2011年5月 8日 (日)

ローマ×ミラン 10-11 セリエ 第36節

ローマ 0-0 ミラン

【メンバー】
ローマ(4-2-3-1):ドニ、カッセッティ、N・ブルディッソ、フアン、リーセ、ピサーロ、ブリーギ(18分、ロージ)(84分、カプラーリ)、タデイ、ファビオ・シンプリシオ、ヴチニッチ(55分、ボッリエッロ)、トッティ(C)
SUB:ロボント、ロリア、グレコ、メネーズ

ミラン(4-4-2):アッビアーティ、アバーテ、ネスタ、チアゴ・シウヴァ、ザンブロッタ、ファン・ボメル、ガットゥーゾ(C)(HT、アンブロジーニ)、セードルフ、K・ボアテング、ロビーニョ(75分、パト)、イブラヒモヴィッチ
SUB: アメリア、ボネーラ、ジェペス、ピルロ、カッサーノ

【感想】
各国リーグ、大詰めの季節がやって参りました。
セリエも、この試合含めて残り3試合。
優勝へのカウントダウンが始まっているミランは、この試合で引き分け以上の結果を残せばスクデット獲得です。
一方のローマも消化試合ではありません。
CL圏内をラツィオ、ウディネーゼと争っているので負けるわけにはいかないのです。
特にラツィオには絶対に渡したくないやろうしね。
ちなみに前回の対戦はサンシーロでローマが勝利
しかもボリエッロの恩返しゴールのオマケ付きですわ。
ミランはこの時の雪辱なるか、ローマはそんなミランを返り討ちに出来るのか、っていう事でキックオフです!!

試合は90分間とおして、ほぼ互角の展開でした。
両チームにチャンスがあり、両チームに支配する時間があり、っていう。

両者ほぼゲームプラン通りだったかな?
ローマにとって誤算だったのはブリーギの負傷とヴチニッチの決定機外しぐらいだったでしょうか。

ミランは引き分けでもOKだったので、終盤無理に攻めませんでしたね。
時間稼ぎなんかもしてたぐらいですから。
まぁ、そりゃそうやわな。
別にプライドの問題以外で、無理に勝ちにいく必要は無い試合ですから。

そんなミランで良い動きをしていたのは意外にもアビアーティ。
私の中では完全に「終わった」GKだったんですが、今季はレギュラーをガッチリと掴んでたみたいだし、この日もガッチリとボールを掴んで良い活躍でした。

あとはネスタとチアゴ・シウバのCBコンビやね。
特にシウバは貫禄すら出てたなぁ~。
グングン成長しとるわ。
そりゃネスタが横におるねんから、当然か。

中盤では違う意味でファンボメル。
トッティとの小競り合いは笑わせてもらいました。
ハーフタイム中の(多分ロッカールームへ行くまでの)通路でも、やり合ってましたからね。
ボメルは汚い選手やからなぁ~、完全にトッティの足踏んでたしね。
トッティは怒って当然やねんけど、ボメルも逆ギレで応戦やからコッチとしては笑うしかないwww
ロマニスタからすれば苛々するシーンかもしれんけど、笑わせていただきました。

そんなトッティですが、動き自体メチャクチャ良くて、これまた驚きました。
今季はバッジョの得点記録を抜いたりしてたみたいですが、年齢の事もあり「もうそんなに動かれへんやろ」って思ってたんですよ。
モンテッラにベンチに座らせられてたりもしてたから。
ところがどっこいですよ、この試合だけかもしれんけど良い動きするじゃないですか、と。
運動量もあるし、アイディアも衰えてない。
もちろん技術の高さは言わずもがなだしね。
まだまだ全然いけますやん、フランチェスコはん!!

ローマでは他には地味ながらカッセッティが効いてましたね。
攻撃ではザンブロッタの股を抜いて突破し、ヴチニッチに決定的なクロスを上げたシーンが白眉。
守備でもロビーニョやパトを、しっかりと抑えていたと思いますよ。

え~、とまぁそんなわけでミラン優勝です。
スクデット獲得です。
6年ぶり?7年ぶり??
ここんところはインテルの連覇が続いてましたからね。
ミラニスタとしては我慢ならない状況だったと思いますが、ようやくこれに終止符が打たれました。

全然ミランに試合観てませんので、たいした事は言えませんがミラノデルビーで連勝してるんだし優勝は当然かな。
冬の補強も効いてたしね。
ってか獲りすぎでしょ、ってぐらい獲ってましたから効くのは当然か。

MVPは、まぁズラタンでしょうね。
セリエでは彼のチカラは存分に発揮されるようで、ハイライトなんか見てても次元の違いはまざまざだったもんな~。
長期出場停止でケチが付きましたけど、それもズラタンらしいと言えばらしい。
シーズン前は、バルサで「失敗」した選手みたいな格好になってましたけど、ペップと合わんかっただけで別にズラタンの能力が落ちたわけでも何でもないしね。
これぐらいはやって当然と言えば当然ですが、よくやったと思います。
これで何年連続リーグ優勝?
剥奪されたユーベのも入れたら結構長いんじゃないでしょうか。
凄いよね、単純に。

胴上げされてるアッレグリとか、シャンパン(?ワインかな?)をガブ飲みするカッサーノとか、優勝後のハシャギっぷりは、どのチームのを見ても微笑ましいよね。
ピッポも加わって、実に良い光景でありました。
ちょっとカッサーノは悪ノリし過ぎてた気もしますがwww

Totti

↑↑
悪ノリと言えば、この試合で一番オモロかったのが、この場面。
直接試合とは関係無いけどね。
CKを蹴ろうとしたトッティにアップ中のカッサーノがチャチャを入れに来る、っていう。
それをトッティは真剣な表情で思いっきり振り払う。
でも振り払われたカッサーノは滅茶苦茶笑顔。
憎めない笑顔www

ローマ時代は師弟関係にあった両者。
いつしか関係は崩れ、不仲説も流れていましたけど実際はどうなんでしょ?
この場面だけ見たら、とても犬猿の仲なようには見えません。
一回キレたけど、トッティが許したんかな??
真相は2人のみ知るところでしょうが、まぁオモロかったよ。

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2011年4月 3日 (日)

ミラン×インテル 10-11 セリエA 第31節

ミラン 3-0 インテル

【得点】
パト2(1分、62分)、カッサーノ(90分、PK)

【メンバー】
ミラン(4-4-2):アッビアーティ、アバーテ、ネスタ、チアゴ・シウヴァ、ザンブロッタ、ファン・ボメル、ガットゥーゾ(C)(52分、フラミニ)、セードルフ、K・ボアテング、パト(85分、エマヌエルソン)、ロビーニョ(81分、カッサーノ(90+2分、退場))
SUB:アメリア、パパスタソプロス、ジェペス、アントニーニ

