点落とすことは無いだろう、って諦めちゃったか。
非常にふんわりとした、眠気を誘う時間が続きました。
エヴァートンも、それにお付き合いするかのようにガツガツいかなくなった。
元々かかってるもんも無いしね。

終盤ハバーツが勝ち越しゴール決めて少しは盛り上がったけど、「でもシティ追いつかれないよね」って感じになってジエンド。
ペップ信者の私としてはシティに優勝してほしかったので嬉しい結果です。
シティの試合、今季1つも観てないのに嬉しくなれるのが不思議やけどw

まぁ最終節独特の雰囲気を感じ取れたのは良かった。
やっぱ優勝争いって良いよね。
そしてJリーグとのスピードの違いに改めて驚いた。
パススピード、シュートスピード、どれも違いすぎるなぁ。
久しく海外サッカー観てなかったからビックリだわ。

 

 

 

 

 


               

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2024年5月19日 (日)

ゼルビア×ヴェルディ 2024 J1 第15節

町田 5-0 ヴェルディ

【得点】
OG=宮原(11分)、藤尾2(29分、60分PK)、柴戸(80分)、エリキ(90+3分)

【メンバー】
FC町田ゼルビア(4-4-2):谷晃生、鈴木準弥、チャンミンギュ、昌子源(C)、林幸多郎(84分、奧山政幸)、柴戸海、仙頭啓矢(77分、下田北斗)、平河悠、藤本一輝(70分、ナサンホ)、藤尾翔太(84分、エリキ)、オセフン(77分、デューク)
SUB:福井光輝、荒木駿太
監督:黒田剛

東京ヴェルディ(4-4-2):マテウス、宮原和也(72分、深澤大輝)、林尚輝、千田海人(90+0分、稲見哲行)、翁長聖(HT、山見大登)、綱島悠斗、森田晃樹(C)、山田楓喜(HT、齋藤功佑)、見木友哉(63分、松橋優安)、染野唯月、木村勇大
SUB:長沢祐弥、山田裕翔
監督:城福浩

【感想】

・スーパー仙頭
・戦術藤尾
・とんでもスピード平河

って試合でした。

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まさかまさかのマニータ。
順位表では大きな差があった両者ですが、とはいえ同じ今季の昇格組。
そして東京ダービー。
こんなに差がつく結果になるとはね。
そりゃぁ首位争いしてるゼルビアの方が下馬評は高かった。
でもヴェルディだって直近11試合負けなし。
引き分けが多いとはいえ、負けてない。
粘りのヴェルディ。
3点差だって追いつくヴェルディ。
なので、0-5で負けるってのはチョットね・・・。

ゼルビアに運があったのも事実。
先制点のオウンゴールも際どかったし、柴戸のミドルなんて年一でしょ。
5点目に繋がった下田のミドルも同様。
PK判定もね。

ただ、まぁゼルビアが勝利に値してたのは間違いない。
ヴェルディは殆どチャンスすらありませんでしたから。
山田楓喜、翁長という良いプレースキッカーを下げた直後にゴール前の良い位置でFKゲットしてたのには苦笑い。
巡り合わせも悪かったな。
JFKはHTで2人代えて5ポジション変更(宮原が左SB、網島が右SB、見木がボランチに)という荒技を出してきましたが効果なく。
終盤は3バックっぽくもしてきたけど、最後まで決定機作れませんでした。
決定機の1つ前ぐらいまでは行ってたけど、谷が慌てたシーンは無かった。

逆に町田は愚直に今までやってきた事を愚直に。
ひたすら愚直に今日もやってきましたね。
セットプレーの強さ、ロングスローの強さ、ロングボールの強さ。
相変わらず面白くないけど強い。
仙頭、柴戸のボランチは盤石だし、平河、藤本のサイドアタックも効果的。
藤尾はセレッソ時代より一回りも二回りも成長して万能なCFになってるしね。
チャンミンギュも今日は悪くなかった。

正直な私の気持ちとしては、こんな町田のサッカーを華麗なパスワークで引っかきまわすチームが現れてほしいwww

 

 

 

 

 

       

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京都×広島 2024 J1 第15節

京都 0-5 広島

【得点】
川村(9分)、新井3(12分、25分、69分直接FK)、松本(55分)

【メンバー】
京都サンガF.C.(3-4-2-1):クソンユン、松田佳大(HT、武田将平)、鈴木義宜、麻田将吾、福田心之助(58分、宮本優太)、川崎颯太(C)、金子大毅(75分、平賀大空)、佐藤響、豊川雄太(70分、宮吉拓実)、原大智(75分、一美和成)、山﨑凌吾
SUB:太田岳志、松田天馬
監督:曺貴裁

サンフレッチェ広島(3-4-2-1):大迫敬介、中野就斗、荒木隼人、佐々木翔(C)、新井直人、川村拓夢(72分、満田誠)、野津田岳人(HT、東俊希)、志知孝明、大橋祐紀(HT、加藤陸次樹)、松本泰志(70分、小原基樹)、ソティリウ(64分、越道草太)
SUB:川浪吾郎、塩谷司
監督:スキッベ

【感想】

・新井DAY
・迷走サンガ、何も出来ず
・シンプルに戦ってた広島

って試合でした。

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4連敗中の最下位サンガと、直近6試合勝ちが無く2連敗中の9位サンフレッチェ。
もがいてるチーム同士の一戦は広島が地力の違いを見せて大勝。
新井のハットトリックまで飛び出し、まさかまさかのマニータ締めでした。

