2013年4月24日 (水)

ユーベ×ミラン 12-13 セリエ 第33節

ユーベ 1-0 ミラン

【得点】
ビダル(57分、PK)

【メンバー】
ユヴェントス(4-5-1):ブッフォン(C)、バルツァッリ、ボヌッチ、キエッリーニ、リヒトシュタイナー(82分、パドイン)、ピルロ、ポグバ、アサモアー(90+2分、ペルーゾ)、ビダル、マルキジオ、ヴチニッチ(90+1分、クアッリャレッラ)
SUB:ストラーリ、ルビーニョ、カセレス、デチェリエ、イスラ、ジェッケリーニ、マッローネ、ベントナー、マトリ

ミラン(4-3-3):アッビアーティ(16分、アメリア)、アバーテ、C・サパタ、メクセス、コンスタン、アンブロジーニ(C)(HT、ムンタリ)、モントリーヴォ、K・ボアテング、パッツィーニ、ロビーニョ(72分、ボージャン)、エル・シャーラウィ
SUB:ナルドゥッツォ、デシリオ、ボネーラ、ジェペス、アントニーニ、ザッカルド、ノチェリーノ、トラオレ、ニアン

【感想】
非常に眠たい試合でしたね。
退屈極まりない試合でした。
うーん、まぁしゃーないかな。
セリエなんてこんなもん、なんて言ったらセリエ厨に怒られるやろうけどね。
こんなもんなんですよ。

ユーベは首位独走してますが、ミランは一応CL圏内にはいるけど盤石じゃない状態。
すぐ下にヴィオラが迫ってますしね。
少しでも勝ってストレートインに近づきたいところやったろうけど、あんまり覇気が感じられませんでした。
戦う気持ち、っていうのかな。
アンブロジーニからはビシバシと感じられたけど、彼ぐらいのもんやったで。
そんなキャプテンも怪我で後半からは出られなかったしね。

ミラニスタとしては、アッビアーティも怪我したのが不運だったと思いたい所でしょう。
代わったアメリアが凡ミスからPK献上しちゃったしね。
全く突っ込む必要のない所で飛び込んじゃってイエローカード。
あれは痛いミスやったね。
ビダルのPKは取れないコース(右上隅)で、スピードも強さも完璧やったからPK与えたのがそもそもの失敗でした。
散々アッビアーティの事は馬鹿にしてきたけど、アメリアと比べたらマシって事が良く分かりました。
そりゃ未だにアッビアーティが使われてるわ。
この試合でもピルロのFKをファインセーブしたりしてたしなー。
ハッキリ言って一流のポルテーロじゃないけど、アメリアと比べたらまだ使えるレベルなんやなー、と。

ミランはねー、最初3トップだったんですけど、パッツィーニもロビーニョも消えまくりで、エルシャラウィぐらいしか可能性がありませんでした。
エルシャラウィは流石のキレを見せてましたが、彼だけではねぇ。
ボヤンが入ってから4-2-3-1にシフトチェンジしましたが、活路は見いだせず。
(ムンタリ&モントリーボがボランチで、その前に右からプリンス、ボヤン、エルシャラウィ)
モントリーボの中長距離砲だけでしたよね、チャンスは。
攻めのアイディアが無さすぎる。
1点なんでも良いから幸運にも入れば、後は守り切れる強さがあるんやろうけどね。
そういう運任せの展開じゃキツイわな。

かといってユーベもそんなに素晴らしくなかった。
こちらもピルロ頼りの攻めは相変わらず。
今日はマルキジオが殆ど2トップの様な位置で前にいましたけど、そんなに効果的ではなかったよね。
ヴチニッチも最後まで存在感無かったし。
それなら始めからクアリアレッラとかマトリで良いんちゃうん?って思いますが。
ベントナーとかジョビンコとか豪華デランテーロ陣は何してんの??
ポグバの身体能力はとんでもなかったけど、それよりも他に打つ手があったんじゃないのかと。
いや、ポグバは何回も書きたくなるぐらいハンパなかったけど(笑)
なんなんですかね、あのガタイとそしてしなやかさは。
ちゃんと育ってほしいよね。
ディアビとかマイカ・リチャーズのようにはなってほしくない・・・。


     

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2013年4月 1日 (月)

