2024年8月11日 (日)

広島×セレッソ 2024 J1 第26節

広島 2-0 セレッソ

【得点】
トルガイ2(78分、85分)

【メンバー】
サンフレッチェ広島(3-4-2-1):大迫敬介、中野就斗、荒木隼人、佐々木翔(C)、新井直人(63分、越道草太)、川辺駿(63分、アルスラン)、塩谷司(HT、ドウグラス・ヴィエイラ)(73分、井上愛簾)、東俊希、満田誠(67分、中島洋太朗)、松本泰志、加藤陸次樹
SUB:川浪吾郎、イヨハ理ヘンリー
監督:スキッベ

セレッソ大阪(4-3-3):キムジンヒョン、西尾隆矢(C)(82分、阪田澪哉)、鳥海晃司、舩木翔、登里享平(82分、ヴィトール・ブエノ)、田中駿汰、柴山昌也(66分、北野颯太)、奥埜博亮(76分、平野佑一)、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、為田大貴(76分、山﨑凌吾)
SUB:ヤンハンビン、奥田勇斗
監督:小菊昭雄

【感想】

・監督の差が出ちゃったかな
・セレッソも勝てるチャンスはあったけど...
・トルガイ特大インパクト

って試合でした。

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優勝するためには、もう勝つしかないセレッソ。
でも上位対決で、またもや負けてしまった...
広島への苦手意識が強すぎる??
ルカフェルのチャンスとか、登里の抜け出しとか、先制してもおかしくはない場面あってんけどなぁ。
ゲームを支配して押し込んでた時間帯もあってんけどなぁ。
最後の一押しが出なかったよね。
柴山も可能性あるプレーしてたし、奥埜は随所に気が利いてたし、ルカフェルは右サイドで優位性保ってたし。
ちょっとのボタンの掛け違いで何とかなってた気もする。
でもそれを手繰り寄せられなかった。
満田は審判によっては退場してただろうし。
そうなってたら数的優位で残り30分近く。
少なくとも0-2で負ける事はなかったやろうしね。

でもスキッベの決断の速さも褒めなければいけない。
退場しそうになった満田を、すぐに交代させたからね。
もう次の「温情ジャッジ」は無いだろうという適切な判断。
そこの場面もそうだし、HTに攻撃の枚数増やした判断もそう。
日本復帰戦の川辺と、今日はイマイチだった新井を見切る判断も早かった。
ヴィエイラの負傷交代だけですよ、能動的じゃなかった交代は。
トルガイを3列目じゃなく2列目で起用したのも正解だった。
つうかトルガイ上手すぎやろ。1点目も2点目も規格外やった。

それに対して、小菊は全て後手後手に回っちゃったね。
結果論ではあるけど。
柴山も為田も、もっと早くチェンジして良かったと思う。
終盤違いを作ってたのは阪田とブエノだったので彼等も早く観たかった。
両SBを下げて3-2-3-2フォーメーションにチャレンジしたのは評価したいけど、ガラ空きのDFラインを突かれて直後に失点してしまったのは笑えなかった。
まぁあまりにもファイヤーフォーメーションすぎたよね。
阪田-鳥海-舩木の3バックじゃなぁ。
鳥海は試合トータルで素晴らしいディフェンスを披露してたけど、この布陣はあまりにも急造すぎ。

急造と言えば山﨑に放り込む戦術も全然機能してなかった。
そもそもJ1で16点しか取ってないCFを獲得してるのも謎やねんけどね。
今季もノーゴールだし、なんなら残留争いしてるチームの中でもベンチに入ったり入らなかったりって選手を、ですよ。
パワープレーするにしても山田で良いでしょ。
そんでもってパワープレーの練習もしてないのか、してるけど浸透してないのか、全然やったしね。

北野は海外短期留学の成果か、ちょっとは可能性感じるプレーしてたな。
平野もビルドアップは、やはり魅力。
でも奥埜は残しときたかったな~。
結果論やけど。

なんしか全体的なプレースピードが遅いのよね。
パスにしろ、ドリブルにしろ、クロスにしろ、判断にしろ。
なので迫力ないし、読まれて潰されるし。
西尾を右SBに入れる事で可変的に3バックと4バックを使えるってのは面白い取り組みではあると思うけどね。

この敗戦で残り12試合で首位との勝ち点差は12。
俗に言う逆転可能ライン(残り試合数=勝ち点差)のギリギリまで来ちゃいました。
ただ、それでもまだ6位。
そして上位の町田、鹿島、広島、ガンバ、神戸には絶対的な強さが無い。
どのチームも今季上手くいかなかった時期や勝ちきれなかった時期があった。
なので諦めるのは、まだ早いねんけど、よっぽどの起爆剤が無いとここからの逆転も難しいやろうなとは正直思う。

 

 

 

 

 

 

 

        

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2024年6月15日 (土)

セレッソ×浦和 2024 J1 第18節

セレッソ 2-1 浦和

【得点】
C:ルーカス(42分、直接FK)、奥田(49分)
R:リンセン(77分)

【メンバー】
セレッソ大阪(4-2-3-1):キムジンヒョン、奥田勇斗、西尾隆矢(C)、鳥海晃司、舩木翔、田中駿汰、奥埜博亮(88分、平野佑一)、ルーカス・フェルナンデス(81分、柴山昌也)、ヴィトール・ブエノ(HT、上門知樹)、カピシャーバ(81分、為田大貴)、レオ・セアラ(88分、山下達也)
SUB:清水圭介、渡邉りょう
監督:小菊昭雄

浦和レッズ(4-3-3):西川周作(C)、石原広教(73分、酒井宏樹)、佐藤瑶大、ホイブラーテン、渡邊凌磨、岩尾憲、伊藤敦樹(73分、武田英寿)、安居海渡、チアゴ・サンタナ(63分、リンセン)、前田直輝(63分、大畑歩夢)、大久保智明(85分、興梠慎三)
SUB:牲川歩見、井上黎生人
監督:ヘグモ

【感想】

・スーペルゴラッソ2発
・内容的には五分五分
・感動の毎熊セレモニー

って試合でした。

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最近下り坂な両チーム。
上手く勝ててない試合が続いているので、なんとかキッカケを掴みたい所。
勝ち点も並んでいるので、正に生き残りをかけた試合。

