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2024年7月20日 (土)

ガンバ×湘南 2024 J1 第24節

ガンバ 0-1 ベルマーレ

【得点】
畑(83分)

【メンバー】
ガンバ大阪(4-2-3-1):一森純、松田陸、中谷進之介、福岡将太、黒川圭介、ダワン(88分、美藤倫)、鈴木徳真、ウェルトン(88分、岸本武流)、ファン・アラーノ(65分、山下諒也)、倉田秋(65分、坂本一彩)、宇佐美貴史(78分、ジェバリ)
SUB:石川慧、江川湧清
監督:ポヤトス

湘南ベルマーレ(3-3-2-2):ソンボムグン、髙橋直也、キムミンテ、鈴木淳之介(88分、大野和成)、鈴木雄斗、田中聡、畑大雅(88分、吉田新)、池田昌生(88分、奥野耕平)、茨田陽生(63分、石井久継)、ルキアン、鈴木章斗(63分、福田翔生)
SUB:馬渡洋樹、根本凌
監督:山口智

【感想】

・圧倒的ベルマーレ
・両GKパラドン祭り
・鈴木淳之介のスライディング

って試合でした。

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いや~、ベルマーレ強かったね。
なんで残留争いしてんの?
強いし面白いし欠点ないやん。

と言いたい所でしたが、欠点は決定力かな。
前節ルキアンもハットトリックしてるし、実力者がいない訳ではない。
でも全体的にパンチ力不足。
それが今日も苦戦した要因でしょう。

前半開始早々から殆どガンバに何もさせなかったのよ。
ボールも保持しまくり、崩しのパスも出せてるし、ボール失っても即時回収できてる。
なんだけどゴールは奪えなかった。
惜しいチャンスはあったけど、ホンマの大きな決定機は作れなかった。

そうこうしてたら飲水タイム明けにウェルトン→ファンアラーノでビッグチャンス作られちゃう。
あんだけ圧倒してたベルマーレ、何も出来てなかったガンバ、だったのに最初の超絶決定機はガンバ。

これがサッカーなのよね。
良いタイミングで飲水タイム入って良かったよね、ガンバ的には。
今日のガンバはHT明けとか、この飲水タイム明けとか、中断のタイミングで上手く息を吹き返せてたよね。

それもあって試合は拮抗した。
一森のパラドンもあったけど、ソンボムグンのパラドンもあった。
両GKの頑張りいかんでは、どっちに転んでもおかしくない試合だった。

でも基本はベルマーレが圧倒してたけどね。
最近ゴール決めてるらしいジェバリの好調さとか、そういうのに押される場面もあったけど。
あと一番キケンだったのはウェルトンが抜け出したシーンかな。
あれを防いだ鈴木淳之介のスライディングは痺れた。
今日イチ痺れたな。
純正CBでもないのに、なんであんな冷静なスライディングできるねん。
PKの危険性もあったし、しかも元々イエロー貰っちゃってたから2枚目になる可能性もあったし。
あのプレーが勝利を呼び込んだと言っても過言ではないでしょう。

 

           

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2024年7月15日 (月)

アルゼンチン×コロンビア コパアメリカ2024 決勝

アルゼンチン 1-0 コロンビア

【得点】
ラウタロ(112分)

【メンバー】
アルゼンチン(4-4-2):E・マルティネス、モンティエル(72分、モリナ)、ロメロ、Li・マルティネス、タグリアフィコ、A・マカリステル(97分、パレデス)、E・フェルナンデス(97分、ロ・セルソ)、デ・パウル、ディ・マリア(117分、オタメンディ)、メッシ(C)(66分、N・ゴンサレス)、フリアン・アルバレス(97分、ラウタロ・マルティネス)
SUB:アルマーニ、ルジ、マルティネス・クアルタ、ペッセーラ、アクーニャ、パラシオス、ガルナチョ、ギド・ロドリゲス、カルボーニ
監督:スカローニ