インテル×ユーベ 12-13 セリエA 第30節

インテル 1-2 ユーベ

【得点】
I:パラシオ(54分)
J:クアッリャレッラ(3分)、マトリ(60分)

【メンバー】
インテル(3-4-1-2):ハンダノヴィッチ、ラノッキア(67分、カンビアッソ(90+5分、退場))、サムエル、キヴ、サネッティ(C)、ガルガノ(81分、ロッキ)、コヴァチッチ、A・ペレイラ、アルバレス(HT、グアリン)、パラシオ、カッサーノ
SUB:ベレック、カリーソ、シルベストレ、スケロット、クズマノビッチ、ベナッシ、パーザ、ジョナタン、長友

ユヴェントス(3-3-2-2):ブッフォン(C)、バルツァッリ、ボヌッチ、キエッリーニ、パドイン、ピルロ、アサモアー(64分、ペルーゾ)、ビダル、マルキジオ、クアッリャレッラ(83分、ジョヴィンコ)、マトリ(75分、ポグバ)
SUB:ストラーリ、ルビーニョ、デチェリエ、アネルカ、ジャッケリーニ、リヒトシュタイナー、マローネ

【感想】
イタリアデルビーです。
2位ナポリに9ポイント差をつけて首位を快走するユーベと、CL圏内まで7ポイント差と苦しい状況が続く5位ユーベ。
両者のチーム状態は極端ですが、そこはデルビー。
試合前の状況なんて関係なくなるのがデルビー、と思ってたんですけどアッサリとユーベが先制。
クアッリャレッラに、ドッカーーンと決められてしまいましたよ。
ハハハww

これで目が覚めたインテル、という状況にもならずホームなのに押されまくるインテル。
勝ち点差そのまま、って内容で前半終了。
なんだろね、ユーベに感じられる余裕がインテルには全然無いのよね。
ピルロに、やりたい放題やらせてましたよ。
ピルロは自由自在にゲームメイクしとったもんなー。
誰が潰す役目やったの?ガルガノなの?リッキーなの??
リッキーは終始存在感無しで、前半で交代も納得。

後半が始まり、インテルが同点に追いつき、少しはネラッズーロに流れもいきかけてた。
得点シーンはカッサーノの発想も良かったし、パラシオのファーストタッチも絶妙やったからね。
しかしながら、ユーベに直ぐ様返されてジ・エンド。
このへんが力の差、っていうかね。
ユーベは、取りたくなったら直ぐ取れますよーって感じやったもんな。
マトリ、そしてクアッリャレッラの決定力の高さは段違いやわ。
インテルは4バックに変えて攻勢に出たけど、全く歯が立たなかった。
ロッキは、まるで存在感無し。
ってか、なんでロッキを獲得したのか未だに意味不明。
いるの?ロッキいるの??
相変わらずインテルの補強戦略は意味不明だわ。

終了間際、ホンマのラストプレーでクチュが悪質タックルしちゃう後味の悪さもインテルならでは、か。
こんなんが伝統になってたらアカンねんけどな。
あれは弁解のしようもないやろ、クチュ。

ユーベはスクデットに向けて、また1歩前進。
前回のデルビーの借りも返したしね。


                    

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2013年2月26日 (火)

インテル×ミラン 12-13 セリエA 第26節

インテル 1-1 ミラン

【得点】
I:スケロット(71分)
M:エルシャーラウィ(21分)

【メンバー】
インテル(4-4-2):ハンダノヴィッチ、長友佑都(77分、キヴ)、ラノッキア、ジュアン・ジェズス、サネッティ(C)、ガルガノ、カンビアッソ(69分、スケロット)、グアリン、アルバレス(74分、クズマノヴィッチ)、パラシオ、カッサーノ
SUB:

ミラン(4-3-2-1):アッビアーティ(C)、アバーテ、C・サパタ、メクセス、デ・シッリョ、モントリーヴォ、ノチェリーノ、ムンタリ(90分、アンブロジーニ)、K・ボアテング(81分、ニアング)、エル・シャーラウィ(87分、ボージャン)、バロテッリ
SUB:

【感想】
5位インテルと3位ミランによるデルビーです。
両者の勝ち点差は、たったの1。
インテルとしては、デルビーだし、CL圏内に入りたいしで絶対に勝たなければいけない試合です。
優勝はね、もう無理ですから。
首位ユーベとは11ポイントも離されてますから、ミランにしても。
だからもうこの一戦に集中ですよ。
プライドとCLを懸けた戦いです。

先制したのは、やはり勢いに乗るミラン。
4日前に、この地でバルサを撃破した勢いはまだ残ってた。
ってか、ここ最近の公式戦7戦無敗やねんね。
インテルなんか前節ヴィオラ相手に大敗(1-4)してますから、やはりそのあたりの勢いに差はあったか。

エルシャーラウィのシュートは角度的にも難しかったと思うし、ディフェンスも詰めてたけど、なんかプリンスからパス出た時点で「決まった」と思ってしまったもん。
それぐらいチームとしての勢いを感じた。

CLに出られなかったバロテッリも燃えてたしね。
古巣対決という事もあるし。
何回決定機あったよ?
全部外しちゃったけど(笑)
決めてたらハットトリック以上やったね。
これは決めなアカンやろ、ってやつも外してましたが力んだかな?

っていうぐらいにミランに多くチャンスがありました。
インテルは一方的に押されてたわけじゃないけど、劣勢だったのは事実。
なので選手交代もインテルが先手先手。
中盤をいじってきましたね。
スケロットを右SHに、クズマノビッチを中盤の底に入れてきました。
最終的にはガルガノとクズマノビッチが底でコンビを組み、その前に右がスケロット、左がグアリンという形に。
こうして見ると、少し前のメンバーは完全にいなくなってますね。
3冠達成した時のメンバーがね。
新生インテルやなー。

最後の長友の交代は負傷によるもの。
長友は日本人という贔屓目なしでも頑張ってたんじゃないですかね。
アシストも決めたし。
前半は右SB、後半は左SBでプレーしてましたが、何故ハーフタイムでカピタンとポジションを入れ替えたのかは不明。
監督の指示なんやろうけど、どういう意図があったのか?
個人的にはカピタンは右の方が良いと思ってるし、長友も左の方が良いと思ってるので、むしろ前半のカタチが謎。

後は、個人的にはボヤン君やなー。
残り5分ほどで出てきたけど、ノーインパクトで終了。
うーん、苦しいか、苦しいのか!?


      

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2012年11月27日 (火)

ミラン×ユーベ 12-13 セリエA 第14節

ミラン 1-0 ユーベ

【得点】
ロビーニョ(31分、PK)

【メンバー】
ミラン(4-4-2):アメリア、デ・シッリョ、メクセス(73分、C・サパタ)、ジェペス、コンスタン、N・デ・ヨング、モントリーヴォ(C)、ノチェリーノ、K・ボアテング(85分、フラミニ)、ロビーニョ(66分、パッツィーニ)、エル・シャーラウィ
SUB:アッビアーティ、ガブリエウ、アチェルビ、ストラッサー、エマヌエルソン、ニアン、ボヤン

ユヴェントス(3-3-2-2):ブッフォン(C)、バルツァッリ、ボヌッチ、M・カセレス、イスラ(HT、パドイン)、ピルロ、アサモアー(73分、ポグバ)、ビダル、マルキジオ、クアッリャレッラ(58分、ジョヴィンコ)、ヴチニッチ
SUB:ストラーリ、ルビーニョ、ルシオ、デチェリエ、リヒトシュタイナー、S.ペペ、ジャッケリーニ、マッローネ、ベントナー、マトリ

【感想】
凡戦やったなー。
なんか全然オモロない試合やった。
全く眠たくない状態の時に観たから寝落ちはしなかったけど、そうじゃない時やったら確実に寝ちゃってたやろうな。

つまらなかった理由を考えてみたんですが、やっぱりそれは両チームの戦い方にあるんでしょうな。
どちらも堅い、リスクを負って攻めない。
そういうチームだったからだと思います。
バックラインの人間がドンドン前に出るようなチームじゃないからね。

それとファンタジスタの不在やわな。
魅せられるプレーヤーがいない。
エルシャーラウィには、その片鱗はあるけど。
まだまだ彼も発展途上やしね。
ユーベはピルロがゲームメイカーで、キープレーヤーで、数少ない魅せられるプレーヤーの1人やねんけど今日はイマイチやったな。
古巣ミラン相手、という事で気負ってたのか!?
ロングパスのミスも結構あったし、FKも決まらず。
昨季のシーズン通しての大活躍でリベンジは果たしてるとはいえ、個人的には今日もバリバリな所をみせて欲しかったなー。