前節からスタメン5人変更という荒療治が功を奏したのかな?
塩谷、越道、東、満田、陸次樹が今日はベンチからやったけど、割と今まで中心になってきたメンツやったもんね。
まぁサンガも同様に5人チェンジしてきたけど、こちらは効果なし(苦笑)
前節PKストップするなど大活躍だったらしい太田は別に変更しなくても良かったんちゃうかな??
システムも3バックに変更してきたけど全く機能せず。
前と後ろの意思疎通が全然できてなかったようにも感じた。
なんかね、サンガの3トップは1CF2WGって感じではなくて3CFだったのよ。
この3人が先発でも1CF2WGになってる場合もあるから、特性というよりは監督の指示だったんでしょう。
もしくは選手たち自らで考えた結果か。
いずれにせよ中央で高さを活かしたいんだろうなという戦術に見えてんけど、それなのに全然ハイボールが入らない。
ロングボールも入らない。
幅を取ってるシステムじゃないから散らす意味は無いねんけど、ちんたらちんたら後ろでボールを回してる。
そしてそのボールを奪われてミスから失点という悪循環。

なんか5失点ともサンフレッチェが上手かったというよりは、サンガがグダグダしてた印象なのよね。
高さに優位性がある筈の山﨑が新井にCKで競り負けて失点しちゃったりとか。
2人の身長差は14cmもあるのに、、、
スローインからの失点も簡単にやられ過ぎてた。
ってか、総じて簡単にやられ過ぎててんけどね。
5失点以外にも川村のシュートがポストに嫌われたり、新井の決定的なミドルがあったりと、ほんとサンドバック状態やったので。
後半4バックにシステム戻しても、人を代えても何の効果も無かった。
チャンスらしいチャンス、1つも無かったんちゃうかな?
全く思い出せないもの。

これでホーム7戦全敗、5得点20失点というボロボロな数字に。
アウェイは8試合で2勝3分3敗、6得点9失点だから、そんなに悪くはない。
なので余計にホームでの体たらくが目立つ。
残留圏とは早くも5ポイント差がついてしまい、2部降格、監督解任といったネガティブワードが出まくってしまってる状況。
個人的にはKBS京都で放送があるからサンガにはJ1に居続けてほしいのよね。
今日も地上波放送のおかげで鑑賞できたし、再来週のセレッソ戦も放送してくれるらしいので非常に有り難いのよ。
なんとか、なんとか残ってくれ・・・。

サンフレッチェは、やる事が全て上手くいった感じ。
実にシンプルに戦ってたよね。
やる事シンプルに1本化して、余計な事はしてなかったかな。
前からのプレス、縦に速い攻撃が見事にハマってた。
途中出場組も全員気持ち良さそうにプレーしてたし、交代組も温存感あったから悪い気はしてないでしょう。

そして新井の大爆発。
左足ミドル、頭、右足FKと異なるパターンでハットトリック。
更には右足の惜しいミドルもあったし、ゴール前に侵入してのチャンスもあったし、4点5点取ってたかもって感じ。
セレッソ時代、こんな凄い選手やったっけ(苦笑)
広島が波紋を呼びながらも強引に移籍させた理由も頷ける結果を出しました。

 

 

 

 


           

 

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2024年5月18日 (土)

鳥栖×名古屋 2024 J1 第15節

鳥栖 0-2 名古屋

【得点】
稲垣(6分)、倍井(50分)

【メンバー】
サガン鳥栖(4-2-3-1):朴一圭(C)、原田亘(36分、退場)、木村誠二、キムテヒョン(82分、藤田直之)、長沼洋一、河原創、手塚康平(66分、河田篤秀)、富樫敬真(54分、上夷克典)、菊地泰智(82分、日野翔太)、横山歩夢、マルセロ・ヒアン(82分、ヴィニシウス・アラウージョ)
SUB:アルナウ、山﨑浩介
監督:川井健太

名古屋グランパス(3-4-2-1):ランゲラック(C)、吉田温紀、ハチャンレ、三國ケネディエブス、内田宅哉(76分、小野雅史)、稲垣祥、米本拓司、和泉竜司(HT、中山克広)、森島司、倍井謙(76分、永井謙佑)、パトリック(71分、ユンカー)
SUB:武田洋平、河面旺成、椎橋慧也
監督:長谷川健太

【感想】

・原田の退場が分岐点
・効率良かったグランパス
・あと一歩が出なかったサガン

って試合でした。

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昇り調子なチーム同士の一戦ではありましたが、名古屋が良い時間帯に決めきって快勝。
前半立ち上がり、後半立ち上がりと要所でゲットできたのが大きかった。

鳥栖もチャンスはあったけど、約1時間を10人で戦わないといけなかったからね。
中2、3日で連戦が続く中で蓄積疲労も出ちゃったかな。
3日前フロンターレにマニータ決めて勝ったスタメン11人をそのまま投入してきた川井采配を批判するのは結果論でしかないけどね。
ただ、ベンチメンバーも全く一緒ってのは一工夫あっても良かったかも。
ホームでの連戦やったから、変更の自由度も高かっただろうし。

数的不利になってからは、基本ヒアンをターゲットにしたロングボール戦術やったけどチャンスは作ってた。
上夷のボレーをランゲラックに止められたシーンが最大の決定機やったかな。
あれはランゲラックのパラドンを褒めるべきでしたが。
河田も良い動きしてたし、藤田はゲーム作れてたし、得点取れる可能性はあってんけどね。
横山に継続性あれば、もっと幅が広がってたかな。
序盤に規格外なドリブル突破を披露してくれたけど、以降は鳴りひそめてたからね。