まだリーグ戦、半分も終わってない状況ではあるけど正直今日勝てなかったら終わりだと思って観てました。
終わりってのはリーグ優勝できない、って意味ね。
数字上は可能性まだまだ全然あるねんけど、ルヴァン敗退し、天皇杯も格下相手に手こずり、リーグ戦も久しく勝ってない。
もうここが分水嶺だと。
勝手にそう思ってました。
なので、非常に緊張感持って90分間観戦。
そして、ようやくリーグ戦での勝利を観る事が出来たよ。
もう、ホンマようやくやで。
調子良かった開幕スタートダッシュの頃は一切DAZN無料放送なかったからねw
調子悪くなってから頻繁に放送されだしたので、苦い試合ばっかり観てきました。
だからホント久々。

とはいえ、内容はそれほど芳しくなかった。
ルカフェルと奥田君のスーペルゴラッソでリード出来たけど、ただそれだけ。
2-0になってから緊張感なくダラダラしだしたのには絶望したし。
よく2点リードだけでそんな集中切らせられるな、と。
誰も気合い入れる奴もおらんし。
これが今のセレッソの問題点よね。
真のキャプテンが居ない。
西尾が腕章巻いてるけど、そこまでのキャプテンシーは無いし。
レオセアラが巻いてる時も言語の問題があるし。
あっさり1点返された時は最悪の結末を覚悟したよ・・・。

勝てたのは浦和の拙攻に助けられた部分もある。
後半チアゴサンタナは全くの空気になったし、左サイドの攻めは皆無だったし。
ゴール前に人数固めてたのにチンタラ後ろでパス回ししてくれたりしたしね。

ヘグモは両SBを入れ替えたり、システムを変えたりと手は打ってきたけど結果は出ず。
途中から入った武田と大畑はナイスパフォーマンスやったけどね。
酒井も脅威やったし、やっぱり。

伊藤敦樹の怪我は誤算やったやろうけど、佐藤瑶大が穴になってたのも誤算だったかな。
ショルツの出場停止を受けての出場やったけど、レオセアラに全く勝ててなかった。
前に佐藤瑶大のプレーを観た時はメチャクチャ安定してたので、浦和のDFラインは安泰だなと思っててんけどなぁ。
まぁ元ガンバの選手が輝いてないのは別に悪い話じゃない(笑)

清武と香川はコンディション的に使えない感じやったんかな?
今日はブエノがイマイチで、前にパス出せないわ、トラップミスするわで。
HTでの交代は当然の判断やってんけど、あのポジション清武や香川だったらチャンス作れてたよな~、って思いながら前半観てたのよ。
上門が悪いって意味じゃなく、パサー、ゲームメイカーとしてね。
使える状態だったのなら、前半もうチョット面白いフットボール観られたとは思う。

まぁでもとにかく勝って良かった。
勝ったからこそ、試合後の毎熊プチ送別会も盛り上がったし。
DAZNさん、ノーカットでフル放送してくれて有り難うやで、ホンマに。
そして登里がセレッソに来てくれて良かったなと感じた。
盛り上げ方もそうやし、スタッフにも声かけて写真撮ろうと呼び掛けてるシーンとかもね。
ああいうの凄い重宝する。
チームを作るという意味で、とても大切な行動でしたわ。

それにしてもマイクの後継者である奥田が試合を決めるってのはマンガ以上にマンガな展開・・・。

 

 

 

 

 

           

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2024年6月12日 (水)

セレッソ×ジェイリース 2024 天皇杯 2回戦

セレッソ 3-1 ジェイリース

【得点】
C:渡邉(7分)、阪田(14分)、為田(64分)
J:福元(27分)

【メンバー】
セレッソ大阪:清水圭介、阪田澪哉、山下達也(C)、舩木翔、奥田勇斗、平野佑一、清武弘嗣(76分、田中駿汰)、ジョルディ・クルークス(60分、柴山昌也)、為田大貴(88分、カピシャーバ)、渡邉りょう(76分、山田寛人)、北野颯太(HT、上門知樹)
SUB:ヤンハンビン、鳥海晃司
監督:小菊昭雄

ジェイリースFC:岩﨑知瑳、今吉晃平(C)、深澤卓真、福元考佑(HT、木島悠)、渡邊宥也(70分、和田篤紀)、八反田康平(70分、小手川宏基)、島津頼盛、林田隆介、延祐太、遠藤純輝(24分、本多琢人)、薗田卓馬(88分、サミュエル・サヌミ)
SUB:加藤大喜、藤井航大
監督:柳川雅樹

【感想】

・内容は互角
・相手を舐めすぎたセレッソ
・清武の世界

って試合でした。

ルヴァンも敗退し、リーグ戦も不調、低空飛行を続ける今のセレッソなので実質5部の相手に苦戦するのも当然と言えば当然か。
危ない場面を一杯作られたうえでの薄氷を踏むような勝利でした。

相手のミスに、かなり助けられたよね~。
開始1分の1mシュートミスとか、PK大きく枠外とか。
普通なら決めるでしょ、ってやつを外してくれた。
特に開始1分のシーンは押し込むだけやったのに、どうやって外すの?
外す方が難しくない??
っていうシーン。
あれを決められていたら大きく展開も変わっただろうし、ホントにセレッソとしては助かった場面でした。

って事で、内容は全然よくなかったのよ。
2-0でリードしてからは余裕かまして全然ファイトしてなかったし。
ピンチもあったにも関わらずユル~くプレー。
これじゃぁJ1では勝てんわね。
しかもさ、台所事情が苦しくて連投となっちゃってる舩木と奥田以外は基本サブ組なのよ。
そのあたりの危機感あるのか?って思っちゃう。

もちろん良いプレーしてた選手も居たよ。
1得点1アシストと結果を残した阪田。
違いを見せたクルークス。
圧巻のアシスト含め、次元が違った清武。
パラドン連発の清水。

ぐらいかなぁ、良かったのは。
あ、舩木と奥田は安定してた。
奥田君はイニエスタばりのライン際ドリブル突破まで披露しちゃってね。
俺の心を掴みまくりだわ。
右サイドと左サイド、遜色なくやってるけど実際どっちが得意なんやろね。

ナベりょうは評価わかれるなぁ。
復活のゴールは素直に嬉しいけど、そこ以外はチャンス外してたしなぁ。
他への貢献度も低かったし、手放しでは褒められない。

為田もゴールこそ決めたけど、そのシーン以外は空気だった。
ほとんど。

柴山は惜しいシーン作りまくってたので、1本ぐらいは決めたかったよね。
5部リーグのチーム相手だと、ホントにメッシみたいなプレー出来るからポテンシャルはあるんだなと再認識。
後は格上のチーム相手にも同等のプレーが出来るか否か。
それが問題だ。

