2021年5月30日 (日)

シティ×チェルシー 20-21 CL 決勝

シティ 0-1 チェルシー

【得点】
ハバーツ(42分)

【メンバー】
マンチェスター・シティ(4-3-3):エデルソン、ウォーカー、ストーンズ、ルベン・ディアス、ジンチェンコ、ギュンドアン、ベルナルド・シルヴァ(64分、フェルナンジーニョ)、フォデン、デ・ブライネ(C)(60分、ガブリエウ・ジェズス)、マフレズ、スターリング(77分、アグエロ)
SUB:ステフェン、カーソン、アケー、ラポルト、メンディ、カンセロ、エリック・ガルシア、ロドリ、フェラン・トーレス

チェルシー(3-4-2-1):メンディ、アスピリクエタ(C)、チアゴ・シウヴァ(39分、クリステンセン)、リュディガー、ジェームズ、カンテ、ジョルジーニョ、チルウェル、ハフェルツ、マウント(80分、コヴァチッチ)、ヴェルナー(66分、プリシッチ)
SUB:ケパ、カバジェロ、M.アロンソ、ズマ、エメルソン、ジイェフ、ギルモア、ジルー、ハドソン=オドイ

【感想】

・カンテ無双
・怪我の明暗
・あと一歩が、、、

って試合でした。

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どちらのサポでもないけど、CL決勝なんで観戦。
ただペップには勿論思い入れあるし、チェルシーは(昔ほどじゃないけど)なんだかんだで好かんチームなので
シティ目線で観戦。

なので、試合終了のホイッスル鳴った瞬間モニター消しちゃったわ。

う~ん、やっぱ悔しいなぁ。
ペップの笑顔が見たかったなぁ。

これが一発勝負の怖さか。
プレミアでは勝ち点19も離してるぐらいシティがダントツの筈やねん。
年間トータルで考えたら、シティが負けるのはおかしな話やねん。
でも、この1試合だけで考えたらこういう結果もあり得るよね。

なんしかカンテがエグかった。
ピッチ上の至る所に顔を出して、攻撃を跳ね返す。
そして攻撃に絡む。
相方のジョルジーニョなんて全くの空気やったのにね(苦笑)
1人でドブレピボーテやってるような感じやったわ。

空気と言えばマウントも空気やったし、ヴェルナーも空気。
ハバーツもゴールシーン以外は、それほどでもなく。
プリシッチは1回超絶決定機あったけど。

ってな感じで前の選手は殆どボールにすら絡めてなかった。

逆にジェームズとかアスピリクエタとかリュディガーの奮闘は目立ちまくり。

つまりは、そういう試合だったという事です。

正直シティは3-0ぐらいで勝つんかなと思って観てたけど、やっぱデブライネの負傷交代が痛かったかな。
頼みの大黒柱やもんねぇ。
チェルシーもチアゴシウバが負傷交代になったけど、(偶然やろうけど)交代直後に先制ゴール生まれてるのよね。
ちょっとした明暗やな。

スターリングがイマイチやったので、もっと早めに交代でも良かったのかなと思ったけど、
かといって代わって入ったジェズスもアグエロも仕事出来なかったので結果的にはペップ采配がどうこうって事でもなかったな。
惜しいチャンスは結構あったし、少し運があれば同点には出来たやろうけど。
あと一歩がなぁ。

トゥヘルの喜ぶ顔は、なんかイラッとくるもんがあったけど(苦笑)
まぁしゃーないか。

 

 

 

 

 

          

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2021年5月 6日 (木)

チェルシー×マドリー 20-21 CL 準決勝2nd leg

チェルシー 2-0 マドリー

【得点】
ヴェルナー(28分)、マウント(85分)

【メンバー】
チェルシー(3-4-2-1):メンディ、クリステンセン、チアゴ・シウヴァ、リュディガー、アスピリクエタ(C)(88分、ジェームズ)、カンテ、ジョルジーニョ、チルウェル、マウント(89分、ジイェフ)、ハバーツ(90+4分、ジルー)、ヴェルナー(67分、プリシッチ)
SUB:ケパ、カバジェロ、マルコス・アロンソ、ズマ、エメルソン、ギルモア、エイブラハム、ハドソン=オドイ

レアル・マドリード(3-4-1-2):クルトワ、エデル・ミリトン、セルヒオ・ラモス(C)、ナチョ、ヴィニシウス(63分、バルベルデ)、カゼミーロ(76分、ロドリゴ)、クロース、メンディ(63分、マルコ・アセンシオ)、モドリッチ、アザール(89分、マリアーノ)、ベンゼマ
SUB:ルニン、アルトゥーベ、マルセロ、オドリオソラ、ミゲル・グティエレス、イスコ、セルヒオ・アリバス、アントニオ・ブランコ

【感想】

・チェルシー完勝
・カンテの健在っぷり
・メンディのパラドン

って試合でした。

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1st legは1-1のエンパテ。
チェルシーがアウェイゴールを持って帰ってきた感じですが、無観客試合やから正直そんなにアドバンテージって感じはしない。

チーム状況やけど、まず国内リーグ。
チェルシーは優勝争いから完全脱落。シティが独走してるからね。
マドリーは三つ巴のタイトルレース真っ只中。
なんですが、両者の直近の試合の休ませっぷりは然程変わらず。
チェルシーの連続先発は7人、マドリーは6人。
レギュラーのヴァランが週末のリーグ戦で怪我しちゃったので今日出てない、という結果から考えると
マドリーも実質7人やしね。
(ってか、チェルシーはもっと休ませられたやろww)