ジョビンコは多少オモシロい所を披露してくれましたね。
オーバーヘッドしたりとか。
やはりこういう選手を始めから観たい。
ヴチニッチとクアリアレッラの2トップの方が攻撃力はあると思うけど、彼等はボールが入ってナンボやからね。
この日のように、ビダルとマルキージオが機能せず前線にボールが入らんかったら沈黙するのみですから。

ユーベは両サイドもイマイチやったな。
イスラもアサモアーも途中交代の憂き目にあってるのが、それを象徴してると思う。
アサモアーを代えてからは4-4-2にしましたしね。
右からパドイン、バルザーリ、ボヌッチ、カセレスの4バックで、中盤はポグバにディフェンスを任せてピルロは攻撃に専念出来るようなカタチに。
ミランの攻撃は殆どなく、3人もCB要らないやろ!って状態やったから、このシステム変更は妥当やったと思いました。

ミランの攻撃は迫力無かったよねー。
結局PKでの1点のみやし。
そのPKもなー、実際はハンドじゃなくて背中やったしなー。
まあイスラは腕を出し過ぎてたから、ハンドっぽくは見えてしまってたけどね。
でもあれをちゃんと見ないとゴール横審判を置いてる意味はあんまりない、って言われちゃいますよね。
ロビーニョのPKは、ブッフォンが「優秀なGKやからこそ入ったゴール」だったと思います。
と言うのは、ブッフォンはキャッチングにいったじゃないですか、ロビーニョのシュートを。
で、掴みきれずに入っちゃったわけなんですけど、あれ普通のGKなら「掴める」っていう自信を持たずにパンチングにいってたと思うんですよ。
ブッフォンもね、パンチングでいってたら止められたと思う。
まあ、その後のリバウンドのボールがどうなるかは運任せですけどね。
それが嫌やからキャッチングにいったんでしょうし。

モントリーボにゲームを創る仕事が求められていたと思うんですが、残念な結果になってしまいました。
ってか彼に多くを求め過ぎやでな。
なんでキャプテンやらされてるねん、って感じやし。
加入1年目やで。
そんな闘将キャラでも無いしなー。
他にメンバーがいなさすぎ、って所で結局オフの大量放出にハナシは戻ってしまうねんけどね。
現在12位、4勝3分6敗っていうボロボロな成績が全てを現わしてますよね。
ただ今回首位のユーベに勝ったってのは浮上のキッカケになるかも。
1つの勝利で若者は大きく成長し、チームはガラッと変わる、ってのはよくある話なんで。

ユーベは、ずーーと無敗やったのに、インテルに続いてミラノ勢に敗北。
こういう事ってあるんですね。

    

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2012年11月 5日 (月)

ユーベ×インテル 12-13 セリエA 第11節

ユーベ 1-3 インテル

【得点】
J:ビダル(1分)
I:ミリート(59分PK、76分)、パラシオ(90分)

【メンバー】
ユヴェントス(3-5-2):ブッフォン(C)、バルツァッリ、ボヌッチ、キエッリーニ、リヒトシュタイナー(39分、M・カセレス)(79分、クアッリャレッラ)、ピルロ、アサモアー、ビダル、マルキジオ、ジョヴィンコ、ヴチニッチ(HT、ベントナー)
SUB:ストラーリ、ルシオ、デ チェリエ、ポグバ、パドイン、ジャッケリーニ、イスラ、マッローネ、マトリ

インテル(3-4-3):ハンダノヴィッチ、ラノッキア、サムエル、ジュアン、サネッティ(C)、ガルガノ、カンビアッソ、長友佑都、パラシオ、カッサーノ(70分、グアリン)、D・ミリート(81分、ムディンガイ)
SUB:カステラッツィ、ベレック、シルベストレ、A.ペレイラ、エムバイエ、R.アルバレス、ダンカン、リバヤ

