2017年4月15日 (土)

インテル×ミラン 16-17 セリエA 第32節

インテル 2-2 ミラン

【得点】
I:カンドレーヴァ(36分)、イカルディ(44分)
M:ロマニョーリ(83分)、サパタ(90+7分)

【メンバー】
インテル(4-2-3-1):ハンダノヴィッチ、ダンブロジオ、メデル、ミランダ、長友佑都、コンドグビア、ガッリャルディーニ、カンドレーヴァ(90+1分、ビアビアニー)、ジョアン・マリオ(80分、ムリージョ)、ペリシッチ(68分、エデル)、イカルディ(C)
SUB:カリーソ、アンドレオッリ、アンサルディ、サインスブリ、サントン、バネガ、ブロゾビッチ、パラシオ、ガブリエウ・バルボーザ

ミラン(4-3-3):ドンナルンマ、カラブリア(81分、オカンポス)、C・サパタ、ロマニョーリ、デ・シッリョ(C)、J・ソサ(75分、ラパドゥーラ)、クツカ(57分、ロカテッリ)、マティ・フェルナンデス、バッカ、スソ、デウロフェウ
SUB:ストラーリ、プリッツァーリ、グスタボ・ゴメス、バンジョーニ、パレッタ、アントネッリ、本田、ポーリ

【感想】

・展開だけはドラマティック
・デウロフェウ無双
・守りに入ってしまったピオリ

って試合でした。

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ミラン6位、インテル7位という両者EL圏にすら届いていない状況でのミラノデルビー。
シーズン開幕前は「今季こそ名門復活」という期待があった両チームですが、その願いは叶いそうにもありません。
残り7試合でCL圏内まで10pt差って絶望でしょ・・・。

さてさて、そんな両者なので試合内容もお察し。
伝統のミラノデルビーではありますが、現実は「セリエAの中堅チーム同士の戦い」なのです。
最早ローカルダービーという扱いでも良いのかもしれません。
それほど質の高いプレーは出ないまま90分が終わりました。

ただ、ハイライトで観たら面白い試合に見えたかもしれないですよ。
最後の最後、ラストワンプレーでミランが追いついたしね。
ラスト約10分でCB2人がゴールして追いついてるんですから、これは中々のものです。

トータルでは五分五分だったと思うので、エンパテも妥当な結果かな。
前半インテルは2-0で折り返したけど、別に圧倒してた訳じゃなかったからね。
ミランも2点ぐらいは取るチャンスあったので。

インテルが勝ちを逃した原因としては、余裕があった時間帯で3点目を取れなかった事でしょう。
後半に入ってから途中までは結構ゆとりがあったからねぇ。
2点リードのゆとりが。
あそこでトドメ刺せていればね。

あと5バックにしたのもアカンかったかな。
結果論ではあるけど、何故あそこで後ろを固める必要があったのか。
しかも交代させたのがジョアン・マリオですからね。
インテルの中では唯一と言って良いぐらいのゲームメイカー。
今日も試合を作っていたのは彼で、その彼を代えるという事は主導権を渡すというのと同義でしょ。
ムリージョ入れるにしても他の選択肢あったと思うけどなー。

ミランの課題は決定力かな。
チャンスはあったのに、最後の最後までネットは揺らせられなかったからね。
デウロフェウがあれだけチャンス作りまくっててんから、もっと何とかなったとは思うよ。
にしてもデウロフェウ君は別次元やったな。
ドリブル始めたら誰も止める事は出来ず。
バルサ時代より確実に危険なプレーヤーになれてる。
マティとのコンビも良かったし、ああいう所の連携を高める事が出来たなら勝ち点もっと取れそうやねんけどね。

                

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2017年3月11日 (土)

ユーベ×ミラン 16-17 セリエA 第28節

ユーベ 2-1 ミラン

【得点】
J:ベナティア(30分)、ディバラ(90+7分、PK)
M:バッカ(43分)

【メンバー】
ユヴェントス(4-2-3-1):ブッフォン(C)、バルツァッリ(HT、リヒトシュタイナー)、ボヌッチ、ベナティア(78分、ルガーニ)、アサモアー、ピャニッチ、ケディラ、ダニエウ・アウヴェス、ディバラ、ピャツァ(89分、モイーズ・キーン)、イグアイン