そんな怪我人状況ですが、マドリーは前述のヴァランに加えてカルバハルとルーカスバスケスが離脱中。
チェルシーはコバチッチが古巣対決ならず、って感じ。

今日の試合、結果的にはヴァランの穴は感じなかったけど、カルバハルとルーカスバスケスが不在な事による右サイド不足は非常にあったね。
代役でヴィニシウスが務めてたけど、全く機能してなかったから。
ヴィニシウス自体の良さも消えてたしねぇ。
本来は快足FWでしょ、ヴィニシウスって。
カウンターとかで厄介になる選手やのに、そういう脅威を一切チェルシーに与えられてなかった。
結局途中でバルベルデに交代。
そして、バルベルデも(そんなに本職じゃないから)たいしたパワーになってなかったし。

ここの勿体なさはあったな~。
4バックでやれば良かったのに、ジダン。

逆にトゥヘルとしては、まぁ(ある程度は)狙い通りに出来た試合なんちゃうかな。
危なかったシーンはベンゼマのシュート2本ぐらいやったしね。
それもメンディがパラドンで防いだし。
そこ以外はゲームをコントロールして、危なげなく、って感じやった。

カンテが効いてたなぁ。
まだまだイケるね、カンテ。
2ゴール共に起点となった攻撃面でも機能してたし、本職の守備でも縦横無尽。
ランパード時代は干されてたみたいやけど、まだ30歳。
これからも期待できそう。

ハバーツが、しっかり決めていればもっと点差ついたかな(苦笑)
クロスバーに2本嫌われて、クルトワとの1対1も止められて、やったからね。
ハットトリック出来てたよな、ハバーツ。

ただ、マウント、ヴェルナーと構成される前線のトライアングルは魅力的やった。
マウントもエエ選手やからなぁ。
更にプリシッチまで控えてる訳やから、層厚すぎやで。
プリシッチ、途中から出るレベルの選手ちゃうし、今日も圧巻の存在感やったからね。
個人的にはプリシッチが一番巧いと思ってるぐらいなのでw

逆にマドリーは、アザールがかつての本拠地で沈黙。
アザールだけの責任とは言わないけど、前線の迫力には雲泥の差があったな。

 

 

 

 


            

 

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2021年5月 5日 (水)

シティ×PSG 20-21 CL 準決勝 2nd leg

シティ 2-0 PSG

【得点】
マフレズ2(11分、63分)

【メンバー】
マンチェスター・シティ(4-4-2):エデルソン、ウォーカー、ストーンズ、ルベン・ディアス、ジンチェンコ、フェルナンジーニョ(C)、ギュンドアン、マフレズ、フォデン(85分、アグエロ)、ベルナルド・シルヴァ(75分、ガブリエウ・ジェズス)、デ・ブライネ(75分、スターリング)
SUB:ステフェン、カーソン、アケー、ラポルト、メンディ、カンセロ、ロドリ、フェラン・トーレス

パリ・サンジェルマン(4-3-3):ナバス、フロレンツィ(75分、ダグバ)、マルキーニョス(C)、キンペンベ、ディアッロ(83分、バケル)、パレデス(75分、ダニーロ・ペレイラ)、アンデル・エレーラ(62分、ドラックスラー)、ヴェッラッティ、イカルディ(62分、モイーズ・キーン)、ディ・マリア(69分、退場)、ネイマール
SUB:セルヒオ・リコ、マティアス・ランドリアマミー、ケーラー、クルザワ、ラフィーニャ、サラビア、エンバペ

【感想】

・充実のシティ
・機能しなかったPSG
・ディ・マリアの愚行

って試合でした。

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めちゃくちゃ久しぶりにヨーロッパの試合を観た。
遡ってみたら去年10月にクラシコ観て以来。
だいたい7ヶ月ぶりぐらいですわ。

Jリーグのスピードに目が慣れてしまってるから、試合展開めちゃくちゃ速く感じるんだろうな~、と思っててんけど
意外とそうでもなく。

雪のせいやね。
特に前半は雪でボールが止まる場面も多く、両チーム効果的なドリブルが出来なかったし、スピード感も出せなかった。
後半はシティが試合決めてからは、まったりムードになったしね。

試合前の状況としては、シティが優勢。
なんせ1st legを2-1で勝って帰ってきてるからね。
アウェイゴール2発はデカい!!ってコロナ前ならそう思ってた。
でも今は無観客試合。
あんまりホームのメリットというか、サポーターの圧は無いからね。
もう、ホームもアウェイもそんなに変わらないよね、って感じ。

それでもシティの優位は変わりなくってね、国内もゆとりあるし。
ほぼほぼリーグ優勝決めてる関係もあって、直前のリーグ戦からの連投となったのはエデルソンとフェルナンジーニョのみ。
そのフェルナンジーニョにしても、途中交代してるから、まぁなんしか層が厚い。

一方のパリは国内も熾烈な優勝争いの真っ只中(首位リールを1pt差で追ってる状況)なので、どっちも気を抜けない。
直前のリーグ戦でも、ナバス、キンペンベ、マルキーニョス、ディアッロ、ネイマール、イカルディの6人が先発で出場。
後半ロスタイムに下がったネイマール以外はフルタイム出場なので、まぁキツイよね。
しかもそこからのマンチェスター遠征やし。