【感想】
伝統の一戦、イタリアデルビー。
そんでもって首位攻防戦。
ユーベは今季も無敗を続けていて、ここまで9勝1分で堂々の1位。
一方のインテルも、昨季の絶不調から回復の兆しをみせていて2位につけております。
その差は4ポイントなので、充分に射程圏内。
しかしここで負けてしまうと、一気に7ポイント差に開くのでキツくはなってくる。
まだまだ序盤戦とはいえね。

そんなインテルだったんですが、いきなり出鼻をくじかれます。
開始17秒?18秒?19秒?
公式記録は不明やけど、キックオフから20秒も経たずに先制点を献上。
一度もボールに触れる事もなく、ゴールを陥れられてしまいます。
まぁ実際はオフサイドだったんですけどね(苦笑)
アサモアにパスが出た時点でオフサイド。
ユーベだけに、また色々言われるんやろうけど、もう流石に買収とかはしてないやろ。
単純な誤審だったと思います。

いずれにせよ、先制はユーベ。
そして、この後もユーベがペースを握ります。
マルキージオに2回ぐらい惜しいチャンス、決めなきゃいけないチャンスが訪れたり。
前半の内に勝負が決まっててもおかしくなかったよね。

ユーベは柔軟に4バックと3バック(もとい5バック)を使い分けてましたね。
むしろ4バックの時間の方が長かったかな?
インテルが1トップ2シャドー、もしくは2トップ1シャドーな3トップやったから、4バックの方がやりやすかったって側面もあるんでしょう。

今日もユーベは負けないな、っていう印象のまま時間が過ぎていってました。
だからインテルが逆転したのには、非常に驚きましたよ。
まさか、まさかですわ。
それまでそんなにチャンスも無かったしなー。

ミリートのPKはね、正直帳尻合せだと思いますよ。
誤審のね。
あれぐらいのシャツ引っ張りでPKは無いわ。
だからユーベの選手は執拗な抗議せずに帳尻だと思って諦めるべきでした。
むしろね、リヒトシュタイナーが退場になってない、というプラスがまだあったぐらいなんですから。
普通だったらリヒトシュタイナーはイエロー2枚で退場になってたでしょ。
監督もその雰囲気を感じとって慌てて交代させたぐらいやし。

インテルの2点目はカウンター、3点目もカウンター。
まぁ3点目は終了間際でユーベ大攻勢、全員攻勢状態やったから、ユーベとしても失点のリスクは織り込み済みだった筈。
もう取るか取られるか、って状態やったから。

だから勿体無かったのは2失点目かな。
別にユーベとしては引き分けでも良かったんちゃうの?って客観的には思うわけです。
カウンターされるリスクを背負ってまで、あんなに攻める必要はなかったのでは?と。
インテルは交代策観る限り守りに入ってたわけですよ。
つまり引き分けでOKだと。
4ポイント差離されてるインテルがね。
それだったら仲良く引き分けにお付き合いしても良かったんかなー、って思います。
リーグ戦はまだまだ長いしね。

これで遂にユーベのリーグ戦無敗記録は49でストップですか。
ただ、そんなに悲観する必要は無いでしょう。
ジョビンコは逞しさを増してるし、マルキージオの存在感も別格レベルになってきてる。
守備は相変わらず堅いし、前線のタレントも豊富過ぎるぐらい豊富。
これで優勝しなきゃ嘘やろ?ってぐらいに強いよ、それでも強いと思うよ。

そんなユーベ相手にインテルは上手く勝ちましたね。
相変わらず内容としてはオモンないけど(苦笑)
監督のゲームプランが守備的過ぎるのが要因やけど。
交代策とか、もう守りに入るプランしか見た事ないねんけどね。
そんなインテルの試合、一杯は観てないけどね。
最後なんて5バック+4ボランチでしょ。
チョットやり過ぎやわ。
長友君は最後まで運動量も尽きず、頑張ってたけどね。
ダメ押しゴールなんて、長友の体力があっての賜物やからなー。


       
        

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2012年10月 9日 (火)

ミラン×インテル 12-13 セリエA 第7節

ミラン 0-1 インテル

【得点】
サムエル(3分)

【メンバー】
ミラン(4-2-3-1):アッビアーティ(C)、ボネーラ(51分、アバーテ)、メクセス、ジェペス、デ・シッリョ(58分、ロビーニョ)、N・デ・ヨング、モントリーヴォ、エマヌエルソン、K・ボアテング、エル・シャーラウィ(72分、パッツィーニ)、ボージャン
SUB:アメリア、ガブリエウ、アチェルビ、サパタ、アントニーニ、ノチェリーノ、フラミニ、コンスタン、アンブロジーニ