ミラン(4-3-3):ドンナルンマ、C・サパタ、パレッタ、ロマニョーリ、デ・シッリョ(C)、J・ソサ(90+3分、退場)、パシャリッチ(70分、ポーリ)、ベルトラッチ、バッカ(54分、クツカ)、デウロフェウ、オカンポス(90分、バンジョーニ)

【感想】

・ドンナルンマ狂い咲き
・ミランはカウンターのみ
・結果的には妥当

って試合でした。

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2位に8ポイント差をつけて首位を独走するユーベ。
そんなユーベから離される事17ポイント。
EL圏内にすら入れない7位で低迷するミラン。
伝統の一戦ですが、現状は大きな差が開いてしまった両チームの戦いです。

現在の状態から考えれば試合は一方的な展開になって当然。
ユーベのホームでもあるしね。
って事で、案の定そんな流れになりました。

攻めるユーベ。
攻めるユーベ。
攻めるユーベ。

もうね、5、6点入ってても不思議ではなかったよ。
でも結果的には2-1という僅差のスコア。
そうなった要因はドンナルンマです。
もう彼が何本止めた事か。
パラドンに次ぐパラドン。
止めに止めまくったよね。
ようあんだけSTOP出来たわ。

後半のピァツァのシュートミスを責める人もいるかもですが、ああいうのも止めまくってたドンナルンマの幻影にやられたパターンでしょ。
ユーベの選手達はゴールマウスが非常に狭く見えてたと思いますよ。

もう今日の試合は、これに尽きますよ。
ええ。
ドンナルンマの移籍が決まった試合でしょ。
今のミランのチーム状態じゃ彼を長くチームに留める事は出来ないでしょうね。
ビッグクラブに行く日は近い。
そんな確信となった試合じゃないでしょうか。

ミランはねぇ、ホンマにカウンター1本だけやったからね。
あのチャンスだけでしたよ。
デウロフェウ君の高速カウンタードリブルから、バッカがフィニッシュ。
これだけ。
もうプロビンチァの戦い方ですわ。
残念ながら。
個人的にはデウロフェウ君のドリブルが光ってたのは嬉しかったけどね。

そんな訳で、ミラニスタは最後の判定にとやかく言う資格は無いですよ。
内容的にはボロボロだったんですから妥当な敗戦です。
確かに最後のPKは取らない審判もいるとは思いますけど、それで審判買収だどうだと騒いでてもしゃーない。
そっちに目を向けるよりも90分間の内容向上に目を向けた方が、よっぽど建設的やと思いますけどね。
中盤の争いで完全に負けてた訳ですから、そこを改善しないと。
せめてELにはいけるようにならんと来季もヤバイでーーー。

           


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2017年2月 6日 (月)

ユーベ×インテル 16-17 セリエA 第23節

ユーベ 1-0 インテル

【得点】
クアドラード(44分)

【メンバー】
ユヴェントス(4-4-2):ブッフォン(C)、リヒトシュタイナー(80分、ダニエウ・アウヴェス)、ボヌッチ、キエッリーニ、アレックス・サンドロ、ピャニッチ、ケディラ、クアドラード(71分、マルキージオ)、マンジュキッチ、ディバラ(84分、ルガーニ)、イグアイン

インテル(3-6-1):ハンダノヴィッチ、ムリージョ、メデル、ミランダ、ガッリャルディーニ、ブロゾヴィッチ(58分、コンドグビア)、カンドレーヴァ(58分、エデル)、ダンブロージオ、ジョアン・マリオ(79分、パラシオ)、ペリシッチ(90+4分、退場)、イカルディ(C)

【感想】

・白熱の乱打戦
・光った両GK
・マンジュキッチの献身性

って試合でした。


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いや~、意外にも面白かったね。
もっと塩試合を予想してたのですが、イタリアデルビーらしい白熱した試合になりました。

試合前の両者の勝ち点差は9。
首位ユーベと4位インテルによる対決ではありますが、ユーベが1試合未消化である事を考慮すると最大12ptの差がありました。
インテルとしては優勝を狙うなら、もう引き分けすら許されない試合。

そういう事もあってか、積極的やったねインテルも。
そしてユーベも好戦的に対応。
守りに入ること無く攻め合いが続いたので、単純に面白かったよ。
エンタメ度は高い試合でした。