コロンビア:バルガス、S・アリアス、D・サンチェス、クエスタ、モヒカ、リオス(89分カスターニョ)、レルマ(106分、ウリベ)、J・アリアス(106分、カラスカル)、ハメス・ロドリゲス(C)(91分、キンテーロ)、ルイス・ディアス(106分、M・ボルハ)、J・コルドバ(89分、ボレ)
SUB:オスピナ、アルバロ・モンテーロ、ルクミ、ミナ、マチャド、アスプリージャ、デュラン、シニステラ
監督:ロレンソ

【感想】
・メッシ未だに別次元
・肉弾戦そして肉弾戦
・ラウタロの決定力

って試合でした。

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メッシの最後の試合かも、ってので観てみました。
もう全然アルヘンの試合も、コパアメリカの試合も観てないのにね。
37歳のメッシは流石に運動量は落ちてた。
1年半前ぐらいですかね?ムンディアルの決勝は。
それ以来に観たけど、あの時よりもパワー落ちてた。
でも一瞬のキレは健在。
ボールキープ、相手をかわすプレー、パスの選択、どれもこれも一級品。
直前にEURO決勝を観て「ファンタジスタが居ないなぁ」と嘆いていた私の心に灯をともしてくれた。
やっぱ楽しいよね、メッシは。
前半終了間際と、後半途中にケガをしてしまったので無念の途中交代。
泣きじゃくっていたけど、本当に悔しかったんでしょう。
そら悔しいわな。
一番の理想はメッシのゴールでの優勝。
きた!!と思ったシーンは味方のアルバレスに防がれてしまったけどねwww
ディマリアとオタメンディは代表引退表明してるけどメッシは名言はしてないので、まだまだやるのかな。
今日悔しい想いをしたから次のコパドムンドも出てくるかもね。
今大会と同様アメリカ開催やし。
今アメリカに住んでるし。

さて、試合全体にも言及しますか。
知らない選手いっぱいでしたが見所は充分でした。
アルヘンはGKと2CBの連携がバッチリ。
エミリアーノはW杯で相当自信つけてる印象。
ロメロとリサンドロも流石にヨーロッパでやってるだけの事はある。

その前のエンソも(チェルシーでは苦しいシーズン送ってるらしいけど)充実の戦いぶり。
マクアリステルもリバプールで更に進化したっぽいね。

デパウルとパレデスのヤクザ感は、こういう南米同士の試合では非常に頼もしい。
やっぱEUROと比べると肉弾戦多いよな、コパアメリカは。
バチバチ、ガンガンやりまくってたわ。
それが特徴なんだろうし、そういう面白さはある。
ダビンソン・サンチェスなんて、そういう戦いでは頼もしすぎるし。

コロンビアの両ラテラルはオーバーラップしまくりで凄まじかったな。
モヒカの体力無尽蔵すぎるやろwww

試合を決めたのはラウタロ。
CFがイマイチだったコロンビアに対して、アルヘンはラウタロをベンチに置いとける層の厚さがある。
これが延長戦まで続いた消耗戦の戦いでは効いたよね。
(消耗戦って意味では試合開始が1時間半ぐらい延びてるし、ハーフタイムショーも25分もやってるし、色んな意味で選手はご苦労さんでしたな)
直近のシーズンではインテルで大黒柱の活躍をし、今大会も得点王。
そんな選手が延長戦はじまってもベンチを温めてた訳ですからね。
どんだけ~やで。
そして結果を出すラウタロが、やっぱ凄いわ。
ロチェルソのパスも良かった。
彼も彼とてファンタジスタやけど、あんな時間まで起用されなかったわけで。
もっと言うとガルナチョなんて最後までベンチやったからな。
層が厚いなんてレベルを越えてる。

コロンビアはハメスの復活劇に湧いてましたが、こうして考えるとアルヘンの実力勝ちやね。
ハメスのプレー、正直今日も悪くはなかったけど殆どの監督がハメスよりガルナチョ使うでしょ。
やっぱ、そういう差はあると思うわ。
メッシが負傷退場しながらも優勝できたアルゼンチン。
これでコパアメリカ→W杯→コパアメリカと主要タイトル3連覇達成。
かつてのスペインのようやね。
そんなスペインは、その次のW杯で世代交代が進まず惨敗しましたが、果たしてアルヘンの2年後はどうなるのか。
若手が揃っているので大崩れはしなさそうですが、問題はハングリーさかな。
そこが勝ち続ける難しさの1つでしょうし。
まぁ、とにもかくにも優勝おめでとう。
良い戦いが観られて嬉しかったです。