なので、まぁシティの順当勝ちといえば順当勝ちですよ。

序盤から攻勢に出てきたパリを上手くいなして先制点奪ったくだりも試合巧者ぶりを感じさせたしね。
パリはとにかく2点が必要なので立ち上がりからハイプレスかけてきましたよ。
それをしっかり受け止めたうえでのカウンター。
エデルソンの素晴らしいキック、ジンチェンコのタイミングばっちりな上がり、デブライネの精度の高いミドル、そして抜け目ないマフレズのPUSH。
そんな先制点。
カウンターっつうか、なんて言うんやろうね。
速攻である事は間違いないねんけど。
横綱相撲。

トータルスコア3-1になったとはいえ、パリにとって「2点が必要」って状況には変わりなし。
なので、そんな焦りもないのかなと思っててんけど、焦りどうこうよりイカルディが効いてなさすぎた。
全く機能してなかった。
ほとんどボールにも触ってないんちゃう??
エースのエムバペが使えなくてもイカルディがいるのは層が厚いよね、って思ってたけど全然やった。
(結局エムバペはベンチ入りはしてたけど出番無し。まぁ怪我の影響で元々出られないレベルやったんでしょう)
ポチェッティーノは何故HTでイカルディを代えなかったんやろうね。
キーンで良いやん、って感じてたけど(結局途中から入ったキーンも存在感なかったので)どっちもどっちやと思ってたんかな。
ドラクスラーとかサラビアとかラフィーニャとか名前は通ってるメンツが控えてるけど、う~ん現時点での実力はそんなに期待できないのかも。
だからこそ(ここ数年)独走状態だったリーグアンでも苦戦してるんやろうし。
エムバペが偉大すぎる、ってのもあるんやろうけど。

まぁ個のチカラに依存しないのがペップスタイルでもあってね。
デブライネも偉大だし、ルベンディアスも偉大だし、この試合で言えばフェルナンジーニョの偉大さも感じたけど、それでもワンマンチームにしないのがペップ。
ジェズスやアグエロがいるのに、本職じゃないベルナルドとデブライネに2トップ組ませるぐらいやからね(笑)
このあたりの発想は全くバルサ時代から変わってなくて、むしろ安心するw

若手を伸ばす巧みさも相変わらずペップは上手い。

フォデンなんて凄いよね。
ハタチで、この舞台で、あんなに堂々とプレーなかなか出来ないよ。

今日のMOMの1人であるルベンディアスも、まだ23歳。
84億円で移籍してきた選手やから、ペップが育てた訳じゃないけどね。
でも100億円で移籍しても真価を発揮できない選手もいるからなぁ。
ペップ戦術にしっかりハマってるのは評価してあげないと。
いや、ハマってるどころか大活躍やったからね。

そして年齢なんて関係ないよ、ってのが今日36歳の誕生日を迎えたキャプテン・フェルナンジーニョ。
一番良かったな、と思ったシーンはジンチェンコを叱りつけてたシーン。

ディマリアがね、ラフプレーで1発退場になったのよ。
で、これを皮切りにパリのプレーは荒くなりまくってね。
イエローカードも出まくる状況に。
そんな負のムードに呑み込まれて、若いジンチェンコにもイライラが伝染。
本来シティの選手はイライラなんてする必要まったくない。
トータルスコア3点リードしてて、相手は1人少ない、残り時間もそんなに多くはない。
なので、相手がラフに来ても笑って済ませれば良い話。
理屈ではそうやねんけど、ピッチで戦ってる選手にとっては蹴られたら痛いし、怪我もしたくないからイラっとする時もあるでしょう。
更に若いとそれが加速する。
ジンチェンコが正にその1人でファウルを受けた後、揉みあってしまって(喧嘩両成敗的な)イエローを貰っちゃったのよ。
という状況で、キャプテン・フェルナンジーニョの説教スタートですわ。
これはホントに必要な説教でね。
結局ジンチェンコのイライラが続いて、もし2枚目のカードでも貰おうもんならジンチェンコ自身のファイナル進出は閉ざされてしまう訳よ。
この試合単体で見ればジンチェンコが退場しても影響なんて殆どないけどね。
そのあたりを考えるとフェルナンジーニョの説教は凄く大切。
ジンチェンコにとってね。

逆にディマリアをコントロール出来なかったのがマルキーニョス主将かな。
マフレズの2点目が決まった直後での退場やったからね。
ポチェッティーノ2枚代えで反撃メッセージ→直後に失点→直後にディマリア退場、っていうこの流れはPSGサポにとってはホンマ最悪やったでしょう。
交代策が成功するかどうか見せてもらえない内に失点、更に愚かなプレーで数的不利に、もうアカンやんって感じやからね。
実際ディマリアの退場で、全ては決まった感あったからなぁ。
となると、前半から既にイライラしてたディマリアを止められなかったキャプテンの責任も少しはあってね。
しかもディマリアなんて、昔からあんな選手やし(苦笑)
わかってるやん、って思うし。

まぁそれを言うとポチェッティーノの交代の遅さもあるから、主将だけが悪いわけじゃないけど。

異国の地でブラジル人がキャプテンをしている、というそんな両チームの戦いでしたが、
キャプテンシーの差は出た感じがありましたわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


           

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2019年6月 2日 (日)

スパーズ×リバプール 18-19 CL 決勝

スパーズ 0-2 リバプール

【得点】
サラー(2分PK)、オリギ(87分)

【メンバー】
トッテナム(4-2-3-1):ロリス(C)、トリッピアー、アルデルワイレルト、ヴェルトンゲン、ローズ、ムサ・シソコ(74分、ダイアー)、ウィンクス(66分、ルーカス・モウラ)、エリクセン、アリ(82分、F.ジョレンテ)、ソンフンミン、ケイン
SUB:フォルム、ガッサニガ、ダビンソン・サンチェス、ウォーカー=ピータース、フォイ、オーリエ、ベン・デイビス、ワニャマ、ラメラ

