2007年6月28日 (木)

06-07バルサ総括

ショッキングな結末から1週間。
ようやく気分も落ち着いてきたので、バルサの今季を振り返ってみたいと思います。
毎年恒例のWSDのヨーロッパ総括号も発売された事やしね。

さて、今季のバルサですが開幕前は希望に満ち溢れていました。
圧倒的な強さでリーガ連覇を果たしたチームに更に強力なメンバーが加わったからです。
そうザンブロッタとテュラムです。
(その他の新加入選手にグジョンセンとサビオラがいますが、彼等については後ほど・・・)
最強バルサの中にアラを探すとなると出てくる問題としては、やはり守備でしたからね。
攻撃志向のチームなのでこれは当然。
そんなチームに加わったディフェンスのスペシャリスト達。
これによって本気で穴の無いチームが出来上がったと感じさせられました。

そんな訳でチームもメディアもクレも自信満々状態だった今季のバルサ。
メディアが掲げた今季の目標は「6冠達成」でありました。
6冠とは、

1.CL
2.リーガ
3.国王杯
4.トヨタ杯
5.欧州・スーパー杯
6.スペイン・スーパー杯

であります。
ちなみにこの1〜6の順番ですが、私の中でプライオリティが高い順に書きました。

正直開幕前の私は1番のCLさえ獲れれば良いと思ってました。
今季の望みは「CL連覇!」これのみでした。
89-90シーズンのミラン以降、どのチームも成し遂げていないチャンピオンズの連覇。
高い目標である事は解っていました。
しかし今季のバルサならイケるのでは?
そんな夢を託していました。
ですが、この意識そのものが間違っていたのです。
「CLさえ獲れれば良い」という気持ちの中には「他のタイトルなんて余裕で獲れる」という驕りがありました。

「選手達の中に驕りたかぶる意識があったんじゃないか?」
優先順位として最も低いであろう6番のスーペルコパしか獲得出来なかった今シーズンを終えて、メディアの意見は一致しています。
ホントに選手にそういう気持ちがあったのか?
こんな議論は推測の域を出ないので無駄だと思います。
でも連覇、つまり続ける事の難しさっていうのはソコなんですよね。
いかに傲慢にならないか、いかにハングリーさを保てるか。

言い訳のある状態だと中々良い結果は出せません。
それは何もフットボル界に限った事ではありませんがね。
昨季の欧州5大リーグの優勝チームは全て連覇でした。
しかし今季も連覇を続けれたのはリヨンのみ。
セリエはユーベそのものが制裁で2部リーグへ降格。
そんなユーベの空席はインテル、ローマ、ミランが争うと見られてましたが、結果はインテルの独走でありました。
「充分な補強が出来なかったから」「勝ち点剥奪されてのスタートだったから」という言い訳があったローマ、ミランに対して、インテルはバッシングを受ける程の巨大補強を敢行。
退路を断った事が吉と出た様に思います。(優勝して当たり前というプレッシャーに苦しんだ時期もありましたが)
プレミアも無敵の強さを誇っていたチェルシーが今季は脱落。
「金満オーナーの好みでスター選手を使わなくてはいけなかったから」。
ブンデスのハリウッドチームも「バラックが抜けてしまったから」という立派な言い訳。
そして我等がバルサは「日本まで行かなくてはいけなかった過密日程」「エトー、メッシの長期離脱」「W杯後のシーズンでロナウジーニョのコンディションが悪かった」などなどでしょうか。

う〜ん、「継続は力なり」とはよく言ったものです。

今季のバルサの得点は78、失点は33。
これは連覇を果たした過去2シーズンと比べても、遜色ない数字なんです。
04-05:73得点29失点
05-06:80得点35失点
数字が変わらないのに結果が出なかったってのが、余計に今季のバルサの勝負弱さを物語っています。
マドリー、セビージャ、バレンシア、ビジャレアル、サラゴサ。
この上位6チーム相手のアウェイ戦の成績は、なんと全敗。
更にはデルビーであるエスパニョールにも負けています。
この6試合の成績は0勝6敗の得点3失点13であります。
データだけ見ても単なる敗戦以上のモノが感じられますね。
相手のホームの大観衆を黙らせる、こういう勝ち方が出来るのが王者ですからね。
ちょっとアウェイで勝てなさすぎでした。

今季のバルサに強さを感じなかった理由がもう1つ。
それは連勝の少なさです。
連勝があるとチームに活気が漲りますし、追いかける方の絶望感にも繋がります。
終盤マドリーは6連勝した訳ですが、その間って「いつまでも勝ち続けるんじゃないのか??」って雰囲気があったじゃないですか。
今季のバルサの大型連勝は、3連勝が2回あったのみであります。
ちなみに、
04-05:5連勝1回、4連勝2回、3連勝2回
05-06:14連勝1回、4連勝1回、3連勝1回
でした。これでは強さに違いを感じるのも当然でしょ。
他国リーグでも、ユナイテッドは7連勝を2回もやってるし、インテルは破竹の17連勝、シュツットガルトも終盤の8連勝が優勝に繋がり、リヨンは序盤に9連勝と6連勝を畳み掛けて他チームに格の違いを見せつけました。
今季のバルサに安定を感じなかったのも、こういう理由だと思います。

さてさてそんな無念のシーズンが終わった今、私達の胸にある想いは唯一つ
「今シーズンの悔しさをバネに!」
です。
でもこの想いって今季は何度も胸に抱いたんですよね。
開幕前スーパーカップでセビージャに惨敗した時も「これが良い薬になる」って思ったし。
チェルシー、マドリーに続け様に完封負けした時も「きっと10倍返しにしてくれる」って思ったし。
日本でインテルさんに敗れた時も「遠征の苦しみを怒りに変えて戦ってくれる」って思ったし。
レッズにカンプノウで沈められた時も「アンフィールドで奇跡を起こしてくれる」って思ったし。
不甲斐ないロスタイムの失点を繰り返した末に迎えた最終節でも「ドラマがきっとある」って思ってました。
こういう想いと限りなくニアリーイコールな想いを抱いて、また私は来季の開幕を迎えるのです。
最高やん!!
これぞ醍醐味やん!!!
ホンマに来季は頼むよ!また暗黒期に逆戻りなんて嫌よ!!
楽しく美しく、そして勝つフットボルを期待してますよ!!!

最後に主要選手への寸評をば。


バルデス
今季はかなりの成長を感じました。レッズ戦のズリズリ失点(´Д`;)の様な興醒めなプレーも相変わらずあったのですが、それ以上にビッグセーブが多かった。彼がいなかったらバルサの優勝の芽はもっと早くに無くなっていたでしょう。エラーを少なくしていけば、カシージャス、レイナの牙城を崩す日も近いよ

ジョルケラ
バルデス君がリーガ、CLの全46試合にフルタイム出場した為にメジャー大会では出番無し。その代わりといってはなんだけどコパデルレイでは起用され続けた。まぁコパ観れないのでコメントのしようがない・・・・。

ザンブロッタ
開幕当初はバタついてましたが最終的には完全にフィットした。昨季のバルサの右ラテラルは「攻」のベレッチ「守」のオレゲールという棲み分けだったが、ザンビーは攻守両面において両者を圧倒。世界有数のラテラルである事を異国の地の1年目で証明してみせました。しかも左右遜色なくプレー出来るのでライカーの戦術の幅も広がりました。う〜ん、移籍金安かったなぁ。

オレゲール
短命に終わった3-4-3では右CBの1stチョイスだった。しかしクラシコの退場に代表される様に、今季は自慢の守備にマズさが目立った。政治的発言が誤解されるなど、ピッチ外での話題の方が多かった気も。

