2025年6月 8日 (日)

広島×福岡 2025 YBCルヴァンカップ プレーオフラウンド 第2戦

広島 2-1(PK4-3) 福岡

【得点】
S:中野(31分)、中村(64分、直接FK)
A:ウェリントン(72分)
(PK戦)
ジェルマン×、東〇、マルコス〇、ジャーメイン〇、中野〇
北島〇、金森〇、安藤×、上島〇、ウェリントン×

【メンバー】
サンフレッチェ広島(3-4-2-1):チョンミンギ、塩谷司、荒木隼人、佐々木翔(C)、中野就斗、松本大弥(65分、東俊希)、川辺駿(ex25分、マルコス・ジュニオール)、菅大輝(80分、越道草太)、前田直輝(65分、加藤陸次樹(88分、退場))、中村草太(exHT、ヴァレール・ジェルマン)、ジャーメイン良
SUB:田中雄大、山﨑大地、新井直人、井上潮音
監督:スキッベ

アビスパ福岡(3-4-2-1):小畑裕馬(exHT、永石拓海)、上島拓巳、田代雅也(C)、安藤智哉、前嶋洋太(68分、湯澤聖人)、松岡大起(exHT、前田一翔)、秋野央樹(68分、重見柾斗(ex16分、退場))、橋本悠、紺野和也(ex5分、金森健志)、名古新太郎(80分、北島祐二)、ウェリントン
SUB:井上聖也、キムムンヒョン、前田陽輝
監督:金明輝

【感想】

・お互い退場で崩れたゲームプラン
・重く低調な試合内容
・ウェリントンが戦犯ではない

って試合でした。

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ピースウイングで生観戦しました。
いや~、素晴らしいスタジアムでしたね。
非常に観やすいし、臨場感も抜群。
すぐ近くに広場があって、試合後多くの子供たちがボールを蹴ってたのはエモかったなぁ。
プロの試合を観た後に、すぐに実践できるというのは最高の環境でしょう。
「育成の広島」の底力を感じました。
ここから、また何人もの子供が羽ばたくかもね。
あと、この広場は渋滞緩和にも役立ってるんかな~。
ほぼ満員だったにも関わらず、ノーストレスでスタジアムを後に出来たのは良かった。
個人的にはスタジアムからのgdgd退場が一番のリピーター妨げ原因だと思ってるので、そういう意味でも最高のスタジアムですよ。
駅からも近いし、輸送力もバッチリだからでしょうな。
路線も複数あるし、飲み屋街もあるしね。
モノレール1本のパナスタなんて、二度と行きたくないって思っちゃいますもんww

さてさて、そんな最高のスタジアムで行われた一戦ですが、内容は残念でした。
う~ん、アビスパのアンチフットボールに広島がお付き合いしちゃいましたか!?
全般的に両チーム非常に重かったし、精度も低く、しょっぱい時間帯が長い試合でした。

1st leg福岡が1-0で勝利してた事も余計に塩試合の拍車をかけていたんでしょう。
もうキックオフ早々でもGKがノラリクラリと時間かけてましたからね。
いやいや、まだ90分ぐらい残ってるのに今の段階で遅延行為やっちゃうの!?
ってプレーがGK以外にも随所にありましてね。
アクチュアルプレイングタイムって、やっぱ重要なんだなと。
あんだけチンタラやられると観てる方としては面白くない。
特にどちらのサポでもない私みたいな第三者が観ると余計にね。

ほぼほぼ5バックの福岡はロングボールをウェリントンに当てて、そのコボレ球を何とかしようという攻めが殆ど。
もう自陣からのゴールキックやフリーキックなんて全てウェリントン狙いだった気がする。
正確に数えてないから違う時もあったかもやけど、「またウェリントンや」、「どうせウェリントンに放り込むだけでしょ」って観てて何回も思わされたもん。
そして、このロングボール8割がた勝ってたと思う。
体感やけど。
荒木ほとんど競り負けてたよね。
もう旬は過ぎたと思ってたウェルトンですが、まだまだここまで出来るとはね。
通算でタイに持ち込むヘディングも決めたし、チーム戦術の根幹も担ってたし、もう今日はウェリントン無しでは成り立たない試合だったと思う。
最後はフラフラやったけど(苦笑)

だからね、そんな選手にPKを蹴らせたのが間違いなんですよ。
PK止められて戦犯っぽくなってたけど、全然そんな事はない。
蹴れない他の選手が悪いし、終盤も交代要員が居ない状況のチームが悪い。
CF怪我人続出とは聞いてるけど、ここまでの人材不足とは思ってなかったわ。
本人は非常に項垂れてたけど、そこまで責任は感じなくて良いでしょ。
もちろん試合中のチャンスも決めておけばヒーローになれた訳ではあるけど。

でもウェリントンに限らず福岡はチャンス外しすぎでした。
「おいおい、それは決めようよ」みたいなのを外す事も多かったし、チャンスになる1個前のパスがズレちゃうシーンも多かった。
まぁこのあたりが塩試合の要因なんでしょうな。
そこは通してよ、って場面でスムーズさに欠けてしまうと観てるコッチのリズムも整わないのでね。
紺野は流石のクオリティをドリブルでもパスでも披露してくれましたが、他の選手は全然ダメでしたね。
松岡なんて本来もっと出来る選手だと思うけどなぁ・・・。

そんな紺野を途中で下げるのが金明輝スタイルなんでしょうね。
他の試合観てても、紺野のプライオリティは低いんだろうな、ってのは見てとれるし。
広島サポは安堵したと思いますけどね、交代直前でも紺野の動きはキレてたので。
結果論やけど、代わって入った金森は何も出来ないまま終わったし。