お互い決定機6本ずつぐらいあったんちゃうかな~。
おぉぉってシーン多かったよね。
それなのに最終的なスコアは1-0やん?って。
そうですね、スコアだけ見れば神経戦に見えるでしょうが、こういうスコアになったのは両GKの好守があったから。
特にハンダノビッチはパラドン連発やったね。
これを止めるか、ってのが何本もあった。
しかも割と余裕な感じでSTOPしてたから、尚更印象度は強い。
ブッフォンも負けてなかったし、そんな彼等の活躍がスコアに反映されたと思います。

攻撃面で光ってた選手は、まずはディバラ。
やはりクラックやね。
のっけからジャンピングボレーで会場を沸かせ、その後もユーベの攻撃の柱として君臨。
アッレグリが守備固めに入らなければ、最後まで彼のファンタスティックなプレーを楽しむ事が出来たでしょう。

クアドラードも良かったね。
右サイドでリヒトシュタイナー、ディバラと絡んでの崩しはクオリティが高かった。
良いリズムでプレー出来てたからこその、(決勝ゴールとなった)弾丸ミドルだったと思います。
あれもエグかったけど、それ以外のプレーも良かったよ。

ってこれ書いてて気付いてんけど、アッレグリって攻撃の核になってた右サイドのトリオを全員交代させてるのね。
う~ん、相変わらず彼の考えてる事は良く分からん。

その最たるものがマンジュキッチの左SH起用でしょう。
いや~、ビックリやわ。
ユーベの試合を全部追ってる訳じゃないから前からやってたんかも知れんけど、そんなオプション考えもつかんかったわ。
マンジュキッチって典型的な9番タイプのCFやと思ってたから。
まぁ彼自身は頑張ってたとは思う。
凄く献身的に最終ラインまで帰ったりもしてね。
そんでもって攻撃の時には最前線で身体を張ってポストプレーもこなしちゃったりもして。
一番前から後ろまで、幅広く動いてましたよ。

だから彼を批判する気は全く無いんです。
けど、やっぱり彼の特性がアレなのかと聞かれるとクエッションマークが出ますよ。
もっと上手くああいうプレー出来る選手は他にいるんじゃないかと思っちゃいますよ。
なんか勿体無いよね。

ポジションの話で言うと、カンドレーバも勿体無かったかな。
彼の場合は元々あのポジション(右WB)も出来る選手ではあるけど、今日に関しては全然ダメでした。
もっと前で使ってあげた方がインテルでは活きるんじゃないかと。
前に観た試合は攻撃の中心やったのに、今日は何も出来ず途中交代やもんね。
逆サイドのダンブロージオの方がボールに触ってたぐらいで。
あれだけの才能が活かされてなかったのは、ちょっと残念ですよ。

逆に言えば、イカルディとマリオ頼みだけの攻撃で今日あれだけチャンスを作れた訳ですよ。
だからもっと可能性があるよね、このインテルというチームは。
インテルレベルのチームに言うコトバじゃないけど、伸びしろはまだまだある。
良い選手も一杯いるし。

あとはどう規律を作っていくかかな。
ロスタイムに暴言吐いて退場しちゃったペリシッチのような振る舞いは、いらないんですよ。
CL圏内まで3pt差やねんから、もうひと頑張りやで。
そろそろ世界最高峰の舞台に帰らないと本気でヤバいでしょ。


        


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2016年11月21日 (月)

ミラン×インテル 16-17 セリエA 第13節

ミラン 2-2 インテル

【得点】
M:スソ2(42分、58分)
I:カンドレーヴァ(53分)、ペリシッチ(90+2分)

【メンバー】
ミラン(4-3-3):ドンナルンマ、アバーテ(C)、G・ゴメス、パレッタ、デ・シッリョ、ロカテッリ、クツカ、ボナヴェントゥーラ(88分、パシャリッチ)、バッカ(71分、マティアス・フェルナンデス)、スソ、ニアン(79分、ラパドゥーラ)
SUB:ガブリエウ、プリッザーリ、エリー、サパタ、アントネッリ、本田圭佑、ポーリ、ホセ・ソサ、ルイス・アドリアーノ

インテル(4-2-3-1):ハンダノヴィッチ、ダンブロジオ、メデル(37分、ムリージョ)、ミランダ、アンサルディ(65分、長友佑都)、ブロゾヴィッチ(75分、ヨヴェティッチ)、コンドグビア、カンドレーヴァ、ジョアン・マリオ、ペリシッチ、イカルディ(C)
SUB:カリーソ、ラノッキア、サントン、F.メロ、バネガ、ニュクリ、ビアビアニー、エデル、ガブリエウ