あと特筆すべきは菊地のポリバレントさかな。
トップ下で先発してんけど、原田の退場に伴い左SBへ移動。
その後、富樫の負傷交代で上夷が左SBに入る事になったので今度は右SHへ移動。
そして66分、前線で孤立するヒアンのサポートで河田を入れて2トップ気味にする段階になったらボランチへ移動しました。
という感じで4ポジションぐるぐる。
長沼も左SB→右SB→CB(82分の3枚替えを機に3-4-2へ布陣変更)と3ポジションやってたけどね。
昨季二桁ゴールしてる長沼が最終ラインに居るってのが鳥栖の強みでもあり、弱みでもあるのかもしれない・・・。
知らんけど。

グランパスは3列目が元気な試合は強いよね。
今日は米本&稲垣コンビが躍動してた。
逆にココが沈黙してる試合は全然ダメダメな印象ある。
稲垣は得意の飛び出しで2得点に大きく貢献。
パトリックのポストプレーは(むしろ対峙したキムテヒョンが甘すぎた印象もあったけど)成功するぞ!と信じて走ってたのが良かったね。
倍井との連携も巧みで、上手く倍井の自信を引き出してたように見えた。

守りでは三國ケネディエブスが対人の強さを発揮しまくってたね。
開幕当初ドロ沼に負けてた時は批判されまくってたケネディやけど、全然良いやん!って感じ。
ここまで全試合フルタイム出場してるらしいので、試合を通して成長したって事なんかな。
攻撃陣も前節ハットトリックのユンカーを温存しながらも2ゴール。
昨季終盤から今季序盤にかけてリーグ戦16試合連続で複数得点取れてなかったのが嘘のような爆発ぶり。
今日も3点以上取るチャンスあったしね。
もう完全にマテウスの影は払拭したのかな。

 

 

 

 

 

 


              

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2024年5月15日 (水)

ゼルビア×セレッソ 2024 J1 第14節

町田 2-1 セレッソ

【得点】
Z:オセフン(70分)、デューク(90+3分)
C:セアラ(84分、PK)

【メンバー】
FC町田ゼルビア(4-4-2):谷晃生、鈴木準弥、チャンミンギュ、昌子源(C)、林幸多郎、柴戸海、仙頭啓矢(86分、下田北斗)、平河悠(86分、荒木駿太)、藤本一輝(56分、ナサンホ)、藤尾翔太(86分、エリキ)、オセフン(74分、デューク)
SUB:福井光輝、望月ヘンリー海輝
監督:黒田剛

セレッソ大阪(4-3-3):キムジンヒョン、奥田勇斗、西尾隆矢(C)、鳥海晃司、舩木翔、田中駿汰、柴山昌也(71分、ヴィトール・ブエノ)、奥埜博亮(77分、清武弘嗣)、山田寛人(63分、ルーカス・フェルナンデス)、クルークス(77分、上門知樹)、為田大貴(HT、レオ・セアラ)
SUB:清水圭介、ハブナー
監督:小菊昭雄

【感想】

・どっちに転がっても不思議ではなかった
・平河、速すぎやろ
・運すら無し

って試合でした。

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5試合勝ちなし、2連敗中という泥沼なセレッソ。
4月は首位に立ってたし、だからこその小菊監督J14月最優秀監督賞受賞だし、どこで歯車が狂っちゃったんだろ。
どこで壊れたの、オーーフレーーンズ。
今日も悪くはなかったのよ。
内容悪くなかったのに結局勝てず。
これで3連敗。
ゴール出んウィーク以降、ホンマに悪循環にドハマりしちゃってる。

今シーズンはね、DAZNやAMEBAの無料放送枠が結構あって。
私は契約してないので、ひたすら無料枠で色んなJのチームを観てるんですよ。
それをこのブログに書いてるねんけど、いやはやタイミング悪いわ。
首位に立ったりと好調だった頃のセレッソは全然放送なくてね。
なのに今の3連敗は全て観ちゃってる(苦笑)
なんなん、この私のヒキの弱さ。
どうせなら勝ち試合を観たいぞw
でも今季これまでの5勝は1つも放送なかった。
そして4敗の内3つは放送通じて生で観ちゃった・・・。
ホンマないわぁ。。。
そして悲嘆に暮れるヒマもなく次の試合はやってくる。
次は中2日で苦手アビスパのアウェイ戦。
そして中3日で沖縄遠征した後に、中3日で天敵サンフレ戦。
ここまで書いた試合、全部負ける可能性あるぞ。。。
いや、むしろ勝てる気がしない・・・。
なんでこんな調子悪い時に限って過密日程やねん。
FIFAウィーク入ってもエエんやで、、、

と、ネガティブな事ばかり書いててもアレなんで今日の良かったポイント書いていきます。
まずジンヒョン。
少々危なっかしいプレーもあったけどパラドン連発だったのも事実。
最終盤まで競った試合になったのはジンヒョンのおかげ。

奥田くん。
今日も良かった。安定感ハンパない。
もう何年もプレーしてるかのよう。

西尾。
U-23での雪辱を果たせた試合になったと思う。
身体を張ったブロックでゴールを守ってた。
アンダーでの同期・藤尾とのマッチアップも熱かったなぁ。
数年前の「良かった頃の西尾」が戻ってきた感じがあった。

あちょ。
終盤のビッグチャンス決めてりゃヒーローやってんけどな。
でも、あのプレーほんま見事でした。
ボール奪って、攻め上がって、ゴール前でシュート、っていう完璧なプレー。
ほんの僅かな差、ほんのチョットだけタイミングがズレたのが勝敗自体も分けたなぁ。
ただ、ああいうプレーが出来てる内は希望がある。

