広島×セレッソ 2024 J1 第26節
広島 2-0 セレッソ
【得点】
トルガイ2(78分、85分)
【メンバー】
サンフレッチェ広島(3-4-2-1):大迫敬介、中野就斗、荒木隼人、佐々木翔(C)、新井直人(63分、越道草太)、川辺駿(63分、アルスラン)、塩谷司(HT、ドウグラス・ヴィエイラ)(73分、井上愛簾)、東俊希、満田誠(67分、中島洋太朗)、松本泰志、加藤陸次樹
SUB:川浪吾郎、イヨハ理ヘンリー
監督:スキッベ
セレッソ大阪(4-3-3):キムジンヒョン、西尾隆矢(C)(82分、阪田澪哉)、鳥海晃司、舩木翔、登里享平(82分、ヴィトール・ブエノ)、田中駿汰、柴山昌也(66分、北野颯太)、奥埜博亮(76分、平野佑一)、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、為田大貴(76分、山﨑凌吾)
SUB:ヤンハンビン、奥田勇斗
監督:小菊昭雄
【感想】
・監督の差が出ちゃったかな
・セレッソも勝てるチャンスはあったけど...
・トルガイ特大インパクト
って試合でした。
優勝するためには、もう勝つしかないセレッソ。
でも上位対決で、またもや負けてしまった...
広島への苦手意識が強すぎる??
ルカフェルのチャンスとか、登里の抜け出しとか、先制してもおかしくはない場面あってんけどなぁ。
ゲームを支配して押し込んでた時間帯もあってんけどなぁ。
最後の一押しが出なかったよね。
柴山も可能性あるプレーしてたし、奥埜は随所に気が利いてたし、ルカフェルは右サイドで優位性保ってたし。
ちょっとのボタンの掛け違いで何とかなってた気もする。
でもそれを手繰り寄せられなかった。
満田は審判によっては退場してただろうし。
そうなってたら数的優位で残り30分近く。
少なくとも0-2で負ける事はなかったやろうしね。
でもスキッベの決断の速さも褒めなければいけない。
退場しそうになった満田を、すぐに交代させたからね。
もう次の「温情ジャッジ」は無いだろうという適切な判断。
そこの場面もそうだし、HTに攻撃の枚数増やした判断もそう。
日本復帰戦の川辺と、今日はイマイチだった新井を見切る判断も早かった。
ヴィエイラの負傷交代だけですよ、能動的じゃなかった交代は。
トルガイを3列目じゃなく2列目で起用したのも正解だった。
つうかトルガイ上手すぎやろ。1点目も2点目も規格外やった。
それに対して、小菊は全て後手後手に回っちゃったね。
結果論ではあるけど。
柴山も為田も、もっと早くチェンジして良かったと思う。
終盤違いを作ってたのは阪田とブエノだったので彼等も早く観たかった。
両SBを下げて3-2-3-2フォーメーションにチャレンジしたのは評価したいけど、ガラ空きのDFラインを突かれて直後に失点してしまったのは笑えなかった。
まぁあまりにもファイヤーフォーメーションすぎたよね。
阪田-鳥海-舩木の3バックじゃなぁ。
鳥海は試合トータルで素晴らしいディフェンスを披露してたけど、この布陣はあまりにも急造すぎ。
急造と言えば山﨑に放り込む戦術も全然機能してなかった。
そもそもJ1で16点しか取ってないCFを獲得してるのも謎やねんけどね。
今季もノーゴールだし、なんなら残留争いしてるチームの中でもベンチに入ったり入らなかったりって選手を、ですよ。
パワープレーするにしても山田で良いでしょ。
そんでもってパワープレーの練習もしてないのか、してるけど浸透してないのか、全然やったしね。
北野は海外短期留学の成果か、ちょっとは可能性感じるプレーしてたな。
平野もビルドアップは、やはり魅力。
でも奥埜は残しときたかったな~。
結果論やけど。
なんしか全体的なプレースピードが遅いのよね。
パスにしろ、ドリブルにしろ、クロスにしろ、判断にしろ。
なので迫力ないし、読まれて潰されるし。
西尾を右SBに入れる事で可変的に3バックと4バックを使えるってのは面白い取り組みではあると思うけどね。
この敗戦で残り12試合で首位との勝ち点差は12。
俗に言う逆転可能ライン(残り試合数=勝ち点差)のギリギリまで来ちゃいました。
ただ、それでもまだ6位。
そして上位の町田、鹿島、広島、ガンバ、神戸には絶対的な強さが無い。
どのチームも今季上手くいかなかった時期や勝ちきれなかった時期があった。
なので諦めるのは、まだ早いねんけど、よっぽどの起爆剤が無いとここからの逆転も難しいやろうなとは正直思う。
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