インテル(4-3-3):ジュリオ・セザル、マイコン、ラノッキア、キヴ(54分、退場)、サネッティ(C)、モッタ、カンビアッソ(72分、スタンコヴィッチ)、スナイデル、パッツィーニ(64分、D・ミリート) 、パンデフ(56分、コルドバ)、エトー
SUB:カステラッツィ、マテラッツィ、長友、ハルジャ

【感想】
ミラノデルビーであります。
しかも勝ち点2差で迎えた頂上決戦なんで、盛り上がらない方がオカシイ話です。
一時期は大差をつけていたミランからすれば追い上げられてきた感が満載でしょう。
逆にインテルとしては、このデルビーで勝利し一気にミランを蹴落としたい所でしょう。
ズラタンやルシオといった出られない選手もいてますが、もう雰囲気は最高潮でありました。

そんな雰囲気の中、いきなり先制したのはミラン。
パトがガットゥーゾとのワンツーで侵入を試み、これをロビーニョが横から掻っ攫う。
この時点ではジュリオセザルが立ちはだかったものの、コボレ球をパトが押し込みました。
開始わずか42、3秒での出来事でありました。

これでミランは俄然有利になった。
勢いがついたのもそうですが、カウンター主体の攻撃で充分になったからです。
ミランの試合を観てて、いつも感じた事が攻撃の厚み不足。
ズラタン頼りで中盤の組み立ても無く、サイドアタックも無く、って試合が多かったですからね。
なのでズラタンの出場停止は大きなダメージ、と試合前は思ってました。
この日の中盤の構成もファンボメル、ガットゥーゾ、セードルフを3ボランチ気味に並べて、その前にボアテングを置くという創造性の欠片もないような配置だったし。
でもカウンターで良い、ってのならば話は別。
パトとロビーニョの2トップはカウンターにおあつらえ向きのスピードを備えてるし、守備的な中盤の構成もボールを奪って前に送るという仕事に特化して考えると絶好の配置に見えます。

んなわけで、ここからは予想通りにミランペースとなりました。
追いつきたい、逆転したいインテルが前への気持ちを押し出すのを尻目にミランは試合をしたたかに転がしていきます。
セードルフのマイコンの手によって弾かれた(PKとはならず)ボレーシュートとか、ファンボメルのバー直撃ミドルシュートとか、2点目、3点目の大きなチャンスはミランにありました。

インテルも小さなチャンスは結構あったし、CKからのシュートもラインを割っていたように見えました(判定はノーゴール)けど基本的にはミランの手の中で泳がされてるような印象。

このまま前半は1-0で折り返し。
何か手を打ってくるかと思われたレオナルドですが、ハーフタイムでは動かず。
これが凶と出てしまったのか、それとも手を打っていたらもっと酷い事になっていたのか・・・。
いずれにせよ、後半の頭で試合は決まってしまいます。
スルーパスに抜け出したパトをキヴが倒してしまい一発退場の憂き目に。
事実上これで、この試合は終わってしまいました。
得点差もまだ1点だったし、数的不利なチームが逆転する事だって多々ありますが、もう終わったなって感じだったんですよ。
雰囲気が、もうね。
これはインテルの逆転は無いな、っていう。

それにしてもパトのプレーはダイブだったのか、そうではなかったのか。
リプレーで観る限りキヴは触れてないようにも見えた。
審判が笛吹いた時もパトのダイブを取ったんだな、って思いましたからね。
なにしろパトのドリブルが大きくなって、ジュリオセザルがボールを取るだろうな、って時に倒れましたから。
接触があったにせよ無かったにせよジュリオセザルが危なげなく処理してたシーンでしたからね。
だからレッドカード判定には驚きがありました。
前半にロビーニョが取られたダイブの方が、よっぽど微妙だった気がするんですけどね。
むしろ、あれが伏線になったか!?2回もダイブは無いだろう、っていう。

う~ん、まぁ想像の域を脱しませんがね。
しかし判定話ついでになんですが、この試合は微妙なジャッジが多かったね。
前述したマイコンのハンドやインテルのCKからのゴールもそうですし、この後のパトの2点目の微妙なオンサイド判定もそう。
こういう大きな試合で審判が目立ってしまった、っていうのは非常に残念ですがね。

話を試合に戻しますか。
予想通りに、キヴ退場後は完全なるミランペースとなって、ロッソネーロが次々と追加点を重ねていきました。
前に出るしかなくなったインテルの背後に出来た広大なスペースは、パトとロビーニョの絶好の狩り場となりました。
ロビーニョがジュリオセザルに止められまくってなかったら、クラシコみたいにマニータになってたかもね。

セードルフも好き放題やってましたなぁ。
左ボランチ、もしくはダイヤモンド型の中盤と捉えるならば左SHのポジションだったんですが、その位置で自由を満喫しておりました。
崩しのパス、繋ぎのパス、楔のパス、全てが高精度で能力の高さを再度世界に示しましたな。
2人に囲まれながらもフェイントでアッサリとかわしたシーンが圧巻でしたな~。

ファンボメルも結構良かった。
左右にボールを小気味良く散らして、リズムを作ってましたよ。
バルサ時代もといPSVやバイエルンでも、こんなに視野広かったっけ!?
そういえば(バルサ時代のチームメイトでもある)モッタに思いっきり胸ぐら掴まれてキレられてたシーンには笑ったなぁ~。
当時も仲悪かったんかな~、そんな話は聞いた事なかったですが。

あとミランで良かった選手はネスタ。
華麗なるスライディングがバッシバシ決まって、観てるコチラも凄く爽快な気分になりましたよ。
やっぱりネスタは美しい。

そして最後にカッサーノに触れずして、この試合のレポを終わらせるわけにはいきません。
昔からネタ選手でしたが、今回新たなる伝説を刻みましたね。
サネッティに倒されてPKを獲得、そしてそれを自ら決めたまでは良かった。
ところがここからがネタ。
まずPKを決めた後、ユニを脱ぎ捨て黄紙をゲット。
もうロスタイムも近づいている時間帯、数的有利の状態、3点目、という事を考えても非常に無駄なイエローカード。
わざわざカード貰う事がわかったうえでユニを脱ぐ必要なんて無かったのです。
しかもこれだけで終わらないのがアントニオ君。
3分のロスタイムも終わろうかという90+2分に、その出来事は起こりました。
前線から激しいプレッシングを仕掛けて何と2枚目のカードをゲット。
まさかまさかの全く必要の無い退場劇が起こったのです。
これには思わず吹き出してしまいましたよ。
馬鹿もここまでくると清々しい。
あんなフォアチェック絶対必要無かったのになぁ~。
っていうか、審判は空気読んでカード出さんと油断してた!?
そう思っても仕方の無いシーンは2つありましたけどね。
1つ目は自らが倒されて得たPKのシーン。
得点機会阻止、という名目でキヴに赤紙が提示された事を考えれば、この場面でもサネッティにレッドが出されても不思議ではなかった。
イエローで収めたのは、空気を読んだからではないのか。
2つ目はカッサーノが退場になる直前のプレー。
ファンボメルが、かなり激しいプレーでスナイデルを削ったんですよね。
ピッチに悶絶するスナイデル、誰もがイエローだろ、って思った筈。
しかしここでも主審は空気を読み(既に1枚カードを貰っていた)ファンボメルにカードは出しませんでした。
でもアントニオ君は別みたいです。
審判も躊躇する必要性を感じなかったのでしょう。
まぁ前科者の悲しい所ですわ。
これまでの行いが悪かったからね~。