 

 

 

 

 

 

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2024年6月 9日 (日)

町田×セレッソ 2024 YBCルヴァンカップ プレーオフラウンド 第2戦

ゼルビア 2-2 セレッソ

【得点】
Z:ナサンホ(5分)、昌子(21分)
C:OG=昌子(26分)、上門(36分)

【メンバー】
FC町田ゼルビア(4-4-2):福井光輝、望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源(C)、林幸多郎、仙頭啓矢(HT、柴戸海)、下田北斗、バスケス・バイロン(73分、池田樹雷人)、ナサンホ(58分、藤本一輝)、エリキ(63分、デューク)、荒木駿太
SUB:山口瑠伊、奥山政幸、鈴木準弥、安井拓也、沼田駿也
監督:黒田剛

セレッソ大阪(4-3-3):キムジンヒョン、奥田勇斗、田中駿汰、鳥海晃司、舩木翔、奥埜博亮(73分、阪田澪哉)、ヴィトール・ブエノ(64分、清武弘嗣)、上門知樹(64分、北野颯太)、レオ・セアラ(C)、ルーカス・フェルナンデス(80分、柴山昌也)、カピシャーバ(80分、為田大貴)
SUB:清水圭介、平野佑一、香川真司、山田寛人
監督:小菊昭雄

【感想】

・簡単にやられすぎ
・闘え...
・最後は5バック相手に為す術なし

って試合でした。

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1st legは町田が3-1で勝利。
アウェイゴールルールは無いので、とにかくセレッソは「まずは2点差勝利」が必要。
これでようやく延長戦にもつれこめるので。

っていうシチュエーションで何故あっさりと先に2点も奪われるねん・・・。
どっちもCKからの失点やったけど、色々と甘すぎ。
マークも意識も全てが甘すぎ。
相手は昇格1年目のチームやぞ?
なんでこんな格下感でちゃってるの?セレッソが。

町田のセットプレーにおける工夫を褒めるというよりは、セレッソが緩すぎなんよね。
ホント観てて情けなくなった。
あんなにフリーでシュート撃たれる事ある??
100歩ゆずってポッカリ空いたまでは許したとしても、その後の寄せも甘すぎたからね。
キックされてからの反応も悪すぎる。

2失点目も昌子の笑顔がムカつく(苦笑)
お前はレアンドロペレイラと喧嘩してるぐらいが丁度ええねん。
何を満面の笑み出しとんねん。
ホンマ腹立つわ。

っていうぐらい感情的になってしまうぐらいイライラさせられた試合。
絶対逆転するぞ、って気持ちが全然感じなかったからなぁ。
小菊は超前のめりなスタメン組んできたし、ベンチにもDF1人も入れないという姿勢を出してきたからOK。
そこは評価する。
まぁDFが居ないのはガチで居ないだけなんだろうけどwww
進藤、ノボリ、山下は怪我、西尾とハブナーは代表招集、マイクはコンディション不良なんでしょうね。
たぶん。

結構ファイアーフォーメーションやったなぁ。
ブエノも上門もセアラと2トップみたいになってる時間帯が多くてね。
殆ど奥埜の1ボランチ。
上門は稀に下がって奥埜とダブルボランチっぽくなってるタイミングもあるにはあったけど。
でも基本は殆ど前やったなぁ。
ブエノは惜しいミドル連発。
上門もゴールシーンもそうやし、可能性あるミドルも放ってた。
やっぱ前でこそ活きる選手よね。
だとしたら、平野&清武のボランチコンビの方が可能性あったかもね。
ってのも結果論。

0-2になってから2点返した事は評価してあげたいけど、う~ん・・・。
実際は1-5やった訳やからね。
2試合トータルだと。
4点差つけられてから気持ちが見えた事を評価して良いものなのかどうか。

惜しい攻撃も結構あったし、やっぱキヨが入ると見違えた。
でも大量得点差があったから、っていう物差しは持っておかないと変な評価になっちゃうよね。
北野にしても可能性あるアタック出来てたけど、ホントにあれがイーブンスコアとかの痺れる展開で出せたのか、って話で。

結局疲労が溜まっただけの試合になっちゃったのかもね。
鳥海の酷使は解消されず、奥田君だってまぁまぁ出ずっぱりやで。
セアラもそうよね。
大黒柱が故に代えがきかなさすぎて、ずっと出てる・・・。
次の中2日での天皇杯は誰を休ませる事が出来るのだろうか。
ここで休ませないと、そこからまた中2日での浦和戦が厳しくなるからね。
阪田はSBとしても悪くなかったので、ここは確定かな。
後は今日出てないメンツ。
ハンビンに、クルークス、平野、香川、山田、ナベリョウ。
ユースの子を使っても良いかもね。
ジェイリースFCは、地域リーグ(実質5部リーグ)所属なのでバカにする訳じゃないけど、ターンオーバーは絶対必要なので...

 

 

          

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2024年6月 5日 (水)

セレッソ×町田 2024 YBCルヴァンカップ プレーオフラウンド 第1戦

セレッソ 1-3 ゼルビア

【得点】
C:クルークス(6分)
Z:下田(61分PK)、ナサンホ(62分)、エリキ(87分)

【メンバー】
セレッソ大阪(4-4-2):ヤンハンビン、毎熊晟矢、山下達也(C)(HT、鳥海晃司)、舩木翔、奥田勇斗、平野佑一(70分、香川真司)、清武弘嗣、クルークス(78分、ルーカス・フェルナンデス)、為田大貴(63分、カピシャーバ)、上門知樹、山田寛人(63分、レオ・セアラ)
SUB:清水圭介、田中駿汰、阪田澪哉、北野颯太
監督:小菊昭雄

FC町田ゼルビア(4-4-2):福井光輝、望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、池田樹雷人、奧山政幸、安井拓也(78分、柴戸海)、下田北斗(C)、バスケス・バイロン(90+0分、芦部晃生)、ナサンホ(78分、仙頭啓矢)、エリキ(90+0分、沼田駿也)、荒木駿太(70分、藤本一輝)
SUB:山口 瑠伊、昌子源、鈴木準弥、林幸多郎
監督:黒田剛