 

 

 

 

 


            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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スペイン×イングランド EURO2024 決勝

スペイン 2-1 イングランド

【得点】
S:ウィリアムズ(47分)、オヤルサバル(86分)
E:パーマー(73分)

【メンバー】
スペイン(4-3-3):ウナイ・シモン、カルバハル、ル・ノルマン(83分、ナチョ)、ラポルテ、ククレジャ、ロドリ(HT、スビメンディ)、ファビアン・ルイス、ダニ・オルモ、モラタ(C)(68分、オヤルサバル)、ヤマル(89分、メリーノ)、ニコ・ウィリアムズ
SUB:ラヤ、レミロ、ビビアン、グリマルド、ヘスース・ナバス、バエナ、フェルミン・ロペス、ホセル、フェラン・トーレス
監督:デラフエンテ

イングランド(4-2-3-1):ピックフォード、ウォーカー、ストーンズ、グエイ、ショー、メイヌー(70分、パーマー)、ライス、サカ、フォデン(89分、トニー)、ベリンガム、ケイン(C)(61分、ワトキンス)
SUB:ラムズデール、ディーン・ヘンダーソン、トリッピアー、コンサ、ダンク、ジョー・ゴメス、アレクサンダーアーノルド、ギャラガー、ウォートン、ゴードン、ボーウェン、エゼ
監督:サウスゲイト

【感想】

・両チームの堅い守備ブロック
・ヤマルの才能
・ベリンガムの別格さ

って試合でした。

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ここまで1分も試合観てないのに、なんとなく観てしまった決勝。
しかも4時起きのリアルタイムで。
amebaの功績って凄いと思うわ、とんでもない放映権料だったろうに無料でやってるんだから。

最近はヨーロッパ戦も殆ど観ていないので知らない選手が一杯。
ラロハにしてもそうで、名前は聞いた事あっても特徴は分からないみたいな選手が多数。
やけにラレアルの選手が多いけど、そういう時代なんかな?
かつてはバルサかマドリーの選手ばっかりだったのにね。

前半は互いに決定機らしい決定機なし。
ではあったけど、見応えがある試合だった。
流石はファイナル。
なんだかんだで面白い。
普段Jリーグばかり観てるから、パススピードの速さと正確さに惚れ惚れしてしまった。
やっぱ、こういうレベルの方が良いよね(笑)
でも思い入れないからな~。
スポーツってのは、思い入れで観るもんだから。

そんな思い入れポイントで言うと、イングランドよりはスペインを応援。
ヤマル君ぐらいしかバルサ勢は居ないけどね。
ククレジャやダニオルモがカンテラ育ちとはいえ、どちらかというと外で羽ばたいた選手だしなぁ。
ペドリが怪我しなきゃ、もっと深く観られたかもだけど。

そのヤマル君は神童と呼ばれてるだけのプレーを随所に披露してくれたね。
先制点のアシストも見事でした。
欲を言えば決勝点奪うチャンスもあったので、あれを決めてほしかったなぁ。
そうなれば、更に1歩ステップアップしてた事でしょう。
まぁ17歳になったばかりの少年に求めすぎだわ。

求めすぎと言えば、やはり創造性はドンドンなくなっていってしまう時代なんだろうか。
かつてブスケ・チャビ・イニで混沌と創造をつくりだしていたスペインの中盤でしたが、見る影もなく。
ロドリは現在世界最高のアンカーと言われているけど、やっぱタイプが違う。
(今日は何故かHTで退いてしまったけど)
ファビアンルイスはゲームメイカータイプだけど心は動かされず。
ダニオルモはアタッカータイプだしね。
代わって入ってきたスビメンディとメリノも創造性は無かった。
やっぱペドリが居ればな~。