ベレッチ
「パリの主役」も今季は苦しんだ。ザンビーの加入によって今季は右ラテラルの3rdチョイスに降格。怪我があったり、3バックでラテラルがいらなくなったりで元々少ない出番がより限られてしまった。

テュラム
開幕前は年齢的な事もあって獲得を疑問視する声も多かった。"マルケスープジョル"というCBコンビが昨季は盤石やったしね。そんな雑音を振り払ったのは他でもないテュラム自身のパフォーマンスでありました。エレガントで正確で、そして力強いディフェンスはまだまだ健在でありました。守備の上手さだけならば未だにプジョル、マルケスよりは数段上。ただバルサは攻撃が求められるクラブです。そういう意味ではマルケスほどの信望をクレから集められていないのは事実でしょう。でもテュラムの加入は色んな波及効果ももたらしたので大正解だったと個人的には思いますよ。

プジョル
今季も魂のプレーでチームを牽引しました。ライカーのローテーションシステム導入によって先発しなかった試合もありましたが、やはり「外せない」という判断に最終的には至ったようです。そりゃそうでしょ。

マルケス
怪我が長引いてしまったのとローテーションシステムによって過去2シーズンと比べると出場試合数は激減。出た試合でも過去2シーズンほどのパフォーマンスは見せれなかった印象です。ただ彼が出てる試合と出てない試合では最終ラインからの攻撃力が雲泥の差なんですよね〜。やっぱりバルサ浮沈の鍵はこの男が握ってるといっても過言では無いでしょう。

ジオ
当初はローテーションシステムによってシウビーニョと交代で試合に出ていたが最終的には確固たるレギュラーとして君臨した。ただ2シーズン連続のノーゴールは淋しい数字。ダイナミックな切り崩しや正確なクロスも激減した。あらゆる点でザンビーよりも劣っており(勝っているのは前線とのコンビネーションぐらいか?)、噂にあがっているD・アウベスやアビダルが加入すると一気に苦しい立場に追い込まれそう。でも漏れはジオ好きなんだけどなぁ〜。

シウビーニョ
そんなジオよりも苦しい立場なのがシウビーニョ父さん。出場試合数が減った理由は怪我が長引いたからだけでは無いでしょう。年々パフォーマンスが低下してるのは本人も否定出来ない事実だと思いますよ。もう1、2年はやれる気もしますが、「バルサ」というクラブではチョット迫力不足な気もします。

イニエスタ
今季のチーム内MVPは間違い無く彼でしょう。タフネスぶりは今季も相変わらずで、ほぼ全試合でフル稼働。代表にも定着してしまったので、見ているコッチが可哀想になるぐらい休みが無かった。その中でのハイパフォーマンスでしたので余計に評価が高くなります。得点能力が上がったのが最大の成長の証でしょう。ペップの予言が確実に現実のモノとなってるので嬉しい。

エヂミウソン
昨季の働きが最高すぎたので今季のパフォーマンスは、どうしても見劣りしてしまいました。故障もあったので仕方ない部分も多かったのですが、強さも迫力も無く、軽さばかりが目立ってしまいましたよね。とりあえず手術するみたいで来季の開幕には間に合わない事が確定。しっかり治して昨季の様な輝きを取り戻してくれい!

モッタ
今季の一番のニュースが「行方不明」ってのはどうよ?自分自身への怒りから迷走してしまった今季のモッタ。エトー舌禍事件の時に代表される様にロッカールームのムードメーカーとしては必要なキャラクターなのですが、ピッチの上では依然輝きを放てず。出ればファウルを繰り返し、黄紙貰って退場の雰囲気を振りまく。ほぼこれの連続でしたね。かつて見られた豪快なミドルや力強いヘディングも鳴りを潜めました。

チャビ
正確なパスワークによるゲームメイキングは今季も健在でした。活躍のインパクトとしてはイニエスタの方があったけど、イニが伸び伸びとプレー出来たのもチャビの存在があってからこそ。レバノン2000の頃の日本代表に例えるならイニが俊輔でチャビが名波ですな。ってスケール小さい方に例えてもしゃ〜ないな。

デコ
なにかと戦犯にされがちな我等が卓球さん。確かにラスト数試合の様な気合いは開幕当初は全く見られませんでしたからね。リーガでたった1得点ってのも彼のポテンシャルから考えると淋しすぎる数字です。出来てる試合は抜群なので、余計に「継続して欲しい」って想いは募るわなぁ

エトー
彼の長期戦線離脱がバルサにもたらした影響は計り知れませんでした。しかも絶好調の状態での負傷でしたからね。この負傷で色々歯車が狂いました。負傷さえなければ、いらん事も言わんかったやろうし。

グジョンセン
やはりラーションにはなれなかった。元々タイプが違うので比較する事自体が間違いではあるのですが、それにしても迫力不足でした。序盤戦は結構役に立っていたのですが、エトー離脱によってサブからスタメンへ格上げされると途端に実力不足を露呈。リーガでは12月以降音無しですからね。終盤戦では中盤で起用されるなどマルチロールっぷりも逆に仇な印象

サビオラ
シーズン前は完全に構想外でベンチに入れる日も来ないんじゃないのか?と言われてましたが、エトー、メッシの故障とグジョンセンの空回りによってチャンスが訪れました。その好機を逃さなかった所が流石コネーホでした。特に2007年に入ってからが怒濤で、1月は公式戦8試合で8得点と大暴れ。出場機会さえあればグジョンセン、エスケーロとの格の違いはハッキリと証明出来るのです。ただこの世界は指揮官に嫌われるとどうしようもないですからね。いままでありがとう、コネーホ。

エスケーロ
開幕前の予想通り、残念なシーズンとなってしまいました。エトー、メッシの怪我がなかったら出場機会があったのかさえ今となっては疑わしい限りです。試合に出てないので連携不足は仕方無いのですが、どうしても悪い面ばかり目立ってしまいました。実力に疑いの余地は無いのですがね・・・。

メッシ
飛躍的に増加したゴール数(6→14)が今季のメッシの成長ぶりを物語っていると思います。長期戦線離脱が無かったらいったいどこまで数字を伸ばしていたことやら。ブレーメン戦の終了間際の同点ゴールやクラシコでのハットトリック、5人抜き、神の手ゴールなど印象に残る得点も多かった。まさに記憶にも記録にも残るシーズンとなりました。ネガティブな事が多かった今季ですが、メッシとイニエスタの成長ぶりは正に希望の星でありました。

ジュリ
昨季はメッシが怪我してる間に印象的な活躍をしたのですが、今季は再現ならずでした。開幕当初はローテーションシステムもあって貢献度の高いプレーも多かったのですが、終盤戦は完全なるベンチ要員となってしまいました。ただ現在も多くのオファーが届いている事からも解る通り揺るぎない実力を持っている選手なのであります。アンリ加入決定で前線のポジション争いは更に激化しそうですが、どの選手ともタイプが違うので活かせる場はきっとある筈です

ロナウジーニョ
批判という批判で彩られた今季ではありましたが、なんだかんだでリーガ21得点ですからね。文句を言われる数字じゃないんです。負担が彼ばかりにかかって可哀想な面もありましたし。それにオーバーヘッドや壁の下抜きFKなど相変わらずファンタジーも披露してくれました。エースの宿命とはいえ、あまりにも期待値が高すぎる気も・・・アンリの加入はガウショの負担を減らせれる意味でも大賛成ですわ

ライカールト
迷走3バックや意味不明な交代、審判への抗議、ベンチ破壊など、今季は「?」な行動が目立ちまくった。
開幕前にテンカーテ離脱の影響が議論されていましたが、結果的には"不安的中"といった所でしょう。個人的には来季もパイナポーでホントに大丈夫なの?ってのが本音