インテル(3-4-2-1):ハンダノヴィッチ、ラノッキア、サムエル、ジュアン・ジェズス、長友佑都(48分、退場)、ガルガノ、カンビアッソ、サネッティ(C)、コウチーニョ(HT、グアリン)、カッサーノ(54分、A・ペレイラ)、D・ミリート(72分、パラシオ)
SUB:カステラッツィ、ベレック、シルベストレ、ジョナタン、ビアンケッティ、ムディンガイ、オビ、ダンカン、リバヤ

【感想】
ミラノデルビーです。
試合前の状態は、ミランが2勝1分3敗の11位で、インテルが4勝2敗の3位という感じでした。
インテルが既に2敗してるってのもあれやけど、ミランが2勝しかしてないってのがもっと深刻。
チーム状態関係なく常にデルビーってのは勝ちを狙うもんではあるけど、ミランには絶対に勝利が必要なデルビーとなりました。

だったのですが、立ち上がりから全く良くなかったミラン。
開始わずか3分で、カンビアッソのFKをサムエルに頭で合わされて先制点を献上。
更には、その直後アビアーティがミリートにプレゼントパスをして絶体絶命のピンチを演出。
これはディエゴが外してくれたから事なきを得ましたが、開始5分ほどで勝負を決められる所でありました。

インテルはね、非常に堅いフットボールをやってましたね。
3バックだったんですけど、両WB(右に長友、左にサネッティ)も殆どディフェンスラインに下がってたから実質5バック。
その前に2ボランチを配置してましたしね。
8人で守って3人で攻める、という構図でしたわ。
後半にね、長友が退場してからは少しの時間4バック(右からサネッティ、ラノッキア、サムエル、ジュアン)やってましたが、すぐにペレイラを左WBに投入し、また3バック(もとい5バック)に戻しました。
それでなくてもハーフタイムにコウチーニョ下げてグアリンを投入し3ボランチにして守備に厚み出してたのにね。
長友退場前でも5-3-1-1だったんですが、退場後にしても5-3-0-1になっただけ。
ミランにとって数的優位な状況ってのはあんまりありませんでしたよ、これだけ守られると。
守備を気にしなくてよくなった、ってぐらいでね。
だから左SBをエマヌエルソンにしたり、右SBをボネーラからより攻撃的なアバーテにしたりという交代が可能になったとは思いますが。

とはいえ、ガッチリ守られてる状況ではサイドアタックしようにもスペースは僅か。
となると必然的に増える攻めのパターンは中長距離砲。
モントリーボが得意のミドルシュートを連発し、ゴールを脅かしてましたがそりゃそういう攻撃になるわな。
モントリーボのキック精度が高かったから攻撃として有効になってたけど、もし優秀なシューターがいなかったら完全に攻撃は手詰まりになってたでしょうね。
例えばバルサならそれでも細かいパスで崩しにかかってたでしょうし、例えばストークならひたすらロングボール、ハイクロスでチャンスを作ってたでしょうけど。
ミランにはそんな細かくパスを繋ぐ芸当も現状では出来ず、ハイクロスもCFがボヤンでは有効な手では無いですしね。
あ、ボヤン君はそれなりには頑張ってたと思いますよ。
このミラノデルビーという大舞台で先発してるだけでも誉れ高いのに、チャンスもそこそこ作ってました。
このチーム状況、あの相手の守り方、っていうのを考慮すればね。

結局試合は0-1で終了。
インテルはプラン通りやったんかな。
リードすれば兎に角守ろうという腹づもりやったんでしょう。
最悪得点奪えなくて、スコアレスドローで終了でも良いや、っていうかね。
そういう戦い方やったなー。
まぁアウェイのデルビーやから、そうなってもOKやしね。
後半なんて殆ど前線にボール入ってなかったでしょ。

あ、日本人的には長友の退場にも触れとかないとね。
2枚のイエローで退場になってんけど、2枚目は不運やったね。
1枚目は妥当なイエローやったけど、2枚目はなぁー。
手に当たったかどうかも微妙やったし、当たったにしても「故意に当てた」ではなかったから。