これはイングランドも同様で、ベリンガムがチームの中心というのが現代サッカーを象徴してるんだろうね。
別に批判してるわけじゃなく、タイプ的にベリンガムみたいなのが目立てる時代なんだろうなと。
最初は4-4-2の左SHだったんですよ、ベリンガム。
でも終盤ボランチの一角に移ってから俄然動きが良くなった。
やっぱ、そういう事なんでしょう。
左サイドでも脅威でなかった事はないねんけど、中央が一番輝けるんだろうな。

フォーデンが今季シティで披露した輝きを見せられれば、イングランドは容易に勝てたんでしょうけどね。
今日のフォーデンは全くの沈黙でした。
これはフォーデンに限らず代表マッチあるあるでしょ。
長いシーズンを戦いぬいた後で休みなく働いてるわけですから。
直前のシーズン良かった選手ほど沈黙しちゃうというのはホントあるある。
サカも同様よね。
パーマーぐらいかな、今日例外だったのは。
ただパーマーは途中出場だからなぁ。

両チームともCFが弱かったのは少しガッカリした。
ともにキャプテンも務めているCFが途中交代。
(そして腕章は共に右SBの背番号2が受け継いだというのも共通点w)
ケインはバイエルンでは大爆発なシーズンおくってたので、ここも「あるある」枠か。
モラタは、スペインどんだけCFの人材不足やねん!って象徴よね。
そんなずっと引っ張る選手でもなかろうに。
そして代わりに出てきた選手がワトキンスとオヤルサバルなんですからトーンダウンがハンパなさすぎる。
ワトキンスは貴重なゴール決めてきてるらしいけど、この決勝での大事な場面でのトラップミスを見るにつけ重要な選手とはとても思えない。
そしてオヤルサバルなんて純正なCFでもなんでもないし。

ってボヤいてたらオヤルサバルが決勝ゴールですから分からないもんですわwww
漫画だったら絶対こんな終わり方にならないだろうな、って結末ですがね。
それもまたフットボールか。

 

 

 

 

 

 


              

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2024年7月14日 (日)

京都×浦和 2024 J1 第23節

京都 0-0 浦和

【メンバー】
京都サンガF.C.(4-3-3):クソンユン、鈴木冬一(60分、佐藤響)、アピアタウィア久(75分、金子大毅)、鈴木義宜、三竿雄斗、福岡慎平(75分、米本拓司)、川崎颯太(C)、平戸太貴(87分、ラファエル・エリアス)、原大智、マルコ・トゥーリオ、一美和成(60分、平賀大空)
SUB:ヴァルネル・ハーン、喜多壱也
監督:曺貴裁

浦和レッズ(4-2-3-1):西川周作、関根貴大(60分、二田理央)、井上黎生人(84分、堀内陽太)、ホイブラーテン、大畑歩夢、伊藤敦樹(C)、グスタフソン(25分、武田英寿)、大久保智明(60分、松尾佑介)、安居海渡、渡邊凌磨、チアゴ・サンタナ(84分、小泉佳穂)
SUB:牲川歩見、本間至恩
監督:ヘグモ

【感想】

・粘って粘ってのエンパテ
・怪我人多数
・新戦力見極め

って試合でした。

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お互い中々に色々と苦しいゲームでしたね。
浦和は酒井とショルツの移籍でDFラインに穴が出来ちゃってるし、サンガも同様にDFラインは揃わない。
麻田と福田の怪我に加えて宮本は浦和が相手なので契約で出られないし。
本職左サイドの冬一と佐藤響が右SBやったり、本職ボランチな金子がCBやったりという急造っぷりでした。
浦和も途中から渡邊凌磨が右SBやってたなぁ。

という状況で、お互い完封できたのは守備が良かったのか攻撃が悪かったのか(笑)
そこまで攻撃に厚みがなかったのは事実やけど、浦和はゴールライン上クリアを2回やったりとディフェンス頑張ってたよね。
井上は古巣相手に成長した姿を見せる事が出来たのではないでしょうか。

ラファエル・エリアスは短い時間ながらも存在感を見せつけていました。
CFタイプっぽいよね。
トゥーリオは(どちらかというと)サイドアタッカーって感じなので、良いコンビになれそう。
そこに原が上手く絡めば得点は増えるかな。
川﨑颯太や佐藤響はビックチャンスあったけど、ああいうのが決められないのよね。
もちろん周作もパラドンでしたが、伸びしろはある。