【感想】

・分岐点は気迫!?
・清武中心の攻撃は夢があるけど...
・エリキがサブってのは違法

って試合でした。

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う~ん、なんでゼルビアに勝てないんかなぁ。
ってか、何故ゼルビアは勝ち続けているのか。
巷で言われてる理由、わかるにはわかるねんけど。
うーーーん。
町田が強いのか、セレッソが弱いのか。
そんな試合でした。

先制したまでは良かった。
その後もヘディンガー舩木のフリーヘッドもあったりして。
あれが決まっていれば楽々と勝てていた試合だったかもしれない。
でも前半の途中から押し込まれだしてきて・・・。

右SBのヘンリーが殆ど前線に上がっていたにも関わらず、そのウラを攻められないセレッソ。
結果、こっちの左SB奥田くんが常に数的不利の戦いを強いられて、結果ズルズルと押し込まれていた。

悪くないパフォーマンスだったキャプテン山下が故障でHTに交代したのも痛かった。
これにより過酷な出場が続く鳥海が出るしかなくなった。
西尾、ハブナーが代表招集されてる弊害がこういう所に出てしまう。
そんな鳥海が不運なPK献上。
負の連鎖やなぁ。

ただ、その後の連続失点はいただけない。
勢いに任せて来たゼルビアに単純に呑まれてしまっていた。
あそこは切り替えて冷静にプレーしなければいけない所やったからね。
ああいう勝負弱さはセレッソ伝統かなぁ。
そういう意味では町田がどうこうではなく、セレッソが弱いという結論に至る。

比重を前にかけまくってた末にカウンター喰らった3失点目も同様。
ホーム&アウェイのトータルスコアで争うっていう意味ではバランスが偏り過ぎてたね。
結果論やけど。

清武と香川のコンビ。
そして前線のブラジリアントリオ。
更には復活のクルークス。
個人のチカラは申し分ない。
事実、清武・香川・カピ・セアラで崩そうとしてた場面は夢があった。

だから諦めるのは、まだ早い。
と言いたい所やけど数日後も黒田のクソむかつく笑顔を見せられそうな気がしてイライラする。
小菊に次の策はあるのか!?
正直そんな希望は見えない。
なんで町田はこんな腹立たしいんやろうな。
1人1人が戦ってるのは間違いないし、運動量もハンパない。
山田や為田があれぐらい走っていたら違う結果になったかも、って思っちゃうし。
でもなんか共感できへんのよな~。
逆感情移入、って感じはあって。
モウリーニョ以来、久々にヒールを見つけた気すらしてるし。

町田に潤沢な選手層があるのは事実で、資金力って意味でもヒール感はある。
だって去年J2MVPのエリキがカップ戦要員やねんからなぁ。
実際えげつない能力やったし、今日も。
やっぱヒールクラブやな。

 

 

 

 

                 

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2024年6月 1日 (土)

サンガ×セレッソ 2024 J1 第17節

サンガ 1-1 セレッソ

【得点】
S:松田(55分)
C:セアラ(33分)

【メンバー】
京都サンガF.C.(4-3-3):クソンユン、福田心之助、宮本優太、麻田将吾、佐藤響、金子大毅、川崎颯太(C)(77分、福岡慎平)、平戸太貴、原大智、豊川雄太(72分、一美和成)、松田天馬(77分、平賀大空)
SUB:太田岳志、鈴木義宜、山﨑凌吾、宮吉拓実
監督:曺貴裁

セレッソ大阪(4-2-3-1):キムジンヒョン、毎熊晟矢、西尾隆矢、鳥海晃司、舩木翔、田中駿汰、奥埜博亮、ルーカス・フェルナンデス(89分、山田寛人)、ヴィトール・ブエノ(75分、清武弘嗣)、カピシャーバ(75分、為田大貴)、レオ・セアラ(C)(89分、上門知樹)
SUB:清水圭介、奥田勇斗、山下達也
監督:小菊昭雄

【感想】

・別次元のカピシャーバ
・らしさが戻ってきたサンガ
・清武のワクワク感

って試合でした。

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勝てんなぁ。
セレッソはサッパリ勝てなくなってしまった。
最下位サンガは、もっと「勝てんなぁ」って日々が続いてるのでアレやねんけどね。
セレッソは一時期は首位にも立ってたからなぁ。

そんな絶好調だった開幕からの最初の8試合は、5勝3分0敗。
この時点では首位だったのよ。
で、ここから調子を落とした次の8試合は、1勝3分4敗。
顕著に転落してるよね。
結局今日も勝てなかったので、最近9試合で1勝しか出来てない。

転落のキッカケの1つだったのは両SBとカピシャーバの怪我。
登里は故障継続中、毎熊は復帰はしたけど本調子にほど遠く・・・。
って状態の中、今日久々復帰したカピシャーバは違いを披露しまくりました。
いや~、そりゃ彼が不在だったのは痛かったよね、ってのが伝わる圧巻ぶり。
圧倒的な個のチカラ。
左サイドで違いを出しまくってました。
ドリブル突破もそうやし、何人も引き連れれるのが凄いよね。
ああいう良さは他の選手では出せないよ。
ミドルシュートも良かった。

そんなシャバ兄を筆頭に、個人のチカラで殴ったのが先制点。
ルカフェルのセンス溢れるヒールパスから、奥埜が繋いで、ブエノの落ち着きすぎてるラストパスをセアラが決めました。
そうそう、こういうの!
こういうのが観たいのよ!!っていうゴール。
美しすぎる連携。

ルカフェルは他のプレーでも抜群の存在感出してたなぁ。
まずトラップが上手いのよね。
だからロングパスも迷いなく蹴れるし、なんなく受け止めてくれるし。
右サイドで起点作れてたなぁ。
ミドルシュートも良かった。
毎熊が調子出てくれば、もっと活性化できるねんけど。
今はもう割り切って奥田君スタメンでも全然良いと思うけどね。

ブエノは2トップの一角というか、トップ下というか。
守備から解放してあげて、CFの近くでプレーさせてあげると良さが出まくってる気がする。
まるでイニエスタがメッシに出したかのようなラストパスには惚れ惚れした。

でもトータルでは清武の方が良かったと思う。
まだコンディション的にフルタイム出場は無理なんかな?
トップ下としての存在感、チャンスクリエイト数、フィット感、まだまだキヨが上やった。
なんとかなるんじゃないか?っていう感じが随所に出てたし。