【感想】

・妥当な引き分け
・スソに簡単にやられ過ぎだったインテル
・攻撃はインテルの方が上

って試合でした。

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全くと言って良いほど良い所が無かったミランが先制。
先制するまではインテルの決定機3回、ミランの決定機0回という(わりと)一方的な試合やったからね。
ミランはカウンターからチャンスになりかけた、って場面でも「なりかけ」で終わるグダグダっぷりやったから。

なので、これはインテルが大勝するかも。
って思ってたんですよ。
それなのにミラン先制。
これがカルチョか。

ゴールシーンだけピックアップすれば、インテルのディフェンスは甘々でした。
あれなら取られても当たり前。
スソへのマークも、ボナベントゥーラへのマークも緩々。
そもそもディフェンスラインの前のスペースをポッカリ空けすぎやしね。
スソからすれば、あれだけ余裕持たせてくれるんだったら簡単なゴールだったでしょう。

じゃぁなんであんなに甘かったのか。
それが実力なのか、それともその時間帯まで押しまくってた余裕が出てしまったのか。
確かにDFからすれば「ペリシッチが決めていれば・・・」という想いもあるでしょう。
イカルディもしっかり決めてれば3-0になってた訳ですし。

さて、後半。
内容的にはインテルが押してたので、まだまだ彼等にもチャンスはあるでしょう。
ミランはリードした事をどれだけ上手く活かせるかがポイントかな。

で、早々に同点に追いつかれるっていうね(苦笑)
カンドレーヴァにミドルを突き刺されて、試合は振り出しに。
その前のスローインのシーンを巡って、ファウルだのそうじゃないだの揉めてたけど、すぐに切り替えなアカンわな。
あそこでスペース与えてるようじゃダメですわ。

さぁこのままインテルが逆転か!?
という展開でしたが、すぐに逆転したのはミラン。
またしてもスソが右サイドからゴール。
今回はミランダを簡単にかわして、右足で転がして決めました。
おいおいミランダこんなに軽かったっけ(苦笑)
アンサルディといい、ミランダといい簡単にやられすぎでしょ。
両失点とも普通に防げたと思うけどなー。

さて苦しくなったピオリ新監督。
初陣がミラノデルビーってのも中々ハードル高いしねww
ここで結果出せばチャンスやけど、結果出せずに早々に解任されたデブール兄貴の影もチラつくわな。
(公式戦14試合を5勝2分7敗という成績は確かに良くないけど、僅か84日での解任は相変わらずインテルのフロントは忍耐無いな~という印象。
そもそもが昨季までとは全く違う毛色の監督なんですよ。時間かかるのなんて分かってた事やん!って思いますけどね。
我慢が足りなさすぎるわ)
同点に追いつくために攻撃に打ってでたいピオリ。
でもメデルの負傷交代、アンサルディを退場リスク考えての交代、とアクシデント気味に2枚のカード使っちゃったので残す交代枠は1つのみ。
まぁ10番を入れるしかないよね、って事でヨベティッチが投入されます。

元々攻撃のカタチはインテルの方が出来てたし、その流れは後半も変わらなかったので追いつける要素はあった。
でもアディショナルタイムに劇的に追いつくとは思わなかったね。
しかも前半外してたペリシッチが、このタイミングでヒーローになるとはww

いや~、カルチョは分からんね。
とりあえず初陣で負けなくて良かったなぁ。
別に応援してる訳じゃないけどw

デブールはバルサに来れば良いよ。
アヤックス時代にやってたスタイルはバルサにピッタリやから。
ウェルカムやわ。


※めちゃくちゃ余談やけど、長友が投入された直後の現地実況、まず「アイリタイラ~」って言ってたのがオモロかった。
そっちの国でも話題はソレなのねwww

あとマティ久々に観たけど、やっぱ好みのタイプやわ。
ボールタッチとかのセンスが好きやな~。

         


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2016年10月23日 (日)

ミラン×ユーベ 16-17 セリエA 第9節

ミラン 1-0 ユーベ

【得点】
ロカテッリ(65分)