さてインテルの話もしますか。
全体的に何だか覇気が感じられず、その点に関してはビックリしました。
冒頭にも書いたように追い上げているインテルの方が勢いあると思ってたんで。
それにリーグ前半戦のデルビーで負けてる雪辱も果たさなアカンかったやろうし。
今回はアウェイとはいえ、所詮サンシーロですから「アウェイ扱い」みたいなもんで全然気負う必要もなかった筈なんですけどね。
なんか全体的にフワッとしてたなぁ~。
キヴが退場になった瞬間に「終わりオーラ」が出まくってたもんね。

マイコンって、こんなに平凡なラテラルやったっけ、とか。
サネッティもアバーテなんぞにスピード勝負を平然と仕掛けられるようになってしまったか(そして抜かれるようになってしまったか)、とか。
カンビアッソって、こんなにも中盤を支配出来ない選手やったっけ、とか。
パッツィーニもミリートも、こんなにも空気だったっけ、とか。

これで両者の勝ち点差は2→5へと広がりミラニスタは「インテルの連覇は潰えた」と思っている事でしょう。
まだ残り7試合あるので何が起こるかは分かりませんが、デルビーで2勝ですから、それだけでも大きな出来事です。
ミランは幸か不幸かCLも無いし、4月を乗り切りさえすればスクデットが見えてくるでしょう。

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2011年3月 7日 (月)

ユーベ×ミラン 10-11 セリエ 第28節

ユーベ 0-1 ミラン

【得点】
ガットゥーゾ(68分)

【メンバー】
ユヴェントス(4-4-2):ブッフォン(C)、セーレンセン、バルツァッリ、キエッリーニ、A・トゥラオレ(85分、ボヌッチ)、フェリピ・メロ、マルキジオ、クラシッチ、J・マルティネス、トーニ(64分、ヤクインタ)、マトリ(81分、デル・ピエロ)
SUB:ストラーリ、モッタ、グリゲラ、ビュッヒェル

ミラン(4-4-2):アッビアーティ、アバーテ、ネスタ、チアゴ・シウヴァ、ヤンクロフスキ、ファン・ボメル、ガットゥーゾ(C)、フラミニ、K・ボアテング(HT、ロビーニョ)、イブラヒモヴィッチ、カッサーノ(72分、セードルフ)
SUB:アメリア、パパスタソプロス、ディダク・ビラ、ジェペス、エマヌエルソン

【感想】
2連勝中のミランと2連敗中のユーベの対決です。
でもユーベは、その連敗前に勝ったのがインテルなんですよね。
ミラノ勢相手に再現、といきたい所。

序盤からペースはミランでした。
前半のポゼッションもミランの方が上で、ボールを支配するだけでなくチャンスも多く作っていました。
ズラタンのポストプレーとカッサーノのチャンスメイクが際立ってましたね。
システム上の中盤は3ボランチに1ゲームメイカーなミランなんですが、その創造的なポジションを務めたのがボアテングだったので、正直そこは全然機能的ではなかった。
実質ダイヤモンド型の4ボランチと言っても過言ではない状態。
それでもユーベよりはマシだったけどね。
ユーベはクラシッチだけやったから、攻撃で頼りになるのが。

正直つまらない内容の前半でした。
早くセードルフや、ロビーニョ、デルピエロを出してくれ!と思ってたら後半頭からロビーニョ出してくれましたよ。
当然のごとくボアテングと交代。
まぁそりゃそうですよ。
あまりにも華がなさ過ぎる。
プロビンチャのチームじゃないんですからね。

これで攻撃面でのアイディア不足は多少改善されるかに思われましたが、依然大きな変動は無し。
ズラタンの高性能FKとか見所が無いわけでは無かったけど、盛り上がりに欠ける展開が続きます。
デルネーリは2トップをそのまま代えるってだけやったしね。
なんじゃ、その無策ぶりは。

結局試合はズラタンのポストプレーからガットゥーゾが左足でねじこんだシュートが決勝点に。
リンギオが決めた、って事もあって流石にこの場面が一番盛り上がったかな。
総じて凡戦な試合。
セリエ独特の緊張感とか、体の削り合いとか、そういうのはありましたけどねぇ。
ユーベは非常に不味いでしょ、これは。
EL圏内にも届いてない状況ですが、それも頷けます。

ミランも勝ったとはいえ、なんだかなぁ。
ユーベ相手のアウェイ勝ちってのも額面通りに評価出来ないでしょ、ユーベがあのざまじゃ。
スパーズ戦が直ぐ後に控えてるから、そっちに集中が、っていう言い訳は成立するにしてもね。
こんなんじゃスパーズに負けた(トータルで)としても、まぁ当然の結果って言われるやろうね。

   

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2011年2月25日 (金)

ユーベ×インテル 10-11 セリエ 第25節

ユーベ 1-0 インテル

【得点】
マトリ(30分、セーレンセン)

【メンバー】
ユヴェントス(4-4-2):ブッフォン(C)、セーレンセン、バルツァッリ、ボヌッチ、キエッリーニ、フェリピ・メロ(75分、シッソコ)、アクイラーニ、クラシッチ、マルキジオ(73分、ペーペ)、トーニ(66分、ヤクインタ)、マトリ
SUB:ストラーリ、グリゲラ、ホルヘ・マルティネス、デルピエロ

インテル(4-3-1-2):ジュリオ・セザル、マイコン、ラノッキア、コルドバ、サネッティ(C)、チアゴ・モッタ、ハルジャ(61分、パンデフ)、カンビアッソ(73分、長友佑都)、スナイデル、パッツィーニ、エトー
SUB:カステラッツィ、マテラッツィ、ナタリーノ、オビ、コウチーニョ