     

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ナスティック×バルサ 06-07 Liga 第37節

ヒムナスティク 1 - 5 バルセロナ  
G:グラーン(83分)   プジョル(21分)、メッシ2(35分、51分)、ロナウジーニョ(38分)、ザンブロッタ(90+1分)
 
ナスティク:ルベン、カルボ、セサル・ナバス、マテジャン、マルコ、シャボー、モラーレス(72分、メリノ)、ヘネレーロ(56分、ピニージャ)、ポルティージョ、イルルスン、クエージャル(64分、グラーン)

SUB:ピサーリ、ルス、カンパーノ、ルベンカストロ

バルサ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム(73分、オレゲル)、プジョル、ジオ、イニエスタ、シャビ、デコ(72分、モッタ)、エトー、メッシ(82分、エスケーロ)、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、マルケス、サビオラ


終戦でございます。
ドッキドキの最終節ではありましたが、残念ながらWOWOWでのLIVE放送はマドリー。
これは当然ですよ。だって首位だもんね。
バルサ戦はWOWOW3で生放送だった訳ですが、契約していないので視聴不可。
試合を観る為には、次の日の18時の再放送を待たなければなりませんでした。
んで、今回は最悪なコトに情報遮断に失敗。。。。
つまりは最悪の結末を知った上での観戦となった訳です。
なのでドッキドキの最終節になる筈も無く、至極冷静な観戦となりました。

シーズン総括はまた別の機会に纏めて書きたいので、今回のレポはあくまでもナスティック戦の事のみに触れたいと思います。

立ち上がり元気だったのはナスティック。
もう既にダントツでの最下位が決定しており、この日は失うものなんて何も無い試合だった訳です。
そんなホーム最終戦ですから、目一杯戦うのは当然の成り行きでしょ。
逆にバルサもといクレ達は目の前の試合よりもベルナベウでの試合の方が気になりますからね。
しかもバルサには勝たなければいけない、というプレッシャーもありました。
「勝てば優勝」ってのと「勝っても何も無いかもしれないけど、負けたら絶対に何も無い」ってのとは、心境にどんな違いがあるんでしょうかね。
そりゃ選手によっても違うとは思いますが。
この日のバルサの立場は後者だった訳で、私が見た感じ雰囲気は激重でした。

そんな暗雲を振り払ったのが、やっぱり頼れる男、カピタン・プジョルでした。
気合いのスライディングで無人のゴールにボールを流し込んで、バルサ先制。
実際はメッシの崩しや、その前のパスが素晴らしく、プジョルは「ごっつぁん」の立場なんですけど、もうこういう試合では気合いですよ!魂ですよ!!
それを改めて証明したプジョル。
流石です。

これで確実に振っ切れたバルサはメッシ、ガウショの連続ゴールで前半だけで試合を決めました。
メッシのエリア横断ドリブルミドルシュートは、今季「型」になりましたなぁ。
それにガウショ。FK蹴る前から決まる雰囲気バッシバシ出てましたよ。
顏が武田鉄矢全盛期の頃の金八顏になってる時は十中八九決まりますなぁ。

バルサとナスティックでは勝ち点に約50の開きがあります。
試合序盤の勢いは確かにナスティックにありましたが、この50の差を覆す程のチカラはありませんでした。
順位表通りのチカラの差がピッチ内に繰り広げられ続けます。

後半に入ってもバルサがあっさり追加点。
99%デコのゴールでしたが、最後にメッシがPUSHしてメッシこの日2点目。
ゴールを強奪されたデコでしたが、大人の笑顔で応えます。
そう、この時はまだ余裕があった。
それはマジョルカがリードしていたから。

後半23分までマジョルカがリードするという奇跡的な展開。
結果知らんかったらアドレナリン出まくってたであろう展開。
しかし結果を知ってるので、そんな状態にはなりませんでした。
そんな私に出来る事はバルサの最後を見届ける事。

ピッチ上の選手達はエトーを除きガムシャラにゴールは狙っていませんでした。
もう目の前の試合は決している訳ですからね。
どうしても視線はベンチにいってしまいます。

そしてマドリー同点の報。
確実に動きが落ちるバルサイレブン。
更にマドリー逆転の報。
更に動きが落ちるバルサイレブン。
これまでどんな事があっても気持ちを切らさなかったプジョルですら、集中力が切れているのが手に取る様に解りました。
そして無抵抗にナスティックに得点を献上です。
こりゃもうしゃーないよね。

更にマドリー追加点の報が入ってくると、一気に葬式モードに突入してしまいました。
そんな中でも最後の最後にゴールを奪ったのはザンブロッタ。
やはりイタリア人の精神力なのか。
そんなイタリア人率いるチームに覇権を譲ってしまったのは必然なのか?

なんとも空しいゴレアーダ。
私はその全てを見届けましたよ。
シーズン当初は「リーガなんて楽勝、問題はCL」なんて風に思ってました。
それが今日の落胆ぶりは、どうよ!
悔しい。あ〜悔しい!!!!


バルデス:丸刈りで登場。彼に似合う髪型はあるのか!?
ザンブロッタ:クロスの質は悪かったが、前半から上下動を繰り返し右サイドを制圧
テュラム:ナスティックに格の違いをみせつけた
プジョル:唯一の脅威ポルティージョも完封。圧倒的な存在感でチームを牽引
ジオ:フル稼働でサイドの主導権を握っていた
イニエスタ:段違いのキープ力と広い視野でボールを回し続けた
チャビ:相手も4-3-3だったので非常に楽だったと思います。中盤で負ける筈が無い
デコ:エトーにチャンスを供給し続け、メッシにはゴールをプレゼント。
エトー:力み過ぎで無得点。能力の高さは見せまくってたのですが・・・
メッシ:強引に2試合連続の2ゴール。現在のバルサでは完全なるエースですな。
ガウショ:マークも甘く自由自在にプレー。オーバーヘッドも惜しかった

モッタ:これで見納め?ってのは残念すぎる
オレゲール:弛緩しまくってた時間帯に投入される。なので特に無し
エスケーロ:彼も見納めか?悪くない選手なんだけどなぁ〜

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2007年6月16日 (土)

バルサ×エスパニョール 06-07 Liga 第37節

バルセロナ 2 - 2 エスパニョール 
G:メッシ2(43分、57分)  タムード2(29分、90分)

バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、ジオ(HT、オレゲル)、イニエスタ、シャビ、デコ、エトー、メッシ、グジョンセン(77分、モッタ)

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、マルケス、ジュリ、エスケーロ

エスパニョール:カメニ、ラクルス、トレジョン、ジャルケ、チカ、モイセース(61分、アンヘル)、デ・ラ・ペーニャ、コロ(63分、ジョナタス)、リエラ(37分、ルフェテ)、ルイス・ガルシア、タムード

SUB:イライソス、ベラスコ、イト、ジュリアン


正直レポを書く気力すら沸いてきませんが・・・・。

今季のバルサを象徴する様な結末でしたね。
チェルシー戦、ベティス戦に続き、またも繰り返された終了間際の失点。
しかも聖地カンプノウで。

ほぼ手中に収めていた首位の座がこぼれ落ちた瞬間。
バルサにとっては"悲劇"の89分でしたが、マドリーにとっては"歓喜"の89分になりました。
マドリーはマドリーで、ここ最近のマドリーを象徴するかの様な劇的な同点劇。

リーガの行方は十中八九決したと言って良いでしょう。
セビージャまでもが引き分けるなんて、あまりにも出来過ぎています。
バルサにとっては完全なる"自滅"での終わり方。
うん、今季のバルサには相応しい終わり方ですよ。


と、ネガティブな事ばっかり書いてても始まらないので、超ポジティブシンキングで考えてみよ〜〜。
・ドリームチームの頃のバルサは4連覇しましたが、その内の3回が最終節での逆転優勝!
・更にその内の2回はマドリーを逆転しての優勝

こんな事が今季起きたら確実に奇跡ですが、起こらないとも言えないでしょ??
それにマドリーはこの日の劇的な勝利で、すっかり優勝した気分になってる筈。
足元をすくわれろ!!頑張れマジョルカ!!!