【メンバー】
ミラン(4-3-3):ドンナルンマ、アバーテ(C)、パレッタ、ロマニョーリ、デ・シッリョ、ロカテッリ(81分、G・ゴメス)、クツカ、ボナヴェントゥーラ、バッカ(90+3分、ラパドゥーラ)、スソ、ニアン(69分、ポーリ)
SUB:ガブリエウ、プリッザーリ、エリー、本田圭佑、ホセ・ソサ、パシャリッチ、ルイス・アドリアーノ

ユヴェントス(3-5-2):ブッフォン(C)、バルツァッリ、ボヌッチ、ベナティア(75分、マンジュキッチ)、ダニエウ・アウヴェス、エルナネス(87分、ストゥラーロ)、アレックス・サンドロ、ケディラ、ピャニッチ、ディバラ(33分、クアドラード)、イグアイン
SUB:ネト、アウデーロ、ルガーニ、リヒトシュタイナー、エヴラ、マルキージオ、ルミナ、モイーズ・キーン

【感想】

・18歳ロカテッリ君がヒーローに
・優勝したかの騒ぎなミラン
・残念なユーベの出来

って試合でした。

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基本的にはユーベが押していた前半。
立ち上がりからドンナルンマのファインセーブ2回あったけど、つまりそれだけ攻めてたって事です。
※この2回に関しては結果的にはどちらもオフサイド

オフサイド繋がりで言うと、35分頃のピヤニッチが決めたFK。
長距離からのものでしたが、誰も触らず、触れず、そのまま入るというパターンのもの。
これが1度はゴール判定になったものの、その後ミランの抗議によりゴール撤回。
ボールに触りに行ったボヌッチがオフサイドの判定になったんかな?
でもリプレイで観たらボヌッチ、全然オンサイドなのよね。
だからユーベにとっては非常に不運な判定。

「これがミランの政治力や!!」
って言いたい所やけど、ユーベの方が元来政治力あるチームだけに今日の所はコメント差し控えます(^_^;)

審判に救われて失点は免れたミランですが、今のペースが続けば後半やられるのは時間の問題でしょう。
スソがファンタジー見せてくれてますが彼だけではね。
ディバラ負傷交代の幸運を活かせるのかも含めて、後半のモンテッラ采配は注目やね。

で、後半。
先に均衡を破ったのは意外にもミラン。
前半から躍動していたスソが右サイドで起点となり、最後は走り込んできたロカテッリが弾丸シュートを叩き込みました。
バーに当たりながらも決まる中々痛快な一撃。
後半もどちらかと言えばユーベが優勢だっただけに、これは試合が面白くなるという意味では価値あるゴールでした。
(どちらのファンでもない私からすれば)

しかしながら、そんな第三者的な期待に応えてくれなかったのがユーベ。
追いつこう、逆転しよう、ともっと意欲を見せてくれれば良いのに何だか淡泊。
クアドラードがハマってないとか、ドンナルンマのビッグセーブがあったとか抜きにしても情けない内容。
(後半ロスタイム、最後のドンナルンマのパラドンは圧巻やったけどね)
マンジュキッチを入れて総力戦にしたハズなのに、そんな印象全く無し。
これが王者のマンネリってやつなのか?
それとも単純に中盤での潤滑油が不足してる??
マルキージオが帰ってくれば解決する、ってだけの問題なんですかね。

そんなこんなで、なんだか後半は眠たい展開。
ピヤニッチも前半の文句言い続けるんじゃなくて、切り替えてほしかったな。

という事で、試合はロカテッリやドンナルンマといったハタチにもなっていない若者が活躍したミランが勝利。
試合後のサンシーロは大祝賀ムード。
ガッリアーニも優勝したかのような喜びよう。

これを観て正直残念に思ったよ。
勝利して余裕の振る舞いをみせる「グランデミラン」の時代は、もう終わってるねんな。
現状は3年連続7位以下の成績で、ELにすら出場する事が叶わない単なる中堅クラブ。
ただのプロビンチアなんですよね。
だから絶対王者ユベントスに勝利というのは、「イチ地方クラブ」にとっては大きな大きな勝利で。

という風に考えると寂しくなってきたなぁ・・・。

とはいえ、今のユーベよりは伸びしろあるとは思うしね。
(ユーベの試合、毎回残念な内容やもんなw)
黄金期復活に向けて、頑張ってよミラン。

          

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2016年9月19日 (月)