【感想】
イタリアデルビーであります。
今回も長友関係無く観なければいけない試合でしょ、これは。

でも残念ながら結構試合は低調な感じでしたね。
両チーム共に、そんなに攻撃面で見せ場ありませんでしたから。
ユーベの攻撃はクラシッチ頼りだし、インテルはスナイデル頼り。
前節観るかぎりレオナルド・インテルは攻撃に重きをおくチームだと思っていたので、結構ガッカリしました。
ユーベ相手やと攻撃したくてもチャンス作れなかった、ってのが実際の所ですかね〜。
1-0と言えばユーベですから。

しかしもうチョットやりようあったんちゃうんかな?
頑なにコウチーニョ君を使わない理由は何ですか??
確かに今のレオナルドシステムじゃ、ファンタジスタのポジションは1つだけなのでスナイデルが出てる限りコウチーニョ君の出番が無いのは理解出来ます。
ただ負けてる状況ならハナシは別なんじゃないでしょうか?
終盤、モッタに代えてコウチーニョ、って手もアリだと思いましたけどね。
長友入れるぐらいなら・・・。

え〜、とりあえず日本人大注目の長友について少々触れますか。
今回は見せ場ほとんど無しでしたね。
攻撃面ではサイドにスペースが皆無だったのもあって、全然使えず使われずでした。
守備面では最要注意人物クラシッチとマッチアップする格好になりましたけど、時間帯が時間帯だったので全然クラシッチ勝負してきませんでしたからね。
だから判断材料がありません。
故に交代によって良くも悪くもならなかった、という感じですわ。
ただ日本人的に考えれば、これは本当に偉大なる一歩ですよ。
イタリアデルビーに初めて出場する日本人ですから。
歴史的快挙なのは間違いありません。

話を試合に戻します。
インテルサポ的には終了間際にエトーがキッチリ決めていれば、っていう想いが強いかもしれませんが、それを言うならユーベにも絶好機ありましたからね。
マトリが外して無かったら(インテルCBコンビのポジショニング悪過ぎかと)早々に試合は終了してました。
まぁマトリは1本決めてるから責められる筋合いはないけどね。
(全然試合展開と関係無いけど、マトリは途中負傷っぽくなってたのに全然代えてもらえなくって可哀想でしたwww痛めたアピールしてから2人も選手交代あったのにね)
点取り屋って感じの素晴らしいヘディングシュートでしたよ。
ユーベは怪我人も多いらしいですが、チョットFW獲り過ぎとちゃいますか?
トニとヤクインタなんてキャラ被り過ぎだし、クアリアレッラいるっちゃぁいるわけでしょ。
デルピエロがベンチで出番無く見つめるデルビー、ってのはやっぱり寂しい。

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インテル×ローマ 10-11 セリエ 第24節

インテル 5-3 ローマ

【得点】
I:スナイデル(3分)、エトー2(35分、63分PK)、モッタ(71分)、カンビアッソ(90分)
R:シンプリシオ(13分)、ヴチニッチ(75分)、ロリア(81分)

【メンバー】
インテル(4-3-1-2):ジュリオ・セザル、マイコン、ラノッキア、コルドバ、サネッティ(C)、チアゴ・モッタ、ハルジャ、カンビアッソ、スナイデル(75分、長友佑都)、パッツィーニ(70分、D・ミリート)、エトー
SUB:カステラッツィ、マテラッツィ、オビ、コウチーニョ

ローマ(4-3-3):ジュリオ・セルジオ、カッセッティ、N・ブルディッソ(62分、退場)、フアン、リーセ、デ・ロッシ(C)、ペッロッタ(67分、タッデイ)、ファビオ・シンプリシオ(71分、グレーコ)、ボッリエッロ、メネズ(64分、ロリア)、ヴチニッチ
SUB:ドニ、カステッリーニ、ブリーギ、ロージ

【感想】
面倒臭い。
何が面倒臭いってイチイチ釈明しなければいけない事が面倒臭い。
この試合ね、別に長友が気になって観た訳じゃありません。
純粋にインテルとローマというビッグクラブ同士の対決に興味が湧いただけです。
ってな具合な事を書かなければいけない事が面倒臭い。

いやいや書かなくても良いやん、って思ったでしょ。
なんか書かないとミーハーみたいに思われて嫌やねん(苦笑)
普段は海外リーグの試合なんか観ないのに、セリエなんて観ないのに長友追っかけてるんですか、みたいに思われたら嫌やん。
別に誰にどう思われても会う事もないし、このブログも自分用に書いてるだけで見てる人なんていないんだから良いんですが、それでもやっぱり嫌やねん。

でも長友には興味無いけど、これだけは言いたい。
長友のインテル移籍に関して言いたい事が2つあります。
まず1つ目はアジア杯での長友の活躍がインテル移籍に繋がったという戯れ言について。
アホかと。
阿呆かと。
正直アジア杯は1試合も観ていないので長友が活躍したのかしてないのかは知りません。
まぁ大活躍だったとしましょう。
で、それでインテルに移籍出来るか、っちゅうと100%無いからね。
これはもうフットボールフリークの方々なら断言出来るでしょう。
フットボールを知らないメディアが、マスゴミが垂れ流してる放言に騙されてはいけません。
インテル移籍の直接の要因は、セリエ前半戦でのチェゼーナでの仕事ぶりからでしょ。
こちらも実際チェゼーナの試合を1試合も観てないので活躍したのかしてないのかは知りませんが、評価の対象になるのがアジア杯ではなくセリエである事ぐらいは一目瞭然です。
そりゃメディア的には「アジア杯優勝」の方が判りやすくて、セリエAの下位チームでフルタイム出場、なんて地味な事このうえないでしょう。
でも実績としては後者の方が遙かに凄い事なんですよ。
そっちをもっと伝えてあげてほしいよね。
地道な努力が大きな道に繋がったんですから。
アジア杯なんて本気で欧州クラブスカウトが観てるとでも思ってるのか!?
W杯の時も、こんなアホ報道あったよね。
ベスト16進出で日本人選手が続々海外へ!!みたいな。
そこに内田入れたりしてるのが考えられへん。
試合出てないし、W杯前に移籍決まってたし。
あまりのアホさに泣きたくなる・・・。

え〜、もう1つの言いたい事は、監督がレオナルドだから移籍出来た、っての。
これは長友うんぬんじゃなくって日本人の傲慢さについて言及したい。
鹿島でのプレー経験もあるレオ様だから、日本人の良さを理解し偏見も無く獲得に動いた、的なね。
これの理論の前提にあるのが「本来日本人は凄いのに、あんまり観られる事もないから正当な評価を受けていない」的な発想があるわけじゃないですか。
自信を持つのは良い事だし、あえて悲観的になる必要もないけど、何故そういう発想になったのかが解らない。
Jリーグでのプレー経験がある事がマイナスになる事だってあるでしょ。
Jリーグでプレーした事によって日本人に対して失望感を味わっていたなら日本人ってのはむしろマイナスになるわけですから。
つまりその場合だと「日本人なのに獲得してくれた」って事になる訳ですよ。
真相はレオ様の胸の内だけだし(本音を聞いても絶対に答えないでしょ)、大体メルカートに彼がどれぐらい発言権あったのか知りませんし(メディアはちゃんと調べてんのか。そしてそれに信憑性はあるのか?)、不毛な議論ではあるけどGOGO記事、万歳記事を出しちゃうメディアが鬱陶しくてね。