リヴァプール(4-3-3):アリソン、アレクサンダー・アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン、ファビーニョ、ヘンダーソン(C)、ワイナルドゥム(62分、ミルナー)、ロベルト・フィルミーノ(58分、オリギ)、モハメド・サラー、マネ(90+0分、ジョー・ゴメス)
SUB:ミニョレ、ケレハー、ロヴレン、アルベルト・モレーノ、ララーナ、チェンバレン、シャキリ、スタリッジ、ブリュースター

【感想】

・省エネスタイルでリバポ戴冠
・大きなチャンスは作れなかったスパーズ
・元気がなかった両CF

って試合でした。

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遂に今季のヨーロッパシーズンも終了です。
って、いうて殆ど試合観てないけど・・・。

なので特に思い入れもないチーム同士の決勝戦。
過去の例を出すまでもなく必然的にカタイ試合が多い決勝戦。
まぁ眠かったよ(苦笑)
前日に酒飲みまくって体調悪かったしね。

リバポは、ある程度ムリをしない戦い方をしてたね。
これは早々に1点取れたからなのか、それとも元々狙ってたゲームプランなのか。
真相は分かりませんが、開始20秒たらずでのハンド判定が両チームに与えた影響は大きかったでしょう。

リバプールは最終的にはポゼッション4割もいかず、総パス数も280本。
スパーズが528本やから、半分ぐらいやもんね。

でも、あわやってチャンスはリバポの方が多かったな。
両SBのミドルも惜しかったし。

スパーズは決まりそうなシュート、エリクセンのFKぐらいやった。
途中から出てきたラッキーボーイ・ルーカスも撃ちきれなかったしね。
終了間際のソンフンミンのシュートも惜しかったけど、あれは2-0で試合決まっちゃってからやしね。
とはいえ、今日もアリソンは安定。
数少ないピンチでもパラドンでチームに安心感をもたらしてました。

ケインもフィルミーノも怪我上がりって事もあってか、まるで存在感なかったな。
両CFが消されちゃってたのが、ゲームがアグレッシブにならなかった原因かな。
だからクロップが早々にフィルミーノを下げた判断は英断やったと思う。
元々コンディション的に60分ぐらいって決めてたかもやけどw
んでもって、こっちも準決勝のラッキーボーイ・オリギが登場。
ルーカスと明暗分かれたのは、オリギが今日も結果を出した事。
なんなん、この男www
全然試合中は効いてなかったのに、しっかりCKのコボレ球を決めるやん。
スタリッジより序列が上がったのは、勿論彼の功績からなるもんやけど。
セミファイナル、そしてファイナルの活躍でリバポサポからは永遠に忘れられない存在になったんじゃないでしょうか。

まぁレッズの勝利は妥当。
プレミアでは勝ち点差26もある両者なんで。
つまり年間通して、リバポが圧倒してたって事なんで。
今日負けるのは、ちょっと可哀想やもんね。

どうでもええけど、ベンチメンバーめっちゃ多いけど今季からの仕様?
去年のファイナルは、そんな事なかったもんな~。
23人のメンバー入りって、なんかA代表の試合みたいな感じやね。

  

 

 

 

 

      

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2019年5月 9日 (木)

アヤックス×スパーズ 18-19 CL 準決勝 2nd leg

アヤックス 2-3 トッテナム

【得点】
A:デリフト(5分)、ジイェフ(35分)
S:ルーカス3(55分、59分、90+6分)

【メンバー】
アヤックス(4-3-3):オナナ、マズラウィ、デ・リフト(C)、ブリント、タグリアフィコ、シェーネ(60分、フェルトマン)、ファン・デ・ベーク(90分、マガジャン)、F・デ・ヨング、ドルベア(67分、シンクフラーフェン)、ジイェフ、タディッチ
SUB:ブルーノ・バレラ、デヴィト、フンテラール、L・トラオレ

トッテナム(4-2-3-1):ロリス(C)、トリッピアー(81分、ラメラ)、アルデルワイレルト、ヴェルトンゲン、ローズ(82分、B・デイヴィス)、シソコ、ワニャマ(HT、F.ジョレンテ)、エリクセン、アリ、ソンフンミン、ルーカス・モウラ
SUB:ガッサニガ、フォイス、ダイアー、オリヴァー・スキップ

【感想】

・なんちゅう試合や。。。
・勇敢に散ったヤングアヤックス
・モウラの日

って試合でした。

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2日連続で私が応援してるチームが3-0から逆転されてしまう、っていうCL準決勝。
どないなってんねん・・・。

アヤックス全く負ける感じなかったけどなぁ。
あの状況から逆転された意味がワカラン。
ジョレンテもそんな効いてなかったぞ。
ハイライトだけ見たら得点には絡んではいるけど。

ルーカス・モウラがラッキーボーイだった、ってだけで片付けて良いものなのか。
生涯最良の日になったと思うよ。
いつもよりもポンポンシュートが決まる感覚はあったでしょう。
ボールがコボレてきたって運もあったやろうけど、元々実力がある選手やしね。

ってか、実力で言えばアヤックスよりスパーズの方が上ではあるので"サプライズ"な結果じゃないんやろうけど。
でもなぁー。
デリフト先制ゴール、良い時間帯に2点目もゲット、ってもう完勝パターンやったからね。
2点目取るまでの時間帯って結構キツかったけど、そこも耐えてのゴールやったし。
終盤のポスト直撃シュートが決まってりゃ、とか色々と想いはあるやろう。
でも試合終了後の万雷の拍手が全てじゃないかな。
超満員のホームサポーターからすれば当然悔しい気持ちはあるやろうけど、それ以上に選手を称えたいという気になったんでしょう。
シーズン前は、まさか後一歩でCLの決勝に行けるなんて事は想像もしてなかったやろうからね。

