広島×福岡 2025 YBCルヴァンカップ プレーオフラウンド 第2戦
広島 2-1(PK4-3) 福岡
【得点】
S:中野(31分)、中村(64分、直接FK)
A:ウェリントン(72分)
(PK戦)
ジェルマン×、東〇、マルコス〇、ジャーメイン〇、中野〇
北島〇、金森〇、安藤×、上島〇、ウェリントン×
【メンバー】
サンフレッチェ広島(3-4-2-1):チョンミンギ、塩谷司、荒木隼人、佐々木翔(C)、中野就斗、松本大弥(65分、東俊希)、川辺駿(ex25分、マルコス・ジュニオール)、菅大輝(80分、越道草太)、前田直輝(65分、加藤陸次樹(88分、退場))、中村草太(exHT、ヴァレール・ジェルマン)、ジャーメイン良
SUB:田中雄大、山﨑大地、新井直人、井上潮音
監督:スキッベ
アビスパ福岡(3-4-2-1):小畑裕馬(exHT、永石拓海)、上島拓巳、田代雅也(C)、安藤智哉、前嶋洋太(68分、湯澤聖人)、松岡大起(exHT、前田一翔)、秋野央樹(68分、重見柾斗(ex16分、退場))、橋本悠、紺野和也(ex5分、金森健志)、名古新太郎(80分、北島祐二)、ウェリントン
SUB:井上聖也、キムムンヒョン、前田陽輝
監督:金明輝
【感想】
・お互い退場で崩れたゲームプラン
・重く低調な試合内容
・ウェリントンが戦犯ではない
って試合でした。
ピースウイングで生観戦しました。
いや~、素晴らしいスタジアムでしたね。
非常に観やすいし、臨場感も抜群。
すぐ近くに広場があって、試合後多くの子供たちがボールを蹴ってたのはエモかったなぁ。
プロの試合を観た後に、すぐに実践できるというのは最高の環境でしょう。
「育成の広島」の底力を感じました。
ここから、また何人もの子供が羽ばたくかもね。
あと、この広場は渋滞緩和にも役立ってるんかな~。
ほぼ満員だったにも関わらず、ノーストレスでスタジアムを後に出来たのは良かった。
個人的にはスタジアムからのgdgd退場が一番のリピーター妨げ原因だと思ってるので、そういう意味でも最高のスタジアムですよ。
駅からも近いし、輸送力もバッチリだからでしょうな。
路線も複数あるし、飲み屋街もあるしね。
モノレール1本のパナスタなんて、二度と行きたくないって思っちゃいますもんww
さてさて、そんな最高のスタジアムで行われた一戦ですが、内容は残念でした。
う~ん、アビスパのアンチフットボールに広島がお付き合いしちゃいましたか!?
全般的に両チーム非常に重かったし、精度も低く、しょっぱい時間帯が長い試合でした。
1st leg福岡が1-0で勝利してた事も余計に塩試合の拍車をかけていたんでしょう。
もうキックオフ早々でもGKがノラリクラリと時間かけてましたからね。
いやいや、まだ90分ぐらい残ってるのに今の段階で遅延行為やっちゃうの!?