金明輝に運が無かったとすれば、重見のレッドカードタイミングでしょうね。
延長前半はアビスパのワンサイドゲームだったんですよ。
数的不利になってた広島は防戦一方でね。
たとえ1人減っても数的不利を感じさせないゲーム運びが出来るチームもありますが、今日のサンフレッチェはボロボロもボロボロでね。
ビックリするぐらい一方的にやられる延長前半の15分間でした。
もちろんサンフレッチェだって"数的不利を感じさせないゲーム運び"が出来てる日もあるんでしょうが、今日に関してはサンドバック状態でした。
金明輝的には延長後半もこの流れが続くぞ、と思ったんでしょうな。
まぁアレ観たら誰しもそう思うでしょう。
これはファイアーフォーメーションでもイケると思ってボランチの松岡に代えてアタッカーの前田一翔を入れたんでしょうが、延長後半始まってすぐに重見が退場するっていうね。
泣く泣く北島が1ボランチやってましたわw
こんな状態で上手くいく筈もなく、延長後半はイーブンな展開に。
金明輝は誤算だったと思います。
広島も陸次樹が退場してゲームプラン崩れたけど、陸次樹は前線なのでディフェンスの整備はスキッベ的には必要なかったからね。
でもGK代えた時点で金明輝もPK戦を想定してたって事なんかなぁ。
小畑ってPK弱いの??
セレサポ的には永石君を観れたから良かったし、PKの1本目ビシッと止めたのも格好良かったね。
逆に陸次樹は残念すぎる結末やったけど。。。
陸次樹の雄姿を観たかったぜよ!!

サンフレッチェはリズム良くパス回せるチームだと思ってましたが今日は全然でした。
全体的にキレなく、ボールスピードも上がらず、意外性のあるプレーも殆ど無く。。。
なんででしょうね?
こないだ生で観たセレッソ×エスパルスは上手いなぁ、素晴らしいなぁって思うプレーが幾つもあったんですよ。
これは私がセレサポだからではないですよ、エスパルスのプレーにも思ったので。
敵味方関係なくGoodプレーには、ついつい拍手をおくりたくなるんですけど今日は全然拍手したくなるプレー無かったからねぇ。
やっぱアンチフットボールが試合を壊すって事なんかなぁ。
攻撃だけじゃなく守備でも良いインターセプトとかナイスなスライディングには拍手をおくりたくなるんですけど、そういうのも殆ど無かったからね。
福岡は5バックで守り固めてるしファウルも多かったからね。
PK戦は独特の緊張感があり、やっぱ面白いもんだなと思ったけど。
120分間まったく安心して観る事が出来なかったチョン・ミンギが最後にPK止めてヒーローになるってのは、多くのGK志望の子供たちに夢を与えられたのではないでしょうか。
大迫が日本代表で不在の中、やっぱり穴はGKでしたけど、こういう自信が選手を成長させたりするからね。
※それにしても北島と金森がPK決めた後に広島ゴール裏を煽ってたのは一体なんだったんだろうか??
 パワハラ監督の下だと選手の気質もそうなっちゃうのか、それとも元々なのか...

 

 

 

 

 


             

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2025年5月31日 (土)

サンフレッチェ×フロンターレ 2025 J1 第19節

サンフレッチェ 1-2 フロンターレ

【得点】
S:荒木(86分)
F:マルシーニョ(50分)、佐々木(90+1分)

【メンバー】
サンフレッチェ広島(3-4-2-1):大迫敬介、塩谷司、荒木隼人、佐々木翔(C)、中野就斗(83分、越道草太)、東俊希(76分、マルコス・ジュニオール)、川辺駿、新井直人(HT、菅大輝)、ジャーメイン良、加藤陸次樹(60分、前田直輝)、ジェルマン(HT、中村草太)
SUB:チョンミンギ、山﨑大地、松本大弥、井上潮音
監督:スキッベ

川崎フロンターレ(4-2-3-1):山口瑠伊、ファン・ウェルメスケルケン際(66分、田邉秀斗)、高井幸大、丸山祐市、佐々木旭、河原創、山本悠樹(79分、橘田健人)、家長昭博、脇坂泰斗(C)(79分、大関友翔)、マルシーニョ(79分、瀬川祐輔)、山田新(64分、小林悠)
SUB:チョンソンリョン、セサル・アイダル、山内日向汰、神田奏真
監督:長谷部茂利

【感想】

・引き分けが妥当だったんでしょうけど
・ファイアーフォーメーションで同点に追いつけちゃう広島の凄さ
・ファンウェルメスケルケン際が覚醒してた

って試合でした。

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上位対決。
サンフレ32pt、フロンターレ26ptなのでフロンターレとしては勝利以外いらない試合。
首位アントラーズが37ptですから、これ以上離されるわけにはいかない両者。
鹿島は1試合消化が多いとはいえね。

5連勝中の広島、4戦負けなし中の川崎という事もあり、互いのストロングがよく分かる試合でした。
「自分達の時間帯」になった時は、とにかく強いよね。
あぁ、これは強いわ。
これは勝ってきてるチームだわ。
ってのが伝わってくる強さ。
相手が相手なら3点4点とゴールラッシュかましてた事でしょう。

川崎は、いつも通り崩しが楽しい。
家長が好調キープしてるのが、その要因かなぁ。
河原と山本のコンビも盤石だし、マルシーニョの仕掛けも卓越していた。
もう何点でも取れるよ!!っていう感じだった。

これまで私個人の中で軽視していたファンウェルメスケルケン際が躍動しまくってたのも驚きでした。
勝手に私の評価が低かっただけかもなのですが、いや~素晴らしかったね。
中盤、前線と抜群のコンビネーションで右サイドを切り裂きまくってたよ。
怪我で交代しちゃったのだけが残念でね。

あとはシンヤマダですか。
最後の最後ぐらいはチョット良くなってきた感じもあったけど、それまでは残念なプレーが多かったね。
3月末以来ノーゴールってのも頷けるパフォーマンス。
去年ガンガン得点奪ってた頃は、もっとスムーズにシュートまで行ってた気がするのよね~。
今季は全公式戦を合計しても3点しか取ってないという事で、そりゃ自信も無くなっちゃうかな。
1年間だけ点取りまくってたけど、その後はサッパリ・・・ってストライカー結構多いので、そうならん事を願いたい。

橘田も自信なげにプレーしてたな。
怪我の影響ですか?
彼に関しては1年だけ、ではなく3~4年は圧巻のプレーしてたから一時的なモンであってほしいけど。
それは脇坂も同様で。
河原や山本と比べると今は結構落ちるよね。