 

 

 

 

 


                     

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2019年5月 1日 (水)

スパーズ×アヤックス 18-19 CL 準決勝 1st leg

スパーズ 0-1 アヤックス

【得点】
ファンデベーク(15分)

【メンバー】
トッテナム(3-5-2):ロリス(C)、アルデルワイレルト、D・サンチェス、ヴェルトンゲン(39分、ムサ・シソコ)、トリッピアー(79分、フォイト)、ワニャマ、ローズ(79分、B・デイヴィス)、エリクセン、デル・アリ、ルーカス、F・ジョレンテ
SUB:ガッサニガ、ウォーカー=ピータース、ダイアー、オリヴァー・スキップ

アヤックス(4-3-3):オナナ、フェルトマン、デ・リフト(C)、ブリント、タグリアフィコ、シェーネ(65分、マズラウィ)、ファン・デ・ベーク、F・デ・ヨング、タディッチ、ジイェフ(87分、フンテラール)、ダヴィ・ネレス
SUB:ブルーノ・バレラ、シンクグラフェン、マガジャン、デヴィト、ドルベア

【感想】

・アヤックスの勢い
・サンチェスめっちゃ強い!
・駒不足なスパーズ

って試合でした。

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今大会にて快進撃を続けるアヤックス。
遂にセミファイナルまで来ちゃいましたよ、っと。

相対するは、こちらもシーズン前にはベスト4に行くなんて思われていなかったスパーズ。
なんせ今季は補強ゼロでのシーズンやったからね。
そんな状態でここまで来るってのが奇跡ですよ。

まずはスパーズのホームからスタート。
補強できなかった原因の新スタジアムにて1st leg開始です。
まぁ補強の話を引っ張ると、最後の最後でツケが回ってきたって感じはあったよね。
1点を追いかける終盤で投入したのは両SBですから(苦笑)
残り10分、ゴールを奪う為のダブル選手交代で両SBをチェンジするって正直初めて見たかも。
でもベンチのメンツ見ても他の選択肢も大して変わらなかっただろうし。
ハリー・ケインが怪我、ソンフンミン出場停止で攻撃的な選手の枚数が少なすぎた。
ラメラってどうなったんかねw

フェルトンが負傷で代わって関係で途中から4バックになったけど、このアクシデントが無かったらポチェッティーノは他のプランを用意してたんかねぇ。
シソッコはダイナミズムをもたらし、結果的に4バックになってからの方が良いリズムにはなってた。
怪我がなけりゃ、勝負所の終盤でこういう采配をしてたんやろうか。
でも元アヤックスな3CBの内の誰かを代えるって、怪我でもなけりゃ難しかったんちゃうかな。
皆さん良かったし。
特にサンチェスは良かったけど。
初めてしっかり観たけど、めちゃくちゃ強いCBやん。
高評価は以前から聞いてたけど、これは納得。
これは欲しくなるやん。
デリフトの評価が凄くって、どんな選手かと期待して観てたけど今日に関してはサンチェスの方が断然良かったね。
まぁそれはフレンキーも同様。
解説の水沼親父は盛んにフレンキーの事を褒めてたけど、正直私は良さが分からなかった(爆)

それはアヤックスっていうチーム全体に対しても同様。
ちょっとサッカーを観てなさすぎたかなー。
昔みたいに週に5試合ぐらい観てた頃なら、良さもスラスラ分かったのかもやけど。
ブランク空きすぎた感じがあるわぁ。
今季大躍進を遂げてるアヤックスのココが凄い!!みたいなのが全く第三者に説明できない・・・。
勢いは感じたけど、う~ん。

実際試合もね、ネレスのポスト直撃のシュートが入ってりゃもう2-0の完勝だった訳で。
ロリスのパラドンに防がれたファンデベークの決定機もあったしねぇ。
スパーズのホームでこんな結果出せるってだけでも素晴らしいのは当たり前やねんけど。
上手く説明できんなぁー。
シェーネちゃんの良さとかが熱弁できるようにならないと、私はアマチュアのままですわ。
2nd leg観てみたら良さが分かるかなw

 

 


                       

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2018年5月27日 (日)

マドリー×リバプール 17-18 CL 決勝

マドリー 3-1 リバプール

【得点】
M:ベンゼマ(51分)、ベイル2(64分、83分)
L:マネ(55分)

【メンバー】
レアル・マドリード(4-4-2):ナバス、カルバハル(37分、ナチョ)、ヴァラン、セルヒオ・ラモス(C)、マルセロ、カゼミーロ、モドリッチ、クロース、イスコ(61分、ベイル)、ベンゼマ(89分、マルコ・アセンシオ)、C・ロナウド
SUB:カシージャ、テオ・エルナンデス、ルーカス・バスケス、コバチッチ

リヴァプール(4-3-3):カリウス、アレクサンダー・アーノルド、ロヴレン、ファン・ダイク、ロバートソン、ヘンダーソン(C)、ワイナルドゥム、ミルナー(83分、エムレ・ジャン)、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラー(31分、ララナ)、マネ
SUB:ミニョレ、クライン、クラバン、アルベルト・モレノ、ソランケ