ってプレーがGK以外にも随所にありましてね。
アクチュアルプレイングタイムって、やっぱ重要なんだなと。
あんだけチンタラやられると観てる方としては面白くない。
特にどちらのサポでもない私みたいな第三者が観ると余計にね。
ほぼほぼ5バックの福岡はロングボールをウェリントンに当てて、そのコボレ球を何とかしようという攻めが殆ど。
もう自陣からのゴールキックやフリーキックなんて全てウェリントン狙いだった気がする。
正確に数えてないから違う時もあったかもやけど、「またウェリントンや」、「どうせウェリントンに放り込むだけでしょ」って観てて何回も思わされたもん。
そして、このロングボール8割がた勝ってたと思う。
体感やけど。
荒木ほとんど競り負けてたよね。
もう旬は過ぎたと思ってたウェルトンですが、まだまだここまで出来るとはね。
通算でタイに持ち込むヘディングも決めたし、チーム戦術の根幹も担ってたし、もう今日はウェリントン無しでは成り立たない試合だったと思う。
最後はフラフラやったけど(苦笑)
だからね、そんな選手にPKを蹴らせたのが間違いなんですよ。
PK止められて戦犯っぽくなってたけど、全然そんな事はない。
蹴れない他の選手が悪いし、終盤も交代要員が居ない状況のチームが悪い。
CF怪我人続出とは聞いてるけど、ここまでの人材不足とは思ってなかったわ。
本人は非常に項垂れてたけど、そこまで責任は感じなくて良いでしょ。
もちろん試合中のチャンスも決めておけばヒーローになれた訳ではあるけど。
でもウェリントンに限らず福岡はチャンス外しすぎでした。
「おいおい、それは決めようよ」みたいなのを外す事も多かったし、チャンスになる1個前のパスがズレちゃうシーンも多かった。
まぁこのあたりが塩試合の要因なんでしょうな。
そこは通してよ、って場面でスムーズさに欠けてしまうと観てるコッチのリズムも整わないのでね。
紺野は流石のクオリティをドリブルでもパスでも披露してくれましたが、他の選手は全然ダメでしたね。
松岡なんて本来もっと出来る選手だと思うけどなぁ・・・。
そんな紺野を途中で下げるのが金明輝スタイルなんでしょうね。
他の試合観てても、紺野のプライオリティは低いんだろうな、ってのは見てとれるし。
広島サポは安堵したと思いますけどね、交代直前でも紺野の動きはキレてたので。
結果論やけど、代わって入った金森は何も出来ないまま終わったし。
金明輝に運が無かったとすれば、重見のレッドカードタイミングでしょうね。
延長前半はアビスパのワンサイドゲームだったんですよ。
数的不利になってた広島は防戦一方でね。
たとえ1人減っても数的不利を感じさせないゲーム運びが出来るチームもありますが、今日のサンフレッチェはボロボロもボロボロでね。
ビックリするぐらい一方的にやられる延長前半の15分間でした。
もちろんサンフレッチェだって"数的不利を感じさせないゲーム運び"が出来てる日もあるんでしょうが、今日に関してはサンドバック状態でした。
金明輝的には延長後半もこの流れが続くぞ、と思ったんでしょうな。
まぁアレ観たら誰しもそう思うでしょう。
これはファイアーフォーメーションでもイケると思ってボランチの松岡に代えてアタッカーの前田一翔を入れたんでしょうが、延長後半始まってすぐに重見が退場するっていうね。
泣く泣く北島が1ボランチやってましたわw
こんな状態で上手くいく筈もなく、延長後半はイーブンな展開に。
金明輝は誤算だったと思います。
広島も陸次樹が退場してゲームプラン崩れたけど、陸次樹は前線なのでディフェンスの整備はスキッベ的には必要なかったからね。
でもGK代えた時点で金明輝もPK戦を想定してたって事なんかなぁ。
小畑ってPK弱いの??
セレサポ的には永石君を観れたから良かったし、PKの1本目ビシッと止めたのも格好良かったね。
逆に陸次樹は残念すぎる結末やったけど。。。
陸次樹の雄姿を観たかったぜよ!!
サンフレッチェはリズム良くパス回せるチームだと思ってましたが今日は全然でした。
全体的にキレなく、ボールスピードも上がらず、意外性のあるプレーも殆ど無く。。。
なんででしょうね?
こないだ生で観たセレッソ×エスパルスは上手いなぁ、素晴らしいなぁって思うプレーが幾つもあったんですよ。
これは私がセレサポだからではないですよ、エスパルスのプレーにも思ったので。
敵味方関係なくGoodプレーには、ついつい拍手をおくりたくなるんですけど今日は全然拍手したくなるプレー無かったからねぇ。
やっぱアンチフットボールが試合を壊すって事なんかなぁ。
攻撃だけじゃなく守備でも良いインターセプトとかナイスなスライディングには拍手をおくりたくなるんですけど、そういうのも殆ど無かったからね。
福岡は5バックで守り固めてるしファウルも多かったからね。
PK戦は独特の緊張感があり、やっぱ面白いもんだなと思ったけど。
120分間まったく安心して観る事が出来なかったチョン・ミンギが最後にPK止めてヒーローになるってのは、多くのGK志望の子供たちに夢を与えられたのではないでしょうか。
大迫が日本代表で不在の中、やっぱり穴はGKでしたけど、こういう自信が選手を成長させたりするからね。
※それにしても北島と金森がPK決めた後に広島ゴール裏を煽ってたのは一体なんだったんだろうか??
パワハラ監督の下だと選手の気質もそうなっちゃうのか、それとも元々なのか...
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