香川が復帰すれば、ラストあちょか奥埜に代えてシンジ投入って流れが作れたのかな~。
そうすれば、もう一段階上の総攻撃が出来たかもやけど。
もう1つギアを高められる策があれば、2点目ゲットして勝ててた試合やった。
舩木をCBに戻すってのもアリかもしれん、疲労からか今日は鳥海のパフォーマンス低かったし。

でも二の矢が無かったので、勝てなかったのは必然。
試合トータルで考えるとサンガの方がファイトしてた。
前節のグランパス戦もそうやったけど、相手よりもハードに戦えてる。
実際今日はチャンスの数もシュートの数もサンガが上回ってたし、「あわや」という場面も多かった。
一美、平賀という二の矢もあったし。

平賀のドリブルは非常に魅力的やったね。
KBS京都で解説してた松井大輔も言ってたけど、ああいう選手をスタジアムで観たいよな~。
(それにしてもKBS京都が松井大輔を呼べたのは驚き。ギャラ高そうやけどw
DAZNでも無料放送やってたけど、KBS京都にチャンネル合わせて正解やった。
松井の方が喋りオモロいもんな。
ただ、KBS京都はスタジアムから中継できないのか??
ブースが確保できない??
松井もスタジアムからワザワザ移動したって言ってたから、松井都合でも無いんだろうし)

あと今日は金子と宮本の動きが良かったね。
金子は今まで一度も「良い選手だ」って思った事なかったけど、今日は良かった(苦笑)
ボランチとして、あれだけ動いて、あれだけ潰せて、あれだけパス出せるのなら合格も合格。
川﨑さげて金子を残した曺貴裁采配も納得。

宮本はスッカリCBとしてのプレーが板に付いてきたなぁ。

ジンヒョンとソンユンの師弟対決も見所たっぷりやった。
どちらも安定感あるプレーとパラドンもあり、流石でした。
失点は両方ノーチャンスのものやったしね。

 

 

 

 

 

 

                

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2024年5月22日 (水)

琉球×セレッソ 2024 ルヴァン杯 1stラウンド第3回戦

琉球 0-1 セレッソ

【得点】
平野(6分)

【メンバー】
FC琉球(3-4-2-1):東ジョン、森侑里(HT、増谷幸祐)、鈴木順也、藤春廣輝(84分、小川優介)、上原牧人、平松昇(HT、高安孝幸)、佐藤祐太、幸喜祐心、岩渕良太(62分、高木大輔)、富所悠(C)、白井陽斗(75分、岩本翔)
SUB:六反勇治、荒木遼太、山内舟征、鍵山慶司
監督:金鍾成

セレッソ大阪(4-2-3-1):ヤンハンビン、毎熊晟矢(HT、クルークス)、山下達也(C)(75分、北野颯太)、ハブナー(17分、退場)、奥田勇斗、平野佑一、清武弘嗣(58分、舩木翔)、阪田澪哉、上門知樹、為田大貴、山田寛人(23分、西尾隆矢)
SUB:清水圭介、香川真司、柴山昌也、ヴィトール・ブエノ
監督:小菊昭雄

【感想】

・ひたすら耐えての勝利
・富所の鋭いパス
・白井のスピード

って試合でした。

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セレッソにとっては「天空の城」町田遠征から中2日で福岡遠征、そして中3日で沖縄遠征という非常にタイトなスケジュール。
ようやくアビスパには勝ったものの、それまでは調子も悪く余裕も無い状態。
今日はJ3が相手ですが、楽に勝てるという雰囲気はありませんでした。

しかしながら小菊監督は強気のスタメン設定。
福岡戦から奥田以外の10人を変更してきました。
ここまで出番に恵まれてなかった山下、平野、阪田あたりは期するものがあったでしょう。

そんな平野が早速結果を出します。
清武のピンポイントCKを頭で合わせてセレッソ先制。
これはね、ホンマにキヨのキックがドンピシャすぎた。
平野は全く動いてすらなかったからね。
流石は清武です。
このシーン以外でもセンス溢れるパスを披露しまくりで、やっぱ欠かせない選手だなと再認識。

という具合に"なんだかんだ琉球にはすんなり勝てるでしょ"って序盤は観てました。
久々のゴレアーダはあるんじゃないか、とかも思ったり。
でもハブナーのロハにより状況は一変。
17分に退場という早すぎる劇的展開。
残り約75分間、セレッソは数的不利での戦いを強いられました。

1発退場というジャッジは妥当だったと思う。
白井が完全に抜け出そうとしてた所を手で止めちゃったからね。
ボールが出たタイミングではハブナーの方がむしろ後ろに居たのに置いてかれちゃってたしね。
白井はこの場面以外でもスピード豊かなプレーを随所に披露してたな~。
J3で得点王争いしてるだけの事はあって、能力の高さは実感できた。

そんな白井に対して富所も良いパス出してたなぁ。
このコンビは非常に危険でした。

セレッソは数的不利をまんま感じさせる戦いになってしまったのは残念。
1人少ない状況でも「数的不利を感じません!!」ってなるチームもあるねんけど、今日のセレッソは防戦一方で数的不利をずっと感じてた。
もう75分間ほとんど守ってたんちゃうかな?
後半の決定機って北野が抜け出した場面ぐらいでしょ。
カウンターで。
それ以外はひたすら守ってたし、小菊監督もそういう戦い方をチョイスした。

だから、良く守り切れたよな~と思う。
ハンビンのパラドンもあったし、よく耐えた。

最初ほぼ4-4-2みたいな感じでスタートしたセレッソ。
上門の位置によっては4-2-3-1っぽくも見えたけど、結構高い位置取ってたからね上門は。
で、ハブナーの退場によって西尾をCBに投入し山田を下げたので4-4-1に。
ハーフタイムで(怪我明け毎熊を多分休ませる意味も込めて)クルークス投入。
阪田が右SBに下がったけどシステムは変わらず4-4-1。
ここまでは常套手段だったり、ある程度コンディションも加味しての交代だったんでしょう。
ただ、58分の交代は監督によって色が出る部分だったかな。
清武に代えて舩木を投入し5-3-1に修正。
後ろを厚くしてゴール前にバスを並べる選択をしました。
これによって、更に「琉球攻めまくりセレッソひたすら守る」の構図が色濃くなったね。
75分に山下→北野の交代があって、CBに代えてCF入れてるから一見セレッソが攻めに出たように見えるけど実は違ってて。
山下の代わりに平野が殆ど5バックの一角としてぷれーしてたから5-3-1の実態は変わらず。