サンフレは押されまくってた時間もありつつ、それでもリアクションしっかり示せてたので流石だなとは思いました。
マルコス投入してからは3-1-3-3みたいなファイアーフォーメーションになってたけど、それで同点に追いつけるのも凄い事でね。
あんだけバランス崩してたら、普通はカウンターでやられそうなもんなのにw

田中聡、中島洋太朗、トルガイ不在でボランチは手薄なんでしょうが東俊希はソツなくこなしてたからウィークポイントではなかった。
そんな東が居なくなったサイドも中野、越道、新井、菅と層は厚いしね。
となると、やっぱ問題は前線なのか。
一番期待感あったのが中村草太ってのが問題なんでしょう。
まさに決定力不足という言葉が相応しいデランテーロ陣でした。
ジャーメインに関してはシンヤマダと同じ話になるかもやけど、ジャーメインに関しては自信ありありにプレーしてるのよね。
だから別の要素な気がする。
ジェルマンの1トップはハマってなかったので、なんかそういう構造的な問題で解決できるのかも。
なんせ5連勝してたチームですからね。
たかが1敗ですわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


           

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2025年5月25日 (日)

新潟×湘南 2025 J1 第18節

新潟 2-1 湘南

【得点】
A:谷口(31分)、小見(71分)
B:フェリッピ(20分)

【メンバー】
アルビレックス新潟(4-4-2):吉満大介、藤原奏哉、ゲリア、舞行龍ジェームズ、堀米悠斗(C)(89分、早川史哉)、新井泰貴、星雄次、小見洋太(89分、矢村健)、奥村仁(80分、ダニーロ・ゴメス)、長谷川元希、谷口海斗(83分、笠井佳祐)
SUB:藤田和輝、千葉和彦、橋本健人、宮本英治、高木善朗
監督:樹森大介

湘南ベルマーレ(3-3-2-2):上福元直人、鈴木雄斗、舘幸希、鈴木淳之介、藤井智也、奥野耕平(80分、松村晟怜)、畑大雅(80分、石橋瀬凪)、池田昌生(90+0分、根本凌)、平岡大陽(80分、茨田陽生)、ルイス・フェリッピ(56分、小田裕太郎)、鈴木章斗(C)
SUB:真田幸太、大野和成、大岩一貴、奥埜博亮
監督:山口智

【感想】

・8ヶ月ぶり、魂のホーム勝利
・フェリッピの理不尽ゴラッソ
・要塞ゲリア

って試合でした。

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降格圏に沈むアルビレックスと、その8pt上に位置するベルマーレとの一戦。
8pt差の捉え方は人によって様々でしょうが、湘南は1試合消化が多いので悲観的に言えば5pt差。
もし今日負ければ実質2pt差、と考えると全く余裕は感じられません。
シーズン序盤は「優勝するかも」と言われていたベルマーレの勢いは一体どこへ?

チームを牽引していた鈴木淳之介が納得の日本代表選出!があったり、今季の湘南は決して悪くない筈なんですよ。
今日の試合も良い時間帯は結構あった。
フェリッピの、とんでもないロングシュートが決まったりとムードも追い風だったでしょ。
(直前に谷口がロングシュート狙うも大きく枠外。だからこそ余計にフェリッピのシュートは「こう撃つんですよ」と言わんばかりで面白かった)

鈴木章斗とフェリッピの連携も良かったし、2列目からの池田と平岡の絡みも悪くなかった。
藤井のスピードは、やっぱりとんでもなかったし。
鈴木雄斗のフィードもキマってた。
そんなに悪い内容じゃなかったけど逆転負け喰らっちゃいましたね。

結果論で言えば、交代が遅かった?
怪我のフェリッピ→小田の交代以外は、ラスト10分になってから。
そこから3枚替えしてもなぁ、ってのは正直あった。
ただ、前述したように悪い内容じゃなかったから動きにくかったってのもあったでしょう。
一進一退の状況で試合は遷移していってたしね。
樹森監督も選手交代で動いたのは同様にラスト10分だったので、互いに難しい状況だったんでしょうな。
それに交代すりゃエエってもんでもないし。
でも矢村の動きの良さとかを観てると、ラスト1分+アディショナルタイムだけってのは勿体ないなぁと感じたりも。

新潟は約8ヶ月間このホームでリーグ戦勝ってなかったそうで。
そりゃぁ去年も今年も残留争いしてるわ、ってのも頷ける。
なんだかんだチャンスの場面で1つ判断が遅かったり、重要なトラップをミスしたり、そっちじゃないでしょっていうパス選択ミスがあったり。
細々したミスが非常に多く、現在の成績も納得って感じはあった。
見事に勝ち切った、って訳でもなかったから今後も苦しいシーズンは続くでしょう。
約8ヶ月前に勝ったのもベルマーレらしいので、そういう相性の良さだけで今日は乗り切れた!?

後はゲリアの奮闘ぶりかな。
結構ピンチを救ってたよね。
危ない場面に頻繁に顔を出してました。
最後までDFラインを高く統率してたし、引き籠らなかったのは今後に向けて明るい材料かもね。

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2025年5月24日 (土)

名古屋×浦和 2025 J1 第18節

名古屋 2-1 浦和

【得点】
G:稲垣(83分PK)、永井(90+3分)
R:渡邊(51分)

【メンバー】
名古屋グランパス(3-4-2-1):ピサノアレックス幸冬堀尾、原輝綺、三國ケネディエブス、佐藤瑶大(78分、河面旺成)、中山克広、稲垣祥、椎橋慧也(78分、森島司)、徳元悠平、和泉竜司(C)(67分、永井謙佑)、マテウス・カストロ(90+5分、菊地泰智)、ユンカー(67分、山岸祐也)
SUB:武田洋平、野上結貴、浅野雄也、内田宅哉
監督:長谷川健太

浦和レッズ(4-2-3-1):西川周作、長沼洋一、井上黎生人、ホイブラーテン(C)、荻原拓也、松本泰志(HT、安居海渡)、グスタフソン、大久保智明(HT、金子拓郎)、マテウス・サヴィオ(67分、関根貴大)、原口元気(HT、渡邊凌磨)、松尾佑介(88分、長倉幹樹)
SUB:牲川歩見、ダニーロ・ボザ、中島翔哉、髙橋利樹
監督:スコルジャ