クルークス。
左足、めちゃくちゃ脅威になってたね。
気合も充分だったし、皆に良い刺激を与えてた。
シュートも惜しかったなぁ。

山田。
幻の先制点以外でも前半は悪くないプレーぶりでした。
ただ後半左WGになってからはスッカリ存在感なくなった。
ってか左WGがセレッソのウィークポイントになりすぎちゃってる。
今日だけで4人(為田→山田→ルカフェル→上門)も代わる代わるプレーしたけど、そんな事フツーないよな。
そしてルカフェル以外パフォーマンス良くなかったしね。
どんだけカピシャーバの存在大きかってん!って話やで。

ブエノと清武。
途中から入ってきてファンタジー見せまくってくれた。
あの時間帯めっちゃ楽しかったな。
2人とも鋭い縦パス出しまくりでね。
キヨのシュート決まってたら今の停滞感すべて消え去ってたんじゃないでしょうか。
それぐらいホント紙一重やった。

レオセアラ。
言うまでもなく存在感圧倒的すぎる。
だからこそ休息も必要やった訳やけど。
今日のゴールで得点ランクもトップに。
近年見逃されてたPKが全て今年に集約されてんじゃないか、ってぐらいPK取ってる今季のセレッソ。
でもそれはVAR技術の向上もあるけど、結局レオが好調だから取れてるのよね。
今日のPKだってレオのなせる業だったし。

って感じでね、とにかく悲観する必要はないのよ。
3連敗やけど、そんな言うほど内容は悪くない。
最後のロスタイム被弾だって舩木のクリアがデュークに当たって偶然入っただけのもんやからね。
ウチの惜しいシュートは入らず、ああいうのは入るねんからホンマやってられんわな。
でもそれがサッカーなので、ブレずに進んでいくしかない。
幸い首位とは勝ち点差まだ9しかない。
まだまだ逆転は出来る。

そんな首位ゼルビアですが、う~ん相変わらずオモロない。
ひたすらオセフンに当てて、そのコボレを拾うサッカー。
みんな全力で頑張ってるし、愚直に最後まで走る姿は素晴らしいとは思うけどオモロない。
勝ち点を取るには効率良いサッカーしてはるよ。
結局2点ともカウンターやし。
セットプレーの強さと堅守速攻だからなぁ。
強いのは認めるけどオモロない。

そんな中で平河のスピードには度肝を抜かれた。
彼はゼルビアスタイルの中でも異質すぎた。
あのスピード自慢の柴山を置き去りにして独走してたもんな。
日本代表入りもありえる、って言われてる意味が理解できた。

 

 

 

 

 


         

 

 

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2024年5月12日 (日)

鹿島×ヴェルディ 2024 J1 第13節

鹿島 3-3 ヴェルディ

【得点】
A:鈴木(5分、PK)、名古(8分)、植田(50分)
V:齋藤(69分)、木村(81分)、見木(90+3分)

【メンバー】
鹿島アントラーズ(4-2-3-1):早川友基、濃野公人(63分、須貝英大)、植田直通(C)、関川郁万、安西幸輝、佐野海舟、知念慶(74分、土居聖真)、師岡柊生(63分、藤井智也)、名古新太郎(66分、樋口雄太)、仲間隼斗(HT、チャヴリッチ)、鈴木優磨
SUB:山田大樹、垣田裕暉
監督:ポポヴィッチ

東京ヴェルディ(4-4-2):マテウス、宮原和也(77分、松橋優安)、千田海人、山田裕翔(HT、谷口栄斗)、袴田裕太郎(73分、翁長聖)、綱島悠斗(60分、齋藤功佑)、森田晃樹(C)、山田楓喜(60分、チアゴ・アウベス)、見木友哉、木村勇大、山見大登
SUB:長沢祐弥、稲見哲行
監督:城福浩

【感想】

・もう何度目かのヴェルディ劇場
・鹿島は何が悪かったのか
・JFKの修正力?

って試合でした。

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ジーコ曰く「日本のクラシコ」な今日の試合。
Jリーグ開幕時に覇権を争った両チームが16年ぶりに相まみえます。
93年はヴェルディに軍配が上がりましたが、その後の歴史は説明するまでもないでしょう。
緑の軍団が没落していくのを尻目に、赤鹿は常勝軍団となりました。
とりもとったり20冠、Jリーグ勝利数でも他を突き放してダントツの1位。
正直ヴェルディ的には「クラシコだ」なんて言えないぐらい大きな差があります。
でも鹿島側のジーコがそう言ってくれるんなら、これはクラシコなんですよ。
そしてクラシコの名に恥じない戦いを終盤のヴェルディは魅せてくれました。

まぁ最初からやれよ、って話はごもっともでねw
今季のヴェルディは、これで何回目よ、終盤のドラマは。
マドリーか、レヴァークーゼンか、ってぐらいに劇的な展開が続いてます。
ただ欧州の強豪との違いは取られるパターンも多いって事(苦笑)
終盤にやられる展開も多すぎるからね。

まぁそういうのも込みで色々オモロいクラブにはなってます。
これでなんと10試合負け無しですからね。
昇格クラブにしては、たいしたもんですよ。
3月はじめにセレッソに負けて以来、黒星ないんです。
お見事だわ。

同点に追いつけたのはJFKの修正力なんかな??
序盤から結構色々動いてたもんね。
例えば見木のポジション。
最初は左SHやってんけど、鹿島のCBとボランチの間を突く意図で途中からトップ下へ。
しばらくやらせた後、網島とポジション入れ替えてボランチに。
(網島の方が前線へのアプローチは適任だと思ったんでしょうな)
ってな具合で前半だけで3ポジションを見木はやりました。