浦和はサンタナが元気なかったら全体の攻撃も沈黙。
こちらもクソンユンがパラドン見せたシーンあったけど、総じて迫力不足でした。
シュート4本じゃ厳しいわな。
今季は、このままズルズルと中位を彷徨う感じで終わっちゃうのかな~。
浦和サポ的には当然不満でしょうが、残留争いしてるサンガサポからすれば贅沢な悩みか。

 

 

         

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名古屋×柏 2024 J1 第23節

名古屋 2-1 柏

【得点】
G:相馬(54分)、山岸(56分)
R:サヴィオ(7分)

【メンバー】
名古屋グランパス(3-4-2-1):ランゲラック(C)、内田宅哉、三國ケネディエブス、河面旺成、中山克広(53分、山中亮輔)、稲垣祥、椎橋慧也、相馬勇紀(78分、野上結貴)、森島司、山岸祐也、永井謙佑(90+8分、パトリック)
SUB:武田洋平、倍井謙、重廣卓也、久保藤次郎
監督:長谷川健太

柏レイソル(4-4-2):松本健太、関根大輝、立田悠悟(78分、土屋巧)、古賀太陽(C)、ジエゴ、白井永地(69分、戸嶋祥郎)、高嶺朋樹、山田雄士(69分、垣田裕暉)、マテウス・サヴィオ、細谷真大(HT、木下康介)、小屋松知哉(HT、片山瑛一)
SUB:佐々木雅士、熊澤和希
監督:井原正巳

【感想】

・必殺仕事人山中
・相馬のダイナミズム
・サヴィオ独壇場

って試合でした。

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連敗中のグランパスと最近好調なレイソル。
極端なチーム状況でしたが、名古屋が相馬の復帰祝いで逆転勝利。
なんか名古屋は柏に相性良いらしいので、最終的にはそれがモノを言ったか??

序盤優勢に進めたのはレイソル。
立ち上がりからガンガン行ったのが功を奏して、早々に先制。
高嶺の(ボール奪取からスルーパスという)一連の流れも素晴らしかったし、サヴィオのフィニッシュも良かった。
サヴィオはフィニッシュだけじゃなく持ち出しからボール運びから何から何まで良かったね。
内田じゃ全く勝負になってなかった。

その後グランパスが盛り返したものの、なんとかいなして前半終了。
このままいけば良かったのに、井原の弱気の虫が騒いだのか?
HTに2トップごっそり代えて5バックにシステム変更。
5-4-1で、守ってカウンターという戦術に切り替えました。

まぁ結果論やけど守りに入る時間が早すぎたね。
結果論だと言ったのは、木下のシュートが決まっていれば「名将」だったからでねw
正に守ってカウンターのカタチで決定機作れてたからなぁ。
あのシュート決まっていれば2-0になってたので、そのまま何となく守り勝ってたんでしょうけど。
そういう意味では今日のMOMはランゲラックか?
木下のシュート僅かに触ってコース変えたからね。
最後の最後、ロスタイム90+11分の片山のヘッド止めたのもパラドンやったし。
頼れる主将でしたわ。

ただメディア的には相馬の凱旋試合って感じになるんでしょう。
確かに素晴らしい活躍やった。
めちゃくちゃ目立ってた。
最初は左WBやったけど、中山とポジション入れ替えて右に移ってからの方が更に良くなった。
前半、松本のパラドンにあったシュートも惜しかったけど、それ以外にもパスにしろドリブルにしろ、流石のプレーぶりでした。
現役日本代表、ポルトガルでもプレーしてたんだぞ、ってのを見せつけましたね。
そんでもって後半には出来すぎな同点ゴール。
しかもヘッドってw
まぁ漫画みたいな展開だわ。
連敗中のグランパスにとっては正に救世主。