【感想】

・トータルで考えれば妥当な結果
・逆サイドが空きまくってた浦和
・両チーム共に交代策は的中

って試合でした。

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どちらかに肩入れするほど思い入れも憎しみも無いけど、どちらかというと浦和に勝ってほしかった。
何故なら中2日での試合だから。
1週間の休養があった名古屋に対して、Jリーグの日程都合に振り回されてる浦和は可哀想だなと。
あと、長谷川健太サッカーは限界きてるだろうから引導を渡してあげたら良いんじゃないかと。
それぐらいの気持ちで観てたので、ラスト10分は「何だかな~」っていう気持ちになっちゃいました。

でも試合全体考えると本来はグランパスが圧勝してるべきゲームだったんでしょう。
シュート数、24対3でしょ。
圧倒的すぎる。
前半なんて浦和のシュート確か1本だった筈だし。
グランパスはバーやポストにも3回ぐらい嫌われてなかったっけ??
っていう状況でしたからね、「アディショナルタイムでの劇的逆転勝利」ではなくシンプルに解消すべき試合でした。

じゃぁ何故83分間シュートが決まらなかったのか。
一番大きな要因は決定力不足でしょう。
シュートセンスというか、精度というか。
崩してるのにシュートが枠にすら行かないという場面が多々あった。
怪我から復帰したユンカーが前線で大きな柱となり、その周りをマテウスと和泉が面白いように動き回る。
中山と徳元の両サイドは常に「逆サイドがフリー」な状況で攻め上がり、稲垣の神出鬼没さも効いていた。
だから後はシュートだけだったんですよ。
これは決まったでしょ、って場面で大きく打ち上げてしまうシーンが何回もあったもんね。
今日に関しては周作のパラドンがどうこうではなく、シューターの精度の問題だったと思う。

浦和は何故こんなに悪かったんでしょうか。
やっぱ疲労の問題なんかな。
スタメン7人入れ替えたとはいえ、連戦続きだもんね。
最後の最後の所で足が動かなかった?
そして脳も働いてなかったんかな。
サヴィオの怖さも今日も消えてたし、松尾もインパクト残せなかった。
渡邊凌磨は流石の推進力でしたが、PK献上は勿体なかったな。
浦和はCF不足なの?
長倉を信じて任せても良い気はするけど、今日に関してはグランパスとそこが大きな差だったかも。
ユンカーだけじゃなく、山岸も永井も控えてたからね。
最後は、そんな山岸と永井のコンビプレーだけで決勝点奪った訳ですし。

 

 

 

 

 

 

 

 


          

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2025年5月17日 (土)

鹿島×清水 2025 J1 第17節

鹿島 1-0 清水

【得点】
鈴木(7分)

【メンバー】
鹿島アントラーズ(4-2-3-1):早川友基、小池龍太、植田直通(C)、キムテヒョン、安西幸輝、知念慶(61分、三竿健斗)、舩橋佑(83分、柴崎岳)、チャヴリッチ(73分、津久井佳祐)、ターレス・ブレーネル(61分、樋口雄太)、鈴木優磨、田川亨介(61分、松村優太)
SUB:梶川裕嗣、佐藤海宏、溝口修平、吉田湊海
監督:鬼木達

清水エスパルス(4-2-3-1):沖悠哉、高木践、住吉ジェラニレショーン、蓮川壮大(81分、北爪健吾)、山原怜音、宇野禅斗(77分、小塚和季)、マテウス・ブエノ、松崎快(65分、中原輝)、乾貴士(65分、矢島慎也)、カピシャーバ(77分、西原源樹)、北川航也(C)
SUB:猪越優惟、羽田健人、弓場将輝、ドウグラス・タンキ
監督:秋葉忠宏

【感想】

・内容的には五分五分
・清水は決定力不足
・乾は楽しい

って試合でした。

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リーグ6連勝中の鹿島と、最近全く勝ててない清水との一戦。
何故そういう結果が出ているのか、ってのが示された試合だったと思います。

内容的には五分五分だったんですよ。
いや、むしろ後半なんて清水ペースだったと思う。
だからエンパテが妥当だったでしょうし、なんならエスパルスが勝ってても不思議ではなかった。
でも最後に勝ち点3を得たのはアントラーズ。
これが鹿島の鹿島たる所以でしょうか。

エスパルスは典型的な決定力不足ってやつでしょうね。
開始早々の北川のループシュート、後半の矢島の押し込むだけのシュート。
それらが決まってれば全然違った展開になっていたでしょう。
早川がパラドンしたというよりは清水が外しまくった。
上記の2本以外にも、もうちょっと何とかなったやろ!ってシーンは結構あった。
相手ゴール前でもパスを回しまくり、勇敢に縦パスを繰り出し、効果的なドリブル突破も披露。
乾は1トップ下のポジションで水を得た魚のように自由に動き回り、ブエノも愚直に乾をサポートし続けた。
宇野の絡みも非常に良く、両ワイド(松崎とカピ)の抉りも効いていた。

後はゴールだけだったんですよ。
今日は北川の日ではなかったし、終盤オプションとしてCF増やせなかったのも敗因でしょう。
非常に魅力的なサッカーしてましたが、勝ち点を取る為のバリエーションが少なかったのは事実。
美しく散りましたが、もう一粘り出来るオプションがあれば勝ち点は伸ばせるだろうし、上位にも食い込んでいけるんだろうなぁ。
最後の方はチョット単調になっちゃってたもんね。

シュートが決まらなかった清水に対して、ディフレクションのシュートが決勝点というのが鹿島らしいと言えば鹿島らしいかもねw
崩し自体は完璧だったので難癖つけるつもりはないねんけど、運にも恵まれてたのは事実でしょう。
優磨は最後の最後まで広範囲に動き続け、MOMに値するプレーぶりでしたしね。
ご褒美にゴールがあっても良い。

チャヴリッチも鋭いキレを見せていたし、安西も盤石でした。
交代選手もキッチリそれぞれの仕事をこなしてた所も鹿島らしかったな。

 