それは山見も同様で、最初は2トップの一角。
途中から左SHに移ったかと思えば、チアゴアウベス出てきてからは右SHへ移動。
こちらは90分かけてやったけど、同じく3ポジション遂行でしたわ。

山田楓喜を諦めるタイミングも悪くなかった。
セットプレーでは鹿島に脅威を与えてたけど、流れの中ではイマイチだった楓喜。
とはいえ彼を下げてプレースキックでの強みを失くしてしまうというのもリスクではあった。
悩ましい決断やったとは思うけど、翁長を入れる事で解決したね。
非常に良いキック披露してくれたから。
結果的に2点目、3点目の起点になったし。
両SBを交代させるという決断も、なかなかのファインプレーやったね。

ってか結果的に4バックの内3枚かえてるのか(笑)
かなり珍しいパターンやけど、山田裕翔の交代は必然でした。
2失点目の守りとか酷かったもんなぁ。
ある意味、懲罰交代的な感じだったのかもしれん。
大卒ルーキーにドコまで求めるのか、って話になるかもやけど正直J1レベルではなかったよね。
怪我上がりの谷口は出来れば出したくなかったんでしょうけどね。

アントラーズは珍しく鹿島れなかった。
でも今季の鹿島はポ将が率いてるからね。
鹿島るDNAが薄くなってきても、それはしゃーないんじゃないかな。
ヴェルディの諦めない気持ちが上回ったって事なんでしょう。
3-0になった時は、このままゴレアーダなんかなって思ったからね。
NHKの解説で来てたラモスも諦めムードをバンバンに出してたし(苦笑)

でもJFKは諦めてなかったな~。
3失点喰らっても、熱い抗議でイエロー貰ってたぐらいやから。
そういう気持ちが選手にも伝わるんでしょうな。
昨日の小菊も、ああいうの見せてくれてたら・・・。

監督の違いが出た試合だったかもね。
ポ将の失策は濃野と師岡をセットで交代させた事。
この試合非常に効いてた右サイドコンビを揃って下げたんですよね。
あの采配は、舐めプに見えたよな~。
本音としても次に中2日で迎えるサンフレ戦を睨んでの交代だったんだろうし。
結果的にも、この交代以降3失点だもんね。
特に師岡は良かったから、代える意味全然なかったからな~。

直前の3試合は3連勝で勢いに乗ってた鹿島ですが、それまでは4勝1分4敗と勝ったり負けたりが続いてました。
まぁポ将が監督なんで、こんなもんよね。
知念のボランチコンバートが話題になってたけど、特別良い感じには見えんかったしな~。
良い意味でも悪い意味でも大して目立ってなかったよ。
でも代わって入った樋口も土居も中盤センターとしては全然目立ってなかったので、どっちもどっちって事なんかな。

基本的にはヴェルディ応援してたので、シンプルに良いゲームが観られて幸せでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        

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2024年5月11日 (土)

神戸×セレッソ 2024 J1 第13節

セレッソ 1-4 ヴィッセル

【得点】
C:レオセアラ(57分)
V:山口(38分)、本多(44分)、大迫(49分)、宮代(90+3分)

【メンバー】
セレッソ大阪(4-3-3):キムジンヒョン、奥田勇斗、鳥海晃司、ハブナー(75分、清武弘嗣)、舩木翔、田中駿汰、香川真司(HT、柴山昌也)、奥埜博亮(75分、山田寛人)、レオ・セアラ(C)、ルーカス・フェルナンデス(87分、上門知樹)、為田大貴(HT、クルークス)
SUB:ヤンハンビン、西尾隆矢
監督:小菊昭雄

ヴィッセル神戸(4-3-3):前川黛也、酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、本多勇喜、扇原貴宏(82分、井手口陽介)、山口蛍(C)、井出遥也(61分、宮代大聖)、大迫勇也(82分、初瀬亮)、武藤嘉紀、ジェアン・パトリッキ(71分、佐々木大樹)
SUB:新井章太、菊池流帆、汰木康也
監督:吉田孝行


【感想】

・決めたか外したか
・内容は悪くなかっただけに...
・奥田くん良すぎる

って試合でした。

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ヴィッセルを勝ち点差3で追うセレッソ。
まだまだ序盤戦なんで順位の話とかをするのは早いねんけど、6ポイントマッチちゃぁ6ポイントマッチ。
ここで勝てば追いつけるけど負けたら6差になるからね。

でもセレッソの現在の調子は下降気味。
前節の大阪ダービーにも負けたので、直近4試合で2分2敗と白星なし。
更には毎熊登里の両SBも怪我で失うという踏んだり蹴ったり状態。

一方のヴィッセルは上り調子。
前節は大幅なターンオーバーを敢行しながら勝ってるしね。
って事で、今日のスタメンは前々節と比較してどれぐらい変わったのかを見るのが正しい姿なんでしょう。
変更点は汰木→パトリッキの所だけでした。
ちなみに、この3試合連続スタメンなのは前川と山川のみ。
前川はGKやから別として山川はそれだけ信頼されてるって事なんでしょう。
すっかりディフェンスリーダーやね。
能力的には「出戻り岩波」や「怪我明け菊池」の方が高かったかもやけど、もう今や凌いでるんでしょうね。