      

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2012年9月 4日 (火)

インテル×ローマ 12-13 セリエA 第2節

インテル 1-3 ローマ

【得点】
I:カッサーノ(45+1分)
R:フロレンツィ(15分)、オスバルド(67分)、マルキーニョ(81分)

【メンバー】
インテル(4-4-2):L・カステッラッツィ、サネッティ(C)、シルベストレ、ラノッキア、長友佑都、ガルガノ(77分、コウチーニョ)、グアリン、A・ペレイラ(67分、カンビアッソ)、スナイデル、カッサーノ(52分、パラシオ)、D・ミリート
SUB:ベレック、チンチッラ、サムエル、ジュアン、ジョナタン、ダンカン、リバヤ

ローマ(4-3-3):ステーケレンブルフ、ピリス、N・ブルディッソ、レアンドロ・カスタン、バルツァレッティ(57分、タッデイ)、タフツィディス、デ・ロッシ(33分、マルキーニョ)、フロレンツィ、オスバルド(90+1分、退場)、デストロ(72分、ラメラ)、トッティ(C)
SUB:ロボンツ、スベカウスカシュ、マルキーニョス、ロマニョーリ、ピャニッチ、ニコラス・ロペス、タッロ

【感想】
両チーム共に、結構メンバーが様変わりしてますんで気になって観ました。
どんな感じになっとるんかな、と。

なのでまずはスタメンの話からしますか。
インテルのGKはカステラッツィ。
正守護神ジュリオ・セザルが何故か追い出されてハンダノビッチが加入した筈なんだけど、この日は第2GKが先発でした。
このへんのお家事情はホンマよくワカラン。
インテル多すぎやしね。
まぁ、ベンチにも入ってないって事は怪我なんかなぁ。

DFラインは4バックで、右からサネッティ、シルベストレ、ラノッキア、長友。
シルベストレは昔ユナイテッドとかにおったフランス人の彼ではなく、パレルモから新加入したアルゼンチン人です。
鉄人の右SBって、個人的には結構久々な気がする。
マイコンが抜けて、ルシオが抜けてっていうDFラインですからね。

中盤はダイヤモンド型のような、3ボランチのような、そんな構成の4枚でした。
スナイデルが2トップ下、ガルガノがボランチってのは不動やってんけど、両脇のグアリンとA.ペレイラはどちらとも取れるポジショニング。
ペレイラは左サイドに張ってる事が多かったなー。
左SHと言って良いぐらいに。
グアリンはダブルボランチの一角とも言えるし、右SHとも言える、そんな位置取りでした。

2トップはミリートとカッサーノ。
カサ坊を無料でゲットするとか、インテル中々商売上手やん。
干してたパッツィーニに移籍金付いただけでも本来御の字やのに、それにアズーリの10番まで付いてくるなんてね。
近年はミランの方が移籍市場では「やり手」なイメージやったけど、このオペレーションに関してはインテルの圧勝やと思います。
パッツィーニは環境さえ変われば活躍するだろうってのもあるし、カッサーノは昨季大きな病気してるし、とか色々あんねんやろうけどね。


では次にローマのスタメン。
監督が代わるとホンマにガラッと変わるよね。
ルイスエンリケが解任され、ボヤンが移籍した時点で最早ローマを応援する理由は1mmも無いねんけど、まぁ気になるチームではある。
GKは不動のステケレンブルク。
DFラインは、こちらも4バックでピリス、ブルディッソ、カスタン、バルザレッティという組み合わせ。
古巣対決に燃えてたであろうブルディッソ以外は皆さん新加入メンバーです。

中盤は3センターの様な感じで、底にタクシディス。
その前にデロッシとフロレンツィ。
デロッシ以外は恥ずかしながら初耳ですわ。
ってか、どうでも良いけどバルザレッティといいフロレンツィといい何故40番台なん?背番号。
非常に中途半端な大きさやと思うねんけど・・・。

前線の3枚は流動的ではありましたが、基本的にはオスバルドが真ん中で右にデストロ、左にトッティという3トップでした。
オスバルト、トッティというゼーマン経験者がキーなんでしょうか?