え〜、脱線しました。
試合を振り返りますか(苦笑)
非常に見応えのある試合でしたよ。
長友につられて初めてセリエの試合観た、って人でも楽しめた試合になりましたね、皮肉にも。
あれだけドタバタと試合が動き、何度も何度も決定機があり、試合展開は目まぐるしく変わり、そして劇的フィナーレへ。
エンタメ度は抜群の試合でありました。

後半の「バカ試合」的な展開については後述するとして、まずは前半のガップリ四つな展開を振り返ってみたいと思います。
開始早々にスナイデルの美しいミドルシュート(やっぱり彼は両足を自在に使えるのが素晴らしいよね。どちらかの足に特徴がある選手だったならば、どちらかを寄せられてたでしょうが、スナイデルの場合は的が絞れないからね)で先制し、余裕な展開かと思われたインテルでしたが10分後に追いつかれてしまって、イージーな試合ではなくなりました。
カウンター気味の失点でしたが、原因はモッタかな。
中盤の底の位置でキッチリと潰す、もしくは遅らせなければいけない所で簡単にかわされてしまいましたからね。
カルチョの舞台で成長し、代表にまで上り詰めたモッタ君ですが、ああいう軽い所はバルサ時代から変わってないなぁ(苦笑)
ライカールトの苦虫を噛み潰す表情が思い浮かぶわ。

その後は結構互角の展開やったよね。
エトーさんが個人技から勝ち越しのゴールを奪っても、それでもインテルに完全に流れが寄ったとは思えなかったから。
両チーム共に見応えのある攻防を繰り返して、質の高い前半でしたよ。
それぞれ攻守に役者が揃ってるしね。
ローマはトッティ、アドリアーノがいませんでしたが、ヴチニッチ、メネズ、そしてボリエッロのトライアングルは彼等の不在を忘れさせてくれました。
インテルもパッツィーニが新加入とは思えないぐらい馴染んでるし、スナイデルもクチュも伸び伸びやってます。

そして色んなドラマが産まれた後半へ試合は進みます。
後半開始から20分が過ぎた頃の私は「もうこの試合は終わったな」と思ってました。
パッツィーニが獲得したPKをエトーが決めて点差が2点に広がったのもあったし、ブルディッソが退場(インテルに雪辱果たせず!!!)して追う立場のローマが数的不利に陥った事もそう思った大きな要因でした。
そしてメネズに代えてロリアを入れた選択ね。
そりゃCBが退場になったんだから、前線を削ってDFを投入すると言うのは普通のチョイスなんですけど2点を追いかけてるって状況考えたら、正直その交代はどうなん?って思っちゃうわけですよ。
そういう冒険心も何もない所がラニエリを好きになれない原因の1つだったりするわけで。

そしてモッタの4点目が産まれます。
ショートコーナーという揺さぶりに簡単に惑わされたローマDF陣はエトーの折り返しをアッサリと許しただけでなく、中央にモッタ、ミリートをドフリーで放置するという体たらくを見せてしまいました。
失点するにしても取られ方がお粗末過ぎますよ。
これで完全に火は消えたと思いました。
ジュリオ・セルジオのパラドン連発も焼け石に水だったな、と。

ところが日本人サイドバックの登場から試合は大きくドラマティックに動き出します。
いや、実際は長友の影響でそうなったとは1%も思ってませんが、でも長友が出てきてから「バカ試合」になったのは事実なんですよ。
遂にサンシーロのピッチに日本人選手が!ホームスタジアムとして!!
だったんですが、その僅か数秒後いきなり失点に絡んでしまいます。
絡む、ってのは意地悪な言い方ですけどね。
FKがヴチニッチにディフレクトして入ったゴールだったんですが、一応ヴチニッチに付いていたのは長友君だったんで。
1点差で競った試合だったならば相手FKやCKの際に選手を交代させるような事はしないので3点差という余裕が産んだ失点だったとも言え、長友に責任は殆ど無いですけどね。
それでもいきなりクローズアップされちゃうんですから「もってます」よ、この男は。

いきなり失点したとはいえ、まだ2点差。
得点したヴチニッチに喜びも「こっから逆転だ」っていう勢いも無かった事からも解る通り試合展開に影響のないゴールのように思われました。
しかしその6分後、CKからのコボレ球をロリアが押し込むとサンシーロもザワつきを隠せなくなります。
どっかで観たぞ!こんな試合!!とばかりにね。
数ヶ月前ロンドンのチームに目前で同じ様な事されてますからね。
今季のインテルは監督が代われど、選手が代われど、こういう試合をやっちゃう宿命なんでしょうかね。

ただ数ヶ月前と違ったのは、終了間際にクチュのゴールが飛び出した事。
これでヒヤヒヤする事なくティフォージ達は家路につけましたからね。
ドタバタしたけどチカラの差、数的優位の差は最後に出せたかな、って感じでしょうか。

レオナルドは、この試合を観る限りでは守備よりも攻撃を重視してる雰囲気ですな。
投入された長友もガンガン上がってたし、クチュも後ろの事はあんまり気にしてない様子でしたから。
だからこういう試合になっちゃったのも、ある意味当然かな。
観てるコチラとしては楽しいからドンドンやれ〜って感じですが。
長友もこういう環境なら今日みたいな、果敢なオーバーラップからチャンスを量産したプレーも評価されるでしょうし。
キヴが長く出場停止らしいんで、しばらくはチャンス与えられそうです。
ってか生粋の左SBがいないチームなんで(キヴも本来CBだし、カピタンは右が本職)長友がスタメンに定着しても全く不思議ではないんですがね。

次はユーベ戦、そしてチャンピオンズ、と大きな試合が続くインテルなんで暫くは注目です。

   

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ミラン×ラツィオ 10-11 セリエ 第23節

ミラン 0-0 ラツィオ

【メンバー】
ミラン(4-3-1-2):アッビアーティ(C)、オッド、ボネーラ(HT、レグロッタッリェ)(85分、パパスタソプロス)、ジェペス、アントニーニ、チアゴ・シウヴァ、フラミニ、エマヌエルソン、ロビーニョ、パト(64分、カッサーノ)、イブラヒモヴィッチ
SUB:ローマ、ヤンクロフスキ、ディダク、メルケル