【感想】

・カリウスさんよぉ...
・126億円の価値を示したベイル
・残念だったサラーの負傷

って試合でした。

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あ~、マドリーの3連覇になっちゃったか、というファイナル。
勿体無かったな~、非常に勿体無かったよリバポ。
序盤の押してた時間帯に先制点を奪えてればなぁ。
奪えそうで奪えなかった流れの中でのサラーの負傷交代が痛かったよね。
今季は大車輪の活躍だったサラー。
突如覚醒、っていうのは言い過ぎやけどシーズン前ここまでの躍動を予想した人はいなかったのでは。
このCLファイナルで主役になればバロンドールも当確、正に17-18シーズンのフットボールの顔になるという流れやったからね。

セルヒオラモスが潰した、みたいなコメントも多分SNSでは出てるんやろうな(´ω`)
日大問題で大騒ぎの日本なだけに、正にタイムリーでもあるし(苦笑)
でも今回の怪我は、そこまでセルヒオラモスには過失ないと思う。
私はセルヒオラモスの事は大嫌いですけどww
けど、今回のは責められないなぁ。
不可抗力要素が大きいでしょ。

ただ試合を決めたのは事実。
サラーの負傷交代で完全にリバポは意気消沈しちゃってたからね。
3トップの活躍(今日マネが決めた事により3人ともCLで10点越え)により勝ち上がってきたとはいえ、サラーが中心だったのは誰の目にも明らか。
サラーがいなくなってからマネしか目立ってなかった事により、フィルミーノはバッシング受けてるかもやけど仕方ないよ。
コウチーニョもサラーも居ないんじゃキツイよ、フィルミーノ的にも。
(クレとしてはコウチーニョ奪って申し訳ないと思ったファイナル。ララナも全く効いてなかったし。そして以降の交代カードも有効な選手いなかったし)

まぁ、そういう意味で選手層はマドリーとリバポでは段違いやったと言えるよね。
ベイルもアセンシオもいるってね、そんなチーム普通は無いから。
そんなベイルが交代後数分で結果出すわ、2得点の活躍だわでMOM。
ようやく約126億円の移籍金の価値を証明したとも言えるけどww
う~ん、これが財力ってやつよね。
ロナウドが沈黙してても勝てるんやから。

え~、なんか話がトビトビになっちゃったな。
あんまりミスを責めるのは嫌やけど、カリウスの話を今日はしない訳にはいかないでしょ。
1失点目、3失点目、他のポルテーロなら失点にはならなかったよね。
これは申し訳ないけど、完全にミスですわ。
こういうのも含めてCLの経験、だとか。
だからこそマドリーは3連覇に値する、だとか。
ものは言いようではあるけど、あそこまで酷いミスというのは中々ないでしょ。
ここまでCLではカリウスがずっとゴールマウスを守ってきたとはいえ、ミニョレじゃアカンかったんかな~。
今季のミニョレ観てないので状態がどうとか全然知らんけどね。

試合を決めたのは間違いなくカリウスのミス。
そしてベイルのオーバーヘッド。
この2つでしょ。

ベイルのゴラッソは、もうホンマに決められた瞬間「負けた」と思ったもんね。
リバポが同点に追いついた後で勢いあった時間帯での出来事やったから、尚更ね。
ああいうゴラッソが出たら、もう試合は決まりですよ。
特にCLファイナルという世界最高の舞台で出たんですから。
1点以上の重みがあるゴールだったと思います。
敵ながらアッパレですよ。

にしても、3連覇かぁ・・・。
2連覇すら歴史上なかったCLで3連覇やもんなぁ。
ハッキリ言って不愉快ですよwww
だからリバポを応援して観てたんですよ。
おかげで試合にドップリ集中できたし、カリウスのミスが出た時はTVの前で声を荒げてしまいましたけどね。
3連覇となるともう伝説のチームの仲間入りでね、これは確実に歴史に残るんですよ。
実際今日のスタメン11人は昨季のファイナルの先発11人と同じやし。
ただじゃぁそこまで伝説的に強かったか、と言われるとそうは思わない3年間やったからなぁ。
今季のLigaでの体たらくもそうやし、なんなんやろね。
でも「勝ったチームが強い」から、ただの負け惜しみでしかないけど。

う~ん、やっぱセルヒオラモスがカップ掲げて満面の笑顔になってるのはムカつくwwww
サラーとカルバハル、負傷交代した両選手はどちらも交代時に号泣してましたが、やはりそれぐらい特別な舞台・試合なのよね。
そんな舞台で3年連続勝ってるというのはホンマに凄い事。
ジダンは何かを持っていて、クロップは相変わらず何かを持ってないという事なんでしょう。
あー、残念!!!!

    

            

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2007年7月15日 (日)

ミラン×チェルシー 99-00 1次グループリーグ 第5節

ミラン 1-1 チェルシー
G:ビアホフ(74分)  ワイズ(77分)

ミラン:12アビアーティ、5コスタクルタ、14アジャラ、3マルディーニ(C)、24ググリエルミンピエトロ、23アンブロジーニ、8ガットゥーゾ、27セルジーニョ、18レオナルド、20ビアホフ、7シェフチェンコ

SUB:1ロッシ、2ヘルベグ、10ボバン、15デ アシェンティス、19オルランディーニ、25ヌゴッティ、26サラ
監督:ザッケローニ

チェルシー:1デフーイ、17フェレール、6デサイー、5ルブフ、3ババヤロ、2ペトレスク、7デシャン、11ワイズ(C)、8ポジェ、19T.A.フロー、25ゾラ

SUB:23クディチーニ、4フー、9サットン、16ディ マッテオ、18アンブロセッティ、20モリス、21ランバード
監督:ヴィアリ


シーズンオフで暇なので、またまた過去の試合を観てます。
今回は先週観たカードの裏返しです。
舞台はサンシーロに移りました。
先週観た試合は開幕戦なので、お互いの状態も真っ白だった訳ですが、今回は第五節です。
なので生き死にが懸かる試合です。
この時点での勝ち点は、ヘルタベルリン8、チェルシー7、ミラン5です。
つまりミランは今回のジュゼッペメアッツァでの試合を落としてしまうと敗退が決定してしまうのです。
逆に言えば、チェルシーは勝てば突破が決定します。