いや〜しかし、それにしてもドキドキの90分間でしたなぁ。
今季一番ドキドキしたかも。
相変わらずWOWOWの放送体系がイケてないので、土曜夜の試合を何と月曜早朝まで待たないといけない始末。
つまりその間は情報遮断。
そして気合いの早朝観戦。
情報を遮断しつつも、マドリーとセビージャが引き分けた事は知っていた。
なので、目の前の試合に全集中力を注ぎ込んでの観戦。
勝利あるのみ!!
しかし勝てなかった。
相手は決して強くないエスパニョール。
デルビーなので確かに気合いは入っていた。
でも強さは感じなかった。
やられる気配は無かった。
バルサにカタさがあった時間帯はエスパニョールペースにはなっていたけど、基本的には圧していた。
だから祈る様な気持ちで観てはいたが、正直「貰った」とも思っていた。
でもその反面、試合終了のホイッスルが近づくにつれて不安にもなった。
「ここで失点したら奪い返す時間が無い」
そしてその不安が現実となった瞬間・・・・。

今季のバルサはチャンピオンに相応しくないチームです。
「勝たなければいけない試合」を落とし過ぎてる。
アウェイで勝てなさ過ぎる。
でもマドリーだって優勝に相応しいチームとは思えない。
序盤完全に崩壊してたし。
セビージャだって大事な試合を落としまくってる。
なので、来週どういう結果になろうとも真のチャンピオンは今季産まれなかったとも言えるでしょう。
どのチームも来季テコ入れが必要だと感じます。
でもその中でもバルサはリーガ最多得点チームで最少失点チームなんですよ。
だから、優勝させてよ。せめてもの今季の慰めに・・・・。


バルデス:何度もチームを救ったが、最後の場面は軽かったなぁ・・・
ザンブロッタ:右に左にフル稼働
テュラム:跳ね返す強さは見せたが、2度もタムードにウラを取られた
プジョル:テュラムと同じ
ジオ:怪我もあって前半だけでお役御免
イニエスタ:スーパーなプレーは無かったが、悪くは無かった
チャビ:中盤を支配しペースを手繰り寄せた
デコ:気合い充分に躍動。フィニッシュさえ決まっていれば・・・
エトー:決定的な3点目が決まっていればなぁ、って今季何度思った事でしょう
メッシ:またもやマラドーナを再現。どこまで伸びるよ??
グジョンセン:前半は左、後半は中央でプレー。2点は決めれた筈

オレゲル:最後の最後でライン揃えれず
モッタ:中盤の砦にはなれませんでした

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バルサ×ヘタフェ 06-07 Liga 第36節

バルセロナ 1 - 0 ヘタフェ
G:ロナウジーニョ(2分)
 
バルセロナ:バルデス、ベレッチ(62分、オレゲル)、テュラム、プジョル、ジオ、エジミウソン、シャビ(90+3分、イニエスタ)、デコ、エトー、メッシ(89分、モッタ)、ロナウジーニョ(40分、退場)

SUB:ジョルケラ、シウビーニョ、グジョンセン、ジュリ

ヘタフェ:アボンダンシエリ、コントラ、プリド、ベレンゲル、パレデス、チェレスティーニ、カスケロ、マリオ・コテロ、ナチョ(60分、アルビン)、マヌ、ヴェルパコフスキス(60分、パチョン)

SUB:ルイスガルシア、テナ、レドンド、アルベルト、ソウサ


いや〜苦しい苦しい苦しい試合でしたよ。
立ち上がり2分で先制点が産まれた時には、これは前節に引き続いてのフィエスタか!!
と、盛り上がったもんです。
しかしヘタフェはアトレティコよりも強かった。
時間が続くにつれて前節の再現を期待するよりも前々節の悪夢が脳裏をよぎる展開。
ヘタフェよ、何の為に頑張ってるの?
既にUEFA杯の出場権は手にしてるし、勿論降格の心配も無ければCL出場権獲得のチャンスも無いという順位のヘタフェ。
つまりは勝っても負けても何もない位置な訳ですよ。
それなのに、バルサに負けず劣らずの気合いを90分間出しまくり、勝ち点への執念を見せ続けたヘタフェ。
マドリーから勝利ボーナスが出るという噂がスペインでは絶えないみたいですが、金で買える様な頑張りじゃなかったよ。

シュスターは良いチームを作りましたね。
パス回しも流れるようでした。リズムも良かったし、人の動きも抜群でした。
中盤でのチェックの連動性も見事で、バルサの攻撃を狙い通りに遮断していました。
ラフプレーが多かったのは残念でしたが、これは審判にも責任がある事やからね。
で、冒頭の疑問に戻る訳なんですよ。
自らのスタイル通りに綺麗に戦う事も出来た筈やのに、なにゆえ必死にガムシャラになる必要があるの?と。

まぁへっぽこヘタフェに勝っての勝ち点3よりも、この日の様なヘタフェを倒しての勝ち点3の方が純粋に嬉しいけどね。
ただ90分間気が抜けなかったので、チョット疲れたよ(´Д`;)
この試合、何よりも良かったのは選手達の気合いでしょう。
間違いなく今シーズン一番気持ちが入った試合を披露してくれました。
審判のせいで中盤以降荒れ気味になってしまいましたが、それまではナイスゲームでした。
この気持ちを続けれれば、とりあえず残り試合全勝はカタイでしょう!!!
と、思ってたら来週は代表ウィークなんで1週お休み。
う〜ん、水を差された感じやなぁ。
ただマドリーも勢いにノッてるから、丁度良いのかも知れませんね。
ポジティブに考えましょう。
そんな事よりも頼むよWOWOW!!
土曜の夜の試合を月曜の朝まで待たないといけないなんて・・・。

バルデス:日に日に風貌が怪しくなっていってるが、チームを救う好セーブ
ベレッチ:ザンブロッタ故障で急遽出番。まぁ及第点かな
テュラム:マルケスの故障が長引いてるので、ここんとこず〜とフル出場やね。ドメネクそろそろ休ませてあげて〜。
プジョル:気合い充分のイレブンの中でも彼の気合いはやはり別格でした
ジオ:攻守ともに可も無く不可も無く。たまにはシウビーニョでも良いのでは?
エヂミウソン:中盤の底で踏ん張る。ようやく昨季のパフォーマンスに近づいてきたと思ったら次節出場停止orz
チャビ:鬼キープでヘタフェの執拗なチェックをかいくぐりまくり
デコ:丸坊主で闘魂注入。ただ退場しそうでヒヤヒヤしたよ
エトー:「決めてくれ〜」ってのが何本かありましたが、チームを牽引したのでOK
メッシ:デフォルトで2人抜きはイケルね。数的不利な状況でも1人で仕事が出来るのはデカイ
ガウショ:先制点だけでなくファンタスティックなプレーが幾度となく出ていたので上機嫌だと思っていたのですが・・・。簡単な罠に引っ掛かっちゃいましたね


オレゲール:圧されていたので必要な人材でした
モッタ:最終局面を気合い充分にセーブ。ようやく戻って来た
イニエスタ:僅か1分の出場時間でも存在感まざまざ。もっと早くに出そうよ〜