って事でセレッソの守りばかりを観る試合になっちゃいました。
今季のアタッカー陣の躍動や、ルヴァン組の活躍を期待して観た試合やったけどなぁ。
華麗な攻撃は序盤だけで、ひたすら耐え忍ぶ観戦になった。
まぁそれはそれで良いねんけど、私が観る試合に限って何故いつも塩々なのか・・・・

 

 

 

 


           

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2024年5月15日 (水)

ゼルビア×セレッソ 2024 J1 第14節

町田 2-1 セレッソ

【得点】
Z:オセフン(70分)、デューク(90+3分)
C:セアラ(84分、PK)

【メンバー】
FC町田ゼルビア(4-4-2):谷晃生、鈴木準弥、チャンミンギュ、昌子源(C)、林幸多郎、柴戸海、仙頭啓矢(86分、下田北斗)、平河悠(86分、荒木駿太)、藤本一輝(56分、ナサンホ)、藤尾翔太(86分、エリキ)、オセフン(74分、デューク)
SUB:福井光輝、望月ヘンリー海輝
監督:黒田剛

セレッソ大阪(4-3-3):キムジンヒョン、奥田勇斗、西尾隆矢(C)、鳥海晃司、舩木翔、田中駿汰、柴山昌也(71分、ヴィトール・ブエノ)、奥埜博亮(77分、清武弘嗣)、山田寛人(63分、ルーカス・フェルナンデス)、クルークス(77分、上門知樹)、為田大貴(HT、レオ・セアラ)
SUB:清水圭介、ハブナー
監督:小菊昭雄

【感想】

・どっちに転がっても不思議ではなかった
・平河、速すぎやろ
・運すら無し

って試合でした。

Photo_20240611150501

5試合勝ちなし、2連敗中という泥沼なセレッソ。
4月は首位に立ってたし、だからこその小菊監督J14月最優秀監督賞受賞だし、どこで歯車が狂っちゃったんだろ。
どこで壊れたの、オーーフレーーンズ。
今日も悪くはなかったのよ。
内容悪くなかったのに結局勝てず。
これで3連敗。
ゴール出んウィーク以降、ホンマに悪循環にドハマりしちゃってる。

今シーズンはね、DAZNやAMEBAの無料放送枠が結構あって。
私は契約してないので、ひたすら無料枠で色んなJのチームを観てるんですよ。
それをこのブログに書いてるねんけど、いやはやタイミング悪いわ。
首位に立ったりと好調だった頃のセレッソは全然放送なくてね。
なのに今の3連敗は全て観ちゃってる(苦笑)
なんなん、この私のヒキの弱さ。
どうせなら勝ち試合を観たいぞw
でも今季これまでの5勝は1つも放送なかった。
そして4敗の内3つは放送通じて生で観ちゃった・・・。
ホンマないわぁ。。。
そして悲嘆に暮れるヒマもなく次の試合はやってくる。
次は中2日で苦手アビスパのアウェイ戦。
そして中3日で沖縄遠征した後に、中3日で天敵サンフレ戦。
ここまで書いた試合、全部負ける可能性あるぞ。。。
いや、むしろ勝てる気がしない・・・。
なんでこんな調子悪い時に限って過密日程やねん。
FIFAウィーク入ってもエエんやで、、、

と、ネガティブな事ばかり書いててもアレなんで今日の良かったポイント書いていきます。
まずジンヒョン。
少々危なっかしいプレーもあったけどパラドン連発だったのも事実。
最終盤まで競った試合になったのはジンヒョンのおかげ。

奥田くん。
今日も良かった。安定感ハンパない。
もう何年もプレーしてるかのよう。

西尾。
U-23での雪辱を果たせた試合になったと思う。
身体を張ったブロックでゴールを守ってた。
アンダーでの同期・藤尾とのマッチアップも熱かったなぁ。
数年前の「良かった頃の西尾」が戻ってきた感じがあった。

あちょ。
終盤のビッグチャンス決めてりゃヒーローやってんけどな。
でも、あのプレーほんま見事でした。
ボール奪って、攻め上がって、ゴール前でシュート、っていう完璧なプレー。
ほんの僅かな差、ほんのチョットだけタイミングがズレたのが勝敗自体も分けたなぁ。
ただ、ああいうプレーが出来てる内は希望がある。

クルークス。
左足、めちゃくちゃ脅威になってたね。
気合も充分だったし、皆に良い刺激を与えてた。
シュートも惜しかったなぁ。

山田。
幻の先制点以外でも前半は悪くないプレーぶりでした。
ただ後半左WGになってからはスッカリ存在感なくなった。
ってか左WGがセレッソのウィークポイントになりすぎちゃってる。
今日だけで4人(為田→山田→ルカフェル→上門)も代わる代わるプレーしたけど、そんな事フツーないよな。
そしてルカフェル以外パフォーマンス良くなかったしね。
どんだけカピシャーバの存在大きかってん!って話やで。

ブエノと清武。
途中から入ってきてファンタジー見せまくってくれた。
あの時間帯めっちゃ楽しかったな。
2人とも鋭い縦パス出しまくりでね。
キヨのシュート決まってたら今の停滞感すべて消え去ってたんじゃないでしょうか。
それぐらいホント紙一重やった。

レオセアラ。
言うまでもなく存在感圧倒的すぎる。
だからこそ休息も必要やった訳やけど。
今日のゴールで得点ランクもトップに。
近年見逃されてたPKが全て今年に集約されてんじゃないか、ってぐらいPK取ってる今季のセレッソ。
でもそれはVAR技術の向上もあるけど、結局レオが好調だから取れてるのよね。
今日のPKだってレオのなせる業だったし。

って感じでね、とにかく悲観する必要はないのよ。
3連敗やけど、そんな言うほど内容は悪くない。
最後のロスタイム被弾だって舩木のクリアがデュークに当たって偶然入っただけのもんやからね。
ウチの惜しいシュートは入らず、ああいうのは入るねんからホンマやってられんわな。
でもそれがサッカーなので、ブレずに進んでいくしかない。
幸い首位とは勝ち点差まだ9しかない。
まだまだ逆転は出来る。