では選手の話はこれぐらいにしといて、試合の話をしますか。
基本的には五分五分の前半やったと思います。
効果的に攻めてたのは、ややローマかな。
オフサイドばかりが目立ってたインテルに対して、ローマは3トップが有機的に動けてましたからね。
結構息あってたなぁ。
スナイデルと2トップの息が合ってなかったインテルに比べると、これはもう雲泥の差ですわ。

それでも五分五分と言ったのは、最後の部分ではインテルもしっかり守ってたし、中盤でも負けてなかったと思ったからです。
長友も体張ってデストロの突破防いでたなぁ。
日本人には批判的な私でも、あの守りは純粋に評価したいと思った。
ドリブルでカットインしての惜しいシュートシーンがありましたが、あれは決めたかったね。
あれ決めとったら100点やったな。

先制したのはローマで、あの時間帯はローマやったなぁ。
トッティの左からの絶妙なクロスを、走り込んできたフロレンツィが頭で合わせました。
2列目から飛び出してきたフロレンツィを誰も見てなかったのが直接の失点原因でしょう。
ガルガノが付かなアカンかったんかな?
ガルガノそこ以外は頑張ってたけどなー。

インテルが追いつけたのは幸運。
カッサーノのシュートがブルディッソに当たってコースが変わり、ポストに当たりながらも入りました。
撃つ事が大事、っていう典型的な例ですわ。
マーク2人付けてたし、崩されたわけでも、やられた訳でもなかったのでローマにとっては不運。
ロスタイムという時間帯も悔しさを増す。

では後半の話します。

後半は両チーム共にペースダウンしちゃった印象です。
前半ほどの気力、体力、アツさは無かったなぁ。
ローマが2点追加して試合を決めた、っていう要素もあったけど、インテルにはもうチョット奮起して欲しかった。

ローマはね、怪我で交代枠2つも使う(デロッシとバルザレッティ)不運もありながら、よく戦ってましたよ。
デロッシは今やローマの象徴だし、バルザレッティも果敢なオーバーラップで効いてましたからね。
追加の2ゴールは、2点共キレイやったなぁ。
トッティのスルーパスからオスバルドのループ!!
そしてオスバルドのチップキックパスからマルキーニョの角度無しボレー!!
いずれもゴラッソでした。

特にトッティのスルーパスには痺れたね。
あんな瞬時の判断よく出来るわ。
よく見えてるわ。
これぞキラーパス!っていう完璧なパスやったよ。
圧巻の2アシストでした。

オスバルトは1得点1アシストで勝利の立役者になったのに、ロスタイムの退場は頂けない。
ボールが顔に来そうになったから手でブロック、ってありえへんやろwww
個人的にはオモロかったからエエけど、ヘディングしよやヘディングww
この試合に関してはもう時間も時間やったし、点差も点差やったので体制に影響無かってんけど、次節出られへんのは痛いなぁ。

インテルは交代策も不発やったなぁ。
パラシオ、クチュ、コウチーニョがいずれも輝けず。
パラシオにしてもコウチーニョにしても期待してる(orしてた)選手だけに、もうチョット魅せてほしかってんけどね。
終盤はスナイデルだけが頑張ってた印象で、全体としての覇気が感じられませんでした。
ううむ。
まだまだシーズン始まったばかりとはいえ、ちょっと元気なさすぎやろ。


P.S.
現地スーパーで、ベンチ入りメンバーの名前が流れた時
「めっちゃ多いやん!!」
ってなりました。
これはなんかの間違いやろう、と。
でも調べてみたら、今季のセリエは最大12人までベンチに入れる事が出来るようになったんだそうです。
つまり先発11人+ベンチ12人の23人体制ですわ。
W杯とかEUROとか、そういう大会と同じ光景が見られるというわけです。

これはねー、ビッグクラブにとっては恩恵デカイよね。
実際の交代想定選手に加えて若手も入れる事が出来ますから。
大差の試合になったら若手に切り替えたらエエからね。

あと審判増えましたよね?
これ今季からなんかなー。
所謂ゴールの横に立つ審判がいました。
CLでは試験的にやってましたが、いよいよ本格導入ですかね?
昨季からやってた??
あんま覚えてないし、この審判の正式名称が不明なのでググる気力も起きません。
まぁ個人的にはこのゴール横レフェリー賛成派なので、どんどんやって欲しいです。

    

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