インテル×ユーベ 16-17 セリエA 第4節

インテル 2-1 ユーベ

【得点】
I:イカルディ(68分)、ペリシッチ(78分)
J:リヒトシュタイナー(66分)

【メンバー】
インテル(4-3-3):ハンダノヴィッチ、ダンブロジオ、ミランダ、ムリージョ、サントン(79分、ミアング)、メデル(75分、フェリピ・メロ)、ジョアン・マリオ、バネガ(90分、退場)、イカルディ(C)、カンドレーヴァ、エデル(69分、ペリシッチ)
SUB:カリーソ、ラノッキア、長友佑都、ヤオ、ゴンドグビア、ニュクリ、パラシオ、ヨベティッチ、ビアビアニー

ユヴェントス(3-5-2):ブッフォン(C)、ベナティア(25分、バルツァッリ)、ボヌッチ、キエッリーニ(80分、ピャツァ)、リヒトシュタイナー、ピャニッチ、アレックス・サンドロ、ケディラ、アサモアー、ディバラ、マンジュキッチ(74分、イグアイン)
SUB:ネト、アウデーロ、ダニ・アウベス、ルガーニ、エヴラ、エルナネス、ルミナ、クアドラード


【感想】

・しょっぱかったイタリアデルビー
・デブール色も少しは
・ユーベの未来もそこまで明るくないかも

って試合でした。

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■見所少なかった前半

凡戦やったね~。

ボヌッチのナイスディフェンスとか、ピヤニッチの惜しいミドルとか要所要所では「おっ!」ってなるシーンあったけど。
大きなチャンスとしては、ゴール前でケディラが完全にフリーになってヘディングした場面。
(しかしシュートは力なくGKへ)
後はイカルディのポスト直撃シュートぐらいか。
キエッリーニに競り勝ってからの右足振り抜きだったので、決まったかに見えたけどなぁ。

まぁディバラとかが持つと雰囲気はあるけど、他は全然。
眠たいだけの前半。

アッレグリの誤算としては、早い時間帯でのベナティアの負傷退場かな。


■先制ゴール後は立て続けに

後半は前半に比べたら少しは盛り上がったかな。
ホームチームが逆転勝ちという展開でもあったし。
やはりスコアが動くと、試合も動く。

まず先制したのはユーベ。
ここまで殆ど目立ってなかったリヒトシュタイナーが、サンドロのクロスに合わせました。
つまり左WBのセンタリングを右WBが決めるというピッチ横断ゴール。

ポイントとしては、カンドレーバがサンドロに対して守備をサボっちゃった所かなぁ。
2対1で囲んでたのに、何故足を止めてしまったのか。
直前に決定機外してしまってたメンタルのダメージが残ってた?
あのシーンは、カタチも良くてカンドレーバも「もってる」選手の1人やなぁと感心してたのに。

で、絶対王者ユーベとしては、ここから1点をキッチリ守りたい所だったでしょう。
インテルにとって大きかったのは、すぐに追いつけた事かな。
失点後すぐのCKからイカルディが同点ヘッド。
タイミング的にも、このゴールは大きかった。

これで一気にムードも高まった。
サンシーロも揺れてた。
デルビーの雰囲気が出てた。

そんなジュゼッペメアッツァに呑まれたのか、アサモアがプレゼントパスを献上。
痛恨のミスやったね。
その流れからペリシッチが頭で決めて、インテルが逆転に成功。

インテルはデブール色、つまりパス回し、という意味では少し出来てきてたイメージ。
そこをバネガが中心になってやってるんかな。
ロスタイムに退場しちゃったけど、頑張ってたのは事実でインテリスタからの拍手も納得。

あとは前線にはタレント揃ってるだけに上手くパスサッカーと個人技での崩しが融合すれば覇権奪回もあり得るんじゃないかと。

そういう意味ではユーベの方が伸びしろ少ない。
最終的にはパスミスが原因で負けたとはいえ、内容的に良かった訳でもなく。
「イグアイン頼り」じゃ情けないよ。
もしくは「ピヤニッチ頼り」か「ディバラ頼り」か。
その伸びしろの部分として、次世代の新戦力ピアツァがいるかもですが、彼を投入しての4-3-3変更も今日は結果出ませんでした。

圧倒的な戦力を抱えているとはいえ、盤石じゃない気もするなぁ。

          


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