そんな首位ゼルビアですが、う~ん相変わらずオモロない。
ひたすらオセフンに当てて、そのコボレを拾うサッカー。
みんな全力で頑張ってるし、愚直に最後まで走る姿は素晴らしいとは思うけどオモロない。
勝ち点を取るには効率良いサッカーしてはるよ。
結局2点ともカウンターやし。
セットプレーの強さと堅守速攻だからなぁ。
強いのは認めるけどオモロない。

そんな中で平河のスピードには度肝を抜かれた。
彼はゼルビアスタイルの中でも異質すぎた。
あのスピード自慢の柴山を置き去りにして独走してたもんな。
日本代表入りもありえる、って言われてる意味が理解できた。

 

 

 

 

 


         

 

 

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2024年5月11日 (土)

神戸×セレッソ 2024 J1 第13節

セレッソ 1-4 ヴィッセル

【得点】
C:レオセアラ(57分)
V:山口(38分)、本多(44分)、大迫(49分)、宮代(90+3分)

【メンバー】
セレッソ大阪(4-3-3):キムジンヒョン、奥田勇斗、鳥海晃司、ハブナー(75分、清武弘嗣)、舩木翔、田中駿汰、香川真司(HT、柴山昌也)、奥埜博亮(75分、山田寛人)、レオ・セアラ(C)、ルーカス・フェルナンデス(87分、上門知樹)、為田大貴(HT、クルークス)
SUB:ヤンハンビン、西尾隆矢
監督:小菊昭雄

ヴィッセル神戸(4-3-3):前川黛也、酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、本多勇喜、扇原貴宏(82分、井手口陽介)、山口蛍(C)、井出遥也(61分、宮代大聖)、大迫勇也(82分、初瀬亮)、武藤嘉紀、ジェアン・パトリッキ(71分、佐々木大樹)
SUB:新井章太、菊池流帆、汰木康也
監督:吉田孝行


【感想】

・決めたか外したか
・内容は悪くなかっただけに...
・奥田くん良すぎる

って試合でした。

Photo_20240611143001

ヴィッセルを勝ち点差3で追うセレッソ。
まだまだ序盤戦なんで順位の話とかをするのは早いねんけど、6ポイントマッチちゃぁ6ポイントマッチ。
ここで勝てば追いつけるけど負けたら6差になるからね。

でもセレッソの現在の調子は下降気味。
前節の大阪ダービーにも負けたので、直近4試合で2分2敗と白星なし。
更には毎熊登里の両SBも怪我で失うという踏んだり蹴ったり状態。

一方のヴィッセルは上り調子。
前節は大幅なターンオーバーを敢行しながら勝ってるしね。
って事で、今日のスタメンは前々節と比較してどれぐらい変わったのかを見るのが正しい姿なんでしょう。
変更点は汰木→パトリッキの所だけでした。
ちなみに、この3試合連続スタメンなのは前川と山川のみ。
前川はGKやから別として山川はそれだけ信頼されてるって事なんでしょう。
すっかりディフェンスリーダーやね。
能力的には「出戻り岩波」や「怪我明け菊池」の方が高かったかもやけど、もう今や凌いでるんでしょうね。

そんなヴィッセルに対して序盤から主導権を握ったのはセレッソ。
大阪ダービーの時もそうやったけど立ち上がりの入りが凄く良い。
ってか今季の好調って、この「立ち上がりの良さ」に支えられてたんじゃないでしょうか。
事実、開幕から(ルヴァンも含めて)9試合は全て先制点を奪ってるんですよ。
その結果が6勝3分。
逆に直近4試合は全て先制点を取られての2分2敗。
もうキレイにデータとしても、結果としても出ちゃってますね。
つまり立ち上がりで作ったチャンスを決めたか決めなかったか。
これで勝敗が決まってます。
今の所は奪われてからのリカバリー力(逆転力)は無いwww

そんでもって今日も正にそんな試合でした。
ヴィッセルが先制するまでの約40分間、セレッソはチャンスを作りまくってました。
香川が、レオが、奥田が、あちょが・・・
それぞれ決めてればゴレアーダになってたでしょう。
ところがそれを外しちゃったので、山口元メンバーに手痛い恩返しを喰らっちゃったのよね。
そしてセットプレーから追加点奪われて万事休す。
仕切り直しの後半立ち上がりもムードは良かったのにゴールを奪えずモタモタしてたら、またしてもセットプレーからやられる。

今日はね、4失点しましたけどカウンターとセットプレーのみなのよ。
もちろん扇原のプレースキック精度は素晴らしかったし、カウンターのキレ味も抜群でした。
大迫はハンパなくボールを取られないし、武藤の動きもクオリティ高すぎ。
途中から出てくる佐々木、宮代もベンチに置いとくのは勿体ない出来。
井手口だってボールハントが厄介すぎたしね。

ってな具合で神戸に褒めるべき所は沢山あったけど、それでもこんな大差つくほどの差は無かった。
セレッソが最初の所を決めてりゃスコア逆になってた可能性もある。
ただまぁ、そこの決めるか決めないかの差が大きな差でもあるねんけどね。
それに最初の失点に関しては明らかにウチのミスやし。
あんだけDFライン揃ってないと、そりゃ点取られるよね。
そこは毎熊登里が怪我でしたっていう言い訳はあるけど・・・。

暗い話ばかりなので、次に向けてセレッソの良かった点を挙げていきましょうか。。。。

まずは奥田くん。
めちゃくちゃ良かった。
個人のパフォーマンスだけ切り取れば毎熊不在を感じさせなかった。
リーグ戦初先発で緊張してるだろうなんて思ってたけど、全くそんな事もなく。
常にポーカーフェイスやけど、めちゃくちゃ心臓強いんかな?
攻撃のビルドアップ、遜色なく出来てたよね。
ルカフェルと作る右サイドの攻撃は既に生命線になってたぐらいだったもの。

そんなルカフェルも良かった。
特に序盤はチャンス作りまくりで、キレキレ。
相手も全く止めれてなかったよね。
後半左サイドに移ってからも存在感は変わらず。
途中交代させる必要なかったと思う。
(これに関しては小菊さんの完全なミスやと思う。上門がどうこうではなく、あの時間帯に上門を入れる意味が無かった)

清武、柴山、クルークスの途中投入組も良かった。
クルークスは左足の武器をしっかり活かせてたし、柴山もドリブルだけじゃなく動き出しでも魅せてた。
圧巻だったのは清武。
やはりキヨにしか見えてない光景ってのはあるんだなと。
行き詰った展開の中では彼がもたらすファンタジーは絶対に必要不可欠。
次は先発で良いと思う。
香川と清武を並べて心中しよう。