でも山中も褒めてあげてほしい。
投入直後に2ゴールのどっちの起点にもなったので。
やっぱ彼の左足は一級品です。

全体的にはサヴィオが一番目立ってたと思うけど、勝負の世界は残酷。
柏は2点以上取るチャンスあったので、得意の劇場試合に持っていける感じやったけどな~。
垣田がフィットしてくれば、もっと攻撃に厚みをもたらせられるかもね。
前半の2トップ(細谷・小屋松)よりも後半の2トップ(木下・垣田)の方が断然期待感はあったから。
ただ、木下は最後の最後のアレは決めてほしかったなぁ。
バウンド合わなかったんやろうけど、マジで観ててひっくり返ってしまったよw

 

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2024年7月13日 (土)

FC東京×アルビレックス 2024 J1 第23節

FC東京 2-0 新潟

【得点】
遠藤(6分)、野澤(78分)

【メンバー】
小泉と堀米がキャプテン
FC東京(4-3-3):野澤大志ブランドン、白井康介、木本恭生(86分、森重真人)、岡哲平、徳元悠平、高宇洋、小泉慶(C)、仲川輝人(86分、原川力)、ディエゴ・オリヴェイラ(61分、松木玖生)、安斎颯馬(86分、長友佑都)、遠藤渓太(71分、野澤零温)
SUB:波多野豪、ジャジャ・シルバ
監督:クラモフスキー

アルビレックス新潟(4-2-3-1):阿部航斗、藤原奏哉、遠藤凌、デン、堀米悠斗(C)、秋山裕紀、島田譲(83分、宮本英治)、小見洋太、長谷川元希(76分、小野裕二)、谷口海斗(76分、松田詠太郎)、長倉幹樹(83分、高木善朗)
SUB:吉満大介、長谷川巧、千葉和彦
監督:松橋力蔵

【感想】

・見所多き試合
・後半アルビは5点取れてた
・玖生ラストゲーム

って試合でした。

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久しく勝ってない両チーム。
思わしくないチーム状況の中ですが、FC東京はキャプテン松木玖生が海外移籍を発表。
そのラストマッチという事もあってか、新国立での入場者数新記録となる約5万8千人もの観衆がつめかけました。

DAZNの実況解説陣は「これだけ多くの人が集まったのに、あまり面白くない試合になっちゃってる」ってな事を1stハーフ振り返って何度も言ってたけど、そうかなぁ?
前半フツーに面白かったぞ。
確かに決定機は、それぞれ1回ずつしかなかった。
前半のハイライト、2シーンだけだったので(そこだけ観れば)つまらない試合に思えた事でしょう。
でも個人的には結構見所あったのよね。
アルビのパスサッカーは純粋に面白かったし、それに対抗するF東の陣形も興味深かったしね。
元アルビの2人がボランチコンビしてるってだけで実に面白いやんF東。
ディエゴと仲川の2トップに2人のサイドアタッカーという前線なので、ゲームを作ってのは件のボランチコンビ。
高は去年までアルビだったから松橋スタイルを知り尽くしてる感じで、試合をコントロール出来てたよね。
小泉は結果的に2アシストかな。
2点目のアシストの場面に代表されるようにピッチを幅広く動き回ってました。

前半はギアをあまり入れられなかった新潟ですが、後半に入ると決定機作りまくり。
60分頃までに立て続けにビッグチャンス3つ作ります。
ここで1つでも決めてりゃな~。
どれもこれもシュートがフィットしなかったり、ファーストトラップがフィットしなかったり、持ち出しが甘かったりと個人スキルの問題でチャンスを逸してた。
本間至恩だったらな、伊藤涼太郎だったらな、三戸舜介だったらな、って場面でしたがね。
有力選手を次々引き抜かれてしまうのがプロビンチアの苦しい所・・・。

それでも時間さえあれば同点に追いつく雰囲気はアルビにあった。
そんなムードを変えるためにクラモフスキーは松木を投入。
ラストゲームという効果もあってか、新国立の雰囲気は一変したね、ここから。
まぁ元々チカラがある選手なのは間違いないし。
野澤零温の投入も沈黙していた前線の活性化に繋がり、決定的な2点目を奪う事に成功しました。

それでもアルビは得点チャンスあったんですよ。
2点差つけられてからも、その前でもね。
でもやっぱ最後の精度が悪かったな~。
長倉ではパワー不足やなぁ。

 

 

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