ラツィオ(4-3-1-2):ムスレラ、リヒトシュタイナー、アンドレ・ジアス、ビアーヴァ、ラドゥ、C・レデスマ(C)、アルバロ・ゴンサレス(75分、ブレッシャーノ)、ブロッキ、エルナネス、コザーク、スクッリ(81分、マウリ)
SUB:ベルニ、スカローニ、ステンダルド、マトゥザレム、フォッジャ

【感想】
今季好調なラツィオが首位ミランと対戦するという事で観戦。
ミランの新戦力陣とエルナネス君が個人的には注目ポイントでありました。

しかしながら結論から申し上げると非常に眠たい試合でしたね。
何度もオチそうになってしまいましたよ・・・。
ミランはひたすらズラタンに合わせるだけの陳腐な攻めだし、ラツィオは攻守に中途半端。
引き分けは全くもって妥当な結果だったと思いますが、第3者的に観ていたコチラからしたらツマラない以外の何者でもない試合でした。
どちらかのサポなら盛り上がれたのかな?

チャンスは両チームそこそこありましたよ。
ズラタンのポストに2回当たりながらも入らなかったシュートや、エマヌエルソンの2度の超決定機、ロビーニョのゴールライン上でDFに弾き出されたシュートもありましたね。
ラツィオも注目のエルナネス君が絡んだ時は少しは眠気も覚める攻撃をしてくれていました。

しっかし、如何せん全体的にイマイチ。
両チーム同じようなシステムを採ってましたが、ちょっと守備に重きを置きやし過ぎてないか??
ミランは通常のピルロの位置(中盤の底)にチアゴ・シウバを起用してましたが、これによって守備の比重が更に高くなってた気がします。
いつものなら、あそこのポジションが攻撃の起点なのにね。

それとミランは大量の新戦力がまだまだフィットしてない感じですな。
そもそも首位なのに何故こんなに補強してるのか不明ですが。
しかもCLに出られない選手ばっかりね。
完全にセリエとCLで分けて、ローテーションで戦おうとしてはるんでしょうか?
ファンボメルはスタンドで観てましたが、エマヌエルソンはスタメン、カッサーノとレグロッターリエは途中から出てきました。
レグロッターリエはこれがデビュー戦かな?
残念ながら負傷退場という可哀想な結果になってしまいました。
カッサーノは2トップの一角に入りましたが、ズラタン、ロビーニョとの連携はまだまだな印象。
ってかロナウジーニョ放出してカッサーノを獲る意味がよく解りません。
そんなにチカラ変わらないと思うんですけどね。
(話は脱線しますがサンプドリア大丈夫なんでしょうか?シーズン前はカッサーノとパッツィーニの強力2トップがチームの看板だった筈なんですが2人共ミラノのクラブに獲られちゃって。大丈夫なんでしょうか??)
で、最後にエマヌエルソン。
アヤックス出なので一番気になる存在なんですが、この試合では散々でした。
殆どボールに触れなかったし、前述したように2度の超決定機に盛大に打ち上げてしまいました。
最初が肝心な新加入選手なのに、ティフォージ達の前で正直印象悪過ぎでしょ。
あ〜、先が心配だわ。


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2011年1月 1日 (土)

ミラン×ローマ 10-11 セリエA 第17節

ミラン 0-1 ローマ

【得点】
ボリエッロ(69分)

【メンバー】
ミラン(4-4-2):アッビアーティ、アバーテ、ネスタ、ボネーラ、アントニーニ、ピルロ(22分、セードルフ)、ガットゥーゾ、アンブロジーニ(C)、K・ボアテング(86分、ロナウジーニョ)、ロビーニョ、イブラヒモヴィッチ
SUB:アメリア、ストラッサー、オッド、メルケル、ジェペス

ローマ(4-4-2):ドニ、N・ブルディッソ、メクセス、フアン、リーセ、デ・ロッシ(C)、ブリーギ、ファビオ・シンプリシオ、メネズ(82分、タデイ)、アドリアーノ(88分、ロージ)、ボッリエッロ(90+1分、オカカ)
SUB:ジュリオ・セルジオ、カステッリーニ、ピサロ、トッティ

【感想】
首位のミランは勝ち点36で、ローマはなんと勝ち点26。
既に10ポイントも開いてるんで、もうこれ以上差を開けられる訳にはいきません。
なので舞台がサンシーロだろうが、ミランがセリエで最近7試合負け無しだろうが、ローマからすれば勝たなきゃいけない試合です。
最低でも引き分けかな・・・(弱気)

そんな意気込みで臨んだのかどうかは知りませんが、結果的にはローマが追撃の3ポイントをゲット!!
でも試合序盤はミランにペースを握られてたんですよ。
圧倒的、とまではいかないまでもミランの攻撃の時間が続きました。
ローマは前線にボールすらいってませんでしたもんね。

ミランのペースが少し変わったのは、ピルロが負傷交代してからかな。
いつも通りに中盤の底から"レジスタ"としてゲームをコントロールしていたピルロ。
彼の代役ってのは正直いなくって、それは代わりに入ったセードルフの能力がどうのこうのではなく、単純に「タイプ」の意味でね。
やっぱりセードルフの主戦場は2列目なんで。
つまり戦い方が変わったのよね、どちらが良い悪いではなく。
で、結果的には上手くいきませんでした。
今回はね。
上手くいく試合もあるとは思うんですが、今回に限ってはセードルフ使うんならボアテングとロナウジーニョの交代ももっと早くにすべきだったと思います。
相性だとは思うんですが、セードルフとボアテングの2列目のコンビネーションが全然機能してなかったんで。

それにしてもズラタンもロビーニョもオフサイドに引っかかりまくってましたね。
これはローマのラインコントロールを褒めるべきなのか、ミラン側の出し手と受け手の呼吸の合ってなさを指摘すべきなのか。
両方なのかもしれませんが、とにかくラインズマンの旗は揚がりまくり。
サンシーロの客は副審に対して怒ってましたけど、リプレイで見る限り全てオフサイドやったからね。
フラストレーションの溜まったズラタンとロビーニョがノーゴールに終わったのは当然かな。
最近ゴールを連発してる2人ですが、この日は全然ハマってませんでした。
っつうか、この試合だけで判断すると何故ミランがセリエで独走してるのか理解出来ない感じになりましたけどね。
強さをあんまり感じなかったのよね。
「バルセロナデルビー」という衝撃的な試合の直後に観たからかなぁ・・・。