 

 

 

 

 

 


       

 

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2025年5月11日 (日)

京都×名古屋 2025 J1 第16節

サンガ 1-1 グランパス

【得点】
S:長沢(70分)
G:稲垣(84分)

【メンバー】
京都サンガF.C.(3-4-2-1):太田岳志、宮本優太、鈴木義宜、パトリック・ウィリアム、福田心之助、川崎颯太(C)、武田将平(89分、米本拓司)、須貝英大(66分、佐藤響)、ジョアン・ペドロ(HT、奥川雅也)、松田天馬(62分、平賀大空)、ムリロ・コスタ(HT、長沢駿)
SUB:圍謙太朗、永田倖大、福岡慎平、平戸太貴
監督:曺貴裁

名古屋グランパス(3-4-1-2):ピサノアレックス幸冬堀尾、原輝綺、三國ケネディエブス、河面旺成、内田宅哉(59分、徳元悠平)、稲垣祥、椎橋慧也(78分、森島司)、中山克広(83分、菊地泰智)、和泉竜司(C)(59分、浅野雄也)、マテウス・カストロ(78分、永井謙佑)、山岸祐也
SUB:武田洋平、野上結貴、佐藤瑶大、加藤玄
監督:長谷川健太

【感想】

・妥当な引き分け
・帰ってきた長沢駿
・稲垣どんだけ走んねん

って試合でした。

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両者の勝ち点差は12。
京都は1試合消化が多いですが、それでも優勝争いしてる京都と残留争いしてる名古屋という状況は1試合で埋まるもんではありません。
そう、それは今日グランパスが勝ったとしてもね。

でも京都が、そんなに素晴らしい内容のフットボールをしているかと聞かれたらそうでもなく。
しかも今日はエリアス、原、奥川、トゥーリオといったレギュラークラスのFWが軒並みスタメンから外れているという状況。
4日前にゼルビア相手に劇的勝利した勢いを継続できるのか!?となると、流石にそこまで甘いリーグではなかった。

やっぱ前線3枚がパワー不足だったと思う。
松田天馬はメチャクチャ頑張ってたし、今日のMOMってぐらいにファイトしてたけど、それでも左エストレーモじゃなくて中盤でも良いよね、とは思うし。
ジョアンペドロも明らかに右エストレーモが適正ではないよな~。
サイドに張ってる時間も長かったけどウィンガーらしいプレーは流石にそんなに出来ず。
徐々に徐々にプレーエリアが中央に動いていってたのは面白かった。
ムリロコスタもCFタイプではなく、どちらかというとサイドアタッカーなんでしょ?
目も当てられない程に酷かったわけではないけど、そこまで効果的ではなかったのも事実。
曺貴裁のゲームプラン的に最初から1st halfはタイスコアで折り返して2nd half勝負って感じだったのではないでしょうか。
相手が疲れてるほうが奥川・平賀の突破力は活きるだろうしね。

実際、奥川・平賀のキレは凄く良かったし、後半勝負のプランニングも残り6分までは成功してた。
願わくば奥川・平賀を90分観られた方がゲームとしての面白さは増してたんでしょうけど、コンディション的にもそれは無理だったんでしょうね。
それは長沢も同様か。
いや、長沢は一撃必殺でベンチに置いてただけな気がするな。
そして、そんな期待に応えた長沢駿36歳。
13年ぶりに戻ってきた京都で価値あるヘディング弾でした。
ああいうカベッサの上手さは長沢の真骨頂でもあるよね。
宮本のミドルシュートが名古屋DFに当たってディフレクションしたボールやったけど、ホンマに上手く合わせたと思う。

この試合3CBのサンガは、この場面みたいにCBがオーバーラップする場面が多々あった。
鈴木義宜はドンと後ろで構えてたので、宮本とウィリアムが代わる代わる上がってた感じ。
両者ともに攻撃センスあるし、パンチ力もあるのでゴールする日は遠くなさそう。
可能性は感じたね。
両WBも効果的だったし、エリアスや原の個人技で何とか出来ない以上は今日みたいな集団がんばれスタイルで乗り切るしかなさそうだわなぁ。
でも2点は取らないと勝ち点3ゲットするのは難しいと思う。
相手もJ1ですから何だかんだ1点は取るチカラあるしね。

今日の名古屋にしてもそうで、インパクトあったのはマテウスの左足と山岸のポストプレーと稲垣の運動量ぐらいのもんでしたが、それでもまぁ1点は取れる。
事故的な要素じゃなくても普通に1点ぐらいは取るチカラあるよ。
特にマテウスと稲垣はスーパーやからなぁ。
もうハセケンのgdgdサッカーが延命できてるのは、この2人のクラッキによる所だけだと思う。
幸か不幸かね。
同点ゴールのシーンにしても、絶対稲垣走りこんでくるって思ったもん。
普通は3列目の選手があんなに頻繁にゴール前まで顔出さないよ。
でも稲垣は出してくる。
そして、それを90分間続ける。
しかもクオリティ高く。

 

 

 

 

 

          

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アントラーズ×フロンターレ 2025 J1 第16節

鹿島 2-1 川崎

【得点】
A:船橋(45+1分)、田川(65分)
F:佐々木(7分)

【メンバー】
鹿島アントラーズ(4-2-3-1):早川友基、小池龍太、植田直通(C)、キムテヒョン、安西幸輝、三竿健斗(HT、知念慶)、舩橋佑(78分、津久井佳祐)、チャヴリッチ(76分、樋口雄太)、荒木遼太郎(HT、松村優太)、鈴木優磨、レオ・セアラ(62分、田川亨介)
SUB:梶川裕嗣、佐藤海宏、柴崎岳、ターレス・ブレーネル
監督:鬼木達

川崎フロンターレ(4-2-3-1):山口瑠伊、ファン・ウェルメスケルケン際(87分、橘田健人)、高井幸大、丸山祐市(C)、佐々木旭、河原創、山本悠樹、伊藤達哉(76分、家長昭博)、大関友翔(58分、山内日向汰)、マルシーニョ(76分、神田奏真)、エリソン(76分、山田新)
SUB:チョンソンリョン、田邉秀斗、セサル、アイダル、瀬川祐輔
監督:長谷部茂利