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バルサ×アトレティコ 06-07 Liga 第35節

アトレティコ・マドリード 0 - 6 バルセロナ
G:メッシ2(39分、80分)、ザンブロッタ(43分)、エトー(45+1分)、ロナウジーニョ(58分)、イニエスタ(90分)


アトレティコ・マドリード:クエージャル、セイタリディス、ゼ・カストロ、ファビアーノ・エレル(74分、退場)、アントニオ・ロペス、リュクサン、マニシェ(41分、マクシ・ロドリゲス)、ガジェッティ(53分、アグエロ)、フラード、M・ペトロフ(71分、ミスタ)、フェルナンド・トーレス

SUB:ロベルト、ペルニーア、ペレア、コスティーニャ

バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、ジオ、エジミウソン(78分、モッタ)、シャビ(81分、グジョンセン)、デコ(68分、イニエスタ)、エトー、メッシ、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ベレッチ、オレゲール、ジュリ


バルサの試合前の状況は最低最悪なものでした。
1.前節ベティスに引き分けてしまった為に首位陥落
2.試合開始直前にマドリーが劇的勝利
3.マドリー以外の上位陣(セビージャ、バレンシア、サラゴサ)も全て勝利
4.負けられない一戦なのに相手は天敵アトレティコ。しかもアウェイ
と、まぁ大きなものだけで4つも精神的苦痛を受けるものがあった訳であります。

正直苦しい試合になると思ってました。
本音を言うと、終戦すら覚悟していました。
その気持ちは試合が始まってからも続いていました。
序盤は後手後手に回っていたバルサ。
雨で重くなったピッチだったので速いパス回しが出来なかった面もありましたが、それ以上にアトレティコの出足の速さとトーレス君の俊足にやられていた。
前線にボールがいってもエトーに収まらないので、マイボールに出来ない。
デコの孤軍奮闘ばかりが目立つ状態でした。

一言で簡単に言うと、あまり期待できない状態だった訳です。
それが何故試合終了のホイッスルが鳴った時に6点もの差がついていたのか?
これはもう選手達の気合いでしょ!!!
精神論をふりかざすのもどうかと思うのですが、もう気合い勝ちとしか言いようがない。
それほど全ての選手に気合いが漲っていたし、顏も充実していた。
前節も危機感には溢れていましたよ。
ヘタフェにデポられた後やったからね。
でも今節はそれをも更に上回る気合いだったのです。
前節不甲斐ない引き分けを喫っしてしまった事と、この日も全然イケてなかった事が更に気合いを充実させたのでしょう。
先制点に満足する事なく、2点目、3点目を続けざまに取れた事がとてつもなく大きかった。

この勝利には運もありました。
メッシの先制点はマニシェが負傷の治療で外に出ている隙を突いたものでした。
中盤の空きスペースを見逃さなかったドリブル突破が効きました。
勝負を決めた2点目、3点目はどちらもクエージャルの判断ミス。
特に2点目はお粗末でした。
後半アトレティコサポから大ブーイングを浴びてましたが、当然でしょう。
レオフランコが怪我しててラッキーでした。

ただ運を結果に結びつけるチカラがこの日のバルサにあったのも事実。
先制点のメッシとエトーのワンツーも鮮やかすぎるし、2点目のザンブロッタのループもGKミスとはいえ美しい軌道でした。
3点目のロニー引きつけ→デコ飛び出し→デコシュート気味の折り返し→コボレ球エトー泥臭くPUSHの流れも綺麗でした。

勝負が決着し、また退場者も出て楽な状態だったとはいえ後半のゴールも美しかった。
エトーのスルーパス、メッシのループは大量得点に埋もれさすには勿体無いゴールです。
オフサイドっぽいのも2個あったけど、まぁ試合が決まってからのもんやからね。

とりあえず予想を良い意味で裏切る形でのバルサの快勝劇。
まさかこの時期に今季最多ゴールの試合が産まれるとはね。
まだ内容的に完璧とは言い難い面もありましたが、後半には相手ゴール前でのパス回しも出来たし、何より無失点に抑えれた事が大きい。
あと残り1ヶ月、この日の様な気合いと集中力を持続出来れば、自然と勝利の女神は微笑んでくれる筈です。
それでも微笑んでくれなければ、それはその時。
美しく散るのもバルサらしくて良いじゃありませんか。


バルデス:前半のピンチを危なげなく防ぎ、チームに勇気をもたらした
ザンブロッタ:値千金のバセリーナ!!守備でもペトロフを完封
テュラム:フィード面で再三マルケスと比較されていましたが、鬱憤を晴らすようなザンブロッタへのアシスト!
プジョル:最後まで気合いを保ちトーレスに競り勝つ。5点目が入ってもまだ怒ってたからね
ジオ:上下動を繰り返し攻撃の活力に
エヂミウソン:フラードに仕事をさせず、攻撃面でも効いていた
チャビ:スペースが潤沢にある状況ならば彼の独壇場であります
デコ:リズムが悪かった序盤に孤軍奮闘。欠かせない選手である事を証明
エトー:泥臭いゴール以上に3つのアシストが素晴らしかった。バーに当ててしまったシュートも強烈でした
メッシ:首都チーム相手に2度目のハットトリックはならず。ただ前節から完全に復調したね
ガウショ:ポストに当たってしまった強烈なFKや久々に1対1を決めれた4点目から復調の気配が伺えます

イニエスタ:4点差がついてから投入される。休ませたったら良いのに、と思いましたが最後の最後でオイシイ所持って行きました。オフサイド気味やったけどね
モッタ:試合が決まっていたので殆ど目立てませんでしたが、とりあえず元気そうで良かった
グジョンセン:すっかり中盤要員になっちゃった様子。悪くはないねんけどねぇ〜

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バルサ×ベティス 06-07 Liga 第34節

バルセロナ 1 - 1 ベティス
G:ロナウジーニョ(6分、PK) ラファエウ・ソビス(89分)

バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ(HT、ベレッチ)、テュラム、プジョル、ジオ、イニエスタ、シャビ、デコ、エトー、メッシ(75分、サビオラ)、ロナウジーニョ(67分、エジミウソン)

SUB:ジョルケラ、オレゲール、グジョンセン、エスケーロ

ベティス:コントレーラス、イリッチ、メッジ、ファニート、イシドロ、カピ、フォーゲル、オドンコール(71分、ホベルチ)、リベラ(60分、M・アスンソン)、フェルナンド(62分、ラファエウ・ソビス)、エドゥー

SUB:ドブラス、ナノ、ベガ、ミゲル・アンヘル


予測出来た展開だったので、衝撃はありませんでした。
しかし、こうして時間が空いてから思い出すとショッキングなロスタイムの被弾でした。

前半のバルサは良かったよ。
ヘタフェ戦でデポられた屈辱を跳ね返そうと懸命にプレーしていました。
それが良い方向に循環して、チーム全体に活力が漲りベティスを完全に圧倒。
開始早々に得点出来た事も良かったしね。
エトーのギリギリ外れたヘッド、イニエスタのコネーホばりのトラップ&抜け出しからの左足シュート、そしてエトーの決まれば超ゴラッソになったであろうオーバーヘッドキック。
「入った!」と思ったシーンだけでも3つありましたからね。
それにエトーのオーバーヘッドは思わず立ち上がった程の衝撃でした。
惜しいフィニッシュ以外のシーンでも基本的にリズミカルにボールが回り、人もボールも良く動けていました。
最後のフィニッシュが決まらない、ってのはここ数試合のバルサの慢性的な傾向ではありましたが、そんな心配を吹き飛ばす程の良い内容だった前半。