そんな状況なので、より必死なのはミラン。
と、思っていたのですがミランは開始から一向にペースを掴めませんでした。
チェルシーの良い所ばかりが目立ちます。
必然的にチャンスもチェルシーの方が多くなり、フローやペトレスクが得点チャンスを幾度も手にします。
ミランは司令塔のレオ様がデシャン、ワイズに抑え込まれていたので中々チャンスを作れませんでした。
ミランの両翼は攻撃的なグーリーとセルジーニョだったのですが、チェルシーがミラン3バックの両サイドの空きスペースを盛んに突いた事によってディフェンスに引っ張られてしまいました。
フェレールやババヤロの方がよっぽど上がってたもんね。
こうなると、攻撃はシェヴァとビアホフの独力頼み。
しかしシェヴァのシュートは正確性を欠き、ビアホフへの苦し紛れのロングボールはデサイーにことごとくクリアされる始末。
ミランの試合展開は順位そのままでありました。

しかし何が起こるかわからないのが、フットボルです。
先制したのは何とミランでした。
ポジェのドフリーヘッドをアビアーティが防いだ後の74分でした。
この試合初めてセルジーニョが深い切り込みに成功。
そこからのクロスをビアホフが得意のヘッドで合わせました。
やっぱりサイドが突破出来れば、こういうシーンも産まれるもんです。
チェルシーはチャンスを作りながらも決め手を欠いていたので、まぁありがちな展開ではあります。

このゴールで一気に両者の勝ち点は逆転。
「引き分けでもOK」みたいに楽に考えてたであろうチェルシーイレブンのお尻に火が付いてしまいまいした。
んで、3分後ですよ。
ディマッテオのスルーパスに抜け出したワイズが柔らかい完璧なトラップから同点ゴールを流し込みました。
やっぱりその気になったらイケるんやん。

ミランに逆転するチカラは残されていなかったので、このまま試合終了。
チェルシーは無理したら2点目も取れそうな感じやったけど、リスクを冒す必要は無かったからね。

まぁ個人的には久々にボバンを見れたのが嬉しかった。
それだけでもこの試合を観た価値ありですわ。

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2007年7月 9日 (月)

チェルシー×ミラン 99-00 1次グループリーグ 第1節

チェルシー 0-0 ミラン

チェルシー:1デフーイ、17フェレール、6デサイー、5ルブフ、3ババヤロ、2ペトレスク、7デシャン、11ワイズ(C)、8ポジェ、19T.A.フロー、25ゾラ

SUB:23クディチーニ、4フー、9サットン、14ルソー、18アンブロセッティ、20モリス、21ランバード
監督:ヴィアリ

ミラン:12アビアーティ、5コスタクルタ、14アジャラ、3マルディーニ(C)、2ヘルベグ、4アルベルティーニ、8ガットゥーゾ、24ググリエルミンピエトロ、18レオナルド、20ビアホフ、7シェフチェンコ

SUB:1ロッシ、11ガンツ、15デ アシェンティス、21ジュンティ、25ヌゴッティ、26サラ、27セルジーニョ
監督:ザッケローニ


シーズンオフで暇なので、昔の試合を観戦であります。
「チェルシーTV」でやってました7年前のCLです。
いや〜、懐かしい。
ミランのメンバーではまだミラン在籍の方も何人かいらっしゃいますが、チェルシーはクディチーニのみ。
こういう状態を見ると、「油のせい」なんて短絡的に思ってしまいますが現代フットボルにおいてはむしろミランの状態の方が珍しかったりするよね。
まぁ、それはおいといて試合の話。
流石CL、レベルが高い。
それに開幕戦なので選手が疲れていなくって、動きが良かった。
プレーが切れる事がほとんど無かったからね。
だからスピーディに楽しく観れましたよ。

開幕当初の良い所としては前述したようにコンディションの良さが挙げられます。
それは試合数をこなしていないから。
で、悪い所はと言うと、試合数をこなしてないが故のコンビネーションの悪さ。
シーズンの最初の方って、どのチームもチグハグして見えますからね。
その点においてはセリエより先に開幕しているプレミアの方が有利だった訳で、自然とペースはチェルシーに傾きます。
確実に連動性はチェルシーの方がありましたからね。
それにホームやし。

そんなチェルシーの攻撃の核となっていたのがゾラ大先生。
この試合では特にキレていましたね。
3人、4人に囲まれてもボールは奪われないし、尚且つ良い感じでパスも出せる。
それにファーストコントロールが絶妙やから、常にミランディフェンスは後手後手に回らされてました。
ポストに当たったシュートやGKとの1対1シュートを決めていれば、完全にゾラの日でしたね。

ゾラに使われる側の選手達の動きも光っていました。
フローとの凸凹コンビは絵にも形にもなっていたし、セントラルMFのデシャンとワイズも盛んに攻撃参加し2人を孤立させませんでした。
左SBのババヤロも守備放棄か、っつうぐらい上がりまくってたしね。
まぁババヤロが思い切って攻撃参加出来るのもデサイーがいてるからですよ。
この試合でもハイボールには悉く競り勝っていたし、シェヴァとのスピード勝負にも体の強さで勝利していました。
存在感がハンパなかったよ。
単純なデカさではビアホフが上なんやろうけど、力関係は完全に逆でした。