そんなヴィッセルに対して序盤から主導権を握ったのはセレッソ。
大阪ダービーの時もそうやったけど立ち上がりの入りが凄く良い。
ってか今季の好調って、この「立ち上がりの良さ」に支えられてたんじゃないでしょうか。
事実、開幕から(ルヴァンも含めて)9試合は全て先制点を奪ってるんですよ。
その結果が6勝3分。
逆に直近4試合は全て先制点を取られての2分2敗。
もうキレイにデータとしても、結果としても出ちゃってますね。
つまり立ち上がりで作ったチャンスを決めたか決めなかったか。
これで勝敗が決まってます。
今の所は奪われてからのリカバリー力(逆転力)は無いwww

そんでもって今日も正にそんな試合でした。
ヴィッセルが先制するまでの約40分間、セレッソはチャンスを作りまくってました。
香川が、レオが、奥田が、あちょが・・・
それぞれ決めてればゴレアーダになってたでしょう。
ところがそれを外しちゃったので、山口元メンバーに手痛い恩返しを喰らっちゃったのよね。
そしてセットプレーから追加点奪われて万事休す。
仕切り直しの後半立ち上がりもムードは良かったのにゴールを奪えずモタモタしてたら、またしてもセットプレーからやられる。

今日はね、4失点しましたけどカウンターとセットプレーのみなのよ。
もちろん扇原のプレースキック精度は素晴らしかったし、カウンターのキレ味も抜群でした。
大迫はハンパなくボールを取られないし、武藤の動きもクオリティ高すぎ。
途中から出てくる佐々木、宮代もベンチに置いとくのは勿体ない出来。
井手口だってボールハントが厄介すぎたしね。

ってな具合で神戸に褒めるべき所は沢山あったけど、それでもこんな大差つくほどの差は無かった。
セレッソが最初の所を決めてりゃスコア逆になってた可能性もある。
ただまぁ、そこの決めるか決めないかの差が大きな差でもあるねんけどね。
それに最初の失点に関しては明らかにウチのミスやし。
あんだけDFライン揃ってないと、そりゃ点取られるよね。
そこは毎熊登里が怪我でしたっていう言い訳はあるけど・・・。

暗い話ばかりなので、次に向けてセレッソの良かった点を挙げていきましょうか。。。。

まずは奥田くん。
めちゃくちゃ良かった。
個人のパフォーマンスだけ切り取れば毎熊不在を感じさせなかった。
リーグ戦初先発で緊張してるだろうなんて思ってたけど、全くそんな事もなく。
常にポーカーフェイスやけど、めちゃくちゃ心臓強いんかな?
攻撃のビルドアップ、遜色なく出来てたよね。
ルカフェルと作る右サイドの攻撃は既に生命線になってたぐらいだったもの。

そんなルカフェルも良かった。
特に序盤はチャンス作りまくりで、キレキレ。
相手も全く止めれてなかったよね。
後半左サイドに移ってからも存在感は変わらず。
途中交代させる必要なかったと思う。
(これに関しては小菊さんの完全なミスやと思う。上門がどうこうではなく、あの時間帯に上門を入れる意味が無かった)

清武、柴山、クルークスの途中投入組も良かった。
クルークスは左足の武器をしっかり活かせてたし、柴山もドリブルだけじゃなく動き出しでも魅せてた。
圧巻だったのは清武。
やはりキヨにしか見えてない光景ってのはあるんだなと。
行き詰った展開の中では彼がもたらすファンタジーは絶対に必要不可欠。
次は先発で良いと思う。
香川と清武を並べて心中しよう。

小菊采配は常に批判の的ではあるけど、今日は途中から4-4-2にしたのは良いアイデアだと思った。
レオの周囲がどうしても薄かったので、そこに山田を入れてツインタワーにしたのは効果的だった。
まぁボランチを柴山と清武で組ますのは(あまりにも)ファイアーフォーメーション過ぎたのでカウンター喰らいまくってたけどねww
あの時間帯は滅茶苦茶オープンな展開になってたなww
それにビビって上門を入れたのかもやけど、それで山田を左サイドに持ってたのは愚策でした。
結局カウンターから最後に失点しちゃってるしね。
どうせなら最後までやりきってほしかったな~。
その方が2点目取れる可能性はあっただろうから。

 

 

 

 

           

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2024年5月 6日 (月)

浦和×マリノス 2024 J1 第12節

浦和 2-1 マリノス

【得点】
R:伊藤2(42分、66分)
M:加藤聖(86分)

【メンバー】
浦和レッズ(4-3-3):西川周作、石原広教(67分、佐藤瑶大)、ショルツ(C)、ホイブラーテン、渡邊凌磨、グスタフソン(87分、安居海渡)、伊藤敦樹、大久保智明(87分、小泉佳穂)、チアゴ・サンタナ、前田直輝(76分、リンセン)、中島翔哉(76分、エカニット・パンヤ)
SUB:牲川歩見、井上黎生人
監督:ヘグモ

横浜F・マリノス(4-3-3):ポープウィリアム、加藤蓮、上島拓巳、渡邊泰基、加藤聖、榊原彗悟、天野純(11分、山根陸)、渡辺皓太(62分、山村和也)、塩貝健人(62分、植中朝日)、水沼宏太(C)(62分、ヤン・マテウス)、井上健太(62分、宮市亮)
SUB:白坂楓馬、吉田真那斗
監督:キューウェル

【感想】

・王様だった中島翔哉
・伊藤敦樹は完全復活!?
・魅惑の左サイドトライアングル

って試合でした。

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共に中2日での試合なんですが、浦和は1人だけの変更(安居→前田)だったのに対してマリノスは10人代えてきました。
つまりフィールドプレーヤー全員です。
ただし、これが2軍メンバーなのかというとそういう訳でもなく。
じゃぁ3日前のスタメンが2軍メンバーなのかというとそういう訳でもなくw
層が厚いって事ですよ。
今日はブラジリアン3トップが居ないとはいえ、水沼も天野も渡辺皓太も居るからね。