ローマも特別素晴らしいフットボールをしてたわけじゃないですが、とりあえずボリエッロ君はおめでとう!!
見事にミランにリベンジを果たしましたね。
シーズン前のズラタン&ロビーニョ獲得で弾き出された格好でミラノの地を後にしたわけですから、彼等を前にしてサンシーロでゲットした決勝ゴールの味は格別でしょう。
昨季だってセリエで14点も取ってるわけで、決して能力が無いんじゃないですからね。
でも一応レンタルでローマに加入してるだけなんで、ゴール後にあんなに喜んじゃって大丈夫なんかな、とチト心配にもなったり。

まぁもっと心配なのはアドリアーノかな。
この試合を観ようと思った1つのキッカケとしてアドリアーノの存在がありました。
かつての怪物の現状を知りたかったんですが、う〜ん存在感全く無かったですね。
ローマの攻撃はメネズの突破力とボリエッロの決定力だけでしたから。
全然名前が出てこなかったなぁ〜。
あの左足の爆発をもう一度観てみたいんですがね。

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2010年11月23日 (火)

インテル×ミラン 10-11 セリエA 第12節

インテル 0-1 ミラン

【得点】
イブラヒモビッチ(5分、PK)

【メンバー】
インテル(4-3-1-2):L・カステッラッツィ、コルドバ、ルシオ、マテラッツィ(67分、ビアビアニー)、キヴ、サネッティ(C)、スタンコヴィッチ、オビ(36分、コウチーニョ)、スナイデル、D・ミリート(HT、パンデフ)、エトー
SUB:ジュリオセザル、サントン、カンビアッソ、オビオラ

ミラン(4-3-1-2):アッビアーティ、アバーテ(60分、退場)、ネスタ、チアゴ・シウヴァ、ザンブロッタ、ガットゥーゾ(HT、ピルロ)、アンブロジーニ(C)、フラミニ、セードルフ(73分、K・ボアテング)、ロビーニョ(62分、アントニーニ)、イブラヒモヴィッチ
SUB:アメリア、ボネーラ、ジェペス、ロナウジーニョ

【感想】
ミラノデルビーです。
ミラン勝ち点23、インテル勝ち点20の状況なんでホームのインテルとしては絶対に勝って勝ち点上並ばなければいけません。
しかしながらインテルは、公式戦ここ3試合勝利がありません。
アウェイのスパーズ戦に負けたのは仕方がないとしても、ブレシア、レッチェに連続ドローは頂けない。
一方のミランはセリエで2連勝中。
バーリとパレルモが相手とはいえ連続3得点だし昇り調子って感じかな?
そんなミランが開始早々に先制します。
ズラタンがエリア内でマテラッツィに倒されてPK獲得。
完全に足をひっかけられていたので、疑惑の判定でも何でもなく明らかなPKです。
怪我人多いインテルですが、マテラッツィの先発起用はどうなん?って思ってた矢先のPK献上。
コンディション面もあるかもしれませんが、サントンSB起用でキヴをCBに回すか、中盤にコウチーニョを出してサネッティを右SBに下げコルドバをCBで使った方が良いと思うんですけどね。
まぁ結果論ですが。
大ブーイングが吹き荒れる中、ズラタンがPKを思いっきり蹴り込んでミランが先制です。
今回のデルビーではインテリスタの最大の標的となったズラタン。
その彼がいきなりゴールですから、インテリスタの心中察します。

先制して勢いが出たのか、その後もミランの攻勢が続きました。
なんかインテルはDFラインのウラを突かれまくってましたよ。
これに関してはマテラッツィの責任だけではないと思いますが、2点目3点目をいつ取られてもおかしくない状況でした。

逆にインテルの攻撃は殆ど機能せず。
エトー、スナイデルは頑張ってましたが、ミリートは画面にすら殆ど映らず。
両SBの攻め上がりも微妙だったし、中盤のフォローも中々出来ていませんでした。
ラファの采配も何か迷いが見られました。
ハーフタイムでミリートを見切ってパンデフに代えたのは正解だと思いますが、後2つの選手交代がね。
どちらも負傷による交代だったんですが、オビの時は最初カンビアッソを用意してたものの急遽コウチーニョに変更。
マテラッツィの時もサントンが準備してましたが、結局はビアビアニーが起用されました。
何があったのかは知りませんが、明らかに迷ってましたよね。
最後までダイナミックな攻撃が出来なかったのは監督にも責任があると思いますよ。

一方のミランは、退場によって戦い方の変更を余儀なくされてしまいました。
アバーテが若さを露呈してしまい、パンデフの挑発に乗ってセントオフ。
これによって残り30分は、ひたすら守りに徹していました。
前半からガットゥーゾが危険なプレーを連発し、いつ退場してもおかしくない状況だったので数的不利になりそうな気配は、ず〜とありましたけどね。
アッレグリはハーフタイムにガットゥーゾを下げてリスクを回避したと思うんですが、アバーテまでには手が回らなかったか。
まぁしょうがないです。
前半と後半では全く違う戦い方になってしまったけど、しっかり守れたってのは今後の自信に繋がりますかね。
ネスタ&チアゴシウバは安心して観ていられるコンビなんで、GKと中盤の後ろのディフェンスが安定すれば今後も戦えるとは思えます。

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ユベントス×ローマ 10-11 セリエA 第12節

ユーベ 1-1 ローマ

【得点】
J:ヤクインタ(35分)
R:トッティ(45+0分、PK)

【メンバー】
ユヴェントス(4-4-2):ストラーリ、セーレンセン、キエッリーニ(C)、ボヌッチ、グロッソ(HT、A・トゥラオレ)、フェリピ・メロ、アクイラーニ、ペーペ、マルキジオ(76分、アマウリ)、ヤクインタ(54分、デル・ピエロ)、クアッリャレッラ

ローマ(4-3-3):ジュリオ・セルジオ、カッセッティ(HT、ロージ)、メクセス、N・ブルディッソ、リーセ、ファビオ・シンプリシオ(75分、ブリーギ)、デ・ロッシ、グレーコ、メネズ、ヴチニッチ、トッティ(C)(68分、ボッリエッロ)

【感想】
試合展開としてはヤクインタの豪快なボレーで先制したユーベが、前半終了間際にPKで追いつかれてしまい、そのままドローって感じ。
ヤクインタの先制ゴールは綺麗でしたね。
これぞユーベのCF、って感じでした。
トレゼゲもああいうの上手かったなぁ。
そのクロスを上げたのがアクイラーニってのはロマニスタにとっては悔しいところでしょうか。
アクイラーニ、ローマに戻るって選択肢は無かったんでしょうかね。

先制点を取ったヤクインタですが、後半早々に途中交代。
結果的には点取れませんでしたがクアリアレッラの方が動きとしては良かったもんね。
クアリアレッラからは何か可能性を感じるんですよね。
ストライカーって感じがします。
入らなかったけどダイレクトで狙ったロングシュートにもワクワクさせられました。