「この試合は問題無く3ポイント取れるだろう」とハーフタイムまでは思っていました。

しかし後半。
状況は一変します。
ベティスの動き自体は変わっていないのに、バルサが途端にグダグダになります。
正に一気に落ちました。
この状況を見かねたプジョルが魂の中央ドリブル突破を試みて、チームに闘魂を注入しようとしましたが、それも絶大な効果は産めず。
ベティスがアスンソン、ホベルチ、ソビスという攻撃に変化をつけれる3枚を投入した事によりバルサは更に苦しくなります。
もうこの時点で失点は覚悟しました。
明らかにバルサよりもベティスの方が得点の臭いがしていたからね。
なので冒頭に書いた様に、勝利まで後数分ってトコでの失点にも「やっぱり」という思いの方が強かった。

この痛恨のエンパテによって、遂にバルサは首位を明け渡す事になりました。
変わりに首位に立ったのは宿敵マドリー。
エスパニョールに対しての勝ち方を見ても、今のマドリーは完全に勢いに乗っておりまする。
悔しいですが、今のバルサには1-3から4-3に出来るチカラは正直無いからね。
残りは4試合。
今の状態から考えるとマドリーが最後まで突っ走る可能性が残念ながら非常に高そう。
ただもうここまで来て諦める訳にはいかんからね。
カペッロにトロフィーを持ってかれるのは、やはり気に喰わない。
もう余裕を持っての優勝、ってのは無くなったので、こうなったら最終節にドラマを見せてくれバルサ!!!!
それぐらいの気持ちで待ってるよ!!!!!!


バルデス:この日もファインセーブでチームを救う
ザンブロッタ:悪くも無かったが良くも無く。ハーフタイムでの交代は妥当
テュラム:一度ミスからピンチを招いたが、それ以外は無難
プジョル:90分間いつもの1.5倍の気合いを見せまくった
ジオ:前半はロニーとのコンビが冴え渡り、左サイドは彼の独壇場と化した
イニエスタ:この日もスーパーなプレーを連発。もう中盤の中心でしょ!
チャビ:前半は良かったんですが、やはり後半ダウンしてしまった
デコ:PKゲットで前半のチームに勢いをもたらした
エトー:衝撃のチレーナの他にも随所に気合い充分のプレーを披露。ただ気合いは入り過ぎてシュートが力みまくってた
メッシ:明らかに調子悪そうだった。それでも違いを見せれてたけどね。だから代えにくい、ってのはある意味悪循環かも
ロナウジーニョ:後半ガタ落ちで交代も必然の策。ただ前半は気合いのPKの他にも華麗なプレーを連発し、懐疑的だったクレの信頼を取り戻すのに充分な動きだったと思う


ベレッチ:果敢にシュートを放つ等、後半のバルサに不足していた部分を補った
エヂミウソン:中盤の底でフィルターとなる事は出来ず
サビオラ:悪い状態で投入され、良いボール来ず。流れを取り戻す事は出来無かった

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2007年5月 6日 (日)

レアルソシエダ×バルサ 06-07 Liga 第33節

ラレアル 0-2 バルサ  
G:イニエスタ(47分)、エトー(88分)

ラレアル:クラウディオ・ブラボ、ミケル・ゴンサレス、ファニート、ビクトル・ロペス、ガリド、ガリタノ(62分、ディエゴ・リバス)、アランブル、シャビエル・プリエト(75分、エストラーダ)、サビオ、ロペス・レカルテ(59分、ディアス・デ・セリオ)、コバチェビッチ

SUB:リエスゴ、アンソテギ、ノボ、エレーラ

バルサ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、ジオ、エヂミウソン、チャビ、イニエスタ(84分、グジョンセン)、ロナウジーニョ、メッシ(88分、オレゲール)、エトー

SUB:ジョルケラ、シウビーニョ、モッタ、ジュリ、サビオラ


リーガの残り試合数も少なくなってきてますが、相変わらず苦しい状態にあるバルサ。
王者らしい、バルサらしい戦いが殆ど出来ていません。
それでも首位なのですから、今季のリーガの混戦ぶりが伺い知れる所であります。

さて、この日の相手は降格圏を彷徨うラレアル。
今季のバルサはアウェイでとことん勝ててません。
尚且つこの時期に残留争いをしているチームと対戦する事は喜ばしい事ではありません。
相手は死に物狂いで必死やからね。
そしてベレッチ、マルケス、デコが故障で出られない台所事情。
中盤の構成は苦しいなぁ。

と、ネガティブなイメージでキックオフであります。
予想通り立ち上がりからバルサに躍動感はあまり見られませんでした。
それでもソシエダに迫力が無かったので、そこそこチャンスは作りました。
メッシ→エトー(スルー)→ジオ→チャビとピッチを広く使っての攻撃からネットを揺らしましたが、これはギリギリオフサイド。
更にガウショからの浮き球スルーパスをウラへ抜き出したチャビがフィニッシュ!
これはGKのファインセーブに合います。
チャビの前への姿勢が目立ちましたね。
悪いながらも「最悪」では無かった前半。

選手達も感触を掴んだのか、後半いきなり試合を動かします。
ガウショからのスルーパスをイニエスタがウラへ抜け出し反応。
GKをあっさりとかわし、無人のゴールへ流し込んでの先制ゴールであります。
この立ち上がり早々の得点でバルサはググッと楽になりました。
イニエスタは前半のチャビの動きそのままのゴールでしたな。
中盤の選手が代わる代わる前に出てくるのは非常に良い事であります。

流れを掴んだバルサはここから幾度と無くチャンスを作ります。
しか〜〜し、追加点は奪えません。
微妙にシュートがフィットしなかったり、ズレたり、僅かにオフサイドだったり。
もうこの辺りの展開は最近のバルサでは見慣れた光景であります。
まるでVTRを見ているかのよう。
ホントにこういう展開が多いよね。

普通は決めるべき所を決めないと手痛いシッペ返しを喰らうモノなのですが、この日はラッキーでした。
それ程までにソシエダにインパクトがありませんでした。
流石リーガ最少得点チームです。
「ヤバイ!!」って場面が1回も無かったもんね。
ソシエダの拙攻に助けられた部分も多かったと思います。

バルサの勝利を決定付ける2点目が入ったのは終了間際でありました。
ガウショのロングスルーパスにスピードで勝る江藤さんが追い付いてのフィニッシュ。
いや〜、ようやくって感じ。
やっと安心ですわ。
この得点がもっと早くに産まれていれば落ち着いて試合を観れたのですが、最近のバルサはハラハラドキドキがお好きみたいですからね。
とりあえず久々の複数得点とポジティブに考えますか。
この試合で目立った課題はセットプレーの質。
CKが9本もあったにも関わらず1本もシュートに結びつけれませんでしたからね。
チームスタイル的に重要視していない部分ではありますが、やっぱりチェルシーのCKとかと比べると期待感が違い過ぎます。
せめてシュートにはもっといきたい。
昨季や一昨季はもっと可能性を感じた記憶があるねんけどなぁ。


バルデス:見せ場が全くと言って良いほど無かったね
ザンブロッタ:殆どオーバーラップせず守備に専念。指示か判断かは解らないけど
テュラム:読み予測と強さ高さでこの日も壁として君臨。文句のつけようが無い
プジョル:コバチェビッチを危なげなく完封。
ジオ:効果的なオーバーラップで攻めに厚みをもたらした
エヂミウソン:お久しぶりの登場。怪我上がりという事を考えると問題無い出来
チャビ:前半のチャンスを決めてりゃ相当盛り上がったのになぁ
イニエスタ:相変わらずフル稼働させられてますが、仕事はキッチリやります。負傷退場で少しは休めたかな
ロナウジーニョ:CFとしてプレーする筈でしたが、下がる場面が多くて中央のFWと言うよりは中央のMFって感じ。ただその分パスが活き結果的には2アシスト
メッシ:止められる気配も無いドリブルでラレアルDFを混乱に陥れた。シュートが決まってりゃ100満点でしたね
エトー:再三のチャンスを外したが、ようやく最後にゲット。ラストスパートにはこの男のチカラが絶対に必要なので頼むよホンマに


グジョンセン:イニエスタの負傷退場により中盤へ投入される。チェルシー時代もやってたので普通にこなしていたが、僅か4分後オレゲールの投入によって忙しなく右FWへ移動
オレゲール:ロスタイムを含めても数分間のプレーだったので特に書く事無し。ただ彼の投入によってザンビーが右SBから左SBへ。左SBのジオが中盤左へ。中盤左だったグジョンセンが右FWへ、と大移動が行われました。ライカーよ、2点差だったからいいけど、残り数分でこんなにグルグルとポジションを変える必要があるの???