小菊采配は常に批判の的ではあるけど、今日は途中から4-4-2にしたのは良いアイデアだと思った。
レオの周囲がどうしても薄かったので、そこに山田を入れてツインタワーにしたのは効果的だった。
まぁボランチを柴山と清武で組ますのは(あまりにも)ファイアーフォーメーション過ぎたのでカウンター喰らいまくってたけどねww
あの時間帯は滅茶苦茶オープンな展開になってたなww
それにビビって上門を入れたのかもやけど、それで山田を左サイドに持ってたのは愚策でした。
結局カウンターから最後に失点しちゃってるしね。
どうせなら最後までやりきってほしかったな~。
その方が2点目取れる可能性はあっただろうから。

 

 

 

 

           

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2024年5月 6日 (月)

ガンバ×セレッソ 2024 J1 第12節

ガンバ 1-0 セレッソ

【得点】
宇佐美(28分)

【メンバー】
ガンバ大阪(4-2-3-1):一森純、半田陸、中谷進之介、福岡将太、黒川圭介、ダワン(79分、石毛秀樹)、鈴木徳真、ウェルトン(90+4分、唐山翔自)、宇佐美貴史(C)(90+0分、中野伸哉)、倉田秋(79分、山下諒也)、坂本一彩(90+0分、岸本武流)
SUB:東口順昭、江川湧清
監督:ポヤトス

セレッソ大阪(4-3-3):キムジンヒョン、毎熊晟矢(C)(36分、奥田勇斗)、鳥海晃司、舩木翔、登里享平(57分、上門知樹)、田中駿汰、奥埜博亮(57分、ヴィトール・ブエノ)、香川真司(66分、清武弘嗣)、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、為田大貴(57分、柴山昌也)
SUB:清水圭介、クルークス
監督:小菊昭雄

【感想】

・両チーム共に良くなかった
・1発決まったか決まらなかったか
・不運も重なって5年ぶり敗戦

って試合でした。

Photo_20240508185601

こんな気持ち、味わったのは5年ぶりなのか。。。。
近年ダービーには滅法強かったセレッソ。
2019年以来負けてないし、直近では5連勝中。
しばらく「俺たちが~大阪さ~」って歌わせてなかったのは感慨深かってんけどなぁ。
今日に関しては我が軍、自滅しました。
失点シーンも勿論そうやねんけど、それ以外でもミスのオンパレード。
何回自陣の危険なゾーンでボール奪われんねん!って感じでね。
ビルドアップをやり続けるって意味ではミスを繰り返しても継続するってのは大切ではあるねんけどね。
大切ではあるねんけど、簡単にミスりすぎやろ!って気持ちにもなったわ。

ガンバは直近2連敗、セレッソも直近3試合白星無しと不調だった両チーム。
それがそのまま内容にも出てて、両チーム低調ではありました。
セレッソも酷かったけど、ガンバも酷かった。
自滅でチャンスは提供しちゃってたけど、それ以外では怖さなし。
むしろ提供したチャンスどんだけ外すねん、って感じやったし。
ジンヒョンのパラドンがあったにせよ、決定力なさすぎやろ!と。

例えば去年の今頃のダービー。
ガンバは負けたにせよ、このポヤトススタイルを継続すれば勝てる日が来るだろうな、ってのが見えたのよね。
明確なスタイルが見えた。
そして実際スタイルが確立できた夏場には勝ち点を積み重ねていってた。
(まぁその後、終盤連敗街道に入るというオチがつくねんけどw)
じゃぁ今日のガンバはどうだったのか?と言われてもチョット微妙。
何かが見えたという事もなく、今後どうしていくんかな?という感じ。
そりゃリーグ戦でも勝ったり負けたりを繰り返すよね。
中谷をはじめ個のチカラは高いから何となく勝てる時もあるんやろうけど、しっかり強い相手には勝てない。
まだ去年の序盤の方が(成績は悪かったけど)希望はあった気がするな~。

ってヨソ様の心配をしてる場合じゃないや。
前々節まで首位に立つなど開幕スタートダッシュに成功した感のあったセレッソやったけど、ここにきて失速。
今日も含めると4戦勝利なしで、その4試合で拾った勝ち点はたったの2ですからね。
色々対策されて上手く回らなくなってきた、って事なんかな・・・。
毎熊、登里の両SBによるビルドアップがウリの1つやったけど、今日は揃って負傷交代。
代わりに入った奥田君は頑張ってはいたけど、やはり現役日本代表と比べるのは可哀想でね。
もともと編成上DF陣が手薄だったので仕方ないねんけど、今日は終盤あちょがCBに入ってました。
進藤のケガと西尾の代表招集がなかったら、こういう緊急事態は回避できたんでしょうがね。

上門のピボーテは批判されまくってるけど、これ本人は可哀想やでな。
本職じゃないねんから、批判するなら監督を批判しないと。
正直ピルロのようにはなれないだろうけど、多分平野も喜田もケガしてるから選択肢ないって事なんでしょう。
舩木のコンバートは上手くいったけど、そうそう毎回全部が全部成功するわけじゃないからね。

パラドン連発だった今日のジンヒョンやけど、どうせなら宇佐美のシュートも弾いてほしかったなぁ。
あの場面ニアしか狙い所なかってんから、なんとかなった気がすんのよね~。
まぁジンヒョンを責めるのは、お門違いやけど。

序盤押しまくってた時にゴールを奪えなかったのが今日の敗因。
あそこで1本ゲットできていれば、ゴレアーダまでありえた。
香川のパスも冴えてたし、ルカフェルのドリブルもキレてたのでね。
ガンバはファウルでしか止められない状況やったし。
沢山あったセットプレーのチャンスを全く活かせなかった(可能性すら感じなかった)のもなぁ。
このあたりゼルビアは面白くないにしてもキッチリ結果残すもんね。

今後の救いとしては清武がセンスの違いを見せつけてくれた事かな。
やはり別格。
単調だった攻撃に彩を与えてくれた。
あの時間帯は同点に追いついても不思議じゃなかったもんね。
ブエノも、やっぱ何かを持ってる選手なので2人とも何もない所から1点を生み出してくれそうな選手。
長いリーグ戦、上手くいかない試合でもこういう選手が居たら勝ち点拾えるのでね。
今日もせめて1点は欲しかったなぁ・・・。

 

 

 

 

 


              

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