【感想】

・これぞ鹿島の勝ち方
・ゲームメイカー優磨
・途中までは川崎が圧勝な内容

って試合でした。

Photo_20250520120301


いや~、サッカーって本当に不思議なスポーツよね。
何が起こるか分からないスポーツよね。
それを実感した一戦でした。

もうね、フロンターレの圧勝やん!って試合だったんですよ、途中までは。
幸先良く佐々木のCKからのヘッドで先制し、その後も圧巻の攻撃を披露してましたからね。
大関のチャンスも決まったと思ったし、マルシーニョのもそう。
山本のもそうだし、エリソンのもそう。
前半だけで5点は取るチャンスあった。
河原がセカンドボール拾いまくり、山本がチャンスメイクし、伊藤とマルシーニョの両ワイドは切れ味バツグン。
そして中央には、どっしりとエリソン。
もう何点取るの、って感じでしたわ。
前半だけでCK10本ぐらい取ってたでしょ!?
あんまり圧倒して(この試合自体が)つまらなくなってしまったら嫌だな、って思ったぐらい。
大差つきすぎてね。

でも最後に勝ったのは鹿島。
うん、これが常勝鹿島の強さってやつですか。
劣勢の中でも前半ロスタイムに同点に追いつく。
エースCFレオセアラが負傷交代しても代わりに入った田川がゴール決める。
そして粘り強く守る。
「勝ち点を取る強さ」ってのが鹿島にはあるんやろうね。
なんとも形容しがたい何かが。

ただチャンスを決められなかった川崎が負けただけでしょ、って試合では何かなかったのよね。
後半だって佐々木と山田新のシュートが枠を叩いてる訳でね。
やっぱりフロンターレとしては勝てた試合やし、「チャンスを外してるとこうなる」だとか「運が無かった」だとかとは何か違う気がする。

その何かってのが常勝鹿島の勝負強さってやつなんかな~。
CLで無類の勝負強さを発揮するマドリーとも似てるような何か、そういうものがある気がする。
コロっと負ける時には負けるねんけどねw

神通力以外で勝利の立役者を挙げるなら、優磨と早川かな。
優磨はもうね、2列目の左サイド、中央、右サイドと動きまくってチャンスを作りまくって、最後には決勝アシスト。
能力が高すぎでしょ。
一番の適正ポジションってドコなんやろうね?
CFかなと思ってたけど、そうじゃない気もしてきた。

荒木が優磨ぐらいチャンスメイク出来れば鹿島は楽に勝てる試合増えそうやけど、今のトコ鬼木体制では輝いてないよね。
今日も特に目立った所なくHTで交代。
去年F東であんだけ光ってたにな~。
才能は間違いなくあるプレーヤーなので環境を変えた方が良いかもね。
鬼木政権は長く続きそうだし。
チャヴリッチの方が全然貢献度高かったもんな~、荒木より。
本来荒木の方がプレーヤーとしては上な筈でしょ。

あとは早川か。
パラドン連発で神がかってたね。
特にマルシーニョのニアぶち抜きショットを弾いたのは驚きでした。
この試合マルシーニョはキレまくってて、ドリブルでも抜きまくるし、守備も頑張りまくるしで早川さえ居なければ(もっとノリにノリまくって)ハットトリックとかしてたかもしれん。
だから正に勝負を分けたビッグセーブだったと思う。
それ以外も止めまくってたし、ちょっと異次元でした。
大関なんかもね、良いプレーしてたから早川じゃなかったら飛躍のゴール決めてスターダムに乗ってたかもやけど。
まぁそうはさせないよ、っていう年長者のプレーは素晴らしい。

川崎は負けたけど何も心配する必要は無い。
相変わらず河原はパーフェクトだったし、高井には余裕すら感じた。
心配どころはACLの影響ぐらいでしょう。
1つ目は過密日程。
ACLのせいで延期になってた試合がミッドウィークに組まれまくってるので、ここから非常にハードです。
2つ目は燃え尽き度合い。
あれだけのハイテンションマッチ、CR7やフィルミーノといったメガクラック達と戦った事がマイナスに作用しないかどうか。
そういう所だと思います。
まぁ今日みたいなメチャクチャ面白い試合を見せてくれてる内は心配なさそうですが・・・

 

 


         

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2025年5月10日 (土)

柏×岡山 2025 J1 第16節

柏 2-0 岡山

【得点】
細谷(76分)、ジエゴ(90+0分)

【メンバー】
柏レイソル(3-3-2-2):小島亨介、原田亘(87分、犬飼智也)、古賀太陽(C)、田中隼人、久保藤次郎、熊坂光希、小屋松知哉(78分、ジエゴ)、小泉佳穂(60分、渡井理己)、山田雄士、垣田裕暉(87分、中川敦瑛)、仲間隼斗(60分、細谷真大)
SUB:松本健太、手塚康平、白井永地、中島舜
監督:リカルド・ロドリゲス

ファジアーノ岡山(3-4-2-1):ブローダーセン、阿部海大、立田悠悟、工藤孝太、佐藤龍之介(HT、加藤聖)、藤田息吹、田部井涼(60分、神谷優太)、松本昌也、木村太哉(69分、一美和成)、江坂任(C)(69分、岩渕弘人)、ルカオ(78分、ブラウンノア賢信)
SUB:金山隼樹、鈴木喜丈、竹内涼、柳貴博
監督:木山隆之

【感想】

・やっぱエースは細谷
・得点の臭いがしないファジアーノ
・ジエゴおもろい

って試合でした。

Photo_20250520115601

レイソル勝ち点27、ファジアーノ勝ち点19で迎えた一戦。
そのポイント数が示す通り、柏は上位、岡山は下位です。
岡山的には残留争いに片足つっこみかけてるので、ここらで良いリアクションをしたい所。

だったのですが、岡山は攻め手が無さすぎたな~。
ここ3試合ノーゴールらしいんですが、それも頷ける拙攻っぷり。
決定力不足ではなく、決定機不足。
「日本の未来」なんて騒がれている佐藤龍之介ですが、どんなもんかと注目して観てたけど今日は良い所なくHTで交代。
木村はファウルが多く、ルカオはフィジカル強いのは分かるけど・・・
頼みの江坂も今日はそんなに目立てず途中交代。