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2007年4月30日 (月)

バルサ×レバンテ 06-07 Liga 第32節

バルサ 1-0 レバンテ
G:エトー(28分)

バルサ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、ジオ(61分、オレゲール)、イニエスタ、チャビ、デコ、エトー、メッシ、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、シウビーニョ、グジョンセン、ジュリ、エスケーロ、サビオラ

レバンテ:モリーナ、デスカルガ、アウヴァロ、アレクシス、ルビアレス、カマーチョ、トンマージ(58分、エティヤン)、ベルソン(72分、ヌディアイエ)、リガ、カポ、サルバ(76分、レッジ)

SUB:テヘラ、ゼマリア、デウ、クルトワ

さて、前節グダグダな試合内容だったバルサ。
ライカーに喝を入れられて、エジプト遠征でのお祭り試合を経てどう変わったのか注目です。
この日の相手は残留争いにドップリと浸かっちゃってるレバンテ。
王者としては降格しそうなチーム相手にホームで戦うんで、圧倒して勝たなければいけません。
しかしこの時期に残留争いしているチームが、ある意味厄介である事は理解しています。
なので単純に大楽勝出来るか、って言うとそれは結構難しかったりするんですよ。
だからこの日のバルサの内容、結果はまぁ及第点じゃないでしょうか。

前半はビジャレアル戦の内容そのまま、って感じで褒められた点はあまりありませんでした。
しかし後半からは地力の差を発揮出来たと思います。
ガウショがセンターに移動した事によってスムーズさが産まれた点もあるとは思いますけどね。
以前までは後半になると足が止まっていたので、後半に加速出来たのは良い点。
最後のフィニッシュが決まらなかっただけで、チャンスは幾度となく作ったしね。
そのチャンスも単発のモノでは無く、2人3人が連動してのものなのでバルサスタイルだと言えますしね。
ただまだ100%じゃないけどね(´Д`;)
ゴールシーンに兆しは見られたけど、やはり良い時のバルサならこの日決まらなかったシュートもポンポン入ってたやろうし。

まぁとりあえず先週よりは後退していないのでOKでしょう。


バルデス:安定感抜群の守りで失点の臭いが一切しなかった
ザンブロッタ:攻撃面でもっと貢献出来る筈。それは左に移ってからも変わらず
テュラム:強さを発揮し、格の違いを見せつけた
プジョル:サルバを難なく零封
ジオ:攻守にキレなく途中交代
イニエスタ:連戦連投で疲れもピークの筈なのに突出したパフォーマンス。マルケス、エヂミウソン、モッタが負傷中で代わりがいないから休めないよねぇ〜
チャビ:パスがバシバシ決まりチャンスを演出しまくり
デコ:まだピリッとしない。ただ代わりがいない
エトー:結果的には決勝ゴール男なんですが、ハットトリック以上を達成出来るチャンスがあった。決めてくれ〜〜
メッシ:キレッキレのドリブルでレバンテDFを翻弄。
ガウショ:最近GKとの1対1が決めれないねぇ。ただフィニッシュ以外は悪く無かった。久々に背中パスも出せたしね

オレゲル:チャビから絶好のパスを貰ったが決めれず。ただあそこまで上がった事が大事です

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ビジャレアル×バルサ 06-07 Liga 第31節

ビジャレアル 2 - 0 バルセロナ
G:ピレス(56分)マルコス(85分)
 
ビジャレアル:ビエラ、ハビ・ベンタ、フエンテス、シガン、ホセ・エンリケ、ホシコ(62分、タッキナルディ)、マルコス・セナ、カニ、マルコス、ピレス(70分、ホセ・マリ)、フォルラン(89分、アルアバレーナ)

SUB:バルボサ、ゴンサロ・ロドリゲス、ホセミ、ジョナタン

バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ、テュラム、プジョル、シウヴィーニョ(74分、グジョンセン)、イニエスタ、シャビ、デコ、エトー、メッシ、ロナウジーニョ

SUB:ジョルケラ、ジオ、オレゲル、ジュリ、エスケーロ、サビオラ


もう、ホントに何やってんだか。
情けないったらありゃしないよ、全く。
もうアレですか?CL無くなったからテンション下がってるんですか?
リーガぐらいテキトーにやってても勝てると思ってるんですか?
勝てなくても、どうせセビージャもマドリーも負けるだろう、とか思ってるんですか?
もう正直このままじゃ非常〜〜にマズイですよ。
今季ノータイトルも現実味を帯びてきましたよ。
なんだろ、この覇気の無さは。
全くヤル気が感じられない。
闘志が感じられない。
試合の序盤から勝てる気配がさらさらしていませんでした。

ぶっちゃけビジャレアルなめてたでしょ?
確かに今季のビジャレアルの状態は良くありません。
昨季の今頃はCLでも準決勝に残って、毎週毎週痺れる試合やってましたよ。
そりゃもう、このエルマドリガルも燃えてたよ。
それがたったの1年で様変わりですよ。
現在は欧州カップ圏内にも微妙に届かないし、かといって降格する心配も無いという宙ぶらりんな状態。
流石にバルサ戦なので満員となっていたエルマドリガルですが、それでも昨季の様な異様なまでの興奮感は無く、静か〜なスタンド。
儚いもんです。
この日も私が見たかったマティアス・フェルナンデス、トマソン、ニハトは揃って負傷欠場。
昨季の栄光の主役リケルメも勿論いません。

そんなビジャレアル、そしてスタンドの雰囲気から簡単に勝てると思ったでしょ?
カンプノウではロナウジーニョのオーバーヘッドなんかで爆勝ちした相手やし。
前半の内容がそんなバルサの慢心を更に加速させます。
普通にチャンス作りまくるんですよね。
アクセルを全開に踏み込んでいないにも関わらず、決定機を量産。
決めれなかった事が結局は敗因になったのですが、この時点では「楽にチャンスも作れるし、いつか取れる」なんて思ってたんじゃないんですかね?
これでドツボにハマってしまった。

後半ピレス様の華麗な先制ゴールが決まると、さぁ大変。
2点取らなきゃいけない。
しかもライカーの迷采配が再び発動で、チームを余計に苦しめます。
イニエスタを左ラテラルに下げての4-2-4で、更にチームは路頭に迷います。
バランスを失ったチームが2点目を失うのは当然の成り行き。
またここからエンジンがかからないのも当然。
冷えていた様に見えたスタンドは正反対に燃えてたけどね。

