アーセナル×エヴァートン 23-24 プレミア 第38節
アーセナル 2-1 エヴァートン
【得点】
A:冨安(43分)、ハバーツ(89分)
E:グエイェ(40分、直接FK)
【メンバー】
アーセナル(4-3-3):ラジャ、ホワイト(69分、J・ティンベル)、サリバ、ガブリエウ(59分、ジンチェンコ)、冨安健洋、トーマス(69分、スミス・ロウ)、ライス、ウーデゴール(C)、ハフェルツ、ガブリエウ・マルチネリ、トロサール(78分、ガブリエウ・ジェズス)
SUB:ラムズデール、キビオル、ジョルジーニョ、ファビオ・ヴィエイラ、エンケティア
監督:アルテタ
エヴァートン(4-4-1-1):ピックフォード、コールマン(C)、ターコウスキ、ブランスウェイト、A・ヤング、オナナ、I・グエイェ、ガーナー、マクニール、ドゥクレ(90+2分、ベト)、カルヴァート・ルイン(75分、シェルミティ)
SUB:ヴィルジニア、クレリン、マイケル・キーン、ゴッドフリー、ワーリントン、マッケンジー・ハント、ドビン
監督:ショーン・ダイチ
【感想】
・俺たちの冨安!!
・マクニールのキレ
・ピックフォードのパラドン
って試合でした。
超久々にプレミア観ました。
Amebaが放映権獲った当初は無料放送でアツいカードやりまくってくれててんけど、途中から凄くショッパくなってね。
地味カードしか無料でやらなくなってから全然観てませんでした。
振り返ってみると2022年の11月が最後。
そっから塩になってたか。
約1年半ぶりやね。
そんなAmebaが優勝決定試合を無料でやるってんだから観るしかないです。
しかも0時キックオフという悪くない時間帯。
どうせならシティ戦が観たかったけど、冨安マターでガナ戦になったんでしょう。
まぁそれは仕方ない。
ガナ優勝の条件は至ってシンプル。
まずはガナが勝つ。
負けor引き分けだと、シティがどんな欠課になろうが優勝は出来ません。
だから、まずは勝つ。
そしてシティが引き分け以下に終わる。
これが条件です。
この情報化社会にあって、他会場の結果を遮断するなんてのは無理な話。
スタンドのガナサポもスマホで常にエティハドの状況をチェックしておりました。
そんな中、シティが開始早々に先制。
更に追加点も決めちゃいます。
落胆するガナサポ。
天を仰ぐガナサポ。
そんな状況でグエイェのFKが壁に当たってコースが変わりネットに吸い込まれます。
この瞬間がエミレーツ一番ドン底やったよね。
エヴァートンは何故下位に沈んでるのかな。
普通に良いチームやったよね。
ヨーロッパ戦の権利も懸からず、降格も懸かってない、つまり何の目標も無い消化試合だったのが逆に良い風に転んだか?
ノープレッシャーの強みだったのかな。
非常に生き生きとプレー出来てました。
マクニールのドリブル良かったね~。
カルヴァート・ルイン前線で核になれるね~。
オナナとグエイェの中盤の底も良いバランスやね~。
ピックフォード、パラドンしまくりやね~。
アシュリー・ヤングまだまだ元気やね~。
正直このまま勝つんじゃないの?って感じでした。
ガナも悪くなかったし、プレッシャーに押しつぶされてる感じもなかったけど、なんとなくね。
負けるんじゃないかな?って感じがしたのよ。
それを払拭したのが冨安。
いや~、正直全然思い入れないし、ファンでもなんでもないし、日本人だからどうこうとか無いねんけど、シンプルに格好良かったよ。
あの場面で素晴らしいシュートでしたね。
よく決めたよ。
簡単なシュートじゃなかった。
あそこに入っていってるのもファンタスティック。
この優勝が懸かる大一番でスタメンってだけでも凄いのに、スタジアムのムードを一変させるゴールですよ。
ハンパなさすぎやろ!!!
偶然か必然か、丁度時を同じくしてシティも失点。
2-1となった事で更にスタジアムは沸騰。
完全なお祭り騒ぎに。
指を立てて「2対1だ」と強調するサポ多数出現。
これに悪ノリしてか、はたまた誤報だったのかは謎やけど「2対1だ」と指を立てるサポも居てね。
ちょっとビックリしたわ。
ホンマにシティ追いつかれたんやと思ったので。
まぁ全然追いつかれてなかってんけど。
という具合に、この瞬間のエミレーツはホンマにLIVE感あった。
あぁこのままアーセナルが逆転優勝するんだな、っていう雰囲気があった。
そんなムードを作ったのが冨安。
何回も言うけど、ホンマに凄いことをやってのけましたよ。
惜しむらくは、これが前半終了間際だった事かな。
ハーフタイムを挟んだ後半、なんとなーく雰囲気は落ち着いちゃってました。
それに追い打ちをかけるようなシティ追加点の一報。
そしてガブリエウの負傷交代と悪い事は重なります。
代わってジンチェンコが入り、冨安CB、ジンチェンコ左SBという布陣に。
ジンチェンコは元アタッカーですから、攻撃性能は当然冨安より上なんですけどサッカーって単純な足し算かけ算じゃないんですよね。
意外にも冨安が左SBやってた時の方が攻撃はスムーズでした。
ジンチェンコも冨安同様に偽SBやってたし、中盤の底でゲームメイクしてたし、オーバーラップもしててんけどね。
でも結果的には冨安の方がゴールも決めたし、惜しいヘディングもあったし、チャンスも作ってた。
後半なんだか中だるみの時間があったな。
意外にも。
シティの3点目で意気消沈しちゃったか、選手もサポも。
もうシティが勝ち点落とすことは無いだろう、って諦めちゃったか。
非常にふんわりとした、眠気を誘う時間が続きました。
エヴァートンも、それにお付き合いするかのようにガツガツいかなくなった。
元々かかってるもんも無いしね。
終盤ハバーツが勝ち越しゴール決めて少しは盛り上がったけど、「でもシティ追いつかれないよね」って感じになってジエンド。
ペップ信者の私としてはシティに優勝してほしかったので嬉しい結果です。
シティの試合、今季1つも観てないのに嬉しくなれるのが不思議やけどw
まぁ最終節独特の雰囲気を感じ取れたのは良かった。
やっぱ優勝争いって良いよね。
そしてJリーグとのスピードの違いに改めて驚いた。
パススピード、シュートスピード、どれも違いすぎるなぁ。
久しく海外サッカー観てなかったからビックリだわ。
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