かと言ってベンチが強い訳でもないしね。
基本的にスケールダウンしていくだけだったので苦しくなるばかりでしたね。
戦術的に変化をつけられるなんて事もなかったし。

このあたりは選手層の違いでしょうか。
ベンチに細谷が居るレイソルは反則みたいなもんですからね。
そして期待に応える細谷。
動き出し、シュートへの持って行き方、そしてシュート精度の高さ。
やっぱエースストライカーは細谷やで。
類まれなるゴレアドールですわ。
こんな選手がラスト30分で出てくるんだもんな~。

そんでもって、細谷に代わってピッチを後にした仲間も良い働きだったしね。
チャンス作りまくってたよなぁ。
攻撃の中心でしたね。
ブローダーセンのパラドンで命をつなぎとめてる感じの岡山でしたからね。

あと途中投入と言えばジエゴね。
私この選手すっごい好みなんですわ。
だから先発で観たいんですけど、リカ将は小屋松派ですからね。
まぁ小屋松も良い働きしてるし、今日は幻のゴールあったし、ドリブルも冴えてたし、ゲームバランス考えると小屋松の方が良いってのは理解できる。
でもプレーヤーとしてはジエゴの方が好きなんですわw
だって無茶苦茶やもん。
無茶苦茶なシュート決めるやん、今日も。
チャンスにキッチリとオーバーラップして、当たってたGKの肩口を抜く強シュート。
華があるよね、ジエゴは。
そんでもってアディショナルタイムには渡井のゴールを取り消すファウルを犯してしまう、というwww
自分のゴールは渡井にアシストしてもらったのに。
去年レッズの松尾が町田相手に劇的ゴール決めたけど味方の(無意味な)ファウルでゴール取り消しになったやつあったじゃないですか。
あれと同じパターンですわ。
ジエゴそのファウルいらんやろ、全く。

というエンタメ度が満載の柏レイソル。
今日で4試合ノーゴールってだけでなく、殆どチャンスらしいチャンスすら作れなかった岡山とは差がありすぎたね。
ゴール出来なかった75分間もチャンスは作りまくってたし、えぐい縦パスがバンバン入ってたからね。
後は決めるだけだぞ!って展開で細谷が控えてたってのが非常に大きいですわ。

岡山はこういう試合を引き分けに持ち込めればなぁ・・・
そういう渋い勝ち点1が最終的に残留を手繰り寄せたりするもんやからね。
まぁでもポイントは守り切れなかった事ではない。
あまりにも攻撃が貧弱すぎるので、そこの改善ですな、、、

 

 

 

 

 

         

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2025年5月 7日 (水)

町田×京都 2025 J1 第15節

町田 1-2 京都

【得点】
Z:望月(39分)
S:平賀(73分)、福田(90+5分)

【メンバー】
FC町田ゼルビア(3-4-2-1):谷晃生、ドレシェヴィッチ、岡村大八、昌子源(C)、林幸多郎、白崎凌兵(66分、下田北斗)、前寛之、中山雄太(35分、望月ヘンリー海輝)、西村拓真(73分、藤尾翔太)、ナサンホ(73分、仙頭啓矢)、オセフン(73分、デューク)
SUB:守田達弥、髙橋大悟、沼田駿也、桑山侃士
監督:黒田剛

京都サンガF.C.(4-3-3):太田岳志、福田心之助(C)、宮本優太、パトリック・ウィリアム、須貝英大、ジョアン・ペドロ(55分、武田将平)、米本拓司(HT、川崎颯太)、平戸太貴(81分、鈴木義宜)、原大智(24分、奥川雅也)、ムリロ・コスタ(64分、平賀大空)、佐藤響(HT、長沢駿)
SUB:圍謙太朗、永田倖大、松田天馬
監督:曺貴裁

【感想】

・走る福田の大仕事
・いつもの町田戦術
・ウィリアム神クリア

って試合でした。

Photo_20250520114901

ここのところ勝ててない両チームの対戦。
サンガは2連敗中で、ゼルビアは直近5試合で4敗してます。
そろそろリバウンドメンタリティーを見せたいと両者思ってたでしょうが、そんな試合で価値を示したのは京都でした。

いや~、この勝利は滅茶苦茶デカいんじゃないの!?
劇的な勝ち方もそうやし、原・エリアス不在の中で勝てたのも非常に大きいと思う。
一時は首位に立つなど好調だったサンガ。
でもエリアス頼り、原頼りなんて声は絶えず出ておりまして。
今日エリアスが何故ベンチにも入っていないのかは不明ですが、怪我にしても中東に買われたにしても離脱するとなったら相当大きなダメージだなと思ってました。
原は先発したものの早々に筋肉系のトラブルで交代。
ここまで出ずっぱりだった事が原依存を如実に表していたと思います。
サンガの試合を観ていても前線に原が居ないなんて事は考えられなかったからね。
それほどまでに核となっていたプレーヤーでした。

というね、攻撃のキーマン2人を欠いていた訳ですよ。
本職じゃない佐藤響が左エストレーモやってるような状況でね、しかも先制を許した。
ここでズルズル負けたら3連敗になっちゃうし、結構ヤバいよね。
という中でのリバウンドメンタリティーですから、大変素晴らしかったと思います。
同点ゴール、逆転ゴール共に諦めない心が出まくってました。

平賀のゴールも奥川はタッチを割るか割らないかというボールを最後まで諦めず追ってクロスを上げたし。
ヘディングで決めた平賀も小柄な体格なのに大柄3CBとの空中戦を制しましたからね。
ここも身長差なんて何だ!という諦めない心が出ていたと思います。

そして福田。
去年も鳥栖戦やったっけ!?
最後まで走って、オーバーラップ仕掛けてゴール決めたよね。
それと同じような感じで今日も走りました。
アディショナルタイムでも前線まで駆け上がり、左足を振りぬいて強シュート。
あの時間に、あんだけ強いシュート撃てますか。
しかも前線で待ってたFWじゃなくて、上がってきたSBか。
凄すぎるよ、福田。
左腕の腕章は伊達じゃない。
今朝のアラウホやフレンキーにも君の心意気を見せたいよ・・・