そんな天野が開始10分ほどで負傷交代になってしまったのはキューウェル的には誤算だったでしょう。
とはいえ山根も良い選手。
山根をアンカーに入れて榊原が1列前に出ました。
このあたりの柔軟性もポリバレントが成せるわざやね。

楽しみだったのは塩貝君のプレー。
アンロペの代わりでCFに入ってるわけですから、なかなかの重責ですよ。
浦和の大観衆も相当なプレッシャーになったでしょうが、臆することなくプレーしてました。
積極的にシュートも放ってたし、なかなか見所のある選手やったね。

試合自体は一進一退の攻防が続いていましたが、中島翔哉のファンタジーが唸ります。
これぞ10番、これぞファンタジスタという感じでしたね。
今日の中島は輝いてた。
ってか渡邊凌磨、大久保と形成する左サイドのトライアングルが非常に良かった。
ここがパスにドリブルにシュートにと魅惑の崩しを披露してくれたので、ゲームが非常に楽しいものになっていた。

そしてそれに絡む伊藤敦樹ですよ。
今シーズン不調だのなんだの言われてましたが、今日のドッピエッタで完全復活じゃないですか。
中島のスルーパスに飛び出した先制点しかり、華麗にミドルを突き刺した2点目しかり。
また日本代表に選ばれても不思議じゃないプレーを今日は魅せてくれましたよ。

浦和は石原の負傷退場(佐藤inでショルツが右SBへ)以外は全てプラン通りにいったんじゃないでしょうか。
終盤の失点は余計やったけど、あれは相手を褒めないとね。
あれだけ完璧な連携されたら、どんなチームでも止めるのは難しい。

マリノスはキューウェル怒涛の4枚替え(前線トリオは同じポジション同士の交代。山村はアンカーに入って山根が2列目に)で持ち直そうとしたんやろうけど、その直後に失点しちゃったのが痛かったね。
ヤンマテウスの個人技突破は効いてたけど、同点にまでもっていくにはパワー不足でした。
まぁ山村の元気そうな姿が観られたのは良かった。
アンカーに入ってたけど結構前線に顔出してたし、左足シュートの決定機も惜しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 


                      

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ガンバ×セレッソ 2024 J1 第12節

ガンバ 1-0 セレッソ

【得点】
宇佐美(28分)

【メンバー】
ガンバ大阪(4-2-3-1):一森純、半田陸、中谷進之介、福岡将太、黒川圭介、ダワン(79分、石毛秀樹)、鈴木徳真、ウェルトン(90+4分、唐山翔自)、宇佐美貴史(C)(90+0分、中野伸哉)、倉田秋(79分、山下諒也)、坂本一彩(90+0分、岸本武流)
SUB:東口順昭、江川湧清
監督:ポヤトス

セレッソ大阪(4-3-3):キムジンヒョン、毎熊晟矢(C)(36分、奥田勇斗)、鳥海晃司、舩木翔、登里享平(57分、上門知樹)、田中駿汰、奥埜博亮(57分、ヴィトール・ブエノ)、香川真司(66分、清武弘嗣)、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、為田大貴(57分、柴山昌也)
SUB:清水圭介、クルークス
監督:小菊昭雄

【感想】

・両チーム共に良くなかった
・1発決まったか決まらなかったか
・不運も重なって5年ぶり敗戦

って試合でした。

Photo_20240508185601

こんな気持ち、味わったのは5年ぶりなのか。。。。
近年ダービーには滅法強かったセレッソ。
2019年以来負けてないし、直近では5連勝中。
しばらく「俺たちが~大阪さ~」って歌わせてなかったのは感慨深かってんけどなぁ。
今日に関しては我が軍、自滅しました。
失点シーンも勿論そうやねんけど、それ以外でもミスのオンパレード。
何回自陣の危険なゾーンでボール奪われんねん!って感じでね。
ビルドアップをやり続けるって意味ではミスを繰り返しても継続するってのは大切ではあるねんけどね。
大切ではあるねんけど、簡単にミスりすぎやろ!って気持ちにもなったわ。

ガンバは直近2連敗、セレッソも直近3試合白星無しと不調だった両チーム。
それがそのまま内容にも出てて、両チーム低調ではありました。
セレッソも酷かったけど、ガンバも酷かった。
自滅でチャンスは提供しちゃってたけど、それ以外では怖さなし。
むしろ提供したチャンスどんだけ外すねん、って感じやったし。
ジンヒョンのパラドンがあったにせよ、決定力なさすぎやろ!と。

例えば去年の今頃のダービー。
ガンバは負けたにせよ、このポヤトススタイルを継続すれば勝てる日が来るだろうな、ってのが見えたのよね。
明確なスタイルが見えた。
そして実際スタイルが確立できた夏場には勝ち点を積み重ねていってた。
(まぁその後、終盤連敗街道に入るというオチがつくねんけどw)
じゃぁ今日のガンバはどうだったのか?と言われてもチョット微妙。
何かが見えたという事もなく、今後どうしていくんかな?という感じ。
そりゃリーグ戦でも勝ったり負けたりを繰り返すよね。
中谷をはじめ個のチカラは高いから何となく勝てる時もあるんやろうけど、しっかり強い相手には勝てない。
まだ去年の序盤の方が(成績は悪かったけど)希望はあった気がするな~。

