マドリー×バルサ 73-74 Liga 第22節
マドリー 0-5 バルサ
G:アセンシ2、クライフ、J・C・ペレス、ソティール
マドリー:1ガルシア・レモン、2モルカード、5ベニート、3ルビニャン、6ソーコ(C)、4ピルリ、8ベラスケス、10ネッツァー、7アギラール、11マカナース、9アマンシオ 監督:ルイス・モロウニー
バルサ:1モーラ、2リフェー(C)、4コスタス、3T・ガルシーア、8アセンシ、5デラクルース、6J・C・ペレス、9クライフ、7レシャック、10ソティール、11マルシアール 監督:リヌス・ミケルス
さて、伝説の試合です。
シーズンオフで暇なので"伝説"と呼ばれる試合を観戦であります。
いつものバルサTVは平畠とゲスト解説者で進行されてますが、この試合では倉敷&金子の所謂"ゴールデンコンビ"でした。
この試合は流石に平畠では・・・って思ったのかな??
さてさてバルサがベルナベウでマドリーを0-5で破った事で有名なこの試合。
当時の政情とも重なって、クレ達は記憶に焼き付いているんでしょうなぁ。
なのでリアルタイムでカタルーニャ人がこの試合を観るのと、何の関係も無い東アジアの島国人が21世紀にVTRで観るのとでは、これ全然ワケが違いますよ!!
試合中に解説していた金子達仁を筆頭に、ネットにアップされてる観戦レポも軒並み「記憶は美化される」とか「普通の試合」とか「今では通用しない」とか、そんな意見ばっかりでしたが、試合のおもしろさとか興奮度ってそういうのとは違うような気がします。
私達がいくらコケおろした所で、この試合が伝説の試合である事には変わりないのであります。
っていうかさ、一般的に大差がついた試合って90分間観てもそんなにおもしろいもんじゃないでしょ??
だって、それだけの差が両チームにある訳ですからね。
勝ってる方のチームだって点差が開けば開くほど、集中力も切れてダレてくるしね。
この試合だって、それは例外では無く、5点差になってからは完全に「もうええか」って雰囲気が漂いまくってたし。
あとこの試合とは直接関係無い事を書くと、やっぱバックパスは無くなって良かったね。
バックパスを手で掴めるだけで楽さが全然違うもんね。
マルチボールシステムも試合をスムーズにしてるし。
ルールの改正って、必要だから行われた訳だし、変えた方が楽しくなりそうだから施行された訳だけど、こうして古い試合を観てみると改めて実感しますね。
あと、選手があまり倒れない。
「最近の選手は接触しただけで、コロコロコロコロ・・・」って小言はよく聞きますが、実際この試合の選手達はあまり倒れなかったし、あまり痛がらなかった。
試合に戻ると、この年優勝したバルサと8位に終わったマドリーとの戦いなので、この点差も偶然ではありませんでした。
でもバルサが滅茶苦茶圧倒してた訳ではなくって、前半の最初の方はマドリーペースでした。
なんかマドリーは先制点奪われてからガタガタっと崩れていった印象です。
現代のクラシコは殺伐としているので、マドリーの選手達は最後まで頑張ったでしょうが、この試合に関しては、そういう雰囲気はありませんでした。
バルサの方は独裁政権の絡みもあって殺気に溢れていたかもしれませんが、少なくともベルナベウに集まってきていたマドリディスタ達はバルサの事なんて・・・。
いつの時代でも、加害者と被害者の心の傷の深さは違うもんですなぁ。
まぁ音声自体が凄い悪かったので、実際は尋常じゃないブーイングとかも出てたかもしれませんがね。
音だけじゃなく、映像も途中で1回切れたり。
あ、最初の数分も既に失われてるみたいですし・・・(´Д`;)
あとGKのモーラは背番号を付けずに最後までプレー。
なんかこういうのを見ると日本人って細かい事にこだわりすぎなんかなぁーーー、って思いますよね。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (2)
最近のコメント