ユーベは中央の守りも堅いし、中盤ではフェリペメロも効いてるし、相変わらず負けにくいチームな感じです。
手駒のバリエーションも豊富ですしね。
怪我人が戻ってくれば尚更ですわ。

ローマも攻撃陣の多彩さでは負けておらず、中々に見応え充分。
ボリエッロなんて途中から出すには勿体無いけど、かといって誰を下げる?ってハナシですからね。
ヴチニッチは前線の起点だし、トッティはあらゆる意味で中心で、メネーズも良いアクセントになってますからね。
個人的にはアドリアーノの絡みも観たいし、ホントに贅沢なチームです。

こちらの中盤もシンプリシオとデロッシが良い働きだったし、メクセス、ブルディッソのCBコンビも良かった。
メクセスは復活してきてるみたいでなによりだし、ブルディッソはインテル時代と比べると雲泥の差ですわ。

まぁドローは妥当な結果かな、と。

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2010年11月10日 (水)

ミラン×ユーベ 10-11 セリエA 第9節

ミラン 1-2 ユーベ

【得点】
M:イブラヒモビッチ(82分)
J:クアッリャレッラ(24分)、デルピエロ(65分)
【メンバー】
ミラン(4-3-3):アッビアーティ、ボネーラ(35分、アバーテ)、ネスタ、パパスタソプロス、アントニーニ、ピルロ、ガットゥーゾ(C)、K・ボアテング(70分、セードルフ)、イブラヒモヴィッチ、パト(75分、F・インザーギ)、ロビーニョ
SUB:アメリア、ジェペス、ブルーノ・モンテロンゴ、フラミニ

ユヴェントス(4-4-2):ストラーリ、M.モッタ、レグロッタッリェ、ボヌッチ、デ・チェッリェ(41分、ペーペ)、フェリピ・メロ、アクイラーニ、マルキジオ、J・マルティネス(56分、シッソコ)、クアッリャレッラ、デル・ピエロ(C)(86分、アマウリ)
SUB:コスタンティーノ、ソレンセン、ジャンドナート、ジャッネッティ

【感想】
注目のビッグマッチであります。
ミラン2位、ユーベ5位とここまでの成績もまずまず。
いや、戦力的に考えればまずまずじゃないかもしれんが序盤やし、こんなもんでしょう。
ミランはセリエで3連勝中だし、ユーベも公式戦ここ6戦(ホームで2勝アウェイで4分という安定感)負け無し。
好試合が期待出来そうなんで観ました。

立ち上がり攻めたのはミラン。
ズラタンのバー直撃弾に象徴されるように怒濤の攻めを披露。
ズラタン、パト、ロビーニョの強力3トップをピルロが操ってる感じ。
ロナウジーニョはチアゴシウバ等と共にスタンドで観てたので、怪我なんか出場停止なんかローテーションなのか。
マドリー戦はスタメンで出てたから構想外って事は無いはず・・・。

ミランの圧勝かな〜、って雰囲気でしたが先制したのはユーベ。
デチェリエの左からのクロスをクアリャレッラが頭で合わせました。
アントニーニ君、完全に競り負けちゃったよ。
まぁこれで試合はオモシロくなりました。
ミランの意地の反撃が観られそうですからね。

しかしながら、ここからペースを握ったのはユーベ。
クアリャレッラとデルピエロの2トップに左SHのマルティネスが絡むぐらいの少ない人数での攻めですが、リズム良く攻撃していました。
両SBも殆ど上がらず、右SHのマルキジオも右SHっつうかボランチ?ってな具合にフェリペメロ、アクィラーニと3枚で中央カバーしてる雰囲気でしたからね。
ガチガチに引いてるわけじゃなかったけど。

おもしろかったのは、ボネーラとデチェリエが接触して2人共負傷退場となったシーン。
アッレグリはアバーテを投入し、そのまま同じ右SBでの交代。
しかしデルネーリは攻撃的なペペを入れてきました。
右WGに入れて攻撃の枚数を増やすのか?アウェイでリードしてる状況やのに、えらい積極的な交代やな、と思いきやペペは右SBの位置に入って、モッタが左SBへ。
意図がよくわからん采配やな〜、と思ってよくよくベンチメンバーを見てみたら殆ど使えるメンバーおらんのやね。
前述のペペとシソコ、アマウリぐらいで後は聞いた事も無い背番号大きなプレーヤーばかり。
おそらくはユースの選手なんでしょう。
だからこの場面でも入れるとしたら、ペペかシソコぐらいしか選択肢無かった訳ですわ。
だから後半マルティネスが怪我して交代を余儀なくされた場面でもシソコしかパターンとしてありえなかったし、終盤1点差に追いつかれて圧迫されてる場面でもアマウリを選ばざるを得なかった訳です。
ブッフォン、キエッリーニ、グロッソ、グリゲラ、リナウド、ランザファーメ、クラシッチ、サリハミジッチ、ヤクインタってなあたりは皆さん怪我なんですかね?
これだけいなかったら緊急事態ですよ。
デルピエロが交代する際にキャプテンマークをマルキージオに託したんですが、それも納得の選手の少なさですよ。
マルキージオはまだまだ若いですが、デルピエロが下がった後のピッチ上ではユーベ在籍歴が一番長い選手だったんですからね。
それにユース出身やし。
メンバー自体も変わってるし、欠場者多いしなのでマルキージオで正解だったんです。
そういえばズラタンは古巣対決だったけど、ズラタンが在籍当時のメンバーって殆どいてませんもんね。

え〜、ハナシが脱線してしまいました。
後半も圧倒的なミランペース、ってな感じではなく五分五分の展開だったのでユーベにも得点チャンスはありました。
そんで確実にそれをモノにするのがユーベ、強い時のユーベはそんな感じです。
またもアントニーニがハイボールにカブってしまい、シソコをフリーに。
しかしシソコは決定機を逃してしまいます。
それでも粘るシソコは何とかデルピエロに繋ぎ、これをデルピエロが確実にゲット。
いやはや流石にシュート上手いよ。
この得点がユーベのクラブ最多得点記録になったみたいですが、それも納得のシュート技術の高さ。
ああいう真っ直ぐにシュートを突き刺す技術、ってのはなんなんでしょうね。
アウトで蹴ったかトーキックだったのか素人目には判断つきませんでしたが、狭い所でも問題としない技術の高さは天晴れです。

時間をおうごとにミランの攻撃からは迫力が消えていってたので、これで勝負アリな感じでした。
ここから焦ってセードルフやピッポを投入しましたが、遅いでしょ。
アントニーニの汚名返上クロスからズラタンが高さを発揮して1点は返しましたが、最早そこまで。
サンシーロでの敗戦なんでダメージはデカいでしょうね。
ミッドウィークにマドリー戦ありますが、そこまでに立て直せるのか。

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