ってヨソ様の心配をしてる場合じゃないや。
前々節まで首位に立つなど開幕スタートダッシュに成功した感のあったセレッソやったけど、ここにきて失速。
今日も含めると4戦勝利なしで、その4試合で拾った勝ち点はたったの2ですからね。
色々対策されて上手く回らなくなってきた、って事なんかな・・・。
毎熊、登里の両SBによるビルドアップがウリの1つやったけど、今日は揃って負傷交代。
代わりに入った奥田君は頑張ってはいたけど、やはり現役日本代表と比べるのは可哀想でね。
もともと編成上DF陣が手薄だったので仕方ないねんけど、今日は終盤あちょがCBに入ってました。
進藤のケガと西尾の代表招集がなかったら、こういう緊急事態は回避できたんでしょうがね。

上門のピボーテは批判されまくってるけど、これ本人は可哀想やでな。
本職じゃないねんから、批判するなら監督を批判しないと。
正直ピルロのようにはなれないだろうけど、多分平野も喜田もケガしてるから選択肢ないって事なんでしょう。
舩木のコンバートは上手くいったけど、そうそう毎回全部が全部成功するわけじゃないからね。

パラドン連発だった今日のジンヒョンやけど、どうせなら宇佐美のシュートも弾いてほしかったなぁ。
あの場面ニアしか狙い所なかってんから、なんとかなった気がすんのよね~。
まぁジンヒョンを責めるのは、お門違いやけど。

序盤押しまくってた時にゴールを奪えなかったのが今日の敗因。
あそこで1本ゲットできていれば、ゴレアーダまでありえた。
香川のパスも冴えてたし、ルカフェルのドリブルもキレてたのでね。
ガンバはファウルでしか止められない状況やったし。
沢山あったセットプレーのチャンスを全く活かせなかった(可能性すら感じなかった)のもなぁ。
このあたりゼルビアは面白くないにしてもキッチリ結果残すもんね。

今後の救いとしては清武がセンスの違いを見せつけてくれた事かな。
やはり別格。
単調だった攻撃に彩を与えてくれた。
あの時間帯は同点に追いついても不思議じゃなかったもんね。
ブエノも、やっぱ何かを持ってる選手なので2人とも何もない所から1点を生み出してくれそうな選手。
長いリーグ戦、上手くいかない試合でもこういう選手が居たら勝ち点拾えるのでね。
今日もせめて1点は欲しかったなぁ・・・。

 

 

 

 

 


              

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2024年5月 3日 (金)

マリノス×ジュビロ 2024 J1 第11節

マリノス 1-1 ジュビロ

【得点】
M:ロペス(64分)
J:ペイショット(84分)

【メンバー】
横浜F・マリノス(4-3-3):ポープウィリアム、松原健、畠中槙之輔、エドゥアルド、永戸勝也、喜田拓也(C)(59分、渡辺皓太)、植中朝日(59分、天野純)、ナムテヒ、アンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス(74分、水沼宏太)、エウベル(59分、宮市亮)
SUB:白坂楓馬、加藤蓮、渡邊泰基
監督:キューウェル

ジュビロ磐田(4-4-2):川島永嗣、植村洋斗、森岡陸、リカルド・グラッサ、松原后、鹿沼直生(80分、ブルーノ・ジョゼ)、上原力也(C)(89分、藤原健介)、松本昌也(61分、西久保駿介)、平川怜(61分、古川陽介)、ジャーメイン良、マテウス・ペイショット
SUB:坪井湧也、小川大貴、石田雅俊
監督:横内昭展

【感想】

・まぁまぁな塩試合
・二の矢三の矢が無かったマリノス
・ペイショットの背筋力

って試合でした。

Photo_20240508184701

どちらも中位。
マリノスはACLとの過密日程、ジュビロは昇格1年目という事を考えたらマシな順位かもしれないけどね。
そんな過密日程から解放され、久々に休養充分で臨んだマリノスでしたが、芳しい内容ではありませんでした。
序盤からミスも多く、拙攻続き。
ジュビロにも迫力は無く、非常に眠たい試合でしたね。

後半、ようやくギアを上げてきたマリノスでしたが、それでも分厚い攻めは出来ず。
エウベルの負傷をキッカケに3枚替えに踏み切ってから、ようやく試合が動きました。
とはいえ、別に入った3人が格別良かったという訳ではなかったけどね。
宮市は決定機をモノに出来ずだったし、渡辺皓太も一時期A代表に呼ばれてた頃のような勢いはなし。
天野は植中よりはマシだったけどね。
まぁゴールに関しては、アンロペとマテウスの個のチカラですよ。
強力外国人のパワーと精度を見せつけた感じ。

そういう意味ではジュビロも強力外国人がチカラを発揮しました。
あの背筋力はエグいな。
畠中とエドゥアルドも、あれを決められては相手を褒めるしかないでしょう。
若干マークは外してたとはいえ、本来なら安全なボールだったでしょうから。

そんなペイショットと好調ジャーメインは補完性も良く、コンビネーションは抜群でしたね。
あれは良い2トップ。
後は中盤4枚のレベルが1つ上がれば、もっと上に行けるけどなぁ。
全員悪い選手じゃないねんけど、なにかしらインパクトがもうチョット欲しい。
そのあたりは横内監督も感じてるんじゃないんですかね?
中盤4枚すべて交代させてるから。
なかなか珍しいよ、交代で中盤を総とっかえってのは。

あと川島が今日もパラドン披露。
個人的な思い入れは無いけども、正直あんま活躍できないだろうなと思ってたのでビックリしてる。
普通に良いGKやね。

 

 

 

 

 

        

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