そんなチェルシーに足りなかったのは、ゴールだけでした。
この日はホントにそれだけやったと思います。
それさえあれば最高の歓喜がサポに訪れていたとは思いますが、まぁシーズン到来して間もないこの時期にこれだけクオリティ高い試合を見せられたら、また次もスタンフォードブリッジへ足を運ぶでしょうね。
改めて羨ましいわ。

さてさてミランの事にも触れておきましょうか。
出来はハッキリ言ってあまり良くありませんでした。
それでも開幕戦で、アウェイで、グループ内最大のライバルとされるチーム相手から勝ち点獲得した訳ですから流石のしぶとさと言っても良いでしょう。
まぁ最終的にはグループ最下位で脱落してしまうんで、あんまり意味の無い勝ち点ではあったのですが・・・。
攻撃で良い場面は殆どありませんでしたね。
チェルシーのプレスの網にかかりまくってましたもんね。
司令塔対決!という意味ではレオ様はゾラにボロ負けでしたね。
見せ場はバー直撃ミドルぐらいでしたもんね。
シェヴァが1人で局面打開する場面もありましたけど、基本的にはデサイーに抑えられてたしね。
最終的な結果を知ってるから言える事やけど、この時点で既に前途多難な兆しが出ていたとも言えますね。

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2007年2月20日 (火)

ラツィオ×チェルシー 99-00CL 2次グループステージ第2節

ラツィオ 0-0 チェルシー

ラツィオ:1マルケジャーニ、17ゴッタルディ、13ネスタ(C)、24F・コウト、5ファバッリ、23ベロン、14シメオネ、16ロンバルド(8ボクシッチ)、18ネドベド、21S・インザーギ(9サラス)、10マンチーニ(7セルジオ・コンセイソン)

SUB:22バロッタ、4マルコリン、6センシーニ、27ピンツィ    監督エリクソン

チェルシー:1デフーイ、17フェレール、6デサイー、5ルブフ、3ババヤロ、7デシャン(16ディマッテオ)、11ワイズ(C)、2ペトレスク、8ポジェ、19T.A.フロー、25ゾラ

SUB:23クディチーニ、4ヘーグ、9サットン、16ゴルベク、20モリス、21ランブルド   監督ビアリ


いや〜、すんごい懐かしい試合ですねぇ。
チェルシーTVナイスチョイスです。
チェルシーTVなんだけど、チェルシーの面子よりもラツィオイレブンに興味惹かれまくり。
だってこの時期のラツィオはここ数年で最強でしょ!!
実際国内2冠も達成してるし。
スタメンの11人見ただけで生唾モノですからね。
しかもこれにホントはミハイロビッチがいたりなんかもします。
それぞれの選手の魅力を書いていってたらキリが無いので、出来るだけ割愛したい。
しかし書きたい!!

熱を冷ます為にも試合を簡単に振り返る事にしましょう。
グループリーグはグループリーグでもこの頃は今みたいに1回だけじゃなくって2回GLをやってました。
その2ndステージがこの試合。
個人的な感想としては2次GLって最強におもしろかったんですよ。
だってグループに同居する4チーム全てが最強に強いチームばっかりだったから。
1次GLってどうしてもフロックで勝ち上がってきたチームが入ってたりして「2強2弱」になったり「草狩り場」的なチームがあったりするじゃないですか。
しかしそんな1次GLで淘汰されたチームのみが参戦する2次GLは殆どそんな現象が起きなかったと記憶しています。
なのでUEFAがGLを1つ無くすと決めた時に「2次GLを残して1次GLを廃止しろ」って本気で思いましたもん。
と、また試合から話が逸れましたね。。。。

さてそんな2次GL。
開幕戦では両チーム共に勝利を収め、迎えた第2節です。
チェルシーとしてはアウェイ、しかもこの時最強だったラツィオが相手ですから狙いとしては当然「引き分けで良し」です。
なので慎重なペースを考えた試合運びを披露します。
対してラツィオはホームなので当然勝ちたい。そして勝つ自信もあった事でしょう。
序盤からガンガン攻めます。
縦への攻撃の速さが特筆モノでしたね。
ベロンが中心となってドンドン前へ前への姿勢を見せます。
ネドベド、インザーギと縦勝負が好きな選手がいた事も1つの要因でしょう。
しかし単純な縦勝負ならデサイーは負けません。

チェルシーTVが0-0にも関わらずこの試合を取り上げたのは、デサイーの強さを見せたかったからでしょうな。
ラツィオのそうそうたるFW陣を最後まで完璧に封じ込めたデサイー。
横にルブフ、前にデシャン、とフランストライアングルを形成出来た事も安定したパフォーマンスの呼び水となったでしょうが、やはりその中でもデサイーは別格。
ネスタもエレガントでしたが、デサイーの圧倒的な存在感の前では影が薄かった。
ボクシッチぐらいじゃないですかね、可能性が少しはあったのは。
ある意味これだけデサイーの良さを引き出せたラツィオアタック陣にも拍手ですよ。
セットプレーのキックがもう少し正確だったならば、もしかしたら点入ってたかもね。
ベロンのキックが珍しくこの日は不調だったからなぁ。
ミハの不在が惜しまれます。

あとフローが意外とうまかったのにビックリ。
なんか記憶の中では「高いだけのFW」って感じでしたが、足元もしっかりしてました。
すいませんフロー。何年も勘違いしてたよ

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