ってな感じで、消化不良たっぷりな敗戦です。
別に全戦全勝しろなんて言う気は無いですよ。
でも負ける時でも美しく、ってのがバルサのポリシーじゃないですか。
今季はこういう美しさの欠片も無い負けが多過ぎる。
リーガここ3試合の成績は0-1、1-0、0-2ですよ。
唯一のゴールも自殺点やし。
これは深刻です。
こんな深刻やのに、何故覇気が無い。
直前の国王杯で5点奪ってるから?
メッシドーナがいるから??
こういう時こそ、中盤に気合いの入った選手が欲しい。
ファンボメルとかダービッツとかコクーがいればなぁ・・・。
って全員オランダ人やん。

最後にピレスについて触れておきたいと思います。
いやぁ好きな選手なんですよ。
ビジャレアルに移籍して期待してたんですけど、すぐに大怪我をしてしまって最近ようやくの戦線復帰。
どれぐらい回復してるのかな?って思って見てたのですが、コンディションはまだ7割ぐらいでしょうか。
しかし技術は全く衰えていません。
ピッチ上で異彩を放つ、独特のボールコントロールと「間」。
絶妙なコース取りのドリブルと、取られないキープ力。
そして決勝ゴールのおまけ付きまで。
やはりワールドクラスの選手だよなぁ、LV高いよなぁ。
バルサに関しては不満な試合でしたが、ピレスに関しては大満足な試合でありました。


バルデス:罪なき2失点
ザンブロッタ:オフサイドトラップをかけ損なったり、ホセエンリケに振り切られたり。こんなに守備脆かったっけ?
テュラム:結局2列目から飛び出してくる選手を捕まえ切れなかった印象
プジョル:フォルランとのマッチアップは見応え充分。彼の気合いがチーム全体に伝われば良いのですが・・・
シウビーニョ:クロス精度を欠き、攻撃面で貢献出来ないまま交代。ただ守備面ではカバーリングの良さが目立っててんけどなぁ
イニエスタ:マルケス休養、エヂミウソン、モッタ怪我により疲労困憊な彼がピボーテを任される事に。そればかりか試合終盤にはラテラルにも回される。ライカーは彼を潰したいのか?
チャビ:珍しく危険ゾーンでボールを奪われるなど、リズムを失う出来。ただエトーとガウショへ決定的なパスを送っており、決めてくれてりゃヒーローだった
デコ:彼の場合は闘志はあるんだけど、それがファウルに繋がってしまう悪循環
エトー:再三の決定機を決めれず、またいつものゴールへの貪欲な姿勢も見られなかった
メッシ:伝説となるであろうゴールを決めた直後の試合なので雑音に苦しめられたか?ただドリブルを囮にしてパスを出す動きは効果的だったと思う。調子にのっても良い年頃なのにね
ロナウジーニョ:病み上がりのせいか、やはり本来のキレは無かった。それでも普通にプレー出来てしまうのが、悪循環になってる気がする

グジョンセン:なんか良く無い時にばっかり投入されるね。巡り合わせの悪さを感じる

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2007年4月22日 (日)

バルサ×マジョルカ 06-07 Liga 第30節

バルセロナ 1 - 0 マジョルカ  
G:OG=F・ナバーロ(88分)
 
バルセロナ:バルデス、ザンブロッタ(81分、ベレッチ)、テュラム(59分、シャビ)、プジョル、ジオ、マルケス、イニエスタ、デコ、エトー、ジュリ(59分、サビオラ)、メッシ

SUB:ジョルケラ、シウビーニョ、エヂミウソン、グジョンセン

マジョルカ:モヤ、エクトル・ベレンゲル、バジェステロス、ジョゼ・ヌネス、F・ナバーロ、G・ペレイラ、バシナス、フェルナンド・バレーラ、ホナース・グティエレス、イバガサ(87分、ヤンコヴィッチ)、アランゴ(74分、ビクトル)

SUB:プラッツ、ラミス、トゥニ、トレホ、マクシ・ロペス


やはり簡単な試合にはなりませんでした。
この日の相手は降格の危機をほぼ回避出来たが欧州カップ戦圏内に入るのは厳しいだろうという、いわば目標の無いチームであるマジョルカでした。
本来ならばこういうチーム相手にサクッと勝たなければいけません。
リーガ王者としてはね。
しかし昨季までの圧倒的な爆発力が鳴りを潜めている現在のバルサでは先制点を取る時間が後になればなるほど苦しくなります。
これはロナウジーニョがいるいないに関わらずです。
そんな訳である意味予想出来た試合展開ではありました。
正直前半を0-0で終えた時点でエンパテを覚悟しました。

バルサの攻撃自体はそんなに悪くは無かった。
悪い時に起こりがちな"中央に人集まり過ぎ現象"も"運動量少な過ぎ現象"も見られませんでした。
最終局面でのインパクトに欠けていたのは事実でしたが、それ以外はそんなに悪くは無かった。
ただ先日ローマ相手に7点取ったユナイテッドの攻撃と比べると明白な差がありました。
それはミドルシュートの少なさです。
引いて守る相手を崩すパターンとして遠目からのシュートが有効である事は誰もが知っている事ですが、この日のバルサにはそれが欠けていました。
いやこの日のっつうかシーズン通して欠けておる。
どうしたデコ??
キャリックなんかより巧いでしょアナタ。
今季リーガでまだ1得点ってデコのポテンシャルから考えると有り得ない数字ですよね。
しかもこの1点も直接FKからのものだし。
バルサ移籍初年度はミドルシュートをDFに当てて決めるというお得意のパターンで8点も荒稼ぎしてたじゃないですか。
CLのチェルシー戦やCWCでは豪快なミドルを突き刺してるので能力が落ちてる訳じゃぁないんでしょうし。
引いた相手を崩すのにはセットプレーも重要になってきます。
しかしバルサは"CKから頭でズドン"みたいなゴールを期待出来ないチームです。
それはクレがそんな得点を求めてないからっていう要素もあるけど。
だからこそデコやチャビにはもっともっとGKを脅かす様なミドルを放ってほしいのです。
それが出来てたらもっと楽に勝ててたんじゃないんかな〜って思ってしまうのです。
まぁエンターテイメントとしては終了間際までドキドキ感を味わわせてくれたので100点満点の試合ではありましたが・・・。


バルデス:自ら与えてしまったPKをキッチリ止めた
ザンブロッタ:マジョルカが攻めて来なかったので上がりまくり。ジュリのフォローは出来ていたがクロスの精度は欠いていた
テュラム:時折訪れた危機も未然に対処
プジョル:セットプレーからのシュートは惜しかったね
ジオ:デコと同じ事が言えますね。決めれる能力あるんだからもっとミドルを!
マルケス:最初ピボーテ途中からはCBへ。最後の最後で競り勝ったので残しといて良かった
イニエスタ:ここ数試合は疲れが目立っている気がします。少し休ませては?
デコ:攻撃を牽引していたのは事実。でももっと出来るやろ?って思ってしまうのは私だけ??
エトー:古巣相手には強かった筈なんですが前線で軸となれず
ジュリ:前半は右サイドを完全に制圧。しかし後半左に移ると途端に目立たなくなった
メッシ:ジュリとは違って右でも左でも存在感は変わらず。ただ右の方が良さげな感じはしますけどね


チャビ:切れ味鋭いスルーパス等で攻撃を活性化。普通にイニエスタを休ませた方が良かったと思われ
サビオラ:お久しぶりの登場で劇的決勝弾を演出。自分のゴールにならないあたりが相変わらずツキが無い
ベレッチ:こちらもお久しぶり。投入直後にミドルシュートを放ちベンチからの指示を伝達。シュートが宇宙開発じゃなかったら尚良かった( ノ ̄∇ ̄)ノ

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