え~、話が逸れました。
福田だけじゃなく、長沢もウィリアムも須貝も魂こもったプレー魅せてました。
特にウィリアムのゴールラインクリアは後世まで語り継がれるぐらいのスーパープレーでしたね。
あそこで岡村のシュートが決まってれば、もう流石に終わってたでしょうから。
この場面以外にもオセフン相手に、デューク相手に、藤尾相手に身体張って守ってたしね。

気合いが空回りしてたのは平戸だけだったと思う(苦笑)
5シーズン以上を過ごした古巣相手なのでモチベーション高かったのは頷けますがね。
今日はミドルもFKも全てフィットしてなかったなぁ。
もっと早くの交代でも良かったかな。

奥川と平賀のドリブル技術は町田の巨漢DFに効きまくってたね。
ああいう場面は痛快なので、どんどんやってくれ!って感じ。

ゼルビアは今日の敗戦で直近6試合で5敗ですか。
※ちなみに唯一勝ってるのはセレッソに対してw おいおい

中山の負傷交代は不運な要素でしたが、代わって入った望月が先制ゴール決めたので良いムードになりつつあった。
いつも通りの町田戦術で、ロングスローからのゴールやったし。

このシーン以外にも林のロングスローは冴えわたり、岡村、昌子、ドレシェヴィッチ、オセフン、西村が襲い掛かる様は強烈でしたね。
まぁ今後も、このスタイルである程度は勝ち点積み重ねていけるとは思うけどな~。
なんだかんだ手堅いし。

同点にされてから前線3枚を一気に代えたけど、ここで仙頭をトリデンテの一角に据えたのは意外でした。
町田の試合追ってないので、これは常套手段なのかも知れんし、仙頭は元々攻撃的な選手なので間違った采配ではないけど、ベンチには桑山、沼田、高橋というアタッカーが控えてたのでね。
若干ディフェンスの事も考えての采配だったのなら、そういう所でサンガのアグレッシブさに足下すくわれたのかもね。

 

 

 

 

 

 

 

             

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2025年5月 6日 (火)

アビスパ×アントラーズ 2025 J1 第15節

福岡 0-1 鹿島

【得点】
レオセアラ(43分、PK)

【メンバー】
アビスパ福岡(4-2-3-1):永石拓海、前嶋洋太(72分、橋本悠)、田代雅也(C)、安藤智哉、志知孝明、見木友哉、秋野央樹(57分、重見柾斗)、紺野和也(57分、松岡大起)、名古新太郎、岩崎悠人、ザヘディ(57分、ウェリントン)(74分、佐藤颯之介)
SUB:村上昌謙、上島拓巳、キムムンヒョン、金森健志
監督:金明輝

鹿島アントラーズ(4-2-3-1):早川友基、小池龍太、植田直通(C)、キムテヒョン、安西幸輝、知念慶(80分、樋口雄太)、舩橋佑(65分、三竿健斗)、チャヴリッチ(80分、荒木遼太郎)、ターレス・ブレーネル(65分、松村優太)、鈴木優磨、田川亨介(28分、レオ・セアラ)
SUB:梶川裕嗣、佐藤海宏、柴崎岳、溝口修平
監督:鬼木達

【感想】

・互いに見せ場あんま無し
・華麗なシーン数えるほど
・最後は鹿島った

って試合でした。

Photo_20250507173301

勝ち点28で首位に立つアントラーズを迎え撃つは、勝ち点21で中位に沈むアビスパ。
でもアビスパも一時期首位だったからね。
現在4連勝中のアントラーズも、その連勝前は苦しい時期を過ごしてたし。
何が言いたいかと言うと、今年のJリーグはホンマわからんって事。
今年「も」、かな?
もう上位から下位まで殆ど力の差が無いと言っても良いんじゃないでしょうか。

という事で、この試合も一体どうなるのか予想がつきませんでしたが、結構渋い試合になったね(苦笑)
コンディション的に重い感じはしなかったけど、派手なシーンは殆ど無かった。
華麗にパスを繋いで崩して、みたいな場面なんて互いに1回2回ぐらいのもんやったと思う。
まぁ何を楽しいと捉えるか、何を美しいと捉えるかなんて人それぞれなんで今日の試合も"エンタメ抜群"と捉えた人もいるでしょうがね・・・

個人的には面白くない試合でしたww

そんな中で、しっかり勝負強さを見せたのが鹿島。
終盤は代名詞の「鹿島る」を披露して、危なげなく逃げ切りました。
最小得失点差やのに危なげなく感じさせるのが、鹿島伝統のチカラなんでしょう。
ジーコも福岡まで観にきてましたしね。

早々に田川が負傷で交代するというアクシデントがあったけど、レオセアラが控えてるチームですからね。
同じく思わぬ負傷交代でINOUTしてしまったウエリントンの代わりが現役大学生の佐藤颯之介というアビスパとは層の厚さが違うわな。

そのレオセアラが自ら獲得したPKを決めて、これが決勝点。
後半とんでもないビッグチャンスを外しちゃったレオですが、そこはまだ病み上がりの影響あったんかな??
あれは外す方が難しいぐらいのチャンスやったからね(苦笑)

PK獲得に繋がったシーンもそうやったけど、安西の攻め上がりはセンスあったな~。
そんなにガンガン上がってた訳じゃないけど、ボール持った時は違いを見せてました。

アビスパはファウルの多さ何とかしてほしいなぁ。
暴力的で観ていてキツい。
勝ち点は取れるスタイルなんでしょうけどね。
今日は4-2-3-1と3-4-2-1を局面ごとに使い分けてた印象ですが、どちらでも決定打とはならず。
ファンタジスタの紺野を早々に代えたから、余計につまらなくなったしね。
紺野じゃなくて(本職ボランチの)松岡を前目で使う、ってのがパワハラ監督のスタイルなんでしょうなぁ。
どうにも好きになれんので、今日に関してはアントラーズの勝利を喜びたい所存です。

 

 

 

 

 

 

           

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